宦 官

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1三ッ目犬
またまた「お約束」ですけど(笑)
宦官といえば、日本では中国王宮で散々悪事を働いた「悪いひと」というイメージですが...
こんなのも↓
http://village.infoweb.ne.jp/~yamamott/index.htm/gines-sub-kangan1.htm
なぜ日本には宦官が発生しなかったのでしょうか?牧畜の文化→去勢がなかったためでしょうか?
2名無しさん:2000/02/07(月) 22:46
自ら傷つける事を「穢らわしい」あるいは「潔くない」と、
穢れを嫌う精神世界があるからではないか?

つーか、牧畜文化があるトコロに
去勢が必ずあるワケではないと思う。
ヨーロッパの中世には少々あったハズだが。
3>2:2000/02/08(火) 10:36
いや、20世紀初頭まであったよ。カストラートってのが。
ボーイ・ソプラノを維持するためにね、タマを抜いちゃう。
4三ッ目犬 :2000/02/08(火) 12:20
>自ら傷つける事を「穢らわしい」あるいは「潔くない」と、
>穢れを嫌う精神世界があるからではないか?
>2のひと
たしかにヤクザ以外は刺青を嫌う風とかありますです。
>...カストラート...
>3のひと
シューベルトとかも在籍した少年合唱団(匿名)のなかから
声の良い少年を選んで処置した歴史的事実もあるそうです。

たとえば、「江戸幕府は朱子学は取り入れても大奥に宦官を置
かなかった」という事例には興味を引くものがありますです。

5>3:2000/02/08(火) 12:20
せんきう。
そっか、今世紀初頭まであったのか。
ヨーロッパも野蛮だな(笑)。
6名無しさん:2000/02/08(火) 15:14
敢えて毀傷せざるは孝のはじめなり。
って、なんだっけ?
教育勅語?
7所沢とこトンまつり:2000/02/08(火) 22:42
つまり、自殺なんかしちゃいけねえてことだよね。
8三ッ目犬:2000/02/09(水) 12:39
>6のひと
台湾が日本の植民地だったころ、漢籍の引用だらけの「教育勅語」を
「未開野蛮な日本人も努力してこれだけのものを作った。きみたちも
 努力と根性が大事です」という注釈つけて教えていた中国人の先生
がいたらしい。
なにも知らない文部省は「教育勅語をよく指導してくれて熱心な先生」
と勘違いして、賞を与えたと聞いてますです。

中国で宦官が成立するというのは、日本と「忠」とか「孝」に関する
解釈がちがったりするせいもあるのでは?
9>2:2000/02/09(水) 13:56
ペルシャにも宦官はいたよ。玉金切って生殖能力なくした上で、貴婦人方の制度例にされたそうな。
10:2000/02/09(水) 14:08
蔡倫(紙の発明者)や、鄭和や、曹操の父の例のように、中国史には優れた官僚としての宦官の例が多い。宦官は、低い階級の者が官僚になるための手段という側面がある。それによって貴族ではない有能な人材が官僚になる未知があったのは、中国文明を豊かなものにし、世界文化にも貢献している。
宦官が悪く言われがちなのは、一つには、貴族側から宦官官僚への嫉妬と差別がある。貴族は自らを「清流」、宦官官僚を「濁流」と呼んでいた。幼稚な差別意識だと思う。
11:2000/02/09(水) 14:09
誤字訂正。9の書きこみ。(誤)制度例 (正)性奴隷
12>9&10:2000/02/09(水) 16:08
>9
タマ取っても勃つの?
それとも、バター犬?

>10
そう言えば、司馬遷も宦官だよね。彼の場合は宮刑だけど。
宮刑はしゃーないけど、自分で取っちゃうのは俺的には理解できん。
とっても痛いと思う(^^;;;


13でも:2000/02/09(水) 16:59
>宮刑はしゃーないけど、自分で取っちゃうのは俺的には理解できん。
>とっても痛いと思う(^^;;;

はるか古代はいざしらず、近世以降はほとんど死者は
でなかったらしい。でも痛そう(^^;;;
14:2000/02/09(水) 20:27
>12
親が身分低くて、子どもを立身出世させたい時に、宦官にしたらしい。宦官本人の意思ではなく、一族の意思。宦官として出世すると、養子をとって一家をなすことができる。儒教的には死後子孫から祭られることは重要なことだから。曹操は宦官の家の養子。
15>9:2000/02/09(水) 21:20
せんきう。
そっか、一族の強制かぁ。
可哀想だな(;_;)。
16えーと:2000/02/12(土) 21:40
宦官になるには、エジプト式・中国式・インド式の
3つの方法がありまして、インド式が一番安全だそうです。
エジプト式は死亡率が50%近いとか。
なお、中国では残骸を「宝」(パオ)と呼び、大事に
保管するそうです。
でも、現在メジャーなのはやはり「モロッコ式」ですかね(笑)。
17>6:2000/02/12(土) 21:51
『孝経』です。

宦官
昔は悪の権化とか思ってたけど

宦官なんて存在を作っておいて、自分は「清流」とか称して
彼等を見下す士大夫って何だろうね。そういう制度を
必要として、それに頼りながら侮蔑してやまない。
朱全忠が昭宗の命を受けて宦官を虐殺した時
「無実を訴える声が響いた」っていうけど。
宦官こそ中華王朝体制の犠牲者じゃないだろうか。
18>17:2000/02/12(土) 22:08
>昔は悪の権化とか思ってたけど

単純解釈者発見!
19>18:2000/02/12(土) 22:20
つまらん煽り
20名無しさん:2000/02/12(土) 22:37
 後漢では外戚が権力を持ち、専横を極めると、
宦官に頼ってそいつを誅殺するって事が何回かあって、
それで今度は宦官が権力持つようになっちゃったんだから、
どっちもどっちなんじゃない?
 宦官もいろいろでしょ。
21>10、14:2000/02/12(土) 22:38
宦官なのは、曹操の祖父だ。父じゃない。
22:2000/02/12(土) 22:53
>21
そうでした。ごめんなさい。
23名無しさん:2000/02/13(日) 03:17
モロッコは性転換手術禁止になったって聞いたよ
24三ッ目犬:2000/02/14(月) 08:24
>23のひと
モロッコで手術したカルーセル麻紀さんは、
今、どうしているのでしょーか?
25名無しさん:2000/02/14(月) 09:30
三和明宏さんには、まだ付いているのですか?
26>25:2000/02/14(月) 10:02
美輪明宏。男だよ。
27名無しさん:2000/02/15(火) 07:28

宦官ってのは
そもそも皇帝の身の回りを
お世話する人のことを言うんですけど
そのお世話する人は男でなく女でなく
う〜ん思い出せないけど
宮にいる女どもに心を奪われぬ為
自分の男根を切って皇帝の為に永遠に仕かえる
という証を見せた人のことを言う、だったともいます
(たぶんです)

宦官は悪政をするっていうことが
公になったのはやっぱロウアイやジュウジョウジの
行いが目立ったためと思うが・・・

しょうもないこと言ってすいません
28名無しさん:2000/02/15(火) 08:08
ロウアイは別に悪いことはやっとらんよ。
趙高の間違いじゃない?
29名無しさん

ロウアイじゃないです
間違いました
すいません