★天下り役員137団体199人 年金福祉還元事業
年金資金の無駄遣いと批判がある年金福祉施設やグリーンピア(大規模年金保養基地)など
厚生労働省や社会保険庁の福祉還元事業で、施設運営などにかかわる両省庁の外郭団体が
137にのぼり、役員だけで199人の両省庁出身者(昨年10月現在)が就任していることが
分かった。これらの事業は廃止が決まったが、03年度までに約3兆9000億円の年金保険料が
投入された。事業をめぐる天下り数や投入保険料額が明らかになるのは初めてで、事業を広げて
天下りの団体を増やす一方で、年金資金の損失を拡大してきた構図が改めて浮き彫りになった。
両省庁によると、1945年から03年度までに年金給付以外に投じられた年金保険料の総額は
約5兆9000億円。年金福祉施設やグリーンピア、住宅融資の3事業への支出が7割近くを占める。
137団体は両省庁所管の特殊法人や財団法人、社団法人。うち94団体は病院やホテル・
レジャー施設、コンサートホールなどの会館、健康福祉施設など全国262の年金福祉施設の
運営を社保庁から委託されている。
朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/1121/004.html 厚労省も悪よの