たばこやめて変わったこと★★★★★★★★★9

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681名無しは20歳になってから
>>680

脳細胞と脳細胞がつながるところにはシナプスという突起ができ、その間には微少ながら間隔がある。
その間をアセチルコリンという信号伝達物質が飛んで脳活動が実現されている。

喫煙をすると脳内にニコチンが入ってくる。このニコチンはアセチルコリンよりも性能が良く、
大量に入ってくるので脳が一時的ではあるが非喫煙時よりも活性化する。喫煙を続けると、
脳活動がニコチンで回っているので、アセチルコリンの分泌が低下する。

また、初めてタバコを吸った日を覚えているだろうか?個人差はあると思うが、
何かで頭を殴られたような感覚と吐き気のような感覚が同時に襲ってきたはずだ。
これは脳活動の急激な活性化で脳自体が混乱している状態だ。

脳はニコチンが入ることにより自分の性能が上がることを知ってしまうと、
それが快楽であるという認識に置き換えて、またニコチンを摂取するように働きかける。
これがタバコを吸いたくなる衝動である。

そこで喫煙常習者が通勤電車の中や禁煙コーナーに紛れ込んでしまったなどの不幸な理由で
喫煙を停止するとどうなるか・・・?

それまで一生懸命働いていたニコチンがいなくなったものの、
アセチルコリンの分泌がすぐに元の状態にもどるのにはかなりの時間(1週間くらい)がかかる。
そこで脳の活動が一気に低下する瞬間が起きる。
結果、喫煙者は眠気に襲われたようなボーっとした状態になる。

例えば、食事をした後は脳にまわっていた血液が胃の消化作業に回されるため、
脳の活動が一時的に下がる。この状態はニコチンが足りないときの状態と似ているため、
喫煙者は食後にタバコを吸いたくなるのである。

お酒を飲んでいるときも同様にアルコールの影響で脳の活動が一時的に下がる。
喫煙者は飲み会の最中はとても強い喫煙欲求に支配されることになる。