↓名古屋に本社を置く『森精機製作所』は伊賀に支えられて成り立っている。↓
http://www.moriseiki.co.jp/japanese/corp_web/t_c/000iga.html 名古屋駅⇔伊賀事業所 車で1時間 (バスでも75分)
豊田南IC⇔伊賀事業所 車で1時間
中部国際空港⇔伊賀事業所 車で1時間強(バスでも90分)
伊賀事業所⇔奈良事業所 車で1時間
昨年10月、森精機製作所が名古屋に本社を移転したのは、トヨタ自動車をはじめ得意先が東
海地方に多く、名古屋経済が元気であることに加え、同製作所の大動脈である伊賀事業所との
アクセス(名古屋本社⇔伊賀事業所⇔旧本社(奈良事業所)のアクセス)、伊賀事業所から豊
田市、中部国際空港とのアクセスの関係を考慮したのであろう。
伊賀北東部には森精機製作所だけではなく、ブリヂストン中日本物流センター、山善、プリマハ
ムなど多数の物流拠点や工場が点在している。
伊賀南西部の名張は大阪からの移民の影響が強く、大阪圏に呑み込まれているが、伊賀北部(
北西部〜北東部にかけて)は『近畿圏であり東海圏である』結節点的性格が大いに活かされて
いる。(名古屋地区・阪神地区の両地区への物流の拠点となっている。)
特に伊賀北東部については、森精機工場・ブリヂストン中日本物流センターに代表されるように
物流面等において名古屋との関係も深い。
伊賀市長は中部国際空港開港に際し、『本市は関西と東海の結節点に位置することから、企業に
とって物流面で非常に有利。』として市の特別予算として研究費を計上した。
中日新聞には当然、朝日新聞にすら『開港は地域活性化の好機』と書かれていた。