【草原の英雄】成吉思汗【蒼き狼】

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201名無しさん@お腹いっぱい。
>>200
あの映画って企画から角川春樹が立ち上げたと思ってたが
モンゴル側の企画を角川が受けて自分が仕切る体制に組み替えた訳ですかね?
興行に関してはモンゴルのそれは未成熟だろうから角川のような
海千山千のヤシに良い様にされてしまったのかもしれんね。
202名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 12:19:47 ID:1IjP/DiR0
ぶっちゃけそれが本当じゃなくても
向こうの人には納得いかないキャスティングだろ
203名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 16:37:50 ID:burmEGiJ0
敦煌みたいな話もあって、映画の中で外国の歴史人物を日本人が演じることは取り立てて不自然でもないし
日本以外の国で、日本の織田信長の映画を作るのに外国の人でも、それは別に文句はない。
しかし>>200のは、納得いかんというより憤激に耐えんことだな、日本人としても歴史好きとしても。
「金にならない」とあからさまに言ったかどうかしらんが、そういうニュアンスは大いににおう。

しかしなんだって公開間際にこの話題?
204名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 22:00:13 ID:6nIUDUmW0
>>203
http://www.nikkansports.com/entertainment/cinema/p-et-tp1-20070302-163883.html
制作準備委員会事務局長が5年がかりでつくったモンゴル関係者とのコネクションを利用された
と訴えたらしい
205名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 23:39:51 ID:eNXqlyvr0
>>200
本当なら、ひどい話だな。
モンゴルは、親日国なのに。
206名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 23:45:40 ID:OXu1sboU0
映画自体もこけそうだし最悪だな。
207名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/03(土) 00:19:20 ID:6HALdrSHO
これで、もしジンギスカン=義経説なんかをモンゴルで宣伝されたりしたら・・・
208名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/03(土) 01:04:03 ID:gAJF6hEh0
殺伐とした実力世界なのに、チンギスの一族が首領でないと
何故か不敬と言われる不思議。
黄金氏族の権威に挑戦したのはエセンハーンだけか?
209名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/03(土) 12:22:59 ID:GNbr8RYv0
>>208
チンギスハンはモンゴルでは「神」だから。
210名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/03(土) 23:18:53 ID:6HALdrSHO
ソ連の衛星国だった頃はチンギス−ハンを語ることをタブーにされてたらしいね。
211名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/04(日) 00:42:55 ID:8YwiH7qx0
らしいね。
ソ連が崩壊した途端にキャト=ボルジギンさんがぞろぞろと出てきたとか。
212名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/04(日) 13:33:43 ID:jY7874PQ0
>>210
500年間ロシアはチンギスハンの長男の家系に支配されてきたので
自分たちはヨーロッパ側の民族と主張したいロシア人にとっては
モンゴルの歴史は否定したかったのでモンゴルを共産化した後は
チンギスハンはタブーにされたそうです。
213名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/04(日) 20:50:36 ID:UDfv5+Cv0
ストーリーの展開上しょうがないのかもしれないけど
ジュチの扱いがひどい
214名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/05(月) 17:42:32 ID:LxMA4rNpO
バトゥ最高age
215名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/06(火) 13:53:46 ID:eeDnWR1d0
>>200
角川サイドは金だけ集め終わったら
春樹を精神病院に強制入院させて保護室で監禁

制作総指揮&総監督はアンリー(ハリウッド)
監督はツイハーク(香港)
武術監督はユエンウーピン

役者と撮影チームは
アンリーとツイハークのチームに加えて
中国中央電視台の『射雕英雄伝』チームが全面協力

日本からの役者は、赤井英和、中田英寿、菊川怜、片桐はいり、
天童よしみ、片岡鶴太郎、ビートたけし、石破茂(議員)、鈴木杏、
森喜朗(議員)、中川秀直(議員)、和田アキ子、泉ピン子、千秋、
安藤美姫、荒川静香、細木数子、豊川悦士、石原慎太郎、椎名桔平、
から適当に選ぶ。

主役はモソソルバラムでもいいが、
ここはあえて、そっくりな顔をした江原啓之さんでサプライズ!
216名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/08(木) 23:59:44 ID:33/wsKzj0
見に行くべきか。
217名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/09(金) 11:49:25 ID:FKpo9yH90
>>216
ひたすら合戦ばっかりやってる映画らしい。
要は角川春樹が昔作った「天と地と」っぽいんじゃないかと
218名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/09(金) 13:00:31 ID:2XeLvODD0
観ないで批判というのは個人的にアンフェアだと思っているのでとりあえず観に行く
金払った以上つまらないと感じたら徹底的に文句を言う
そうならないことを祈るが
219名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/10(土) 15:59:50 ID:VjWPjs4u0
ハルキたんは「誰にも損させずに」日本映画界に仕事を供給し続ける
システムを生み出した大恩人なので、映画人からの評価はけっこう高い。
220名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/10(土) 23:24:18 ID:KvZrjJHl0
一番最初のシーンから、真面目に見ていました。
自然の描写がとてもキレイです。
さすが、オールモンゴルロケ。青空等をもっと映していたら、更にクォリティが上がったのではないかな、と思いました。只、美しく輝く草原はかなり必見です。

途中から、テムジン(主人公)達の軍の、「蒼き旗」が気になります。カッコイイです。
戦国時代、日本にもこういう時代がありました。
信長、秀吉、信玄、光秀、
そしてさらには、徳川家康。
時は戦国から、江戸幕府、幕末、明治維新と続いて日本の敗戦まで突き進みました。そして今は、「戦後」です。
221名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/10(土) 23:25:00 ID:KvZrjJHl0


途中、
「女性を大切にしなくてはいけないな。」と思わさせられる様なシーン等もあって、当時の厳しい世界に生きた人々(特に女性)の生き方から、今のわたし達の人生を考えさせられる描写もありました。
テムジンと、ジャムカとの因縁、感じました。物語の一つの「ポイント」です。

反町さんは、鬼気迫る演技でした。
素晴らしい「チンギス・ハーン」皇帝そのものでした。

息子である松山ケンイチさんとの、別れのシーンは、圧巻。感傷的になりました。(見ないと分からないシーンです。)

菊川怜さんは、声も雰囲気も、昔に比べてランクアップした様に思います。
袴田さんと若村真由美さん、松方弘樹さん等も高い演技力を感じました。

そこで、この物語の鍵の、
「国家統一」について書きます。

今、地球は、一つになろうとしています。

最初の、テムジンのセリフ、
「モンゴルを一つの国にしたい。」
この言葉が、響きました。

現実の世界情勢で行けば、次は
「星」です。

テムジンは続けます。
皇帝への即位式にて、
「この世で最も富める国にする。」
数万人のエキストラを集めての即位式は、まさに「圧巻」の一言。


「余が制圧すれば、国の境はなくなる。交易は活発になり、国は豊かになる。」
「でも、戦をすれば、血が流れます。」
「クラ・・・。それは、コレ以上血を流さないための仕方ない血なのだ。」


222名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/10(土) 23:26:14 ID:KvZrjJHl0

戦争によるかどうかは別の次元ですが、
「世界を統一しなくてはいけない。
 少なくても(遅くても)、僕の世代で」。

そう思いました。

エンディングテーマが流れた瞬間、
声と、スクリーンの映像の美しさに感動しました。紀行モノを好きな方にはたまらないシーンかもしれません。

スタッククレジットの時の、モンゴルの美しすぎてため息が出る映像描写だけで、見る価値のある作品です。

ラストサムライに少し似ている作品でしたが、僕はこちらの方が面白かったと思います。

作品の最後の、音楽(2曲)が流れたところは、集大成の壮大さを感じさせました。色々と考えさせられる点の多かった、歴史的超大作というカンジの映画でした。


追記:
人類はコレから、どうなっていくんでしょうか?

星の統一か、はたまた、
核戦争での自爆か・・・。

わたし達は、皆が歴史の生き証人。
「次の時代」を築きたいモノです。
次の世界は、「軍事力ナシで」
統一できたらいいな、と思いました。

狙いの対象は勿論、
”この地球”と言う、惑星を、です。

明日はバッテリーを観に行ってきます。

それでは!
223名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/10(土) 23:29:59 ID:KvZrjJHl0

菊川怜さんは、声も雰囲気も、昔に比べてランクアップした様に思います。
袴田さんと若村真由美さん、松方弘樹さん等も高い演技力を感じました。
コ・アラさんも、戦う女兵士を好演していました。
224名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 13:34:17 ID:cLu1oI5ZO
蒼き狼なのに森村誠一なのかよ
225名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 18:28:41 ID:ctw56X/+0
井上靖のは角川が版権もってないからじゃね
226名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 20:02:19 ID:+ExUCUXE0
角川じゃなくてハルキが持ってる版権な。
盟友森村はすべての版権をハルキ個人に託すくらいのことはやる。
227名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/15(木) 23:05:24 ID:l/Etcd0r0
>>220-223
これどこのコピペ?
自分の思想に映画の内容を結びつけようとし過ぎで気持ち悪いんだけど
228名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 12:54:48 ID:o7V2g+2e0
どうやら、蒼いのは狼じゃないらしい。
チンギス・ハンの半生を描いた『蒼き狼〜地果て海尽きるまで』(澤井信一郎監督)の客入りが悪いという。

製作費30億円、宣伝費9億円、オール・モンゴルロケ、エキストラ2万7000人、
邦画実写映画では史上最多の444スクリーン公開、世界60カ国配給! 
公開前の“鳴り物”は製作総指揮の角川春樹(65)らしさ全開だったが、
銀座のピカデリー1をのぞいてみると、日曜午後にもかかわらず、会場の3分の1も埋まっていない。

「それでもうちは多い方だと思いますが、目標の興行収入40億円は難しいでしょうね」(劇場関係者)

業界関係者はいう。
「40億円どころか製作費すら回収できないといわれています。
配給元の松竹はもちろん、初めて映画に出資したエイベックスも、狼でなく自分たちが蒼ざめています。
松竹系の映画館など、角川が製作指揮した東宝配給の次作『椿三十郎』の予告まで流されていい面の皮」

モンゴルの話なのに、出て来る役者が日本人ばかりとか、ストーリーが単純すぎるとか、
製作権の侵害で訴えられたとか、負の要素ばかりが報じられるようになってきてはいるのだが、
見所がないわけではない。

モンゴルの広大な草原で、5000人が演じた騎馬の激突シーンはさすがに圧巻。
「角川監督の『天と地と』を思い出しました。モンゴルで川中島の戦いを撮りたかったんだなあと」(観客)

公開初日に観賞した、安倍首相だって言っていた。
「馬が疾走するシーンとか、良かったですよ」

http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/20070329/tempo.html
229名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 14:42:11 ID:pvjEMkdA0
>>228
つまんんなそうだな。見に行かなくて正解か。さすがは角川。
230名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 20:23:20 ID:ddpdokgw0
>>227
そいつは昨年の「ゲド」絶賛者(福島瑞穂)のようだ。何でもかんでも勝手で陳腐な
筋を作り上げてそれに合わせて高い評価を下す。統合失調か何かであろうかねえ。
231名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 14:56:07 ID:XISqMzd40
モンゴルでエキストラと馬を大量動員して、
CGではない本物の迫力を売りにしたわりには、
それほど迫力はなかった。
232名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 17:00:35 ID:pMBc3RuaO
思うんだけどさ
日本からみて、中国モノよりモンゴルのお話の方が
親しみやすくない?国民性的な意味で。

タイチュウトのタルクタイが離散するときの枯れた湖の例えといい
ホエルンがベクテルの死に際して激したときの影の例えといい
テムジンが最初にソルカン父子に助けてもらうときの雀と草の例えといい、
ああいう自然への畏怖敬意が感じられるというか、
人間とそれ以外の生き物を並列化しているというか
そういう自然に生かされてる感って
日本人の八百万感に通じると思うんだ
233名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 21:15:14 ID:IE7JaOJY0
目と耳に溶けた銀を流し込んだり、袋詰めにして騎馬隊で踏みつぶしたり、
捕虜の上で宴会場作って、骨が砕ける音を肴に酒飲んだりする人たちにはちょっとついていけないかも。
 
まあ、中国も同様に残酷物語だけどなw
234名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 00:59:08 ID:zSON9v/a0
親しみやすさ

和人もの>沖縄もの>アイヌもの>シーサンパンナもの>
台湾もの>漢族もの>満州もの>モンゴルもの>ツングースもの>
超えられない壁>朝鮮もの
235名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 06:54:05 ID:0cX9UbRB0
あのーー、満州と朝鮮はツングースに含まれるんですけどwww
ついでに倭人もね。
236名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 09:10:17 ID:eosbKxC3O
言語、民族は確か「系統不明」に分類されていたはず。
ついでに朝鮮人も言語的には「系統不明」だよ。

ツングース語とは断定できないのだね、朝鮮語も。
237236:2007/03/29(木) 09:12:50 ID:eosbKxC3O
系統不明は日本人の話ね。
238名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 09:39:07 ID:y8KIb/zz0
日本語は南方系の色も相当強いって話だしね
239名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 09:39:22 ID:EBqKJb7V0
>>233
ジャムカとテムジンのライバル関係はなんだかロマンチック
とはいえ、
いくら貴族の死とはいえ
いくら血を地面に流すと人に生まれ変われないからその配慮とはいえ

袋詰めにして騎馬隊はないよなぁ。袋の中とんでもないことになるよな。
もうちょっと別の方法無かったんだろうか
240名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 16:06:45 ID:QgPDcRdG0
其实也是最弱的......
241名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 16:30:42 ID:pVKR6dBz0
>>239
フラグのカリフ処刑方法はブラックユーモアだよ。
檻に監禁して空腹を訴えるカリフに対して金銀財宝を出して
「これを食え」と勧めて
「食べられない」と言うカリフに
「これらの財宝で軍備を整えておけばこうならなかったのだ」と
結果的に餓死させた。
242名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 12:42:27 ID:CGcFY69w0
( ;∀;) イイハナシダナー
243名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/03(火) 11:35:53 ID:jQlbZSe10
>>195
オスマンはあんまりモンゴルと関係なくない?ロシアとかムガールは分かるけど
あとこのオッサンはレイプ魔だたの?
244五官中郎将:2007/04/03(火) 11:44:22 ID:loRVZoaK0
再能打仗还是野蛮人

对先进文明进行摧残
245名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/03(火) 11:44:53 ID:ZypTgM5KO
当時のモンゴル軍の侵攻は
とにかく従わないものは全員殺して
従うものは男は兵にして女は犯して
って感じだったそうだからね
全域にモンゴルの血が行き渡るのは必然だったろうね
246名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/03(火) 19:29:45 ID:fWs3rBS20
横山「チンギスハーン」だと
メルキト襲撃のときボルテと一緒にベルグタイの母さんもさらわれてるけど
井上靖「蒼き狼」だとそれについては一切記載が無いね
マジなのかな創作なのかな
247名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/04(水) 23:05:42 ID:fWYfI4Xy0
>>245
それはモンゴル側の宣伝による誇張も大きいみたいだよ。
そういう残虐ぶりをアピールして脅かしておけば、
戦わずして降伏してしまう者も多いし。
248名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/05(木) 14:31:56 ID:jucPqmfv0
当時のモンゴル軍のすごいところは
侵略先の宗教の一切の自由を認めたことだと思う
こんな寛大さ西洋には無ぇって
249名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/06(金) 11:22:11 ID:RKbPL+x50
>>248
ローマは基本的に認めてた。
西洋社会が不寛容になるのはキリスト教が広まってから。
一神教だからだろう。
250名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/06(金) 23:49:33 ID:PKThkMhj0
イスラム教原理主義が強調されがちだけど、
キリスト教の原理主義もかなり怖いよね。

やっぱり一神教はおかしい。
251名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/07(土) 13:51:16 ID:Z1+pNNP80
イスラムは最初から他宗教を容認してるけど。
古代のイスラム帝国でも異教徒は税金が少し高くなるだけ。
これは徴兵義務が免除されるんだから当然と言えば当然だし。
252名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/07(土) 16:11:43 ID:avg7eBbk0
イスラムの原理主義って比較的新しい教派なんじゃね?
イスラムはおおむねキリスト教に比べて、異教徒や女性に対しては
寛容だったよ。

むしろガッチガチに原理主義だったのは中世のキリスト教だと思うが。
253名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/08(日) 00:22:16 ID:Y4hoJ31G0
他宗教に寛容じゃなきゃオスマントルコはあそこまで栄えなかったろう
254名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/08(日) 10:55:29 ID:qQj8qZCg0
一神教が悪いのじゃなくて原理主義が悪いのだ。
とはいえキリスト教の場合は正統派が原理主義だから始末に終えない。
255名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/09(月) 02:09:00 ID:j8q3rdaD0
チンギスハン的にはキリスト教と言えばネストリウス派でしょう。
欧州こそ追い出されたけど当時の布教の範囲でいえば圧倒的にネストリウス派の方が広い。
256名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/12(木) 20:47:54 ID:CC11Lb2Q0
そういやトゥルイの妻でモンケやフラグやフビライの母のソルカクタニベキとか言うのはネストリウスだったよな
257名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/13(金) 02:37:03 ID:oQH8o5x40
てかケレイトはネストリウス派の信者が多い。
ネストリウス派は布教と同時に技術や学問、医療も教えてまわってるから
それを目的に布教を受け入れてる連中も結構多いね。
258名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/20(金) 00:54:18 ID:BcQ8Aocq0
モンゴルってラマ教じゃなかったっけ?
259名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/20(金) 06:36:39 ID:9VFeQG9p0
チベット仏教を信じるようになったのは元以降だろう。
一般には自然崇拝
260名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/20(金) 23:45:10 ID:M6zDeD1J0
シャーマニズムか
261名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/21(土) 23:24:06 ID:ouhgef9Z0
モンゴル帝国は、面積では広大だけど、経済力的にはどうなんだろう?
ひょっとしたら南宋の方が上とか?
262名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/21(土) 23:41:22 ID:ceV3EtJn0
>>261
東西の通商路からの関税は莫大なものだったんじゃないの?
だからチンギスハンの墓とか探してるんだろうし。
263名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/22(日) 20:42:32 ID:Uy427NwN0
アゲ
264名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/22(日) 20:43:19 ID:Uy427NwN0
アゲ
265名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/22(日) 20:59:46 ID:6ecTehPYO
ベクテルが生きてたらどんな活躍してたんだろうなぁ
266名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/22(日) 22:18:15 ID:7Un2cP6d0
>>262
やはり国力(経済力)の基盤は人口、人口の基盤は農業生産力ということで、
南宋優位なんじゃないかな。
貿易にしたって、南宋は海路での貿易量は相当なもので、
インド、アラビア辺りまで往来していたんだし。
267名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/22(日) 23:12:39 ID:Pl34Nfg60
しかし中国史的には
宋代は周辺の異民族が勃興したことによって
東方と西方との銀の流通が停止した状態になった。
それを再開させたのはモンゴルによるユーラシア統一であるとなってる。
インド、アラビアまでとはいうが、モンゴルはそのアラビアも支配下に置き、
東ヨーロッパまで勢力を伸ばしたからね。
268名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/25(水) 23:56:58 ID:H+8M2bbH0
モンゴルは支配下の地域の経済力を、
財政収入として効率よく得られていなかった気がするな。
末端の方とか。
元朝の南宋統治も間接支配だったし。
269名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/26(木) 23:56:08 ID:dpecyZFJ0
元朝の財源は塩税だっけ
270名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 21:54:32 ID:AaZ4+H710
交易による銀経済じゃなかったっけ?
271名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/04(金) 23:46:43 ID:KViKa44E0
仮に十分な財政収入があっても、
使い方が荒っぽすぎるw

遊牧民は気前がいいみたいでw
272名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 09:24:55 ID:I+kyuZ120
他の異民族王朝は全部漢化したのに元は漢化されなかったよな
他のハン国はイスラム化してるとこもあったけど元は結構遊牧気質だよな
273名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 12:48:58 ID:EMOgv0Ok0
>>272
つうか漢民族の方が遊牧民に影響されてるケースの方が多いのでは?
華北なんかは実際は遊牧民の子孫で占められてるし当然彼らの持ち込んだ
文化がそのまま残ってると思われる。
明の戸籍システムなんて元のそれをそのまま踏襲してるしキョンシーの服が
清朝の官服なのは死んだ人ならあの服を着ても良いからという辺り漢民族の
征服民族に対する羨望を感じる。
274名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 08:04:59 ID:fX++WTXH0
>>272
他の異民族にとっては漢文化が最高なもんだった。
当時最先端のイスラム文化やら他の文化を知っていたモンゴルにとっては、
漢文化はそれほどいいものに思えなかった。
自分らの暮らしとシステムも違うし。
275名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/07(月) 23:58:00 ID:/rR+tLMr0
文化とは一方通行ではなく、互いに混じり合うものだ。
276名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 21:55:04 ID:way1LwlEO
>>273
金なんか元と同じ遊牧民族とは思えんほど軟弱になってるが

まあ他の文化先進地域に先に接してたから中国化しなかったてのはあるかもね
モンケなんか趣味がユークリッド幾何学だったりするし
277名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/22(火) 23:55:41 ID:sOvBS+bH0
漢民族側でも胡人かぶれみたいなのがよくいたり
278名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/23(水) 02:07:07 ID:pvquJj6T0
それは胡服かぶれだったり胡旋舞かぶれだったり胡人の小姐かぶれだったりなんじゃねえの
279名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/23(水) 19:04:47 ID:FcuXU24o0
唐だかの皇太子が先祖帰りしたのか胡族文化に傾倒しすぎて廃嫡された話がなかったっけ
280名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/23(水) 21:28:13 ID:LZuJ7m7R0
李世民の息子がトルコ語喋ってテントで暮らして廃嫡されてるな
281名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/23(水) 23:37:35 ID:Izw1qIy70
中国では皇太子の地位は、必ずしも安定しておらず、
廃嫡もありえる。

だからか、皇太子の謀反ってのが結構あるね。
282名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/05(火) 23:27:05 ID:8N+94JMl0
モンゴル帝国がそれ以上にやばいのは、
末子相続の伝統があったから。

考えたら、元朝なんてあれだけ内紛に明け暮れて、
よく百年ももったと思う。

283名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/09(土) 01:40:18 ID:p5kyafUx0
普通、遊牧民が農耕民を支配すると定住する必要があり、
農耕民の数も多いので次第に同化されてゆく。

しかし、モンゴル帝国は内部に対立を抱え込んでおり、
財政は農耕地に依存しながら、遊牧民の支持を得る必要があった。

元末には同化傾向が出てきていたが、すでに財政根拠地を安定的に
支配できる状態に無く、滅びるか撤退するかは時間の問題だった。
284名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/10(日) 23:09:27 ID:qTlxToPL0
ハイドゥの乱の構図は
フビライ側・・・元(中国)、イル=ハン国(イラン)
ハイドゥ側・・・オゴタイ=ハン国(ジュンガリア)、チャガタイ=ハン国(中央アジア)、
        キプチャク=ハン国(ロシア)と見事に文化先進地域と未発達地域に分かれてるんだよな
前者は同化傾向にあった側、後者はモンゴル的なものを保とうとした側、
こうもモロに分かれているのは興味深い
285名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/13(水) 19:06:40 ID:/y6FbNBR0
日本とモンゴルの交流が盛んになるなか、モンゴル留学生や日本の著名人が「蒙古」という言葉の
使用をやめるよう呼びかけている。「蒙古」には「無知で古臭い」といった意味があるためで、
大相撲のモンゴル力士たちも支援している。

このほどモンゴル留学生会などが主催する祭典「ハワリンバヤル2007」が開かれた都内の会場で、
「私たちはモンゴルを蒙古と呼びません」というパンフレット(意見広告)が来場者に配布された。
両国の賛同者による合同声明の形で意見を掲載。大相撲の安馬も賛同の署名を行った。

「蒙古」には「無知で古臭い」という意味のほか、「暗い、覆いかぶせる」という内容があるという。
東京外大モンゴル語学科教授で日本モンゴル学会理事の二木博史さんは「蒙古という呼び名は漢民族が
できるだけ野蛮な表記にしようとしてできた言葉。モンゴル人を蔑視(べっし)している。原則的に
民族名や言語の名前はカタカナ表記にすべきだと思う」と訴える。
日本人の「蒙古」という呼び名は鎌倉時代から始まったといわれる。かつて大阪外大は蒙古語学科を
設けていたが、1962年にモンゴル語学科に変更した。NHKでは2001年3月14日放映の
「その時歴史は動いた」で、蒙古は差別的な意味を持つとして「蒙古襲来」を「モンゴル襲来」として放送した。
しかし、現在でも多くの大学や団体などで「蒙古語」と呼ばれ、「日蒙辞典」や「訪蒙」として使われている
ケースも目立つ。中学、高校の歴史教科書には元寇の「蒙古襲来」の表記が残り、赤ちゃんのお尻をさす
「蒙古斑」も使われている。関係者は史実や慣例語は基本的には問題にしない方針で、できれば使わないで
ほしいという姿勢だ。

ただ、この運動を難しくしている問題が存在する。中国への配慮だ。中国は少数民族としての蒙古族と行政区
としての内蒙古自治区を有する。中国では当たり前のように「蒙古(モング)」と呼ぶ。蒙古の名前がついた
製品もある。モンゴル留学生たちは「呼び方変更運動は決して政治的なものではない。民族主義的な発想でもない」
として中国を刺激することを避けようとしている。
日本モンゴル協会長で早大の吉田順一教授は「中国には蒙古を使わないでという要望はできません。日本人への
啓蒙という意味で静かに運動していくつもりです」と話している。

[産経新聞](2007/06/13 06:22)

286名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/13(水) 20:31:53 ID:BKICtuLb0
「無知で古臭い」じゃなくて「先祖のことも知らない」とかそういった儒教的な意味での蔑視じゃなかったっけ?
287名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/13(水) 22:34:13 ID:EiADA52F0
>>285
「蒙古」はもうかなり定着していて、慣習化しているから、
今から変えていくのはなかなか難しいだろうね。
288名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/14(木) 01:05:40 ID:O87xhD7n0
「蒙古襲来」を「元寇」に統一するくらいは可能だろ
289名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/14(木) 17:38:24 ID:gVqv1qoU0
>>265
そもそもベクテルって実在かどうかあやしいでしょ・・・・。

>>276
金とか清の女真族って、実際半遊牧半農だから。
モンゴルとちがってバリバリの遊牧民族じゃないよ。
290名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/15(金) 02:07:36 ID:Q5K633G60
日本には外国を漢字であらわす習慣があるから一概に全部変えるのは難しいよな
小麦の国なのに米国とかキリスト教なのに仏国とか
291名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/15(金) 05:53:52 ID:5NEyninT0
どっちも音訳だけどな。
まあ戦時中は「敵の名に貴重な米の字を使うなんてもってのほか、
ケモノヘンをつけよう」とか言うわけのわからん理屈が通ってたわけだが。
292名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/15(金) 10:12:01 ID:5MxV62WX0
亜「米」利加、「仏」蘭西、「英」吉利、「西」班牙、葡萄牙、「伊」太利亜、
阿「蘭」陀、「独」逸、波蘭、瑞西、愛蘭、「露」西亜、「墺」太利、洪牙利、
丁抹、白耳義、瑞典、諾威、芬蘭、勃牙利、希臘、土耳古

PCの変換だけでもかなりあるね
町の名前も倫敦や巴里
293名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/15(金) 19:14:30 ID:2vX+QPOD0
>>287
「支那」の前例があるからなんとも言えん。
「トルコ風呂」→「ソープランド」なんてのもあるしね。
294名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/15(金) 22:41:12 ID:dUON+7880
中国が「支那」を嫌がるのは、使っている漢字が嫌なのが大きいのかな?
シナの発音自体は、近いものがあちこちの国にあるし。
295名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/16(土) 00:29:49 ID:RlCDKjN20
>>294
支那という当て字自体、中国で採用したもの。他にもあるけど。
中国の史料に十分見られる
これに関しては純粋に対日戦略でしかないのと、
その程度のどこででも行われてる政策に日本人が過剰反応してるだけ。

ドイツ語では基本、ヒーナという発音なのだが、地方によってはシーナになる、
のだけど、そのことについても口を濁すような物言いを日本人はしてたな
296名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/16(土) 01:03:47 ID:ka++EGgs0
孫文とか自分たちでシナって読んでたしな
297名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/16(土) 02:46:58 ID:448oP2a30
歴史云々は関係なく、自称を尊重するのが普通だからな。
ペルシアがイランだと主張すれば、それが標準になる。
モンゴルがモンゴル以外の名称を名乗れば、
蒙古という音写表記も歴史的表記でしか無くなるだろう。
ハルハ共和国とでも名乗れば良い気もするがね。
どうせ、ハルハこそが本当のモンゴルだと思ってるんだから。
298名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/16(土) 08:55:57 ID:TaYAy2m60
しかし日本の正式国名は「日本国(にっぽんこく)」でありながら
海外ではジャパンやジャポネなどと呼ばれていたり
「これからは我が国のことは『ニッポン(発音が難しいならニホンやニポンでも可)』と呼べ
 表記は『Nippon』だ」と主張することもできるのだろうか

しなくていいが
299名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/16(土) 09:02:52 ID:sBvLrc+M0
可能なんじゃね?
ビルマ→ミャンマー とか
インドの地名(ムンバイ、コルカタ)も現地発音に直されたりしてるし。

しかしそれなら日本人も他の国を現地発音で呼ばねばならないんで、
余計めんどくさい事になると思う。
300名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/16(土) 11:40:21 ID:5GGHnLrh0
他の国からも面倒がられて嫌がられるだろうしな。