【小倉】 北九州都市再開発の新しい観点V 【集権】

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193EXCULTer's / Esprit de Kokura ◆44E0gEzqis
【福岡市北部沖地震関連】 北九州市内の被災状況と北九州広域地方での警戒 page 1/2

今のところ重大な被災報告はない。都心部では小倉城の瓦が一部落下したのみで、郊外でもいま
のところ被災報告は入っていない。ヲ・ヲォ〜レ様の都心部視察では、今回の地震での影響はまっ
たく確認できなかった。しかし、急斜面や山間部では余震と降雨による土砂災害などに要注意であ
る。

なお、余震は福岡方面からの余波を引き続き微弱に観測している。震度1未満のほとんど感じない
程度の揺れなのでフツーの生活場面ではまったくわからないと言ってもいいだろう。

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福岡市北部沖での地震の要因は海底断層の歪みの開放であるが、その引き金の直接の要因につ
いては解明されていない。この海底断層は福岡市中央区付近にある警箇断層の延長上にあるとさ
れているが、気温の急激な変化による歪み開放というのはこの時期の気温からすると考えにくい。
194EXCULTer's / Esprit de Kokura ◆44E0gEzqis :2005/03/22(火) 06:08:38 ID:7PK4se7u
【福岡市北部沖地震関連】 北九州市内の被災状況と北九州広域地方での警戒 page 2/E

神戸・新潟にしても冬場の氷点下に近い温度条件にあったが、今回の地震ではそれらの温度条件
の範囲外にある。

しかし、日本海に面する玄界灘は寒流下にあって、陸地と海上との急激な気温差がそれらを招いた
とも考えられる。このあたりは現在よりも観測体制を強化すべきだろう。

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一方、北九州広域地方では関門海峡の南北に寒流(日本海)と暖流(瀬戸内海)が相互に干渉して
いる。基本的にこの条件下ではこの地域を震源とする地震の発生確率は低いようである。そもそも
関門海峡が古代の巨大地震によってできた説、と、言うのも想定され、要因そのものが既に撤去さ
れているのかもしれない。

が、手放しでの安心はできない。北九州広域地方の沿岸部の大半は埋め立てによる人工岸壁や人
工島であって、それらのもたらす環境の変化については把握しきれていない。特に小倉南区の新北
九州空港人工島、若松区の響灘人工島、下関市西部沖の人工島については何らかの定期的観測
が必要だろう。