小倉・門司・八幡・戸畑・若松 - 旧5市対等合併による北九州市創生から40余年。「 小倉都心・黒崎副
都心 」 の方針を掲げているにも関わらず、対等合併による旧5市平等政策の弊害によって、各区各地で
都心級の再開発・区画整理を行っている現状が横たわっている。また、これら弊害によって北九州市の中
枢部である小倉 Kokura の街の近代化・再開発の動きもトータルでは必ずしも進んでいるとは言い難い。
------------
今回は新たに総額約800億とも言われる折尾駅周辺整備についてもその是非を議論していただきたい。
折尾駅周辺整備の計画概要は、これまでの下曽根・東田・戸畑・大里…などの工場跡地の再開発とは異
なる。必要最低限のインフラ再整備 - 鹿児島線軌道のさらなる高架化と鹿児島線ホームの改修 - によっ
て、800億もかけずにすみ、本来の懸案である若松線の電化と筑豊本線全線での直通運行も実現できる
と考える。黒崎とは異なる、折尾の街のありかた - 学生の集う街 - についても別途議論が必要だろう。
------------
一方、「 有料指定ゴミ袋のさらなる値上げ 」 の動きも注視しなければならない。上述の件と照らし合わせ
ると、その意思決定のプロセスには疑問が見え隠れする。周辺都市がこれらに便乗して値上げすれば、
消費税に並ぶ不満の構築はさらに進むだろう。
------------
人口が100万人を割った今、北九州市が再び前途洋々たる活力ある都市となるためには、他の大都市
と同様に、都市の中枢部 - 即ち、小倉 Kokura の街をさらに高度化しなければ他都市からの人口流入は
期待できない。ヲ・ヲォ〜レ様の提唱する 「 小倉 Kokura への一極集中策 」 はよりグローバルな観点か
らのアプローチであり、3次産業のより高度な集積・育成を考えれば当然だろう。これまでどおり分散政策
が続けば北九州市の人口減少傾向も同様に続くだろう。
------------
【前スレ】 W
http://travel2.2ch.net/test/read.cgi/chiri/1113178703/l50