我々が
>>1の自宅を訪れた時も
>>1はPCのモニタから決して目を離そうとはしなかった。
「2ちゃんねるでしょ。知ってます。厨房の集まり。みんなクズだよ・・・。」
薄暗い部屋の中央でうずくまる
>>1は、そう呟いた。
>>1の母はいう。
「『勉強しなさい』だとか、そういう説教めいたことは一切、言った覚えは無いんです。
私は、いつもあの子の自主性を尊重してきた積もりです。」
「奥さん、その結果がこのスレなのですよ、」とは到底言えなかった。
他人とまともに会話を交わすことも出来ず、孤独の闇の中に追い込まれた
>>1は、
コミュニケーション能力不足というレベルを超え、最早、人格乖離障害に陥りかけている。
その事実を、彼女はどう受け止めているのか?
「あの子はとっても繊細なんです。だからあなた方の様な人達が家に来ると、
あの子は警戒してしまうんです。だからもうお引取り下さい・・・。お願いします・・・。」
これ以上、この家に留まっても無駄だ。
我々は帰り際に
>>1に向かって「がんばれよ!」と声を掛けた。
「オマエモナー・・・」と呟く
>>1。
我々は
>>1を見殺しにしてしまったのだろうか?
得体の知れない罪悪感に襲われつつ、足早に帰路についた。