1 :
名無しは20歳になってから:
厚生労働省の研究班が10年以上前にはじめた多目的コホート研究の途中
成果を発表しています。
JPHC Study
ttp://epi.ncc.go.jp/jphc/index.html たばこ板では喫煙と健康についてさまざまな情報が飛び交ってきました。
それらの中には誇大なものもあれば矮小化されたものもあったかと思います。
煙草にはどの程度の害があるのか、この議論にすぐさま決着がつくことは
ないでしょうが、上記サイトのデータを中心に、喫煙と健康について真面目
かつ冷静に議論・考察をしてみませんか。
●主流煙についてのスレとします。副流煙については別スレでお願いします。
●知識のある方の降臨は歓迎します。ぜひ素人にわかりやすく説明してください。
●上記サイトにもある飲酒・肥満等と、喫煙との比較には意味があると思います。
●このサイトのデータそのものへの疑義はこのスレでは無意味だと思います。
●他サイトからの引用等をする人は、質問には可能な限り答えてください。
●健康と長命が正義(悪)だと他人に押しつけるのはやめましょう。
*あまり関係ないとは思いますが、私は喫煙者です(一応、念のため)。
3 :
名無しは20歳になってから:04/11/09 12:48:53
おいおい副流煙を無視して健康の話ができるかよ
>>1のサイトの概要をまとめておきますと、
1)日本各地に住む
2)40歳以上60歳未満の
3)男女合わせて約50000人を対象とし
4)およそ10年間に渡って調査した。 もののようです
>>3 話題を拡散させないため、副流煙=受動喫煙とし、喫煙者本人の健康を扱う、
という意味で主流煙と書いてしまいました。ちょっとまずかったですかね。
>>1 つまりは喫煙者だからこそ、
喫煙によって、自分の健康にどれだけ影響があるか知っておきたいと。
確かに、知る事は大事だな。
俺も元喫煙者として、このソースを吟味してみるよ。
スレ立て乙
8 :
名無しは20歳になってから:04/11/09 13:22:45
>>1のサイトから死亡リスクについて読みとれたこと
・喫煙者の死亡率は非喫煙者の約1.5倍。
・酒を飲まない人の死亡率は少量飲酒者の約2倍
・酒を毎日2合以上飲む人の死亡率は少量飲酒者の約3倍
・肥満した人の死亡率は標準の約2倍
・痩せすぎの死亡率は標準の約2倍
喫煙てそれほど危険とは言えないんじゃ・・・
人いないね・・・ (´・ω・`)
10 :
名無しは20歳になってから:04/11/09 19:51:24
>>8 発癌率の話で数倍になったところで、確率としてはたいしたことないからと
別のスレで言った喫煙者がいたけれど、それと同じことであまり倍率だけを
比較しても意味はない。例えば脳卒中における喫煙の有無の影響は倍率としては
女性の方が多いので、あたかも女性の喫煙者の発症が多いように見えるけれど、
そのページで言っているように、男性の発症者の方が何倍も多いんだよね。
11 :
名無しは20歳になってから:04/11/09 21:06:52
わしは若いころは、冬になると決まって風邪をひいて、咳が止まらなくての。
のど飴をなめても医者へ行っても駄目で、それでやけになって煙草を吸った
んじゃ。すると咳がぴたりと止まっての。それ以来煙草を吸うようになんた
んじゃが、それから冬に風邪もひかんようになり、今もぴんしゃんしとる。
ま、今の若いもんには信じれんじゃろ
12 :
名無しは20歳になってから:04/11/09 21:12:41
のどのせん毛が剥がれ落ちちゃったのね
13 :
名無しは20歳になってから:04/11/09 23:08:00
>>10 そりゃ、喫煙者の絶対数が男性>>女性だからってことじゃないの。
14 :
名無しは20歳になってから:04/11/10 08:59:12
>>13 もちろんそれも一つの要因。しかし動脈硬化に関して、女性であること
(=女性ホルモンが多いこと)は、それを防ぐ因子の一つ。
吸わない人間での発症率が全然違うんだよ。
15 :
名無しは20歳になってから:04/11/10 10:57:46
>>14 これまで見たたいていの統計で男女の死亡率は1:2くらいになってた(高齢者を除く)けど、
その理由は、危険な仕事、飲酒・喫煙などの他に女性ホルモンが多いこと、があるつうことですね。
ひとつ賢くなった。
>>10 母集団の性格がまったく違う(男と女)場合、倍率の比較に意味がないことは
わかるんだけど、
>>8のケースはそうとは言えないんじゃないかな。
喫煙の死亡リスクは多量飲酒、肥満、痩せと比べてむしろ低いじゃないかと(男限定)。
16 :
名無しは20歳になってから:04/11/10 11:39:39
>>11 喫煙すると口内炎が治るとか、喘息の人中には稀に喫煙で症状が好転する人がいる
とかいう話は聞いたことがありますね(あくまで聞いたことがあるだけだけど)。
あと、煙草の中には発ガン性物質もあるけど、ガンを抑制する物質も含まれている、
という話もどっかで読んだ記憶があります。
喫煙が健康に与える影響も個人レベルではさまざまなんでしょうね。
ところで、
>>1のページの
現在までの成果>飲酒と死亡>詳細>喫煙状態別の飲酒と死亡リスク、をみると
月に1,2回飲酒する人の場合、相対危険度は 非喫煙者>喫煙者 だったりする。
特にガン死亡で顕著。喫煙者は非喫煙者の半分くらいじゃないか!
たまたま自分がこれに該当する喫煙者だからか、この結果が統計学上どれくらい
意味があるのか気になる。
ていうより禁煙すると死亡リスクが増えるんじゃないかと(w
17 :
名無しは20歳になってから:04/11/10 17:58:30
>>15 タバコ吸っていると女性ホルモンの恩恵を受けられないとかいう考察を
読んだこともある。真偽はとりあえず置いておくけれど。
全体の母集団がほぼ同じでも比較対照である、太っても痩せてもいない人と
非喫煙者は別の集団。やはり比較の対象にはならない。
つーか、太っている痩せているの死亡率データは何故そうなるのか皆目
見当がつかないから現時点では何かものの言えるデータではないんだよね。
痩せが原因なのか、別の要因による結果なのかもわからないし。
死亡率というのは一般人にはインパクトがあるけれど、小さな疾患に限定
したりしたデータの方が因果関係が確実。
俺にとって1のページのデータは、死亡率よりも動脈硬化が喫煙本数に
比例して進むことや、少数の喫煙でも心筋梗塞が引き起こされていること
が重要なポイント。その手の病気になっても必ずしも死ぬわけじゃないけど
これらにならないことは重要だと思う。
18 :
名無しは20歳になってから:04/11/10 18:03:48
>>16 他の嗜好品に関しては抑制物質をよく聞くけど。タバコはあやしいな。
条件をいろいろつけて細分化していくと、例数が少なくなっていくから、
統計的に有効じゃなくなってしまうよ。相互作用がありそうな場合は
さらに難しくなるよ。
>>8みたいな比較は統計学的には×。
19 :
名無しは20歳になってから:04/11/10 18:07:29
20 :
名無しは20歳になってから:04/11/11 10:47:08
>>17 >>18 確かに、このデータからは「痩せてるから死亡率が高いという結果がある」のか、
「未知の理由があって痩せてる+死亡率が高いという結果がある」のか、
どっちかわからないですね。でもそうすっと、肥満してる人に、健康のために
ダイエットしましょう、と呼びかけるのは無駄ということになりそう……。
>全体の母集団がほぼ同じでも比較対照である、太っても痩せてもいない人と
>非喫煙者は別の集団。やはり比較の対象にはならない。
これがいまいちわからないです。煙草の危険性を訴えるサイトなんかでときどき、
国道近くに住んでる人の肺がん罹患率は○倍で、喫煙者の罹患率は○倍だ。
みたいなのを見るんだけど、これも国道近くに住んでない人と非喫煙者は
別の集団だから比較の対象にならない、統計学的に×になるのかな?
優良スレだな。
>>19 そうか? 危険度は
全く酒を飲まないこと>喫煙すること
毎日2合以上酒を飲むこと>喫煙すること
肥満体であること>喫煙すること
痩せてること>喫煙すること
になってるじゃないか。
喫煙はいっぱいあるリスクの中の比較的小さなひとつだね。
>>8 1,5倍を多いと見るか、少ないと見るかは人それぞれの感覚に左右されるからね。
>>22 加算にならないように気をつければ、リスク的には小さいかもしれないね。
24 :
名無しは20歳になってから:04/11/11 14:55:28
>加算にならないように気をつければ、
脳卒中の中のくも膜下出血だっけ? 家族制が極めて高くて、一説によれば両親または兄弟に
患者がいれば罹患率が9倍になるとか。
これが本当なら、喫煙すれば(3.6倍)で、単純計算で30倍を越えることになりますね。
該当する人が、んなことは知らなかった! とならないよう広報するのはきっと大事なんでしょう。
闇雲に禁煙を勧めるのではなく、もっとメリハリをつけたらいいのになあ、と他人事のように思ふ。
ちょっと気になったんだけど、この集計の喫煙者という集団は
やせ過ぎも肥満体も酒飲んでる奴も含めた集団なんだよね。
それで1.5倍なのか……
>>25 元の集団は酒飲みも肥満体も含んでいるだろうけど、データは
>居住地域、年齢、喫煙、学歴、薬の使用、
>高血圧の既往、運動、食習慣を補正した、各グループの相対リスク
だったり、
>年齢調整死亡率
だったりする。補正やら年齢調整死亡率の意味やらは、
自力で調べるか、知識のある人の降臨を待つかされたし。
27 :
名無しは20歳になってから:04/11/11 17:24:05
>>20 比較になるかどうかは各々の調査のサンプル数によるでしょうね。
>>26さんが書いているように補正できればいけます。
その辺りを考えない比較は×です。
有意差があるとするデータも、その出された値が正しいという意味ではなくて
偶然起こった差ではないという意味です。だから肥満のサンプル数が変わった
時に、死亡率が高いということはおそらく動きませんが、比率は変動します。
だからサンプル数や構成が著しくことなる集団で、比率を比較するのは
あまり意味がないことです。
28 :
名無しは20歳になってから:04/11/11 17:40:53
いやいつも思うんだけどさ。サンプルの取り方に文句つけだしたら
匿名掲示板じゃ結論なんてとうていたどりつかないよ。
29 :
名無しは20歳になってから:04/11/11 17:48:42
>>28 サンプルの取り方ではなくて、
>>27は比率の比較の愚について語っているのですが。。。
死亡率は700分の1程度。部分集団の死亡数は推して知るべしでしょう。
30 :
名無しは20歳になってから:04/11/12 00:23:22
おれ同意とも不同意ともいってないよw
31 :
名無しは20歳になってから:04/11/12 10:28:33
えっと、1,の研究にはコホートTとコホートUがあって、「飲酒と死亡」
「喫煙と死亡」「肥満指数と死亡」はいずれもコホートTです(但し、喫煙と
肥満指数は10年間、飲酒は7年間の調査)。つまり母集団は同一ですね。
>>29 >死亡率は700分の1程度。
というのが意味不明です。男性では20000人中1000人程度死んでるようですが?
>>27 この研究の母集団は同じで、各種の影響に対する補正もしているようです。
比率の比較に意味があると考えていいですか? だとすると
>>8にあるように、
「喫煙による死亡リスクは1.5倍」「少量飲酒しないことによる死亡リスクは2倍」
よって「少量飲酒しないことのほうが喫煙することより危険!」という結論がでて
しまいます。私は喫煙者ですが、なんか納得いきません(w
いやもしかすると、煙草の害なんて所詮その程度のものなのかも・・・・・。
32 :
名無しは20歳になってから:04/11/12 10:34:04
念のため貼っておきます。
>1.対象地域 --->> 対象地域の特性
>コホートI:地域住民コホートとして
> 岩手県二戸保健所管内------- 二戸市および軽米町
> 秋田県横手保健所管内------- 横手市および雄物川町
> 長野県佐久保健所管内------- 南佐久郡8町村(臼田町、佐久町、
> 小海町、川上村、南牧村、南相木村、北相木村、八千穂村)
> 沖縄県石川保健所管内------- 具志川市および恩納村
>大都市健診コホートとして
> 東京都葛飾区葛飾保健所・葛飾北保健所管内-------葛飾区
>を対象地域としました。平成2年に研究を開始しました。
>
>2.対象者
> コホートI:地域住民コホート対象地域は、平成元年12月31日現在で40歳以上
>60歳未満の者(昭和 5年 1月 1日から昭和24年12月31日に生まれた者)全員を、
>市町村の住民基本台帳より抽出して対象者としました。また、大都市健診コホー
>ト対象地域である東京都葛飾区に関しては、平成2年より6年までの5年間に、
>区が実施する40歳および50歳の節目健診を受信した者全員を対象としました。
33 :
名無しは20歳になってから:04/11/12 10:41:08
___
/ \
/ / \ \ <氏ねよおめーら
| (゚) (゚)| タバコ吸うか 俺のを吸うか?
| )●( | ドッチダ?
\ ▽ ノ
\____/
/  ̄ ̄ \ ___ 〆
/ ヽ / )
( ) 。 人 。)/ /
| \ / /
\ ´ ̄─/ ̄\/ヽシコシコ ピュッピュ シコ ピュッピュ
\_________________/ .|シーコ ピュッピュ シコピュッピュ
| /
/ | | |
/ .\___/ |
| / | .|
.| / ..| |
| / .| .|
| / .| |
/ | | \
34 :
名無しは20歳になってから:04/11/12 13:47:58
>>31 一年辺りの死亡率は全国的な統計で700人に一人程度です。(もちろん
年齢的に偏っている集団ならもっと多いです。40から60でしたね)
高度肥満の人間の割合はその集団の中ではさほど多くはないのはわかりますよね。
喫煙者とかは集団の中のかなり大きな部分を占めるものならばそれなりの
再現性もあるけれど、高度肥満の場合の数値などは再現性はあまり期待できないのです。
飲酒の場合もあえて少量飲酒者と比較している比率と、全体で単純に
二つに分けた比率を比較してもまるで意味がありません。
(補正どころか、あえて比較にならないようにする行為です)
ちなみに飲酒の有無で二つに分けたものを計算すれば、
差すら出ないかもしれないのではありませんか?
35 :
名無しは20歳になってから:04/11/12 13:54:47
難しいことかいたって吸うやつはすう
36 :
名無しは20歳になってから:04/11/12 18:53:53
37 :
名無しは20歳になってから:04/11/12 19:33:41
>>36 面白い。中南海というタバコにはアトロピンが含まれているらしいということか。
確かにC0PDには抗コリン薬が効く。
しかし害を打ち消す程の話じゃないな。普通のタバコの話でもないし。
38 :
名無しは20歳になってから:04/11/12 19:42:57
副作用無くニコチンを脳に与えるために、あれやこれやの四苦八苦の喫煙者って、
精神的にも身体的にも「薬物」に依存しながら生きているんだね。
ま、病気持ちだから仕方ないのか・・・
治療する気も無いみたいだし。
39 :
名無しは20歳になってから:04/11/12 19:53:55
人は病気だとしたな治したいと思うが
病気ではなかったらそもそも治すという言葉自体おかしい
薬物(ニコチン)依存は充分病気の範疇です
41 :
名無しは20歳になってから:04/11/14 09:03:22
>>34 >一年辺りの死亡率は全国的な統計で700人に一人程度です。
んなことはないでしょう。
10万人対の死亡率は700人程度ですが、それと間違えてませんか?
喫煙と飲酒や肥満指数との比較に意味がないというのも違うでしょう。
倍率をさらに計算して一方は2倍、一方は1.5倍だから2÷1.5で1.3倍だと
いうのなら無意味かも知れませんが、上のほうで言われてるのは、
「喫煙による死亡リスクは、飲酒量や肥満指数の違いによる死亡率の差と
あまり変わらない。データによっては小さかったりする」
くらいの意味なのだからいいのと違いますか?
42 :
名無しは20歳になってから:04/11/14 09:34:21
え〜〜ん え〜〜ん
ぼくの大好きな煙草の悪口言うなぁ〜
厚生労働省の人口動態統計によると
2003年1-10月の出生率は8.9、死亡率は8.1(どちらも人口千対)
海外の先進国でも8-10程度だそうですが。
それにしても研究そのものの対象となる母集団がほぼ同じでも
それぞれの比較の基準となる集団が異なるなら
それらの倍率を比較することには、どう理屈をつけても意味が無い。
母集団全体における実数値で比較するならともかく。
>>8が
>>22みたいな結論を導き出すなど笑止千万では?
44 :
名無しは20歳になってから:04/11/14 17:18:27
吸いたいから吸う。
それでいいやん。
我慢してまで長生きしたくないよ。
45 :
名無しは20歳になってから:04/11/14 19:05:37
人間に限らず、命あるものは
いつかは、確実に死にますわな
と、釣られてみたりなんかしちゃったりして
(広川太一郎風に読んでもらえると、嬉しかったりなんかしちゃったりして)
>>43 だそうですが。って誰に何が言いたいんですか?
>死亡率は700分の1程度。(
>>29)
>一年辺りの死亡率は全国的な統計で700人に一人程度です。(
>>34)
に対して、それは間違ってるよ、なら同意だけど。
煙草の死亡リスクを他と比較しているサイトはいっぱいあるけど、
それらも全部笑止千万ですか?
47 :
名無しは20歳になってから:04/11/15 17:31:22
>>41 死亡率は単純ミスです。失礼しました。しかしながら
少数であるということにはかわりがないので、言っている内容自体に訂正はありません。
上で言われていることは、少量飲酒者と比べたり、比率の差をそのまま
程度の差と考えている部分が間違っているのですよ。
また本当の意味でのリスクなのかどうかの証明ができていないものと
死亡数増加のメカニズムがわかっているものを比べるのも問題ありです。
>>46 具体的に見ないと判りませんが、多くが科学的な手法としては
笑止千万でありそうですね。
>>46 何アツくなってるんですか?
>だそうですが。って誰に何が言いたいんですか?
このスレを読んだ皆さんにです。
今後まちがった数値を各所で広めないために。
ここではこの数値自体が重要ではないので名指しする必要もないでしょう。
>煙草の死亡リスクを他と比較しているサイトはいっぱいあるけど、
>それらも全部笑止千万ですか?
誰がそんなこと言いました? 自分は一言もそうは言ってないですよ。
端的に言うと
>>8から
>>22みたいな結論に辿り着くはずはないということです。
まぁ多くの統計データなるものも、導き出す結論の根拠としては
怪しいものが多いようですね。
一定の主張をもつ団体の調査には、確実に意識操作が含まれてますから。
商品広告に掲載・転載されてるようなデータは特に。
俺の彼女が煙草、吸ってる
まじやめさせたい・・・俺は吸ってない
なんかいい言葉はないものか・・・
ちなみに年齢は19
>>49 難しいねぇ。喫煙者は否定されると頑固になるから。若いと特に。
ディズニーランドや飛行機に長時間乗る旅行等、
喫煙者ならではの不自由を沢山感じさせるデートを頻繁に設ける。
そして煙草が健康上、加えて美容上に良くない、格好悪い習慣だと
少しずつ押しつけがましくなく教育する。難しそうだけど。
もしくは初めから「俺煙草吸う女やなんだよ」と突き放す。
私の友達も、学生時代は超遊び人風の外見で喫煙者だったけど、
ハンパじゃなく玉の輿な彼氏とお付き合いするようになってから、
外見は清楚なお嬢様風(紺や白系の服、ローヒール、薄化粧)に、
もちろん煙草なんて論外、話し方まですっかり変わりました。今や別人。
あなたが彼女にとって絶対に失いたくない男であればそれも可能かと。
>>49 女の子のための禁煙BOOK―美肌になれて、太らない!
阿部 真弓【文】・しばざき としえ【絵】 \945(税込)
という本があるみたいですよ。読んでなくて恐縮ですが、
著者の阿部真弓さんというのは禁煙に関して有名なお医者さんですよね。
たしかNHKの健康番組にも出てましたよ。
ネットで見るかぎり表紙もかわいいので、彼女へのプレゼントにいかが?
それで禁煙できたら節目節目にごぼうびとしてプレゼントあげるとか。
1週間でコンビニ化粧品、1ヶ月で安めの洋服、
半年でディズニーランド、1年で貴金属みたいに。
ちょっとスレ違いでスマソ。
>>48 47氏と別の人だとは思わなかった。失敬しました。
統計データやその解釈には怪しいものが多い、にはそうだろうなと思います。
あまり怪しくないと思われる1のデータから意識操作のない解釈で、
「煙草はどの程度危険か?」を語るとどうなるでしょう?
「1.5倍ですね」「そうですね」では全然面白くないもんで・・・。
>>47 2万人中千人死亡って、サンプル数として少なすぎるんですか?
また飲酒肥満の場合、数値に再現性はなくても死亡率の曲線がUまたはJ字型
を描くことには再現性がありそうですし、比率を「そのまま」程度の差と考えるのは
無理があるとしても、大まかな判断はしてもいいんじゃないかと思うんですが。
でなければ病因の解明以外に相対リスクの意味なんてないじゃないですか。
ありがとう (T_T)
てか思いっきりスレ違いでしたねw
がんばって説得する気になりますた!!
>>52 とりあえずサンプル数の話。全体で2万人でも高度肥満の割合は男性では
そのうちの2%、高度痩せは3%。さらにその内の死亡率ならば一人の
死亡の影響が大きいのがすぐ判るでしょ。
比率が意味がないことは、あまり抽象的なことを言っても理解できないかも
しれませんから、具体例で書きますね。吸わない人の死亡率は4‰弱です。
吸う人は6‰強です。飲酒しない人は4‰強で、少量飲酒者は3‰前後
(2倍というのは癌死のようです)。大量飲酒者は6‰強。
ということで、実際は喫煙が、飲酒の場合は程度の問題を考えて細かく
分けたというハンデがあったにもかかわらず、最悪という結果なのです。
しかし比較の基準となる集団を違えるといった(
>>8のような)変なことを
すればおかしくなるわけです。(私もちょっと大雑把ですが)
何故そうなるのかを考えない統計は無意味です。
死亡の原因は一つではなく、例えば喫煙によって増えるだろう死亡原因は
多数あり、それぞれ喫煙の程度で増加する率が違います。
結果なのか原因なのか判らず、改善することで効果がでるかどうか
わからないものと、そうでないものの比較は乱暴です。
相対リスクはその調査の中での比較を判りやすくするためのものです。
癌の何倍というのが、素人を脅すためのもので、本来は厳密に使うべき
ものなのに というのと似ているかもしれませんね。
55 :
名無しは20歳になってから:04/11/16 22:59:16
>>52 間違えてsageてしまったので変わりに。
(あまり意味がないと言っておいてなんですがw)
>>1の資料から言える喫煙の危険度(死亡率に関してのみ)
完全なアルコール依存症(大量飲酒)と同程度危険。
56 :
名無しは20歳になってから:04/11/16 23:27:03
ここは二人の愛の巣だから邪魔しちゃいかんらしいぞw
57 :
名無しは20歳になってから:04/11/17 16:24:48
>>54-55 1段落目に異論はなく、4段落は自分には意味が把握しづらかったです。でも2段
落目はちょっと違うと思います。
喫煙では約2万名を対象に10年間調査し、死亡者数は1014名。(年あたり死亡率0.5%)
飲酒では約2万名を対象に7年間調査し、死亡者数は548名。(年あたり死亡率0.4%)
全体の死亡率で喫煙調査のほうが高いのですから、喫煙が最悪とは限らないのでは
ないでしょうか。(10年間調査のほうが死亡率が高いのはそのぶん高齢だからで説明
できると思われます)。死亡率そのものを比較するのであれば、飲酒関連を全て1.25
倍するのが妥当と思います。すると、
元から喫煙しない人(約24%) 0.4%(年あたり死亡率)
喫煙をやめた人(約22%) 0.4%
喫煙してる人(約54%) 0.6%
飲酒しない人(約21%) 0.5%
2週に一回程度(約11%) 0.5%
2日一合程度(約18%) 0.4%
毎日一合程度(約20%) 0.5%
毎日2合程度(約15%) 0.6%
毎日4合以上(約16%) 0.8%
となり、喫煙のリスク増加は、全体の3割以上にあたる毎日2合以上の飲酒より
小さくなります(まぁ数値はグラフから目分量でとったりしてますが・・・)
つまりこの場合、死亡率の単純な比較のほうが不正確ではないかと。
なにがいいたいのかと言うと、喫煙のリスクは飲酒習慣によるリスクの増減幅に
含まれるほど小さいではないか! と少しスライドさせた自説への固執だったり
するわけでありますw
あと、あまり関係ないことではありますが、完全なアルコール依存症=大量飲酒者
ではありませんし、無論毎日4合以上飲酒している人でもないはずです。
58 :
名無しは20歳になってから:04/11/17 17:36:32
>>57 1.25倍が全然ダメなのは、書いているあなたもわかっているのではないですか?
もちろん私が言っていたことも大雑把ではありますが、一応、両者とも
年齢による補正はして死亡率を出していることになってますよね。
条件を揃えない研究の比較がいかに危険かということは理解いただけたと思います。
アルコール依存というのは正確な表現ではありませんでしたが、医学上体への
悪影響が明らかとされる量が3〜4合以上なのでそのように表現しました。
酒とタバコの相互関係はこれらの研究で明らかではありませんので、
例えば大酒家だが非喫煙と、喫煙者だが2日に一合を比較した結果の
予想はできません。喫煙リスクは、相応の修正死亡率の飲酒リスクとの
比較がやっとということです。
59 :
名無しは20歳になってから:04/11/18 12:50:31
>>58 年齢により補正をした結果、10年間調査での総死亡率は0.5%、7年間では0.4%
になってるわけで、それを元に喫煙は0.6%、大量飲酒は0.6%というのはやはりど
うかと思います。まぁ条件を揃えるために1.25倍、が統計学上全然ダメなことは
認めますですw
統計局にあった5歳階級別死亡率一部です。2001年(男)
40〜44歳 0.17% 60〜64 1.07%
45〜49 0.29% 65〜69 1.74%
50〜54 0.47%
55〜59 0.74%
試みに40〜59、50〜60の4階級の数値を足して4で割ると、
40〜59 0.42%
50〜69 1.01%
調査年数が3年違えば、死亡率0.1%の差は平気で起こりそうですね。条件を揃
えたように見える研究も実は危険ではないかと(疑えばキリはないですが)。
また、例えば調査対象が20代であった場合、喫煙による死亡率の増加は現れず、
飲酒習慣による死亡率は急性中毒や事故によって増加するだろうと予想(妄想)
されます。飲酒と喫煙の死亡リスクをトータルで考えるなら、そのあたりも考慮
すべきかと思います。
いずれにしろ死亡率を増加させる最大の要因は加齢であって、その前では
喫煙や飲酒による死亡率の増加が0.1%でもも0.2%でも大差ないではないか、
というのがわたしの主観であります。もちろん違う主観も尊重しますし、医学
研究者の努力を軽んじるものではありませんが。
60 :
名無しは20歳になってから:04/11/18 12:56:34
あータバコウメ-
61 :
名無しは20歳になってから:04/11/18 16:10:24
>>59 まず、総死亡率は補正なしだと思いますが。nを総数で単純に割り、さらに
7(年)で割ったもののようです。計算式が出てないので断言はできませんけれど。
で、飲酒量別等は年齢調整と書いてありますよね。
前述したように、死亡の原因は多岐にわたるので、単純な死亡率を物質や習慣の
危険の尺度にするのは、もともと問題があると思います。C0PDのように、
発病してもすぐ死ぬわけでない病気もたくさんありますし。
もちろんどんな悪習も、加齢以上の要因にはなりえないのは確かです。
ところで、元々の死亡率が1%いかないところに0.1%の
違いがあるとしたら大きくありませんか?たかが嗜好品ですよw
元々の死亡率が60歳で1%ほどだろ。その中でコンマ何%の違いって、
まぁ大きいか小さいかは本人が決めりゃいいよ。
63 :
名無しは20歳になってから:04/11/30 11:49:56
64 :
名無しは20歳になってから:04/11/30 11:57:21
「神経性α7 型ニコチン受容体の新しい生理機能」の論文を
どう斜め読みすりゃ「ニコチンの体に対する有益な作用」の論文になるのか
読み方を教えてくれないか?
乳癌について別スレたてた人がいたので
>>1を見てみた。
>対象者2万1,865人のうち、180人が追跡期間中に乳がんになりました。
>たばこを吸ったことがなく受動喫煙もないグループの乳がんリスクを1と
>したときに、たばこを吸うグループでは1.9、つまり乳がんリスクが90%増
>加したということになります
とあるけど、この2万人強のうち喫煙者は1244人しかいないのよね。
罹患者の実数を推定すると
非喫煙者約20000人中、乳癌罹患者おそらく160人ほど(0.08%/年当たり)
喫煙者約1200人中、乳癌罹患者おそらく20人ほど(0.16%/年当たり)
これだけ数字が小さいと、統計処理の操作でどうとでもなるような気がする。
66 :
名無しは20歳になってから:04/12/09 12:34:18
禁煙ジャーナルを読むと非常に多くの医療関係者が喫煙と病気の関係について
調べているということが分かって驚く。一人の嫌煙が騒いでいるのではなくて
日本人全体が喫煙被害に気付いたんだと思う。
68 :
名無しは20歳になってから:04/12/09 22:32:55
すご
ただねえ、自分の健康は自分で責任を持つわけで。
空気の中に有害な物質があるのはしょうがない。現代に生まれた自分を恨むんだな。
70 :
名無しは20歳になってから:04/12/17 13:23:46
優良スレage
71 :
名無しは20歳になってから:04/12/17 16:16:34
>>65 乳癌は差がないというかなり信頼のおける外国のデータもあるし、
かえって少ないという内容の論文もDQN論文ではない。
バイアスとしては年齢の問題があるかな。閉経後かいなかで、
影響が違うという話もみたことがある。
72 :
名無しは20歳になってから:04/12/17 20:36:38
統計上ではなく、たとえばニコチンがどのように
体に作用して、結果どうなってガンになるのか?
明確に教えてもらいたいなぁ。
73 :
名無しは20歳になってから:04/12/18 19:35:51
>>72 ニコチンは毒物だけど発癌物質じゃないよ。
そんなことを言っている時点で基礎知識ゼロの妄想君みたいなんだが。
そもそも癌とは何かわかっているか?癌の成り立ちを考えれば、
明確なんだが。
74 :
名無しは20歳になってから:04/12/18 19:53:34
おれの脳内ソースによると
ニコチンは脳内のなんとか受容体に作用して
ドーパミンの分泌をうながすらしい。
ドーパミンっつうのは快楽を司る神経に作用して満足感を与えるわけだ。
1日タバコ1本分のニコチンで十分なはずらしいのだが
喫煙みたいな方法でニコチンを摂取すると何とか受容体つうのカが増えて
なんかよくわからんが沢山ニコチンが必要になるらしい。
ガンになるのはタールが主な原因かな?
75 :
名無しは20歳になってから:04/12/18 20:02:04
えっ
タバコすうとドーパミンでんの?
血管が収縮するだけでないの?
76 :
名無しは20歳になってから:04/12/18 20:18:46
ニコチン ドーパミン でググる。
78 :
名無しは20歳になってから:04/12/19 11:06:21
>>71 そういや子宮がんも喫煙とはあまり関係ないor閉経後では少ない、とされてたような。
やっぱ女性ホルモンの関係なのかな。
79 :
名無しは20歳になってから:04/12/19 11:42:24
閉経後のオババの事例で一体何の気休めになるんだ?w
つくづくタバコ飲みってバカだね。
80 :
名無しは20歳になってから:04/12/20 11:12:37
元々女性特有のがんの話で気休めもないんだが・・・。
そんなことより、喫煙を20年〜40年続けた人の年当たりの死亡率が0.2%しか
あがらないことのほうがはるかに気休めになる。10年間の生存率でいや非喫煙
96%と喫煙94%だろ。倍率は1.02倍。ちゃんとした調査のようだから誤差では
ないんだろうが誤差も同然の数字じゃないか。騒いでるヤツがアホに見えてきた。
あ、研究者にはその微細な差から、ぜひ重要な発見をして欲しいものだと思います。
81 :
名無しは20歳になってから:04/12/20 18:40:33
>>80 死亡率の差の数値自体の有用性はほとんどありませんよ。
調査する集団の年齢層が変われば当然死亡率は変わりますし、
差も拡大したり縮小したりします。差からわかることは
有害かどうかくらいのものです。
>>81 言ってることはわかるんですけどね、有害性を訴えてる人のほうが
その数値を誇大に取り上げてるきらいがあるような気がします。
特定の年代での調査結果を全年齢に敷衍して、煙草によって年間で
ン万人死亡しているとか。
有害性云々の議論は、正直これからの研究によって結論が二転三転する可能性は大きい。
どれほど有害なのか、フィルターやニコチン・タールの低減は有効なのか
また、過去のデータにある人間の寿命と関連性はあるのか、とかね。
84 :
名無しは20歳になってから:04/12/21 10:01:11
>>82 例えば癌の何倍っていうのは、このスレで議論されているように、同様に意味は
あまりありません。おどして有害性を理解してもらうための方弁です。
一般の方は科学的に正確な表現を理解できずに過小評価しがちなのと、
禁煙への強い意欲をもってもらうためという意味で悪くないと思います。
特定の年齢での死亡率調査で年間の推定死亡増加数を出している人がいるんですか?
普通は疾患による死亡数にたばこによるその疾患の増加係数をかけたりして
もとめるべきではないかと思うのですが。
85 :
名無しは20歳になってから:04/12/21 11:00:04
>>83 寿命は現在の状況としての結論は変わらないでしょう。
イギリスの学者の研究はすばらしいものだし、それ以上の方法で
検討するのも無理でしょう。人類の生活環境や医学の進歩で現在の状況が
著変する可能性はあります。(タバコによる動脈硬化を完全に防ぐ薬が
できるとか、新規伝染病でタバコどころではなくなるとか)
>>1のページからタバコの有害性に関して色々わかります。
この疾患に関しては禁煙すれば危険がなくなるとか、禁煙しても無駄とか、
少数ならOKの疾患、少ない喫煙でもダメな疾患。
それぞれに関する対応策が進歩すれば前述のように有害といえなくなる部分が
増える可能性はあります。
>>84 この条件でとったデータをもとにこういう計算をしたらこんな数字がでました、
みたいなとこから前提をすっこ抜いて数字だけを書いてる人なら大勢いますよ。
まあ嘘も方便をまるで認めないわけではないですが、
>禁煙への強い意欲をもってもらうためという意味で悪くないと思います。
は、「購買への強い意欲をもってもらうためという意味で悪くないと思います」
と同じじゃないかと。
>>86 多分言ってることがズレてる
信憑性の部分で疑いの余地がなければ「○○学説」が正しいで終わるところだが、
学説については現状「支持する」「支持しない」の二択が一般的
真偽は権威で決められるものではなく、反論の余地がない根拠を明示して決着がつく
よくある引用について、解釈違いで用法間違いの多さを指摘しても、真偽を問うのは別問題
購買への意欲という着眼点は、非買への意欲の反証でなければ筋が通らない
禁煙をすれば煙草を買わないというのは結果論で、禁煙への意欲は単に取組みである
喫煙者が自らの状態を顧みてどうするかという話。
常識が覆される例があることを念頭におけば、真偽に固執しては平行線も覚悟しないとならない
健康を意識すれば、本数を減らすか止めるという選択肢も増えますよということを
どうやって理解させるかという部分で、買う・買わないという二極論に置き換えても仕方ない
健康に無関心か、無関心でも安心できる拠所が何かは個人の問題
大多数は無関心ではないかと思うのだが
87は非買より不買かな。大意は通じるから些細なことだけどね。
禁煙を実行できるのは喫煙者、購買制限は年齢だけなので、購買は喫煙者でなくてもいいよね。
レアな例だと、購買と消費も、買い置きをお客に転売する(もしかして違法?)店なんかもあるし、
86は消費意欲を煽ると言ってたつもりなんじゃないかな?
84の言ってることとはちょっと離れた感じもあるけどね。
>>87 遅レスだけど、86の「購買への強い意欲〜」の部分は、「正しい目的」のために方便を認めるなら、
通信販売のカタログなどにある怪しいデータを認めるのとと変わらないんじゃないかという意味で
したが、ちょっと端折りすぎました。
>学説については現状「支持する」「支持しない」の二択が一般的
なのは専門家の話でしょう。一般人にとっては「真」か「偽」か「真偽不明」かであり、流れる情報
から「どうやらこっちが真らしい」「未だ真偽不明らしい」と感覚的に捕らえるのがせいぜいです。
その中で、明らかな偽を真とする嘘でなくとも、真偽不明のものを真とする嘘もはげしく邪魔にな
りますよ。あまりにそれが多いと根こそぎ信用を失いかねません。
でもまあ、スレの主旨からは逸れすぎましたね。
冷静に健康と行政の対応を見れば、喫煙や副流煙による影響は認識されているだろう。
建前部分で言えば、喫煙は成人が自己の判断において行うもの
本音を言えば、成人の真似をする未成年の数も無視できない
たばこ産業がどういう認識でいるかは別問題にしても、責任を等しく問いにくい状況にある。
この季節になると、健康問題で思い出すのは「スパイクタイヤ」の存在
もし、たばこが万人に等しく害となるものであれば、スパイクタイヤと同じ根拠によって
禁止することも可能なのではないかと考える。
古くからの学説に信憑性を持たせながら、健康問題としてのたばこ規制が消極的に見られるのは
大気汚染については、他の何かがたばこ以上に深刻であることを隠したいとも考えられないか?
肉体労働者が休憩の隠語で「たばこ」と表現するのは、休息を兼ねてたばこを吸うというスタイルが
既にあったからではないか?
そうした意味では、分煙は指導されずとも行われてきたと考えられる。
現代の分煙は、デスクワーク中心での問題に見え、換気すら満足に行えない建造物の問題など
過去にはなかった複合的な要素が存在する。
仕事場でもたばこを吸う状態はホワイトカラー喫煙者の特徴ではないだろうか?
メリハリなくダラダラと机に向かい、休むことなくたばこを吸いつづける
職場で吸えなくなると、頻繁に外出したり、出勤・退社の途上で吸うのは
場所が少ない以上に、何かしながらたばこを吸う悪癖の賜物だろうと思う。
子供たちに「ゆとり教育」を言うなら、同じように大人たちもゆとりを持っていいのではないか?
より豊かな暮らしを求め、勤勉なのは認めるが
しっかり休めなくてどうする?こうも思う。
91 :
名無しは20歳になってから:04/12/24 13:59:39
>>89 同じ方便でも違うのは、タバコの害を訴える専門家の提示しているデータ自体は
嘘ではないこと。倍率自体は有意差が出ているものであり、あくまでも強調の
レベルと言えると思うよ。(そこで嘘をつく専門家もいないわけではないが、
少数でしょう)一般人がデータを正確に読めない以上、危険を表現する方法として
許容範囲だろうということだけど。目的のため全てが許されるという意味とは
違うよ。(まあ、君もわかっていることだろうけれど)
92 :
名無しは20歳になってから:04/12/24 17:03:11
健康問題で一番気になる部分は
自分がその病気になるか、家族がその病気になるかという点
91が言うように、症状に対して原因は何という分析結果はデータとして正しいと見ている
ただ、患者の何%が喫煙者という言い回しが多く、何人の患者から何%のなのかという部分が
抜けていて、リスク判定が非常に難しい部分
嘘ではないにしても、大々的なアピールに対して質問を投げかけても
違う症例の話を持ち出したり、洒落じゃないが煙に撒かれることの方が多い
病は気からという部分で、不安を煽るだけではなく、質問にきちんと答えられるというのも
健康への取り組みだろうと思うけどね
93 :
名無しは20歳になってから:04/12/24 18:35:13
>>92 何人の患者から何%じゃなくて、喫煙者の何%が患者になるのかっていう
話だよね。癌のようにあるなしで明確に分けられるものでなければ、
出してもリスクの判定はそもそも難しいよ。C0PDのように、
病気かどうかの判断に程度の問題が大きい疾患(むしろそのような
疾患の方が多い)だと、診断基準次第で発生率が全然違ってくる。
(少なくとも病気をなるならないで捕らえるのは賢明でないよ)
また、実際君の望むような数値を出したとして、果たして正確な
判断ができるかどうかも疑問。このスレでもたった数%死ぬのが
増えるだけだなんて書いているレスも多いでしょ。
例をあげれば、高血圧による死亡率の増加も前述のタバコ等による
増加と大差ないけれど、高血圧患者が多い地方に住んでいる人は
実感として、高血圧の怖さを知っているわけです。病気による死亡の
発生率は同じでも、その因子を持つ人の数で、体験する確率はぐっと
増えるわけだからね。
94 :
名無しは20歳になってから:04/12/25 12:21:58
現実問題として、若いうちから高血圧の心配をしている人は極めて稀だと思う。
95 :
名無しは20歳になってから:04/12/25 18:09:03
1のサイトから、喫煙者の何%が肺がんになったのか、おおよその推測はできるよ。
公表されてる数字には補正と百分率が入ってるから正確ではないけど。
(男) 分母 罹患者 率 (女)
現喫煙者 23157人 245人 1.05% 2897人 20人 1.04%
元喫煙者 10243人 53人 0.52% 483人 3人 0.62%
非喫煙者 11133人 26人 0.23% 44901人 75人 0.17%
計 44533人 324人 0.69% 48281人 98人 0.20%
40歳〜69歳を11年間追いかけて1%か・・・。50年追いかけたら5%かな?
96 :
名無しは20歳になってから:04/12/27 14:04:59
>>95 肺がんは比較的高い年齢層に発生する癌だから、観察する世代によって
パーセントに相当違いがあるはずだよ。というか、癌は確率だから
それをもって吸うなっていうつもりはないんだよね。吸うべきでないという
理由は動脈硬化性の疾患と肺気腫の方がはるかに大きい。
97 :
名無しは20歳になってから:04/12/27 16:10:58
健康板とマルチして申し訳ないんだけども。
煙草をほとんど吸わない状態から、3週間で1日1箱吸うようになった。
んで、一昨昨日の朝、血痰だが喀血が出た。何回かに分けて、100ccは
出たと思う。
医者に行ってレントゲンやCT撮って血液検査したんだけど、悪性の腫瘍っ
て可能性は低いって言われて、白血球や炎症反応が高いことから何かの感染
症じゃないかって言われた。
医者には煙草の量が増えたとはいったけど、ソレが原因とは言われなかった
けんども、急激に煙草の量増やして、喀血する事ってあるんでしょうか?そ
れが原因なら、煙草はまだ身に付いてないから簡単にやめられるので、気が
楽なんですが…
原因が特定できてないから、気が気じゃないのです。
昨日も今日も、一度に10〜20cc程度で、一日10回くらいの頻度で血
を吐いてます。抗生物質と血止めの薬もらったんだけど、血は止まらないで
す。
煙草の吸いすぎで肺が炎症起こして喀血ってのは、あるんでしょうか?
98 :
名無しは20歳になってから:04/12/27 18:48:49
イチミリ愛用者です。長く吸ってると他のはマジきついですね!煙草は合わないと駄目ですね
>>97 スレ違いの上にマルチにレスするのもなんだが。
悪性の腫瘍の可能性低い⇒まだ若いと仮定して、
一番可能性が高いのは、喀血でなく、鼻粘膜や歯肉からの出血。
喀血だったら結核。
短期のタバコによる炎症反応も喀血も、可能性はかなり低い。
>>96 肺がんで死ぬ人の7割りが70歳以上というのをどかで見た記憶がある。
個人的には、70歳はまだしも80、90歳になったときの健康や余命を
今から心配したくはないですね。
肺気腫についてはなかったけど、脳卒中については1にあったので
逆算してみた(無論、正確な数字ではない)。
脳卒中発症率(40歳〜59歳を11年間観察)
男 分母 発症者 率 女
現喫煙者 10731 434 4.04% 1244 48 3.86%
元喫煙者 4400 115 2.61% 354 10 2.87%
非喫煙者 4819 153 3.18% 19936 389 1.95%
計 19950 702 3.52% 21534 447 2.08%
がん問題はリスク判定の問題だと思うけど
【がんと遺伝に関する最新話題】
ttp://health.www.infoseek.co.jp/library/0500/w0500241.html がん治療は進行を抑えるか腫瘍部分に処置を直接行うかのどっちかな訳で
がんが発症しない予防策自体はなく、発症しないように努めることしかできない
喫煙との因果関係はリスクが高くなるという点を除いて、元々がん因子があることに変わりは無い
肺がんに至っては、機能低下による誘発という見方が正しそうで、
喫煙が肺機能を低下させてるということだけは言えるのだろうと思う
機能低下で問題になるのは代謝機能であって、蓄積も代謝機能に追いつかないことが要因
黒くなった肺はその典型なのだけれども
60代に10代-20代と同じ運動量を要求するのも酷だろう
とあるプロスポーツ選手が言ってたが
「たばこで運動量がやわになるような鍛え方はしていない」
たばこを吸わない方がもっと楽に鍛えられるのに、それをも凌駕する自信はプロだからだろう
運動量だけでなく、換気やうがいなども有効だろうと思う
外出してうがいもせず食事をする生活習慣は、たばこに限らず空気中の有害物質をそのまま
飲み込んでるのと一緒だと感じる
うがいを風邪などのウイルス予防だけとしか考えないのは浅知恵だろう
102 :
名無しは20歳になってから:04/12/28 11:55:12
前から思ってたんだけど、煙草吸うと肺がんになる人が1割いるとして、
じゃどうして残りの9割は肺がんにならなかったのか? の研究のほうが
人類に益するところが大きいのではないだろうか。
103 :
名無しは20歳になってから:04/12/28 13:12:53
>>100 意図していることが伝わっていないようですね。
動脈硬化性の疾患の場合、前述したように病気があるなしで明確に分けられる
わけではなくて、病気にはいたらないけれど血管が細くなってきているという
状況が存在します。それは吸っても運がよければ大丈夫という話ではなくて、
続ければ多かれ少なかれ吸わない場合より悪くなるという話で、短期間の差は
多くの場合わずかであるのも確かだけれど、高血圧や糖尿病のように
薬を使ってでもその差がおきないようにすべき程度の差が1日一箱以上
吸う場合は存在するということです。
で、折角計算してくれたので発生率に関しコメントさせてもらいます。
脳卒中は梗塞だけじゃなくて出血も入っています。タバコとの関わりの程度や
機序が全く異なる疾患を同時に入れて算出するのはかなり乱暴だと思います。
それから脳梗塞の発症自体は徐々に詰まっていって起こるわけではありません。
ある程度詰まっているところが何かのきっかけで完全に閉塞し起こることが
多いとされています。このきっかけに喫煙がなることが多いのも事実で、
その場合少量しか吸わない人もそれなりに起こすことがあるようです。
それから、タバコの誘惑を払いのけて禁煙した人なら、体に気をつかい
メンテナンスしていそうですよね。男性の発生率はそういうことではないかな。
104 :
名無しは20歳になってから:04/12/28 13:42:24
>>101 遺伝子変異自体は毎日人間の体の中でたくさん起きているわけで、
君の紹介したページの遺伝子の話は、肺において変異を引き起こす
物質に対して打ち消したり助長させたりする遺伝子があるという話。
喫煙の増加による癌の増加はその物質の摂取量の増加によるものに他ならないよ。
肺の機能低下が癌に対する免疫機構等にどの程度関与するかは、
ありうる話だとは思うけれど、証明しようとした研究をしらないから
わからないな。少なくとも大腸ポリポーシスの場合と違って、
肺癌の場合遺伝子によって発癌が宿命付けられているわけではないよ。
発ガン性物質の蓄積について>104が言及してるけど、
肺がん割合で言えば副流煙の方が多いわけだから、
吸わない人でも煙の多い場所に出入りすると
喫煙者の何倍もガンになりやすいという結論が出てしまう
むしろ、喫煙でもふかしたばこも喫煙方法として存在する訳だから
舌や咽頭にがんが発症する例が肺よりも多い方が納得できそう
肺の罹患が多い状況は、舌や咽頭よりも肺の方が繊細だとすれば
長い年月をかけなくても若年時に発症しても不思議はなさそう
これまでの統計から喫煙年数や年齢加算によるリスク上昇は見て取れる
ただ、腫瘍学でのリスクは血縁者にがん罹患者がいるかどうかが
喫煙の有無よりも意味があったりする。
>101の言うところは分からないけど、
ラット実験なんかはがん細胞(遺伝子?)を仕込んでおいて
条件別に発症度合いを見てたんじゃなかったかな?
ラットが吸ってるのはあくまで副流煙だろうから、喫煙とは言い辛いけど
タバコの煙はがんを促す効果は発揮されてると思うよ
元々健康なラットでの実験って僕は聞いたことがないけど。
>103の循環器の話は、喫煙前後の血管の状態でよく出る話だけど
不純物が体内に溜まりやすいのは先天的な消化器系障害か
生活習慣に起因する後天的なものと二種類があって
喫煙者で先天的な障害の有無は統計として出ないので
>100の数字は単に後天的なものとしてみた場合だけ有効かなと思うよ
たばこは不摂生という点では、喫煙者には少しは自愛したら?と思うよ
>>105 レスをしてくれるのは嬉しいのだが、用語にしろ概念にしろ
基本的な医学知識の誤りが多く、間違いだらけでいちいち
ツッコンでいられないくらい。
なんだか、怪しげな健康食品の解説を読んでいるよう。
年代を遡れば成人男性の喫煙率が高かったことも下記の統計情報で分かる
【たばこと健康】
ttp://www.health-net.or.jp/tobacco/front.html 10年期で年齢別比較をすると、年齢が50代を境に率として減少傾向にある
統計局のデータを見れば分かるように、人口自体も減っている
【総務省統計局】
ttp://www.stat.go.jp/ 人口が減って率も減るということは、喫煙に携わる人が相対的に減ったとも言える
禁煙あるいは死亡という形のどちらかだろうが
喫煙者に都合のいい見方をすれば、老齢者優遇制度を受ける喫煙者が少ないという点くらい
わかりやすい例で言えば、年金を掛けても、自分は年金の恩恵を受けないという
高齢化社会を影で支える貴重な人材だと言えよう
医療の角度から見れば、高額医療を受ける機会が増える。
ただ、こちらは制度的に受益者負担になる訳で還元率がいいだけとしか見えない
むしろ、医療関係のいいカモという風に見える
>>103 あなたの意図はたぶん伝わってると思いますよ。ただ、喫煙者と非喫煙者では
こんなふうに違いがある(だから吸うべきではない)。があなたの考えなら、
こんなふうな違いしかない(だから好きにすればいい)。が私の考えだというだけで。
仕事もレジャーも趣味・娯楽も肉体の劣化を早めますよね。適度な運動を
しないこともバランスのいい食事をしないことも規則正しい生活をしないことも
汚染された環境を改善しないことも、みな死と病に近づくことではあるでしょう。
それぞれをどの程度重視し、取捨選択をどうするかは個人の判断ですが、
誇大な有害表現もその逆も判断の妨げになります。だから正確なところを知り
たいと思っているわけです。
100の数字は遊びですが、脳卒中でひとくくりにして「喫煙者は、非喫煙者にくらべ、
男性で1.3倍、女性で2.0倍、脳卒中になりやすい」という小見出しをそもそも1のサイト
がつけてるんですよ。新聞記事なんかでもこういう表現が多いですよね。
喫煙者が罹りやすい疾病はいずれ非喫煙者も罹りますし、死因も同様でしょう。
結局死亡率か死亡年齢がリスクを表すもっとも適切なめやすになるかと思います。
109 :
名無しは20歳になってから:04/12/29 19:11:53
>>108 >喫煙者が罹りやすい疾病はいずれ非喫煙者も罹りますし、死因も同様でしょう
大方その通りです。よくわかっていらっしゃいますね。ただめやすとして
適切かというと、あの数字では現実の危険度を納得させることはできないように、
思えるわけです。数字としての差が少ないのも、いずれ非喫煙者もかかる
ためで、それを考えればこれだけ差がでたということは相当大きなことの
はずなのですが、Aという宝くじとBという宝くじの当選確率の差のように
考えて比較をすれば、全然差がないと普通の人は考えるはずです。
また、若くして喫煙ゆえに障害を持つ多くの人間はなかなか死なないので、
死亡率にはなかなか跳ね返ってこないこともありますよね。
日本の延命医療の質は非常に高いので、医療ケアの有無はほとんどの
慢性疾患における死亡率の違いより大きいということもあります。
実感がわくもので、同じようなモデルで比較できれば、いいのですが
これといった決め手がないのが現状だと思います。比較的いいと思えるモデルは
このスレであまり参考にならないと言われている、疾患ごとの寄与度です。
私が喫煙の害でよく出す例ですが、日本人の虚血性心疾患への寄与度は
高血圧>糖尿病、喫煙>高脂血症>>肥満等 などとなっており、
これならばそれなりに実感できるのではないかと思っています。
疾患ごとに、その疾患に関係する他の要素を加味し考察して、吸ってよい
本数を決めるべきだと私は考えているのですが。どうですか。
110 :
名無しは20歳になってから:04/12/29 22:09:53
流れブタ切りスマソ
今妊婦なんですが旦那が喫煙者です。当然、目の前では吸いませんが部屋はタバコくさいです。
この残り香?も有害なんでしょうか?くさいだけなら我慢できるけど、有害なら赤ちゃんがわかいそうかと…
>>110 「目の前で吸わない」「部屋が臭う」の二つから連想できるのは
・妊婦がないときに部屋で喫煙している
・別々の部屋にいて妊婦のいない方で吸っている
屋内で吸ってる可能性が高いと見る
外で吸ってきて臭いが残ってると言うのと状況が違う
臭わないから有害物質はないとか臭うから有害物質があるとか
そういうレベルではない。状況を補足希望
>>110 旦那の服がよほど煙草臭くなっていて、その服を洗わずに
たくさん部屋に放置しており、まったく換気を行わない
なんて条件が重ならない限り、部屋で吸ってる可能性が高いと思う。
ここで聞くより、旦那に部屋で吸ってないか確認取るのが先かな。
113 :
110:05/01/03 22:43:31
レスありがとうございます。遅くなってすみません。
私がいないとき部屋で吸ってます。お風呂の間にとか…。窓も開けないので匂いがこもってます。
窓あけると『寒い』って怒るので私が外に出たりしてます。
喫煙者の旦那は自分の煙草の匂いがわからないらしいです。
このままだと煙草臭い部屋で赤ちゃんを育てる事になりそうで嫌です。
>>113 ニコ中の俺が言うのも何だけど、問題なのはタバコ臭いことじゃないぞ。
換気とかの問題でもない。
ぶっちゃけ、旦那がニコ中なことが問題。
旦那にさっさとやめさせて、ガキにはニコ中でない父ちゃんの面を拝ませてやれ。
まだ間に合うかもしれんぞ。
115 :
110:05/01/03 23:10:54
やめてくれるのが一番いいんですが、やめる気は全くないです。
「たばこやめたら?」「なんで?」って感じです。
部屋で吸うのだけやめてほしいんですけど、どう言ったらいいかわからなくて…
旦那さんにこのスレとか他の関連スレみてもらったら?
それでわからなきゃDQN確定だからあきらめろ
117 :
名無しは20歳になってから:05/01/03 23:44:45
妻子が嫌がってもニコチンの欲求には負けるんだよな。
ましてや他人が嫌がったくらいで止めるわけがない。
118 :
名無しは20歳になってから:05/01/03 23:46:49
あなたがタバコ好きなら吸ってもいいけど、子どもに吸わせたくないから表で吸って・・・っていうのが1番のおすすめです。
いわゆるホタル族っていうやつですね。
それでも部屋で吸う人なら、一緒に生活すること自体が人生のムダだと思うけど、こっちは現実的な解決法じゃないよなぁ。
ニコチン中毒は、自分からやめるのを待つしかないですね。
119 :
110:05/01/03 23:57:12
アドバイスありがとうございます。私も吸ってただけに我慢できない気持ちわかるんですよね。
2ちゃんみながら話し合ってみます。生まれてくる子供の為に説得がんばります!
120 :
名無しは20歳になってから:05/01/04 00:06:50
がんばって!私も子どもには煙を吸わせたくなかったから
完全分煙(ホタル族)してました。もちろん嫁の妊娠期間中もね。
121 :
名無しは20歳になってから:05/01/04 04:23:06
とりあえず一日二箱吸うが、たばこをやめると体とか調子はどう変化するんですか?
人によるっていうのは無しで「たばこ吸ってた奴がやめると絶対に万人がこうなる」
っていう変化を教えて!!
122 :
名無しは20歳になってから:05/01/04 04:31:58
123 :
名無しは20歳になってから:05/01/04 15:22:13
>>109 >あの数字では現実の危険度を納得させることはできないように、思えるわけです。
危険度を納得させられるような数字も、実感のわくモデルも存在しないからではない
でしょうか? 59にある年代別死亡率から40歳男性の70歳生存率を概算してみると
非喫煙者 およそ83%
喫煙者 およそ77%
トータル およそ80% でした。
言葉を変えると、非喫煙者の40歳男性百人中17人が70歳までに死亡し、喫煙者では
同じく23人が死亡するということです。差をとれば6%ほど。倍率でいえば非喫煙者
は喫煙者の1.08倍ほど。40歳以前ではおそらく差はないでしょう。70歳以上では差
はもっとひらくのか逆に縮まるのわかりません。いずれにしろ1のサイトにある、
「喫煙者の死亡率は非喫煙者の1.5倍」が正しいという前提での話で、よく見かける
1.2倍〜1.3倍であれば違いはもっと小さいでしょう。
疾患ごとの寄与度についてはそのような不等号が成立するのかよくわかりません。
しかし、数十年にわたり毎日摂取しながらなんの影響ももたらさない物など果たして
存在するのかとふと思いますね。酒のみならず魚・肉だろうと米だろうとキャベツだ
ろうと、延々食べ続ければそうでない人に比べ特定の疾病罹患率は高まるんじゃない
ですか。
リスクの意味をもう少し拡げてみると、毎日特定のことをし続けていれば、その行為
による危険度は、その行為をしない人に比べて必ず高まるでしょう。これを理由にす
れば長寿と健康のためには何もしないのが最善ということになっちまいそうですね。
ところで
>若くして喫煙ゆえに障害を持つ多くの人間はなかなか死なないので、
>死亡率にはなかなか跳ね返ってこないこともありますよね。
これはどういう意味でしょう? 若くして、というのは50歳くらいのイメージですか?
また、喫煙以外の理由で障害を持つ多くの人は簡単に死ぬ、というわけでもないですね。
>>119 気にして欲しいのは、臭いよりも残留濃度のほうね
妊婦を屋外に出すってのもいただけないね
換気扇の下で吸うとかエアコンで空気を循環させるとか
吸った後始末をするように旦那に言ってやりましょう
125 :
名無しは20歳になってから:05/01/04 18:56:57
>>124 吸う旦那がベランダに出ればいいんですよ!妊婦は残留のないお部屋で
まったりと。吸いたい旦那は寒風に身を削りながら吸うと・・・当然です。
>>125 ベランダは例えなんだろうけど、家の構造を自分の家と同じと考えてレスしてはいけない
自治体によっては、路上の喫煙もままならず、屋外に出ろとも言えない場合もある
旦那にさせるのは、責任を持って後始末する。
これができなければ吸うなと言えば澄む話
まあ、喫煙大好きな俺ですら、煙草が胎児に有益だとはとてもいえないので
説得するならお早めに。
しかし、直接煙を吸っていない限り、空気中でかなり薄められた煙が
胎児に影響を与える可能性も低い。
漏れはコンビナートの町でスモッグを嗅ぎながら育ったけど、漏れも友人連中も実に健康だ。
むしろ煙草を気にして色々思ってしまう、そういう心的ストレスのほうが子供に有害なんじゃないか?
妊婦は春風駘蕩とね。
>>127 換気していない室内なんだから、空気中でかなり薄められた煙
ってのはちょっと違わないか?
>>128 127の言いたいのは最初の1行と後半2行の部分でないかな?
煙を直接吸引すれば影響はありそうだという認識はあっても
吐くことで空気中で薄まると解釈してるのか、換気が前提にあるのか
真意はわからんが、臭うことについての補足コメントなら流して見ても
主旨にはあんまり影響がないように思える。
部分的に脊髄反射しても仕方あるまいに。
130 :
名無しは20歳になってから:05/01/06 09:15:06
結果は後からついてくる。
喫煙の無知と後悔は先に立たず。
孔子はこう言っておられる。子は親を産むことは出来ぬ。
132 :
名無しは20歳になってから:05/01/12 23:34:25
ちょっとageときますね。
某漫画で薬害の話が出て、目にした方はどう思ったでしょうか?
発症は運の要素、きっかけは良かれと思ってた部分にも潜んでる
結局、得をするのは健康に気配りがある人ではなくて・・・
タバコの害は害としても、そうした症例を研究する側がもっと根本的な部分で
欧米を見習えないのは何故なのか疑問に思う
タバコはスケープゴートなんですかね?
>>133 あの漫画も相当偏ってるんで、そんな影響されるのもどうかと思うが。
>発症は運の要素、きっかけは良かれと思ってた部分にも潜んでる
>結局、得をするのは健康に気配りがある人ではなくて・・・
いやいや、そもそも健康に気を配ってる人は薬を飲みまくったりしないって。
例えばサプリメントの錠剤とかをいろいろ飲んでる人が健康に気を使ってるって思う?
栄養分とかをきちんと取りたいなら、きちんとした食事を心がければいいわけで。
けど、そうする事の労力や時間とのトレードオフで、手軽な錠剤を選ぶわけでしょ。
そうする事によって手軽さとのトレードオフで、副作用のリスクがあるわけで。
(例えば、天然成分では起こらないのに、サプリメントのβカロチンと煙草で
なんかのリスクが跳ね上がるって報告があったり)
風邪薬の話だって、おかゆとか食べて水分とって安静にしてりゃ治るってのは
どちらかというと一般的な常識の部類だと思う。
けど、働いてる人にはそんな風に休んだりできんし
子供の看病につきっきりにはなれんしって事で薬を飲むもんじゃないの?
最終的に発病するしないは運なのかもしれないけど
トレードオフのリスク面に対する無知が、俺は問題だと思うけどね。
# いい部分しか見ないのも問題だけど、逆もまた問題だよなぁ……
>>134 >例えばサプリメントの錠剤とかをいろいろ飲んでる人が健康に気を使ってるって思う?
いやいや、周囲は思わなくても当人はそう思ってるわけでしょ
たばこを不健康の代名詞に使うことで、自分は健康に気配りがあると自負してる
ということもあながちありえなくはない。
身体的や外見的な健康が優先されてしまうのは分からなくもないけどね
江戸時代も、江戸っ子は白い歯が基本、なんて言って
歯を溶かす磨き粉が多用されてたらしい。
結局、古来使われた塩が一番いいんだってさ。
現代のサプリメントの氾濫も同じこと。
きちんとした食事と適度な運動が、どんなサプリメントより有効なわけだ。
昔からのものとか自然のままのがいい、というのもわかるけど、
無農薬野菜にだって発ガン物質はあるあわけで、過信は禁物だと思う。
自然のままの食品を食べ、自然のままの生活をしてた時代は
長寿なんて望みうべくもなかったわけだし。
大体、有機肥料で育てた野菜って、どうしてももろもろの雑菌がついてるしね。
結局現代は、空気にも(タバコなどがなくなったとしても)数々の有毒ガスがあるし
水も、光も大地もそれらから手に入る作物にも有毒物質は入ってる。
たかだか数千万人がタバコをやめてもどうにもならないところまで来てるわけだ。
139 :
名無しは20歳になってから:05/01/18 11:31:20
米国一、喫煙に寛容な町に旅行に行っていて返事遅れました。
>>123 納得のいく数字やモデルは、科学的な厳密性を追及すると一般の人には
理解できるものは難しいといったところでしょうかね。何倍というのが、
方弁であるように、17人が23人になるというのも、過少に感じるように
データを解釈した切り口だと思います。
毎日摂取してもほとんどの食物は影響ありません。過剰に摂る、その他のものを
摂らない、ということがあればデータが出る可能性はあるでしょうが、
タバコと酒以外で普通量で悪影響が証明できる食品嗜好品はちょっと思い
つきません。(そういう意味ではタバコの場合通常量が既に過剰摂取である
とも言えるかもしれません)逆に毎日摂ることが推奨されている食品も
少なからず存在していますが、聞いたことはありませんか?
ただし悪いといわれているものも、良いと言われているものも、生体への
影響が生理学的な実験で証明されているものでさえ、死亡率や疾患発生率への
影響のようなデータではその効果を証明できないことの方が多いです。
明らかに効果のある薬ですら、出せないこともあるくらいです。
かなり以前に十二指腸潰瘍と飲酒や喫煙、その他に関して調査したことが
あるのですが、悪いことが当たり前のように理解できる飲酒では差があまり出ず、
有意差を証明もできませんでした。喫煙では明確な差が出たわけですが、
飲酒が害がないわけではなく、要するに他の要素でマスクできる程度の
悪影響だったということです。(症例数を増やせば差を証明できたかもしれませんが)
60代は今時若い人ですね。(私がヘビースモークを嫌うのは明らかに40代50代
でのこのような病気の発症と強い関係があるためです)この人たちが脳梗塞などを
おこして寝たきりになった場合、その後なかなか死にません。同じ病気でも
高齢だと、その後比較的早期に死にます。喫煙は明らかに前者の状態を
増やします。しかし彼らはなかなか死なないので、結構数がいても死亡率には
反映されません。C0PDなどでも同じようなことが言えますね。
140 :
名無しは20歳になってから:05/01/18 12:03:38
ただの毒煙のタバコは、毎日吸って安全な本数と言うのがあるのか?
酒は、毎日飲むと健康になる適量と言うのはあるけれど。(=約一合)
141 :
名無しは20歳になってから:05/01/18 12:12:25
>>140 安全かどうかと言えば、安全ではないだろう。
しかし、
>>1のページのデータからもわかるように、量の違いは大きい。
他の事象のリスクと比較して少量の場合までダメだと言うつもりはない。
142 :
名無しは20歳になってから:05/01/18 14:55:48
★たばこ多いほど自殺の危険 中年男性で、厚労省研究班
・日本人の中年男性では、1日に吸うたばこの本数が多いほど自殺する
危険性が高まるとする大規模疫学調査の結果を、厚生労働省研究班
(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)がまとめた。
21日から大津市で開かれる日本疫学会で発表する。
日本は年間3万人を超える自殺者が出ており、自殺による死亡率が
世界でも非常に高い。研究班は「たばこと自殺の関係は未解明の点が
多い。禁煙で自殺が減るかどうかも研究課題だが、喫煙本数の多い人の
心の健康に注意することは、自殺予防対策に有効だろう」としている。
研究班は40−60代の男性約4万5000人を約10年間追跡。この間に
自殺した173人の喫煙状況を調べた。
その結果、1日の喫煙本数が20本未満の人と比べて、自殺の危険性は
30本以上40本未満の人で1・4倍、40本以上の人で1・7倍に、それぞれ
高まった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050117-00000090-kyodo-soci
データもなにも、喫煙者は最初にタバコ吸ったときはどうだったのかな。すげぇうめぇ!ってなったの?
あと、吸ってて体の調子が良いのかね。禁煙した人に聞いたら止めてから調子いいって話よく聞くけど。
発ガン性や寿命云々より、体に与えるストレスはどうなの?
>>143 未成年のときはあまり興味がなかった。大人になれば吸うものだが
未成年で吸うのはバカだと思ってたから。
大学に入って、成人して吸ったとき、意外といけた。
>>144 吸わなかったときと比べて体調はどう?
何かの拍子にちょっと止めてみたとき、なんか変化ある?
>>139 ていねいなレス、どもです。
一般人にとって納得がいく数字というのは、自分の経験に照らしてさして違和感のない
数字、くらいの意味かと思います。生活実感とかけ離れたものにはとりあえず眉に唾つ
けてソースを吟味しようとするわけですが、たいていは結論しか書いていない。書いて
もどうせわからんだろう、て言うのではなく、わかりやすく書くのも専門家の役目かと。
無論、あなたに対して言ってるわけではなく、わかりやすい=大袈裟にでもないです。
70歳までの死亡率が喫煙者で23%、非喫煙者で17%も過小に感じるとは思えないです。
むしろ大きすぎるかも。「40年間喫煙すると死亡率が年当たり0.4%アップする」この表現
あたりで、まぁそんなものかと感じるくらいですかね。(ちょっと挑発気味w)
40年間も摂り続ければなんだって病気の原因にはなるだろう、てのはふと思った程
度ではあるんですが、「タバコと酒以外で悪影響が証明できる食品嗜好品」以前に、
「タバコと酒以外で影響を調べることができる食品嗜好品」が少ないのと違いますか?
塩蔵魚卵、ハムソーセージ、牛乳、緑黄色野菜、インスタント食品、これらを40年間毎日
飲食し続けた人もまったく飲食しなかった人も現実にはほとんどいないでしょう。また、
それらが与える影響はそれらのみが与えているわけでもないし。酒煙草は習慣性が
強いから害も顕在化しやすく、研究も容易である、ってことではないでしょうか。
いや、研究者は大変なんだろうとは率直に思います。
60代を若い人って言われたのはちょっと驚きました。人により感覚の違いがあるからこ
そ面白いのではありますが。
脳梗塞を患った人の平均余命は、患わなかった人のそれよりかえって長い、という話も
聞いたことがあるし、自分の周囲にも元気な(なかなか死にそうにない)患者はわりと
います。だから最後の段落に関してはあんまり疑義はないんですが、どっかに長期入
院患者の年齢別、喫煙歴別データとかないですか?
>>146 多くはありませんが、茶とかコーヒーとかも調査されていてこちらは
よい影響のある例として出ています。納豆や他の食品でもありますよ。
例えば地域で特定の疾患が多いことがわかれば、他の地域との比較で
食物や生活習慣の違いがないか調査され、違いがあればもう少し規模を
大きくして再調査されるのが普通です。今はもう食べなくなった、
蕨の芽の部分(ちょっとウロ覚え)もそのような調査によって、その部分に
発癌性物質が含まれていることがわかって、その部分を除いて食べるように
なりました。
煙草は少量でも害がありますが、実際の平均的な摂取量が多いために、
害が顕在化しやすのは確かです。ほとんどの疾患で(全部ではない)
調査すれば害が証明できます。しかしそれを含めたものが一般的な煙草の害
というものです。他のものより不利なように感じられているようですが。
禁煙が専門というわけではないので、これだという資料を出せる
わけではありません。ご期待に応えられなくてすみません。
>>147 お茶も珈琲も納豆も、酒と煙草ほどではないにしろ、習慣性の強い食品嗜好品なので
調査がしやすいのだと思います。逆に、摂取量の差が明確にし難い緑黄色野菜などで
は、その影響について専門家の間でも評価が定まりにくいように見受けます。といっ
て煙草一本と缶コーヒー一本を比べてどっちが有害か、などという議論をしたいわけ
ではないですが。
資料については謝っていただくようなことでは、もちろんないですよ。
>>146 の訂正
×「40年間喫煙すると死亡率が年当たり0.4%アップする」
○「40年間喫煙すると死亡率が年当たり0.2%アップする」
>>1のサイトを見直していて、あれ? と思うことがあったので書いときます。
>現在までの成果 で
1.飲酒と死亡 では喫煙と非喫煙をわけているが、
2.喫煙と死亡 では飲酒と非飲酒をわけていない(補正もしてないみたい)
4.飲酒とがん死亡 では喫煙と非喫煙をわけており
22.飲酒とがん全体の発生率 でも喫煙と非喫煙をわけているが、
14.喫煙とがん全体の発生率 では飲酒を考慮していない(詳細は未)
12.飲酒と脳卒中罹患 では喫煙を危険因子として調整しているが、
18.喫煙と脳卒中 では飲酒を調整したという記述はない。
まとめると、
飲酒データについては喫煙の影響を考慮しているが、
喫煙データについては飲酒の影響を考慮していない。
ということになり、かなり変だと思う。
ちょっと乱暴な言い方になるけど、
飲酒リスクは、飲酒単独のリスクを表したもの、であり、
喫煙リスクは、飲酒+喫煙のリスクを表したもの、になってるのでは?
で1の、現在までの成果>飲酒と死亡>詳細>喫煙状態別の飲酒と死亡リスク
を見ると、酒を飲まないor殆ど飲まない人では、喫煙者と非喫煙者の死亡リスクが
ほぼイコールになってる。つまり
◆飲酒の影響を除けば喫煙リスクは実質ゼロである
◆喫煙リスクと思われていたものは、実は飲酒、喫煙の相乗作用によるものだった
ではないかと思うんだけど、どうなんでしょうね? >このスレを見てる奇特な方々
>>150に付け足しておくと、
>>1のサイトの喫煙と死亡>詳細では
・喫煙による死亡リスクと一日あたりの喫煙本数にあまり関連はない。
・喫煙指数=1日の喫煙本数÷20×喫煙年数 と死亡リスクとの関連も低い。
となっており、1とは関係ないけど自分の見た新聞記事の中には
・煙草に表記されてるニコチン・タール値と死亡リスクに関連はない。
というのもあった。これらを総合すると、
◆喫煙による死亡リスクは一日あたりの摂取量とも蓄積量とも無関係
になってしまいます。やはり喫煙のリスクは飲酒と併用になったときだけ
顕在化するのではないでしょうか。
個々の疾病の罹患率ではなく、あくまでトータルの死亡リスクで、しかも男性
限定でのことではあるんですけど。
152 :
名無しは20歳になってから:05/02/10 13:23:15
(´ー`)y-~~ 酒を捨てるか煙草をとるかを選べ、ってことだな。
153 :
名無しは20歳になってから:05/02/10 20:03:56
ちょいスレ違いぽいかもしれんが、少量の飲酒なら身体にいい、というのは
70歳くらいの老人で、しかも循環器系の病気を持ってる人限定の話らしい。
アルコール摂取が生存に及ぼす影響について最大規模の研究が行われ,1日1杯の
飲酒が死亡率を低下させることがあらためて確認された。しかし,この効果は心筋梗
塞や脳卒中を起こしたことがあるか,あるいは既に心血管疾患(CVD)を持つ中年およ
び高齢者で特に顕著だった。米国対がん協会(アトランタ)疫学・サーベイランス研究
部のMichael J.Thun分析疫学部長らが,『New England Journal of Medicine』
(337:1705‐1714, 1997)でこのよ うに報告した。
ttp://www.inetmie.or.jp/~kasamie/AlcholwainLDL.html >CVDのリスクが最も高い人々,すなわち以前からリスクファクターを持つ60から79歳
>の患者では,死亡率が非飲酒者よりも有意差をもって低かった。
>しかし,飲酒レベルが同等の低リスク者,すなわちCVDを持たない30〜59歳の患者で
>は,死亡率が非飲酒者よりも有意に高かった。
154 :
名無しは20歳になってから:05/02/15 21:39:05
>>150 喫煙には飲酒で補正したとは書いてませんが、食習慣と書いてあるのでおそらく
してないよりは、おそらくしていると考えた方がいいと思います。
御指摘の通り、複合でより悪影響というのは十分考えられます。ある種の癌で
飲酒と喫煙合わせると高率で発生するものもありますし、動脈硬化の
危険因子は、合わさると2倍ではなくて4倍とかグッと強まることから、
数字として有意差の出難い死亡率は、単独の害によるのでなくて合わさった人が
稼いでいる(喫煙+飲酒だけでなく、喫煙+糖尿病とかも)可能性もあります。
ただ飲酒量で分けた上で、喫煙のリスクを調べるのは症例数が少なくなりすぎる
ので、差の有無に関わらず有意とは言えません。喫煙と飲酒の間に相関も
推測されるので、あるなしを分けて比べるより、補正した単独のものを
リスクとするべきとも思います。
ちなみに、こういう推測もできるのです。(
>>153を参考にしました)
飲酒すると一部の循環器系の人は助かる。その人たちは何もしなくても
死んでしまうので、タバコの影響はある意味ない。しかし飲酒しても
喫煙すると助かるはずの人も死んでしまう。
155 :
名無しは20歳になってから:05/02/15 21:55:17
>>151 喫煙量が本当に関係ないとしたら、副流煙の被害は甚大ですね。
居酒屋なんてもっての外かも。
考察にも書いてあったことですが、喫煙量の変化などに対する対応が
ちょっと不十分である気がします。個人的には5本以下が少量喫煙者
だと思っているので、分け方も原因なのではと推測しています。
差がある+有意⇒成立ですが、差がないの証明はちょっと難しいです。
>>155 居酒屋は……、あそこは人が命を捨てに行くところだからどうでもいいかとw
しかし全ての酒飲みが毎日ボトル一本空けたいと望んではないように、喫煙者も
みんなが百本吸いたいと思ってるわけではないですよ。
量に左右されない『有害物』なんて、一般的感覚では受け容れがたいですが、
総死亡リスク 飲酒量別
飲まない 月2回 2日に1合 毎日1合 毎日2合 毎日4合以上
喫煙 1.2 1.0 1.1 1.3 1,4 1.9
非喫煙 1.0 1.1 0.4 0.5 0.7 1.2
↑は先日賑やかなスレに出張したとき、1のサイトから抜き書きしたものです。
ちょっと妄想してみます。喫煙本数によりリスクが大きく変化するなら
飲まない 月2回 2日に1合 毎日1合 毎日2合 毎日4合以上
多喫煙 1.4 1.2 1.3 1.5 1.6 2.2
中喫煙 1.2 1.0 1.1 1.3 1.4 1.9
少喫煙 1.0 0.8 0.9 1.1 1.2 1.6
非喫煙 1.0 1.1 0.4 0.5 0.7 1.2
てことになり、多量飲酒者を除けば少量喫煙は無害or有益となりそうです。
>>154 飲酒が食習慣に含まれている可能性は考えてもみませんでした。成る程、そうか
もしれないですね。ご指摘、多謝です。
少量飲酒によるメリットを喫煙がうち消してしまうなら、それも広義で喫煙の
デメリットと言えるかもしれませんが、「煙草の有害性」とは別物でしょう。
どういう人に、なぜ少量飲酒メリットがあるのかの解明はまだ不十分のようですが、
元から「中年以上で飲酒習慣のある人」に限定された話だし、さらに
「循環器系の既往症のある中年で飲酒の習慣がある人」に限定されるのなら、
それ以外の人にはもっと関係のない話(喫煙によるリスク増はない)です。
今のところ、自分の認識はこうです。
◆喫煙そのものが死亡リスクを(目に見えて)あげることはない。
◆多量飲酒者が喫煙すれば相乗作用により死亡リスクがあがる。それが統計に反映
されて、あたかも喫煙自体にリスク増があるかのように見えている。
◆少量飲酒メリットを受けられる人が喫煙するとメリットがうち消されることがある。
それが統計に反映されて、あたかも喫煙にリスク増があるかのように見えている。
◆多量喫煙については不明。
◆酒を常飲しない者が少量喫煙すると、死亡リスクが減少するかもしれない。
(ちょっと言い過ぎですかねw)
158 :
名無しは20歳になってから:05/02/17 17:22:05
>>157 何故少量飲酒で死亡リスクが下がるかは、循環器疾患患者に限定
ということがあるなら、むしろ推測しやすいです。(癌の場合でも
下がっていますが、何故なのかちょっとわかりません)少量の飲酒は善玉
コレステロールを増やすなどの作用もあり、動脈硬化の進展を抑える
働きがあるからです。喫煙がその増悪因子であることは間違いありませんから、
打ち消すというのも皆の納得いくところでしょう。循環器疾患の既往のない
人ならリスク増がないというのは、その人たち限定でのリスク増の話では
なくて、高血圧やら糖尿病やらを持っていて、動脈硬化が進んでいる人と
とるべきですよ。あくまで調査上の区分けで既往歴のある人でデータが
出たということで、現実的な意味はそういうことですから。
非飲酒者に限定して大きな差がなかったから喫煙単独で目に見えたリスク
上昇がないというのは、ダメです。喫煙以外のことに関して特別に
気をつかっている集団で、喫煙の有無で死亡率を調べたらより差が
少なくなるでしょう。高血圧の奴あり、糖尿病の奴あり、の集団で
関連しそうな部分を補正したものが、死亡リスクの判定としては
やはり正当です。飲酒量でわけたもので判断する等のことをした時は、
こういう集団では死亡リスクを(目に見えて)あげることはないとは
言えても、喫煙そのものがとは言えません。
メリットが打ち消されることも、リスク増の一部です。飲酒に限らず
リスクを上げるものもあれば下げるものもあるわけで、上げるものと
一緒の時は、あくまで複合による。下げるものと一緒のときは、
戻っただけだからリスク増でないというのは、問題ありだと思いますw
159 :
名無しは20歳になってから:05/02/17 17:56:04
>>156 飲酒量で分けた時に、個々の症例数が少なくなること、そのグループの中で
他の重要因子の補正ができないことから、基本的にその比較はものが
言えないのですよ。ニコ中じゃないアル中って、ほんとうに見ないですしね。
(喫煙者全てがニコ中と言っているのではないので念のため。あるものに
依存する人は、他のものにも依存しやすい)
疾患別影響のところで、量に比例するものと、あるなしが重要なものがあるのは
たいへんおもしろいですよね。
160 :
名無しは20歳になってから:05/02/17 20:28:31
身体の健康面でタバコを見るとデメリットばかりで百害あって一理もないのは認めます。
よってこのスレでは喫煙に勝ち目なし、いろんな意味でフェア−に煙草の害を評価してください。
ただね、他にメリットあるから俺は吸います。
プライスレスなメリットが。
161 :
名無しは20歳になってから:05/02/18 17:58:51
>>160 私はどちらかと言えば喫煙容認派です。
しかし現在普通におこなわれている喫煙はまずいと思います。
できれば機会喫煙をお勧めします。
自分自身の喫煙ルールを決めて喫煙してください。
162 :
名無しは20歳になってから:05/02/18 18:01:13
ニコチンは強い習慣性があるので普通の人はムリ。
163 :
名無しは20歳になってから:05/02/18 18:18:29
フジテレビ見れ
164 :
名無しは20歳になってから:05/02/18 18:27:34
恐怖の病COPDか・・・・
40歳以上の日本人の10人に1人がCOPD予備軍。
その最大の原因がCOPD
165 :
164:05/02/18 18:28:47
すまん、最後の行は
「その最大の原因が喫煙行為によるCOPD 」
>>159 ・飲酒のメリットはあるなしが重要、
・飲酒のデメリットは量に比例。
・喫煙のデメリットはあるなしが重要、細かく調べれば比例もあるだろう。
と考えれば飲酒グループのリスク変動はわかりやすいですね。でも、そしたら
なんで非飲酒喫煙者のリスクは増えてないのかと同じ疑問につきあたります。
あらためて見ると、飲酒グループの喫煙リスク増はそれぞれ0.7でほぼ一定なのに、
どうして非(+稀)飲酒だけそうなってないのか、症例数が少ないと言っても、
誤差としては大きすぎるような……。
>>158 やはりダメですかw
しかし「喫煙以外のことで気を遣っている集団」と「喫煙にも気を遣っている集団」
との間で死亡率に差がなかったら、喫煙では死亡率に差がないという結論にしかな
らないように思えます。
>>153についてもおっしゃることはわかるんですが、データ
に出ないリスクはないのと同じじゃないかと。焼き魚に発ガン物質があるのは事実
でも、その影響をハッキリ出すためには膨大な量が必要だみたいな感じで。
でもまぁ飲酒というリスク保持者が喫煙すると差が大きくなる。高血圧というリスク
保持者が喫煙しても、糖尿病というリスク保持者が喫煙しても同様、と。ただし飲酒
にはメリットもあるからリスクの変動が複雑になる。そして中年過ぎまで酒を飲まな
かった人は隠されたリスクが少なく、つまり健康な人が多いから喫煙しても差は「目
に見えない」ということでしょうか。
1の他に非飲酒者の喫煙リスクを調査したものがあればもっといいんですが、下戸は
日本にしかいないとも聞きますし難しそうですね。
とりあえず、飲酒しなければ喫煙には70歳くらいまでの死亡率を明確にあげるほどの
害はない。でも他のリスクと重なると悪影響がある、くらいに認識を変えておきます。
>>160 喫煙者ですが、別に勝とうなんて思ってないですよ。
楽しみのためにリスクを背負うのは当たり前として、そのリスクがどの程度なのかは
知っておきたい、という意図でレスしてます。
いらんこと付け加えますと、自分に今煙草をやめる意志がないのは、煙草は無害だと
思っているからではなく、その程度の害(確率)なら別にいいやと考えているからです。
おそらくあなたもそうでしょうけど。
厚生労働省のデータから、平成12年の男女別死亡率 10万人対です。
年齢 男 女 男/女
40-44 177.2 95.3 1.85倍
45-49 296.7 149.1 1.98倍
50-54 465.3 225.3 2.06倍
55-59 747.7 320.6 2.33倍
60-64 1138.0 467.4 2.43倍
65-69 1825.4 753.1 2.42倍
平均寿命 78歳 85歳 −7歳
ということで、この年齢層における男の死亡率は女のおよそ2.2倍。死亡率が
2倍だから寿命は半分、てことはなくて、男女の平均寿命の差はおよそ7年。
ところで喫煙者の死亡率は非喫煙者のおよそ1.5倍だと厚生労働省は言ってます。
これから推測すれば、喫煙により縮む寿命はおよそ3年となりそう。
男の平均寿命が78歳だから、喫煙者76-77歳 非喫煙者79-80歳くらいですか。
この計算が正しいと仮定するなら、日本の喫煙者の平均寿命は英、独、仏、米
より上のようです。やっぱりそれほど大きなリスクとは思えないなあ……。
主要先進国の国別平均寿命(男)
日本 78.4 ノルウェー 76.4
スウェーデン 78.0 フランス 75.9
オーストラリア 77.9 イギリス 75.8
カナダ 77.2 ドイツ 75.6
イタリア 76.8 アメリカ 74.6
年代別に喫煙者・非喫煙者のがん・脳血管疾患による死亡率を計算してみました。
がんでは喫煙者は非喫煙者の1.5倍、人数は同数として概算。
脳血管疾患では、だいたい1.4倍くらいということで。
ガンの死亡率 10万人対
年齢 男 非喫煙 喫煙
×0.8 ×1.2 百分率で
40-44 42.1 33.68 50.52 0.03% 0.05%
45-49 87.1 69.68 104.52 0.07% 0.10%
50-54 168.9 135.12 202.68 0.14% 0.20%
55-59 311.2 248.96 373.44 0.25% 0.37%
60-64 512.9 410.32 615.48 0.41% 0.62%
65-69 872.7 698.16 1047.24 0.70% 1.05%
脳血管疾患による死亡率 10万人対 (元喫煙者はカット)
年齢 男 非喫煙 喫煙
×0.90 ×1.15 百分率
40-44 14.5 13.05 16.68 0.01% 0.02%
45-49 29.3 26.37 33.70 0.03% 0.03%
50-54 43.8 39.42 50.37 0.04% 0.05%
55-59 67.6 60.84 77.74 0.06% 0.08%
60-64 106.6 95.94 122.59 0.10% 0.12%
65-69 177.4 159.66 204.01 0.16% 0.20%
これを見ても、死亡率のズレは2〜3歳ほどしかないようです。
50歳でガンで死んだ人は、もし喫煙しなかったら53歳でガンで死んだろう。
65歳で脳卒中で死んだ人がもし喫煙していたら、63歳で死んでいたはずだ。
まあ50歳のガンも65歳の脳卒中も稀な例ではありますが。
171 :
名無しは20歳になってから:05/02/19 11:14:25
>>168 前にも書きましたが、喫煙リスクは死亡率や平均寿命じゃないですよ。
癌も確率なので個人的には多少上がっても(3倍でも4倍でも)いいと思います。
本数に比例してどの人でも確実に壊れる肺(弱い人、吸い方の違いはありますが)、
高血圧ほどではないものの糖尿病や高脂血症と並ぶ動脈硬化、
診断における客観性の確保が難しいためはっきりしないが、決して少なくないと
最近言われている精神的変調。
死ぬ人もいるけれど、死なないで苦しむ人が多く、死亡率や平均寿命で
みたら今出ている数字で妥当です。こんなにというくらい死亡率が上がって
いればとっくに禁止でしょうし、死亡率の上昇がこのようにあきらかに
出るということは、死亡に繋がるような重い病気(しかし結構生きる)の
原因であることを証明しているようなものです。
私が機会喫煙をすすめるのは、病気のリスクも許容範囲内におさめたいと
考えるからです。
172 :
名無しは20歳になってから:05/02/19 14:52:08
>>166 メリットはあるかなしかが は考えやすいようにそう書いたものなので、
修正してください。使用量によって効果が逆転する薬剤も少なくありません。
(大勢に影響はないです)
それから詳細は不明ですが、総症例数(死んだ人の数)から判断すれば
誤差として大きすぎるとは、私には思えません。
173 :
名無しは20歳になってから:05/02/19 15:51:26
>>167 超気配り集団2群があったとします。高血圧も糖尿病もその他みんな
治してしまっていますから、余程のヘビースモーカーでもない限り、
70歳以下で血管系の問題をおこすことはまずないと思います。
(今まで一例だけ見たことありますが、何万人中一人です。無視して
いいですよね)癌が喫煙群でより多く出るでしょう。しかしそれも
全てドックで早期発見され完治。COPDも早期発見で見つかったら
その人は強制禁煙、その後のケアで変わらない日常。
死亡率に差なんて出るわけないですよね。こういうことです。
飲酒での改善に疑問を持っている人も実はいて、その意見としては
体が悪いから飲んでいない人間が相当数混ざっているというのが
あります。健康集団による死亡率の差の縮小の他に、悪すぎる集団も
どっちにせよ死ぬということで差が少なくなります。とりあえず、
酒を飲まなければというより、飲まない集団であなたの言う事実が
観察されたとしか言えないかもしれません。
ちょっとつまらないですね。
これも推測ですが、
体が悪い⇒少量喫煙、そしてそのグループに⇒でも結局早死
本数で差が出ないかもしれません。
174 :
名無しは20歳になってから:05/02/20 02:25:18
どれだけ統計が科学的で
どれだけ様々な所見が考えられるものなのか
統計軽視してるやつらにみせてゃりたいスレだ
まじで高校の教育にも統計学いれてほしいわーカリキュラム的にめちゃきついらしいけど
175 :
名無しは20歳になってから:05/02/20 02:29:02
ポイ投age
176 :
名無しは20歳になってから:05/02/20 09:54:45
うちの両親は私が物心付いた頃からヘビースモーカー。
小学生の頃なんて毎日のようにタバコを買いに行かされてた。
自販機やコンビにでマイルドセブン買ってる小学生って・・・・。
今までさんざん受動喫煙?してきて、一年くらい前から私の体に異常が
現れ始めました。
すぐ息が切れる、咳が出る、鼻炎もちになった、朝起きるとタンが出る。
タバコの煙やにおいで気分が悪くなる、機嫌も悪くなりキレやすくなる。
これってアレルギー?病気?
仕事場や外で、タバコの煙を吸ってしまうのは仕方ないので
せめて家ではタバコの無い生活を送りたい。
こんな私の切実な願いを両親は無視しして今もタバコを吸い続けている。
家の中が煙でモクモクしてる。
窓を開けると「寒い、嫌味か」などの罵声を受ける。
私はこのまま苦しみ続けるのか。
自分から出てくる息が煙臭い。
177 :
名無しは20歳になってから:05/02/20 11:07:56
泣けてくる。
俺の子供のころもそうだった。
まさか、親を取り替えるわけにはいかないし。。
えーと、その悲惨な状態をなんとかしてくれる公の機関が
あったのだけど、名前を忘れちゃった。
誰か知ってる人います?
178 :
名無しは20歳になってから:05/02/20 12:27:36
>177
是非知りたい。
誰か教えてください。
>>177 児童相談所。
児童じゃないなら、早く家を出よう。
女の子なら、俺の部屋に住まわせてあげるよ。(違
>>179 副流煙の変わりにナニを吸わせる気デスカ?
181 :
名無しは20歳になってから:05/02/20 18:11:04
ある食べ物が身体にいいという話はよく聞きますが、アメリカの調査結果
によれば、パンは危険な食べ物だということがわかりました。
パン食が増えている日本も他人事ではありません!
その驚愕の事実をご紹介します。
1)犯罪者の98%はパンを食べている
2)パンを日常的に食べて育った子供の約半数は、
テストが平均点以下である
3)暴力的犯罪の90%は、
パンを食べてから24時間以内に起きている
4)パンは中毒症状を引き起こす。被験者に最初はパンと水を与え、
後に水だけを与える実験をすると、2日もしないうちにパンを
異常にほしがる
5)新生児にパンを与えると、のどをつまらせて苦しがる
6)18世紀、どの家も各自でパンを焼いていた頃、
平均寿命は50歳だった
7)パンを食べるアメリカ人のほとんどは、
重大な科学的事実と無意味な統計の区別がつかない
182 :
名無しは20歳になってから:05/02/20 18:54:53
パンとタバコを同一にしか見れないあふぉ。
183 :
名無しは20歳になってから:05/02/20 20:02:17
182に誰かつっこんであげなさいよ。
可哀相に・・・
184 :
名無しは20歳になってから:05/02/20 20:06:12
>>181 珍煙てネタのコピペばっかししてるんだね。
その珍説と喫煙を関連付けて、
喫煙者の犯罪率は高くないということを示してみたいなら
やることはたくさんあるが、
まずは、パンを食べない人のデータとパンを食べる人のデータ
両方を示して有意な差がみられなければならない。
相変わらず珍煙はアタマ悪すぎだな。
185 :
名無しは20歳になってから:05/02/20 20:08:47
>>181 そこまで屁理屈並べてタバコを吸いたいのかと思ってしまう。
186 :
名無しは20歳になってから:05/02/20 20:10:29
>>184は非喫煙者の犯罪率を来週までに調べてきてください。
187 :
名無しは20歳になってから:05/02/20 20:14:16
その上で有意な差がなければ嫌煙を禁止します。
188 :
名無しは20歳になってから:05/02/20 20:20:02
なお、犯罪者がそのイライラを押さえるために手を出したタバコに関してはそのバイアスを考慮すること。
189 :
名無しは20歳になってから:05/02/20 21:15:41
>>184 ほら、早よせんと。
おまえがアタマ悪くない証拠を見せておくれ。
190 :
名無しは20歳になってから:05/02/20 23:04:15
191 :
名無しは20歳になってから:05/02/22 09:06:50
>>186 喫煙の有無と犯罪との関係のデータってあるようで見当たりません。
経験上、関係あるのではないかと考える人間が多いにも関わらず、
これほどいろいろなことが調査されている中、ないのです。
もしかしたら、健康よりも重大な結果が出て、タバコ禁止に(ry
192 :
名無しは20歳になってから:05/02/22 09:17:28
>>191 関係あるのは嫌煙と被害妄想だな。
犯罪者と喫煙者の共通点はその妄想の対象になることだ。
193 :
名無しは20歳になってから:05/02/22 11:44:02
ホワイトカラーより労働層のほうが犯罪件数多いよな?
それでホワイトカラーより労働層のほうが喫煙率も高いよな?
犯罪者の喫煙率の相関関係が仮に出たとしてもタバコが犯罪の原因になるという因果関係は導き出せないぞ
>>171 >喫煙リスクは死亡率や平均寿命じゃないですよ。
肝心の厚労省が死亡率や罹患率でしかリスクを表示してないんですが……。
自分もリスクをトータルで表すには死亡率と平均寿命は重要だと思いますし、
しかしご指摘受けたこともあり、自分で少し調べたり考えたりした結果もありで、
それだけでは不足だと思うようになりました。
ガンもそうですが、特に脳血管疾患は老化が原因だから、他の病気や事故で死な
ない限り、誰でも必ず罹る疾病と言っていいですよね?
だとすれば、脳血管疾患における喫煙リスクは『発症年齢の差』で表すのが適当
かもしれません。
で、あれこれ検索してみたんですが、どうもそういうデータはないようです。
仕方がないから厚労省のデータと、同じく厚労省が出した「喫煙者の罹患率は
非喫煙者の1.27倍」から自分で計算して、喫煙により発症が早まる年数はおよそ
2年(40歳〜70歳までで)ではなかろうかと見当をつけてます。
研究者がきちんとしたデータを基に出した数字がどこかにあればいんですが。
あと、罹ってしまえば、快復or死亡に至るまでの年数などは、喫煙と関係ないと
思いますが、どうなんでしょう。
平成14年脳血管疾患の受療率(10万人対)男、5歳階級別
40-44 31人 0.03% 70-74 991人 0.99%
45-49 60人 0.06% 75-79 1349人 1.34%
50-54 121人 0.12% 80-84 2032人 2.03%
55-59 223人 0.22% 85-89 2737人 2.74%
60-64 391人 0.39% 90− 3501人 3.50%
65-69 610人 0.61%
>>172-173 まぁ総死亡に関しては誤差かもしれないけど、ガン死亡のほうはどうでしょう。
>>1のサイトの 1.飲酒と総死亡 の中から、がん死亡リスク
非喫煙者の「飲まない」を1とする。数値は目測。
飲まない 時々飲む 2日に1合 毎日1合 毎日2合 毎日4合
非喫煙 1.0 1.2 0.4 0.5 0.8 1.3
喫煙 1.1 0.7 1.1 1.3 2.1 2.2
これも誤差の可能性はもちろんありますが、
>>1のサイトの他の飲酒・喫煙
とガンとの関連を調査した結果でも同じような傾向になってます。
煙草と死亡ではなく、煙草とガンに限って考えると、
・酒・煙草ともに単独での発ガンリスクは小さい(飲酒関連ガンを除く)
・酒と煙草を併用したとき発ガン性は強くなる
・煙草の発ガンリスクは喫煙量よりも飲酒量との関連が強い
と言えないでしょうか。
他にこんな話もネットで拾いました。
・酒・煙草を併用すると特に危険だとされる癌がある。
・動物実験では、煙草だけではなかなか発ガンさせられない。
・米国の喫煙者の非喫煙者に対する肺がんリスクは10倍以上。日本は4-5倍。
・酒が飲めない遺伝子を持つ人は極東アジアに限られる。
・欧米人で飲酒しない人は、宗教or健康が主な理由だから喫煙もしないだろう。
(欧米人に非飲酒喫煙家は殆どいないので調査対象になっていない可能性がある)
私は「時々飲む喫煙者」なので、自分に都合良く考えているのはありますw
>>166は「もしこうなら」と自分の想像を述べたものですが、誤解を招いたの
であれば修正・訂正します。
196 :
名無しは20歳になってから:05/02/22 17:31:17
>>194 動脈硬化は年齢とともに進みますが、かなり高齢でも驚くほど血管が
きれいな人も少なくありません。加わることでその害を数倍にするような
因子やそれ以外で発症させる因子が存在する中、喫煙の害を平均した年数で
考えるのはあまり意味がないと思われます。これが若干の遺伝的強弱以外
考慮しなくてよいCOPDなら、そのやり方で煙草の害の程度もわかるのですが。
(喫煙40歳の平均=非喫煙80歳の平均)また、脳卒中等の発生は
動脈硬化が進んだ悪い血管という準備段階にある人が、例えば寒冷刺激等の
切欠で発症するものです。(喫煙は準備だけでなく切欠にもなります)
2つの作用部位があるのでより複雑です。
なんだ2年なんだというより、他の因子が絡んでいると嫌だから、
とりあえず避けるべき因子としか言えないのではないでしょうか。
標準偏差が大きいもので平均なんてというところです。
197 :
名無しは20歳になってから:05/02/22 21:41:36
>>195 まず動物実験の話ですが。動物に喫煙という摂取方法は無理です。
猿の依存症の実験ですら、その摂取方法こそ依存を強化することが
わかっているにもかかわらず、できずにニコチンの投薬という方法で
調べられました。結局タバコに含まれている物質の発癌性が完全に
証明されているので、発癌性はある。ただしその摂取量で実害が
あるかどうかの問題は、人間の疫学的な調査以外ない。(不十分という
わけではありません。念のため)
アルコール自体は発癌性はありません。肝癌を考える人もいますが、
アルコールによると思われていた症例はほとんどウィルスの感染が
後からわかっています。ただし確率を上げる作用はあるようで、
肝臓の場合もそれが証明されています。タバコとの併用で特に増える
癌が数多く存在するという事実から、推測できることはアルコールが
発癌物質の効果を増強しているだろうということです。飲酒量に
比例して増えていますが、発癌物質の吸収促進なり、癌細胞を消すことの
妨げなりの悪い効果が量に比例してあるのかもしれません。
(動脈硬化以外の作用があるとしたら、大量のアルコールは免疫を
弱らせるが、少量だと強めるのかもしれませんね=単なる推測)
酒を飲めない遺伝子は一種ではありません。遺伝的に酵素がない場合も
飲むことで別種の酵素が増えるので、遺伝的下戸=飲めないというのは
早計だと思います。(そのような人が飲むとより害が出やすいという
話も聞いたことがあります)
ちょっともう一度先のページを見直したのですが、総喫煙量(指数)では
完全に相関が出ていますよ。一日の本数と総喫煙量が一致しなかったのが、
一日の本数が相当変動した証拠だと思います。飲酒量によるリスクに
劣らないリスクも出ていますよ。
198 :
名無しは20歳になってから:05/02/23 23:43:58
もう話についていけん。
age
199 :
名無しは20歳になってから:05/02/23 23:45:52
スレタイが「【真面目に語ろう】煙草と健康」だからな。
まあ硬い話になるのは仕方ないんじゃ?
こういうスレもいいよな。
201 :
名無しは20歳になってから:05/02/24 22:56:51
もう少し簡単に説明してほしいな。
例えば、先進国の中で喫煙率が最も高いのは日本でしょ。
その日本が長寿国となるのは何故?
202 :
名無しは20歳になってから:05/02/24 23:00:39
>>201 現在の日本の年寄りの喫煙開始年齢は、所得水準の低かった遥か昔、
後進国並みの50年前であり、タバコは誰でも吸えるようなシロモノではなかったということ。
バカでも分かるだろ?
そんな単純なこと。
203 :
名無しは20歳になってから:05/02/24 23:05:21
>>201 物事を簡単にする事で本質を失う問題とそうでない問題とがある。
日本が長寿国である事と喫煙率が高い事との相互作用だけを考える事は
他の要因を排除しすぎ、結論を導き出せない。
長寿問題は食事などの日常生活の要素を抜きに考える事はできない問題だ。
204 :
名無しは20歳になってから:05/02/25 07:22:26
>>202 確かに戦時後期は配給になったりしたかもしれないが、
通常は労働者階級も吸っていました。
日本でのたばこ文化は江戸中期よりかなりのものでした。
>>203 言ってる事は理解できます。
私が言いたかったのは、全ての元凶がたばこであるといった
風潮はおかしいのでは?という事です。
食生活、生活習慣などの方が、問題ですよね。
>>196 患者本人や家族、医師などにとって、平均が意味ないことは当然だと思います。
しかし中年前でとりあえず健康な人間にとっては「煙草は脳卒中の発症率を1.27倍
にする」よりも「発症時期を1-2年早める」という情報(これが正しければですが)の
ほうがわかりやすいと思います。まぁ1.27倍はリスクの有無の判定に有用なのであっ
て必ずしも程度を表すもんではない、ということもわかった上でのことですが。
ちなみに厚労省の、喫煙しなければ○○万人の死が予防できる、○○人が脳卒中にな
らずにすむ、みたいな表現(そう受けとれそうな表現)にはずっと首を傾げています。
コレラやペストならわかりますが、年齢が5歳違えばほっといても死亡率が2倍にな
る脳卒中で1,27倍を強調し、煙草がなければ死を避けられる(予防できる)、みたいな
表現は明らかにおかしいのではないかと。やはり死が(発症が)○年早まる、のほうが、
わかりやすいし正確だと思います。
>>197 喫煙指数と発ガン率との相関はおっしゃるとおりでした。すみません、総死亡のほう
と誤って記憶していたようです。
煙草の発ガン性は酒と一緒になったときに凄く活性化するようだ。(
>>1のデータ他
↓
一緒でなければ殆ど活性化しないのではないか(
>>1のデータから推測
↓
非飲酒喫煙であれば発ガン性は低いのではないか。(推測
↓
少量喫煙の場合、かえって癌を抑制する効果があるのではないか。(推測
これをあまり力説するとトンデモ一直線になりそうなのでいったん休止します。
でも非飲酒者の喫煙・非喫煙別発ガン率はもっと知りたいですね。そういう資料を
見かけた方がおられましたらよろしくです。
>>201 >>204 国別喫煙率(男) 2002年
国 名 男(%) 平均寿命
スウェーデン 19 78.0 アイルランド 32 74.4
英国 27 75.8 イタリア 32 76.8
フィンランド 27 74.8 オランダ 37 76,0
ベルギー 30 75.2 フランス 39 75.9
ポルトガル 30 73.6 ドイツ 39 75.6
オーストリア 30 76.4 スペイン 42 76.1
デンマーク 32 74.8 ギリシャ 47 75.8
日本 JT調べ 49 78.4
厚労省調べ 43 78.4
欧州の国同士で比べても喫煙率と平均寿命の関係は不明瞭で、喫煙率数%の差は、
国民全体の寿命に影響を与えるほどではないように見えます(つまり喫煙率を少々上下
させても平均寿命にはあまり影響しないだろうと……)。
国ごとの平均寿命の差は医療体制の充実や貧富の差が、食生活他の国民性にくわえて
大きいのだろうと思います。
>>204 直接関係ないかもしれませんが、肺ガン死亡者数と死亡率を調べてみました。
人口(万人 肺ガン死亡率(対1万人 死亡者数(推定
1970年 2000年 1970年 2000年 1970年 2000年
40-44歳 364.7万人 388.2万人 0.46人 0.74人 168人 287人
45-49 265.6 443.6 0.85 1.43 225 634
50-54 213.9 518.6 2.01 2.82 430 1462
55-59 202.8 427.4 4.07 5.17 825 2210
60-64 174.6 373.9 7.15 8.96 1248 3350
65-69 139.3 335.2 12.50 17.31 1741 5802
70-74 95.8 266.6 15.60 30.72 1494 8189
75-79 53.0 162.1 16.09 45.19 853 7325
80-84 24.0 91.3 12.70 59.62 305 5443
85-89 7.1 47.6 8.68 66.00 62 3141
90- 1.7 17.6 4.01 57.63 7 1014
30年前と比べて40歳の人口は殆ど変わっておらず、肺ガンによる死亡者も1万人に
つき0.3人増えているに過ぎません。極端に伸びているのは70歳以上の高齢者です。
人口が数倍になり率も数倍になり、文字どおりの相乗効果で22000人以上も増加し
てます。なお、これだけ高齢者が増えてきているにも関わらず、脳卒中の死亡率は
減ってきてるようです。これらから考えられる肺ガン死増加の最大の理由は
・高齢者の割合が飛躍的に増加した。
・脳卒中など他の病気では死ににくくなったが、肺ガンには良い治療法がない。
この二つではないでしょうか。喫煙率も関係してるんしょうが、こういう変動
の中で煙草というひとるの要素の影響度を見定めることはかなり難しそうですね。
それにしても高齢化は恐ろしいです……
他の文献呈示してもいいよね
>>204 全ての元凶がたばこであるといった意見は風潮ではなく一部では?
>>209 >>204が勝手にそう思ってるだけなんじゃねーの?
今の風潮はタバコの害が分かってきたから、それを強調してるだけで、
どこもかしこも「全ての元凶はタバコにあり」なんて言ってるわけじゃないし。
まあそういう輩も恐らくいるにはいるんだろうけど。
【肺ガンは本当に増えているのか?】
肺ガンについて少し調べてみて、この疑問につきあたりました。以下、長文レス
3連続します。なお数字は全て厚生労働省のデータベースシステムからです。
まず年代別に肺ガンで死んだ人の人数を見てみると
《肺癌死亡者数(男)》
年 1950年 1960年 1970年 1980年 1990年 2000年
人数 789 3,638 7,502 15,438 26,872 41,634
となっており、1950年には千人もいなかった肺癌死者が今では4万人強と確かに
激増しています(50年間で約53倍)。しかし日本人全体の人数が増加しているのだ
から、それに応じて肺癌死する人が増えても当然です。
《肺癌死亡率(男)》
年 1950年 1960年 1970年 1980年 1990年 2000年
率(10万人対) 1.9 7.9 14.8 27.0 44.6 63.5
10万人につき2人だったのが60人以上になっており、やはり激増といっていいと
思います(約33倍)。けれども、この半世紀で老人比率が極端に高まっています。
肺ガンは主に老人が罹る病気なので、老人比率が高まれば肺癌死が増えるのも当然
でしょう。そこで年齢を調整し、各年代における年齢比率を揃えた数字を見ると、
《年齢調整した肺癌死亡率・男》
年 1950年 1960年 1970年 1980年 1990年 2000年
率(10万人対) 3.6 13.6 22.5 35.5 45.0 46.3
老人比率が同じだとすると、人数では約53倍だったのが13倍ほどになりました。
見かけほど増えているわけではなさそうです。と言っても、13倍が大きな数字で
あることに違いはありません。 (続く)
ところで、この半世紀に激減した「死因」があります。結核が有名ですが、それ
以上に減少したのは「老衰」です。かつては死因の上位にありましたが、今では
その他扱いされるほど少なくなっています。
《老衰による死亡者数と死亡率(男)》
1950年 → 2000年
死亡者数 23474 → 6017
率(10万人対) 57.5 → 9.8
年齢調整後の率 243.9 → 6.3
この50年の間で2万人以上いた老衰死が6千人に減り、年齢構成比率を揃えて
みると、かつては10万人のうち200人以上が老衰で死んでいたのに、今では6人
しかいないという計算になります。老衰の特効薬ができた、などということはな
いから、これには何か別の理由があるはずです。老衰というのは、
1:なんだかよくわからない理由での死
2:複数の死因があってどれかひとつに決めかねる死 のようです。
「昨日までは元気だったが急におかしくなり三日後には死んでいた」というような
ケースで『老衰』になることは少なく、「長い間寝込んでいたが人がさらに弱って
いき、とうとう死んでしまった」というような場合に『老衰』とされることが多か
ったのでしょう。もちろん結核のような有名な病気が老衰とされるはずはないから、
殆どは癌であったと想像できます。また癌で体力がなくなり長く寝たきりになれば
他の病気も併発したでしょうから、死因をひとつに絞れなかったのかもしれません。
つまり以前は『老衰』と死亡診断書に書かれていたものが、次第に肺癌を含む癌で
あると書かれるようになったことが老衰が減り癌が増えた原因ではないでしょうか。
年齢調整した死亡率(10万人対・男)
年 1950年 1960年 1970年 1980年 1990年 2000年
老衰 243.9 148.8 72.8 35.8 14.4 6.3
全ての癌 148.2 188.2 199.2 210.9 215.6 214.0
肺癌 3.6 13.6 22.5 35.5 45.0 46.3 (続く
続き)
煙草の害を警告するグラフなどを見ていると、戦後の肺癌はコレラやペストの流行
のように急速に広がったような感があります。しかしそれには
1:老人が増えているのでその分増えてるように見える(53倍→13倍)
2:以前は『老衰』と診断されたものが、今は『肺癌』とされている(13倍→?倍)
このふたつの理由による増加がかなり入り込んでいるのではないかと思います。
癌が老衰として扱われただろう、というのは他に論拠のないことではありません。
人は何処で死んだか? 死亡場所 百分率
年 1951年 1960年 1970年 1980年 1990年 2000年
病院等の施設 11.6% 21.9% 37.5% 57.0% 75.1% 83.3%
自宅等 88.4% 78.1% 62.5% 43.0% 24.9% 16.7%
50年ほど前は9割ほどの人が自宅で死に、病院で死んだ人はたった1割ほどでした。
無医村も多かったはずですし、経済的な理由からもベッド数からも、80歳の老人が
具合が悪くなったからと入院させるようなことは稀だったでしょう。
家で長く療養していた人がとうとう死んだ、という場合、報せを受けてやってきた
医師が、死因を『老衰』としても無理はありません。特に肺癌はポピュラーな病気
ではなかったはずですし、戦前の教育を受けた当時の医師が、肺癌の知識を充分に
持っていたかも疑われます。
これらのことから、過去の老衰の中に肺癌が高い割合で含まれていたのではないか、
過去には肺癌が少なかったのではなく、そう認識されていなかっただけではないか、
と思えるのです。
とすれば、肺癌は煙草とまったく無関係ではないにしろ、煙草の販売量や喫煙率
とはあまり関わりがなく、肺癌死者数は戦後ずっと横這いか微増程度だったのか
もしれません。
もっとも、こういうことは専門家の間では常識以前なのかも、とも思いますが。
214 :
名無しは20歳になってから:05/03/01 15:36:45
>>205 何年早いも何倍と同じようなものです。まあ、この話はもういいでしょう。
何人死ななくてすんだという話に疑問を持たれているようですが、むしろ
こちらの方が有用正確だと思います。雨が降ることでコンビニの商品数を
変えるように、設定さえしっかりやっておけば、大きなマスの中で統計は
威力を発揮します。厚生省がやりたいことは、(ちょっと悪い見方ですが)
総数としての病人を減らして医療費を抑制することにつきるわけで、
禁煙化を推進している理由はそこにあるわけです。
トンデモとか言わずにw。けっこういい話だったと思います。統計的に
言えるレベルではないものの、酒との相互作用はなかなかです。
相互作用で悪いという知識は皆持っていても、強調する人はあまり
見かけません。これから追求されていかなければならないことでしょうね。
215 :
名無しは20歳になってから:05/03/01 22:23:12
>>211-213 実はかなり複雑な要素を含んだテーマなんですよ。気がついたことを
いくつか書いておきますね。
肺癌もタバコとの関係はいろいろ組織型によって違うわけです。特に
関係が深いのが小細胞癌(ほとんど全例と教わりましたが今はどうなって
いるんでしょうね)と扁平上皮癌、そして一部異論はあるようですが、
腺癌と大細胞癌はあまり関係ないようです。これらを考慮に入れないと
正確なことは全く言えないと思います。
以前は結核が死亡原因の大きな要因でした。ところがこの結核は癌を
防ぐ作用があるという話があり(真偽不明)、丸山ワクチンなどは
それが根拠になっています。そちらの作用で癌が少ない可能性も
あるのですよね。
それぞれに対するレスはまた後日。
亀かつ話が逸れてしまいますので他の方はスルーして下さい。
>>197 始めに、私は危険性はアルコール>煙草と考えていましてご意見お伺いしたいのですが、
アルコール性肝炎→肝硬変というルートから死に至る危険性は割と高いですよね。酵素は長期飲酒実験でも作れない人もいますが、そのあたりはどう思います?
それとアルコール中毒も(急性、慢性ともに)どうお考えですか?
>>216 アルコールの分解について再度勉強しました。ちょっと説明しますね。
遺伝で決定されるアルコールを分解する酵素は実は日本人は多い人の
割合が高いそうです。日本人で遺伝的に飲めない人というのは、
アルコールが分解されてできたアルデヒドを分解する酵素の低い人です。
このアルデヒドは人を気持ち悪くさせる成分なので、飲むとすぐ気持ち
悪くなってしまうために、飲めないということになります。ところで
このアルデヒドの方の酵素はアルコールの分解にも多少関与しているらしく、
この活性が特に低い人はアルコールの分解も悪くなるらしいです。
ちなみに白人にはアルデヒド分解が苦手な人はいませんが、アルコール分解が
低い人がたくさんいるらしいです。
これらの酵素は鍛えて増えるものではないらしく、飲酒を重ねることによって
増えるアルコールを分解する酵素は別のものです。こちらは誰でももって
います。以前書いた話はこの酵素のことで、無理して飲むようになった
人も少なからずいるのではないかという意味で書きました。(決していいこと
だとは思っていません)
>>216 続きです。
酒とタバコどちらが危険かという話ですが、何に重きを置くかだと思います。
それがなければ死なないですむ人の数という尺度ならタバコ>酒でしょう。
WHOが両方とも出してますよね。酒も決して少なくない。依存症になる率、
これもタバコ>酒でしょう。もちろん酒の方が悪いこともたくさんあります。
直接事故や犯罪につながるは当然酒>タバコ、率はともかく依存症になった
時の体への害も当然酒>タバコです。私にはどちらの方が悪いとも言えません。
どちらについても、自分の身体的状況に合わせて依存にならないように
体に害にならないように計画的に楽しめです。それができないならするなです。
回答になっていたでしょうか。不十分でしたら、質問を変えてみてください。
丁寧なレスありがとうございました。
つまりアルデヒド分解酵素が少ない人は鍛えても飲めないということですね。
長期飲酒実験によりアルコール分解酵素が活性化され、飲めない人が飲めるようになるのだと思い込んでいましたが、別の酵素が誘導されるのですか?
アルコール分解に関わる酵素は2種類だけではないのですか?
質問ばかりですみません。
>>220 ありがとうございました。理解です。
喫煙害と飲酒害、本人を死に至らせる可能性(事故を含め)で言ったらどちらも似たようなもののようですね。
酒飲み家系なのでつい飲酒害が気になる今日このごろ。ほどほどにせねば。
ありがとうございました。
>>214 あれから調べてみると、癌に対する喫煙と飲酒の相乗作用を調査したのは1の厚労省
研究班が「世界で初めて」だそうです。過去の新聞記事の一文にあっただけなので
真偽は不確かですが、もし本当なら、非飲酒者の喫煙リスクはいくら検索しても出て
こないはずです。
酒の害については遺伝子絡みの研究が進んでいるようですね。
専門用語がいっぱい出てきてよくわからないですが、下戸が酒を飲むと発ガンのリ
スクがもの凄く高くなるとか。
ttp://wwwsoc.nii.ac.jp/jsac/TT52/12-2K03.html >最近の統計では下戸が飲酒習慣を持つ場合,正常な人の10倍以上発がんリスクが
>高まるとされている。
ttp://www.onh.go.jp/surgery/html/topics.htm >ALDH2*1/2*2の人は、少量飲酒の場合健常人と比較して8.84倍の食道癌発ガン
>リスクがあり、3合以上飲酒した場合114倍の発ガンリスクがあることが判明
というわけで、飲酒と喫煙が重なればとても危険。でも、その害が大きければ
大きいほど、飲酒を伴わない喫煙の害は相対的に小さくなるはずです。
実際
>>1のサイトの飲酒・喫煙と発ガン等の関係を調査したどのページを見ても、
時々しか飲まない喫煙者のリスクは非喫煙者とほぼ同じか、逆に低くなってますし。
喫煙の害が飲酒と同時でなければ顕在化しないとすれば、長寿の喫煙者の存在や
日本の肺癌率の低さなど、いくつかの疑問が解消されるかもしれないですね。
>>214 喫煙者の死亡率は非喫煙者の○倍というのは、数値が不正確だということだけでなく、
その考え方が間違っていると思います。
数値が正確でないというのは
>>1では40-59歳の人を10年間調査して、その死亡率を全
てにあてはめている(厚労省のパンフ)のですが、もし50年間の調査なら差は殆ど出ず、
20歳代の人を10年間調べてもやはり差は出なかったことでしょう。煙草の害で有意差
を出すために、違いの出やすい年齢と期間を研究者が選ぶのは当然としても、そこで
得られた数字を一般的なものとすることは誤りだと考えます。
大きなマスで考えればということですが、○万人死なずにすむ、というのも同じく間違い
じゃないですか。発癌リスクの増加や動脈の劣化は、感染症や事故のようにその時
回避すれば大丈夫なものではなく、毎年蓄積・増加されていくものです。最大の要因は
加齢なのだから、煙草がなければ○万人は今年死なずに数年後に死に、代わりに数年
前に死んだ人が今年死ぬことになります。毎年の死亡者数は基本的には変わりません。
したがって医療費が減るという話も半分は眉唾だと思います。死者の数が不変なら死
に至る病の罹患者数も変わらず、平均寿命が伸び老人の数が増加するだけだからです。
日光に当たること、夜更かしをすること、運動し過ぎること、運動しなさ過ぎること、
飽食したり偏食したりすること、脂こいものや刺激物を摂ること、飲酒・喫煙をする
ことなど、つまり食べたり飲んだり遊んだりすることで老いが促進されます。
長生きしたいのならこれらを避けろという厚労省の意見は意見として、これらを避け
てまで長生きを望まないという意見も当然あるわけです。今の平均寿命は80歳くらい
ですか。2050年(今20歳の人が65歳)には90歳を越えるだろうと予測する人もいるよう
です。その時の老人が社会からどう扱われるかは想像できません。そして喫煙により
余分に失われるのが80歳前後の数年間であるなら、先のことはどうでもいいか、その
時になって考えるさ、と考える人もけっこ多いと思いますよ。
224 :
名無しは20歳になってから:05/03/08 20:02:01
>>223 何万人は死なずにすむというのは、あくまでも病気でです。もしタバコが
なくなれば罹患する疾患の割合種類は激変するでしょう。また、若年で
脳梗塞などの疾患にかかるとなかなか死なないというのはまさに現実です。
医療費に関しては罹患期間の長短がその根拠になっています。各国が
それぞれ計算していて増える国減る国変わらない国といろいろですが、
その国の医療システムの違いを考えれば不思議なことではありません。
寝たきりでも延命、人の命にはいくら金をつぎ込んでもいい、検査機器も
薬も豊富な日本でどうなるかは誰が考えても明らかでしょう。
過食を喫煙と同等のリスクと過大評価する人が(あるかないかでしか
考えていないのだと思いますが)時々いますが、実際過食で健康を害する
というレベルは相当ひどい過食です。全てのリスクをさけて特殊な生活を送る
くらいならというのは、タバコを吸う害をきちっとした生活を送らないことに
よる害程度だと考えていることによる誤りです。高血圧の害、糖尿病の害、
高脂血症の害と比肩するものであって、運動不足やちょっとした肥満と
比べるられるものではありません。喫煙で失われるのは短くなる寿命の
数年ではなくて、70歳からベッドの上の過ごす十数年間です。
先のことはと考える人が多いのはその通りだとは思いますけどね。
225 :
名無しは20歳になってから:05/03/08 20:34:18
>>222 ほぼ同意です。癌に関してアルコールの影響は、直接的な発癌物質では
ないもののあなたが言われている通り少なくないと思いますし、
(アルコールというよりアルデヒドがいけないのかもしれませんね)
タバコによる発癌物質の摂取は、アルコールがなければそれ程でもない
のかもしれません。喫煙科学研究財団に研究するようにメールでも
出したらどうですかw
フッ
妄想妄想
>>224 何人死なずにすむは、何人罹患せずにすむ、と置き換えても同じことです。
煙草がなくても人は死にますし、疾患割合も種類も激変などしないでしょう。人は相変
わらずガンで死に、脳と心臓の病気で死ぬだけです。死の前の数年から十数年の間
寝たきりになる率も同じです。それは喫煙率が男性の数分の一しかなく、平均寿命が
7年長い女性の死に様を見ても明らかじゃないですか。
死亡率1.5倍も発ガン率1.5倍も脳卒中の発症率1.3倍も、あくまで70歳までの死亡率や
発症率に過ぎません。前にも書きましたが、観察期間を10年(70歳まで)に限定せず、
50年(100歳まで)に延長すれば、その間に喫煙非喫煙を問わずガンや循環器系の疾患
で皆亡くなるので、倍率はほぼ1になります。70歳以前の死亡者や罹患者を減らせば
減らすほど、70歳以上での死亡者と罹患者は増加します(その善し悪しは別です)。
医療費も同じで、70歳までにかかる費用に限定すれば減るかもしれません。しかし減
ったぶんは70歳以上の医療費で増加するのだからトータルでは変わりません。もちろ
ん、喫煙者は生涯に三度脳卒中に罹るが非喫煙者は一度しか罹らないということがあ
ったり、同じ病気でも喫煙者のほうが治癒または死亡に至るまでの時間が長いというこ
とがあれば話は別です。でも、そうしたデータは見つかりませんし。
日本を含む各国の医療費の試算が一体どのようになされているのか、少し気になって
きました。まさか年齢と年数を限定した調査結果を全体に当てはめることによる誤認、
または統計トリックに引っ掛かっているわけじゃないでしょうねw
測定できるリスクは大きく見えますが、測定できないリスクはそもそも見えません。
それはともかく、喫煙で失われるのが70歳からベッドの上の十数年間、は意味がわかり
ませんでした。喫煙すれば70歳から10年間寝たきりになるというのなら、喫煙しなければ
73歳からの10年間を寝たきりで過ごすだけでしょう。厚労省の統計から読みとれるのは、
煙草がなければ○万人が死なないではなく、○万人の死ぬ時期が遅くなるであり、
△万人が脳卒中にならないではなく、なる時期が何年か後にずれるだけですよ、やはり。
228 :
名無しは20歳になってから:05/03/11 17:47:19
>>227 何だか全然だめなんですけど。
少なくともCOPDやASOは激減しますから罹患する病気は変わりますよ。
また喫煙のせいだとは言いませんが、男と女の疾患にかかる差というのは
ものすごくあります。(つーか、死に様が全然違うじゃないですか)
年齢層による死因の違いをみれば、寿命が延びることすなわち死亡原因の
疾患の構造が変わることも疑いがないことなのですが。
観察期間をそこにおいたのは害があるかどうか、寿命に影響があるかどうか
調べるためにすぎません。倍率は意味がありませんよ。ちなみに高血圧による
死亡率の増加を調べる時、タバコと大差ない上昇しか見られないことに気付く
でしょう。(大病で必ず死ぬわけでないだけでなく、寿命という確実に死ぬ
要素がある中、統計的に差があるデータが出るということが、いかに強い
害悪なのか、理解できませんか?)
続く
229 :
名無しは20歳になってから:05/03/11 17:48:07
>>227 その、話が別というのが、まさに現実で、しかもその差は歴然としている
レベルです。死亡した年齢による医療費の総使用量が計算されています。
早く死ぬ人間の方が罹患機関が長いというのもでています。これはタバコに
限定した話ではなくて、高血圧とか高脂血症とかの治療に医療経済の面で
意味があるか(長生きしたい奴は自腹で医療費を払えという意見への反対意見)
という観点からの研究です。喫煙者がというのではなくて高齢発症者と
若年発症者ということなら理解が容易でしょうか?
動脈硬化性の疾患に限定しての話です。他のリスクなしのタバコだけの
若年発症(と言っても中年以降ですが)も稀には存在していますが、喫煙
すれば必ずそのような疾患になるわけでないのと同様に、高脂血症などの
他の要素があれば必ずなるわけではありません。たばこを加えることに
よって数年ずれた人間がいるだけでなく、ならなかったはずの人間が
なる場合があることも考えなくてはなりません。
厚生省の統計をどう読んでも、ずれるだけという結論は根拠がないという
ことに関しては疑問の余地はありません。ところで70歳からのというのは、
吸わなければ82歳で発症して83歳で死んでいたところを、吸っていたから
70歳で発症し80歳で死ぬということ(誇張ですが)です。
(厚生省の研究から導かれた結論でないのは言うまでもないですが、念のため)
良スレsage
なんつーか、統計や感覚からしても、寿命や死亡率ってのは、喫煙者・非喫煙者でも
そんなに変わらないのかもしれない。
適当な喩えではないかもしれないけど、
快調でなんの問題もない洗濯機と、ちょっと壊れやすくてメンテしながら使ってる洗濯機。
でもモーターが完全にぶっ壊れる年月はそんなに変わらない、みたいな。
もしくは今まで何の問題もなかった洗濯機もある日突然前触れなくぶっ壊れたり、
不調な洗濯機がほそぼそ生き延びたり。
つまり、喫煙の場合、致命的な状況に陥る時期というのは、平準化すると案外非喫煙者と
対して変わらないかもしれないね。つまり、喫煙=死亡リスクが極めて高いというある種の
神話については確信できない部分がある。
ただ、喫煙経験があり且つ、現在非喫煙者の自分を鑑みても、喫煙は身体に不調をもたらす
ことは確信できる。はっきりいって喫煙期間と非喫煙期間の体の調子の差は歴然としている。
つまり、問題は寿命や死亡率などではなく、この先の人生において「快調な肉体を持って過ごすか」
「不調な体と付き合いつつ過ごしていくか」が問題だと思う。
(この場合、その他持病については考慮していない。)
まぁ、通常の喫煙者の場合、喫煙していない場合(少なくとも1ヶ月以上)の自分の体の調子と
いうものが判らず、比較できないと思うので説得力は感じないと思うけど。
つまり、自分の不健康さに関して自覚症状がないというか、目をそむけているというか。
煙草による健康への影響はかなり緩やかであるところが怖いですね。
とりあえずの影響といえば、体力の低下、慢性的な倦怠感とか、肌の荒れとかですもんね。
それくらいだったら、煙草の誘惑に勝てるほどの要因になりえないところがホント怖いね。
・・・はは、いろいろ思うところはあるんだけど、どーにもとっちらかるね。乱文スマソ。
>>228 性・年齢別にみた死因順位、割合(%) 男 平成14年
60-64 癌 44.6% 心疾患 13.4% 脳血管疾患 9.1% 自殺 5.7% 事故 4.4%
65-69 癌 46.6% 心疾患 13.2% 脳血管疾患 9.7% 肺炎 4.3% 事故 3.8%
70-74 癌 44.6% 心疾患 13.1% 脳血管疾患 10.6% 肺炎 6.4% 事故 3.4%
75-79 癌 37.8& 心疾患 13.8& 脳血管疾患 12.3% 肺炎 9.6% 事故 3.2%
80-84 癌 30.1% 心疾患 14.6% 脳血管疾患 13.8% 肺炎 13.3% 事故 3.2%
85-89 癌 22.6% 肺炎 16.8% 心疾患 16.4% 脳血管疾患 14.9% COPD 3.2%
90- 肺炎 20.9% 心疾患 17.1% 癌 15.4% 脳血管疾患 14.1% 老衰 7.1%
女
60-64 癌 50.4% 心疾患 10.5% 脳血管疾患 9.7% 自殺 4.3% 事故 3.6%
65-69 癌 46.1% 心疾患 12.1% 脳血管疾患 10.5% 事故 3.6% 肺炎 3.4%
70-74 癌 39.5% 心疾患 14.9% 脳血管疾患 11.8% 肺炎 5.0% 事故 3.7%
75-79 癌 31.9% 心疾患 17.4% 脳血管疾患 14.6% 肺炎 7.2% 事故 3.5%
80-84 癌 24.5% 心疾患 19.3% 脳血管疾患 16.8% 肺炎 9.9% 事故 3.1%
85-89 心疾患 21.1% 癌 18.0% 脳血管疾患 17.7% 肺炎 12.7% 老衰 4.0%
90- 心疾患 21.1% 脳血管疾患 17.0% 肺炎 15.5% 癌 10.7% 老衰 10.7%
今の人間の7割ほどは癌か心疾患か脳血管疾患のどれかで死んでいるようです。
高齢まで生きれば肺炎で死ぬ確率が増すので、そのぶんくらいは死因の変化は起きる
でしょうけど、とても激変とは言えないと思います。また男と女の死因にも大きな違
いがあるようには見えないです。同じ脳卒中でも種類が違うということはあるのかも
しれませんが、医師でもない一般人には関係ない話でしょう。
煙草がなくなれば、上表がどう変化すると考えますか?
臓器も筋肉も使わなければ衰えますし、使えば劣化してやがて死にます。
それをくい止める手だては今のところ医学にはないようですね。ただ生活習慣に気を
遣うことで、いくらか劣化を遅くする(つまり死亡時期を後ろにずらす)ことができる
だけじゃないですか。 続く
早く罹患した人ほど罹患期間が長い、つまり高齢者ほど罹患すると早く死ぬ、と
いうのは感覚的にはそうだろうと思えます。でもデータが見つからないんですよ。
一般人がアクセスできて、一応理解可能そうなサイトがあれば是非教えてください。
平成14年 退院患者平均在院日数,年齢階級別(厚労省のデータから)
年齢 全疾患 脳血管疾患 虚血性心疾患 悪性新生物
50-54 40.4日 55.8日 10.4日 32.2日
55-59 41.6日 55.3日 12.8日 31.8日
60-64 46.2日 65.6日 12.6日 33.0日
65-69 46.2日 87.1日 18.8日 33.4日
70-74 45.5日 83.2日 19.0日 35.1日
75-79 48.6日 91.8日 19.2日 35.2日
80-84 55.9日 116.1日 26.1日 43.1日
85-89 70.8日 143.0日 39.4日 51.6日
90- 109.3日 272.8日 94.5日 58.8日
推計入院患者数 人口 率
男 67万人 6162万人 1.09%
女 78万人 6452万人 1.21%
上表の「退院」というのが死亡を含むのかはどうかはわかりませんでしたが、
これで見る限り、多少の凹凸はあるものの若い人ほど早く退院しているようです。
また女性のほうが入院している率は高いようです。 続く
統計とって喫煙者の死亡リスクが非喫煙者の何倍というのは、有意差がでるか
どうかを見るために必要なのであって、その数値自体にたいして意味はない、
とは私も思います。けれども
>>1のサイトで厚労省はこんなことも言ってます。
>◆男性の肺がんの68%、女性の肺がんの18%はたばこが原因
>これらの数字をもとに計算すると、肺がんになった人のうち、男性では68%、
>女性では18%がたばこを吸っていなければ肺がんにならなくてすんだ、すなわち、
>たばこが原因と考えられました。
「これらの数字」とは喫煙者の肺ガン罹患率は非喫煙者の4.5倍とかいったものです。
平成15年の肺癌死者の実数をとって計算してみると
肺ガン死者数 煙草が原因 煙草以外が原因
男 41634 (×0.68)28311 13323
女 15086 (×0.18) 2715 12370
計 56720 31026 25693
煙草以外が原因での肺ガン死者数が男女ほぼ同数になってしまい、大変奇妙です。
男女の喫煙率が同率になれば、男女の肺癌死亡率も同率になると言うのでしょうか。
世界には男女の喫煙率がほぼ等しい国がいくつかありますが、それらの国の肺癌
死亡率の男女比は2:1以上であり、厚労省のいうことはこの常識と激しく矛盾します。
もとはリスクの有無を判定するために出した数字なのに、リスクの程度を表す数字
として取り扱ったがために起こった誤りだろうと思います。でなければ、データの
取り方か処理の仕方で、何か大きな見落としがあったのでしょう。
が、こうした倍率を表記して「煙草はこんなに危険」と警告が出されてたり、
超過医療費等の計算がなされたりしているのと違いますか?
だとすれば本当に変な話です。 続く
煙草には統計ではっきり出るほどのリスクがある、ということですが、そんな
ものはいくらでもあるし、多くの人は気にしてないでしょう。
海で遊ぶ人の水難事故率は、海で遊ばない人より圧倒的に高いでしょうが、何
倍であるか、などといった調査は誰もしないし、しても気にしないと思います。
外出を必要最小限に止めて遊びに行くのをやめれば、交通事故で死傷する人が
何十万人も減ることはわかっています。でも、遊びに行きます。酒を飲まなけ
れば二日酔いで苦しむことはないと知っていても、飲む人は飲みます。
無論、煙草も有害だと思います。
何十年も続けて摂取していれば、摂取していない人と比べて何かの疾患が増加
したり、特定の部位の劣化が進んだりするのは、むしろ当然でしょう。
別に煙草に限らず、カップ麺や缶コーヒーなどが危険でないとはとても思えま
せん。それらに含まれている物質を抽出、濃縮して動物に投与すれば簡単にリ
スクは作れるはずです。けれども疫学で証明しようとすれば、条件を揃えて何
年間も調査しなければならず、そんなことは不可能に近いので誰もやらず、従
ってそれらのリスクは明らかにされてないだけじゃないでしょうか。
煙草が高血圧や高脂血症と同程度に有害である、と言われてもまったくピンと
きません。高血圧のリスクが実感できてないからです。というより、それまで
生きているかどうかもわからない何十年か先の僅かなリスクに備えて、今から
肉や塩の摂取を制限しようとはまったく思ってないからかもしれませんが。
自分にとっては煙草も同じです。
厚労省やWHOははもっとわかりやすくリスクを説明すべきでしょう。今やってる
のは、説明ではなく単なる脅しですよw
236 :
名無しは20歳になってから:05/03/16 13:32:46
>>232 別の統計では癌の種類まで出ていますが、全然違いますよ。分け方として
脳梗塞と脳出血を一緒にするのも誤りですし、心筋梗塞と心筋症を一緒にする
のもダメ、要するにその統計で厳密な判断は不可能です。(わかる範囲内での
推測は面白いと思うのですが、やってみますか?)
またその統計でも率の点からはほぼ同じというのは乱暴です。女性の高齢層で
死亡原因があきらかに違ってもいますよね。(有意かどうかの話は割愛)
タバコがなくて明らかに変わるのはCOPDのところでしょうが、他の要素は
同等のスーパーファクターが残っているのでその効果がマスクされる可能性
があります。それらのすべてのケアをおこなったとしましょう。
老衰の率が上がるでしょうね。また、年齢とともに比率の下がっていた癌の
比率が上がってくるでしょう。(下がっていたこと自体が他の疾患の増加に
よるものだと思われます)心疾患のうちの虚血性心疾患以外の割合も
増えると考えます。脳血管障害以外による痴呆予防ができるかどうかで
肺炎の割合は変わってくると思われます。いかがですか?
すべての病気(死にいたる病気)は、老化であるという考えには根拠が
ありません。超高齢でも脳梗塞が全く見られない人もいるわけで、
老化⇒なりやすい≠老化⇒なる ではないからです。医学の目的は
それらの疾患にならないようにするがまずあり、進行を遅らせる、
実害を最小限にするは次善の策です。
237 :
名無しは20歳になってから:05/03/16 14:14:05
>>233 講演会のスライドでみたものです。東北大老年科の仕事です。
内容的にも業績的にもいいもので、一般の方でも理解できる
内容なので、聴く機会があればお勧めです。
それからそのデータは死亡しないでの退院が大部分のデータです。
最近は入院期間の短縮が強く求められており、長期入院の場合
収益をカットされるので各医療機関さっさと追い出すことに
必死です。早く追い出そうとしているのに、高齢者だと合併症やら
なにやらで入院で見ざるをえない(外来で見るのは危ないくらい
死にやすい)ということです。
238 :
名無しは20歳になってから:05/03/16 16:25:09
>>234 誤りがある可能性は私も否定しません。他国と比べたのはそれなりに
根拠になると思いますが、人種差、生活の違いを考えれば、
常識と激しく矛盾はちょっと言いすぎだと思います。
239 :
名無しは20歳になってから:05/03/16 17:06:05
>>235 水難事故はおもしろい喩えができそうなのでやってみましょう。
ウォータースポーツをやっている人と、たまに海水浴に行く人の
水難事故の確率を比べれば、どのくらい差があるかわからないくらい
違いがありますよね。そして水難事故は死に繋がることも少なくないですよね。
では、この2群間での死亡率の違いはどうでしょう。
平均寿命として何年くらい縮まるでしょうか。
つまりそんなことはいくらでもあるわけでないのです。
それからコーヒーの話は前に書いたのですが、読んでないのですか?
長期間の調査がなされ、リスクどころか疾患を防ぎ寿命を延ばすらしいですよ。
主観というのはかなりあてにならないものです。高血圧のリスクは、現時点で
僅かなのは確かでしょうが、未来の時点では決して僅かではありません。
車のシートベルトより余程高いですよ。健康管理をしないということは
ライフジャケットなしに海に漕ぎ出すことのようなものです。
喫煙という楽しみを選択したなら、それなりの対策も絶対必要です。
倍率の方便の話も前にしましたよね。この大きなリスクを短く
実感できるように説明するのは、難しいと思います。
240 :
名無しは20歳になってから:05/03/16 17:35:52
>>236 自己レス。等号と不等号を間違えました。
健康診断をしたら肺ガンだとわかった。余命を宣告された。
ある日突然コロッと死ぬ。 なんて事はありません。
余命が3年だとして、その間地獄を見ます。
全身の倦怠感から始まり、やがて痛みに変わります。
体には腫瘍があちこちでき、体は痩せ細り、食べ物は喉を通らなくなります。
タンの量は増え、鼻からも腫瘍による黄色い膿をキリ無く出すようになります。
そしてそれは物凄い匂いを発します。
病室へ友人が見舞いに来てくれるとします。
まず部屋に一歩入ると友人は顔を濁らすでしょう。強烈な悪臭が充満しているからです。
腸に転移すると排便の制御もできなくなり、酷い下痢に襲われ、自分の意思とは関係なく出してしまうようになります。
そして腫瘍は全身に転移、脳にまで達すると幻覚も見ます。
自我も無くなります。
家族も精神的にどんなに苦しめられるでしょうか。
最後の時がくるまでに自分だけでなく周りも本当に苦しみます。
ドラマのような綺麗な死に方はできません。
>>231 喫煙者(特にヘビーな人)は一年中、軽い二日酔いみたいな状態かもしれないですね。
でも、とりあえずの影響が体力の低下や倦怠感、肌の荒れくらいだったら、別段怖くも
ないような気がします。あくまで自分にとってではありますが、健康は必要なだけあれば
よく、過剰(?)な健康は仕事と生活にとって無用の長物で、むしろ邪魔ですらあるかも。
数十年後に備えた健康志向はなおさらです。それが趣味or仕事なら別として。
今の健康が不足しているのなら必要に応じて対処すればよく、それは例えば飲酒や
夜更しをやめたり、朝食をきちんと食べたり、禁煙したりすることなんでしょう。
自分は酒飲まないこと以外はなにもしてないけど、今のところ何も困ってないから
夜更かしすることもあるし煙草もやめません。が、身の回りの老人を見ていて、年取っ
たり病気したりすればいろんな楽しみを諦めないといけないだなあとしみじみ思うことは
あります。趣味だった釣りを諦めたり、禁酒したり、囲碁すらできなくなった人もいます。
いずれ自分も歳とったら、煙草もやめる日がきっと来るんでしょう。
以下は厚労省がだしてる「生活習慣病を予防する食生活」だそうです。
1 いろいろ食べて、生活習慣病予防
〜主食、主菜、副菜をそろえ、目標は1日30食品。ただし食べ過ぎに注意!〜
2 日常生活は食事と運動のバランスで
〜食事はいつも腹八分目、運動十分で食事を楽しもう〜
3 減塩で高血圧と胃がん予防 〜食塩摂取は1日10g以下、調理の工夫で、無理なく減塩
4 脂肪を減らして心臓病予防
〜脂肪摂取は控えめで、かつ、動物・植物・魚のバランスよく〜
5 生野菜、緑黄色野菜でがん予防 〜生野菜、緑黄色野菜を毎日の食卓に〜
6 食物繊維で便秘・大腸がんを予防 〜野菜、海藻をたっぷりと〜
7 カルシウムを十分にとって丈夫な骨づくり
〜骨粗しょう症の予防は青壮年期から。牛乳・小魚・海藻をたくさん摂取〜
8 甘い物はほどほどに 〜糖分を控えて肥満予防〜
9 禁煙、節酒で健康長寿 〜禁煙は百益あっても一害なし、百薬の長も飲み方次第
ほっといてくれと思いますね、正直。いや、年寄りにはいいアドバイスなんでしょうが。
うーん。煙草の害をもっと正確に詳しく知りたいですね。本当のところはどうなんでしょう。
【肺ガンは本当に増えているのか?】
もう本当に、肺ガンを含むガンは増えていないんじゃないかと思えてきました。
数字の羅列もいい加減うざいとは思いますが、
>>211-213の続きです。
次スレに厚労省のデータを抜き書きしましたが、一目瞭然ではないでしょうか。
癌による死亡率の増加と老衰死率の減少は、多少の凹凸はあってもほぼ対応して
おり、どの年齢層においても老衰がなくなったころガンの増加が止まっています。
子どもの頃に、ガンは主に70代の病気で80歳を越えるとかえって罹りにくい、
といった話を聞いた覚えがあります。でも、完全に間違いだったようです。
今は75歳以上でのみガンが増加しています。もう少ししたらそれも止まり、
以後、ガンは80歳以上でだけ増えることが予想されます。肺ガンも同じです。
人間が発癌する率は、実は昔も今もたいして変わっておらず。医師が死亡診断書
に老衰と書かずガンと書くケースが増えただけじゃないでしょうか。でなければ、
なぜ老衰が激減しているのか説明不能でしょう。
似た例ではアルツハイマー病があるようですね。
《年次別にみた死因簡単分類・性別死亡数及び率(人口10万対)》
1995 1999 2000 2001 2002 2003
アルツハイマー病 511 701 835 1064 1228 1390
8年間で3倍近くに増えてます。理由は、アルツハイマー病が有名になったので、
この病に関する知識が広まり、死因にアルツハイマー病と書く医師が増えたから、
と推測してます。他に何かあるでしょうか。
肺ガンが増えたのは高齢者の増加がひとつの理由であり、もうひとつは、
昔はあやふやだった死因が、今は診断と治療の機会が増えたので、
これは肺ガンである、と正しく診断されるようになったからでしょう。
喫煙率や煙草の販売本数なんて、肺ガンの増加とはあまり関係ない思います。
《ガン》10万人対の死亡率(男)
年齢/年 1950 1960 1970 1980 1990 2000
60-64 523 592 579 558 596 508
65-69 713 858 902 850 828 869
70-74 775 1106 1176 1247 1200 1255
75-79 713 1166 1393 1634 1640 1685
80-84 519 996 1359 1850 2149 2312
85-89 473 749 1168 1736 2482 2877
90- 282 593 709 1429 2311 3226
《老衰》10万人対の死亡率(男)
年齢/年 1950 1960 1970 1980 1990 2000
60-64 46 14 3 0 0 0
65-69 240 72 21 7 1 1
70-74 901 364 116 41 9 4
75-79 2373 1363 511 201 53 19
80-84 6158 3939 1780 817 262 93
85-89 11584 8308 4825 2376 939 362
90- 22517 16186 9363 6522 3495 1686
《肺ガン》10万人対の死亡率(男)
年齢/年 1950 1960 1970 1980 1990 2000
60-64 13 46 71 96 113 89
65-69 21 71 125 157 190 173
70-74 20 86 156 252 300 307
75-79 21 81 160 329 419 451
80-84 8 62 127 321 515 596
85-89 - 33 86 246 531 660
90- 23 60 40 223 384 576
タバコは健康のために吸ってるって人も多いんじゃない?
俺はそうだ。
>>236-237 喫煙者は喫煙しなければ非喫煙者と同じ死に方をするのだから、現時点での非喫煙者
の死因を見れば、煙草がなければどう変わるかわかるはずです。そう考えてデータを
探したんですが、今のところ見つかっていません。これだけ煙草に関する研究が行わ
れているのにそのデータがないのは、両者に殆ど差がないからではないでしょうか。
もちろん信頼できるデータが出てくれば即座に考えをあらためますが。
厳密性を持ち出せば大まかな議論はすべて間違いになります。本質と思えるのは、
事故自殺を除けば、今の人間のほとんどは肉体の老化で引き越される病で死ぬ。
そして喧伝されてる喫煙のリスクの殆どは老化を促進することにあるようだ、です。
なぜなら、癌にしろ動脈硬化にしろ老化が伴わないと引き起こされず(例外はある)、
老化すれば喫煙抜きでも起こるからです(COPDも例外ではないように思います)。
死ぬまで観察を続ければ、最終的に癌や脳卒中などの割合は変わらないのではないか。
年齢を限定した統計では、死亡や罹患時期の2、3年の差が率の差として現れている
だけなのではないかと、これをずっと言っています。
>それからそのデータは死亡しないでの退院が大部分のデータです。
そうかもしれないとは思ったんですが、他になかったもので……。教えて頂いた
東北大老年科についてもググるくらいはしてみたんですが、一般人がデータを見る
ことは容易ではないようです。代わりにはならないけど、こんなのは見つけました。
>世界保健機関(WHO)が平成15年12月に発表した「2003年世界保健報告」では、
>日本人の健康寿命は、男性72.3歳、女性77.7歳で、世界1の座を維持しています。
>(平均寿命は、男性78.4歳、女性85.3歳)
引き算してわり算すると、健康でない年数は
男 6.1年(寿命に対する比 7.8%)
女 7.6年( 8.9%)
性差は大きいでしょうからこれで決めつけるつもりはありませんが、
長生きで喫煙率も低い女性のほうが健康でない期間が長いようですよ。
これの喫煙者、非喫煙者版があればいいんですが、やはり見つかりません。
>>239 疾病の罹患率や死亡率が高いのは老人であり、海のレジャーで事故あうのに年齢は
問いませんが、おおむね若者でしょう。対象を20代前半として考えてみました。
水難事故に関する統計は各種あって、ひとつに決め難いようです。死亡者数は年に
千人程度のようですが、分母がわからない。総務庁の社会生活基本調査報告によると、
水泳を習慣的に行っている人は約2%即ち250万人ほどなので、これを海のレジャー
によく行く人として使いましょうか。すると10万人対の死亡率は40になります。
ところで20-24歳男女の総死亡率は年間死亡率は10万人対で42人です。したがって、
海のレジャーをする若者の死亡率は82で、しない人の約2倍ということになります。
また仮に頻繁に外出する人とあまり外出しない人を半々とし、頻繁に外出する人の
交通事故遭遇率を3倍としてみましょう。20-24歳男の交通事故死亡率は10万人あた
り13.8なので、よく外出する人は20.7、あまりしない人は6.9となります。この年代
の男の総死亡率は59.0だから、よく外出する若い男の死亡率は65.9、あまりしない
人は52.1となり、倍率は約1.26倍です。
もっとわかりやすい例では、車の走行距離1億キロにつき1人の交通事故死亡者が
出ることが判明しています。そして自家用車の年平均走行距離は1万キロなので、
その倍の2万キロ走る人は10万人中20人が交通死亡事故に遭遇する計算になります。
ここから車によく乗る人の、乗らない人に対する事故のリスク約1.6倍がでてきます。
これは死亡事故の加害者となる+自損事故で死亡するリスクですが。
乱暴な計算だとは承知してますが、実際に調べたら似た数字が出ると思います。
死亡率の差はけっこう大きく、ここから計算すれば平均寿命の差も相当なものにな
るでしょう。煙草の死亡率1.5倍と大差ないリスクはいろいろあるように思えます。
しかし、これらの調査を前向きコホートでやる人はまずいないし(やる意味もないで
しょうし)、予算を出す省庁もたぶんないでしょうね。
見えないリスクは感じないし、感じないので存在しないのと同じなだけだと思います。
続く
235で言ったのは珈琲ではなく缶コーヒーなんですが。それはおいとくとして、
普通の珈琲は胃がんになりやすいという説は、焼き魚のお焦げとならんで妙に浸透
してしまっているようです。実際のところはどうなんでしょうね。
肝臓癌になりにくいという話ですか?
>>1のサイトにあるのでもちろん見てます。
最初の疑問は、なぜ肝臓癌だけなのか? ですね。全癌、胃癌、大腸癌などではどう
だったんでしょう。肝臓以外ではプラスにもマイナスにも有意差が出なかったんでしょうか。
それならそうだと公表してくれれば信頼性も増すんですが。
もっとも、研究をした厚労省研究班自身がこうも言っています。
>コーヒーをたくさん飲むことの肝がん予防におけるメリットは、ほとんどない
>ものと思われます。
この研究が無意味だとは思いませんが、現時点での新聞報道は無意味に近かったと
思います。あえて誤解を招くような発表をしたような……。
それ以前の疑問として、疫学というのはまず病があって、その原因となるものを
突きとめるために発達したと思っていましたが、今ではまず調査する物質があって、
その物質が引き起こす結果に何があるかを調べるようになったんですね。
人が摂取しているすべての物質を調べて、好(悪)影響の有無、強弱を明らかにする
つもりなんでしょうか。脛に傷を持たない人がいないように、完全に無害な物など
ないではずで、有機栽培だろうが無農薬だろうが野菜の中にも発ガン物質はあるし、
有害物を含まない肉も魚も存在しないでしょうに。
参考程度であれば問題ないと思いますが、今の煙草騒動(小さなリスクを大袈裟に
言ってるように感じるので騒動と言ってみました)は、なんだか人格裁判を見てる
ような違和感があります。
煙草と同じように、缶コーヒーをまったく飲まない人と毎日1本以上飲む人を数
万人ずつ十年間追いかけて、特定の疾患罹患率を調べることはあるんでしょうか。
>喫煙という楽しみを選択したなら、それなりの対策も絶対必要です。
これに異論があるわけではありません。何をするにも注意は必要でしょう。でも
>この大きなリスクを短く実感できるように説明するのは、難しいと思います。
落ち着いて考えると、大きくない、としか思えなくなってきてるんですが……。
249 :
名無しは20歳になってから:2005/03/22(火) 22:46:35
>>247 平均寿命は各年齢層全ての死亡率が重要で、全体の死亡率からも死亡率の
倍率からも出ませんよ。年間20000人が自殺しても0.07才しか
平均寿命は下がっていません。
平均寿命100歳の10万人のうち100人が事故で0歳で死んだとしても
0.1歳しか下がりません。(単純計算)
つまり平均寿命が相当なものになるだろうというのは明確に誤りですよ。
死亡率何倍があまり意味がないかという例としてはいいと思いますけどね。
(
>>239は死亡倍率何倍のものはたくさんあるけれど、平均寿命では
タバコのように下がるものはほとんどないということを言ったつもりでした。
ちょっとわかりづらかったかもしれませんね)
250 :
名無しは20歳になってから:2005/03/22(火) 23:24:47
>>242 高血圧の害を実感できない人にタバコの害を説くのはかなり至難のわざですね。
ちょっと脱線して高血圧の話をします。
青森秋田の人はかなり塩分を摂る生活を送っていました。寿命が
短かった(他の病気での早死にも多かった)昔から目立って脳卒中で
死ぬ人が多く、そして40歳くらいでも脳卒中をおこして麻痺になって
いる人も多くいます。他の地域でもいないことはありませんが、
高血圧の頻度が多いためか誰でも違いを実感できるレベルです。
今では多くの人が高血圧が怖いものであることを知っていますが、
塩分摂取は未だに他地域より多く、中には放置している人も
少なくありません。基本的に高血圧は痛くも痒くもなく、むしろ
低い場合より調子がいいことすらあるため放置し、40歳くらいの
時に脳卒中などを起こしていなくても、すでに血管が取り返しの
つかない状況までなっていることもあります。
この血圧もデータにすればタバコと大きな差はありません。
害があるかどうか調査する手法もほとんど同じようなやり方で
されています。タバコと大きな違いは、高血圧の放置がさらなる
高血圧の悪化を呼ぶのに対し、タバコは禁煙でそれなりに改善されること
どんどん本数が増えていく人間が多くないことがあり、
そういう意味ではまだましだということは確かですが、見えない怖さ
という点ではほとんど同じものです。
251 :
名無しは20歳になってから:2005/03/23(水) 00:09:10
>>248 素人は単純な発想をするものです。胃潰瘍⇒胃癌と単純に結びつけて
ストレスで胃潰瘍だから、禁煙すると胃癌が増えるなどと話にならない
間違いを信じている人もいます。コーヒーもそうですね。実際は
コーヒーで胃癌は減るらしいです。少なくとも胃潰瘍を増やすことに
関して有意差が出るのはタバコだけで、酒もコーヒーも有意差は
出ませんでした。(タバコは胃癌も増やします)
焼き魚は単に発癌性物質が含まれているというだけの話ですね。
有害物質が含まれても常識的な摂取で害がなければ無害です。
タバコのように、害が蓄積的に働くとも限りません。また、
有益な作用を持つものもありますから、そちらとの兼ね合いも
あります。タバコと酒以外で、おそらく害が疫学的に証明できるものは
ないでしょうし、調べるにいたる病気発症の実例がある食物もあまり
見かけません。(健康食品の有機ゲルマニウムとかは発病した人が
いて害がわかりましたが、こういうことに気付くのは滅多にありません)
タバコや酒のように実際に病気を発症させるもの以外でも、嗜好品や
主食は疫学的に調べておいてもいいのではないでしょうか?
研究の切欠はさまざまでも実生活に役に立てばいいのです。
タバコを小さなリスクという根拠は何ですか?害を実感できないから、
好きなものだから悪いものと信じたくないからくらいではありませんか。
分析上も、疫学上もこれだけ証拠の揃っている物質はありませんよ。
程度としてもかなり強い病因であることも明確です。
252 :
名無しは20歳になってから:2005/03/23(水) 00:27:21
>>243 癌に関する基礎知識として、癌細胞は体内のホルモンの影響が大きいです。
成長ホルモンが少ないためかどうかきちんとしたデータは知りませんが、
老人の癌は成長が鈍いことが多いです。(例外も少なくありません)
ただし老化に伴い、発癌自体は増えているだろうということは
推測できます。
また死亡診断書の記載要綱が少し前に大幅な変更がありました。
診断技術の進歩もその通りだと思います。
比率をもってものを言うのは、危険です。その世代での割合も
生存者の数で意味合いがかなり変わる可能性があります。
喫煙で肺癌が増えているというより、高齢化で肺癌が増えていて
それを減少させる手段として禁煙があるというのが正しいと思います。
253 :
名無しは20歳になってから:2005/08/14(日) 14:37:54
最近、タバコのニコチンがずーと残ってる気がします。
なんと説明すればいいのか分かりませんが、
ずーと、タバコを吸いすぎた時のような感覚でニコチンが抜けないって感じです。
1ミリを1日1箱で、それは今も変わって無いです。
銘柄も変えてません。
どこか悪いのでしょうか?
思い当たるとするならば、最近食生活が極端に野菜不足になってるぐらいです。
254 :
名無しは20歳になってから:2005/08/14(日) 15:30:58
現在40歳
喫煙年数20年
20年目で禁煙初挑戦して1ヶ月半たちました
止めようと思った原因は色々あります
まず30代のときに膝半月板損傷しました
その時医者に言われたことは関節の血行が悪い為関節に水分が行き届かないといわれました
それと40の時今年6月に虫歯の治療した時奥歯を抜かれました
通常そこで歯茎が盛り上がってくるのですが、ぜんぜん盛り上がってこなくなり
歯槽骨が細菌感染してしまいました。
そこでも歯茎の血流が悪いと言われました
歯医者にタバコ吸ってますか?って聞かれちゃいました
今は口腔外科で歯茎をふさぐ治療してますがたばこ止めたせいか徐々に歯茎が盛り上がってきています
このようにたばこを吸ってるとすぐ癌になり死亡という考えられる方が多いと思いますが
その前に違う疾病で障害が出てくることが多いです
例えばなんかの病気で皮膚を切ったりするとなかなか傷口がふさがらなかったり
歯茎が治らないとか歯周病になったりでいろんな面でつらい痛い思いをします
何も病気にならないといいのですが・・・
今は歯茎もピンクいろになり見る見る内に禁煙の成果が目にみえてきます
いいたいことは、「俺は癌で早死してもいいや」とか「ストレス抱えてまでも禁煙する必要なんて何の意味があるの?」
とか思っている方がいるかと思いますがそれは大きな間違えと気がついたほうがいいですよってことです
血流が悪い=血管が収縮する、硬くなるっていうことです
いろんな障害が出てきますので気をつけてください
「放って置くと大変なことになりますよ!」
255 :
名無しは20歳になってから:2005/08/22(月) 19:22:06
あまり現実的な話ではありませんが、月に一本だけタバコ吸う場合はほとんど健康に影響ありませんかね?
もっと吸いたくなるストレスは別として。
256 :
名無しは20歳になってから:2005/08/23(火) 21:56:54
今日の「本当は怖い家庭の医学」で肺腺癌が出ました。
原因となるのは主に煙草です。絶対吸わないようにしましょう。
257 :
名無しは20歳になってから:
age