292 :
名無し讃頌:
荻久保和明ですね。<<谷間は知っている 若者の叫びを>>に1票。
中学向け混三、かなり面白い歌です。
次回希望【平吉毅州】。変換に時間のかかるお名前ですね。
293 :
名無し讃頌:2006/06/20(火) 22:48:59 ID:JWHflPRF
荻久保かぁ。
縄文「愛」に一票
294 :
名無し讃頌:2006/06/21(水) 00:17:50 ID:3ZqSLIu1
<<あやとりの記>>
【柴田南雄】
295 :
名無し讃頌:2006/06/21(水) 00:41:21 ID:qzY7HjKQ
<<縄文>>
これもいい録音がないんだよな。。。
次回は【多田武彦】
296 :
名無し讃頌:2006/06/21(水) 00:55:18 ID:jWfjrBCE
やはり《季節へのまなざし》かと。
【武満徹】
297 :
名無し讃頌:2006/06/21(水) 01:21:01 ID:fjJJQO+6
<<季節へのまなざし>>
高校時代、みんな麻疹にかかったみたいに荻久保をやりたがるのが何でか不思議だったけど、
高校合唱部の顧問になって、一つ分かったことがある。
荻久保って、間口が広い。
合唱ヲタはもちろん、初心者も取っつきやすい曲が多い。
だから、顧問としては、選曲の時、荻久保選んどけば何とかなるだろうと考えてしまう。
【Nコン課題曲】
298 :
名無し讃頌:2006/06/22(木) 00:29:29 ID:vHbdzThE
<<縄文>>だろ。
なんかこの曲だけ、ほかの荻久保作品と比べても孤高の位置にそびえている。
おれの大好きな合唱曲のひとつ。
申し訳ないがベストセラーの「きせまな」は、そんなにいい曲だとは思わない。
故岩城さんが絶賛したってのも不可解。
299 :
名無し讃頌:2006/06/25(日) 00:53:52 ID:RJlx2HM5
「しゅうりりえんえん」に一票
次は「林光」
300 :
名無し讃頌:2006/06/25(日) 17:37:31 ID:8NYAZ78G
うわー、迷うけど<<縄文>>
次は【多田武彦】
って、>295氏と同じだ
301 :
名無し讃頌:2006/06/27(火) 00:41:07 ID:miCnL/4y
<<しゅうりりえんえん>>に一票。
>>298に同意。何かきせまなは熱狂的なファンは多い気はするけど。
次は【エリック・ウィテカー】
302 :
名無し讃頌:2006/06/27(火) 10:49:57 ID:xAEEYtgt
<<縄文>>に一票。
>>298と全く同意見。「縄文“愛”」も好きだが。
次は【武満徹】
303 :
名無し讃頌:2006/06/27(火) 21:58:42 ID:dYmohL0S
>>298 >故岩城さんが絶賛したってのも不可解。
余計な一文ではないか?
「あんな曲を絶賛するなんて、岩城氏の耳はおかしいんじゃないか」
という意味にしか取れない。故人の感性や行為を貶める無礼な一文
だと思う。
投票しないのにスマソ
304 :
名無し讃頌:2006/06/28(水) 04:47:38 ID:2E1hMpAk
季節へのまなざしは良い曲と思うがねえ。
いまいちアンサンブルの美しさが際立つような演奏が少なくて、
男声版みたいに高音張り上げられると、かなり興ざめだが。
そう言いつつ投票は<<ゆうべ、海を見た>>に。
八月なんかは、荻久保作品で屈指のロマンティシズムだと思う。
シンプルで良いしねえ。
次は【柴田南雄】で。没後十年記念。
305 :
304:2006/06/28(水) 04:50:02 ID:2E1hMpAk
あ、ちなみに自分は289です。投票済みという事で。
306 :
名無し讃頌:2006/06/28(水) 15:24:25 ID:DD7e9QzB
やはり<<縄文>>かなぁ。
あれを歌えて本当に良かったと思う。
次は・・・【鈴木憲夫】
307 :
匿名:2006/06/28(水) 16:27:19 ID:PAs6s4Y7
>>303 >余計な一文ではないか?
君の左翼メディア的レスこそ余計ではないか?
「>298に同調する意見が続いて面白くない。岩城氏が故人であるのを良いことに、>298のレスをさも無礼で不適切であるかのように仕立て上げよう」
という意図にしか取れない。個人の言論や主張を弾圧する卑劣な一文
だと思う。
投票しないのにスマソ
308 :
名無し讃頌:2006/06/28(水) 16:58:36 ID:bWXBCkw9
<<縄文“愛”>>
【多田武彦】
>>307 「個人の言論や主張を弾圧する卑劣な一文」は
>>298が受けるべき評価だろ。
初演指揮者は個人じゃないのか?
そもそも303は、298本人が抱いた感想であるところの
> 申し訳ないがベストセラーの「きせまな」は、そんなにいい曲だとは思わない。
に対しては何もコメントしてないでしょ。
でもって、303の意図を捻じ曲げている時点で、307にも「個人の言論や主張を弾圧する卑劣な一文」があてはまる。
309 :
名無し讃頌:2006/06/28(水) 22:35:21 ID:giQqxim9
ここって各個人の好みを述べあうスレだから、「○○が好き」や「○○の良さが分からない」はともかく、
他人の好みに口を出すような言葉は慎むべきだと思う。
たとえそれがどんな有名な人であっても。
<<復活>>
「めざめれば夏」はもう一度歌いたい。
ちなみに、漏れは「縄文」の良さが全く分からない。
ただ大仰なだけで中身の無い曲としか思えないし。
【プーランク】
310 :
名無し讃頌:2006/06/29(木) 22:01:14 ID:gt0n6FXx
>>304 「ゆうべ、海をみた」は明らかに駄作だろう。
挙げられている八月なんかセカンドに歌詞ないんだぜ。
311 :
304:2006/06/30(金) 00:04:39 ID:4YSFS2n5
>>310 そりゃひどい。歌詞がない云々はさておき、
あれは良い曲だ。それは断言しよう。
最近になって、How old am I?に投票すべきだったと、
軽く後悔してるのは秘密だ。
312 :
名無し讃頌:2006/07/01(土) 00:05:29 ID:8z/K8wXF
気持ちは分かるが曲に文句つけるのはほどほどにしようよ。
要するにろくな演奏がないだけの話だと思うし。
313 :
名無し讃頌:2006/07/01(土) 15:04:48 ID:tJ3OYLbs
だれも書かないなら
<<In terra Pax>>
次は・・・【鈴木憲夫】
集計結果発表。
総投票数16票。
1位:5票
縄文
2位:2票
季節へのまなざし
しゅうりりえんえん
縄文“愛”
3位:1票
あやとりの記
IN TERRA PAX
谷間は知っている若者の叫びを
復活
ゆうべ、海を見た
今回の投票の結果、
荻久保和明のナンバー1作品は『縄文』に決定したいと思います。
次回作曲家投票。
10票
武満徹
9票
多田武彦
4票
間宮芳生
3票
池辺晋一郎
鈴木輝昭
平吉毅州
エリック・ウィテカー
フランシス・プーランク
2票
柴田南雄
鈴木憲夫
オルバーン・ジェルジ
1票
岩河三郎
大中恩
佐藤眞
西村朗
萩原英彦
林光
ヴェリョ・トルミス
クヌート・ニーステッド
ベンジャミン・ブリテン
クシシュトフ・ペンデレツキ
(Nコン課題曲)
…やって良いものか悩んだので括弧付にさせて頂きました。
というわけで、次回は武満徹。7/16まで。
投票結果に関する雑記。
荻久保作品の特徴として挙げられるのは、
シンコペーションなどを使用した激しいビート感や、
パート毎に波のように打ち寄せ畳み掛けてくる詩、
またそれがピタリと合わさった時の快感ではないでしょうか。
それでいてまた優れたメロディーメイカーでもあります。
荻久保氏を初めとする戦後生まれ・第三世代の作曲家の出現は、
当時の高田・タダタケなどで一律化されてきていた合唱界に
新風を吹き込むようなものだったのではと思います。
合唱板住人の世代としては、
このあたりの票が伸びるのも頷けます。
一位の『縄文』は作曲者本人も認める氏の代表作。
作詩者の詩人・宗左近氏死去のニュースが6/23に伝えられ、
決して望んでいないのですがタイムリーな投票になってしまいました。
宗左近氏のご冥福をお祈りします。
作曲者の作品の中でもこの作品を皮切りに、
縄文シリーズといった作品群が作られ、
また全く関係のない作品の前書きに、
作曲の動機として縄文の心を呼び覚まされた、
縄文なるもの云々…なんてたまに書かれてあります。
ともかく氏の作品を語る上で必須の作品であるのは間違いないと思われます。
1980年に武蔵野合唱団により初演。その後早稲グリによって男声版初演。
T透明U曙V行進W波の墓の全4楽章。オーケストラ版もあり。
全編に渡るピアノの難しさ、また終曲のアカペラの長大さ等、大変な難曲です。
二位には三作品。
『季節へのまなざし』も荻久保節炸裂の作品。
ビートルズ以降の感覚─つまり裏拍バリバリのPOPSテイスト─の作品です。
これが1978年、氏のデビュー作なのですが、
もう既に氏の作品の方向性が確立されているような。
今でも歌われることが多い人気の高い作品。
『しゅうりりえんえん』は水俣病を扱った絵本「みなまた 海のこえ」を題材にした作品。
氏は水俣病を告発するつもりで作曲したのではないと前書きされております。
全8曲からなる組曲で、中でも6曲目『ゆうきすいぎん (有機水銀)』などは、
ある家族に起こった突然の悲劇をまたも荻久保節全開で歌い上げられます。
オリジナルは1984年の女声合唱版。その後混声版にも改作。
2005年に男声版の部分初演が行われましたが、諸事情で全曲初演はまだだそうです。
『縄文“愛”』は縄文シリーズの番外編として位置づけられる作品。
1993年に北海道の大学グリーが委嘱。
縄文シリーズの中で男声版が出版されている唯一の作品です。
「火焔土器」「花いちもんめ」「ララバイ ひな鳥」「夕映え」の全4楽章。
1,2曲目の激しさと3,4曲目の静けさの対比…。
本当に“すさまじすぎる”作品。
3位以下にもおいしい作品ばかり票が入ってますね。
『あやとりの記』はしゅうりり…と同じ作詩者によるもの。
文明の進展の中で滅びていったものたちへの慈しみをうたった合唱絵巻。
昨年のNコンで歌われた『鋸曳き唄』はこの組曲から。
全曲通して聴くととても綺麗な曲です。終曲が絶品。
『IN TERRA PAX』はさらに若い世代への受けがよい作品。
終曲やそれ以外でも校内コンに使用できるのではないでしょうか?
戦争に関連した詩ばかりの組曲です。
『復活』『ゆうべ、海を見た』は、
メロディーメイカーとしての才能が垣間見れる作品。
それぞれの終曲、『めざめれば夏』『そしてララバイ』は
一聴の価値はあるのですが如何せん演奏機会が少ない。
票が入ってないのはその他縄文シリーズ。
本流としての『縄文"詩篇"』『黙示録・縄文』番外編の『縄文ラプソディー』。
番号付けされてるミサシリーズにも票なし。
『第1番"復活"(票ありの復活とは別)』『第2番"オラショ"』
『ミサ曲第3番"天使の詩"』『第4番"炎上"』。
第4番は今度混声版が初演されるそうです。
『How old am I?』や『幻の雪』も、
とてもよい曲ですが演奏機会が少ないのが残念。
そして近年委嘱された『火の聖女T』。
男声合唱の曲ですが、実演を聴いた経験なし。
これも新たなシリーズ化するのか、楽しみです。
Nコン課題曲はH9中の『砂丘』のみ。
318 :
◆Pz.lBBd7vo :2006/07/03(月) 00:28:46 ID:H0NefFo0
age。
なんかこの回は書いてて楽しくなってきてました。
結構大好きな作曲家なんですねー。
もっと男声合唱の音源キボン!