雰囲気や個人的感想を排除して都市を語るのは難しい。
名古屋を知るには、洞爺湖サミットの各開催地案内を読んで名古屋と比較してみるのもいいかもしれない。
http://www.g8summit.go.jp/venue/index.html ※この「開催地」に掲載している各地の情報は、各地方自治体から提供いただいたものを掲載しています。
〜地理・西日本編〜
【大阪府】
大阪府は日本列島のほぼ中央部に位置し、地形は南北に長く湾曲しており、
大阪湾に向かって開けた西側以外は三方を山地に囲まれています。
面積は全国で2番目に小さいですが、人口は約880万人と、全国の7%を占め、東京都、神奈川県に次いで多くの人が居住しています。
また、大阪には全国の15.6%にあたる約21万人の外国人が居住しています。
大阪は、関西の中心に位置し、高速道路網や鉄道網の結節点であり、西日本の経済の中心として活気あふれる大都市です。
【兵庫県】
北は日本海に面し、南は瀬戸内海から淡路島を介して太平洋へと続いています。
そのため、気候は冬に降雪量の多い日本海側、中央の山間部、降水量が少なく温暖で過ごしやすい瀬戸内海側の大きく三つに区分されます。
サミット環境大臣会合が開催される神戸市は、兵庫県南部に位置し、
153万人が住む大都市でありながら、北は緑豊かな六甲山(標高931m)が、
南は波穏やかな瀬戸内海が広がり、豊かな自然に抱かれた都市です。
【京都府】
京都府は、北は日本海と福井県、南は大阪府、奈良県、東は三重県、滋賀県、西は兵庫県と接しています。
南北に細長い形の京都府は、そのほぼ中央に位置する丹波山地を境にして、気候が日本海型と内陸型に分かれます。
サミット外相会合が開催される京都市は、京都府南部に位置し、
三方を山に囲まれ、市内中心部には鴨川や桂川などの清流が流れ、147万人が住む大都市でありながら、
水は清冽、緑は街にとけ込む山紫水明の地です。