【涅】　狄青　【北宋名将】

　狄青(1008 - 1057年)、字は漢臣、汾州西河(現在の山西省汾陽)の人。貧家の出身だったが、騎射をよくし、宋仁宗の
宝元年間に初年に、宋夏戦争に従軍、功を立てて一介の兵士から延州の指揮使となる。戦いの度、狄青は先頭に立っ
て突撃し、功を積み重ねた。
　陝西経略安撫副使兼延州知事として赴任した宋代の名臣范仲淹からは厚遇を受け、『左氏春秋』を授かった。これより
狄青は読書に励み、兵法に精通して更なる戦功を上げ、皇佑4年(1052年)に枢密副使にまで昇進した。
　その年、広西で儂智高が乱を起こすと、狄青は自ら兵を率いて討伐に向かい、崑崙関の戦いで儂智高の軍勢を打ち破
った。それによって狄青は武官の最高位である枢密正使にまで登りつめる。だが、狄青があまりに将兵の心を得ていた
ことから、朝廷から猜疑の眼差しを向けられるようになり、やがて枢密正使の職を免じられてしまう。
　その後も朝廷の監視を受け、悶々として楽しまぬまま死す。

　武将として優れていた狄青も偉かったが、きちんとその能力を見抜いて、
引き立てた范仲淹らの名臣たちも偉かった。

井上祐美子の短編小説「涅」はなかなかいいよ。

井上祐美子は桃花源奇譚でも、
文曲星の包拯に対する、武曲星の狄青を出しているね。
狄青、まだ子供だけど。

宋の仁宗皇帝の時代は魅力的な人物が多いね。
范仲淹とか、包拯とか、この狄青とか。
何と言うか、政治面で陰険さを感じない。

楊家将の物語の中じゃ、狄青は悪役で、
三代目の楊宗保をいびったりするんだよね。

万花楼演義だと逆に、楊家将と力を合わせて西夏の侵略に立ち向かう設定になっているけど。

対西夏戦争の舞台であった西北と、儂智高の乱が起こった南方とでは、
ずいぶんと風土が違うだろうに、どちらでも戦えたなんて、
器用だな。

明でも、倭寇を撃退した、漠北に転戦した武将がいるよ。

戚継光か

貧しい家に生まれたが、その才能はぬきんでていたというね。
「戚家軍」という精鋭部隊をつくり、南に北に大転戦。
後に『紀効新書』、『練兵実紀』という兵法書も記している。

ただ張居正の死後、まもなく弾劾をうけて、最後は不遇だったらしい。

晩年が不遇ってのも、狄青と共通している。
中国の優秀な武官は、不幸な最期が多いな。

>>11
宮廷に理解者が居るうちは良いんだけど理解者が亡くなった後
中央から危険視されて不遇な結末を迎えるパターンが多いようで。

狄青は范仲淹には気に入られて歐陽脩には苛められた

スレ違いだけど范仲淹めっさ好き
愚直なところも詰めが甘いところもひっくるめて

この時代は雰囲気的に明るいよね。

北宋と西夏の戦争って、どれぐらい激しかったんだろう。

最初、西夏が攻撃を仕掛けてきた時は、かなり大きな衝突があったようだけど、
次第に宋が守りを固めると、戦線が膠着状態に陥ったみたいだよ。

初戦は勢いのあった西夏側の連勝だけど、
宋側が防衛体勢を整えると、先へ進むのが難しくなった。
李元昊の目標は長安の攻略だったみたいだけど、さすがに西夏の国力では無理だったね。

伝統的に中原王朝は防衛戦の方が得意なり。

西夏は、長安の占領が目標だったらしいね。
長安を占領して関中一帯に割拠し、宋、遼とある程度対抗できる政権にすることが、
目標だったのかな。

東西八十万人が陝西西部で半永久的睨めっこ。

西夏は事実上国民皆兵制

あまり戦争を長引かせると政権自体が揺らぎそう

総合的な国力という点じゃ、

宋　>>>　遼　>>>　(超えられない壁)　>>>　西夏

南に吐蕃もあり、西夏はかなり不安定な政権。

宋と戦争をするということは、大きな利益を上げていた交易も停止されることだからね。
長期戦は明らかに西夏に不利に働く。

西夏は国民皆兵制で、総兵力五十万人？

壮健な男子ほぼ全員を動員したとして、総人口は百数十万人ぐらいか？

文曲星=包拯
武曲星=狄青

この武将、三国志１１新武将で入れるとしたら、どんな感じのデータになりますか？
特技はなんでしょうか？

武将としては、かなり完璧値に近いものになるんじゃないかな。
ゲームをやらないからよく分からないけど。

宋代第一名将

宋朝第一名将

范仲淹が居なければ狄青も日の目を見る事が無かったたかもしれないな

岳飛とガチで対決して頂きたい

この人、頬に兵卒の刺青してて、兜しないで戦ったんだよね

岳飛と狄青か……夢の対決だな。

狄青の子孫ってどうなったんだろう?
功臣の子孫として貴族待遇でも受けたのかな?

>>33
岳家軍の狄雷
本当かどうかは知らんが

万花楼読みたいんだけど、邦訳されてる本かサイトってないですか？

万花楼はないんじゃないかな。
楊家将は翻訳しているサイトがどっかにあったと思うけど。

>>34
〜王になっていたっけ?

説岳全伝で、この狄青とか、あるいは宋建国期の功臣たちの子孫が、
〜王に封じられているような設定だけど、
実際の歴史では、世襲の王爵は許されていたのかな?

清朝の場合、世襲の爵位は、一代ごとに一つ下へ落ちていくんだよね。

爵位に基づいて棒給の額も定められていたから、
国家として無限に爵位を持つ貴族が増えていくのは困る。
だから一世代ごとに階級を落とし、
貴族が増えることを抑制した。

狄青って容貌はどうだったんだろう？

カブトを被らずに戦場をかけまわってて
奴隷の印である顔にある刺青をあえて消そうとはしなかったとか

◆◇◆宋◆◇◆
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/chinahero/1161749249/

>>31>>32
岳飛って変に気取ったところがあって、文才があることを鼻にかけていたらしいから、
同僚格の武将たちの評判は必ずしもよくなかったようだし、
狄青ともいがみ合ったかも。

狄青演義
http://www.mypcera.com/book/2003new/gu/xiaoshuo/dqyy/index.html

カブトというか、銅の面具つけてたみたいだね。髪は振り乱し。
ちょっとこえーわなｗ　いちおう史上の上じゃ宋最強の武将だから相当
な評価だったんだろな〜　でも岳飛より悲劇性は低いかな。

岳飛は40いかずに獄死だし。　狄青て漢族なんだろうか？
出身はそうだけど実際は。

翻訳ソフト使っても全く読めねぇ

読まずに見るんだ

辞書使って読むんだ。
辞書月の便利なサイトがある。

保守がてらどこ？

>>46
翻訳ソフトは宇宙語に変わってしまうから、
漢文感覚で想像しながら読んだ方がまだまし。

>>45
狄という姓は漢族なんじゃない?

唐代には、狄仁傑という名宰相もいた。

>>46
ただでさえ機械翻訳は役立たずな上に古典だからな

電子辞書もいまだに初版だしな。
辞書をしこしこ調べるのはしんどいしな。
宋名臣言行録 でこの人しったけど、この手の本は日本では流行らないんだろうな。

みんなで訳せばいいんだ

原題中国語が分かっても、古典は別という部分もあるな。

狄青演義もあるし、薛仁貴演義や郭子儀演義もあるんだな。
共通点は、庶民からも人気の武将ということか。

狄盛

>>56
だから、なんで『楊家将』であんな悪役になったんだろうと不思議におもう。

無知でスマンが
狄青と李元昊は直接戦ったことあるの？

両面銭とやらで同僚をも驚かせたという狄青さんだが
じぶんで銭200枚貼り合わせたんだとしたらマメな人だ

読み方わからん

トウヘイヘーイ♪

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