★☆新潟市の可能性☆★

このエントリーをはてなブックマークに追加
9535(上も)
>なぜその陳情を国が受け入れるか?なぜ国が新潟に投資するのか考えるべき

これは単に政治力の問題だろう。国の投資が必ずしも実際に望まれている・
必要性があるのかという問題と遊離しているのは、近年の公共事業見直しの
流れでさんざん言われ続けている。万代島高層ビルも、地元資本が中心だが、
県外資本の参加はないのか?


サハリンTについては、これまで日本の国策で国産原油の生産に肩入れし
てきたため、その継続事業で新潟が候補なのだろう。日本海側で石油と
大規模な港湾を持っているのは新潟だけ。しかし、だからといって新潟
が重要ではなく、国の石油政策の正当性を強化するのが目的と判断した
方がよいと思われる。


航空路線の乗り入れ本数が多いのは、一つはロシア路線を持っているから。
これは日露の交通協定の妥協の産物で、新潟の拠点性の高さゆえではないと
思われる。また、本数のみが強調されるが、実際大切なのは座席の供給量。
その部分を中心に議論すべき。乗り入れ希望が多いが、可能性として極東ロシア
への路線を持っているためにその利替え目的の可能性もある。最近は知らないが、
韓国から新潟乗り換えで極東ロシアに行っていた韓国ビジネスマンが多かったと
聞く。このあたりどうか。


日沿道については、沿線人口も少なく、確かに関西と秋田を結ぶ最短路線である
には変わりないが、新潟の発展に大きく影響を与えるとは考えない方がよいと言
う意味。高速道路が地域に与える影響は思ったほど大きくない。せいぜいが流通
団地が出来るのみで、高速道路が出来ることで、東京・大阪と地方都市とのアク
セスが改善し、逆に大都市集中を加速させる結果となっている。残念ながら
新潟にそこまでの拠点性は乏しいと思われる。すでに、3本の高速道路を持ち、
全国的にも恵まれている新潟が厳しい状態なのがその証明となっている。


下水の話は、新潟は広域合併をして政令市に移行するのだろう。となると、
合併予定の近隣市町村の下水道普及率も考える必要もあると思われる。