l:::::l:::!!::::!::!:::::::::::l:::l::::::/::::ハ::::::::::::!::::i:::::!:::::::!::!::::::!:::|
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. i:::::!:!::!::lヽ|:!:::l:::::l| ////// i //////il|:jノ|l| ごめんなさい・・・やっぱり私・・・
. !::::!:!::!::l::::::|::::l:::::|l u 〉 ,':|:::::lリ
i::::::::::!::l:::::::l::::l:::::l ! /:::l:::::| 『珍煙』なんてチンカスとは
l::::::::::!:!::::::::i|:::l:::::ト、 −''‐''′ , ':l::::l:::::!
. i::::::::::!:::::::::::l:!:::!::::l ` .、 ''' /l::::|::::l:::::i お付き合いできません
i::::::::::!::::l::::::! i:::::::::l ` 、 /i:::::|:l:l::::l::;!:l
. i::::::::::!::::i|:::::|`'i::::::::l `':::-;:::':i:l::::l::::li:::l:::l:;!l:|
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233 :
名無しは20歳になってから:03/10/06 00:32
「珍煙」ってなぁ〜に?
234 :
名無しは20歳になってから:03/10/07 10:54
期待age
良い酒は水のように美味いという。
良い米はそれだけで口福を満たす。
それが「和」の味、「和」の楽しみ。
ゆっくりひとつまみ、丁寧に指先で丸めて煙管に詰める。
音のしないため息をつくように吸い付ける。
使い込んだ吸い口の、鈍い輝きを眺めながら
控えめな甘さ、ふくよかな風味、混じりけなしの香ばしさを味わう。
ひとつの味わいを磨いて磨いて、最後に残る、芯の味。
磨かれた味たちは、けして混じらず、それでいて互いと調和する。
ぬるく温めた大吟醸をまた、一口。
三口半で煙管を吸いきり、ココン、と灰皿に灰を落とす。
また煙草入れに指を入れると、いつもより少し、刻みがやわらかい。
明日は雨になるのだろうか。
日本在来種だけが使われているという
奇跡のように細い、現在日本で唯一残された刻み煙草。
小粋。320円也。
なんかずっと以前に聞いたことのあるフレーズだな。蛇が元気だった頃・・(w
誰かクラブマスター吸ったことある人いないかな?
近くで入荷してる店がない・・・・
詩っぽくなくていいんで、普通に感想キボン
238 :
名無しは20歳になってから:03/10/10 21:07
やっぱり富士は旨いねぇ^^
239 :
名無しは20歳になってから:03/10/11 20:53
藤沢でガラメン打ってるとこ教えれ
240 :
名無しは20歳になってから:03/10/17 19:04
hage
セブンスター・メンソール
深夜、疲れきった身体を無理に働かせ、終わることのない仕事と戦う。
一体どれだけの間パソコンと向かい合っていただろうか。もう、わからない。
気を抜けばそこに、牙を剥いた睡魔が待ち構えている。
俺は脇に置いたコーヒーに手を伸ばす。が、それはすっかり冷え切っていた。
座ったまま、大きく伸びをする。身体中が悲鳴を上げた。
懐から慣れ親しんだ白地の箱を取り出し、一本咥えて愛用のジッポーで火を点す。
その刹那から、そいつの発する強烈なメンソールの刺激が俺を内側から支配した。
半ば朽ちかけていた脳細胞が再び目を覚ましはじめる。
無骨な茶色いフィルター。近年では珍しく、煙量感豊かに香る紫煙。
味も、悪くない。清涼感ばかりを追求しているわけではないのがこいつの売り。
従来品となんら変わらないうまさがある。
横目にデスクを眺め、ふと、思う。
お前を味わうこの一時は、手を休めてもいいだろう。
この一本が消えぬ間は。
やるよ。俺と思って、大切に吸いな。
彼はそういって、KOOLをくれた。
いまでもKOOLを吸っている。
わたしの吸うペースは、1時間に1本。
ゆっくりと味わう。
KOOLは、吸えば吸うほど味がいい。
お金がないときは、エコー。
243 :
名無しは20歳になってから:03/10/18 22:34
NEXT
親父が死んでから一週間が過ぎた。
火葬も無事に終わり、親戚たちが毎日来る事もなくなった。
あれだけ混乱していた母も少しだけ日常に戻りつつある。
その夜、夕飯を母と一緒に作り、一緒に食べた。
大きな不在感があったが、お互い何も言わなかった。
母は「おやすみ」と二階の寝室に行くと、俺はウイスキーを飲み始める。
久しぶりの静かな夜だ。
「静かな夜だ」
口に出すと、更に夜は深まる気がした。
親父がタバコをいつも置いていた棚を覗く。
NEXTのカートンが手付かずにあった。そこから一箱取り、火を付ける。
最初の一本が吸い終わる頃、初めて吸ったタバコが親父のNEXTだったことに気づいた。
二本目のタバコに火を付ける頃、泣いた。
今の俺には軽くて味気ないタバコだったが、懐かしかった。
煙を吸い込む度に、古い記憶がよみがえった。
「次へ」NEXT
PMのメンソーレがでたな
試しに買ってみた
('A`)y━・~~~マァマァジャネ?
246 :
名無しは20歳になってから:03/10/23 02:54
PMメンソーレか。腹も減ったしこれから買ってくるか。
247 :
名無しは20歳になってから:03/10/23 03:21
↑逝ってきた。
ガツンと来るのが好みの漏れにはちょっと不向きだったかなぁ。
あと19本どうしよう・・・
248 :
名無しは20歳になってから:03/10/26 11:10
良スレage
249 :
名無しは20歳になってから:03/10/27 00:49
ラークスーパーマイルド
夜の公園のベンチ。一日の終わりに決まってここで吸う一本の煙草。
最初の一口を深く吸い、「今日もお疲れ」と、
自分への労いの言葉に代わる深いため息が夜の闇に煙と共に消える。
口の中には豊かな香ばしさ、ココロには煙が夜空に消えていくような空しさ。
一日を振り返るが「まぁ、いいか」と、遮り、今は自分を許す。
自分を癒すために無理矢理に作り出す、わずか数分の至福の時。
漆黒の夜空の下、闇に飲まれて消えてしまいそうなちっぽけな自分の存在。
それを示すのは煙草の先の小さな灯。
灯はやがて口元に近づき、一日の終わりを告げようとする。
最後にもう一度深く吸い、「お疲れさま」と煙を吐き出し、闇に消えていく。
言葉より語るもの SPEAK LARK
250 :
名無しは20歳になってから:03/10/27 00:55
しまった・・・スーパーライトだった(鬱
>>241 語ってるな〜w
結構文章力あると俺は思ったがw
しかし CABINには何者も勝てないのだ!!
CABIN=ゴミ
カビンは普通にまずい
254 :
名無しは20歳になってから:03/10/29 01:15
キャビン
まずい
255 :
名無しは20歳になってから:03/10/30 01:13
キャスターマイルド
うまさを語ると、野暮になる。
俺もHOPE好きなので
「・・・なの、だから今日は早く帰ってきてね」
仕事中の一本の電話。
帰りの車の中、胸ポケットから一本の煙草を取り出す。
短く濃い煙、それは「希望」という名の相棒。
子供のころの夢、希望は実現できなかった。
今では普通の日常を生きる私。
いい意味でも悪い意味でも大人になっていく私。
大人になるのが嫌で逃げる若者もいるが
大人も悪いものではないと煙の中、少し考える。
家に帰れば愛する人がいる。
そして、愛すべき新たな希望。
この2つの希望のためだけに、私は日常を生きる責任がある。
そしてその自信もある。
パッケージの青い矢、
それは「希望」を与えてくれる幸せの青い鳥。
今を生きる私の胸の中、
それは「希望」という名の相棒、HOPE。
ほっしゅ
260 :
(,,´ー`)y━・~~ ◆pndPjZ7NBA :03/11/26 22:19
JPS
俺は今現役の中学生だ。
中学生でタバコを吸っていると言われると不良に思われがちだが俺は違う。
粋がるために吸うのではない。タバコの味が好きだからすうのだ。
今日も部活で疲れている俺は、自室の窓から暗くなった空を眺めながらタバコに火をつける
そして今日一日を振り返りながら物思いにふける。
俺はよく人から「せっかちだな」とか「変わってるヤツ」だといわれる。
誰かが人は自分と似ているものに惹かれると言っていたがその通りだと思う。
変わり者の俺と変わり者のタバコ
せっかちな俺と似て燃えるのが少し早いタバコ「JPS」
今日も俺は夜空を見つめる。
変わり者のJPSと共に・・・
261 :
名無しは20歳になってから:03/11/26 23:48
アークロイヤルスイート
「あなたってやっぱりヘンな人」そういって微笑んだ彼女の面影の記憶も薄れてきた。
思い起こそうとする度に、タバコをやめてくれと真剣な表情で説得する彼女と
苦笑いしながら軽くいなしている俺の構図が思い浮かぶ。
思えばあの頃が一番俺のことを思ってくれていた時期だったのだろう。
黒い巻紙に不自然な甘さ。変わりものには変わりもの、と半ば自嘲気味に見せびらかしていたが、
それが弱虫の自己防衛でしかないと気付かれていたのだろうか。
今でもたまに吸うアークロイヤルは、追憶に仄かな苦さを添える。
262 :
a\ ◆r/wf1CjYsQ :03/11/27 10:48
黒いアスファルトの上をカツカツと靴のかかとの蹴る音が
誰もいない午前中 団地の道に響き返る
この灰色の建築物は 住居として特化されたものらしい
ただの無機質な四角い町を 俺は前を見て進んでいく
風がひゅうとほほを撫でる 乾いた涼しい感触は「ああ秋だな」と思わせる
やがて視界から灰色が減り メープルブラウンが増えていく
目の前は公園 四角い家に住む人間がノスタルジアで描いた箱庭
子供は学校 ところどころのベンチに過去を見つめる老人が一人二人
周囲にあるのは木の葉を散らした裸の樹木 命を秘めた骨格標本
足を進めるとクシャリと下から音がした うつむけばそれは枯葉 風に舞う木の記憶
見れば当り一面枯葉に覆われていた 「何もこんな大量生産せずともよかろうに」
無造作に 無神経に クシャリクシャリと枯葉を踏み 俺は最寄のベンチへ歩く
腰を下ろして空を見上げれば 鼻で笑いたくなるほど間抜けな青空
ポケットに手を入れ たばこの箱を探す 1本取り出してフィルターを折る
咥えたばこで折ったフィルターをそのままポケットに突っ込み
かわりに今度はライターを取り出す フリントを弾き火をつければ
甘みと渋みが粘膜に踊る よく知らないがバージニア 煙を吐いて一息つけば
いつもの癖で灰皿を取り出す 灰など落とせばいいものを なぜか捨てられない貧乏性
ただボケーッとし くゆる煙ごしに世界を眺める 気付けば昔を思い出している
少し笑いを吹いた 俺もあの辺にいる爺さんとあまり変わらないんだな
三分の一ほど燃えたところで 帰ろうかと立ち上がる カサリと落ち葉のこすれる音がする
「…」 昔、裸足のまま外に出て親に怒られたことを思い出す そんな俺も今じゃ××才
特に何を思ったわけでもなく ただの気まぐれで靴を脱いだ そして靴下も
できあがった間抜けな大人は 枯葉の上に二、三歩足を進めた
ちくりと葉脈が皮膚を引っかいた 何やってんだ俺
あたりを見回す 靴を脱いだ分視点が低くなった なんとなくそう感じる
このくらいの背丈の時もあったんだろうなとふと思う これは新たな発見だ 寂しい優越感
まぁ、たまには裸足になるのも悪くない
(,, ー_ー)y━・~ ↑長文の限界に挑戦しますた
ちなみに Peace Acoustic です。
フィルターを折るのと裸足になるのをかけてみたつもり…
265 :
名無しは20歳になってから:03/11/28 22:00
ピース 両切り
大型免許を取り リッターに乗り
小旅行と報告のつもりで
バイクを駆り ジジイに合いにいく
ジジイの好きだった土産のピース缶と共に
中免を取った頃
そんな玩具は面白くねえだろ と 豪快に抜いていった
煙草を覚えた頃
そんな飴じゃ美味くねえだろ と 豪快に笑っていた
そんなジジイだから死んでも悲しいといった気持ちは無かったよ
感謝の気持ちで焼香代わりに両切りのピース吹かしてたっけ
慣れてない短さと両切りのせいで吸うのが大変で煙が目に入って
だからあの時の涙はそうゆう事にしておいてくれないか
小高い山の中 空気がうまい方が煙草もうまいだろ か
遺言まで豪快だな ジジイ
線香代わりにピース持ってきたよ 一緒に吸おうか
こんなきっついジジイみたいな煙草まだ慣れてないから
また煙が目に入るかもな まあ そうゆうことにしといてくれ
266 :
名無しは20歳になってから:03/11/29 16:35
>>260 やっぱ粋がってるね。厨房は自覚がないから困る。
そのアフォっぽさがJPSっぽくて良いと思ったりw
268 :
名無しは20歳になってから:03/11/29 21:41
2年前
いつも君と御喋りをしていた公園・・・。
噴水、ハト、そして目の前の海の青に木々の緑。
遠くには技を磨き、競い合うボーダー達。
もう一方には駅に向かいセカセカと歩いていく大人達。
そんな中、楽しそうに御喋りを交わす2人の若き男女。
やがて男は胸に手を入れやや長細い箱を取り出す。
白い箱に緑色の文字、それにbevel edgeと呼ばれる緑色に削がれた角が爽やかなタバコだ。
その箱から男がタバコを取り出し、火をつけた頃だろうか。期待を含んだ眼で女が言った。
「私も吸ってみたい!」と・・・。
男は少し困った顔をし、火のついたそれを女に咥えさす。
咳き込む女。やっぱりな、といった顔をし、タバコを受け取る男。
いつものように煙を吸い込む男。しかし次の行動は誰もが思う煙を吐くという行動ではなかった。
男はそのまま女の唇に自分の唇を重ねた。そしておそらく口の中に煙を吐いたのだろう。
女は少し驚いた顔をしたがすぐにコトを理解したのかその行為を受け入れる。
次に女の口から漏れたのは少量の煙。今度は咳き込まなかった。
男は笑顔を見せる。"これでなら吸えるだろ?"と言っているような顔だ。女も頷く。
そして新たなキスを覚えた2人はそれを繰り返す。
269 :
続き。長くてスマソ:03/11/29 21:55
今、2人は別々の道を歩いてる。
別れのきっかけは単純のようで複雑なものだった。
街で偶然会った。女の隣は見知らぬ男。新しい彼氏だろうか。
眼が会ってもまるで知らない人のように目線をそらす。お互いに・・・。
ふと男はあの頃の味−bevel Flair MENTHOL−が吸いたくなった。
途中の自販機でそれを買い近くの公園で火をつける。
口に広がるミントの味。それに少しのバニラ感。煙が少なくなかなか落ちない灰。
ふとあの頃を思い出し泣きたくなった。やり直したいとは思う。
しかし、それは果たして・・・。
女となのか?それとも女との楽しかった思い出なのだろうか?
おそらく後者であろう。時が流れお互いも変わった。もしやりなおしたとしてもあの頃のようにはいかないことはわかっている。
少し後悔している、別れを告げた誕生日のあの日に。その日に戻るなら戻りたい。
そして言ってやりたい。泣きそうだった女に"やっぱり嘘だよ。"と・・・。
甘く爽やかな俺の恋の味。bevel Flair MENTHOL
270 :
名無しは20歳になってから:03/11/29 21:59
その日に戻る→その日になら戻れるとしたら
ですね。
煙って肺を一回通ると薄くなるもんなんすかねー?
浮上。
272 :
挑戦しますた:03/12/28 04:08
今日も、車であの店の前を通りかかった。
学生時代に毎日のように出入りしていた古本屋だ。
あの頃はむさぼるように本を読んでいた。
しかし…今の俺は仕事に忙殺され、そんな余裕も時間もない。
常にイライラし、それを紛らわせるためのタバコの本数だけが増えていく。
ここにきて、また渋滞だ。チェッと舌打ちをし、とりあえずいつものタバコを取り出した。
……切れていた……
自動販売機を見つけ、車を止める。
自動販売機の前に立って絶句した。
……すげぇ……輸入ものだらけじゃないか……
これは何か記念に買ってみよう……
俺は、数あるタバコの中でも一番古臭いであろうデザインの物を選んだ。
早速封を開け、1本取り出して火をつけた。
何故か、古本の味とにおいがした。
再び車を走らせた俺は、今度あの店に顔を出そうと考えていた。
その横には、グリーンのパッケージ MURIEL MENTHOL
どこか懐かしい味だった。
あぼーん
全く、どうして俺がこんな目に・・・
間違えたり失敗したり後悔したり。
自分の愚かさを噛み締めるような時にはいつもそう思う。
こんな俺にだって自分の思い通りになる時や、心から幸福感を味わう瞬間もある。
それを知っているからこそくだらない感傷に浸ってしまうのだ。
なんで俺がこんな惨めな思いをしなくちゃいけないんだ
そしていつも通りWinstonに火を点ける。
コイツはきっと俺と同じだ。
この白頭鷲も俺と同じ苛立たしさを感じてるのだろう。
過去に世界最大の製造本数を誇っていた、この煙草も。
どうして俺はこんなに不幸なんだ
大地と大空の香りが俺の体を廻ってゆく。
・・・いや、やっぱり違う。俺とコイツは全然違う。
コイツは俺みたいにやさぐれたりしない。
こんなところで燻って、翼をたたんだりしない。
なんだ。俺は自分が惨めで可哀想だと思い込んでただけだ
これからも俺の側にいてくれ
これからも俺を励ましてくれ
これからも俺に思い知らせてくれ
Winston
275 :
名無しは20歳になってから:04/01/09 00:33
自分も思い立って書いてみました。
拙い文章でアレですが、
「PEACE LIGHTS」編
仕事から帰ってくると、
一通の手紙が届いていた。
昔の彼女からの手紙。
「今度結婚することになりました」
披露宴の招待状だ。
懐かしい思い出がよみがえる。
彼女の笑顔が、愛し合ったぬくもりが、
別れた時の涙が・・・。
残った仕事を片付けながら、
ピースライトに火をつける。
バージニア葉の芳醇な味わいと、
バニラの甘い香りが、
ほろ苦い記憶をやさしく包んでくれる。
ゆっくりと紫煙が立ち昇り、
部屋の中に溶けていく。
あの時に感じた痛みも、
同じように揺らめいて、セピア色に変わっていくんだな。
俺は欠席の届けと一緒に、
彼女へ手紙を書くことにした。
「こっちは元気にやっています。どうかお幸せに」
期待age
HOPELIGHTSのレビュー頼む!
パーラメントのレビューおながいしまつ
278 :
今日こそは職探し!:04/02/06 14:33
===煙草板のインターネット広告担当者へ===
【煙草板閉鎖のお知らせ】
財務省と業界団体の日本たばこ協会は30日、
たばこ広告の規制を強化し、屋外広告や電車、バスなどの公共交通機関
での広告を禁止する方針を決定しました。
未成年者の喫煙を防ぐのが狙いで、3月初めまでに財務相指針と
業界の自主基準を改正し、以下の広告を4月から禁止いたします。
(1)たばこの販売所、喫煙所を除く公共性の高い場所でのポスターや看板の広告
(2)電車、バス、タクシーなど公共交通機関での広告
(3)成人だけを対象に絞れる場合を除くテレビ、ラジオ、
インターネット広告。
*なお、速やかに守られない時は警察やマスコミに通報され社会の顰蹙を
かうことになりますのでご注意ください。
279 :
名無しは20歳になってから:04/02/07 12:02
>>274 下手なのにかっこつけて文章書くなよ。
勘違い君だね
280 :
名無しは20歳になってから:04/02/14 00:07
〜ベヴェル・ライト〜
「キャスターマイルドかぁ。親父たばこ吸ってんだね。」
その言葉を何度聞いただろうか。「まあね。」
平然とした言葉とは裏腹に昨年、成人したばかりの俺には
一抹の寂しさにも似た感情が込み上げてくる。
そんなある日俺の先輩がふとベヴェル・ライトを1本くれた。
その箱を見てみると自販機では見かけるものの俺の中では
気にも止めてない銘柄だった。とりあえずベヴェルに火をともす。
するとあのキャスマイにも似たバニラの香りが口の中を駆け抜けた。
それから1年後、キャスマイを愛用していた俺の後輩に俺は
「キャスターマイルドかぁ。親父たばこ吸ってんだね。」
と言ってみた。
「これはこれでいいんっすよ」
と後輩も半ば必死で切り返した。俺はおもむろにポケットから何事もなかった
ようにBEVEL LIGHTSの箱を取り出し、タバコの火をつけた。
キャスマイより30円高いこのベヴェルで
自分に若々しさを植えつけてみたことを
子供じみたことをしたなあと考えるのは
まだ先のことか。
281 :
名無しは20歳になってから:
「昔はあったもんさ。」
「キャメルだよ、キャメル。」
「あれはほんとに美味かった。」
「先代達は味を知ってるんだねぇ。」
「僕らの憧れだったんだ。」
「あの煙草を見ると、背丈が縮むんだ。」
「腰が低くなって、頭が下がる、こんな感じにさ。」
「まったくお偉い煙草だったね。」