灰皿のある飲食店へ入ってグダグタ言うなよ! 22店目
さらにもうひとつ。
飲食店に入って灰皿があればそこは喫煙を容認している店であり
喫煙は個人のモラルのもとで行われる事を許可している。
法律的にもそれは正当で正しい。
嫌煙家はここで喫煙者を否定する事はできない。
社会的に認められた場所での行いを規制するものは一切ない。
ここで問題にできるのは、喫煙者のモラルに関してだ。
しかしそれこそ難しい問題であり、喫煙は文化と言われる程、喫煙者にとっては
生活の一部であり、それを頭ごなしに否定するならば反発がかえってこよう。
それは、私有地では呼吸をするな、と言っているのと同様で、他者の存在をも
否定しているからだ。存在を否定するものに存在を肯定するのは当然だ。思考とはそういうものだ。
一部の嫌煙家はこの問題を理解する頭がない。だからいらぬ反発を受けるのだ。
充分に議論し、現実を捉え、双方にとって良い解決方法を模索するのが賢い。
嫌煙家は、現在の法律が続く以上、喫煙は個人のモラルに依って行われるものだということを
しっかり認識したほうがいい。もしモラルのない喫煙者がその飲食店にいるのであれば
注意をし、自分の意志を相手に伝える。それができないのであれば
そこから立ち去る知性と余裕を持ってもらいたいものだ。
モラルを守っている喫煙者をそう少数ではない。人くくりに否定すればモラルのある
喫煙者をも敵にまわすことになるだろう。それは教養のある人格のする事だろうか?