(697のつづき)
無論、私自身は中国と台湾の統一を望んでいます。
そして、陳水扁さんが台湾独立派であったことは、百も承知です。
しかし陳水扁さんといえども、総統に就任すれば、現実問題として独立は不可
能であるとも思っていました。
事実総統選挙では、台湾独立の主張を引っ込めていましたしね。
またあの時の得票率の内訳を見ても、陳水扁さんは過半数を取っていたわけで
はなく、39.3%でした。
第二位の宋楚兪さんは中国との統一を主張していましたが、彼もそれに近い36.8%
でした。
つまり「独立すべきかどうか?」で見ると、台湾人の過半数は独立反対だとい
うことになります。
事実、陳水扁さんも就任後は、トーンダウンしましたね。
ただし、今後はどうなるかわかりません。
もし今後台湾で独立を望む声が高まれば、当然中国は闘います。
フォルモサさんも、闘うべきですね。
勝った方が、真の正義です。