1 :
名無的発言者:
共産主義自体に関する希望とかは今では完全に消えてしまった。
ヤマギシズムとかはヤッテるようだけど、本当にそれだけで人類の進歩が進むのか
どうか疑問があるなあ。
現実にはいろいろと問題はあるにしろ資本主義が現代の覇者であると軍配を上げざるを
得ない状態なのはほとんど明らかだよね。問題はあるとしても、だ。ここまでの上記の
ような問題はしっかりと残っているとしても、だ。
なぜ資本主義はある程度成功しているのか、そこにはもっともな原因があると思うんだ
な。それはなんだと思う?そして社会主義がどうしてもうまくいなかい本質的な理由とは
ナンだと思う?
オレはそれは結局のところ、システム化された世界に人間を閉じ込めてもダメだって
ことだと言えると思う。人間は本来どこまでも自由で自分の生きたい様に生きたい生き物
なんだと思うわけだ。そこに人間の創造性や世界変革能力の溢れが出てくる、それが
学問も、社会も、システムも、どんどん変化させ、新しいことも発見させて進歩を生んで
きたんだと思う。
それを狭い世界に閉じ込めてふたをするようなやり方で人間を矮小化するやり方自体が
失敗したんじゃないかな?だからシステムとしての社会主義は絶対にうまくいかないと
思うね。
2 :
名無的発言者:2005/09/26(月) 06:52:03
(続き)
どうして資本主義には問題はありながらも力と生命力があるのか?中国も産業が人々の
努力とやる気の高まりでどんどん膨らんできたし、人民も豊かになり、世界に自分たちの
力を発揮できる場を見出した。それはこれまでの日本も他の国もそうだったように、
その本質は「自分の持てる力を自由な発想でどんどんと伸ばせる環境をやる気次第で
どんどん発展させ、開拓できる」ということが、「だれにでも」可能性として常に保証
されていたからだろうと思う。
資本主義の成功の理由とは、それが富の収奪のシステムとして悲観的な未来を描かせる
力を越えて、自分が世界に能力を発揮して力を提供し、自由に貢献する仕組みを確保し
保証しているからだと思う。そうした創造性と善意の理想が、収奪のための意志を越えて
世界に広まってきたからじゃないかなあ?
こういうことを言うと、それは空想的社会主義だみたいな決り文句が飛んできそうだけど、
本当はマルクスなんかが見落としていた視点なんじゃない?人間をあくまで性悪的に
捉えて編み出した共産主義だけど、結局その思考方法は悪を駆逐した後にまたもっと
ひどい悪を持ちこんで、ついには北朝鮮みたいのしか残らなくなった。
ハッキリともっと共産主義の本質を、また資本主義の理想に関しても、もっと肯定的に
考えるべきじゃないのかなあ。こういうのはどうでしょうかね。
3 :
名無的発言者: