ドイツ語文法:
時を表す名詞の副詞的4格
「毎日わたしは早起きする」というときの「毎日」は主語ではない
ので jeden Tag というふうに、敢えて4格にすることで「これは副詞だぜ」って差別化する。
英語はどっちも every day で「主語」のときも「副詞」のときも区別してない。
× Jeder Tag stehe ich auf.
○ Jeden Tag stehe ich auf.
動詞や前置詞に格支配されているわけでもないのに名詞が4格になっているのを 副詞的4格 と呼ぶ。
その他の用法
Nächstes Jahr studiere ich in Frankfurt.
(来年、私はフランクフルトで勉強します)
この Jahr は4格で nächst(形容詞)は無冠詞中性名詞4格(Jahr)につく形「nächstes」になる。
動作受動の時制
動作受動の時制はwerdenを変化させることで表現される。
「私は褒められる」
現在形: Ich werde gelobt.
過去形: Ich wurde gelobt.
未来形: Ich werde gelobt werden.
現在完了形: Ich bin gelobt worden.
過去完了形: Ich war gelobt worden.
未来完了形: Ich werde gelobt worden sein.
状態受動の時制
状態受動の時制はseinを変化させることで表現される。
「そのドアは閉められる」
現在形: Die Tür ist geschlossen.
過去形: Die Tür war geschlossen.
未来形: Die Tür wird geschlossen sein.
現在完了形: Die Tür ist geschlossen gewesen.
過去完了形: Die Tür war geschlossen gewesen.
未来完了形: Die Tür wird geschlossen gewesen sein.