『受動喫煙は子供の発がん率下げる』はウソだった!

このエントリーをはてなブックマークに追加
2名無しは20歳になってから
>>1つづき)
いったい「週刊ポスト」の記事のどこが「誤報」なのか。「調査は実在し、ポストが指摘するような
数値は出ています」との日本禁煙学会側のコメントもある。しかし、(1)IARCの調査対象人数が
650と少なく、この程度だと実態と逆の結果が出ることがあり、これがそうしたケース(2)これまでの
他のデータは、受動喫煙は害がある、が大部分(3)カリフォルニアの大規模疫学調査結果は
「ウサン臭い」と批判された有名なデータであり、しかも受動喫煙が起こす病気で一番多いのは
肺がんではなく心筋梗塞――が「誤報」の根拠だという。

「喫煙について様々な議論があるのが当然」

さらに、ポストに掲載されているデータは高岡助教授がコメントしたような「隠蔽」されたものでは
ない、と説明する。
確かに、受動喫煙は体に悪いが私達のこれまでの「常識」。ましてや子供の肺がん率を低下
させるなどというのは信じられない。「週刊現代」が、「週刊ポスト」に見解を求めたところ、「客観的
なデータを紹介したものであり、日本禁煙協会から『事実誤認』と指摘されるような性質のものでは
ありません」と回答したことが誌面に載っている。
それでは、一方の主役である高岡助教授は、何を考えこのデータを紹介したのか。高岡助教授
はこれまで「週刊現代」を含め多くのマスコミに「ノーコメント」を貫いているが、J-CASTニュースには
コメントを寄せてくれた。高岡助教授の専門は児童青年精神医学、精神病理学などで、雑誌「精神
医療」(批評社)の編集委員でもある。
「世の中は禁煙へと一方的に流れています。私はそんな社会風潮に疑問を持っていて、むしろ
喫煙についての様々な議論がたくさんあるのが当然と考えています。だから、こうした風潮に一石を
投じたいと。それでデータを紹介したわけなんです」。

ところで、「高岡先生はタバコを吸うんですか?」とJ-CASTニュースが質問すると、
「私はタバコを吸いますが…いや、今回のことは決して私的な感情でやっているのではなく、あくまで
客観的にデータを出して、客観的にまっとうな議論をしてもらおうということなんです」
と答えた。高岡助教授はタバコの害に関する自分の見解、研究をまとめた本の執筆を始める予定だ。