近畿・畿内・KANSAIの明るい話題専用スレ2

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702今日の結論
【2004年8月27日】
美浜原発事故、配管寿命10倍以上に算定──保安院調査、関電が管理指針を逸脱

 関西電力の美浜原発3号機(福井県美浜町)事故に関連し、経済産業省原子力安全・保安
院は27日、同社が原発の2次系配管の管理指針を逸脱し、配管の残り寿命を10倍以上長め
に算定していたことを明らかにした。立ち入り検査などで判明したもので、同日午後に開く美
浜原発事故調査委員会に報告する。同院は原子力施設の保安規定に違反している疑いが
あるとしており、再調査する。

 原発の管理指針通り計算すると、寿命が1年未満とされた2次系配管に対し、関電は火力
発電用の技術基準を使って再評価していた。この結果、残り寿命は数年から数十年に延び
ることになった。関電はすべての配管の計算をやり直し、1年未満となるものは直ちに交換す
ると報告している。

 同社の管理指針では、超音波などを使った配管の肉厚測定結果に基づき、残りの寿命を
計算する。関電は安全を確保できる最小の肉厚を低く見積もることで、配管の交換作業など
を怠っていた可能性が高い。

 また保安院は同日、美浜原発2号機の配管でも厚さが薄くなる減肉を確認。安全を保つた
めに必要な厚さを下回っていたため、交換を命じた。昨年秋の検査データを再チェックしたと
ころ、発見したという。

 事故調査委で関電の安全確保体制が問題視されることは確実。保安院は電力会社の自
主検査に関する社内監査体制を強化する方向で検討を進めている。