sein支配の動詞の現在完了と状態受動
<sein+過去分詞>という形式は、「現在完了」としても「状態受動」としても用いられる。
それを見分け方は、他動詞の過去分詞が sein と結びついていればそれは状態受動。
「場所の移動」か「状態の変化」を表す自動詞の過去分詞が sein と共に現れる場合は現在完了ということ。
a) Die Tuer ist geschlossen.
ドアは閉まっている。(schliessen「閉める」は他動詞 → 状態受動)
b) Der Zug ist schon abgefahren.
列車はもう出発した。(abfahren「発車する」は自動詞 → 現在完了)
自動詞の過去分詞は「能動の完了」、他動詞の過去分詞は「受動の完了」という意味になるということを決して忘れないこと。