[読売] 来春の卒業予定者「北九州で就職」支援…学生ら気を引き締め
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news002.htm 来春卒業予定で、北九州市内での就職を希望する大学生、短大生らを対象にした「北九州市合同会社説明会」
が13日、小倉北区の西日本総合展示場新館で開かれた。市産業学術振興局が、学生の就職を支援するため
4年前から開いている。
説明会には、市内に本社がある製造、建設、情報産業など9業種、59社が参加した。各企業がコーナーを設け、
人事担当者が会社概要や仕事の内容などを説明。リクルートスーツ姿の学生らは、熱心にメモを取りながら各企
業を回っていた。
宮崎県出身で北九州市立大の男子学生(22)は「まだ就職は決まっていないが、北九州で就職したいので、この
機会を生かしたい」と気を引き締めていた。また、製造業の人事担当者は「コミュニケーション能力がある質の高
い人材が欲しい」と話していた。
学術振興局によると、昨年の会社説明会には約280人の学生が訪れ、うち約40人の就職が決まった。これらを
含めて昨年の北九州地区(11大学)の就職率は大学生が92・7%、短大・専門学校・高専が90・3%。団塊の世
代の定年退職を控え、引き続き今年も企業側の採用意欲は高く、昨年を上回ると予想している。
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これまでの労働市場の傾向を考えると、景気悪化で市外転出、景気改善でも市外転出…と言った悪循環に陥って
いるのは、1980年代以降、特に顕著になっている傾向である。
…近隣に三次産業に特化した都市があって、たいていの場合は卒業と同時に市外転出。
一方、” 優秀な頭脳 ” は東京に転出。
三次産業と、頭脳立地は進んでいるのか。
そのへんの政策はどうなっているのか。