お国自慢殺人事件

ある日、江戸川に新潟の殺害遺体が浮かんだ。
事件の捜査にあったた群馬刑事は新潟の自宅から「東京」という血文字を見つけた。
群馬刑事は怨恨の線で捜査を開始。日頃から新潟と仲の悪かった、金沢が怪しいと睨む。
一方、署内の嫌われ者、茨城刑事は郡山犯人説を主張する。
本庁の京都警部は新潟の昔の女、熊本が怪しいと群馬に告げる。
果たして、新潟殺しの真犯人は!?
そして「東京」という血文字の真実は!?

小説家志望の１が居るスレ

群馬刑事が犯人
自宅前を流れる利根川に放流した死体が
江戸川に流れ着いた

　　＞　　　　　　　　　　　　　　＼
　／　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼／￣￣＼
／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣
|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣＼
|　　　　　　／/　　　∧　　人　　　　　　　　 |
|　　　　／　/／/／　　ゝ　　/|　/|∧|　|＼ﾉ
＼　　　|人＝＝＝＝＝/／＝∨/＝/
　／＼ |＝|　 (V　)　 | ||＝|　(V ）　| |
　＼　　 　 |　､￣_　ノ　|　 ＼ ￣　 | |
　　 ＼＿ 人＿＿＿ ノ　　 Д　＿ ﾚ　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　＜　|＼　　　　　⊂つ　　　 ／　　＜ランねいちゃんﾊｧﾊｧ・・。
　　　　／＼ へ　 _　　　　　　_／　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　へ､　　 |￣＼ー フ￣ |＼ー
　 ／ ／￣＼　| 　＞|￣|Σ　|　 |
　 ,　┤　　　 |/|＿／￣＼＿| ＼|
　|　　＼＿／　 ヽ
　|　　　＿_(￣　 |
　|　　　＿_） 〜ノ
　人　　＿_）　ノ

続きはまだか？

金沢の身辺を捜査していた群馬刑事は金沢の隣人の主婦・福井に聞き込みを行った。
福井「金沢さん？ああ、なんか向こう隣の富山さんとしょっちゅう言い合いしてましたよ。
　　　え？新潟さん？あの人は隣町の人でしょ？あんまりいい噂は聞かないけど･･
　　　なんか、東京さんにべったりくっついて･･･
　　　ホモじゃないかとおもってたのよ」
群馬「東京さん？誰です？それは？」
福井「新潟さんの会社の上司ですよ」

続編に期待age

群馬刑事は新潟と東京の勤めている関東商事本社にむかった。
東京「ああ、新潟君のことですか。
いや、仲がいいというか新潟君が一方的に僕にくっつこうとしてきましてねえ｡
まあ、僕を踏み台にして出世しようとでも思ってたんじゃないですか」
群馬「東京さんはエリートらしいですね」
東京「いやあ、他にもさいたまや名古屋なんて連中も絡んできますがねえ
いい迷惑ですよ、本当に｡
まあ、これもエリートの宿命と思って諦めてますが」

名スレの予感

東京のエリートらしい自信溢れる話し方、身のこなしに圧倒されながらも群馬刑事は質問を続けた。
群馬「新潟さんが誰かに恨みを買っていたことはないですか？」
東京「さあ、どうですかね･･･
　　　あ、そう言えばこの間、金沢とか言う男と喧嘩したとか言ってましたね」
群馬「金沢と？」
東京「ええ。金沢という生意気な奴に絡まれている、関東商事に喧嘩を売るなんて馬鹿な奴だ
　　　とか言ってましたよ」
（やっぱり、金沢は怪しいな･･･）
群馬刑事はそう思いながら捜査本部に戻ることにした。

>1
やはり最後は小悪党のだら（富山）が
東京ボンカレーにヒ素入れて殺したってオチですか？（ﾜﾗﾜﾗ

マジ面白れ〜。（ｗ

一方、茨城刑事は郡山に会うため、郡山の行きつけの居酒屋「みちのく」のある上野に向かっていた。
「みちのく」の店内に入ると盛岡が八代亜紀の「舟歌」を得意げに歌っていた。
その脇で郡山が手酌で飲んでいる。
茨城「おう、郡山、久しぶりだな」
郡山「ああ、誰かと思ったら警視庁のお荷物、茨城のダンナか」
茨城「誰がお荷物だ？ごじゃらっぺ！」
　　　まあ、どうでもいい。お前、新潟ってヤロウのことは知ってるな？」
郡山「新潟？知らねえな」
茨城「嘘つけ！おめえが新潟と言い争いをしてるのを酒田が見たって言ってんだよ！」
郡山「酒田？そんな奴も知らねえよ」
茨城「なに言っても知らねえですむか！」
ヒートアップする茨城刑事と郡山の言い争いに眉をひそめる店長の福島。
盛岡は今度は「雪国」をモノマネつきで歌いだした。

福島「ちょっと、あんたら。うちの店で喧嘩はやめてくれよ！」
茨城「喧嘩とはなんだ！これは取り調べだ！」
郡山「うるせえよ！だいたいオレはおめえが店長ってのが気に食わないんだよ！」
福島「じゃ、じゃあ、来るなよ！ボケ！」
郡山「うるせー！他に行くとこもねえんだよ！」
茨城「また、喧嘩か…全く…」
福島「あんたも刑事ならもうちょっと他のやり方があるでしょう？」
茨城「なんだと！」
その時、盛岡が三人に向かって言った。
盛岡「お前らうるさいよ。静かにしろ！俺の歌が皆に聞こえないだろ？」
茨城・郡山・福島「おめえが一番うるさいんだよ！下手な歌自慢げに歌うな！」

その頃、京都警部は部下の大津警部補を連れて新潟の女だったというホステス・熊本の店「もっこす」に向かっていた。
大津「京都警部は熊本が怪しいと思いますか？」
京都「あってみないとなんとも言えんが、昔から殺人の動機は男女間のもつれが関係している場合が多い」
大津「『京都湯けむり殺人事件』や『清水寺殺人事件』『京都寝台特急殺人事件』などの
　　　難事件を解決してきた京都警部の言葉だけに重みがあります」
京都「いや、私は歳をとり過ぎた。
　　　今度の本庁異動だって、私は断ったんだが府警本部長の薦めを断りきれんかった」
大津「まだまだ京都警部は現役ですよ」
京都「そう言ってくれるのはお前だけだよ、大津」

「もっこす」の店内には熊本と宮崎の二人がいた。
熊本「ああ、新潟…あんな男の事はもう忘れたか…」
大津「心苦しいとは思いますが新潟との事、聞かせてくれませんか？」
熊本はタバコに火を付けると新潟との事を話し始めた。
熊本「あの人がここに来たのは３年前だった。
　　　関東商事の新潟だって皆に話してたばい。よほど関東商事で働いてることが自慢みたいだったばい。
　　　私はあんまり好かんかったばってん、あの人はよか客やったけん…
　　　まあ、私もよか客の新潟を逃がしたくなかったけん、あの人と寝たとよ。
　　　ばってん、あの人、そうとも知らず私との仲をあっちこっちに言うけん、私嫌になって…
　　　別れた途端、あの人、あっちこっちで私の名前をつかって私の評判落とそうとしたと」
熊本の涙に京都も大津も言葉が出なかった。
宮崎「あんたら、熊本ネエさんの悲しい過去をもうほじくらないで！」
京都と大津は「もっこす」を後にするしかなかった。

>>17
熊本弁がイマイチだなぁ・・・。
どっちかと言えば博多弁っぽい。

>>18
ｽﾏｿ。
でも、夜の女には九州弁を喋らせたかった。

おもしろーい！！
横浜・さいたま・千葉の登場に期待。

捜査本部に戻った各刑事はそれぞれの結果を報告した後、捜査会議に入った。
議事録は若手の栃木刑事が担当している。
京都「金沢は確かにくさいな…」
群馬「ええ、まだ直接会ってはいませんが。　
　　　福井氏や東京氏の証言によるとかなり不仲だったようです」
京都「なるべく早いうちに金沢の尋問が必要だな」
栃木「あの、ちょっといいですか？」
群馬「どうした？」
栃木「福井氏の証言によると金沢は富山とか言う人間としょっちゅう言い争ってたんですよね？」
群馬「ああ、そうだが…」
栃木「その辺も詳しく調べてみたほうがいいんじゃないでしょうか？」
京都「いや、これは私のカンだが、その辺りはあんまり突っ込まないほうがいい気がする」
栃木「なぜですか？」
京都「パンドラの箱を開けてしまうんじゃないか、と」
大津「警部のカンは信頼できます」
京都「よせよ、大津。俺も完全じゃない」

茨城「金沢の尋問なんかいらねえよ。郡山を別件でひっぱろうや」
大津「全員の報告を聞く限りでは金沢の方がクロに近いと思いますが？」
茨城「ふん、京都警部のカンを頼りにするおめえの言葉には重みはねえな」
大津「ア、アンタねえ…」
茨城「とにかく郡山は限りなくクロだ」
京都「あんたのカンか？」
茨城「そうさ、あんたみたいな爺にはない若く鋭いカンだ」
大津「アンタ京都警部になんてことを！」
群馬「やめろ、茨城。みっともないぞ」
茨城「へん、群馬、いい子ちゃんぶるなよ」
栃木「やめてください。茨城刑事」
茨城「どうせ俺ははみだし刑事さ。とにかく俺は郡山の身辺を洗いなおしてくるぜ」
そういうと茨城刑事は捜査本部をあとにした。
京都「若く鋭いカンか…」
そういうと京都はお茶を啜って窓の外を見やった。
イチョウの葉が黄色くなりはじめていた。

再び期待age

その日、栃木は歌舞伎町で飲んだ。
交通課から転属になった栃木にとって新潟殺しは初仕事だった。
（確かに金沢はクサイ。しかし、熊本も新潟には相当の恨みがあったようだし･･･）
そんなことを考えている栃木に近づく人物がいた。
岡山「よう、栃木。久しぶりだな」
栃木「あ、あなたは・・・」
岡山は元警視庁捜査四課の敏腕刑事だったが、ヤクザから麻薬を受け取っている発覚。
免職となり、今は情報屋という怪しい職業を名乗っている男である。
岡山「ひぇひぇひぇ、新潟殺しの捜査は進んでいるか？」
栃木「あなたに答える必要はありません」
岡山「まあ、そういうなって。ところであんたらは見落としてるぜ」
栃木「？なにをですか？」
岡山「いいか、新潟の部屋には『東京』という血文字があったはずだ」
栃木「あ････」
岡山「東京の身辺を洗いなおすとなにか出てくるかもな。ひぇひぇひぇ」
そういうと岡山は歌舞伎町の闇の中に消えていった。

これって一人が書いてるのか？
なかなかの力作で面白いぞ。（ｗ

俺も結構楽しみにしてるんだよな。

ファミコン業界でも、横浜は神戸の猿真似ばかり。

◆ポートピア連続殺人事件　（1985年／エニックス）
　本格推理アドベンチャーゲーム。
　ファミコン史に残る大ヒット作となる。

◆横浜港連続殺人事件　（1988年／データ○ースト）
　単なるポートピアのパクリ。
　あらゆる面で"二番煎じ"だったクソゲー。

いわき殺人事件
イン・・・

>>27
空気読めよ。

>>27はシカトして早く続編を読ませてＹＯ！！

「岡山の爺さん、そんなこと言ったのか･･･」
栃木の話を聞くと、群馬はそう言った。
群馬「確かに昔は敏腕で鳴らしただけのことはある」
大津「東京というと関東商事のエリート中のエリート、何度か雑誌なんかにも出てますよね」
群馬「ああ、俺は実際会ったが、エリートらしい威圧感があったよ」
栃木「我々とは給料も全然違うんでしょうね江･･･」
三人が軽いため息をついた時、監察医の島根が入ってきた。
島根「新潟の検死結果がでたぞい」
大津「どうでした？」
島根「死因は青酸カリだわ。青酸カリを飲まされた後に川に捨てられちょーな」
栃木「ひどいことを･･･」
島根「胃の内容物はカブラ寿司だわ」
群馬「カブラ寿司？なんだ、それ？」
京都「金沢の名物だ」
思わぬ事実に驚く刑事たち。
群馬「こりゃあ、金沢はまたクロに近くなったな･･･」
京都「よし、群馬刑事は金沢を直接あたれ。
　　　私と大津は東京を探ってくる。
　　　栃木刑事は青酸カリの入手経路をあたってくれ」
群馬・栃木・大津「はい！」
茨城「おいおい、俺は無視かよ？」
京都「あんたは若く鋭いカンのおもむくままに捜査しとればいい」
茨城「ち、嫌味な奴だ」

どこまで続くのか期待age

俺の都市はでるかなー

ゴルァ盛岡の出番が少ないぞ(ﾟДﾟ)

群馬刑事は金沢の住むアパート「前田荘」に向かった。
あいにくと金沢は留守だったので、隣の部屋を訪ねた。
出てきたのは小松という老婆だった。
小松「ああ、金沢さんけ？あの人には困ったもんっちゃ」
群馬「と言いますと？」
小松「あの人はあっちこっちで『前田荘の金沢は大金持ちだ。前田荘の金沢は天才だ』
　　　ちゅうビラを投函しとるがや」
群馬「はあ･･･」
小松「そやさかい、わしら前田荘の人間も変人扱いや。
　　　津幡さんや松任さんもええ迷惑やって言うとるじー」
群馬「しかし、なんでまた金沢はそんなビラをあちこちに投函してるんですか？」
小松「知らんわい。こっちが聞きたいくらいや」

群馬刑事はパトカーを運転しながら考え込んだ。
（しかし、金沢の行動はよくわからないな･･･
　よほどの奇人か･･･とにかく早いうちに金沢に会わないと）
捜査本部の調査によると、金沢は北陸不動産に勤務後、脱サラし、大手コンビニのオーナーをしていた。
しかし、そのコンビニも半年前に潰れている。
（しばらく前田荘を張り込むか･･･）

京都警部と大津警部補は東京に会う為、関東商事を訪れた。
面談室で待ってると東京とは別の人物が現れた。
千葉「ああ、どうも。リゾート開発課課長の千葉と申します。
　　　東京部長は今、ニューヨークに出張中でしてね。私でよければお話を伺いますよ。
　　　新潟君のことでしょう？」
京都「ええ、そうなんです」
千葉「新潟君はリゾート開発課スキー部門で活躍してくれましてね」
京都「みたいですね」
千葉「まあ、惜しい人材を亡くしたと思ってますよ。いや、ホント。
　　　今はテーマーパーク部門の浦安というのが新潟君の穴埋めをするべく、張り切ってますよ」
一方的に話す千葉に若干戸惑っていた京都警部と大津警部補。
そのとき、別の男が面談室に入ってきた。
さいたま「おい、千葉、あんまりペラペラ喋るんじゃないぞ」

千葉「おや、これはこれは。さいたま課長」
さいたま「これはこれはじゃないよ」
大津「失礼ですが、あなたは？」
千葉「ああ、彼は今度、住宅開発化と住宅供給課、そして住宅販売三課で出来た住宅総合課のさいたま課長です」
さいたま「突然失礼しました。さいたまと申します」
大津「ああ、住宅総合課の･･･新聞で読みましたよ」
千葉「いやあ、そんなに大した部署でもないですよ」
さいたま「お前はすぐそう言う事をいうだろ？刑事さんに失礼な事を言わないか心配で見に来たんだよ」
千葉「おいおい、俺は失礼な事なんて言わないぜ」
京都「まあまあ、お二人とも･･･」
さいたま「ふん、リゾート開発課なんていまどきはやらない部署の課長が偉そうに」
千葉「ほう、言ってくれるねえ」
京都「あのー････」
さいたま「俺は本当のことを言ったまでだ」
千葉「ははは、東京部長の犬がうるさく吠えてるねえ」
さいたま「なんだと！」
京都「わ、私らは失礼します・・・」

関東商事を出ると京都警部と大津警部補はささやきあった。
大津「案外、関東商事の内実もドロドロしてますねえ」
京都「うむ、巨大企業なだけに内実も複雑なんだろう」

江戸川に浮かんだ新潟の死体。・・・全てはそこからはじまった。

群馬刑事、茨城刑事、京都警部。署内で繰り広げられる熱き漢の闘い。
そして、犯罪の背後に広がる難解で複雑な人間関係。
捜査線上にはさまざまな人物が浮かんでは消えていく。

仲の悪かった金沢あるいは郡山か、昔の女・熊本か。それとも・・・？
今、解き明かされる事件の驚愕の真実。果たして犯人は誰だ！！

茨城は捜査本部で郡山に関する資料を調べていた。
郡山はかつて、土木技師として新潟の担当したリゾート開発事業に携わったことがある。
（この辺りのことを詳しく調べてみねえとな・・・）
そこに、事務係の歌志内婦警がお茶を持ってきた。
歌志内「どうぞ、茨城さん。お茶でも飲んでください」
茨城「お、歌志内ちゃん、気が利くねえ」
歌志内「いいえ、どんでもない」
茨城「歌志内ちゃんは美人だねえ、警官にはもったいねえよな」
歌志内「やんだ、また、そんな･･･」
茨城「いやいや、歌志内ちゃん、警視総監になれるよ」
歌志内「私なんか、無理ですよ」
茨城「そうだ、じゃあ、国会議員になって、女性初の総理大臣になったらどうだ？」
歌志内「やんだ、茨城さん、からっかてたんですね！」
その時、盛岡が入ってきた。

盛岡「いやあ、どうも、茨城のダンナ」
茨城「なんだ、おめえ、なにしに来たんだよ」
盛岡「おや？姉ちゃん、めんこいねえ」
歌志内「そんなことないですよ･･･」
茨城「なんだ？おめえ、用がねえんならさっさと帰れ」
盛岡「ああ、いえね、今度私歌を出しましてね」
茨城「はあ？」
盛岡「いえ、自費でＣＤを作りまして。
　　　まあ、世話になってる茨城のダンナにも聞いていただきたくてお持ちしたわけです」
茨城「おめえの下手くそな歌なんぞ聞きたくねえや」
盛岡「まあ、そう言わずに。これ、『地下鉄ラプソディー』って言うんで聞いてくださいな」
茨城「まあ、いいや。貰っといてやるよ」
盛岡「へへ、すいませんね。これからも歌手･盛岡をひとつご贔屓に」
そういうと盛岡は去っていった。
茨城「変なやつだな･･･」

さらに期待age

43にﾜﾗﾀ

>>35
石川の言葉もこの板では結構メジャーになってきましたね。

続きはまだ？

群馬刑事が「前田荘」で張り込んでいると、金沢が現れた。
すかさず、群馬刑事は金沢の前に立つと、警察手帳を見せた。
群馬「金沢さんですね？新潟さんの件ついてお聞きしたいことがあります」
金沢「新潟？新潟がどうしたって言うんです？」
群馬「新潟さんは何者かに殺されたんです」
金沢「え？新潟が？本当ですか？」
群馬「新聞にも載ったはずです。ご存知なかったんですか？」
金沢「はあ、なんせ、今無職なもので･･･新聞はとってないんです」
群馬「大分やつれてますね」
金沢「そりゃあ、もう･･･
　　　変なビラもまかれるし･･･」
群馬「ああ、聞きましたよ。あれはあなたの仕業じゃないんですか？」
金沢「違いますよ！あれは陰謀です！私を貶める為の･･･」
群馬「あなたを貶める為の？」
金沢「そう。恐らく富山の仕業だ･･･」

ビラ撒いていたのはたぶんこいつです
http://ebi.2ch.net/test/read.cgi/chiri/1008426392/13

群馬「富山とは誰です？」
金沢「私がオーナーをしていたコンビニのアルバイトです。
　　　当時は学生でした。まじめに仕事はしてましたが、接客が下手でよく注意してたんです。
　　　まあ、私も言い過ぎた部分もありますがね。
　　　あいつ、それを逆恨みして、嫌がらせしてるんですよ」
群馬「本当ですか？」
金沢「恐らく･･･」
群馬「まあ、それはそれとして、新潟さんの件についてお聞きしたい。
　　　あなたは新潟さんとはあまり仲良くなかったそうですね」
金沢「私は新潟とは家が近いだけで、そんなに親しくはないですよ」
群馬「しかし、あんまり仲がよくないと聞きましたが？」
金沢「そんな事はない･･･」

群馬刑事は捜査本部に戻る道中、考えた。
（金沢の言うこともあながち嘘ばかりとも思えない。
　富山･･･この男にあたる必要もあるな･･･）

異議あり！

以前から富山を騙って電波を撒き散らしているのは

>>47

こいつこそ荒らしの張本人だ！

どうやら本人が出頭してきたようですね（w

京都「うーむ･･･これは？」
捜査本部。群馬刑事は金沢の自宅周辺にバラまれたビラ>>47を回収して、
京都警部に見せていた。
歌志内「なんです、これ？」
茨城「こりゃあ、金沢が自分でやったことなのか？」
群馬「本人は否定している」
大津「うむ、確かに金沢本人の仕業ではなさそうだな･･･」
栃木「しかし、これは直接新潟殺しには関係ないのでは？」
群馬「わからんが、とにかく富山という男の身辺を洗ってみる」
京都「よし、そうしてくれ。大津、君は熊本の身辺をもう一度探ってみてくれ」
大津「わかりました」
各自は捜査本部を出ると各地に調査に乗り出した。
歌志内婦警はビラ>>57を見ていた。
歌志内「★マークはかっこいいべさ」

大津が「もっこす」を訪ねるとそこには「ポートピア」という看板が掛かっていた。
大津「あれ？確かここだったはずだが？」
大津は「ポートピア」の店内に入った。
須磨「いらっしゃいませ〜お一人さん？」
大津「あ、いや、私はこういうものです」
大津は警察手帳を見せた。
須磨「あら、あなた刑事さん？いやあ、かっこええわ〜ピストル持ってへんの？」
大津「ああ、いや･･･ところで、ここは『もっこす』と言う店じゃなかった？」
須磨「うち、ようわからん。あ、ちょっと待って。ママ呼んでくる」
しばらくするとこの店のママ・三宮が現れた。
三宮「へえ、確かにここは『もっこす』言う店でした。それがなにか？」
大津「いや、その『もっこす』のオーナーの熊本さんは今、どこにいるか知りませんか？」
三宮「さあ、わかりません。どっか他所にうつらはったんちゃいます？」

大津は「ポートピア」の隣の寿司屋の大将に話を聞くことにした。
姫路「ああ、あそこね。今は三宮とか言ういけすかない女の店になってるだろ？」
大津「いけすかない･･･ですか」
姫路「そうよ、あんた、関西物産って知ってるかい？」
大津「ええ、あの関西資本の商社ですよね？」
姫路「ああ、三宮ってのはその関西物産の東京支店長・大阪の女なのさ」
大津「ほう」
姫路「で、大阪は関東商事の東京って奴と仕事上のライバルでね」
大津「東京と？」
姫路「ああ、で、この先に『みなとみらい』って店があるんだが、
　　　そこのママさんが横浜。これが東京の女なんだよ」
大津「つまり、大阪は東京に対抗して自分の女の三宮にも店を持たしたと？」
姫路「そういうことだよ。まったく、仕事の争いだけじゃなくて、
　　　てめえの女のことでも争ってるんだから、始末がわるいや」
大津「ふん、ところで今、熊本さんはどこにいるか知りませんか？」
姫路「さあ･･･」

>>39の通り意外な展開になってきたな。（ｗ

佐々成政つながり・・・・・・

続きが読みたいage

俺も読みたいぞage

犯人は新潟

おーい、１よ。・・・クリスマス休暇か？

犯人は大津

青酸カリの出所を探っていた栃木は下町地区の板金工をあたっていた。
栃木は「静浜兄弟社」という板金工を訪れた。
この店は社長の静岡とその弟・浜松で運営している。
栃木「すいません。警視庁のものですが、お聞きしたいことがあります」
静岡「なんです？うちの弟が何かやりましたか？」
浜松「なんだよ、俺はなにもやっていない」
栃木「あ、いえ、別にそういう訳ではないんです」
静岡「お前は女癖が悪いからな。誰かに訴えられたんじゃないか？
　　　お前のでっかい一物が嫌で磐田ちゃんなんか逃げ出したもんな」
浜松「けっ、よく言うよ。お前だってその性格の悪さなんとかしろ。
　　　だから清水さんだって逃げ出したんだよ」
静岡「ばか。清水は相変わらず、俺に夢中さ」
浜松「そう思える呑気さ、ある意味羨ましいぜ。
　　　お前、社員の熱海君や下田君あたりにも嫌われてんだぜ。
　　　俺のご自慢の一物が羨ましいくせにさ」
静岡「ふ、ふざけるな！お前のかっこ悪い一物のなにが羨ましいか！」

栃木「まあまあ、お二人とも・・・
　　　お聞きしたいのはこの工場で最近、不審なことはなかったかということです」
浜松「と言うと？」
栃木「端的に言うと青酸カリの紛失がなかったかという事です」
浜松「さあ、どうなんだ？静岡？」
静岡「うーん、実際のところ管理があんまりキチンとしてないのが本当のところで・・・」
栃木「そんないい加減な・・・」
静岡「まあ、うちの会社はそういう気風で・・・」
栃木「劇物ですよ！」
静岡「いやあ、でも、他の所も似たようなもんだと思いますよ」
浜松「まあ、社長がコイツですからね」
静岡「なんだと！このデカチン野郎！」
浜松「うるせーよ！糞兄貴！」
また喧嘩を始めた静岡・浜松を尻目に栃木は思った。
（青酸カリから犯人を突き止めるのは難しそうだな）

犯人は巻町。新潟市の隣の。

ある日、捜査本部に一人の男がやってきた。
長野「私は関東商事に勤めていたものです。
　　　実は新潟殺しの件についてお耳に入れたいことが」
京都「なんです？」
長野「新潟君はリゾート開発を担当していました」
群馬「それは聞いています」
長野「お耳に入れたいのはリゾート開発の土地購入の件です。
　　　実は新潟君は土地購入の際に地元の暴力団を使っていたらしいのです」
京都「ほう」
長野「それで、その暴力団と敵対する別の組から脅迫を受けていたらしいのです」
京都「その組とは？」
長野「四国組らしいのです」
群馬「四国組？あの高松組長と松山理事長の抗争で有名な？」
長野「ええ、新潟君がそう漏らしていました」
群馬「ご協力感謝します」

京都警部は捜査四課を訪れた。
応対したのは青森巡査長だった。
京都「ああ、青森巡査長と言えばあの岡山元警部の麻薬事件を摘発された･･･」
青森「いえ、あれはたまたま捜査資料を整理していたからわかったことで･･･
　　　ところで、御用は？」
京都警部は長野の話を青森巡査長に伝えた。
青森「ああ、確かにそういう情報はうちにも入ってます。
　　　ただ、新潟さんと四国組の間にどれほどの確執があったかははっきりわかりません」
京都「四国組の現状は？」
青森「複雑です。
　　　組長の高松と理事長の松山の抗争以外にもいろいろありまして。
　　　理事の徳島が最近、目立ってきています。
　　　他にも松山派と思われてきた今治の反発なども見えます。
　　　組織的な行動は難しく、四国組のどこかの会派の単独行動が目立ちます」
京都「なるほど･･･」

茨城刑事は再び「みちのく」を訪れた。
茨城「よう、郡山。景気はどうだ？」
郡山「また、あんたか･･･」
茨城「お前、新潟と同じ事業に関わってたそうだな？」
郡山「だからなんなんだよ？」
茨城「そのとき、新潟に恨みを抱いた、そうだな？」
郡山「あ、あのなあ、なんでそんなこと、決め付けられるんだよ！」
茨城「おれのカンさ」
郡山「カンで犯罪者にするな！」
茨城「俺のカンは京都警部も認めてる」
郡山「し、知るか！」
茨城「正直に言えや。楽になるぜ」
そのとき、隅にいた、盛岡が近づいてきた。

　　　　　＿＿＿
　　　 ／　　　　 ＼　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿
　　 /　　 ∧　∧　＼　　／
　　|　　　　 ・　・　　 |　＜　氏ねよおめーら
　　|　　　　 ）●（　　|　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿
　　＼　　 　 ー　 　ﾉ
　　　 ＼＿＿＿_／

盛岡「茨城のダンナ、いいこと教えてやろうか？」
茨城「お前の話はあてにならねえな」
郡山「どっちもどっちだよ」
盛岡「うるせえぞ、郡山。
　　　で、教えてやる代わりに、これ、買ってくれよ。
　　　俺の新曲『恋のモノレール』って歌だよ」
茨城「また、つまんねえもんを･･･
　　　まあ、いい。買ってやるから言ってみろ」
盛岡「へへ、悪いね。
　　　新潟の事業には仙台って男の建設会社が関わっていた」
茨城「で？」
盛岡「支払いの件でひと悶着あったらしいぜ」
茨城「なんでおめえがそんな事知ってるんだ？」
盛岡「いやあ、家が近いもんでね」
そういうと盛岡は「みちのく」を後にした。
（仙台か･･･一応調べてみるか･･･）

>>61
俺は妹が欲しかった・・・うらやましい。（ｗ

これ本にして売り出せよ！

映画化しろよ！

大津警部補は熊本に会うことが出来た。
熊本は宮崎と一緒に中野のマンションに暮らしていた。
大津「なぜ、『もっこす』を手放したんです？」
熊本「三宮っちゅ人がどげんしても買いたか言うけん･･･
　　　私もしばらくは大人しくしたかったけん売ったとよ」
大津「これからどうするんですか？」
熊本「先の事はわからんばい」
大津「どこかに就職でも？」
宮崎「熊本ネエさんは夜の女よ。夜の女はなかなか夜の世界からは抜けきれないわ」
熊本「そうたい･･･一度こん世界に染まったらなかなか抜けきれん」
大津警部補の頭では藤圭子の「圭子の夢は夜開く」が流れていた。
熊本「私もあん人と出会わんとけば、こげん世界に入らんかったばってん･･･」
熊本は過去の事を語りだした。

熊本「私、昔はデパートで働いとったとよ。
　　　そん時は普通んおなごやったばい。で、そんデパートで上司と不倫したと。
　　　博多言う男だった。
　　　私は博多に惚れとったばい。それは情けないくらい好いとった。
　　　ばってん、博多にとっては女房の小倉ん方が大事やった。
　　　結局、私は捨てられた･･･
　　　で、私は博多ば見返すごたあ、おなごになろうと決めて華やかな夜ん世界に入った。
　　　ふふふ･･･馬鹿ごたあ、おなごたい･･･」
宮崎「熊本ネエさんは馬鹿なんかじゃない！」
熊本の涙に大津警部補は何も聞けなかった。　　　

なおも期待age

立ち去ろうとする大津の背後から、熊本が恨めしそうな声で叫ぶ。
熊本「本当に殺したいくらい憎たらしかとは、新潟じゃなくて大分バイ！」
大津「大分・・。」
宮崎「ネエさんが、以前勤めていたデパートの同僚店員よ。」
大津「で、その大分が何をしたんだい。」
熊本「あん娘も、博多さんのことが好きだったばってん、自分からは言い出しきれんかったとよ。そっで博多の女房の小倉に、私の事ば言いふらしたとたい。私と博多が別れる原因ば作ったとよ。」
大津「大分は、今もデパートに勤めているのかい？」
熊本「あのあと、博多に全てばれて、デパートに居られんごつなったと。今は私と同じ夜の女。確か、四国組の松山の女で、クラブ「坊ちゃん」ば、開いとっと。」
こんなところで、四国組の話が出てくるとは。あまりに意外な展開に驚く大津。と、京都警部から突然連絡が入った。
京都「科学捜査研究所きっての、毒物の専門家の和歌山さんが、新潟の毒について興味深いことが判ったそうだ。至急行ってくれ。」

科捜研に着いた大津は、早速、和歌山博士の部屋を訪れる。
和歌山「これを嗅いでごらん。」
言われるままに、試験管の中身を嗅ぐ大津。微かにアーモンドの香りがする。
大津「これは・・・、まさか。」
和歌山「青酸カリ・・と言いたいところだが、唯のアーモンドエッセンスだ。」
抗議しようとする大津を、遮るように冷たく言い放つ和歌山。
和歌山「ところで、発見時には、この臭いについて誰も言及しなかっただろう。」
大津「それは、ガイ者が江戸川で発見されたからでしょう。」
和歌山「確かに臭い江戸川の水を飲み込んでしまい、判らなくなってしまった
可能性もあろう。しかし、シェーンバイン-パーゲンステッヘル法による検査
とかの前に、まず口や鼻を嗅いでみるのが鉄則だろ。まさか、それを怠っていた
のでもあるまいに、全く青酸のことについて言及しなかったのはどう思うかね。」
口ごもっている大津に対して、さらに
和歌山「あと、青酸中毒死の場合、両眼瞼結膜に溢血点が出現、鮮明な赤い死斑
が出るのも特徴だ。島根医師も、死因は青酸中毒によるものと判断したのも、
そういった特徴を検討した上でのことだと思う。私も、直接の死因は、青酸中毒死
と断定できる。」
和歌山の説明を、ただ聞くだけの大津。
和歌山「ところで、今回、来て貰ったのも他ではない。被害者の毛髪から、
尋常でない量の砒素が見つかった。被害者の家族は、十分調べたろうね。
あと、青酸による中毒死の場合、比較的短時間に死に至る。江戸川に死体が
流される前に、被害者は自分の部屋に血文字を書いたり、わざわざ蕪寿司を
食べたりしたのかな？」
　挑発的な態度の和歌山に、大津は内心ムッとしたものの、ヒントを貰った
ような気がした。

糞つまんねー。やめろ。

>>77
初めて否定的発言が！

＞被害者の毛髪から、
＞尋常でない量の砒素が見つかった。被害者の家族は、十分調べたろうね
これはどういう意味ですか？

東京タワーの見える高級ホテルの一室。
東京と横浜は愛の行為に耽っていた。
東京「君の体は素晴らしい･･･」
横浜「あなたこそ･･･特にご立派なコ･レ･･･」
横浜は東京の陰部を弄びつつ甘い声で囁いた。
東京「ふふ、君のふくよかな胸もな
　　　大阪の女の三宮にはこんなもんはないさ」
横浜「やめてよ！三宮なんて名前言わないで」
東京「これは悪かった」
横浜「全く･･･なんで私があんな女とライバルなんて言われなきゃいけないのかしら」
東京「誰がそんなことを？」
横浜「三宮が『ポートピア』をオープンさしてから皆言ってるわ。
　　　千葉部長なんかは影で『みなとみらい』は『ポートピア』のメニューをパクってるなんて言うのよ」
東京「千葉なんかほっとけ。あいつは私に嫉妬してるんだよ。
　　　この豊満な肉体を独り占めしている私にね･･･」
横浜「あん･･･」

一方、大阪と三宮･･･
三宮「あ、あかん！そ、そんなんされたら、ウチ･･･」
大阪「おまえはホンマにええ女や･･･俺もイってしまいそうや･･･！」
果ててしまった大阪の体を三宮は優しく愛撫する。
三宮「なあ、アンタ、ウチ、横浜言う女気に食わんわ」
大阪「ああ、東京の女の事かいな、あんな奴らはほっとけ。
　　　いずれはわしらの天下や」
三宮「関東商事も新潟殺しの一件以来ごたごた続きらしいね」
大阪「ああ、千葉部長とさいたま部長の仲も悪いらしいさかいな。
　　　所詮は伝統ある関西商事の敵やない」
三宮「期待しとうよ、アンタ」
大阪「こっちの方もやろ？」
そう言うと大阪は三宮の陰部に指を入れた。
三宮「あ、あかんて！････はあん」

shakushasanha dokonohito darou?

東京人と横浜人
大阪人と神戸人

恥ずかしがってるぞ。

作者さんは何処の人だろう？

すげー大作だ。ｗ

今更これの面白さに気付いた田舎者は最初から読むの大変だろうね（ｗ
まあそういう俺も>>65くらいで気付いたんだけど

http://www.geocities.co.jp/Milano-Cat/1568/jx2.swf?Custom=%82%A8%8D%91%8E%A9%96%9D%8EE%90l%8E%96%8C%8F

あげ

>>87
それだけかよ!

まさか原作があって都市名入れてるだけじゃないだろな？（w

　大津は、和歌山の話を参考に、事件をもう一度整理してみた。
大津「この事件でどうも違和感があったのだが、和歌山博士の話で気が付いた。
　　毒殺では、ダイイングメッセージが残せないんだ。青酸中毒死であるならば
　　死までにほんの数分。銃で撃たれたり、ナイフで刺されたりしたら、自分の
　　血で文字が書けるが、毒殺の場合は、仮に吐いた血を使っても、とてもじゃ
　　ないが、字まで書けない。仮にメッセージのあった自宅で殺されて、江戸川
　　まで運ばれたとしても、メッセージを書いているところを、犯人に見られて
　　いるだろうし、犯人がメッセージを見つけてしまう可能性が高い。となると、
　　あのメッセージは、新潟でなくて犯人が残した物なのか？それとも、殺され
　　るのを予感した新潟が残したものなのか？」

大津「砒素が髪の毛に残っているということは、毎日、砒素を飲まされていたと
　　いうことか。となると、一緒に食事や飲む機会が多かった熊本が、一番怪し
　　い。あの女は、自作自演、もとい、演技が臭いからな。でも、考えてみれば
　　無理に青酸カリで殺さなくても良いし、死体を江戸川に流したら、すぐに見
　　つかってしまう。まてよ、新潟には、長岡という弟と、燕と言う妹、それに
　　結婚した直江津という姉が居る。被害者の家族なら、毒を盛りやすい。それ
　　で、和歌山博士はあんなことを・・。でも、熊本と一緒で、砒素で殺そうと
　　しているのに、わざわざ青酸カリで殺すだろうか？判らない・・・。」

新発田「新潟…？　あんなやつ、死んで当然ですよ。天罰です」


特捜最前線
＝＝＝＝＝＝⇒

>>92
ﾜﾗﾀ
懐かしいなぁ

捜査本部：
群馬：初動の刑事
茨城：所轄署の刑事、署内の嫌われ者
栃木：若手刑事、交通課から移動で初の事件。
京都：本庁出の老警部、数々の難事件を解決に導いている
大津：京都の腰巾着、警部補

青森：捜査四課、巡査長、かつて岡山元警部を摘発
島根：監察医
和歌山：科捜研の毒物のエキスパート
岡山：元警視庁の敏腕刑事、裏の世界で情報屋として生きている
関東商事：
東京：エリート、部長職、新潟の部屋にダイイングメッセージとして東京の名が…
横浜：東京の女
千葉：リゾート開発課課長、さいたまとは仲が悪い
さいたま：住宅総合課課長、千葉とは仲が悪い
新潟：リゾート開発課スキー部門担当、東京に取り入ろうとしていた。
　　　江戸川に死体となって浮かぶ。
名古屋：社員

訂正・追加
歌志内：警察の婦警（？）
浦安：関東商事・リゾート開発課テーマパーク部門担当、千葉の部下、新潟の同僚
横浜：東京の女、スナック「みなとみらい」のママ

前田荘・北陸不動産：
金沢：前田荘住人、現在無職、元北陸不動産勤務後コンビニオーナー
　　　新潟とは仲が悪いとのウワサ。
福井：金沢の隣人の主婦
富山：金沢がコンビニのオーナーをしていたときのバイト、金沢を誹謗したビラをまいた疑いあり
松任/小松/津幡：前田荘住人

居酒屋「みちのく」：
福島：店長
郡山：客だが福島が店長であるのが気に食わない
盛岡：流しの演歌歌手？
仙台：建設会社オーナー
酒田：茨城刑事の情報源

静浜兄弟社：
静岡：兄で社長、性格が悪い、恋人・清水さんとの関係は微妙
浜松：静岡の弟で共同経営者、でっかい一物が自慢、磐田ちゃんに逃げられる
熱海/下田：社員
清水：静岡の恋人
磐田：浜松の元恋人（？）

四国組：
松山：理事長、高松との内部抗争
高松：組長、松山との内部抗争
徳島：理事
今治：松山派、単独行動が目立つ

長野：四国組と新潟の関係を警察にリーク

スナック「もっこす」：
熊本：「もっこす」の元ママ、元デパート店員
宮崎：「もっこす」のホステス
博多：熊本が以前勤めていたデパートの社員、熊本との不倫関係があった
小倉：博多の妻
大分：熊本のデパートでの元同僚、四国組・松山の女でスナック「坊ちゃん」のママ

あげ

くっ、登場人物にオレの地元の名前がないのが辛い。。。

人口百万人以上でいまだに登場していない都市
札幌
川崎
広島

同じく五十万人以上で未出
相模原
船橋
八王子
堺
東大阪
鹿児島

同じく著名な電波都市で未出
八戸
柏
松戸
高知

茨城は西新宿にある、伊達建設東京支社を訪れた。
社長の仙台に会うことができた。
仙台「ああ、新潟君ね。なかなかの豪腕で売った男でしたね」
茨城「なにか新潟との間にトラブルがあったそうですな？」
仙台「はあ、支払いの件でね、ちょっとしたことですが」
茨城「お聞かせ願いたい」
仙台「まあ、死人の事を悪く言うのも憚れますが、新潟君が支払いを渋りましてなあ。
　　　いや、新潟君は地元の暴力団との関係も噂されていましたから。
　　　こっちとしても深入りはさけたんですがね」
茨城「しかし、おたくともしても泣き寝入りはできねえでしょう？」
仙台「でもねえ、うちは暴力団云々は避けたいところですから。
　　　しかし、関東商事もなんであんな社員を雇っていたんですかねえ」

茨城「おたくさんの会社は政治家との癒着があるそうですな？」
仙台「！？な、なにをおっしゃる･･･そんなことは･･･」
茨城「昔から政治家と建設業界の癒着していると相場が決まっている」
仙台「あ、あんた捜査二課の刑事か？」
茨城「ばかにするな、俺は警視庁捜査一課の殺人事件担当刑事だ」
仙台「じゃ、じゃあ、うちと政治家との癒着なんて関係ないでしょうが」
茨城「それが大有りさ。俺は今回の新潟殺しの影に政治の思惑があるような気がしてならない。
　　　おそらく、新潟も郡山もあいつの操り人形だったのさ」
仙台「あ、あいつ？
　　　だ、誰だ？」
質問に答えずに茨城は伊達建設を後にすると、車を永田町に走らせた。
（ふふふ、やっぱりあいつが黒幕だ･･･仙台のあの動揺の仕方、違いねえ）
カーラジオからは盛岡の新曲『涙の国際空港』が流れていた。

>>1
本を出版しませんか？

群馬刑事は再び金沢に会った。
群馬「金沢さん、この際だから徹底的にお聞きしたい。
　　　あなたは以前勤めていた北陸不動産で新潟さんのリゾートマンションの販売を担当していたそうですね？」
金沢「････」
群馬「その時、新潟さんと支払いの件でトラブルがあった。
　　　そう聞いていますが？」
金沢「････」
群馬「黙っていては困ります。質問に答えてください」
金沢「ええ、確かに支払いの件についてトラブルがあったのは事実です。
　　　新潟があの手この手で誤魔化し、支払期日を守らなかったのです」
群馬「暴力団も介入してきた････」
金沢「ええ、万代組とか言いましてね。
　　　そこの組長の万代が新潟の姉の直江津の旦那なんですよ」

群馬「そのトラブルが原因であなたは北陸不動産をくびになった」
金沢「ええ･･･
　　　女房とも離婚し、お先真っ暗でしたよ。
　　　そこで心機一転のつもりでコンビ二を始めた。
　　　ところが今度は富山です････
　　　私はひどいノイローゼにかかり、コンビ二も閉めることになりました。
　　　どうも私は人間関係に恵まれないらしい････」
群馬「色々と辛かったことでしょう」
金沢「そりゃあ、もう･･･
　　　しかし、私は人殺しをするほど大それた人間ではないですよ」
群馬刑事は前田荘を後にしながら思った。
（しかし新潟もかなり無茶をしていたんだなあ･･･）

先生、原稿まだですか?
帰省できません。

茨城は永田町の議員会館を訪れた｡
受付で来意を告げると、議員の部屋に向った。
茨城「あなたが主民党の札幌議員ですな？」
札幌「？なんだね？君は？」
茨城「警視庁捜査一課の茨城といいます」
札幌「捜査一課？一体何のようです？」
茨城「伊達建設との事についてお聞きしたい」
札幌「伊達建設？ハテ､聞いた事がないが･･･」
茨城「おやおや、政治家センセイお得意の玉虫色ですかい？」
札幌「な、なんだね、君は！失敬な･･･
　　　おい、小樽、つまみ出せ！」
小樽「主民党の幹事長・札幌先生に失礼な口の聞き方はやめてください」
茨城「あんたが政策秘書の小樽さんか。
　　　誤魔化そうたってそうはいかねえよ」　　

茨城「ふん、主民党がいくらクリーンなイメージで売ってたって所詮は政治の世界。
　　　函館議員の秘書の給料ピンハネ事件や岩見沢議員の麻薬事件などの前例もあらあな」
札幌「き、貴様！なにを言ってるんだ！」
茨城「建設業界の甘い蜜を吸ってる国民の敵が偉そうに吠えてるね」
札幌「あ、あのなあ、建設業界との癒着なら、与党の民自党のお家芸だろ？
　　　我々主民党は民自党の元総務会長の広島議員と宮島建設との問題を国会で追求してる最中だ。
　　　下らない事を言うのはやめて貰おう」
茨城「都合が悪くなると民自党を持ち出すとは、主民党の戦略もあいかわらずですなあ」
札幌「！！小樽！！つまみ出せ！！
　　　警視総監にこの事はよく話しておくからな！！」
茨城刑事は小樽秘書によって議員会館から追い出された。
（ムキになるあの態度･･･ますます怪しいぜ･･･）

＞１
広島は出ないのでしょうか。ヤクザ以外の役で。

>>108
107をよく読むべし。

熊本の濡れ場希望

地方板荒らし　さらしage
投稿日： 2001/12/30(日) 20:33 ID:agD9kD1M [ p2010-ipad01hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp ]

＞１０９
失礼、雑魚キャラ（藁と思っていて気づきませんでした。

２００２年あげ

>>106‐107
ようやく札幌が出てきたと思ったら議員先生か。。

札幌の野党だったら横路だが、その対応ぶりだとムネヲ先生のようだ（ｗ

はぁ…早く続きが読みたいよぉーage

保守ピタル

中野の熊本のアパート。
熊本は宮崎の乳首を舌先で転がした。
宮崎「はあ、く、熊本ネエさん・・・」
宮崎の熱い吐息を感じながら、熊本は宮崎の恥部に触れた。
宮崎「はあん！！ダメ！！」
熊本「だめ、言うときながら濡れとらすばい」
宮崎「やだ・・・は、恥ずかしい・・・」
熊本は宮崎の恥部に指を入れると激しく動かし始めた。
宮崎「はあ、はあ、はあ・・・・」
熊本「宮崎、アンタいやらしかおなごたいね。腰ば動かしとる」
宮崎「あん、はあ、はあ、は・・・・！」

熊本はタバコに火を付けると傍らにいる宮崎を見やった。
（男はもう懲り懲りばい・・・今の私にゃ宮崎だけでよかとよ・・・）
宮崎「熊本ネエさん・・・何考えてるの？」
熊本「なんでんなか。宮崎、私ん事好いとらすね？」
宮崎「そんな事聞かないで・・・そんな当たり前の事・・・」
熊本「そう・・・」
宮崎「熊本ネエさん・・・私は博多や新潟みたいに熊本ネエさんの事、裏切ったりはしないわ」
熊本「・・・私は悪女ばい」
そう言うと宮崎の恥部に再び触れた。
宮崎「あん・・・・」
熊本「私は悪女ばい・・・」

京都警部は渋谷の裏道にある四国組本部を訪れた。
組長の高松が応対した。
高松「これはこれは、京都さん言うたら名警部さんやのう。
　　　今日はどんなご用件で？」
京都「関東商事の新潟殺しの件について少しね」
高松「ほう、うちが新潟とやらとどんな関わりがあった言うんやろ？」
京都「万代組はしってるな？」
高松「万代組？ああ、田舎の組やの。それがどうしたんや？」
京都「あんたらの組が万代組と土地の購入の件で揉めてたと聞いたものでね」
高松「ほう、そら初耳や」
京都「おい、とぼけるのもいい加減にしろよ」

京都「あんたらが万代組と抗争寸前のとこまできていたのは捜査四課の調べで分かってるんだ！」
高松「なんか万代組かそ出入りをふっかけとるんはしっとる。
　　　そやけど、あそこは全国の組をぶっ潰すなんて息巻いた事もある所やけん、
　　　わしらだけ悪いもんにされるんはかなわんわ」
京都「全国の組をぶっ潰す？そんな事を言ってたのか？」
高松「そうや。万代組長の嫁の兄貴の新潟がいらん事吹き込んだらしい。
　　　他にも警視庁の岡山のタマを取るなんちゅう物騒な事も言うとった」
京都「岡山を？」
高松「ああ。ほいで、岡山の妹の倉敷が万代組の連中に目ぇ付けられてのう」
京都「妹の倉敷・・・」
高松「ああ、酷い目におうたらしいぞ」
京都「・・・」
意外な事実に戸惑いを隠せない京都警部。
（これが事実だとすると、岡山元刑事も新潟には相当な恨みが・・・）

どこまで続くんだろうage（ｗ

期待age

保全age

熊本女の艶冶で美人の表現がいい。

早く続き書け！

群馬刑事は多摩にある多摩都立大学を訪れた。
富山がこの大学の社会学部を卒業していたからだ。
富山の指導教官だった湘南助教授に面会する事が出来た。
湘南「冨山君？うーん、正直あんまり覚えてないですねえ」
群馬「目立たない学生だったんですか？」
湘南「いやあ、そういうんでもないんですがね。
　　　最近は私のゼミを選択する学生が多くて」
群馬「飛騨助教授はテレビなんかにも出られてますよね」
湘南「まあね、最近はそういう大学教授が受けるんだよよ。
　　　品川教授や練馬助教授なんかもそういうクチですよ。
　　　あと、地味だけど飛騨教授なんてのも人気がありますね。
　　　渋味が受けるんでしょうね、飛騨教授の場合は」

群馬刑事は次に就職部を訪れた。
ここでは尾張小牧という女の職員が応対に出た｡
尾張小牧「冨山さん？えーと・・・
　　　　　ああ、あった。この人、就職先が決まらないで卒業してますね」
群馬「フリーターになったんですかね？」
尾張小牧「さあ、そこまではわからんわ。
　　　　　最近の学生は何を考えとるかわからんわ。
　　　　　せっかく大学出たのに就職せんなんてもったいにゃあ」
群馬「まあ、人それぞれですからねえ」
尾張小牧「やっぱ公務員にならんと。
　　　　　あ、刑事さんもそうだなも。
　　　　　親方日の丸が堅実でええがね、なも？」
群馬「はあ･･･」

捜査本部。
歌志内は書類の整理をしながら考えていた｡
歌志内（はあ、やぱり私ってこの仕事向いていないのかなあ･･･
　　　　なんか最近自信がないわ。
　　　　同期で入った千歳ちゃんはもう巡査部長になったのに･･･
　　　　夕張ちゃんみたいに郵便局員の方が性にあってるかな･･･）
そんな時、盛岡がやって来た。
盛岡「あいよ、あれ？今日は茨城のダンナは？」
歌志内「あ、今捜査に出掛けてますよ」
盛岡「そうかい･･･
　　　どうした、ネエちゃん、浮かない顔して？」
歌志内「いえ、別に･･･」
盛岡「なんだよ、悩んでんだろ？
　　　言ってみな？」

なぜか歌志内は盛岡に自分の考えを話す気になった。
盛岡「ネエちゃん、そんなことくらいでクヨクヨすんなよ。
　　　先は長いさ、慌てずいきなよ」
歌志内「そりゃ、盛岡さんは歌の方でやっていけるからいいでしょうけど」
盛岡「いや、実は俺は演歌界を追放されたんだ。
　　　今日来たのも茨城のダンナに一言言いに来たんだよ」
歌志内「なんでまた、追放なんて･･･」
盛岡「ある大御所が俺の歌は盗作だと言ってきてね、それで終わりさ」
歌志内「これからどうするんです」
盛岡「さあね、まあ、ゆっくりと復活の方法でも考えるさ」
そういうと盛岡は去っていった。

期待ageage

凄まじい勢いでage

群馬刑事が捜査本部に戻ると京都警部が珍しく興奮気味で話し掛けてきた。
京都「郡馬君、今福岡県警から連絡が入ったんだが、
　　　熊本は過去に傷害罪で一度パクられてる事がわかった」
郡馬「なんですって！？」
京都「ほれ、熊本は昔、博多とか言う上司と不倫関係があったと言ってただろ？」
郡馬「ええ」
京都「その博多を包丁で刺し、全治二ヵ月の重傷を負わせている。
　　　熊本は二年の実刑判決を受け、服役している」
郡馬「それは意外ですね…」
京都「福岡県警の方には連絡がついている。
　　　郡馬君、至急福岡に飛んで、詳しい事情を洗って来てくれ」
郡馬「わかりました」

福岡では県警の天神警部が出迎えてくれた。
県警本部に着くと天神警部は事件の概要を説明した。
天神「事件は５年前に起きています。
　　　九鉄デパート販売三課課長の博多がラブホテルで刺され、重傷。
　　　現場にいた熊本が現行犯逮捕されています。
　　　取調べに対し熊本は自分との関係を認めない博多に対し、
　　　不満が募り、思わず刺してしまったと供述しています」
郡馬「裁判はどうだったんですか？」
天神「ええ、ここでも素直に認めてます。
　　　一審で二年の実刑判決を受けた後、服役。
　　　模範囚として一年後には出所しています」

郡馬「我々に対して熊本は同僚の大分が博多の女房の小倉に関係をばらされたと言ってますが？」
天神「ハテ？それは初耳ですな。
　　　私も小倉さんには直接会ってますがこの傷害事件で初めて不倫を知ったと言ってましたよ」
郡馬「と言うことは熊本は嘘を…？」
天神「さあ、その辺は私もよくはわかりませんが」
郡馬「で、今、博多は何をしています？」
天神「今も九鉄デパートに勤めてますよ。
　　　事件の後はしばらくは謹慎してましたが、職場に復帰してます」
郡馬「会ってみたいですね、博多に」
天神「そうくると思って、博多さんに約束は取ってあります。
　　　行きましょう」

九鉄デパートに近い喫茶店で郡馬刑事は博多と会った。
博多「まあ、身から出た錆と言えばそれまでですが…
　　　しかし、散々な目に会いましたよ」
天神「今はお仕事も順調のようですね」
博多「いやあ、相変わらずの不景気やけん、大変です」
天神「何をおっしゃいます、今度東京店もオープンさせるんでしょう？」
郡馬「ほう、東京に？」
博多「まあ、関東商事が後押ししてくれましてね、何とか目途はたちました」
郡馬「え？関東商事？」
博多「ええ、汐留地区再開発事業の目玉として話を持ちかけてくれましてね。
　　　うちもなんとか資金繰りが出来たけん」
天神「博多さんはその東京進出のスタッフのチーフなんですよね？」
博多「よくご存知ですね」
天神「そりゃあもう、福岡ではその話題で持ちきりですから。
　　　昨日も西日本新聞が特集記事を組んでましたよ」
郡馬刑事はアイスコーヒーを飲みながら考えた。
（ここでも関東商事の名前が…偶然…なんだろうか？）

なかなかおもしろい　(≧ω≦)ｂ
300くらいは行きそうなﾖｶｰﾝ

age

あげ

群馬だよ。
郡馬じゃないよう！

群馬刑事の報告を聞いて、京都警部は関東商事を訪れた。
応対に出たのは川崎と言う男だった。
川崎「どうも。鉄鋼事業課の川崎と申します。
　　　今日はどういったご用件で？」
京都「いえ、実は九鉄デパートの東京進出の件についてお聞きしたくて」
川崎「ああ、それでしたら商業支援部の名古屋部長の担当ですね。
　　　ちょっと、お待ちを」
そういうと川崎は内線電話で名古屋を呼んだ。
川崎「５分ほどで参ります。お待ちを」
京都「どうですか？景気の方は？」
川崎「いやあ、さっぱりですよ･･･」
そこに名古屋がやって来た。
名古屋「お待たせしました。川崎君、ご苦労だったね」
川崎「では、私はこれで･･･」

名古屋「今の川崎課長はね、かつては鉄鋼関連で腕を鳴らしたんですがね、
　　　　最近はリストラされるんじゃないかと専らの噂ですわ」
京都「大変ですね、関東商事さんも」
名古屋「私もかつては製造関連の会社で働いていたんですがね、
　　　　見切りをつけて、この関東商事に転職して、今ではデパート関連を主に顧客として扱ってますよ」
京都「今度は九鉄デパートの東京進出を手がけられてるとか･･･」
名古屋「そうなんですよ。博多さんとか言う人が持ってきた案なんですがね」
京都「博多さんと会われた印象は如何でした？」
名古屋「まあ、商売上の付き合いですから･･･
　　　　博多さんが何か？」
京都「いえ、ちょっと」
名古屋「それより、新潟君の事件はどうなんですか？」
京都「いやあ、なかなか捜査が進まなくて･･･」
名古屋「頼みますよ、刑事さん」
京都「はあ･･･」
（どうやら九鉄デパートと新潟殺しの関連はないみたいだな･･･）

記念カキコ（ｗ

（・Д・）ｵﾓﾛｲ…

意外なオチに期待してます。いやマジで。

age

良スレage

あげ

群馬刑事は熊本の同僚だった長崎という主婦に会うことが出来た。
長崎「ああ、熊本さんのことですか。
　　　事件を聞いた時はビックリしましたよ」
群馬「熊本さんはどういう人ですか？」
長崎「うーん、なんと言うんだろう･･･
　　　まあ、美人っちゃ美人ですよね。でも、私もいまいちよくわかんないんですよね･･･」
群馬「しかし、長崎さんは熊本さんとは親しかったとお聞きしましたが？」
長崎「まあ、一緒に遊びに行ったりはしましたけどね。
　　　ただ、突然気が昂揚すると言うか、そういう部分はありましたね」
群馬「なるほど･･･
　　　博多さんに対する事件もある意味、頷ける部分はあった？」
長崎「そうですねえ・・・」

群馬「ところで、大分さんはご存知ですか？」
長崎「ええ、知ってますよ。
　　　なんかあんまり目立たない子だったんですけどね、
　　　熊本ちゃんと喧嘩したんですよ。なんか『どっちの洋服がセンスが良いか』みたいなことで。
　　　それ以来、会社の中では二人の不仲はかなり知られる事になりましたよ」
群馬「大分さんは今は何を？」
長崎「さあ、噂では水商売をしてるとか･･･
　　　詳しくはわかりません」
群馬「そうですか･･･」

大分と熊本の不仲というのはこの板も現実も反映してないような…
親戚の久住さんと阿蘇さんが温泉火山夫婦です
久住さんは阿蘇さんの知名度（久住さんのほうが山は高い）、
阿蘇さんは久住さんの温泉の質に嫉妬してるみたいですけど。

茨城刑事は緊張していた。
（俺もついにここに踏み込む事になろうとはな･･･
　胸が高鳴るぜ･･･）
茨城刑事は民自党本部に入ると、広島元総務会長に面会を要求した。
面会室で待っていると、一人の男が現れた。
廿日市「広島の秘書の廿日市と申します。ご用件はなんでしょうか？」
茨城「雑魚に用はねえ、広島代議士本人を出しな」
廿日市「ざ、雑魚･･･なんですか、あなたは･･･」
茨城「俺は主民党の札幌幹事長ともやりあった男だぜ、
　　　貴様ごとき雑魚だと相手にならねえ」
廿日市「・・・・・・・・」
廿日市秘書は黙って面会室を後にした。
数分後、広島代議士本人が姿を現した。
広島「お前か、うちの廿日市に暴言を吐いたのは！？」

茨城「ほう、流石は民自党の大物だ。威圧感があるねえ」
広島「無駄口は叩くな。なんの用だ」
茨城「おたくさんは宮島建設といい仲らしいねえ」
広島「宮島建設？それがどうした？」
茨城「主民党はそれを国会で追及しようとしている。
　　　アンタはそれを阻止したいはずだ」
広島「？」
茨城「ごまかそうったってそうはいかねえ。
　　　都合が悪くなったら人を殺すのも厭わないのが政治の世界だからな」
広島「いつ、俺が人を殺した！！」
茨城「へん、素行の悪いアンタの事だ、一人や二人じゃすまねえだろうな」
広島「コイツ･･･！！おい、廿日市、つまみ出せ！！」
茨城は廿日市秘書の手によって民自党本部から追い出された。
（全く･･･政界は魑魅魍魎の世界とは聞いていたが、ここまでとはな･･･）
茨城刑事は訳のわからない感慨に耽っていた。

群馬刑事は福岡を去る前に再び天長崎に会った。
群馬「この度は大変お世話になりました」
長崎「いいえ、なにか捜査の役に立ちましたかね？」
群馬「一つお聞きしたい。
　　　熊本と大分の仲の事です。
　　　長崎さんは不仲だと言ってましたが、
　　　捜査本部のほうには>>149のようなタレコミがあったんですが？」
長崎「さあ･･･実は私もよくはわからないんですよねえ。
　　　一回喧嘩をしているのは目撃したんですが･･･
　　　すいません、適当な事を言いまして･･･」
群馬刑事は東京行きの機内で考えた。
（熊本と大分･･･もうちょっと情報を集めてみるか･･･）　

長崎は今でこそ地味な主婦におさまってるけど、昔はかなりの…

捜査情報age

大津は得意のアオ姦せえへんの？

博多と小倉の夫婦仲は、熊本との不倫以前から冷え切っているゾ…
なかなか妻に金を渡さない夫に苛立ち、離婚（分県）を考えている。

>156
かつて美貌を誇った愛妻も今は・・・・・の方が正しいかも

age

ところで北海道歌志内市と福岡県山田市は姉妹都市だよ、しってた？
ttp://www.fmw.or.jp/data/01youran/01toshi.txt
ttp://www.shimosho.city.yamada.fukuoka.jp/utasinai.htm

あ

捜査本部。
京都警部、大津警部補、群馬・栃木・茨城各刑事が揃って捜査会議にのぞんだ。
群馬「･･･とまあ、熊本絡みの件に関しては私が福岡で集めた情報の他にも、
　　　>>153>>156-157のように色々と情報が集まりました」
京都「うむ、群馬君の捜査によると熊本も容疑者としての要素は濃いようだ。
　　　どうだろう、ここらで容疑者を金沢と熊本に絞って捜査を進めようと思うんだが？」
栃木「そうですね。あと、岡山元警部の線も洗いなおしたいと思います」
京都「そうだな。異論はないかな？」
茨城「異論は大有りだ」
群馬「お前、なんか永田町あたりで大暴れしてるそうだな。
　　　もうちょっと考えて行動できないのか？」
茨城「黙れ、群馬。俺は自分の推理に則って行動してるだけだ」
大津「政界が絡んでるとは思えんがなあ」
茨城「ふん、京都警部の腰巾着が一人前の口を聞くな」
大津「あ、あのねえ･･･」
茨城「とにかく、民自党の広島代議士、こいつは臭うな」
栃木「あなたは前は郡山が怪しいとおっしゃってましたが？」
茨城「推理というのは日々刻々と変わるもんだ」

京都「君の推理はいい。ここは捜査本部の意向を優先してもらおう」
茨城「ふん、アンタは府警の名物警部レベルさ。
　　　俺は天下の警視庁で今まで捜査をやってきたんだ。
　　　警視庁だぜ、警視庁。京都府警とはレベルが違う」
大津「レベルとかそういう問題じゃないでしょう！」
茨城「いや、そういう問題さ。
　　　とにかく、俺は広島代議士を徹底的に洗いなおす」
栃木「何がレベルですか。
　　　あなたは巡査長でしょ？
　　　群馬さんや捜査四課の青森さんと同じ階級じゃないですか」
茨城「ふざけるなよ、栃木。
　　　俺は今まで三百件の事件を手がけてきたんだぞ！
　　　二百件しか手がけてない群馬やまして捜査四課なんて陽の目のあたらねえ部署の青森なんかと一緒にするな！
　　　とにかく、俺は一人でも捜査を進めるぜ。
　　　俺にとやかく言えるのは警察庁長官か警視総監、それに刑事部部長くらいだ」
そう言い捨てると茨城刑事は捜査本部を後にした。
京都「しかし･･･」

age

山田婦警はまだ？

>>1 が芯だスレ

あげ

まだまだ

age

京都警部と大津刑事は八王子と言う人物に会った。
八王子は関東商事の元社員で２ヶ月前に定年退職している。
京都「八王子さん、新潟という男はご存知ですね？」
八王子「ええ、知ってますよ。私は大学関係を相手にしていたんで、
　　　　リゾート関係を相手にしていた新潟君とはそんなに面識はないですが」
京都「なにか新潟さんについてご存知の事はありますか？」
八王子「そうですなあ、彼ははじめは農業関係を相手にしていたんですがね、
　　　　本人の希望でリゾート関係に転属したんですね」
大津「ほほう」
八王子「まあ、それも社長に直談判してなかば強引に。
　　　　なんか、自分専用の直通電話を引いて顰蹙を浴びたりもしてましたな」
京都「自分専用の直通電話を？」
八王子「ええ、なんかリゾート部門でスキー関係を扱ってるのは俺だけだから、とか･･･」

八王子「それで長野君が怒りましてなあ。
　　　　俺だってスキー関係を扱っているのに、と」
大津「長野？長野さんは今は退職してますよね？」
八王子「ええ、確か公務員に転職したとか聞きました。
　　　　長野君はそのあと、イベント関係に就かされたんですが、赤字を出しまして」
京都「それで首を切られた？」
八王子「いやあ、そういうわけじゃないでしょうが･･･」

京都「長野と言えば以前、捜査本部に新潟と四国組の関係をたれこんだ人物だな？」
大津「そうですね。一応調べてみますか？」
京都「そうしてくれ」

歌志内婦警は友人で交通課の山田婦警と青山のレストランで会った。
二人は警察学校の同期で、お互い、実家が個人商店と言う事もあり、仲良くしていた。
山田「どう？捜査一課は？」
歌志内「どうって･･･
　　　　私はただの雑用係りだし」
山田「私だって毎日違反切符切って、文句言われて･･･」
歌志内「高校の時の同級生の千歳ちゃんなんかスチュワーデスやってるし、
　　　　北広島ちゃんなんかは住宅関係でバリバリ頑張ってるし･･･
　　　　なんか私、取り残されてるみたい･･･」
山田「私だって同じようなものよ。
　　　古賀ちゃんや前原ちゃんはなんかは順調に昇給していってるらしいのに、
　　　私なんか相変わらず･･･」

歌志内「実家の方も相変わらず傾く一方。
　　　　私が仕送りしないと厳しいくらいなのよ」
山田「私んとこもそんな感じよ。
　　　中学時代の友人の赤池ちゃんとこなんか親の商店が潰れて、生活保護受けてるんだって」
歌志内「やっぱり、不況って怖いよねえ」
山田「まあ、それで公務員になったわけだし」
歌志内「そうなんだけどね･･･
　　　　なんとかなんないかしら･･･」
山田「まあ、今の時代、ただの個人商店じゃ駄目なのよ。
　　　田川ちゃんとこなんかコンビニにうまいこと乗り換えたわ」
歌志内「そうよねえ、うちも親に勧めてみようかな･･･」
（いつも山田ちゃんと会うと愚痴になるけど、それで気持ちが和らぐべさ･･･）
歌志内婦警はカルボナーラを食べながらそう思った。

>>171-172
ｲｲ!
リクにお答えいただいてｶﾝｼｬ！

あ、赤池ちゃんの家、十年におよぶ節約生活の末、去年無事生活保護から脱却しました。
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200103/14/0314m167-401.html

おお、復活age

age