☆ 広島メトロポリタンジャーニー82 ☆

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288名無しの歩き方@お腹いっぱい。


「黒い雨」床下の土募る 降った地域 見極めに活用 広島大の星教授ら


 広島大原爆放射線医科学研究所(原医研)の星正治教授のグループが、広島市や周辺で終戦から1949年までに
建てられた民家の床下の残留放射能調査を進めている。

戦後の核実験の影響が少ない土壌の調査により、原爆投下直後に「黒い雨」が降った地域を見極める。
2011年度に分析を終え、被爆者援護法に基づく黒い雨の指定区域の拡大にもつなげる。

 調査は、爆心地から50キロの範囲で2009年2月に着手。黒い雨の指定区域のほか、黒い雨が降ったとの証言がありながら
区域外となっている「小雨地域」も対象にする。

原爆が投下された1945年から、旧ソ連が核実験を始めた1949年までに建てられた建物を見つけ、所有者の協力を得て
床下の土壌に核分裂生成物セシウム137があるかどうかを確認する。

 これまでに安佐南区上安や佐伯区湯来町など計13カ所で採取。今後は北広島町などでも採取地点を探す。

 「黒い雨」をめぐり旧厚生省は1976年、爆心地から30キロまでの土壌の調査結果を公表した。
しかし、戦後の米国や旧ソ連、中国などの核実験による放射性降下物の影響もあり「黒い雨降雨域と他の地域との間に有意差はなかった」とされた。

 核実験は米国に続き、1949年に旧ソ連、1964年には中国が始めた。星教授は「調査対象とする家屋の床下は核実験の影響は限定的。
黒い雨について科学的に解明できる」としている。該当する家屋の床下の土を提供してくれる人を募集している。Tel082(257)5872。

黒い雨降雨地域
 国は1976年、爆心地から南北19キロ、東西11キロの楕円形の範囲を、被爆者援護法の「健康診断特例区域」に指定。
国が定める11種類の病気を患っていれば、被爆者健康手帳の交付を受けられる。

「黒い雨」が降ったとの証言がありながら区域外となっている「小雨地域」(安佐南区の多くや安佐北区など)で健康診断特例区域の
エリア拡大を求める動きがある。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=20100112115603630_ja

289名無しの歩き方@お腹いっぱい。:2011/04/13(水) 22:38:44.73 ID:x1rudMfE0







「黒い雨」の指定拡大を 住民組織 県と市に要請 身体への影響調査も


 県「黒い雨」原爆被害者の会連絡協議会(高野正明会長)は24日、原爆投下直後に降った「黒い雨」の指定地域の
拡大を求める要請書を県と広島市に提出した。

 国側の敗訴が続いた原爆症認定集団訴訟で、内部被曝の影響が重視されたことを指摘。放射性降下物を含む黒い雨の
「小雨地域」(安佐南区、佐伯区の多くや安佐北区の一部など)が、被爆者援護法に基づく「健康診断特例区域」となるよう
国への働き掛けを求めている。黒い雨の身体的影響の調査も要請した。

 高野会長たちが中区内で県、市の担当者に面会。市調査課の漆原正浩課長は、「高齢化した被爆者の皆さんの声を受け止めたい」と答えた。
市は、指定地域拡大に向け「2010年度に国との協議を進めたい」としている。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=20091225114616841_ja