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【読売】 勝山通り歩道拡幅を〜小倉北区の魅力アップへ 北九州経済研が提言書
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news003.htm 歩道の拡幅が提言された勝山通り
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/img/news003_1.jpg 民間の調査研究機関・北九州経済研究所(松本憲一郎・代表取締役、小倉北区)は15日、小倉北区中心
部の魅力をアップさせるための提言書を、北九州市に提出した。勝山通りについて、小倉駅前―勝山橋東
の両交差点間の歩道を広げて、人通りを増やし、にぎわいを生み出すことなどを求めている。
同研究所は山口銀行が全額出資している機関で、地域経済の調査研究を手がけている。「北九州地域の
発展のためには、小倉北区中心部の魅力を向上させることが欠かせない」と判断。地元企業の若手社員
と意見交換した際のアイデアを盛り込んで、提言としてまとめた。
勝山通りの小倉駅前―勝山橋東の両交差点間は延長350メートル。提言では「歩道が狭くて歩きづらい。
この区間の車道を4車線から2車線に減らし、バス優先の通りとしたうえで、両端の歩道を拡幅すべき」と
指摘した。これによって、魅力的な店の進出が期待でき、メーンストリートになるとしている。
▽同市の第3セクターが運営する北九州モノレールの小倉―旦過駅間の運賃を、現行の170円から100
円に引き下げる▽若松区で運行している市営バスを民営化し、同区と小倉北区間の運行便数を増やす―
―などの対策によって、買い物客を同区中心部に引きつけるようにも求めた。
ほかに、紫川と市役所本庁舎の間に芝生を植え、市民がくつろげるスペースにすることも盛り込んでいる。
提言を中心になってまとめた林一夫・主任研究員は「リバーウォーク北九州や小倉伊勢丹の開業で活気が
増した今こそ、タイミングを逃さずに対策を取ってほしい」と要望。これに対し、片山憲一・同市企画政策室
長は「市が主体となって実現できるものには積極的に取り組みたい」と答えた。