英語では、同じ「be+他動詞の過去分詞」という形式が、動作受動にも状態受動にも用いられるで意味を考えて動作受動か状態受動かを判断が必要。
The door is shut at nine.
「ドアは9時に閉められる」(動作受動)
The door is shut at night.
「ドアは夜間は閉まっている」(状態受動)
状態受動の際の過去分詞は、もはや完全な形容詞の働きをしていると考えられるので、この文型(=状態受動形)は本来は<(受動的な)状態表現の一種>と見なされるべきである。
なぜならこの文の主眼は、<受動>を表現する(これは付随現象)ことにあるのではなく、文の主語が、どのような<状態>に置かれているのかを表現することにある。