◆原爆による人体への長期的な影響は米国の「軍事機密」として隠されてきた
日本の医学界は被爆の長期的な影響に関して無視してきた。原爆が投下され直ぐに日本が降伏し、
米国の軍隊が占領し、総司令官が統治を始めた。そして被爆の実態を「米国の軍事機密」だとして原爆の影響に
ついて研究したり論文を書いたり、学会で論議したりすることを禁じた。
その後、日米安保条約が結ばれ米国の「核の傘」に守ってもらうために「被曝の実態は軍事機密」としておかなければならない
時代がずっと続いたので日本人は広島・長崎の原爆による影響として、どんな症状が出て何人死んだのかという長期的なデータを持たずにきた。
日本政府は米国が「してはいけない」と命令したから何もしなかった。被爆者が苦しんでいるのに政府はまったくおかまいなしだった。