◆   美しい洋館・異人館   ◆

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804名無しの歩き方@お腹いっぱい。
>>796
>不定期船の有力オペレーターは、ほとんどすべて本社を神戸に構えていた。
>大正14年のデータでは、神戸に本社をおく企業は約80社、大阪には45社、東京には35社、小樽・函館には33社というように、全国の四カ所に散在していたが、

神戸と横浜の違いがモロにでている。
二次大戦以前の神戸は世界に知られる海運市場を有する拠点都市だった。
むろん、中世まで遡れば神戸は首都の歴史があり、戦後も高度成長期は”世界三大貿易港”の一つだったわけだが。

それに対して、横浜は開港〜現在まで、常に東京の衛星都市である。東京の企業が横浜港も利用している、というだけのことなのだ。

高度成長期の末期から、原油備蓄基地が近くにある横浜港が原油の輸入港として貿易額が日本一になっているということくらいで、世界的の10指にも入らない。
世界の覇権を争っていた神戸港とは比較にならない。 まして、現在の貿易額日本一の座は、名古屋港である。

そして、ふと思う───
我々は「横浜が常に日本最大の港で、世界に知られている」と思い込まされていたのではないだろうか、、、
我々は洗脳されているのではないだろうか、と。