●都下・神奈川・埼玉・千葉●駅前発展度調査13

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235名無しの歩き方@お腹いっぱい。
東京人を含めた関東人は、自分達の住む関東が、ほんの500年くらい前までは、草木深く、野生の猪が
跋扈していた辺境の地であったことを重々承知しております。また、鎌倉時代より前から坂東の武士たち
が統治してましたが、関東の文化が基本的に華美を嫌う質素な武士の文化であることも。 

「くだらない」という言葉がありますが、これは「関西という文明圏から下ってきていないもの」、つま
りは関東のものは、取るに足らない、というのが語源だそうです。

また、関東人の先祖は関西の方から、ある時は開拓者として、またある時は左遷などによる「都落ち」に
よって、渡ってきたのであり、日本人としての自分たちの究極の故郷が関西であることもよく分かってま
す。

関東の中、高校の修学旅行はほとんど、京都、奈良を中心とした関西方面です。これは、自分たちの先祖
が残した歴史的遺産を研修し、日本人としての自覚を養うためでしょう。一方で関東には歴史的建造物が
少なく、特に千年以上を越えるものはほとんどありません。自分たちが遥か昔から日本人であったことを
確認できるものがないのです。

東京は太平洋戦争中に大空襲によって、焦土と化しました。このような戦争を二度と起こさないことが我
々の世代の務めでしょう。ところで、ここで一つのIFを出させていただきましょう。それは、もし東京
を中心とした関東か、それとも奈良、京都を中心とした関西か、どちらかが爆撃に遭うとしたら、あなた
はどちらを選びますか? という質問です。関東人の人にこの質問をしたら、おそらくほとんどの人が
「関東を爆撃しても良いから(ただし、皇居を除く)、関西の歴史的建造物を破壊しないでくれ。」と言
うと思います。基本的に関東の世俗的建物破壊されたとて、建て直しがききますが、
関西にある千年を越える歴史遺産は、一度焼失してしまったら取り返しがつかないからです。そして、こ
のような歴史遺産がなくなってしまったら、我々の日本人としてのアイデンティティーが危機に陥るからです