なんか必死で話題をそらそうとしている椰子がいるみたいなんで、まとめてみた(修正あり)。
無罪説A・・・便衣兵の処刑も民間人の巻き込み被害もなかった派
無罪説B・・・便衣兵処刑・民間人巻き込みあった(かもしれない)が違法ではない派
有罪説A・・・便衣兵処刑・民間人巻き込みは違法派
有罪説B・・・民間人と知りつつ殺し回った派
「犯罪立証のルール」
現代の国際常識や国際法を適用するのは不公正。あくまで、当時の国際常識や国際法に基づくこと。
冤罪を防ぐためにも、「歴史学とは異なり、厳密な証拠が必要とされる。」
また、歴史上の出来事を裁くことに、どこまで意味があるのか? という意見もある。
「歴史学の検証のルール」
例えば徳川家康が実在の人物だという物的証拠はあるんだろうか?
あるのは当時の人の証言資料や状況証拠など。
証言資料には書いた奴の主観が入るから、当然矛盾も混入する。だから「資料批判」が必要になる。
ちなみに「資料批判」とは、自説に都合の悪い証言を抹殺するために、一部の矛盾を取り上げて、その資料を全否定するような詭弁のことではない。他資料とのすり合わせを行い、証言の中の真実と虚構を選別する作業のことだ。
ただし、犯罪立証とは異なり、あくまで「学説」であり、断言することは禁物。
少なくとも「日本の研究者」では、保守含めて無罪説Aを唱える人はいない。
意外にも保守系の研究者でも、有罪説Aを取ってる人は多い。
板倉由明氏は、便衣兵の処刑を違法とみなし、一万三千から一万九千人。秦邦彦氏は便衣兵の裁判なしの処刑を違法とみなし、4万人説。
偕行社編集部の「南京戦史」では、3千ないし6千あるいは1万3千人。畝本正己氏は不法処理の疑い(あくまで「疑い」)のあるものは三千〜六千と推定されるとしてる。
無罪説Bを唱えてる研究者は、東中野氏かな?
ちなみにサヨクの笠原十九司氏は有罪説Aに加え民間人を標的にした有罪説Bもあったとし、十数万人以上。
ホンカツは「中国の旅」では、有罪説Bっぽかったが、後に「貧困なる精神」で有罪説Aに変更?
30万人説については、少なくとも「日本の研究者」では、サヨクも含めて一部のデムパを除いて支持者はいない。
しかし、中国や海外ではいまだ根強い。