935 :
!nanja:2013/08/20(火) 13:08:07.14 ID:kx8QlvNR0
a
936 :
!nanja:2013/08/20(火) 13:08:41.38 ID:kx8QlvNR0
937 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/23(金) 13:12:48.07 ID:qWhNlH2N0
ここ最近中国歴史小説に興味が増してこのスレをじっくり読んだ
宮城谷さんくらいしかまだ読んでないけどこのスレ読んだ感想は塚本って人が印象に残った
なので探してみようと思います
歴史のちょっとした勉強ぐらいにはなるけど、小説としてはあまりおもしろくないぞ
塚本さん独自のちょっとした主人公の設定などが楽しめるくらい
はちゃめちゃなとこあるけど、小説としては浅田次郎さんの蒼穹のすばる・中原の虹なんかもおもしろいし、
古いけど司馬遼太郎さんの韃靼疾風録とか項羽と劉邦とか、つくづく歴史を見る目に感心するぞ
古代なのか、中世なのか、近世なのか示せば、諸先輩がもっとおもろい本 提案してくれると思うけど
939 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/29(木) 20:00:50.72 ID:oeMukXhZ0
>>937だけど伴野朗の始皇帝を見つけて買ってみた
まあ予備知識ないから楽しめるでしょ
伴ヤロウは…
______
/ \
/ |
/ |
|||||| ||| |||| || |||| ||||||||| |
.||lllllll ノlllllllll \ ./| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ‐・ーゝ く ー・ー し |.| <
>>939 | / | |く/ | 一生の宝物を買えたね
| /(。__。)\ .| \_______
| ト‐=―ゝ ゝ .|
ヽ、 二 ./\
/\______/| .\
 ̄ ̄/ | | / |_ ヽ ̄ ̄
/ /へ\_ // \ Y
// | ゝ/// \|
942 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/30(金) 17:04:06.61 ID:2nCYWDI30
キングダム読んでから奇貨置くべしを読むのとその反対じゃ
どっちが衝撃少ないかな
とりあえず奇貨の方の呂不偉ならああまで一生懸命自分の墓穴掘るような事しないね
マジで入れ替えてキングダム版呂不偉に宮城谷版秦王の下で物凄く苦労させてやりたいね
それともキングダム版でもいつかはそうなるんだろうな
943 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/30(金) 20:10:18.30 ID:l8OsWK6R0
>>941 紹介顔写真見てなんだこりゃ!って思ってたトコにこのAA見て糞ワロタwwww
944 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/01(日) 14:18:08.68 ID:IcMBtL3f0
伴野朗の「始皇帝」読んだ
何もかもが淡々と進んでいったぞ
呂不韋の死も荊軻の一件も、統一後の事業もそして始皇帝の死すらあっさり
よく言えば
淡々と進んで行くから予備知識があまりなくても読みやすかった
しかし盛り上がりというものは何もなかった
そのまま進んで行くかと思えば
巡行シーンのとこ辺りから〇〇は筆者も行ったことあるみたいな話題逸ればかりだった
でも上下巻合わせて200円で買った以上には楽しめたし他の作品も探してみよう
王道の樹をワクワクして読んでがっかりした俺に誰か一言くれ……
______
/ \
/ |
/ |
|||||| ||| |||| || |||| ||||||||| |
.||lllllll ノlllllllll \ ./| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ‐・ーゝ く ー・ー し |.| <
>>944 俺様の小説は
| / | |く/ | 閑話休題と旅行話こそ醍醐味
| /(。__。)\ .| \____________
| ト‐=―ゝ ゝ .|
ヽ、 二 ./\
/\______/| .\
 ̄ ̄/ | | / |_ ヽ ̄ ̄
/ /へ\_ // \ Y
// | ゝ/// \|
>>945 パッと調べてみたら面白そうなのに酷かったん?
>>947 個人的にがっかりだった
もしかしたらがっかりしたのは俺だけかもしれないけど、
ヒ水の敗戦以後を、俺達の戦いはこれからだ! で終わらせた辺り憤激ものだった
人物描写も安直で、符堅なんて終始嘆いているだけのキャラ
一番小物扱いの姚萇が、人間臭くて一番魅力的(それでも安っぽい)とか
取ってつけたようなオリジナル女性武将(しかも強い)とか
五胡十六国時代最大の名君・符堅を取り上げた稀少な小説なだけに
期待値が上がりすぎていたのかもしれないけど、俺にはがっかりの連続だった
個人的にこの小説で唯一良かった点は「道を作って木を植えたいのです。百年経っても憩えるように」という二文だけだった
>>944 いったやろが、「小説としてはあまりおもしろくない」と。
始皇帝が雲龍が好きだっただっけ、塚本の設定でおもしろかったのはそれだけだった
呂不偉を死に追いやる際のやりとりとか、有名な焚書坑儒とか いくらでも独自の見解を作れる題材はいっぱいあるのに
「スルスル」っといっちゃうんだよな
伴ヤロウの呉三国志なら読んだがほとんど正史を切り貼りしてるだけで、
しかもその切り貼りの順序が、小説として形になってないレベルに酷かった
冒頭は普通に小説っぽかったんだが、その後は小説成分5%未満
やる気がないとしか思えなかった
>>948 自分は面白かったよ。
あの時代に詳しい人だと、そのまんまでつまんないんじゃないかな。
初心者には、いいかもしんない。
952 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/11(水) 20:46:56.22 ID:3boSwg/R0
いろんな本読んでる人多そうだけどPHP出版のはどうなの?
古本屋で探してたら結構いろんなの有るよね
953 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/13(金) 19:27:16.81 ID:Hf4BJzmP0
陳舜臣先生の随筆は余計な豆知識が豊富で、歴史小説よりも面白いて言ったら失礼か・・・
954 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/13(金) 21:55:55.48 ID:4iEMfYPV0
海音寺潮五郎の中国英傑伝読んだけど入門書としていいね
健康体のまま春秋時代をあのまま書いてもらえれば良い読み物になっただろうに・・
955 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/15(日) 12:34:12.76 ID:zUPPIoXN0
『裏切り者の中国史』のような通史で謀略家や陰謀家を俯瞰した本はありませんか?
通史自体でいい本って陳舜臣の中国の歴史くらいしか見たことはないです
ちなみに毛沢東って資治通鑑が好きだったらしいけどこういうのを読もうと思えばやはり中国の歴史や小説一八史略とかになりますでしょうか
956 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/28(土) 11:14:36.08 ID:GC7tXMPi0
そういう変わった列伝集みたいの読んでみたいね
957 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/01(火) 20:53:56.00 ID:RW3Uw91L0
代表する現役作家と言えばだれなの?
958 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/06(日) 17:50:06.56 ID:ghNZ0D5P0
>>954 小説十八史略を読んで「陳さんが海音寺さんの意志を継いだのか」と
胸熱な読者は少なくないだろうと思いたい
>>957 そりゃなんだかんだで宮城谷昌光でしょう
古代〜春秋〜戦国〜秦漢〜三国って有名どころを一通りカバーしてるし
あとは前漢武帝と後漢班超を書いてくれれば時系列的にも全て埋まるんだけどな
三国しか読んでないけど
知識はあっても小説としては微妙だと思った
宮城谷の三国志は評価別れるからな
他の宮城谷作品とスタイルが全然違うからできたら他の作品も読んでほしい
宮城谷三国は後漢から始まるのは我慢できても、
時系列がいったりきたりして読みにくい上に気持ちが入らなかった
それに、主人公はひたすらageて敵側をsageてあることで、
群雄割拠の面白さも台無しで物語としても薄っぺらくなってると感じた
そういうのって作者の根本的な性格やセンスの問題だと思うから
題材が変わっても同じじゃないかと思うんだけど違うのかな
曹操を主人公に近い扱いにしておいて、袁紹をsageすぎるのは台無しだと感じた
史書に忠実といえばその通りかもだが
他の宮城谷作品で時系列がいったりきたりして読みにくい作品はそんなにない
主人公はageて敵側をsageは作品による
対等に書かれる事もあれば、ageとsageが激しい作品もある
>>964 上げ下げ激しいのって具体的に何がありましたっけ。
香乱記で人格面での上げ下げが激しかったのは覚えてます。韓信…。
趙盾とか?
敵味方がめまぐるしく入れ替わる時代&双方の視点から描かれているからってのもあるけど
967 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/11(金) 21:32:16.32 ID:XOK4uWwL0
守屋洋ってどうなの?
全訳武経七書は読んだことあるな。あとビジネス書孫子
いちいち解説を挟んでくるから訳だけ欲しい人間にとっては邪魔だけど
実際司馬法やら李衛公問対なんかは出版自体厳しいだろうから
助かるね
呉楚七国の乱を小説で読んでみたいんだが、あるかな?
漫画キングダムのあたりを描いてる小説ってある?
戦国末期、秦の中華統一までのやつ
白起とか人物としてはあるみたいだけど…
小前と塚本は懲りてもう読む気が起きないんだよねえ…トゥモローの系譜みたいにかんじて
971 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/16(水) 09:18:42.05 ID:9Rxe+Udk0
真っ先にトュモローの顔が出てきてしまった俺は重傷だな
>>970 奇貨居くべし
というか塚本の小説って質が低くないか?
いつもタイトルに釣られて買って失敗する
小前はたまに当たりがあるけど
奇貨居くべしは秦の中華統一までやってないぞ
呂不韋が死んで終わり
しかも秦の話ではなく呂不韋が戦国時代の有名人から哲学を学んでいく事がメインだし
975 :
970:2013/10/16(水) 23:15:15.39 ID:tSDJsZiei
>>972 だから小前と塚本は読みたくないんだよね
題材はそそるんだけど美味しく料理されてない作品が多すぎるから(てか読んだ中で美味しかったのはない)
奇貨居くべし、ですね
>>974 春秋戦国志、了解です
ありがとうございます
俺もキングダムで興味出て春秋戦国時代の小説聞きにきたところだった
ほとんど読んでないんでとりあえず宮城谷かと思ってたんだけど
キングダムで春秋戦国時代に興味持って宮城谷を読もうと思うのなら
戦シーンの多い『楽毅』や『沙中の回廊』がお勧め
ありがとう
楽器は5巻くらいあって尻込みしてたがチャレンジしてみよう
楽毅は必読だと思ってる。
おもしろい。
楽毅は個人的に宮城谷の最高傑作だと思うわ
「楽毅」より「青雲はるかに」の方が短くて安く揃うから良くないか?
初心者にはむしろ「戦国名臣列伝」が良いと思う
李牧が載ってないのがキングダムファンには微妙かもだけど
あと、「沙中の回廊」は春秋時代だから、キングダムファンには分かりにくいと思う
宮城谷さん以外だと、墨攻なんかもいいよ。
短いし。
>>981「青雲はるかに」は合戦シーンが少なくて、無駄にエロが多いしなあ