【小倉】 北九州都市再開発の新しい観点�W 【復県】

【西日本】 北九州市の経営監理委　赤字の「北九州ハイツ」運営団体　廃止検討を提言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050414-00000002-nnp-l40

北九州市の外郭団体の在り方や経営改善などを検討する市の第三者機関「外郭団体経営監理委員会」
（座長・斎藤貞之北九州市立大教授）はこのほど、宿泊施設「北九州ハイツ」（八幡西区）を運営する財団
法人「北九州勤労総合福祉センター」の廃止の検討などを提言した報告書をまとめ、市に提出した。

同法人は、雇用・能力開発機構が建設した北九州ハイツの運営のため、市が全額出資し一九七六年に
設立。市から補助金を受けているが、二〇〇二年度から赤字で、〇三年度は約二千二百万円の赤字を
計上した。

同委は報告書で、「市が財政的補助をしてまで、民間と競合する事業を行う必要があるのか。そもそも黒
字が見込める営利事業なら、公益法人が行う必要はないとも考えられる」と同法人の存在意義に疑問を
呈し、「廃止も含めて結論を出すように」と提言した。

また、若松区で埋め立て地の造成、分譲を行っている、市が４９％出資の「ひびき灘開発株式会社」につ
いても検証。同社が、借入金百二十九億円（〇四年三月末現在）の返済を、土地売却収入に大きく依存
していることから「販売不振の場合は、完済が困難になる可能性がある」と指摘。賃貸も含めて土地利用
計画を策定する▽事業展開や経済環境に応じ、事業収支計画を臨機に見直す―などの対応を求めた。
----------------

【ヲ・ヲォ〜レ様の見解】 北九州ハイツは民間売却 / 響灘埋め立て事業は様子をみながら続行

北九州ハイツは民間に売却してあとは任せたほうがいいだろう。売却しても宿泊施設としての需要がある
ならそのまま業態維持、そうでなければ業態変更（住居など）したほうがいいだろう。

また響灘の埋め立て事業については何とも言えない。関門航路の浚渫作業に伴う埋め立てはこれからも
続くので、新北九州空港完成後の新しいビジョンとロードマップの提示が必要だろう。小規模なものでは
小倉港〜赤坂・大里海岸の拡充、大規模なものでは計画が空中分解したままの門司区の白野江人工島
計画の続行など、である。特に、赤坂・大里海岸の拡充は将来的に必要不可欠なので無視できない。