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名無しの歩き方@お腹いっぱい。:
◇届くかラブコール−−米原市、岐阜・西濃地域と合併へ意欲(4月10日岐阜面)
☆中京圏への志向強く、県境越えには課題山積
米原が岐阜県関ヶ原・垂井両町及び大垣市との将来的な合併に積極的だ。県をまたいだ合併は、
県境の変更など高いハードルが待ち受ける。近畿を袖に振り、県境を越えて豪雪地帯同士の合併
に走る、米原の熱意と真意を探った。【渡辺明博】
「友好関係など条件が整いつつある。議員とも協力して進めたい」
米原市の市雄市長は3月末の市議会特別委で、岐阜県との合併に強い意志を示した。
同町へのラブコールは、市民の63%が「中日新聞」を購読しているとの結果が出た日本ABC
協会の新聞部数調査結果がきっかけ。担当の市企画政策課は大垣市などの財務状況や合併に必
要な手続きの検討を早くも始めている。
ある市議は「前途は険しいが、『何もしなかった』では住民に申しわけない。まず動き出すこ
とが必要」と市長方針を歓迎する。別の議員は「彦根市や長浜市は京阪神圏との結びつきが近年
強くなっており、住民感情から難しい。落ち着くところに落ち着いた」と説明する。
伊吹山も中京圏から訪れる客が多く、テレビ放送も中京キー局の映像が受信できる同市。どうして
も関心は名古屋にいく。合併相手も中京圏を意識して「東」に向かっても不思議ではない。
◆深い結びつき
しかも、米原市と岐阜県西濃地域とは両住民が公共施設を相互利用するなど関係が深い。
特に関ヶ原町と接する柏原地区は、消防の救急事務や冬場の積雪処理も関ヶ原町が受け持つ。
。県境付近のとある喫茶店。すぐ左隣りは関ヶ原町で、店名も「西濃」を名乗る。ここで
は大垣が生活に根付いている。