30 :
エロ医務エッサイム:
朝か夜かも分からない。そんな中途半端な時間に目を覚ました。
目をこらせば、白い蒸気を蛍光灯が照らしている。ぼんやりとした意識の
中で、バスタブのふちをなぞって手を伸ばす。指が触れるほどの距離を
遠く感じ、上体を起こして包みを手に取る。
手の平におさまる金の蝙蝠、ゴールデンバット。
「先生、エロ医務が電波文書いてます!」と思われないように、普通の
レビューも書いておこう。現在、ゴールデンバットには、両切りと、現代
風に味をアレンジし、フィルターを付けたものがある。
正直、現代風に味をアレンジする必要なんて無いし、フィルターもいらん。
(フィルター付を吸ったことの無い俺が、こんなことを言うのもよくないか)
ゴールデンバット(両切り)、吸うのにコツがいる、当たり外れがある、
脅威の110円煙草。と、色々言われているが、俺から見ると、ゴールデン
バットというのは、若干の辛味と苦味を持つ煙草と言える。俺は、ピース
両切りも吸ったことがあるが、濃厚なピースは、さすがに吸いづらいと
感じたため(ピースは、一服を大事にする煙草だと思う)、ゴールデン
バットを選択した。アメスピメンソに飽きた時なんかは、よく吸っていた
ものだ。(ちなみに、両切りゴールデンは、11mg位だったはず。対して、
両切りピースは24mg位だったと記憶している)