大阪市教育委員会は25日、小学4―6年生用の漢字書き取りテストの
正答率が47%だった養護学校の男性教諭(56)ら2人を教員としての適格
性が欠如しているとして分限免職にした。市教委によると、男性は主に数学
を教えていたが、指導力不足の教員向けの校外研修で漢字書き取りテスト
を実施したところ正答率が47%だった。保護者への連絡帳でも「自信」を
「自身」と書き間違えるなど国語の基礎学力が著しく低く、勤務先で生徒に
「ファーストキスはしたんか」など不適切な発言を繰り返した。
もう1人免職となった小学校の女性教諭(60)は、自分の意見が通らないと
女子更衣室や校長室に閉じこもるなど身勝手な言動を繰り返した。勤務先
の学校に転勤を求める約1000人分の保護者の署名が寄せられたことも
あったという。市教委は今年3月、2人を適格性や指導力に問題があると
認定。11月まで研修をしたが、男性は「完ぺきな人間はいない」と開き直り、
女性は「校長や同僚教諭が悪かった」と責任転嫁するなど改善が見られ
なかったという。
ここもなー☆
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20041125AT3K2502E25112004.html