タバコを吸うと知能指数のIQは下がる
2000年2月25日の東京新聞に発表された愛知県大府市の国立長寿医療研究センターの
調査結果は、はっきりと「タバコを吸うと知能指数のIQは下がる」ということを立証。
1997年から1999年にかけて愛知県の、40歳以上79歳以下の中高年者1824人のIQ調査
をした結果、現喫煙者のIQの、平均値は102.5、非喫煙者は106.8、やめた人は107.9と、
喫煙者は吸わない人よりもIQが低いことが立証された。
下方浩史疫学研究部部長は「喫煙による酸欠で、一過性の脳障害が起きる。しかし禁煙
すれば回復する」と見ています。愛知がんセンターの富永祐民氏は「喫煙により脳萎縮
が進行することはすでに確認されているがそれを裏付ける研究だ」と褒めている。
http://www.d2.dion.ne.jp/~nosmoke/sinnkei.htm 「喫煙習慣の本質はニコチン依存症である。喫煙で気分が落ち着いたり、
ストレス解消を感じるのは、喫煙習慣者の脳がニコチンが流入してはじめて
正常活動ができるからである。
脳波のα波の波長は正常人が10ヘルツであるのに喫煙者は9ヘルツと低く、
喫煙によってはじめて正常人と同じ脳波になる。
このため、なかなか自分の意志だけでは喫煙をやめることができないのである。」
岩波新書 生活習慣病を防ぐ p200