株式… それは資本主義経済の牙城であり、資本主義社会の本家本元。
株取引… それは心理作戦の連続であり、人間心理学の頂点に位置し、また不撓不屈の精神を養う人生修業の場でもある。
言うまでもなく所詮、競馬というものは畜生が順位を争うレースであり、畜生自らが主体となって順位を決めるものである。
他方、株価は人間心理学が現れる数値である。いかに人間の心理がバランスを保とうとするかが見て取れる。
心理学上、人間は常に安定を求め、その安定が崩れる事によりストレスを生み出し、そのストレスの原因を絶とうとする。
それが株式そのものを安定させている要因とも言える。
例えば、ある銘柄の株価が永遠に同じ価額であることはあり得ない。株価は上がったり下がったりを日々、繰り返す。
なぜならば株価というのは投資家の内面にある心理が決めるものであることに拠る。これこそ畜生のレースとは大きく異なる。
投資家の理念は「儲けたい」という欲望である。そのためには株を安く買いたい、高く売りたいという心理が働くのが人情である。
その心理動向が売り買いの注文としてマーケットに出され、売り買い2つの心理の接点が株価となり具体的な数値で顕れる。
要するに安く株を買いたい人の中で最も高い値段を付けた人と、高く株を売りたい人の中で最も安い値段をつけた人との折り合い
が付けば、その時点で売買が成立する。その値段を基準に、安く買いたい、高く売りたいという心理が闘いをはじめていく。
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