雰囲気や個人的感想を排除して都市を語るのは難しい。
”先入観のない名古屋”を知るには、洞爺湖サミットの各開催地案内を読んで”いま知っている名古屋”と比較してみるのもいいかもしれない。
〜文化・東日本編〜
http://www.g8summit.go.jp/venue/index.html ※この「開催地」に掲載している各地の情報は、各地方自治体から提供いただいたものを掲載しています。
【東京都】
東京には、浮世絵や歌舞伎等、江戸時代以来400年の伝統に根ざした独自の文化に加え、
デザインやコンテンツ、ファッション等の新たな文化が開花し、世界の注目を集めています。
美術館、コンサートホールなどの文化施設や、文化を創造する人材が集まっています。
また、寿司などの和食に加え、世界各国の一流の味が楽しめます。
このように、様々なものを受け入れる自由な雰囲気や満ち溢れるエネルギーが、
新たな文化を育む苗床となっています。
【横浜市】
世界との交流の窓口として培われた風土が「好奇心に富み、親しみを持って受け入れる」という
横浜のスタイルを作りあげました。
開港以来、横浜の人々は、来日した多くの外国人から、いろいろな知識や技術を学びました。
西洋野菜、パン、牛乳、アイスクリーム、ビール、カクテルなど、横浜から日本全国に広がったもの、
牛鍋など日本人向きにアレンジされたものも多くありました。
市内には、国の名称に指定された純日本庭園・三溪園、開港以来の建造物が多く残る「山下・関内地区」、
年間約2千万人が訪れる世界最大級の「中華街」、海を臨み近代的な建物が建ち並ぶ「みなとみらい21地区」などで、
これらの食べ物をはじめとする雰囲気に浸ることができます。
過去と未来、日本文化と外国文化の融合が、横浜の魅力です。
【千葉県】
江戸時代の房総は、水運によって江戸と結ばれ栄えており、
県内には城下町、門前町、舟運で繁栄した商いの町など、江戸ゆかりの文化資源が残されています。
また、江戸時代体験ができる「県立房総のむら」が整備されています。
その他、アマチュアによる吹奏楽、交響楽団、合唱、市民オペラなどが盛んです。
学校における音楽活動は全国トップレベルにあるとともに、
10〜20歳の団員からなる千葉県少年少女オーケストラは、国内でも非常に高い評価を得ています。