良心に反する仕事「避ける」が過半数に 新入社員調査
「上司から良心に反する仕事を指示されたらどうしますか」。この質問に対して「できる限り避ける」と答えた新入社員が、
財団法人社会経済生産性本部の昨年秋の調査で初めて半数を超えた。欠陥車隠しや大手銀行の検査妨害、偽装牛肉
事件、有害なタバコ広告など企業の不祥事や反社会行動が相次いだことが影響したとみられる。
調査は、同本部の新入社員研修に参加した人を対象に、春と秋の年2回行っている。今回は昨年10〜11月に実施、
入社半年になる230人が答えた(回答率53.7%)。
同本部は「自動車や牛肉、禁煙運動の盛り上がりなど企業で相次いだ不祥事に反応し、倫理観が高まったのでは」と
話している。
(01/08 19:20)
http://www.asahi.com/national/update/0108/023.html