●石川・福井・富山●駅前&市街地&郊外発展度調査

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498名無しの歩き方@お腹いっぱい。
○福井・・A判定
駅の両面で規模が大きめの再開発が進行中。あとはいかに魅力のあるテナントを誘致できるか
にかかっている。福井はプリズムや西武も含め、駅周辺に一極集中しており金沢や富山のような
分散化による心配はない。中心市街地を無理に広げず地方都市として分相応のコンパクトな
市街地内での再開発が規模メリットも最大限に生かすように行われており理想的な展開である。
新幹線も開業し、手寄再開発ビル、駅舎(プリズム)、西口39階ビル、西武が一体となった時
大化けする可能性あり。本当のコンパクトシティ実現も夢ではない。賑わいが戻る可能性大。
○金沢・・B判定
駅前で規模の大きな再開発が行われ商業ビルができるも、真の繁華街の香林坊は現状維持。
香林坊と駅前の分散化が懸念される。香林坊がそれなりの賑わいを維持しているだけに
新幹線の開業と駅前の再開発によって賑わいも分散化する可能性がある。この他にも富山や
福井と違うのは県庁や大学が郊外に移転しており、これは戻すことが不可能だと言うこと。
富山や福井は中心部が復活すればこれらが残っている為、一気に息を吹き返す可能性がある。
ダイエーが潰れた武蔵にも名鉄があり大型の商業施設が3ヶ所に分散することになる。
○富山・・C判定
一番繁華街が空洞化してしまっている現状にさらに西武の撤退が決まった。大和の移転が
迫っている中での出来事だけに総曲輪地区の復活が非常に難しいことが伺える。大和が移転しても
大和の入っていたビルの活用も決まっておらず2つの百貨店跡が空きのまま大和の移転開業だけが
行われる可能性が大きい。さらに駅前は新幹線開業に合わせて金沢や福井のような再開発の
計画もなく駅舎の建て替えだけで総曲輪にこだわったことが帰って中心市街全体にとって失敗に
なっている。JALの撤退でJALホテルの建設もなくなり駅前も中途半端、総曲輪も同様の
事態に陥り、分散化し両者共倒れの可能性大。やはり新幹線の開業に合わせて大和が駅前への
移転を希望していたことからも、駅前へ集中させられなかったことが大きい。この規模の都市で
繁華街を2つ持ち、賑わいを維持するのは不可能である。