今日の熊本日日新聞の投書欄「読者のひろば」に85歳の北川重士爺ちゃん(熊本市)が、
「政令市の実現努力を続けて」 と、つぎのように書いています。
“将来道州制が敷かれる場合、熊本は地理的に九州の真ん中で、明治以来九州の官庁が集
まる行政都市だったので、九州の州都は熊本が最適だと思う。このとき政令市になってい
ることが大切でイメージ的に好感を得られる。一方政令市に失敗すれば州都も無理だろう。
道州制になれば県庁もなくなると思う。熊本はさびれるだろう。”
熊本市民はこんな寝ぼけたことを考えているのでしょうか。州都は最初から福岡市にきま
ってるじゃありませんか。人口、経済、文化、インフラのどれをとっても熊本市は及びま
せん。まして政治力は九州内では弱い方です。麻生渡福岡県知事は全国知事会の会長をし
ています。熊本県の蒲島郁夫知事は県民の前では 「元東大教授」 をひけらかしています
が、県外では無名に近く、せいぜい「中央官僚の下働き」としてしか知られていません。
「州都」などという荒唐無稽な話をもってくるから、冷静な益城町民から「詐欺」だと見
透かされるのです。