雰囲気や個人的感想を排除して都市を語るのは難しい。
”先入観のない名古屋”を知るには、洞爺湖サミットの各開催地案内を読んで”いま知っている名古屋”と比較してみるのもいいかもしれない。
http://www.g8summit.go.jp/venue/index.html ※この「開催地」に掲載している各地の情報は、各地方自治体から提供いただいたものを掲載しています。
〜歴史・西日本編〜
【大阪府】
大阪は、世界最大の墳墓である仁徳天皇陵や、日本最古の宮である難波宮を有し、古来から大陸に開かれた玄関口として栄えました。
また、聖徳太子によって建立された四天王寺をはじめ豊かな歴史の蓄積があります。
中世には堺が自由都市として栄え、天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が大阪城を築城すると、
大阪は日本の政治・経済の中心地となり、江戸時代には「天下の台所」とよばれ全国の経済や物流の拠点としての役割を果たしました。
また、明治に入ってからも国会開設方針が決定された大阪会議など日本の歴史を大きく動かす舞台となっています。
【兵庫県】
兵庫県は、古くから海陸交通の要衝であったことから、国内外との交流拠点として発展してきました。
特に、1868年の神戸開港以来、世界への窓口として発展し、日本における国際貿易拠点として重要な役割を果たしています。
今日、神戸には121カ国以上の外国人が居住するとともに、多様な外国文化とじかに接してきた風土や気質は、現在もまちかどに息づいています。
【京都府】
794年に平安京が遷都されて以来、千二百余年に亘り、日本の政治、文化の中心地であり続けました。
日本人の精神性や自然観が今なお人々の暮らしに息づいています。
京都は各時代の文化を示す数多くの素晴らしい建造物や文化財が、時代を超えて蓄積されている歴史都市であり、
日本の歴史の奥深さとそれぞれの時代の文化の素晴らしさを体感していただけます。