【TYS】
http://www.tys.co.jp/news/news.html 下関・山口銀行ともみじHDが経営統合へ
下関市に本店を置く山口銀行は、広島市のもみじホールディングスと共同で持ち株会社を設立し、経
営統合を視野に入れて、増資することで合意しました。来月からのペイオフ全面解禁を控え経営基盤
の強化を図る目的です。=もみじホールディングス前田邦男社長「新しい金融グループを形成するた
め、基本合意書に調印した」=山口銀行と業務提携をするのは、広島市に本店を置くもみじ銀行と、
持ち株会社のもみじホールディングスです。業務提携の内容は、山口銀行が、新年度上期中にもみじ
ホールディングスの500億円規模の第三者割り当て増資に応じ、発行済み株式の3分の1強を持つ
筆頭株主となる見通しです。出資が完了した時点で、もみじホールディングスの社名を「山口もみじホ
ールディングス」に変更し、両行から同じ数の役員を派遣して経営にあたることにしています。=山口
銀行・福田浩一頭取「信頼感が醸成できた。キーワードは補完性。補完性でこれほどの組み合わせは
ない」=去年9月期の預金残高は合計で6兆3,868億円と、地方銀行では全国第5位の規模となり、
預金と貸し出し金額は中四国地方で最大となります。
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と、言うことは今後広島方面に預貯金の運用はシフトする、と、考え方が当てはまる。シンクタンクの北
九州経済研究所は開設したものの、この流れからするとどうやら北九州市には縁がなかったようだ。
決済預金に預貯金市場がシフトするなか、銀行業界全域での縮小・衰退が徐々に進む。