七隈線1往復で13万円赤字 増えぬ乗客
市が開業に先立って行った試算では、開業当初は1日11万人が利用し、
その後、年に1・5%ずつ乗客が増えると見込んだ。その場合、今年度
は一般会計から12億円の補助金を出しても32億円の赤字だが、10
年後の2015年度には黒字に転換し、補助金も8億円で済む、として
いた。
ところが、乗客が想定の4割にとどまり、そのぶん収入が減れば、
今年度の赤字は単純計算で約72億円に膨らむ。その後も4割で推移
すれば、15年度は約50億円の赤字。累積赤字は660億円に達する
計算だ。
このほか、地下鉄整備のための借金の返済も必要だ。空港、箱崎両線
を含む3路線の整備のために発行した企業債の残高は04年度末で
3680億円に及ぶ。05年度は286億円返さなければならないが、
空港、箱崎両線が上げた利益を七隈線が食いつぶすため、返済の原資が
ほとんどない。
このため、一般会計から約80億円の補助を受けたほか、新たに
200億円の企業債を発行し、やりくりしている状態だ。
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000602030006 ものすごい税金喰い路線だな・・・。