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名無的発言者:
中国が空母を含む艦隊を持つようになったのは、主としてアフリカから石油を輸送する
タンカーの護衛のためだと思います。現在、アフリカでは十万人単位の中国からの移住
者を使い、原油の発掘をしているようです。それで南シナ海でも制海権を広げようと、
インドネシアとトラブルを起こしています。ここでは強圧的な態度でインドネシアを圧
倒しています。今度は東シナ海ですが、今回の尖閣諸島がその格好の材料となったよう
です。
そのように、相手を威圧することで、海上輸送の安全を保とうとするのが中国側の意図
では無いかと考えます。おまけに、この東シナ海では石油が採れるので一石二鳥です。
だから、低姿勢でいれば、それ以上は関与してこないのではないかと考えるのです。
しかし、国際社会では日本の立場が無くなるようなら、言うべきは言い正すべきは正す
のが本当でしょう。
中国も工場や自動車が増えたので、石油はいくら輸入しても不足するのかもしれません。
世界の工場と化した中国は、エネルギー需要が増大しつづけているのです。
日本の採る道のひとつは、同海域で石油を発掘して自国の利益を図るだけでなく、中国
へ石油を輸出できるくらいになれば良いと思うのです。
このためには、中国や台湾と交渉をして、同地域の安全を確保しておく必要があります。