【その他】
1. 質問がない場合は、キャラハン側からネタを振ってみてもいいでしょう。
2. キャラハンを長く休む・引退する場合は、スレに一言残してもらえると皆幸せ。
3. 基本sage進行。過疎の場合は適度にageて行きましょう。
4. 規制を受けて書き込めない、相談がある、キャラ設定を語りたい場合などは外部の避難所へ。
→中世ファンタジー世界総合避難所
ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/11458/ 6. 次スレは
>>950、またはスレ容量が475KBを超えたのを確認した方がお願いします。
7. スレ立ての際は重複防止のために宣言をお願いします。
【キャラ紹介テンプレ】
名前:
年齢:
性別:
身長:
体重:
種族:
職業:
属性:
性格:
利き手:
魔法:
特技:
装備品:
所持品:
髪の毛の色、長さ:
容姿の特徴・風貌:
趣味:
将来の夢(目標):
簡単なキャラ解説:
俺様はクリストフ・ルシエ!
魔法使いのモンスター・ハンターだよ。新スレでもよろしくね!
名前:クリストフ・ルシエ
年齢:17
性別:男
身長:165cm
体重:55kg
種族:人間
性格:生意気
利き手:右
魔法:四大元素魔法、付与魔法
特技:素早い装備の脱着。素早い弾丸の再装填。
装備品:ダガー、フリントロック式短銃、厚手のマント
所持品:マフラー、卒業ピンバッヂ、薬包鞄
髪の毛の色、長さ:赤茶のショート。癖毛。
容姿の特徴・風貌:
少し日焼けした白い肌と、疑り深そうな緑色の瞳を持つ少年。つり目気味で睫毛は長め。
手足が長くヒョロっとした体型だが、全身にしなやかな筋肉を纏う。
考えている事がすぐ顔に出ると指摘を受けたことがあり、普段はマフラーで口元を覆っている。
趣味:銃の手入れ
将来の夢(目標):借金(学費)の返済。
簡単なキャラ解説:
王立士官学校出身の魔法使い。現職はモンスターハンター。
孤児だったが魔法の才能を見出されて王立の士官学校に入学する。
しかし卒業後、王国戦闘魔導団への任官を拒否。
免除されるはずだった莫大な学費の支払いを命じられる。
現在は学費返済のため、ハイリスク・ハイリターンなモンスター狩りを生業としている。
うう〜、暑気当たりかな……。
頭がクラクラ、足はフラフラ、喉はカラカラだぜ……。
視界が霞んで……バタリ。
前スレ
>>521 嘘つき精霊
そっかー、オマエは嘘つきなのか。
俺様も嘘つくよ。
本当はそんなことしたくないけど、いっつも本心ばかりじゃ喧嘩が絶えないからね。
ほんっとうに面倒だよ、人付き合いってやつは!
じゃあさ、嘘つき仲間同士、一緒にお菓子でも食べようか。ほらこっちおいで!
(喋る精霊なんて珍しいし、捕まえてごにょごにょしよう……クシシシ)
前スレ
>>522 シェンリー
> 私は…暑いのは平気だけど…寒いのが、ちょっと苦手…かな?
寒いときはとにかく着込めばいいんだよ!(コートやマントをたくさん放る)
そして暑いときは脱げばいい!
……でも限度があるからねー。全部脱いだところで暑いものは暑い。
脱げば脱ぐほど涼しくなる魔法、だれか開発せんかな。クシシ!(既に限界まで脱いでいる)
> わたしのこの服は、毎日洗って乾かしてるから…変なにおいはしないよ?
女子力高ッ!
旅暮らしだと着替えるのも面倒になっちゃって、俺様着たきり雀なんてしょっちゅうだぜ。
あっ。
だから今までモテなかったんだ!今更だけど!
前スレ
>>523 暑くて死にそう
俺様もだよ……。暑くて暑くて、このまま行き倒れになっちゃいそう。
うーんそうだな、水筒の水を使って水の膜を作ってみようか。
Undine's WaterScreen!(クリストフと貴方の周りに薄い水の膜ができる)
あ〜涼し……って直射日光ですぐに水が温まって暑ッ!
しかも蒸発した水分で湿気が凄くて蒸し暑ッ!
げぇー、体中がじっとりして気持ち悪いよ……。
前スレ
>>524 ヘイラム
> 確かに威力はあるが一回使えば再補充は困難…銃は正に切り札と言うにふさわしい武器のようだ。
まあね。
銃の利点は非力な人でも魔法が使えない人でも、強力な火力を備えることができることだよ。
こいつは分厚いプレートメイルの装甲でも貫く!
> それにしても…あの国がそんなものにまで手を伸ばしていたとは…何も企んでいないことを願うばかりだ。
南の学術都市とも提携していろいろやってるんだよね。
魔法は個人の才能に依存するし、ひとりの魔法兵を育成するのに時間がかかりすぎるんだよ。
補充と教練の簡単な兵科の創設に力を注いでるって感じだった。
……でも侵略を考えてるって線は薄いんじゃないかなぁ。
> あの時は用心する必要があったからね。知人に頼んで調べて貰った。
組織の駒みたいに扱われるのはうんざりだからね!
だから思惑とかしがらみの多そうなところと関わるのはなんとなく避けてたんだよ。
今はハンターギルドに所属だけど、個人の裁量で仕事するところが大きくて、やり易いんだ。クシシ。
男のクシシ笑いはキモいな
雛子?
うわぁ、大雨だぜ!
暑さが少し和らいだかな?と思ったらコレだもん、変化の幅が極端すぎるんだよなぁ。
旅路を行くにもハントに行くにも、これじゃあ身動き取れないぜ。(酒場のひさし越しにほーっと空を見る)
あ、シェンリーに頼めば天候操ってくれるかな……?
>>6 なにーッ、じゃあ女の子ならいいのかよ!
俺様は生まれてこのかた、この笑い方で世渡りしてきてるんだぜ!
もうトレードマークみたいなもんなんだから!
後戻りきかないんだからな!(震え声)
……でも女の子ってこんな笑い方するもんなの?
>>7 ヒナコ?
クシシって笑う娘?
この笑い方って結構ゲスいと思ってたんだけど、その娘が笑うと印象が違うのかもね。
ヒナコは俺様と同じでいたずら好きだったりするのかな。
いたずら成功のときの忍び笑いが癖になっちゃった感じなんだよね、俺様。
ふむ…ここかい?良い仕事だクリストフ。
某はヘイラム、今後ともよろしく致す。
名前:ヘイラム=レイセウス(=イネス)
年齢:41歳(外見年齢は10歳ほど若い)
性別:男
身長:183p
体重:70s
種族:人間(ハーフエルフの子孫)
職業:騎士
属性:理
性格:忠誠心に篤い
利き手:右
魔法:なし
特技:剣技、古代語の判読
装備品:長剣、弓矢、鉄の胸当て、ボロボロな外套、指輪
所持品:真っ二つに割れた指輪、旅行用の小袋(中にいろいろ入れている)
髪の毛の色、長さ:暗褐色、セミロング
容姿の特徴・風貌:黒い眼をした長身の男、無精ひげを生やしている
趣味:のんびりとくつろぐこと、昼寝
将来の夢(目標):平和な世界で静かに暮らすこと
簡単なキャラ解説:
「東西の十字路」とも言われるフルド王国の元将軍
内乱時に名を上げるも民会との対立がもとで軍を追放される
現在は主君の命令を受け
魔物の狂暴化と、ある勢力についての調査のため各地の異変を調べている
身なりには無頓着で料理もあまり上手くない
時折古風な言葉遣いになることも
心頭滅却すれば…
前スレ
>>525シェンリー
>…そういえば…今夜のごはん…大丈夫かなぁ…腐ってない…よね?
ちゃんと保存のきくやつを用意しているから、大丈夫だよ。
それに今日はそこの酒場で食事をとるつもりだよ。
>…鱗が乾燥してしまうと…ちょっといやーな感じがするから…
やはり水の竜、感想は苦手ということだね。
(強力な魔力が動くのを感じ、その直後に激しい雨が降りだす)
……そして日照りが続くようならば、このように雨を降らせる…(かくして草木は育ち、万物は転変するか…)
…そうだね…私は嬉しかったよ。これで少し涼しくなった。
でも君は今の事をどう考えているのかな?それを知りたいね。
>>5クリストフ
>こいつは分厚いプレートメイルの装甲でも貫く!
その武器の数が揃い、戦場の主役になるのはまだずっと先の事だろうが…嫌な時代になるな…
引き金を引く、たったその力だけで相手の命を奪える…些か現実味に欠ける。
幕を引かせるのは己が力、そしてその実感を全身で受け止める、そうあるべきだ…(自分の手を見つめ、握りしめる)
>ひとりの魔法兵を育成するのに時間がかかりすぎるんだよ。
どこの国でもそれは同じか…我が国では魔法兵は貴族か個人的に弟子入りした者がほとんどだ。
君の言うように時間が掛かるらしいね。
…それにしても気になるな…フォーマルハウト上手くやっているのは良いとして…なればこそ何故軍拡に走るのか…
…尤も、何か企んでいたところで我が祖国にできる事は殆ど無いが。
>だから思惑とかしがらみの多そうなところと関わるのはなんとなく避けてたんだよ。
私も元々は冒険者になるつもりだったんだがなあ。繰り上げ任官で従軍して以来戦い続け、気が付いたら今の立場だ。
でも今の道を歩んでなければ出会えなかったものも沢山あるから、後悔はしていないよ。
>>6 まあまあそんなに目くじら立てる必要も無かろう。誰にでも癖の一つや二つはあろうて。
新しい街…新しい世界…これからも、よろしくお願いします。
名前:シェンリー
年齢:人間換算13
性別:女
身長:148
体重:40
種族:ドラゴン
性格:やや引っ込み思案だが気を許した相手には素直
利き手:右
魔法:雷雲を呼び寄せるなど自然現象を自在に操る
特技:動物と話が出来る
装備品:深紅のチャイナドレス
所持品:制御輪
髪の毛の色、長さ:金と銀で織り成された長髪
容姿の特徴・風貌
透き通るような白い肌に大きめの真紅の瞳
頭に立派な二本の角、長い尻尾をもつ。背中の翼は普段は小さく折りたたんでいる
見た目は幼い少女だがどことなく威厳を感じさせる
趣味:ボーっとすること 空を飛ぶこと
将来の夢(目標):安住の地を見つける
簡単なキャラ解説
自然界の頂点に君臨する最強の生物、ドラゴンの娘
破天荒な戦闘能力を持つが争いごとは好まず気が弱い
お酒は…飲んじゃダメ、なのでしょうか…嫌いじゃないんだけどなぁ…
>>5 クリストフ
ううん、空気の膜を張って…寒い空気に触れないようにしたら…ちょっとは平気だよ。
吹雪の中でも飛べる…と思う。
布をたくさん身につけてたら…翼が動かしにくくなっちゃう…
(脱ぎ捨てられた衣服を腕に困ったように微笑む)
魔法を開発かぁ…すごいね、ヒトって元々無かったものでも、生み出せちゃうんだから…
私も、魔法は使えるけれど…大地の流れを使ったり…元々あったものに働きかけたりするだけ。
うん、はじめて買ってもらったものだし…綺麗にしておかないとって思って…
クリストフも、洗う?
>>6 私は…イヤじゃないけどなぁ…あんな風に笑えるって、ステキなこと…だと思います。
>>10 ヘイラム
酒場…ねぇねぇ、私も…お酒、貰ってもいいですか?
えっと…絶対に…暴れたりしないから…ちょっと飲みたい…
この前みたいに砂漠にいても…干からびることはない…と思うけれど…苦手ってことかな…
魔力の守りを破られて…乾燥するような魔法を使われたら…危ないかもしれません。
良かった…嬉しく思ってくれたら、私も…嬉しい…
でも…やりすぎちゃうと…自然のルールに反してしまうから…あまり使わないほうがいいのかな…
なんかいろいろと女の子のほうが得な気がしてきた。
★ ★ ★ ★
……いや、やっぱりやめておこう。
(クリストフはそっと昔の洋服をしまった)
>>10 ヘイラム
> その武器の数が揃い、戦場の主役になるのはまだずっと先の事だろうが…嫌な時代になるな…
威力は凄いんだけど、火薬は高価だし、命中精度はよくないし、連射できないし……
そもそも銃の製造技術を一部の工房が独占してる状態だから、まだまだ主流には遠いよね。
俺様は軍人だけど、剣に思い入れはないし、魔法使いだけど魔法に執着はない。
わりと中途半端だけど……でもだからこういうのも使うんだ。
> 君の言うように時間が掛かるらしいね。
そうそう!
それにうちの国じゃあ誰でもいいってわけじゃなくて、魔法の才能がないとダメでさ。
だから国内津々浦々、使い物になりそうな人材を探してスカウトしてるんだよ。
……その制度のせいで俺様の人生も変わったんだけどね。
> 私も元々は冒険者になるつもりだったんだがなあ。
ええ、意外!
人生思い通りにはいかないよねぇ、クシシ!
>>12 シェンリー
> ううん、空気の膜を張って…寒い空気に触れないようにしたら…ちょっとは平気だよ。
おお、そんな魔法が使えれば俺様たちも快適に暮らせそうだなぁ。
人間が寒いときは、てっとりばやく服を重ねたり、火を焚いたり、強い酒を飲んだりして対応するけどね。
ちなみに今日みたいな暑い日は冷たいビールを飲むんだぜ。
マスター、こっちにも一杯頂戴!
> 私も、魔法は使えるけれど…大地の流れを使ったり…元々あったものに働きかけたりするだけ。
それでもシェンリーの場合は規模が違うからなぁ。
史上に名を残す魔法使いだって、いきなり雨を降らせたり、大風を吹かせたりできた人なんていないと思うよ。
そこはドラゴンの面目躍如じゃないかな?
こっちはそれができないから工夫せざるを得ないって感じ。
> クリストフも、洗う?
洗う!
というか、洗わないと生地が傷んで破れやすくなったりするから、
ホントは定期的に洗濯しなきゃなんだよねー。ゴシゴシ。
酒場か…初めて訪れた時、私は情けない程に弱く、未熟だった…
>>12シェンリー
>えっと…絶対に…暴れたりしないから…ちょっと飲みたい…
止めときなさい。ちょっとだけ、もうちょっとだけとそうやって身を持ち崩す人もいる。
それに以前聞いたが君はまだ成長に後れを来してはいないそうじゃないか。ならば尚のこ……お、おいクリストフ、何を…
(クリストフのオーダーを受けた店員がビールを運び、抗議する間も無く去ってしまう)
…押し切られた……(今は飲めぬしな……)致し方ない。
いいかいシェンリー、私が許すのは今回だけだよ?
>やりすぎちゃうと…自然のルールに反してしまうから…あまり使わないほうがいいのかな…
他人のためを思って何かをする事は悪い事ではないよ。
だけどその行動の結果は必ずしも良いものになるとは限らない。
だから行動の前に先ず考えてみることが大事だ。時には相手に厳しくすることも必要だからね。
>>13クリストフ
クリストフ…ビールを飲ませるのはまだ早すぎるぞ…
>わりと中途半端だけど……でもだからこういうのも使うんだ。
君のその姿勢は軍人として決して間違っていないよ。寧ろ称賛に値するぐらいだ。
ただどうしてもね…理性では分かっていても中々受け入れられそうにないよ。
>だから国内津々浦々、使い物になりそうな人材を探してスカウトしてるんだよ。
道理で魔法国家として発展するわけだ。魔法が貴族のステータスに成り果てていた我が国とは大違いだ。
…それで君の人生はどう変わった?誘拐同然に軍に入れられて暗転したなんて事になっていなければ良いが。
>ええ、意外!
家督は継げず、一族でただ一人魔法が使えなず冷たい目で見られる人間に未来は無い。
私はそれが嫌でね。東方の冒険者に弟子入りして自分も冒険者になるつもりだったんだ。
…さて、とりあえず私も何かいただこう。マスター!まずは美味いリンゴジュースだ!
いいにおいがして…賑やかで…嫌いじゃない…です。
>>13 クリストフ
重ね着しすぎたら…飛びにくくなっちゃうから…今の服が、動きやすくていいかな…
寒いときは、みんなたくさん服を着ているから…目立っちゃうかも…
ビール…キラキラしてて、あわ立ってて…きれい…
(ジョッキに注がれたビールを眺めて一口すすってみる)
ん…苦い…けれど…冷たくて…すっきりする…気に入りました。
ヒトの使う魔法は…細々しているけれど…よく、考えられてるんだね…
でも、クリストフが使った…炎の魔法…あれは、ドラゴンの炎と…同じくらい凄かった…
クリストフって…すごい魔法使い、になるのかなぁ…
えっと…この場所でもね、できるんだよ?でも…お財布とか…火の秘薬とか…一度濡れてしまったら…心配…
だからね、さっきの…かわいい服に…もういちど着替えたときに…洗ってあげますね…
>>14 ヘイラム
……う…ダメ、ですか?故郷では…お酒…たまにもらっていたんだけれど…
あっちのお酒は…お米で作られているから…また、違うのでしょうか…
ありがとうございます…みんな美味しそうに飲んでるから…私も…飲みたくなって…これから…気をつけます…
ヘイラムさんは…飲まないの?リンゴのジュースも…美味しそうだけど…こういう場所じゃ、お酒を飲むのが…普通って…
考えてからの…行動…はい…ほんとにその人のためになるかどうか…すぐにはわからないから…
だから…迷惑になってしまうかもしれないし…甘えてくるかもしれないし…怖がられてしまうかも…
でも…甘えて、たよってくれるのは…ちょっと嬉しいかな。
そういえばそろそろ小麦の収穫期か。これからしばらくはパンが美味い。
>>15シェンリー
>お酒…たまにもらっていたんだけれど…
何……子供にお酒とはけしからん!まったく、君にお酒をあげた大人達は一体どういう了見なのやら…
えーと、私はそのオ…こうかな、「オコメ」がどんな物なのか知らないから上手く比べられないけど、
(「お米」の発音が聞き慣れないからかイントネーションがずれている)
こっちのお酒には今君が飲んだビールは大麦で作られている。大麦はもう少ししたら種蒔きが始まる筈だよ。
他にはブドウやリンゴのような果物から作っている物もあるよ。
>…こういう場所じゃ、お酒を飲むのが…普通って…
確かにそうなんだけど、無理に飲まなければいけない訳でもないからね。
野宿にするなら用心しないといけないし、どこかに泊まるならお酒臭い息をはきながら宿を取りたくはない。
>ほんとにその人のためになるかどうか…すぐにはわからないから…
そこが難しい所だ…こればかりは経験を積まないと…
ただ嬉しいからと手助けしすぎて、それを当たり前だと思われないようにはしないといけないんだ。
(日光の差し込む酒場のカウンターで、ふと目を覚ます)
はっ!?
うたた寝してたら、もう残暑!?
あぁ〜涎が……じゅるっ!
>>14 ヘイラム
> クリストフ…ビールを飲ませるのはまだ早すぎるぞ…
あっ、それは俺様用の注文……いやしかし、これも流れか!
聞いたところシェンリーもアルコールがはじめてってわけじゃなさそうだし、ここはひとつ穏便に……!
水で薄める!?水で薄める!?
> 道理で魔法国家として発展するわけだ。魔法が貴族のステータスに成り果てていた我が国とは大違いだ。
魔法探求はさ、王国の国是なんだよ。
そういう政策を重視するのはお国柄というか伝統というか……。
元々精強ナレドモ寡兵ナリ、が売りだったんだけど、やっぱりこけたらちょっと危ないってんで機械化兵団の話もでてきたみたい。
この前言ってた、銃や火薬を使ったインスタントな兵科のことね。
> …それで君の人生はどう変わった?
よくなった、と言っていいと思う。
良いことづくめってわけじゃないけどさ。
生活も豊かになったし、何より自由になれたからね。
> 東方の冒険者に弟子入りして自分も冒険者になるつもりだったんだ。
東方の冒険者?
ヘイラムさんの師匠かな。
旅をしてても向こうの人はあまり見ないから、珍しいね。
東洋人は、交易がらみの仕事で何度か会ったことがあるくらい。
>>15 シェンリー
> ん…苦い…けれど…冷たくて…すっきりする…気に入りました。
気に入ってもらってよかった!
俺様もビールは冷たいのが好きなんだ。
そういえば、東のお酒はまた少し違うんだよね?
俺様も一度飲んでみたいな。クシシ。
> クリストフが使った…炎の魔法…あれは、ドラゴンの炎と…同じくらい凄かった…
本物のドラゴンに言われると悪い気はしないね!
…あの魔法は見た目も威力も派手だけど、実は準備に時間がかかるからあまり実戦的ではないんだよね。
あのときは補助もあったし、皆が居たから実現できたんだ。
しかしさぁ、ドラゴンはあの威力を、一息のブレスで連発するからタチが悪いんだよなぁ!
> だからね、さっきの…かわいい服に…もういちど着替えたときに…洗ってあげますね…
うわぁ、見られてた!
……実は、ハントの仕事のつなぎに、宿屋でウェイターや皿洗いのバイトするんだけど
そのときに衣装かえると結構評判いいんだよね。
ウェトレスになって愛想振りまいてると、
自分がクリストフなのかクリスト子なのか、段々わからなくなってくるんだ……。
ぎゃあああああああああああああ
なんてこった!どっかの馬鹿の叫び声で馬が逃げちまった!
無傷で捕まえてくれたやつに銅貨15枚やるからなんたかしてくれ!
いらっしゃいませーッ、「兎の右足」亭へようこそ!
ご注文をお伺いします!
えっと……エール1杯に野兎のグリル、キノコのサラダですね、少々お待ちください!
あっ、当店給仕へのボディタッチは厳禁となっております、ご了承くださいね☆
>>19 悲鳴
ちっ、気付いたか。
そうだよ……俺様は男だよ!
大げさに叫びやがって、こっちだって好きでやってんじゃねぇよ!
小銭目当てだよ!(バンバン)
>>20 馬が逃げた
え、さっきので馬逃げちゃったの!?
もうしょうがないなぁ、ちょっと待ってて!(責任の一端を感じなくもないし)
クシシ、こういうときにミニスカは走りやすくていいぜ!
(調子よく走りだすが厚底のパンプスをひっかけて転ぶ)
くそう、この靴の走りにくいんだよ!
仕事のときに履くものとしちゃあ都合悪いと思うんだけどなコレ……。
…は!いかんな…すっかり寝過ごしたぞ。
頭も痛む…
>>17クリストフ
>魔法探求はさ、王国の国是なんだよ。
何処の国も魔法の研究はしているけど君の国はその普及率と先進性で群を抜いているよ。
あの国ほど強力な魔法使いを何人も一つの戦場に投入できる国は今の世界には無い。
君が魔法を使う時に振っている何とかいう杖みたいなものも研究の成果かい?
>旅をしてても向こうの人はあまり見ないから、珍しいね。
私の国は東西貿易が盛だし東境を越えると遊牧民の勢力圏だからね、よく出稼ぎに来ているみたいだ。
師匠もそうした者達の一人だったんだ。師事したのはごく短い間だったがいろいろ教えて貰ったよ。
>生活も豊かになったし、何より自由になれたからね。
それなら良かった……あれ…?どこに行った…
>>クリスト子
どんな格好をするのも自由、か…?
(一瞬呆れた顔をするもすぐに普段の表情に戻る。気が付かないふりをすることにしたようだ。)
えーと、すまぬが君、水をくれないか。どうも調子が…
……それにしてもこうした場所で荒くれ共相手に仕事をするのもさぞ大変だろうて。
…だが本当に暮らし向きが悪くなったら変装してウェイターとやらをするのも一興かもしれぬな…
>>19 待て待て言ってみただけだ。冗談だぞ!
言っただけでこれとは…察するに私の想像を絶するほど醜い姿だったか…
>>20 私とて騎士の端くれ、任せよ!
(途中で転んだクリストフを飛び越え走り続けるが…)
…く…一体どこまで走り続ける気なのだ…!これでは距離は開くばかりだぞ
一度追い着きさえすればこっちのものなのだがなぁ…
こら、待て、待ってくれ!
(まだ捕まえられないようだ)
ヘイラムさんは執事酒場の執事長、シェンリーは亜人酒場の看板娘って感じかな。
……言ってみただけ。想像するのはタダだし!
>>22 ヘイラム
> 君が魔法を使う時に振っている何とかいう杖みたいなものも研究の成果かい?
これはワンド(短杖)とかバトンとかいうんだ。
よく魔法使いが持ってる杖(スタッフ)の短い版で、元々魔法使いの間でも普及してたんだよ。
今でも許可があれば魔法ギルドで入手できる。
魔法使いの得物は、その他にも色々あるんだけど、
王国魔法兵は機動力も重視されているから、携帯しやすく取り回しやすいワンドが採用された経緯があるんだ。
だからアリモノっちゃアリモノなんだけど……ちょっとした工夫として
俺様たちに支給されるヤツには、格闘戦で相手の刃物を受けられるように篭手(アームガード)がついてるよ。
> えーと、すまぬが君、水をくれないか。どうも調子が…
はい、お水をお持ちしました!
ちょうど午後のティータイムですし、ちょっとした軽食などいかがですか?
いっぱい注文があると、俺様のお給金にも少しばかり色がつくから、どんどん注文してくださいね☆
> …だが本当に暮らし向きが悪くなったら変装してウェイターとやらをするのも一興かもしれぬな…
ヘイラムさんがお金に困る状況なんて想像できないけどね……
ただ本当にウェイターやるんだったら、高級料亭なんかでの口はあるかもしれない。
ああいう店って、貴族や金持ちの流儀を知らないとトラブルになりそうだしね。
入ったことないけど。
> 師匠もそうした者達の一人だったんだ。
貿易かぁ。
船もいつ沈んだもんかわかんないし、船乗りも結構な冒険者だよね。
そういえば東方の戦士は鎧を無視して敵に打撃を与えたり、指一本で岩に穴を穿つって話聞いたことあるけど
それって魔法みたいなものなのかな。
悪とはなんぞや
この仕事、危険もないし給料もまぁまぁなんだよなー。
3食付いて、昼寝……はつかないけど。
懸念があるとしたら、何歳までコレが許されるかってことだぜ。
>>24 悪とは
他人を騙して金を巻き上げるヤツのことだよ。
それを悪と言わずになんて言うんだ!
ウェイトレスの件はさぁ、あれは騙してるんじゃなくて夢を売ってるっていうか体を切り売りしてるというか……。
そもそも騙してないしね。
看板娘います、なんてどこにも書いてないし!
さてと…あの馬だが…街を出て大分遠くまで追いかけたが…捕まえた来た。
ちょうど草を食んでいるところで追いつけてな、ここまで連れて来たぞ。
>>23クリストフ
>これはワンド(短杖)とかバトンとかいうんだ。
なるほどワンドと言うのか。それも普及している物とは…今の今まで知らなかったぞ。
そんな物を細工を施してまで採用するということは…やはりそれを使えば魔法をかけ易くなるのかい?
>はい、お水をお持ちしました!
お、ありがとう。ではチップだ。(銅貨を何枚か渡す)
>ヘイラムさんがお金に困る状況なんて想像できないけどね……
いや、世の中何が起こるか分からないよ。今に革命が起きるかもしれぬし、戦争が起こって国が亡びるかもしれない。
流石にこれは言い過ぎでも改易お家取り潰し等は十分にあり得る。
尤も、私は一度家を逃げ出した身、家も先頃の内乱では敗者側だから君が思っている程お金はないよ。
>ただ本当にウェイターやるんだったら、高級料亭なんかでの口はあるかもしれない。
ははは…だとしても柄じゃないよ。嫌に格式ばった場所では息が詰まる。
それに上流階級と言うだけで他者を見下す輩に給仕するなど考えただけでぞっとする。
こういった場所で騒ぎに目を光らせている方がまだ性に合っているよ。
>東方の戦士は鎧を無視して敵に打撃を与えたり、指一本で岩に穴を穿つって話聞いたことあるけど
どうやら相手の急所を見抜く能力を鍛えているらしい。師匠に鍛え方のコツを聞いたことはあるが、あの頃の私には何を言っているのかさっぱりだったよ…
ただ魔法ではないとはハッキリと言っていたね。鍛えればある程度までは誰にでも身に付けられるそうだ。
>>24 悪な…騎士と言う立場から見れば法を犯せば即ちこれ悪だが…
…そうだな…世間一般で認められず、その動機が尚且つ己の良心に照らし合わせても受け入れられないものだろうか。
今悪と見られるものでも昔はそれが当たり前だったりする故、一概には言えぬ。すまぬな…
馬見つかったってよ、
>>20さん!
ほっとしただろうけど、余計な心配して喉がカラカラじゃない?
「兎の右足」亭ではそんな喉を潤すおいしい飲み物をたくさん用意していますよ!
ささ、どうぞどうぞ!(営業)
>>26 ヘイラム
> そんな物を細工を施してまで採用するということは…やはりそれを使えば魔法をかけ易くなるのかい?
そうだよ(便乗)。
魔法使いと言ったら、なんたって魔法の杖でしょ?
古式ゆかしい魔法使い……特に王国魔法兵のような伝統ある魔法使いの系譜では、杖なんかの発動体は必須と言っていいね。
俺様のこいつも含めて、発動体は大抵、特殊な加工がされていて魔法の増幅器になっていることがほとんどだよ。
もちろん、無くても魔法を使うことはできるけど、「使わないこと」のメリットがほとんどないからね。
> お、ありがとう。ではチップだ。(銅貨を何枚か渡す)
毎度ありー!
これってさっき捕まえた馬の報酬?
>>20さんの財布からヘイラムさんに渡って、そして俺様に。
これが経済の流れってやつなんだね!
> こういった場所で騒ぎに目を光らせている方がまだ性に合っているよ。
俺様もいろんな人と仕事したり、世話になったりしてきたけど、大別して
平時のルーチンワークが得意な人と、トラブルになると妙に活き活きする人がいるよね。
ヘイラムさんは後者のタイプかな?
ふぁ…雨…気持ちいい…
>>16 ヘイラム
私は……まだ……子ども、なのかな…
(しょんぼりとして尻尾が残念そうにゆらゆらと左右に揺れる)
うーん……どうして……子どもは…お酒を飲んではいけないの…?
おこめ、です。おこめ。秋になると…農家の人たちが…一生懸命収穫するの…
それでね、とれたお米とか…お野菜とか…お米で作ったお酒とか…少し、分けてもらっていました…
大麦は…今の季節に、種まき…なんですね…農家の人は…偉いです…
…宿を取るなら…お酒臭かったら…迷惑がかかってしまうのですね…
それじゃ…今日も…野宿でしょうか…屋根があるのもいいけれど…広い空を見上げながら眠るのも…気持ちいいですね…
うーん…雨を降らせすぎたら…洪水になるし…日照りが続いたら…干ばつになる…
やりすぎはよくない…そんな…かんじ…ですか?
前に居たところでは…決まりごとで…何年かに一度は…大雨を降らせないといけませんでした…
それで…土地は潤って…栄養もたくさんになるけれど…住んでいるヒトたちは…すごくこまってしまいます…
何が正しくて…何が間違っているかって…すごく、難しい…です…
>>17 クリストフ
クリストフ…その服…似合ってますね…可愛いと、思います…
(おー、とちょっぴり驚いたような声を上げて物珍しそうにクリストフを見る)
あっちのお酒はね…甘くて…濃厚で…ちょっぴりクセがあって…また、違った美味しさ…だよ。
私はね、あんな強い火は…出せないと思う…火の魔法は…あまり…好きじゃないから…
クリスト子…かぁ…へへ…クリスト子…おかしいね…
…楽しいし…元気だから…人気、出るよね…給仕のお仕事はたいへん?
私は…とろくさいから、きっとできないや…
(ニコニコしながらクリスト子の仕事っぷりを眺める)
>>19 ……どうしましたか?なにか困ったことがあったなら…言ってください…
もしかしたら…力になれるかも…しれませんし。
>>20 ヘイラムさんが…捕まえてくれましたね…えっと…私だったら…もっと簡単に、戻ってきてくれた…かな…
動物さんの側で…大きな音を出したら…だめ、ですね…
>>24 悪って…悪いことと分かってて…それをするヒト…かなぁ…
でも、なにか理由があって…悪事をしてるのかもしれないし…
あ〜、天候大荒れで服がもうびっちゃびちゃだよ。
大雨に大風でこの店の屋根、吹っ飛ばされなきゃいいけど……。
シェンリーは気持ちよさそうにしてるなぁ。
>>28 シェンリー
> クリストフ…その服…似合ってますね…可愛いと、思います…
ありがとうございます☆
この制服は店主の趣味なので、興味があったらマスターまでどうぞ!
…ほい、フルーツジュースサービスしとからね!
> あっちのお酒はね…甘くて…濃厚で…ちょっぴりクセがあって…また、違った美味しさ…だよ。
へぇ、いいなぁ!
東方のお酒置いてるところなんてあんまりないし、そのうち飲んでみたいよ。
貿易が盛んな港町だったら取り扱ってるかな?
この辺だと……どの町が近いかなぁ。
> …楽しいし…元気だから…人気、出るよね…給仕のお仕事はたいへん?
愛想よくして注文とってればいいからね。
いくらミスっても、ハントと違って命までは取られない!
ああ、それからおっさんのタッチを避ける。
> 私は…とろくさいから、きっとできないや…
シェンリーもやってみれば人気でると思うんだけどなぁ。
ねぇ、やってみない?
あ、でもこの衣装太もも露出しすぎかも。
雨上がりの月も風流なものだな…あの雲のかかり方がまた何とも言えぬ。
>>27クリストフ
>魔法使いと言ったら、なんたって魔法の杖でしょ?
実は何か特別な魔法以外の補助に杖のような長物を使っているのを初めて見たんだ。
国で出会った魔法使いは殆どが指で簡単な印を結ぶだけで済ませていたからね。
竜の火の魔法も君ほど手っ取り早くは出せ無かったようだったよ。
>これが経済の流れってやつなんだね!
経済はよく分からないが…労働にはそれなり対価をもって報いろ、ってやつだ。
>ヘイラムさんは後者のタイプかな?
そうみたいだ。否定できないなあ…本当は静かな方が好きなんだが…どうも見捨てて置けなくてね。
それに内乱前の妻が生きていた時にやっていた仕事を思い出すみたいだ。
>>28シェンリー
>子どもは…お酒を飲んではいけないの…?
世の中にはお酒を飲むんじゃなくてお酒に飲まれてしまう人たちがいるんだ。
十分に成長していないときからお酒を飲んでいるとそうなってしまう傾向が強くてね、皆が皆そうなるわけじゃないけど用心のためだよ。
>農家の人は…偉いです…
おこめ…こうか。…
農民を軽く見る連中がいるけど…彼らがいなければそう言う偉ぶった連中は何もできない。
何があっても決まった時期に種を蒔き、日々気を配り…なかなかできるものじゃない。
>それじゃ…今日も…野宿でしょうか
そうだな……君はどっちがいい?宿のベットでゆっくりと眠るか、夜空の下で星々に思いを馳せるか、私はどちらでも構わないよ。
>やりすぎはよくない…そんな…かんじ…ですか?
そう、何事もバランスが肝要だ。一度バランスが崩れたらそれを戻すのは簡単ではない。
だからこそ時には多少厳しい選択をしないといけない…
月にはウサギがすんでるって、知ってた?
>>29 クリストフ
でも…喋り方が…変、だね。女の子みたいになってる…
お客さんたちは…そっちのほうが嬉しいのかなぁ…
あんまり人気になりすぎちゃうと…出て行きにくくなっちゃいそうだね…
ありがとう、クリストフ…甘酸っぱい…色々な果物が…まざってて…おいしいや。
港町…かぁ…船がたくさん止まってる…ところ、だよね?
海は…潮風が気持ちよくて…好き…海の上を飛んでいたらね、見渡す限り真っ青で…すごくきれいだよ。
時々…船が行き来してて…みんな…船に乗って…海を越えるんだなぁって思う…
私も…一度、船にのってみたいな…
(地図を広げ港町を探そうと地図と睨めっこ)
ここが今の街で…こっちが北だから…ここ?
タッチを避けながら…どんな仕事も…危険でいっぱいなんだね…
避けたときに…飲み物をこぼしてしまったり…怒られてしまいそう…
うーん…私も…お金を稼げるように…なりたい…かな。
クリストフや…ヘイラムさんに…たよりっぱなしじゃ…ダメ、だよね。
……短いほうが…動きやすくて…いい、かな。長かったら、裾、踏みつけちゃいそう…
>>30 ヘイラム
お酒も…嫌いじゃないけれど…ジュースの方が…好き、かな…甘酸っぱくて…爽やかな飲み物…はじめてです…
(フルーツジュースの入ったグラスをあっという間に空けてしまい満足そう)
酒場の外で暴れてたり…大きな声を出してる人みたいに…なっちゃうのかな…
はい…もう少し大きくなるまでは…お酒は…やめておきますね。
土地を掘り返して…そこになかった…食べれる植物を植えて育てるんだもん…
人って…すごいです…他の生き物じゃ…できないことを…やってしまいます…
周りの環境を変えてしまうことなんて…なかなか、できないし…やったら怒られるのに…
土地の主を…やっつけてしまったり…怒らないように…まつってしまったり…逞しいって…思います。
街で寝るのは久しぶりですから…今日は、宿屋がいいです。
野宿だったら…いつでもできますし…ベッドで眠るのって…とても安心するから…
選択…かぁ…ヘイラムさんも…厳しい選択を迫られたときって…あったのですか?
月にいる兎はライスをウッドハンマーで潰してペースト状にしているらしい。
……ナンデ?
>>30 ヘイラム
> 国で出会った魔法使いは殆どが指で簡単な印を結ぶだけで済ませていたからね。
文化とか術式の違いなのかな。面白いね。
俺様は王国の周辺での暮らしが長いから、魔法使いが杖を持ってるのが当然って感じなんだ。
何かの祭典のときも魔法使いは派手な儀杖をもってパレードするし。
複雑な指の印の組み合わせで魔法を発動する東洋の術があるって学校で習ったけど
ヘイラムさんの国の魔法はその系譜なのかな。それともまた別なのか……。
> それに内乱前の妻が生きていた時にやっていた仕事を思い出すみたいだ。
あ……ヘイラムさんの奥さんはもう亡くなってたんだね。
前にも不躾に聞いちゃったことあったよね。ごめん。
ヘイラムさんの前の仕事か……。
やっぱ宮仕えかな。なんとなく。
>>31 シェンリー
> あんまり人気になりすぎちゃうと…出て行きにくくなっちゃいそうだね…
こういう仕事にも賞味期限があるんだよね。
流行が廃れると飽きられちゃうから、出入りが激しくてさぁ。
だから、きりのいいところでさっと区切っちゃうのが丁度いいんだ。
そもそも繋ぎの仕事だし、そろそろ出発する?
> 海の上を飛んでいたらね、見渡す限り真っ青で…すごくきれいだよ。
シェンリーは海を渡ったこともあるのか!
俺様は内陸育ちだし、あんまり海に出る機会もなかったから羨ましいよ。
海じゃ地平線じゃなくて、水平線になるんだよねぇ。
そしてなんといっても新鮮な魚料理!
塩漬けや干物ばっかりだからなー内地は。
> ここが今の街で…こっちが北だから…ここ?
近くに港町があるのか。
商船のいききもありそうだし、物資調達に寄ってみる?
舶来品の珍しい品が見られるかも!
シェンリーの故郷のものも輸入されてたりして。
> ……短いほうが…動きやすくて…いい、かな。長かったら、裾、踏みつけちゃいそう…
それはそれで一種のエンターテインメントのような……ドジっこ的な意味で!
ひとひねりすれば、商売のタネになりそうな気が……まず、わざと水をこぼさせます。(ブツブツ)
やはり冷えてきたな…こういう日はしっかり休むのが一番だ。
……うっかり部屋を取り忘れていたが…空部屋はまだあるのだろうか…?
>>31シェンリー
>人って…すごいです…他の生き物じゃ…できないことを…やってしまいます…
人間は弱い。他の種族では耐えられるような傷や苦痛ですぐに死んでしまう。
でもそれを何とかして乗り越えようとするのは人間の強さと言えるかもしれないね。
それが行き過ぎないよう祈るばかりだ。
>今日は、宿屋がいいです。
ならばそうするとしよう。
そうかベッドで眠ると安心できるか。…外で寝るのと屋内で寝るのとではやっぱり君にとっても違うものみたいだね。
東にいた時にも屋根の下で寝る機会は多かったのかい?
>厳しい選択を迫られたときって…あったのですか?
あったよ…その時の判断が間違っていたとは思っていないけど……結果として親しかった友を死なせた。
>>32クリストフ
>何かの祭典のときも魔法使いは派手な儀杖をもってパレードするし。
それはまた見ごたえがあって楽しそうだ。
我が国では魔導軍は数も少ないし余り装飾もないから地味なものだった。
>文化とか術式の違いなのかな。面白いね。
我が国の魔法の基礎は魔法剣士とか魔法騎士の系譜だと聞いているよ。
フルドの土地に落ちてきた皇族…今の王家とその臣下には魔法騎士が多くいて、そこから専門化したらしい。
それに東から来た魔法を取り入れそうだ。
>不躾に聞いちゃったことあったよね。ごめん。
何、構わないよ。それにこれくらいで気にしていたらあれに怒られそうだ。
昔は毎日警備で街中を回ったり時々賊を討つのに出張していたよ。楽な仕事だったね。
うお寒ッ!
涼しくなるのはいいけど、急に気温下がると着るもの間違えちゃうから勘弁して欲しいぜ。
そろそろ長袖の街着も買いに行かなくちゃ。
>>33 ヘイラム
> それはまた見ごたえがあって楽しそうだ。
王国は伝統主義というか、そういう儀式的なものを重視してるからね。
でもこのパレードはお金ばかりかかるから辞めないかって意見も出始めてるみたい。
外向けにやってて観光客が呼び込める行事は評判いいんだけどさ、謝肉祭みたいなのとか。
> 我が国の魔法の基礎は魔法剣士とか魔法騎士の系譜だと聞いているよ。
魔法剣は帝国がさかんだってよく聞くけど、ヘイラムさんの国でも発展してるんだね。
確かに長剣を持ちながら魔法を使うと、杖を持つ手が空かないな。
だから素手での術式が発達したのかしら。なるほど。
> 昔は毎日警備で街中を回ったり時々賊を討つのに出張していたよ。楽な仕事だったね。
楽って言っても体張ってるからなぁ。
そういえば、宮中護衛の兵士より出征がある兵士の方がいいってボヤいてた知り合いがいたよ。
武勲を立てれば出世の道がひらけるからって。
ふむ…
>>34クリストフ
>謝肉祭みたいなのとか。
へえ…謝肉祭もやっているのか。宗派は同じ筈だけど文化は随分と違うみたいだ。
こういった発見があるだけでもやはり旅とはいいものだ…
>魔法剣は帝国がさかんだってよく聞くけど、ヘイラムさんの国でも発展してるんだね。
元々尚古の気風のある国だからね。戦国以前の帝国の文化はかなり残っているんだ。魔法剣もその一つだ。
臨機応変な戦い方ができた方が良いと言うのも大きい。
>楽って言っても体張ってるからなぁ。
常に敵が地平線の向こうからやって来るのを恐れるのに比べたら大した物じゃないよ。
例え戦いに敗れても生き延びれば再起のチャンスがある。それに充実感があった。
確かに今自分達は民の平和に貢献しているんだ…とね。
>武勲を立てれば出世の道がひらけるからって。
野心があるというかなんと言うか…平和だなあ。
それだけ動員される機会が無いって事なのだろう?
私はそんな事で出世したくはなかっ…ゴホン、出世したくないよ。
かわいいお腹ですね
(シェンリーに腹パンをする)
シェリーはいつもいつも狙われている
なぜなのか
俺様を狙ってくる奴なんて、借金取りくらいだぜ!
>>35 ヘイラム
> 宗派は同じ筈だけど文化は随分と違うみたいだ。
ヘイラムさんの国ではお祭りみたいなことはあまりやらないんだ。
こっちじゃ宿屋とか商売関係の連中は稼ぎ時で忙しくしてたし、
暇な連中はこの日のために頑張ってるって感じでさぁ。
人が多くなるぶん、往来ではいろいろ問題も起きるけどね。
> 戦国以前の帝国の文化はかなり残っているんだ。
ヘイラムさんの国は元々帝国から独立してできたんだよね?
つまり帝国魔法剣の流れを継承してるってことか。
王国にも物品に魔法を付与するエンチャントっていう魔法があるけど
魔法剣みたいに専門化はされてないんだ。
(…そういえばヘイラムさんが魔法剣使ってるの見たことないな。切り札なのかしら)
> それだけ動員される機会が無いって事なのだろう?
うちの兵制は国内の防衛組と国外への遠征組がきっちりわかれてるんだ。
防衛組は城内の哨戒とか要人護衛が主で、わりと平穏なんだって。
外征組は街道に盗賊がでたり、化け物が出たりして出撃の機会が多くてさ。
防衛組のその知り合いは外征組に配置転換して欲しかったみたい。
> 私はそんな事で出世したくはなかっ…ゴホン、出世したくないよ。
クシシ。
出世するとお金や地位は向上するけど、それだけ責任も負うんだよね。
もうないことだと思うけど、もし俺様が部下を持って指揮を担当することになったらって
考えただけで異が痛くなるよ。
部下を生かすも殺すも、俺様の指示如何になるんだもんな……。
>>36 どうだい、俺様の鍛え抜かれた腹筋はよぉ〜ッ!
つるつるだろう?
すべすべだろう?
ぴちぴちだろう!
>>37 竜の亜人は珍しいからね。
そういえばシェンリーにはじめて会ったときも誰かの視線を感じたんだ。
今はもういないみたいだけどね。
なんかフンドシっていうの?履いてたけど、あれは東洋の間諜装備だと聞いたことがある。
かわいいお尻ですね
(シェンリーを全力で平手打ち)
お天気が…変です…私のせいじゃないよね…?
>>32 流行…かぁ…人って…色んなことに興味があって…好きなものも…移り変わっていくんだ…
うん、ウエイトレスのクリストフ、いつもと違って変な感じで面白かったよ?
酒場のおじさんたちは…クリストフが女の子だって思ってるみたいだから…ばれたら、また追いかけっこになっちゃうね。
えっと…これで…パンとか、買えたりするかな…街から遠く離れても…平気、だね。
少し前、だけどね…人は、翼がないから…船がないと、海を渡れないんだよね?
海は…すごく大きな水溜りで…潮風は気持ちいいけれど…棲家にするには…きついかな…
たくさん…大きな生き物たちがいるし…水、しょっぱいし…
船も…たくさん、沈んでいるし…もしも、クリストフが遊びに来たとき、とっても危ない…
私の故郷のものは…こっちじゃ…珍しいもの…なんだね…
へへ、ありがとう、クリストフ…それじゃ、連れて行ってください。
>>33 はい…だんだんと…日差しが優しくなってきて…夏の風とは違った…涼やかな風が吹くようになりました…
この季節になると…以前に居た場所のこと、思い出します…
ちょうどいまは…収穫を祝うお祭りで…お米や、お酒を…分けてもらっていて…うれしかったなぁ…
周りの環境に耐えられないなら…自分たちが変わるんじゃなく、周りを変えてしまおうってこと、ですね…
あんな立派なおうちを立てているのは…人間たちだけ、だから…
弱いからこそ、手に入れられる強さって…あるんだ…
うーん…一番多かったのは…湖の底や…滝つぼの底とか…でした…
たまに…木の上とか…野原で寝そべったり…屋根のある家で眠ることは…ありませんでした…
だから、ベッドの気持ちよさは…こちらに来てはじめて知りました。
正しいこととわかっていても…やっぱり…悲しいですね…
ヘイラムさんは…やっぱり…強いです…
>>36 うぅ…ごめんなさい…私、また…迷惑をかけてしまったんですね…
(シェンリーは逃げ出した)
>>37 あの…私が居ると…自然界のバランスが崩れて…土地が…おかしくなってしまう…らしいです…
腕輪で…少しは大丈夫だけれど、同じところに長い間とどまってちゃ…ダメって…
だから…きちんとした棲家を早く見つけないと…だめなんです…
それに…鱗とか…角とか…欲しがる人も…多いですし…
>>39 もしかして…気を使ってくれてるのかな…
本当に…追い出したり…捕まえたり…殺したりするなら…もっと、危ないこと…するはずだから…
えっと…逃げたりして…ごめんなさい
東方人は魚を生で食べるらしいけど、そんなことしてお腹下さないのかな?
とりあえず港町に着いたら、食堂で魚料理を食べるんだ!
新鮮な焼き魚定食がいいね。干物は飽きたからね。
>>40 シェンリー
> 流行…かぁ…人って…色んなことに興味があって…好きなものも…移り変わっていくんだ…
1年、2年で結構変わるんだぜ。
だから客商売はそのあたりに敏感なんだよ、服、小物、食べ物、他に諸々。
うーん、人よりも長寿の種族から見たらせわしなくうつるかも。
> 酒場のおじさんたちは…クリストフが女の子だって思ってるみたいだから…ばれたら、また追いかけっこになっちゃうね。
酒場のガチムチに追いかけられるのは嫌だよ!
でも、男でもいいって人たちに追いかけられるのは、もっと嫌だ!
> 人は、翼がないから…船がないと、海を渡れないんだよね?
そうだなぁ。魔法で空飛べる人間もいるけど、そんなヤツはほんとうに稀にしかいないんだ。
人間みんなに羽があったらなーって思うこともあるけど、そしたら空が人で埋まってジャムっちゃうかもね。
街はやたら人が多いからさ。クシシ!
> 私の故郷のものは…こっちじゃ…珍しいもの…なんだね…
遠方のものは希少なんだ。
今の隊商は陸路が主流だから、商品を運ぶのにどうしても時間がかかる。
でも海運が安全になって、もっと発達すれば状況が変わるかもね。
逆にこっちの商品を向こうに持っていって大もうけしてる商人もいるから、その辺は運と商才ってわけさ。
それに護衛に冒険者が雇ったりするから、俺様たちがそのご相伴にあずかることもあるよ。
>>41 ああ、しまった!名前欄は俺様ってことで読み替えてね!
てへぺろ!
明日の支度を済ませたならば〜いざや休まんベッドの中で〜♪
>>37 そう言えば以前捕まったことがあると言っていたな。
それが運命なのかもしれぬが…だとすると何ともやり切れんな…
>>38クリストフ
>ヘイラムさんの国ではお祭りみたいなことはあまりやらないんだ。
いやいやそんなことは……いや待てよ…確かに教会色の薄い祭りは他所と比べて少ないか。
騒ぐこと自体が肝の祝日は殆ど無いね。
往来でのゴタゴタなら私も経験があるよ。酔っ払い共が突然喧嘩しだしたり迷子の子供を保護したり…
王子が護衛を撒いて行方不明になったこともあったなあ。(しみじみ)
>王国にも物品に魔法を付与するエンチャントっていう魔法があるけど
確かにエンチャント系の魔法は魔法剣士の得意分野だ(私は使えないが)
ちなみに君は何か使えないのかい?
>うちの兵制は国内の防衛組と国外への遠征組がきっちりわかれてるんだ。
そう言う事か…私の国では守備隊は持ち回りで賊の討伐にの援軍に出向くことになっていてね
例え主任務が要人警護だろうが養育係だろうが動員されていたよ。だから君の知り合い不満とはほぼ無縁だった。
そもそも賊狩りに出る必要が無い程平和な世の中でのんびりと暮らすの夢だから武勲などいらなかったしね。
>出世するとお金や地位は向上するけど、それだけ責任も負うんだよね。
そう、自分の指示一つで幾千人が救われることもあれば、幾万人が死ぬ事もある。
でも誰かがやらないといけない。その結果は全てその者が背負わないといけない。
幾つか選択肢がある中で選んだならば尚の事……
>>40シェンリー
>ちょうどいまは…収穫を祝うお祭りで…お米や、お酒を…分けてもらっていて…うれしかったなぁ…
向こうでも今の季節に収穫祭なんだ。それに向こうでも親切な人がたくさんいたみたいだ。
…あっちの祭りはどんな様子だったか教えてくれるかい?
>自分たちが変わるんじゃなく、周りを変えてしまおうってこと、ですね…
これは人間の強みでもあるんだけど、逆に一部の種族からは怒りを買ってしまう事もあるんだ。
一部の古い種族に言わせたら人間は一番悪神と言われる存在に近いそうだ。
相手を欺き調和しようとしないと。
>うーん…一番多かったのは…湖の底や…滝つぼの底とか…でした…
食べ物を分けて貰ったり色々して貰っているのに寝るのはそんな所なのか…
東方の人間を悪く言うつもりは無いが…なんとアンバランスなのだ…
…とにかく、今日はベッドでゆっくり休みなさい。
>ヘイラムさんは…やっぱり…強いです…
私から言わせて貰えば君も強いよ。海を渡ってクリストフに会うまで孤独に耐えて一人で生きてきた。
私には出来そうにない。
さて明日出発するとして、寝よう…(何故か椅子に座って毛布に包まって)
…パンにジャム……そういえばパン…用意してなかったな…
王国には、魔法を総合的に研究してる施設があるんだ。
新しい付与魔法や詠唱技術も、そこで日々開発されてるんだってさ。
>>43 ヘイラム
> 王子が護衛を撒いて行方不明になったこともあったなあ。(しみじみ)
クシシ、若い王族がお忍びで祭りに出かけるってのは、どこの国も同じだね!
大体、城は夏暑いし冬寒いし、四六時中篭ってんのは大変なんじゃない?
実は学生時代、俺様も似たような捜索の経験があるんだ。
でもお上の顔なんてそんなにはっきり覚えてないからさ、正直困ったよ。
結局盛り場を転々としてるうちに命令は解除されちゃった。
まったく、俺様の休みのことも考えて出奔してもらいたいもんだね!
> 確かにエンチャント系の魔法は魔法剣士の得意分野だ
俺様が使えるエンチャント魔法には、補助的な効果を狙ったものが多いよ。
例えば、指輪に探知魔法をかけておいて、その指輪を持った仲間の位置を把握したり。
風が通っている場所限定だけど、風の精霊をアイテムに封じて、遠くの仲間と会話をしたりね。
シェンリーにおやつをあげよう
(龍殺しの実を混ぜたクッキーを渡す)
zzz...
もう朝か……え?違う?
>>44クリストフ
>城は夏暑いし冬寒いし、四六時中篭ってんのは大変なんじゃない?
城と比べたら広くて緑もあるそこそこ快適な宮殿だけど子供には少々つまらないらしい。
何せ出会う人間の種類が限られるからね。飽きてしまうみたいだ。
>まったく、俺様の休みのことも考えて出奔してもらいたいもんだね!
その通りだ。珍しく夫婦そろって一日中非番で祭りを楽しめると思ってたらこれだ。
二人して捜索に駆り出されてしまったよ…
ちなみに見つけた時には貧民街の同年代の子供達と遊んでいたよ。
>補助的な効果を狙ったものが多いよ。
君が今言った魔法はどっちも聞いたことが無い物だぞ…
どっちも役に立ちそうだなぁ。探知魔法なんかは兵士全員に利用できるようにしたいくらいだ。
…ところでこのクッキーの成分判定も出来たりするかい?(
>>45のクッキーを差し出す)
>>45 ふむ、親切な方だ。では私が預からせて貰おう。
クッキーは元々が兵士の携行食、今食べるより道中の楽しみにとっておくのが良かろうな。
王国の魔法研究所は呪文を早口で唱える技術も開発してるんだ。
これは滑舌とか舌まわりの発声訓練って面もあるけど、
呪文の一部を省略したり、つなげたり、他の言葉に置き換えたりするところが味噌なんだって。
>>45 ヘイラム
> 何せ出会う人間の種類が限られるからね。飽きてしまうみたいだ。
同じ景色に同じ顔じゃ、俺様でも飽きちゃうかなぁ。
黙っててもご飯が食べられるのはうらやましいけどね。
でも成長して後を継いだら、
来客対応とかパーティーとか外交とかで逆の意味でうんざりってなりそう。クシシ。
> 君が今言った魔法はどっちも聞いたことが無い物だぞ…
王国は魔法に固執してるからさ、昔の魔法を古書から引っ張り出してきたり、新しく作ったりもしてるんだ。
新しいヤツは大抵しょぼいんだけどね!
いつでも魔法の権威でありたいんだろうけど、学者的というかオタク的というか……専門の研究所も立ち上げてるくらいだし。
> …ところでこのクッキーの成分判定も出来たりするかい?(
>>45のクッキーを差し出す)
正確な分析は錬金術師(アルケミスト)の領分だけど、何か魔法的な成分が入ってれば分かるかも……。
むむっ、これは……。
なんだろう……!(何かしらの反応はあったらしい)
早くしゃべられぬなら黙ってかけてしまえ、だからなぁ…我が国の魔法は。
そんなことが出来る程魔力と繋がりある人間なんてそうそういないのにな…
>>47クリストフ
>来客対応とかパーティーとか外交とかで逆の意味でうんざりってなりそう。クシシ。
王族ともなると食事でさえも気の休まる物ではないしね。
来賓がいる時も大変だけど給仕に囲まれて一人で食事をすることも多い。
それに礼儀作法なんかの厳しさは貴族の比じゃあない。幼いころから侍従達からみっちり仕込まれる。
あまりいい事ではないが…自軍が優勢な出征をしている時が礼儀作法の面ではある意味一番自由なんだ。
>学者的というかオタク的というか……専門の研究所も立ち上げてるくらいだし。
確かに発声関連の研究所なんかはあまり聞いたことが無い。
でも黙ってやろうとするよりかは実戦的か…
他にも優秀さのあまり常人には理解出来ないような妙な方向にいってるのもいそうだ。
>正確な分析は錬金術師(アルケミスト)の領分だけど
おっと畑違いだったか。これは失礼。
…やっぱり何か入っているのか。人間に有害な反応でも出たかい?
イザティ・アバ・メヒナム・えっと……後は何ていったかな。
空を飛ぶ魔法らしいんだけど、術式は既に失われて、スペルだけが伝説として残ったんだってさ。
>>48 ヘイラム
> 早くしゃべられぬなら黙ってかけてしまえ、だからなぁ…我が国の魔法は。
それもひとつの進化の方法じゃないかなぁ。
喋らなければ気付かれにくいし、どんな魔法をかけているのか悟られないし。
今度、手で印を結ぶ魔法についても調べてみようかな。何かの役に立つかもしれない。
使えるようになるかは別としてさ。
> …自軍が優勢な出征をしている時が礼儀作法の面ではある意味一番自由なんだ。
大本営でもない限り、野戦じゃいろんな階級や出身の兵士たちとご飯食べるからね。
みんなでパクパク食べちゃうよね。
でも戦場での食料って大事だよね。兵士のやる気にも関わってくるし……。
兵糧攻めでもされた日には、想像するだにおっかないよ!
> …やっぱり何か入っているのか。人間に有害な反応でも出たかい?
魔法的成分が入っているかは確かなんだけど、有害か無害かっていったらわからないなぁ。
でもさ、もし珍しい何かが入っていたとしたとしてぇ……
どこかの研究機関に提出したら、高く買い取ってくれるかも!?
でも鑑定料だけ取られて終わりってオチもあるぶん、オススメはできないね!
この金貨は表に裏の模様があって裏に表の模様があるんだ
珍しいだろ?
今なら特別にこの珍しい金貨を普通の金貨2枚と交換してやるよ
いい話だろ?
どこかに武器所有禁止の魔法学校があると聞いたな…何でも武器は権力を示すものだからだそうだ。
>>49クリストフ
>それもひとつの進化の方法じゃないかなぁ。
個人の才能に頼りすぎているのが問題なんだ。何年も修行したのに蝋燭の火を消すのがやっとという者が多いらしくてね。
進化は結構なんだけど軍の魔法使いに求めている物としては高すぎるように見えるね…
>今度、手で印を結ぶ魔法についても調べてみようかな。何かの役に立つかもしれない。
杖なしでも魔法をかけられるようになれば益々相手にするのが厄介になりそうだ。
敵対者からすれば魔法の指向先がはっきりしないのは嫌なものだ。
>兵糧攻めでもされた日には、想像するだにおっかないよ!
兵糧攻めだけは御免だ。これが攻城戦で腐った牛でも投げ込まれた時には目も当てられないことになる。
もちろん食料は不足、敵が仕掛けてくれば薬も無くなる、隊内で喧嘩が頻発し治安は悪化、その内疫病が流行だす…
無謀な攻撃を仕掛けて玉砕できるうちはまだ良い、降伏しなければ最後には餓死が待っているんだ。
だから可能な限り兵站は確保する様にしていたよ。それに包囲されてもすぐに援軍を送れるような配置を心掛けたね
…尤も、後者はあまり上手くいかなかったが…
>でも鑑定料だけ取られて終わりってオチもあるぶん、オススメはできないね!
とにかく、食べずにおくのが良さそうだね。ありがとう。
>>50 ほう…それは珍しい…ちょっと見せて貰えぬか?…ふむこれは…どっちが表か分からぬな
…って待て待て、ただ表を裏と言っているだけではないか。これは返すぞ。危うく騙されるところだった。
「竜骨」っていうのは、文字通り竜の骨って意味もあるけど
船舶関係で言うと、船首から船尾にそって縦に走る、おっきな部品のことだよ。
>>50 俺様だって、さすがに素面じゃあひっかからないもんね!
そりゃあ酔っ払ってるときは多少アレだけど……。
本当に珍しいエラーコインだって証明できたら、美術商か古物商あたりが買い取ってくれるかもよ?
でもアンタなら商人よりはディレッタント(物好きな資産家)に売り込みにいったほうがいいかな。
資産家でも目が肥えてる人はあんまりいないって話だからねぇ……クシシ。
>>51 ヘイラム
> 敵対者からすれば魔法の指向先がはっきりしないのは嫌なものだ。
そうそう、敵の行動を予想できないのが一番嫌なんだよね。
次になにをすればいいのかの目安がわからないからさぁ。
俺様が使うタイプの魔法は、対象を見て呪文を唱えるから、
「誰に」、「何を」っていうのがだいたい把握できるんだ。
> それに包囲されてもすぐに援軍を送れるような配置を心掛けたね…尤も、後者はあまり上手くいかなかったが…
指揮官は考えることが多くて大変だなぁ。
実際、やりたくてもお金や諸々の事情で実施できないこともあるって話だし。
ありもので最善を尽くせってのもひとつの考え方だけどさ、やっぱり分かっててなにもできないのって嫌だよね。
いろんな人の命が懸かってるのに。
……はぁ〜、やっぱり俺様はひとりで自由にやってるほうが性にあってるな!(胃のあたりをさすりさすり)
クリストフの真似
苦死死…
なんだか雪でも降りそうな空模様だなぁ。寒いし。
こういうときは温かい飲み物が欲しいけど……。
>>53 俺様そんな今にも死にそうな声は出さないよ!
もっとサワヤカかつイタズラっぽい感じだよ!
これはもう癖みたいなものだけど、果たしてアッハッハーとかガッハッハーとか豪快に笑える日はくるのか?
それとも別な笑い方の研究でもしてみようかしら。
うぷぷぷ……!
一部を切り捨てたあの選択自体が正しかったのでは無い…そう信じなければ…それで死んでいった者達が浮かばれぬ…
そう思わねばやっていけなかっただけだ…強くなどない…
>「誰に」、「何を」っていうのがだいたい把握できるんだ。
そうだったのか。じゃあ相手の口の動きを読んでしまえば十分対応できるわけだ。
逆に相手もこちらの動きを読んでを対応してくることがあると。
…ならば相手のミスリードを誘うような技術も研究されているのだろうか。
>ありもので最善を尽くせってのもひとつの考え方だけどさ、やっぱり分かっててなにもできないのって嫌だよね。
私の場合、彼我の兵力差が大き過ぎて殆ど首が回らなくてね…ハリネズミのような防衛体制を敷くしかなかったんだ。
だがそこまでしても…どうしても何かを犠牲にしなければならない時もあった。
そうしなければ、間違いなく最悪の結果になる時がね…
賞金稼ぎの仕事をしていて君もそう言った経験があったんじゃないのかい?
>>53 本当に真似なのか…?
クリストフはもっとこう…明るく笑っていたような気がするが…
なにやら寒気が…もしや何かの呪文ではないのか?
…ハ、ハックション!!!
冬の港町……なぜかハードボイルドな気分だぜ。
碇を下ろせー!
積荷を降ろせー!
あ、荷運び人夫のバイト募集してるかな?
>>55 ヘイラム
> じゃあ相手の口の動きを読んでしまえば十分対応できるわけだ。
王国の魔法を知ってればだけど、詠唱を聞き取れればだいたい分かるかな。
読唇術が使えれば口の動きだけでも分かるかもしれない。
こっち向いて何か呪文唱えてる!って感じたら、とりあえず物陰に隠れて視線を遮るのはいい対策だと思うよ。
もちろん、相手がそれを読んでる可能性もあるから、場合によりけりだけどさ。
> …ならば相手のミスリードを誘うような技術も研究されているのだろうか。
その辺は正々堂々というかバカ正直というか、あんまりなかったなぁ。
多数vs多数の会戦を念頭においてたから、相手を翻弄するっていうより
皆で足並みを合わせて、かつ速く魔法を使う訓練が多かった。
強力な魔法を先に撃てば勝ちみたいな。
ただ、偵察とか諜報とかの部隊だとそういう技術も伝わってるかもしれない。
> 賞金稼ぎの仕事をしていて君もそう言った経験があったんじゃないのかい?
そう言われてみれば、無くは無かったかなぁ。
……っていうか切られるかと思ったときはあったよ!
ゴブリン一団の退治って聞いてたのに、行ってみたら多腕巨人(ヘカトンケイル)の親玉がいてさ。
仲間の新人冒険者が驚いて早速逃げちゃって、自動的に俺様がしんがりだよ。
あのときは死ぬかと思った。
……あれ、ちょっと趣旨がずれちゃったかな。
遅れてしまいました…ごめんなさい…
>>41 クリストフ
生のお魚は…食べたことはない、かな…海のもので…とれたてじゃないと…食べられないから…
私…山育ちだから、海の魚は食べたことがないの。
だからね、ちょっと…宿屋のばんごはんが…楽しみ。
服とか…あくせさりー?っていうのかな?小さくて、きれいなものとか…たくさんあって…すごいよね。
でも…はやりに乗り遅れちゃったら…もう、着られなくなっちゃったり…それって…もったいない、かなぁ…
ふぅ…潮の香り…懐かしいです…
ちょうど…一年位前…海を渡ってきたから…その時以来、かな…
あの時は…寂しかったけれど…今は、とても心がぽかぽかする…
(身を刺すような冷たい海風を全身に浴びて気持ち良さそうに背伸びして顔を綻ばせる)
翼の生えてるヒトもいるんだよね?あ、でもそのひとたちは…クリストフたちとは…違うのかな?
みんなに翼が生えたら…大変そうだね…なれていないと…ぶつかったり…
風に乗って…空高く高く、雲よりも高く飛んでいたら…関係ない、かもだけど…
クリストフも…また、雲の上に連れて行ってあげるね?とてもきれいなんだよ。
クリストフは…商船の護衛、しないほうがいいよ…海の魔物さんたちって…とても大きいから…船なんて…簡単に壊しちゃう…
陸に近いところには…居ないけれど…沖のほうに行くと…居るから…
>>43 ヘイラム
お祭り?みんな集まって…たべものをたくさんたべて…踊ったり…歌ったり…みんな楽しそうで…こっちのお祭りと…同じだよ?
たくさん…たべものがとれたから…みんな、嬉しくて、お祝いするの。
悪神…かぁ…いじわるな人もいるけれど…いい人や…親切な人も…たくさんいるのに…
でも、川をせき止めたり…山を切り開いたりしたら…そこに住んでる動物さんたちや…精霊さんたちは…困ってしまいますね…
そんなことできるのって…人間だけ、だから…普通の動物とは…違うって、みんな思っているのかな…
でも、悪神は…酷いと…思います…
ううん、違うの…川の底、とか滝つぼとかは…私からしたら…居心地がいいの…
柔らかい水に包まれて…ゆったりと過ごせて…とても落ちつくのです…
でも…人と混じって生活してみて…ベッドの気持ちよさも分かって…
わたしが…強い?それが…当たり前だって思ってたから…耐えてるって感じは…ありませんでした…
今は…誰かと一緒に居るのが当たり前になったから…もし、一人になっちゃったら…寂しいって思います…
私…他の種族よりも…力とか…魔力とかは…強いとは思いますが…心は…弱いです…
あっ…クッキー…ヘイラムさん、ほしいのですか?それじゃ…あげるけれど…食べないほうがいいかも…
せっかくもらったけれど…変なにおいがするから…
>>45 わぁ…ありがとうございます…クッキーって…甘いお菓子…ですよね…
甘いものって…食べると…いつもよりぽかぽかするから…私、大好きなんです。
(さっそく食べようと包みを開けるがおかしな匂いに小首をかしげる)
ん…せっかくだけど…あとで食べますね…
>>50 表と裏が反対なだけで…二枚分の価値があるんですか…?
……どっちが表で、どっちが裏、なんだろう…普通の金貨と並べたら…どっちがどっちか…分からなくなりそうです…
うーん…世の中には…変なものがあるんですね…
荷あげの仕事やって、腰を壊したら元も子もないぜ。
重い荷物は上半身だけで持ち上げないで、多少面倒でも腰を落としてから持ち上げるんだよ?
>57 シェンリー
> 海の魚は食べたことがないの。
時期にもよるけど、海魚は脂がのってておいしいよ!
サーディンの塩焼きなんて最高!
あとねぇ、小海老のサラダとかねぇ、生で食べるんだけどね、ドレッシングかけてね……。
> あの時は…寂しかったけれど…今は、とても心がぽかぽかする…
ひとりは心細いんだよね。
でも何人か連れがいるだけで、心持ちは全然違ってくる。
しかし冬の海は寒さも厳しいぜ!
熱いスープでも飲んで物理的に温まりたいなぁ。
> クリストフも…また、雲の上に連れて行ってあげるね?とてもきれいなんだよ。
ファッ!?
マジですか……でもあのときって、言われてみれば地面の方しか見てなかった気がするな。
顔を上げたらすごく綺麗な景色が俺様を待ってたのに、惜しいことをしたぜ!
まぁその……そのうちお願いするよ、そのうちにね!
> 海の魔物さんたちって…とても大きいから…船なんて…簡単に壊しちゃう…
クラーケンとかシー・サーペントなんかが商船を破壊した、ってのは噂に聞くよ。
確かに船を壊されたら生き残れないよなぁ。
危険な海域に出入りする船団は武装してて、大砲や大弩を装備してるみたいだけど、やっぱりこわいよね。
……そのときがつまり、空に連れてって欲しいときかもしれない!
>>58 クリストフ
バイト…私もなにか、お手伝いできないかな…?重い荷物は…運べないけれど…
自分だけじっとしてても…なにか、悪い気がするの。
クリストフって、たくさん知ってるね…
お店に入ったら…食べられるのかな…クリストフにもらったお金…まだ、たくさんあまっているから…お店に、いきたいなぁ。
あとね、コートがほしい!寒さは…平気だけれど、風が強いから…ひらひらして、ちょっと、困ります。
冬になったら…雪が降るね。雪って…きれいだよね。
太陽の光が当たって…キラキラって光って…見てると…気持ちは暖かくなります…
誰かと一緒に…暖かい部屋で、暖かいスープを飲みながら…外の景色をみてたら…もっともっと…温まるよね。
えへへっ、宿屋さんでの晩御飯…楽しみだね。
雲の上に出たら…周りが全部青い空で…下は一面白い雲なの。でも…ヒトだったら…ちょっと寒いから…暖かい格好をしてなきゃ…凍えちゃうかなぁ…
船ごと食べちゃうから…すごく怖い…空も飛べないなら…逃げ場もないし…
えっとね…もしも出会ってしまったら…海の流れを操って…クラーケンさんたちには…少し、離れてもらいます…
なわばりを離れるのは…イヤだろうけれど…そうすれば…喧嘩しなくて済むし…クリストフも…安全だし…
飛ぶのは…あまり、好きじゃない…でしょう?
名前:ノウェム
年齢:19
性別:女
身長:152cm
体重:43kg
種族:ダークエルフ
職業:元アサシン
属性:闇
性格:無口だが素直
利き手:両
魔法:魔弾作成、妨害魔法
特技:気配を消す、銃または投げナイフによる狙撃
装備品:魔導銃(後述)、ダーク(短剣。現在は毒を使用していない)
所持品:古い血痕の残るターバン
髪の毛の色、長さ:森を思わせる深緑をサイドテールにしている
容姿の特徴・風貌:砂漠の民を思わせる服装
趣味:星を眺める事
将来の夢(目標):何か目標を見つけること
簡単なキャラ解説:
かつてフォーマルハウト西部に存在したアサシンギルド「蛇の巣」の生き残り
フォーマルハウトの一部で使用される、魔法と錬金術によって作成された魔弾を放つ魔導銃の使い手
ノウェムの魔導銃は騎兵銃に酷似しているが、着火が必要ないため火縄もフリントロックもない
優秀なアサシンだったが数年前、任務中にフォーマルハウト軍によって組織が壊滅、帰る場所を失う
壊滅した本拠地にて瀕死の師匠から「これからは好きに生きろ」と言われ、放浪を始める
ターバンはその際に受け取ったもの。
(道端でごろつき3人に絡まれている)
ごろつきA「へっへっへ、姉ちゃんちょーっと付き合ってくんねェかな」
ごろつきB「なァに、楽しませてやるからよ。うへへ」
…………
(絡まれているが、何だかどうでもよさそうな目で見返していて)
ダークエルフは乳首も黒い?
63 :
ヘイラム ◆Iqg2k4nNWI :2013/11/24(日) 03:55:59.10 0
う〜む…あの船の船旗…そう言えばこの町には…
>>56クリストフ
>とりあえず物陰に隠れて視線を遮るのはいい対策だと思うよ。
君の魔法を見る限り…とてもそんな気がしないが…何もしないよりは、という事か…
確かに生兵法で挑むよりは素直に逃げ出した方が安全そうだ。
>皆で足並みを合わせて、かつ速く魔法を使う訓練が多かった。
何人かで協同して同じ魔法を使えば効果が倍増すると聞いたことがあるよ。
我が国の場合は集団の力よりも個人が素早く、的確に魔法をかけることを重視しているそうだから
あまり縁のない理論だそうだ。
…実は息子が魔法騎士(重装魔法剣士)になりたがっていてね…私はまだ話を直接聞いていないし反対だが…
どうしてもという時には何か助言ができればと思ってね聞いてみたが…そうか正規兵はその類は習得していないか。
>ゴブリン一団の退治って聞いてたのに、行ってみたら多腕巨人(ヘカトンケイル)の親玉がいてさ。
情報が間違っていたとは災難だったね…それは新米が君を見捨ててしまったのか。
でも君は生き延びた、幸いと言うべきかな。…仲間が逃げ出した時には相手を恨んだかい?
ageてしまった…すまぬ…すまぬ…
>>57シェンリー
>…こっちのお祭りと…同じだよ?
土地もそこに住む人間も違っても心はそう変わらないようだね。
>でも、悪神は…酷いと…思います…
彼ら特に長命な種族には4000年以上の歳月を生きてきた者が2、3人いるんだ。
その者達には自らの目的のために精霊たちの声を聴かずに行動する人間は…主神に背いて除名された神を思い出させるそうだ。
…確かに、人間には君の言う通り善人もいる。だけど…私には彼らの言うことも理解できる気がするんだ。
>それじゃ…あげるけれど…食べないほうがいいかも…
(穏やかに笑って)嗅覚が鋭いようだね、忠告ありがとう。そうするよ。
この辺りに知人がいるはずだからその人に送っておくとしよう。
>ベッドの気持ちよさも分かって…
>当たり前だって思ってたから…耐えてるって感じは…ありませんでした…
[離れた場所から波止場にいるクリストフとシェンリーの様子を眺めつつ物思いに耽る]
(そうか…あの娘は変わった、私があった頃は…まだどこか我々人間の世界とは別の世界にいる印象を受けたが…
やはり人と共に暮らすことで人間に近づくものなのだろうか?…それとも、あの子のおかげか…)
[目を船旗に向け](確か分館があった筈…一度…出頭せねばなるまいな…)
…おや?あれは…いかんな。
>>61ノウェル
[ごろつきAの肩に背後から手をかける]
おい君、夫人に対してこれは些か不作法ではないかな?
ごろつきA「何だテメエは、邪魔するなら…ガッ!!」
[ヘイラムの右ストレートが顔面にヒット、ごろつきAはそのまま地面に伸されてしまう。]
[凄まじい殺気を放ちつつ他のごろつきに向き直る]
ごろつきB「やりやがったな!」
ごろつきC「おい…やべえよコイツ…殺されるぜ…に、逃げようぜ」
ごろつきB「チ…覚えていやがれ!」
やれやれ…君、無事かい?
紹介テンプレ・・明日投下するわ・・。
(
>>64の荒事を遠巻きに見るギャラリーに混じって)
ざわ・・・・
ざわ・・・・
いけーッ!
そこだ、右フックだ、今だ、必殺アッパーだ!
よし、いいの入った!
へっへー、やったぜヘイラムさん!
>>59 シェンリー
> バイト…私もなにか、お手伝いできないかな…?
俺様思うんだけど、シェンリーの能力フルに使ったら、一大事業が展開できる気が……。
そうなるともうバイトの域を超えてるけどね。クシシ。
じゃあね……酒場のおっちゃんが荷運び人夫向けに弁当作ってるらしいから、一緒に買いにいかない?
まずは俺様の分と、あと予約してた人の分。
配達の手が欲しいって言ってたから、2人して配れば小遣い稼ぎにはなるかも!
あ、シェンリーも食べる?そのお弁当。
> 雲の上に出たら…周りが全部青い空で…下は一面白い雲なの。
それが雲海ってやつか!
話を聞くとワクワクしてくるね。
俺様たちは、雲の下から眺めるくらいしかできないわけだし……。
……雲海って、海っていうくらいだから、魚も泳いでるのかな?
> 海の流れを操って…クラーケンさんたちには…少し、離れてもらいます…
そんなこともできるの!?
スケールが違いすぎて想像もできなかったぜ。
一船団にシェンリーがいれば、船の難破事故も減りそうだね。
もしそれが噂になったら、商人や船長からシェンリー引っ張りだこだよ!
>>61 ノウェム
(
>>64の立ち回りの後に)
大丈夫?
港町は荒くれが多いから気を付けた方がいいぜ。
でもアンタ、たった今怖い目にあいました、って感じじゃあないな。
物怖じしてないっていうか……。
俺様はモンスター・ハンターのクリストフってんだ。
今から仲間とご飯食べに行こうと思ってたんだけど、アンタも一緒にどうだい?
一人だとまた面倒なヤツらが寄ってくるかもしれないし……あ、ナンパとかじゃないよ、これは!
>>63 ヘイラム
> 君の魔法を見る限り…とてもそんな気がしないが…何もしないよりは、という事か…
それは褒められてるのかな……?だとしたらうれしいよ、クシシ!
でも俺様の同期には、魔力がすごく高いヤツとか、
"蛇舌"っていって、同時に二音発声できるヤツとか、普通の魔法だけじゃ叶わない連中がいっぱい居たんだ。
だから俺様は、魔法の他にもう一芸ないとなって思って、試行錯誤してたんだよね。
> …実は息子が魔法騎士(重装魔法剣士)になりたがっていてね…私はまだ話を直接聞いていないし反対だが…
そっかぁ、お役に立てなくてごめんね。
でもやっぱり、子供は父親の後を追って同じ職に就きたいって思うものなんだね。
知り合いにも同じようなヤツがいたんだ。
そいつは仕事で不在がちな父親のことが嫌いって言ってたけど、結局同じ道を歩もうとしてたからね。
> …仲間が逃げ出した時には相手を恨んだかい?
それで俺様が死んでたら、スペクターになって化けて出たに違いないね!
……でもその後、そいつらが仲間を引き連れて戻ってきてくれたから何とかなったんだ。
拠点の村に逗留してた別の冒険者たちだよ。
怪我の功名っていうのかな……でもまぁ、あの時の絶望感ったらなかったんだよ、本当に。
>>65 サラ
あれ、声が聞こえたような……?
もう少し待ってれば、誰かがやってくるのかな。クシシ。
>>64 (音を立てず殺気もなく、懐のダークを投擲しかけたところでヘイラムが動き)
…………
(ごろつきたちが逃げていくのを見て、こっそりと手にしていたダークを仕舞いこみ)
ありがとう、助かった。私は手加減ができないから。
またこの町に居られなくなるところだった。
……あなたは、騎士?
>>65 ……? 今、声がした?
何か……人が来そうな、気がする。
>>66 (大丈夫?の問いに軽く頷いて)
大丈夫だけど、困る。
ああして絡まれると、どうしていいか分からないから。
……何も考えないで対処すると、またこの町に居られなくなる。
モンスター・ハンター? 人間じゃなく、魔物を狩るのか。
……私はノウェム。職業は……(少し考えてから)……旅人……かな。
私も?ついていってもいいの?
(少し逡巡してから、こくりと頷いて)
わかった……ついて行く。けど、さっきの奴らみたいに無理やり何かしたら……
(続きは海風で聞こえなかったが、とても物騒な響きがしていた)
名前:サラ
年齢:人間換算18
性別:女性
身長:175
体重:56
種族:ドラゴン
性格:お転婆だが妹のシェンリーには優しい姉
利き手:両
魔法:自然現象を自在に操り、かつ相対した敵の能力を自分のものとできる
特技:動物や植物と会話できる
装備品:モスグリーンのドレス
所持品:どこかで拾ってきた筆ペン、東京時刻表
髪の毛の色、長さ:ブロンドの長髪
容姿の特徴・風貌:
大きい真紅の瞳は妹であるシェンリーと同一。
頭には立派な2本の角、長い尻尾を持つ。背中の翼は普段は折りたたんでいる。
外見は年齢並みだがどことなく威厳を感じさせる風貌である。
趣味:どこかで拾ってきた東京時刻表なる書物を解読すること
将来の夢(目標):妹と一緒に暮らせる地を見つけること
簡単なキャラ解説:
自然界の頂点に君臨する最強の生物、ドラゴンの娘。シェンリーは実の妹である。
戦闘能力は高いが、平和主義者である。
うろたえないのは、直面した物事への対処がわかってるからだよ。
普通、慣れてないことをすると戸惑ったり、失敗したりするからね。
>>68 ノウェム
> ああして絡まれると、どうしていいか分からないから。
基本は隙を見て逃げるんだよ!
人通りの少ない処はだいたい危ないから、避けて通るのはもっと大事だけど。
もし大通りで絡まれたら……まぁ、できるだけ騒ぐんだね!
衆目の前で悪いことするヤツはそういないし、もしかしたら誰か来てくれるかもしれない。
今みたいにさ。
> ……私はノウェム。職業は……(少し考えてから)……旅人……かな。
よろしくね、ノウェム。
アンタの服装は、砂漠にいったときによく見たよ。南方の出身かな?
俺様たちも、少し前に南に行ってきたんだ。
乾燥と砂嵐が酷くて、ターバンやマントにはお世話になったよ。
> わかった……ついて行く。けど、さっきの奴らみたいに無理やり何かしたら……
ん……?
今何か言った?
何か、聞いてはいけないような言葉を聞いてしまったような……。
何も言ってないよね?言ってないと言って!
>>70 サラ
君もシェンリーと同じ竜の化身なの?
じゃあ、妹さんみたいに翼や尻尾はあるのかな。
俺様はクリストフってんだ。
モンスター・ハントで生計を立てているんだよ。よろしくね!
>>61 ノウェム
えっと…だ、大丈夫…ですか?
(警戒感と心配感が入り混じった目で彼女を見上げる)
そういう時…逃げるのが…一番だと、思います…
あなたは…ノウェムさんっていうの?エルフさん…なんですね…森のヒト…
私は…シェンリーと…いいます…こっちの…クリストフの…相棒、です。
職業?職業は…なんだろう?
(小首をかしげて考え込むが答えが出なかったようだ)
あなたも…ついてきてくれるのですか?旅は道連れ、世はなさけ、ですから…よろしくお願いします。
>>64 ヘイラム
うん…珍しいお祭りを…するところも、ある…みたいだけど…
人間さんの女の人とか…お供え物にしたり…
そんなに昔から…生きてる人が居るんだね…
…私も…精霊の力を崩すような…そんなことを…してしまうことも、あります…
気にしないで…どんどん力を使ってたら…私も、悪神みたいに…なるのかなぁ…いや、だなぁ…
棲家を離れたら…力を使う気がなくても…大変なことになるし…だから、腕輪は…大切です…
知り合いがいるの?あの…大丈夫、でしょうか…その知り合いの人…お腹壊さないでしょうか?
ん…ヘイラムさん?あっ…喧嘩は…いけません…
>>66 クリストフ
そんなことしたら…怒られちゃうよ…あまり、海流を変えたり、風の流れを変えたりしたら…
そこに住む、動物さんとか…困ってしまいますし…海の神様とか…精霊さんとか…お仕事が増えて…大変です…
うん!お弁当…買いにいきたい!
いいの?それじゃ…私も、もらいますね…ありがと、クリストフ…いっしょにたべよう?
雲海。夜の空も…きれいだよ?えっとね…魚は…泳いでいない、かな?
でも…強い空の魔物さんは…たまに…飛んでるけど…ドラゴンも…食べちゃうような…
その魔物さんに…出合ったら…雷で脅かして…逃げます…
えっ…事故が減るのは…いいこと、だけど…
だけど…海の住人が…困ってしまうし…でも…でも…人の役にたてたら…嬉しいし…
うーん…難しいや…
>>69 サラ
…?あの…ごめんなさい…わたし…昔のことは…よく覚えていなくって…
土地を任せてもらう前のこと…思い出せません…あの…本当に…お姉さん…ですか?
そうだったら…嬉しい、な…
多少…やりすぎたかもしれんな
>>67クリストフ
>普通の魔法だけじゃ叶わない連中がいっぱい居たんだ。
なんとも個性豊かな面子が揃ったものだな。
君はあまり意識していないだろうけど他の国ではそんなものはそうそういない。流石魔法、と言ったところかな?
それに"蛇舌"か…ふむ…どこかで聞いたことのある名だ…
>そいつは仕事で不在がちな父親のことが嫌いって言ってたけど、結局同じ道を歩もうとしてたからね。
最初は冒険者になるつもりだったが…結局私も父や兄達と同じ道を歩んでいる。
ふふ…まったく、血は争えぬものとは良く言ったものだよ。
>怪我の功名っていうのかな……でもまぁ、あの時の絶望感ったらなかったんだよ、本当に。
化けて出るか。でも実際にはそうならずに済んだ。君はいい仲間を持っていたのだな。
私は君の仲間の様には出来なかった。友の守っていた拠点を解放した時、既に彼が死んでから数年が経っていた。
きっと…最期の時、あいつは私を恨んだだろう。
>>68ノウェム
(ノウェムの手の動きに気付くも平然とした様子で)
>ありがとう、助かった。私は手加減ができないから。
大事無いようだね。とにかく無事で何よりだ。
…手加減しないのが悪いとは言わないが…あんな連中ごときに全力で臨んでいたらその武器が泣くよ?
それにあんな連中相手に人生無駄にすることは無い。
>……あなたは、騎士?
随分と道を踏み外した男だがね。そうだ、ヘイラムという。よろしくノウェム。
ところで君は…その所作、かなり暗い道を歩んだと見たが…いや、聞かぬ方が良いかな?
今は旅人、それで良しとしよう。
>>70サラ
ふむ…この雰囲気、君も竜、そしてあの子の姉か。
ヘイラムだ。よろしく。
>>72シェンリー
>人間さんの女の人とか…お供え物にしたり…
人身御供というものだね。確か神様の下へ行って直接陳情するために行うものだった筈…
…ああ、君が食べ物を貰っていたというのはそういうことか。(そうか信仰の対象だったか…家に招くなど思いもよらぬ事だろうな。)
それで納得がいった。君は…(どう言おうか…)人間を君の下に出された事は?
>知り合いがいるの?あの…大丈夫、でしょうか…その知り合いの人…お腹壊さないでしょうか?
私の勘が正しければ今はこの町にいる筈だよ。大丈夫、その人が食べるのはないからね。
こういった物を集めるのが好きな人なんだ。
>ん…ヘイラムさん?あっ…喧嘩は…いけません…
もう終わったよ。ちょっとやり過ぎたかもしれないが、あれがあの手の連中を脅すには一番確実な方法だからね。
でも…君だったらもっと上手くやれそうな気がするよ。
酒場の弁当買いに来たついでに他の連中のも運ぼうか?って言ったら山ほど持たせられたよ。
予約の人の名簿もね!
ここの宿に泊まってる連中の分らしいけど……ずいぶん繁盛してるんだなぁ。
>>72 サラ
あっ、本当だ、書いてあった!角も尻尾もあるんだね。
亜人は方々で珍しがられると思うけど、ここに来るまで大丈夫だった?
攫われそうになったりしなかった?
>>73 シェンリー
> いいの?それじゃ…私も、もらいますね…ありがと、クリストフ…いっしょにたべよう?
弁当配達は一瞬で済んだよ……みんな我先にって取っていっちゃったからね!
確認作業の方がが時間かかっちゃったよ、まったく。
そうそう、ここの弁当は作りたてなのが人気なんだよ。確かにまだ温かい。
今日のメニューは魚のグリルにキャベツのサラダ、豆の煮物にライスか……さて、何から食べよっかな?
……とりあえずグリルのあんかけをライスに和えておこう。デロリ。
> 雲海。夜の空も…きれいだよ?えっとね…魚は…泳いでいない、かな?
な、なんだってー!?以前、雲海で釣りしたってヤツがいたけど嘘だったのか、騙された!
そういえば高い山にも雲がかかってることってあるよね。それだと飛ばなくても見られるかな。
夜の澄んだ空もいいよね。星も綺麗だし。
飛んだり高い所から空を眺めたら、きっと天が近く感じるんだろうな……寒そうだけど!
> でも…強い空の魔物さんは…たまに…飛んでるけど…ドラゴンも…食べちゃうような…
ドラゴンより強い生物がたまに飛んでるなんて……実際かなり危険な場所だな、空は!
地上や海は人の手が入って、色んなことが明らかになったけど、空のことはまだ全然わかってないからなぁ。
いつか空を飛べる船なんかが開発されたら、ちゃんと注意するよう言わなくちゃね。クシシ!
>>74 ヘイラム
> それに"蛇舌"か…ふむ…どこかで聞いたことのある名だ…
蛇舌(発声器官を2つ持つ)の人間は例外なく強力な魔法使いになるけど、非業の死を遂げることでも有名なんだよ。
昔、戦乱期に活躍した英雄も、戦後に仲間から妬まれて毒殺されてるし……。
才能を持つ者が嫉妬の対象になるのは、今も昔も変わらないってことだよね。
はぁ、俺様は凡才でよかった……なんか複雑な気分だけど。
> 友の守っていた拠点を解放した時、既に彼が死んでから数年が経っていた。
ヘイラムさんの友達は、殉職しちゃったのかな。
でも、恨んでなんかいないと思うけどな。
むしろ、奪還してくれてありがとうって思ってるんじゃないかな……。
いや、もし俺様がその友達だったら、そう思うかなってだけなんだけどね。
>>70 サラ
……すまない、私はそのシェンリーという者を知らない。
だから、その姉だと言われたところで何と言っていいか分からない。
私はノウェム。その……よろしく。
>>71 クリストフ
>うろたえないのは、直面した物事への対処がわかってるからだよ。
そう……やり方が分かってる事だったら、うろたえたりなんてしない。
でも、知ってるやり方が許されない時は……困る。
>もし大通りで絡まれたら……まぁ、できるだけ騒ぐんだね!
騒ぐのは、もっと苦手……でも、隙を見て逃げるなら、できそう。
あの人……ヘイラムみたいに、手加減して逃がすなんて事、私には出来ないから。
……隙を見て、視界を奪って逃げればいい?
>アンタの服装は、砂漠にいったときによく見たよ。南方の出身かな?
分からないけど……前は、西のほうに住んでた。帝国との国境より少し東くらい……
……この恰好は、色々……便利だから。
クリストフの言うように砂嵐も防げるし、裏に仕込むのも簡単だし……
>>73 シェンリー
大丈夫。ヘイラムが助けてくれた……
あなたは、二人の仲間? いい仲間がいるね。
逃げる……そうすれば、よかったかな……思いつかなかった。
>あなたは…ノウェムさんっていうの?エルフさん…なんですね…森のヒト…
森の人……私たちエルフはそう呼ばれているけど、私は別に森で育ったわけじゃないから……
どちらかと言えば……洞窟のヒト……?
暗い所とか、得意だから……任せて。
>私は…シェンリーと…いいます…こっちの…クリストフの…相棒、です。
相棒……ね。……隙だらけなのに殺せる気がしないのはそのせいかな。
(聞こえない声でぼそっと言った)
よろしく……お願い。
>>74 >…手加減しないのが悪いとは言わないが…あんな連中ごときに全力で臨んでいたらその武器が泣くよ?
武器は、道具。だから、泣くことなんてない。
必要なら使う、使う必要が無いなら使わない……それだけ。
それに、全力は要らない……すぐ終わってた。後片付けが大変だから、ここじゃやりたくないけど……
>今は旅人、それで良しとしよう。
うん……ヘイラム、あなたも旅人。私も、ただの旅人。よろしく。
とりあえずエールで!
……別にワインやミードでもいいんだけどね。
皆言うよね、このフレーズ。
>>76 ノウェム
> でも、知ってるやり方が許されない時は……困る。
あれは困ってた顔だったんだね……。
ノウェムは感情があんまり表情にでないのかな?
俺様はすぐに顔でるから、すごく分かりやすいみたいでさ。
だからこうやって、マフラーで口元を覆っているのだ。考えていることが漏れないようにね!
> あの人……ヘイラムみたいに、手加減して逃がすなんて事、私には出来ないから。
ってことは、全力で仕留めちゃう感じなの?
躊躇ないってことはハンターに向いてるかもね。
パワーセーブが利かないのは不便そうだけど、その内慣れるんじゃないかな。
しばらく生活してれば、環境の違いもすっと体に馴染んでくるもんだよ。
> 裏に仕込むのも簡単だし……
敵に武器を見られないっていうのは、大きなメリットだよね。
俺様もこのマントで色々隠してるんだ。
ダガーとか、フリントロック銃とか、魅惑の肢体とかね。クシシ。
特にこのフリントロックには何度か助けられてるんだ。
銃身は重いし、火薬は高いし、うまく使うには慣れがいるけど、
威力だけは折り紙付きだから、最後の切り札には申し分ないってわけ。
今更だがシェンリーは
>>72ではなく
>>73だったな。失礼した。
…ん私か?私は水でいい。
>はぁ、俺様は凡才でよかった……なんか複雑な気分だけど。
太く短く生きて名を残すよりかは細く長く生きる方がいいのかもしれないね。
少なくとも生きてさえいれば…一度立ち止まってもまた歩き出すことが出来る。
もっと多くの人に出会い、多くの事を見、感じることが出来る。より良い死に場所もあるかもしれない。
そんな機会を与えられ事には感謝するべきなのかもしれないね。
>むしろ、奪還してくれてありがとうって思ってるんじゃないかな……。
そうであれば…良いのだがな…
私が死ぬところを彼が死に、多くの敵を討ち取ったお陰で主に従った大勢が戦後まで生き延びた。
いつか私も彼らのいる所に行く。その時…あいつらに恥じないよう生きねばな。
>>76ノウェム
>武器は、道具。だから、泣くことなんてない。
はは…言葉のあやだよ。武器を使うのに値しない相手だという事だよ。
クリストフの言うように上手く逃げるのが上策だろう。
武器を使うにしても…最後までやらずに脅しつけるだけで十分だ。
>後片付けが大変だから、ここじゃやりたくないけど……
まったく容赦がないなぁ。場合によっては死体が3つ転がっていたかもしれない訳だ。
少しずつ抑え方を学ぶと良いよ。未来永劫今の暮らしを続けることは出来ないのではないかな?
>うん……ヘイラム、あなたも旅人。私も、ただの旅人。よろしく。
ああ。…さてと、挨拶も済んだところで食事にでもするかい?
クリストフが君の分の弁当も持ってきてくれたみたいだよ。
(一瞬二人に悪いか?という思いが脳裏をかすめるがそれを無視して)
歓迎会じゃないが皆で食べるのは賑やかで楽しいものだ。
「死者は永遠の安息を得るのだ。
だから君は決して、君自身の創り出した亡霊に、魂を絡めとられないように……。
君の見ているそれは、ただ君の中の幻影に過ぎないのだから。
死者はただ安らいで眠るだけであって、君に仇なすことなど決してないのだから。
……だがアンデッドには気をつけたまえ。彼らは死にぞこないだ!」
なるほど、あの牧師様の説教は実践的だったな。
特に後半は!
>>78 ヘイラム
> 少なくとも生きてさえいれば…一度立ち止まってもまた歩き出すことが出来る。
そうそう!何はなくとも生き延びることだよ。
そうやって逆転の機会を待つんだ。
細心で、抜け目なく、最期のときまで、俺様は絶対諦めないのだ。(多分ね!)
> いつか私も彼らのいる所に行く。その時…あいつらに恥じないよう生きねばな。
逝ってしまった人には、敬意をはらって、その人の死を悼めばいいんだよね。
俺様たちが過去に心を縛られちゃうのは、きっとその人たちの本意ではないはずだよ。
……っていうか、そうでも考えないと、なかなか区切りがつけらないんだよね、こういうのは。
昔師匠の敵の山賊を深追いして高位の騎士に怒鳴られたな…
「時には立ち止まって振り返るのも良かろう。生きるためにそれが必要な時はある。
だが何時までも立ち止まるわけにはいかぬ。
何故か?今まさに生きているからだ!何時までも過去に囚われるな馬鹿者!」
昔と少しも変わっていないのか…?
>>79クリストフ
>そうやって逆転の機会を待つんだ。
幸い…多くを失っても私にはまだ守るべきものも、したいこともあった。
だから何年も耐えて戦うが出来たんだ。
君はそんな命を懸けられるものがあるかい?
>俺様たちが過去に心を縛られちゃうのは、きっとその人たちの本意ではないはずだよ。
…そうだな。
昔似たようなことを言われた。過去に心を縛られるのは生者のエゴだとも。
すまない…あの馬鹿げた内乱で死んだ者達の顔が頭から離れなくてね…
どうにも今を生ききれていなかったみたいだ。歩き出すにしてもちゃんと前を向かねばな。
あの騒動以来の規制から復帰できたわ。
もうこんな時期ね。年末は忙しくてカキコできる時間が減ってたわ;
>>73 シェンリー
忘れたの・・?私はあなたの姉よ。久々に会えたのに・・。
(にこっと笑い)
>>74 ヘイラム
私の酉、私の名前入りなの。
解析するのは結構簡単だったわ。
>>75 クリストフ
え、ええ。大丈夫よ。
ここに来るまでの間いろいろ考え事してて。
(机に東京時刻表を置き)
これ、私がここに来る途中に拾ったの。
いろいろ調べてるんだけど・・数字だらけで何のことかさっぱりよ。
>>ALL
1月2日〜4日は背後さんが広島へ旅行するの。その間も書き込めたら書き込むつもりよ。
あけましておめでとう!今年もよろしくね!
……って言うには少し間があいちゃったかな。クシシ。
>>80 ヘイラム
> 君はそんな命を懸けられるものがあるかい?
俺様はあんまり守るようなものは持ってないケドね……。
もちろん仲間は大事だけど、自分に属してるって感じじゃあないでしょ?
でも、生きることに必死ってのはあるかもしれないな。
今みたいに、自分で自分の進む道を決められるようにさ。これからもずっとね。
> 歩き出すにしてもちゃんと前を向かねばな。
俺様も過去のことは割り切って生きていくよ!
借金のこととか、借金のこととかね。
だいたい忘れた頃に取立人がやってきて、嫌でも思い出すことになるけどね。クシシ……。
>>81 サラ
> これ、私がここに来る途中に拾ったの。
なんかたくさん数字が並んでるね。
一見、仕入の帳簿みたいだけど、数字を合計してるってわけでもなさそうだし……
全ての数字が漸増してるってことはつまり……うーん……
俺様の仕事の報酬もどんどん上がればいいのになぁ……。
新年の挨拶には少々遅きに過ぎるが…今年もよろしく致す。
>>81サラ
サラ、か。よろしくサラ。
しかし東方から遥々来るとは…東方の地とは余程暮らしにくい場所なのだろうか…
>>82クリストフ
>俺様はあんまり守るようなものは持ってないケドね……。
なに、必ずしも守るという言葉にこだわる必要は無いよ。
人間何か一本神が通っていれば多少の逆境にも耐えられるし、それを失うまいと動くことになるからね。
君の場合は自由に生きることになるかな?
それも命を懸けるに値する立派な対象だろうと思うよ。
>借金のこととか、借金のこととかね。
いや待てそれは忘れちゃだめだ
心の折れるような額で時間がかかるとは聞いているが余計な‘くびき’は必ず取り除くんだ。
自由に生きるのだろう?
神ではない芯だ…
85 :
名無しになりきれ:2014/01/26(日) 02:50:53.59 0
この剣の名前は伊藤タカシさん
ドラゴンを一撃で混乱させるすごい魔剣
普段はフニフニだけどいざというときには硬く長く太く大雑把になる
刺すのは得意で斬るのが苦手
ときどきこすり付けて使う
すごくつよい
伊藤さんにはかてなかったよ
巷で疫病が流行の兆しかぁ……。
人込みでうつったりするんだろうけど、人のいないところにずっといるわけにもいかないしなぁ。
こういうときだけは森の隠者にシンパシーを感じるぜ。
>>83 ヘイラム
> 心の折れるような額で時間がかかるとは聞いているが余計な‘くびき’は必ず取り除くんだ。
う……そういえば今日は借金の返済日だった……。
日の落ちる前にギルドに向かわなきゃ。
取立人のヤツ、すっぽかそうとしても絶対居所見つけて催促してくるんだよ。
宿屋のベッドでシーツ捲ったら、目と目が合う瞬間ヤツだと気付いたあのときは超怖かったよ……。
元暗殺者とか工作兵雇ってんのかな。心臓に悪すぎ!
>>85 俺様のイトウさんもたまに大雑把になるけど……あんまり勝てた試しがない!
寒くなったり変に暖かくなったり最近変な日が続くなぁ
もしかして冬の精霊がさぼってるのかしらん
疫病か。こういう時にはしっかりマスクを付けておかねばな。アルコールで消毒するのもなかなか有効と聞く
だが…これ(ペストマスク)を身に付けるのはいかがなものか…
>>85 ふ〜むなんとも奇妙な剣だな…確かに公共の場でのインパクトは強い、非常にな。
と言うことで…自警団員さんこちらの方だ
>>86クリストフ
>う……そういえば今日は借金の返済日だった……。
ちゃんと1人で行けるかな?怖いのならついていくが?
>元暗殺者とか工作兵雇ってんのかな。心臓に悪すぎ!
なんとも恐ろしい話だ。それでは夜も安心して寝られないじゃないか。
向こうにも生活が懸かっているのだろうが…果たして元が取れているのだろうか…
>>87 まったくな…冬の精霊がサボっているならばいい迷惑だ、で済むが…人の営みに怒ったとなれば由々しき事態だ。
いずれにせよ、こう奇妙な天候が続くと体調を崩しやすい。くれぐれも健康には気を付けられよ。
馬車が到着するまでちょっと火に当たろうかな。
出でよ、サラマンダー!
お前の舌で枯れ枝の山を一舐めすれば立派な焚火になるぜ。
>>87 昨日なんかすごく暖かかったのに、今日は雪降ってるんだもんなー。ブルッ。
季節の精霊にはサボられても、あんまり頑張られても困るから、ホドホドお手柔らかに願いたいよ。
こんな日は温かいものか、暖かくなるものが食べたいよね。
鍋か……お酒か……両方か……!
>>88 ヘイラム
> ちゃんと1人で行けるかな?怖いのならついていくが?
それはなんか恥ずかしいからダメ!
だいたい借金を返すときはそんなにおっかなくないからね。むしろ微笑んでるからね。
取立てとか追込みのときがものすごい。名うてのレンジャーも真っ青なトラッキングだぜ。
> なんとも恐ろしい話だ。それでは夜も安心して寝られないじゃないか。
最近はおかげさまでよく眠れてるよ!
そう、ちゃんと返済期限までに支払っているからね……!
そういえばヘイラムさん夜たまに宿屋の外にでてる?
気のせいかもしれないけど、このまえの晩トイレに行ったとき人影を見たような……。
東方の暦では春と聞くが暦に似つかわしくない寒さだ…冬の精霊にもノルマがあるとでも言うのか。
さて寒冷地の心得は…出来るだけ汗をかかぬ事、生水を飲まぬ事
酒は一時はともかく時間が経てば体が冷える故飲み方に注意…だったか。
>>89クリストフ
>それはなんか恥ずかしいからダメ!
そんな歳でもないか。
しかし何故君にそこまで執着しているのやら…各地を旅するのを追うのは相当金がかかっている筈だ。
今は強硬手段に出てきていないようだから資金の回収を急いでいるとも思えないが…何か恨みでも買っているのかい?
>そういえばヘイラムさん夜たまに宿屋の外にでてる?
フム…明け方日が昇る前に出ている事なら間々あるが…真夜中には出ていないよ。
恐らく気のせいだろう。……或いは幽霊でも出たかな…?
俺様17歳!
……って登場してからもう結構時が経っている気がするよ。
>>89 ヘイラム
> しかし何故君にそこまで執着しているのやら…各地を旅するのを追うのは相当金がかかっている筈だ。
国家財務局から委託を受けた業者らしいんだけどさ……俺様国庫から借金してるからね。
俺様みたいなヤツからの取り立ての他にもいろいろと兼任業務があるらしくて、大都市にはほとんど常駐してるんだよ。
……ちなみに返済の見込みがなくなるとガレー船に乗せられてどこかに連れていかれるって都市伝説が有名だよね。
> 恐らく気のせいだろう。……或いは幽霊でも出たかな…?
冬の幽霊は寒くなる一方なんだよなぁ、夏なら納涼ってなもんだけどさ。
じゃああの影は一体なんだったのかな。
雪女にでも取りつかれた日にはベッドで凍死することになりかねないよ。
雪男だったら……絵的に更に嫌ッ。
雪をかき分け…
>>92 >国家財務局から委託を受けた業者らしいんだけどさ
なるほどそれなら納得だ。最大の取引相手の機嫌を損ねるわけには行かない筈だ。
君の言からすると貿易関係が本業の借金取りかもしれない。或いは諜報機関か…?
それと都市伝説は数十年前までは本当だったぞ。東方の異教の国に連れて行ってそこで奴隷として売るんだ。
今だったら別の大陸で強制労働になるだろう。
>じゃああの影は一体なんだったのかな。
確かに少し気になるな…幽霊なら呪われる前にこの町の司祭にお祓いをしてもらうとして…
実体があるなら何かと面倒そうだ…正体を確かめてみるかい?
おうクリストフ
彼女のシェンリーはどこいった?
宿屋近くの幽霊?
なんでも50年位前からたまに出るようになったとか言われてるけど、俺はまだ見てないなぁ
詳細はその辺の爺様婆様でも捕まえて聞いてみたらどうだ?
この話題に関しちゃ妙に口が堅いから無駄だと思うけど
うう、心なしか悪寒が……。(実際寒い)
>>92 ヘイラム
> それと都市伝説は数十年前までは本当だったぞ。東方の異教の国に連れて行ってそこで奴隷として売るんだ。
な……なにそれコワイ!
変な歯車を意味もなく延々と回す作業は嫌だよ!
> 実体があるなら何かと面倒そうだ…正体を確かめてみるかい?
そ、そうだね…。
ここのトコロの大雪も気になるし、氷や雪に縁のある幽霊なのかなぁ。
まだ道の端々に残雪が積みあがってる位だし。
調査に先駆けて、とりあえず牧師様のところにいってくる!
>>93 シェンリーは旅の相棒さ!
彼女なんかじゃ……ないんだからね!
>>94 それホント!?だったら最低50年の歴史がある幽霊なんだね。
旅暮らしの俺様が見ちゃったってのは運がいいのか悪いのか……。
年配の人なら知ってそうだね。
そうだなぁ、酒場で飲んでる爺様にでも聞いてみようっと。
酔った勢いで口を滑らせてもらうぜ、もちお酒は俺様のおごりで!
旅は道連れ世は情け…何某かの縁があればまた行き合うことがあろう…きっとな
>>94 ふむ…50年前か。貴重な情報に感謝する。
さて……古老の口が堅いか…何か後ろ暗いところでもあるか…?
ま、直接尋ねるだけが手では無かろう。別の方向から探るとしよう。
>>95クリストフ
>変な歯車を意味もなく延々と回す作業は嫌だよ!
機械を動かすのではなくて広大な農場を延々と耕したりするのだそうだ。
他にも君主の世話をしたりな。…こちらの意思が入る余地がないから嫌なものには違いないが。
>調査に先駆けて、とりあえず牧師様のところにいってくる!
では私は町の図書館に行くとしよう。
記録を調べることで何か見つかるかも知れない。
どうも口承でしか伝わっていない気がするが…物は試しだ。
(立ち上がって)ここに酒代は置いておくよ。好きなように使ってくれ。
ヘイラムさんのご厚意に甘えて、お金は使わせてもらおう!
>>96 ヘイラム
> 機械を動かすのではなくて広大な農場を延々と耕したりするのだそうだ。
> 他にも君主の世話をしたりな。…こちらの意思が入る余地がないから嫌なものには違いないが。
農奴になるかもしれないし、君主の隷奴になるかもしれないし……。
船を降りた後も、職場によっちゃあまさに天国と地獄って感じだねぇ。
> (立ち上がって)ここに酒代は置いておくよ。好きなように使ってくれ。
「へぇ、それでその火竜は灰になっちまったのかい?たまげたなぁ!」
俺様は酒場で呑んでいた爺さんの横に座ると、自分は旅人なので町のことを教えてくれないか、と持ち掛けて話をし始めた。
最初はいぶかしげな顔をしていた爺さんだったが、酒が奢りだとわかると観光名所だとか、雑貨を買うならはここがいいだとか、
いろいろと教えてくれた。
そのあと、俺様も請われて今までの旅の話をした。南山の火竜のことや砂漠のこと。
あんまり町から出たことがないという爺さんは、俺様の話を面白がって聞いてくれた。
「そういえばさ、昨日夜にふと起きたらね、妙な雰囲気のある影を見たんだ。
あれは人影っていうのとは、なんかちょっと違う気がしてさ」
俺様は自然な感じで切り出した。
いい気分になっていたらしい爺さんは調子よく話しだした。ただし、声のトーンは一段控えめになる。
「昔、昔な。この町にやってきた魔女に体を取られちまった男がいてな。
体がなくなって、影だけになっちまった」
「体をとられたの?」
「そうさボウズ。
ワシらの体に引っ付いてる肉も骨も内臓も、ぜーんぶ無くなっちまって、しまいにゃ影法師だけになっちまったのさ」
体を取られた男は、酔った勢いで旅の魔女に因縁をつけて、本物の魔女ならば、自分に永遠の命を授けて見せろと要求したのだという。
「だっけどよう、冗談みてぇな話だけどよう。その魔女は言ったんだ。肉は腐るが魂は永遠だってな。
だから肉体を消しちまえば、ずーっと死なずにいられるってわけよ。
なんとも馬鹿馬鹿しい理屈だが……おかげでヤツは魂だけの存在になって、今も町を彷徨っているのさ。
誰と話もできねぇし、お日様の下じゃあ姿も見えねぇが」
たまに町を彷徨う影を見ると、事情を知る者はひそかに思っている。それはきっとその男の魂だろうと。
「だが、そいつの名前を言っちゃあいけねぇよ。名前を言ったら、人恋しいアイツはずっとお前さんについてくる。
そして……お前さんの体を喰っちまうからな」
爺さんは少しドスの聞いた声で話したので、俺様はちょっとびびった。
「当時、何人かやられた。
それからはもう、この辺の連中で示し合わせて誰もそいつのことを気にしねぇようにしたんだ。
見えねぇフリ、知らねぇフリだ」
爺さんは少し懐かしいような悲しいような顔して、しばらく黙った。
「アイツは今、どんな気持ちなんだろうなぁ……。
もう50年、あんな姿だ。ありゃあ、生きてるってことになるのかね……。
なぁ、お前さん。なんとかならんかね。竜を退けるほどの冒険者様よう」
そう言うと爺さんはおっとしまった、という顔になった。
それからすぐに飲兵衛の表情に戻って、冗談冗談さ、と笑った。
クリストフが酒場で聞き込みをしていた頃、ヘイラムは図書館の資料室にいた。
冒険者の寄贈した日記等の中に件の霊に関することがもしかしたらあるかも知れないと考えたのだ。
当然の如く時間のかかる作業であった。が、空が白み始める頃、一人の巡礼僧の日誌にたどりついた。
「さて…次が最後のページか…帝国歴3514年某日、雪の日。…何々…
『…かくして生者に非ずして死者に非ざるかの者、雪降りし夜に度々現れるようになりぬ。
今宵、我改めてかの者の救済を試みん…』
…ふむ…司書殿、この日記の主は今どこにいるのかご存じか?」
この迷惑な旅人に一晩つき合わされた老司書は躊躇いつつも答えた。
「それが…その日記を記した数日後…熱病に冒され亡くなっております。」
>>96クリストフ
あの老人には迷惑をかけたが…クリストフの方はどうなったやら…
>船を降りた後も、職場によっちゃあまさに天国と地獄って感じだねぇ。
奴隷と言っても中身は色々あるからね。
帝国も最初期には奴隷がいたんだが
そちらは主人の子と一緒に教育を受け、食事をとる事もあったと言うよ。
奴隷が国を作ったという話もある。
クリストフの髪にリボンを結んでみる
ここ…どこだろ…また、迷子になっちゃった…かな…
(大きなフードをすっぽり被って夜の街道をふらふらと散策中)
地図…もってないし…人の街って…迷路みたい…早く宿屋に戻らないと…心配掛けちゃう…かも…
あれ…あれ…なんだろ…人じゃ…ない、よね…
(向こう側の路地を横切る黒い人影に興味をそそられたのか気付かれないようにとぼとぼと後を付けていく)
……精霊さん…かな…?
あ…ここ…宿屋…やっと…着きました…
ダーク・ストーカーとかシャドウ・ストーカーとか言う煙状の化け物の話なら聞いたことがあるけど、あれは錬金術師が開発した合成魔獣って話だ。
今回のとはちょっと毛色が違うかもしれないな。
>>98 ヘイラム
> 奴隷が国を作ったという話もある。
ヘーッ、すごいね!結託して革命を起こしたのかな?
それとも、そう認められたのか……。
奴隷って言っても、貴族の侍従さんみたいに高度な教育を受ける人もいたんだよね。
人生いろいろだよなぁ。
>>99 な、なんでリボンなんだよー!
俺様男なんだからネクタイとかマフラーとかあるだろッ。
でも折角だし……しょうがないなぁ……。
どう、似合う?クシシ……。
>>100 シェンリー
あ、シェンリーだ!宿屋に帰ってきたのかな。
おーい、ここだよー!
ヘイラムさんは今図書館いったきりだけど、そろそろ戻ってくるんじゃないかな。
【酒場から路地裏へ】
昨日は……いや今日は爺さんに促されてちょっと飲みすぎちゃったな。
気が付くとそろそろ夜明けって時間だ。外はまだ薄暗い。
爺さんは潰れて酒場の机で寝息を立てているし、
酒場の主人はそんな爺さんを見て、いつもこんな感じなのさ、なんて感じで部屋に戻っていった。
もう寝ちゃったみたい。
少し不用心だと思うけど、町酒場なんてこんなものだろうか。
俺様は酔い覚ましにちょっと散歩でも……って感じで酒場の扉を開けた。
(おいらの名前を知りたいかい)
通りをフラフラ歩いていると、何か声が聞こえた気がする。
(おいらの名前を知りたいかい)
声が聞こえるのは奥まった路地裏からだ。
酔っていた俺様はちょっと気になって路地を覗いてみた。
……影が見える。
酔っ払いかな?
まるで歌うように、その影の人物は繰り返した。
(おいらの名前を知りたいかい。おいらの名前を知りたいかい)
「アンタのお名前、なんてーの」
俺様はつい、興にのって鼻歌混じりに節をつけて聞いてみた。
(おいらの名前は【宵闇に浮かぶ月(moon at dusk)】)
「【宵闇に浮かぶ月】?」
「そうだ……そう魔女が名付けたからな」
影は、「誰かの影」ではなかった。
影は、「影そのもの」であった。
そいつは影法師のまま、多分、ぐるりとこちらに体を向けた。
「俺は宵闇、月がない。月はお前が持っている」
謎かけかな?だいたい宵闇時(at dusk)に月はでないもんな。
「お前の若く健康な肉体が欲しい……よこせ、よこせ!」
……ああ、そうだった!
爺さんに言われたんだった。
影の名前を言っちゃあいけないって。
言ったら最後、そいつに体を喰われてしまうって!
さっき、俺様はうっかり言ってしまった。
こいつの名前は【宵闇に浮かぶ月】ってんだ。
俺様はもっと一般的な名前だと思ってたから、油断していた!
フィリップとか、ジョージとか……。
そうじゃなくって、新しく魔女が名付けたんだ。
「あ、あげないよ!」
酔いは急激に醒めていった。
街にはいつの間にか雪がちらつき始めている。
俺様はワンドを構えると「影」の出方を待ち受けた。
wiki管理人ですが、atwikiのセキュリティに関してちょっと不安だったので、wikiを一旦削除しました。
今後の予定については避難所の雑談スレにちょろっと書いてますので、興味があれば。
いささか時間をかけ過ぎたか…?何事も無ければ良いが…
>>99 髭にリボンを結んだ海賊がいると言う話は聞いたことがあるが果たして似合うかね…
いや…女装もこなすくらいだから案外似合うのか…?
>>100シェンリー
おお!シェンリーかい!?
こんな夜更け、いや明け方にどうしたんだい?
>>101クリストフ
>それとも、そう認められたのか……。
事実上の革命だったが形式上は国を建てることを認められたという形にしたそうだ。
帝国に例えると、宰相になった者が皇帝を擁立し、その皇帝が全権を委任する、というものだったと聞いているよ。
>人生いろいろだよなぁ。
実力と多少の運で逆境から何処までものし上がる者もいれば、何処までも落ちていく者もいるね。
その変化が楽しいとも言う人もいる。
ヘイラムは宿への道を急いでいた。
図書館を出た時から胸騒ぎがしている。
老人の話によると退治を試みた者は殆どがその僧と同じ運命をたどったと言う。
このままではクリストフも危ない。長年培ってきた勘がそう告げていた。
恐らく尋常の方法で、或いは一人で対峙できる相手ではないのだ。
ではどうやって倒す?相討ちに討ち取るという手はある。だがそれは何としても避けるべきものだった。
飛び込むように宿に入り中を見回す。疲れた様子のシェンリーは居たがクリストフは―――いない。
「シェンリーはここに居ろ!」
自身の不用心とクリストフの無警戒さへの苛立ちから思わず語気を荒げつつ再度外に出る。
一体どこを探せばよいのかと思案した正にその瞬間、
「お前の若く健康な肉体が欲しい……よこせ、よこせ!」
「あ、あげないよ!」
路地裏に走りつつ剣を抜き、影に向けて正眼に構える。
「待て。貴様の立場に同情はするが…生憎この者は私の友が一人。手出しはさせぬ。」
>>101 クリストフ
うん…ただいま、クリストフ。
疲れた……
(部屋につくなりベッドにぼふっと顔を埋める)
んー…図書館…字、読めないや……
クリストフ、また、お出かけ?…気をつけてね。
(上体だけ起こして手をひらひら)
>>104 ヘイラム
お出かけしてたら…また、迷子になってしまいました…地図忘れちゃって…
でも、影、みたいなものを見かけて…追いかけたら、宿屋に戻れたの。
クリストフなら、今さっき出て行ったけれど…ヘイラムさんも…出かけるの?
えっと…私も着いていっても…ダメ、ですか…気をつけてね…
(ヘイラムの勢いにしゅんっとして頷いて彼を見送る)
なにがあったんだろ…気になります…
シェンリーを漬物にしろ
カリッとした漬物にして魔王様に賄賂として送るんだ
そうしたら人間界は俺のものになる
シェンリーを渡したら世界の半分をくれてやろう
>>107 え???あの…私は…食べても、おいしく…ない…
あなたは…まおうさま?
(怯え半分興味半分で柱に半身を隠しながら相手の様子を伺う)
世界の半分を渡せるなんて…とても偉い人、なんですね…私は…漬物になりたくないから…逃げるけれど…
【宵闇に浮かぶ月】は機敏に動くと、目の前の少年に襲いかかった。
真っ黒な2本の腕が少年を挟み込むように影の中から飛び出す。
応ずるクリストフは、後ろへ軽く跳躍しながら、影の突進を左手を使っていなした。
だが影の黒い腕に触れた瞬間、虚脱感と疲労感がクリストフを襲った。
(……エナジードレインだ)
きっとこの生物は、自分に触れた者から体力や精神力を奪うのだ。
クリストフはこれまでの経験から、そう判断した。
「お前をじわじわ弱らせてから、お前の体を奪ってやる。
お前を虚(から)っぽにしてから、お前の体に入り込んでやる」
……おしゃべりなやつだ。聞いてもいないのに今後の予定を事細かに語るなんて。
よっぽど寂しいのか、あんまり憎いので言葉が口をついてしまうのか。それとも純粋な意思表明なのか。
ただどちらにしろ、ひとつだけ言えることがあった。
「そんなことしたって、アンタに月が戻ることはない」
酒場の爺さんが言ってたじゃないか。
【宵闇に浮かぶ月】は昔、同じような手口で何人かを手にかけたって。
それでもどうだ。
目の前の宵闇には、肉も、骨も、内臓も、その他全くなにものも、そこには一切なにもない。
真っ黒クロの、影法師のままではないか。
「……黒い影の妙ちくりんなお話は、今日でお終いにする」
黙りっぱなしじゃ調子がでない。
剣にて語る者には刃をもって応じるように、口舌にて威する者には抗辯をもって報いるのだ。
宣戦布告を終えると、クリストフは自分の心に火が灯って、熱く広がってゆくのを感じた。
「お日様が昇るまであと一刻ってところか……」
夜明けは近い。
薄闇の時はそろそろ終わりの時頃だった。
「――【宵闇に浮かぶ月】は黎明に溶けて、ついに消え去る……なんてね!」
>>105 ヘイラム
> 待て。貴様の立場に同情はするが…生憎この者は私の友が一人。手出しはさせぬ。
ヘイラムの声が聞こえる。
そして、その言い分からすると、図書館にて何かしらの収穫があったように思える。
「我が盟友・猛る火蜥蜴、かの刃に宿れ!」
クリストフが呪文を詠唱すると、ヘイラムの抜き放った剣がにわかに燃えあがった。
物品に魔力を付与する(エンチャント)魔法であった。
つまり、肉のない魂に鋼の刃は届かぬが、炎で焼き尽くすことはできるであろう、ということであった。
火は破壊の象徴であったが、同時に浄化の手立てでもあろうから。
どうか、救われぬ魂の安からんことを。
>>106 シェンリー
あっシェンリー、寝ちゃうの?
ちょうど今、外は危ないから(主に俺様が)……そのまま、しばらく眠ったらいいよ。
目が覚めたらきっと、全部終わってるからさ。クシシ!
>>110 クリストフ
うん…気をつけてね、クリストフ。
なんだか…嫌な夢、みたから…無事に、帰ってきてね?
>>106シェンリー
そうか影か…何だろうね。
君には守護霊か何かが付いているのかもしれない。
何、すぐ戻るよ。ちゃんとクリストフは連れてくる。
待っておきなさい。
>>107 くだらぬな
そのような野望ごときのために仲間を差し出すことはありえぬ
…にしても漬物で歓心を得ることができるのかね……
>>109クリストフ
剣が炎で包まれる。
その炎に身を焦がしつつヘイラムは突進した。
迫りくる影の手を姿勢を低くして躱しつつ剣を振るいそのまま走り抜けた。
そして振り向き―――――――驚愕した。
そこにいたのは浄化の炎にのたうつ影の姿ではなく、今や炎に縁どられることではっきりとした姿形を得た大男の姿だった。
・・・・・・・・・・・・・・・
あの老司書が言った言葉が脳裏に過ぎる。
『業火で焼き尽くす、氷漬けにする…さまざまなやり方が試されたと聞いています。
ですが駄目だったのです。魔女の業は完璧でした。その事が尚の事あのような凶行に走らせている気がしてならないのですよ。
気の毒な男です…恐らく目的を、はっきりとした人の姿を得るまで成仏できないのでしょう。
もう一つ。どうも私にはあの者も犠牲になった人達も倒す事しか考えていないような気がするのです。他に方法があれば…良いのですがね…』
ではやはり敢えて憑依させ油断したところを生身の肉体ごと貫くことでしかないというのか。
再び影、いや炎の大男と距離を取って対峙する。夜明けは近い。
うーん、この季節は何着るか迷うなぁ。
薄着すると風が冷たいし、厚着すると逆に暑いし。ちなみに今はちょっと蒸し暑いよ!
>>111 シェンリー
> なんだか…嫌な夢、みたから…無事に、帰ってきてね?
ど、どんな夢だい!?
まさか俺様がこう……土の下に埋められちゃう感じのお話かい……?
>>112 ヘイラム
> そこにいたのは浄化の炎にのたうつ影の姿ではなく、今や炎に縁どられることではっきりとした姿形を得た大男の姿だった。
どうやら、自分の考えは甘かったらしい。
ヘイラムの力強い一閃は、確かに闇を切り裂き、なおかつ火の洗礼を与えたというのに。
燃え盛る影法師は、全く平然と佇立し、さらにその凶悪さを増したかのようである。
剣の一振りも、魔法の一撃も通用しない。
何か他に方法はないのか……。クリストフは、ヘイラムの目を見た。鋭く敵を睨む眼光はいささかの鈍りも見せない。
それは戦士の矜持か。あるいは、何か策があると踏むべきか。図書館で知り得た何かが。
……どうせ逃げてもダメだ。爺さんの話によれば、こいつは俺様にずっとついてくる。
ここが勝負時だ。ここで投げたら、終わりだ。
「お前の体を、よこせ」
炎を身にまとわせ、今やはっきりとその姿を現した【宵闇に浮かぶ月】は、ゆっくりと、クリストフに迫った。
自らの名前を呼んだ若者こそが、狙うべき獲物ということなのだろう。
クリストフは唾をのんだ。冷や汗が頬を伝う。影は、近づく。さらに、近づく。ヘイラムは動かない。
よし。少年は腹を決めた。
右手に構えたワンドを、するりと鞘に戻す。
血路を開くときは、いつもそうじゃないか。進展がなくては、ジリ貧に陥るだけだ。
それに、今はひとりで戦っているのではない。
傍らを見よ。百戦錬磨の男が、抜け目なくこの状況を見守っているではないか。
くるならこい。いまやクリストフは、敵を受け入れるような格好で、影を待った。
「よこせ」
影は大きく手を広げると、クリストフに重なるようにその身を預ける。
掌、顔、体、脚……覆いかぶさるように、影は少年と同一となる。
(うぅぅ……入ってくる……っ)
影は、少年の体に融けるように吸い込まれた。
毛穴、鼻孔、口腔、目蓋と眼球の僅かな狭間……あらゆる器官を通って、躊躇なく黒い粒子が侵入する。
それは拒みを許さぬ強引な蚕食であった。続く強烈な異物感。肌は粟立ち、呼吸は乱れる。
それに、とても熱い。未だ影に燃え盛る炎はクリストフの髪を、服を、肌を、容赦なく焦がした。
影の最後の一部が、口から入り込んで同化を終える。体中を苛む疲労と虚脱。そして体を内部から侵す違和感。
クリストフは、自分の体を抱き込むようにして、がっくり膝から崩れてしまった。目の光は失われ、口元は苦悶に歪む。
「ぁ……ぁぁ……熱い……熱いよ……」
額には玉のような汗が浮かび、言葉とは裏腹に、その体は小刻みにブルブルと震えた。
それはさながら、熱病にうなされる様であった。2つ魂の混在を、ひとつの体が拒絶しているのであった。
(よこせ、体をよこせ……体を……)
「ぅぅぅ……ぅ……うううぅぅ!」
体に入り込んだ魂はまだ、要求をやめない。
良かろう…この先罪が待ち受けているならば…その罪は受け止めよう
>>113 影…【宵闇に浮かぶ月】とは魂と魔法の奇妙な融合体と呼べるものだった。
魔女による魔法は肉体と言う器を失った魂を常に現世に繋ぎ留め、魂を浄化しようとする試みを妨げる。
一方で今は月と名付けられた男の魂は外部から魔女の魔法そのものを解除しようとする者を拒み、あくまで魔女への復讐を目的とする
この相互に補完し合うある意味城と人の関係を体現しているとも言える化け物を打ち倒すには二つの手があった。
一つは双方を真正面から同時に叩くというもの。だがこれは失敗した。
もう一つはこの化け物が一つの事に全力を注ぎ、相互補完の関係が崩れた時…一方を討つというもの。
そしてこの方法では…さらに選択肢があった。
ヘイラムの剣は魔力の流れを断ち切るという特性を持っている。
魂がクリストフに憑依しかけている今なら影のみを断ち切り消滅させられるかもしれない。
だがその時、退路を断たれた【宵闇に浮かぶ月】の魂はより執拗にクリストフの体を欲するだろう。
一方クリストフごと斬り伏せ、【宵闇に浮かぶ月】の魂の行き場を無くすという選択もできた。確実だが…クリストフも死ぬ。
可能性に賭けるか…確実性を取るか……
ヘイラムはおもむろにクリストフの前に立った。すでに覚悟は決めていた
「影よ。眠りにつくがいい…夜明けだ!」
その怒号と共に剣は振り下ろされた。
>>115 ヘイラム
少年の体の隅々まで、己という存在を満たした【宵闇に浮かぶ月】は、久しぶりに自分と外界が隔絶されていることに気づいた。
茫洋たる魂でしかなかった影帽子は、この少年の肉体を得るまで、どこからが空気で、どこからが自分なのか、その区別すら曖昧であった。
しかし、今はそうではない。
魂をみっしりと浸透させた若い肉体が、生の感覚を呼び覚ます。
肌をすぎゆく生ぬるい風の感覚を。鼻をつく磯の香りを。赤く染まる黎明の空を。
後は仕上げとばかりに、このわっぱの魂を喰い尽くしてしまえばいい。
それでやっと、影は"元の人間"に戻ることができるのだ。
肉体と魂を立派に備えた、あのときの自分に。
ズブリ。
痛い。
肩口に鋭い痛みが走った。
白刃に閃めく朝日が、影の視界を奪った。
痛い痛い痛い痛い!
折角、空気のようであった魂が、膜で囲われた固体になろうというときに!
その境目を、無残にも切り裂く者がいる!
【宵闇に浮かぶ月】の魂の器に、触らんとする者がいる!
ヘイラムの魔剣は、やっと顕現した【宵闇に浮かぶ月】の、魂の隔壁をざっくりと裂いてしまった。
そして、あたかもパンパンに張った水風船を針で突いたときのように、クリストフの肩口から、黒い魂の粒子が勢いよく飛び出していく。
粒子は、もはや戻るべき閨を持たずに、虚空へと雲散霧消した。
それはまるで、水平線から眩く射す曙光に、暗黒が溶けていくようであった。
【宵闇に浮かぶ月】が、乗っ取った少年の眼球を通して見た最後の光景は、意外にも、酒場で寝こけていたはず老爺の顔であった。
なぜか老爺はそこにいて、影のことをじっと、懐かしむような、憐れむような目で見つめている。
影は彼のことをよく知っていた。老爺も影のことをよく知っていた。
「XXXX……?」
影は――すでに名前を奪われて久しいが――その老爺が口にした名前には聞き覚えがあった。
「XXXX……!」
影は、思い出した。自分の本当の名前を思い出した。
奇しくも、その存在が完全に消えてしまう寸前に、影は自分の名前を取り戻すことができたのだった。
魔女が約束した永遠が破れる瞬間だったからこそ、影は呪いから解放されて、自分の名前を認識することができたのだった。
俺様がはっと気が付くと、目の前にはヘイラムさんと、なんと酒場の爺様がいた。
あの影法師の話をしてくれた爺様だ。
ふたりとも心配そうに俺様の顔をのぞき込んでいる。
「あれ……結局どうなったの……?」
石畳の道にへたり込んだまま俺様が聞くと、ふたりの顔が安堵に緩む。
まぁこれは、なんとかなったってことかな。
「ようボウズ。それに、ダンナ。この港町の、妙な影法師のお話は、これでしめえってことになりそうでさぁ」
爺様は、通りで炎が上がったり、何やら苦しそうな声がするってんで、見物に来たらしい。
そして俺様とヘイラムさんのただならぬ様子を見て、例の影が出たんだとピンと来たんだってさ。
まぁ、爺様が何をするってわけでもなかったみたいだけどね。
立ち上がろうとすると左肩に痛みがあった。それになんだか、全身が焼けるようにヒリヒリする。
満身創痍だ。
でも俺様はまだ生きている。こんな稼業をしていると、生きてるだけで万々歳だよ。
しかしこんなことになるんなら、正式に影法師退治の依頼を受けときゃよかったな。
結局そのままペタンと座っていると、後ろから光が射した。朝だ。
そういえば俺様、昨日はお酒飲んでろくに寝てないんだったな。
倒れこんで逆さになったお日様を見ていたら、あらがいようのない睡魔が俺様を襲った。
とりあえず、ひとねむり、させてよね……。
zzz
(【宵闇に浮かぶ月】のお話 おわり)
ドキドキ恋愛アドベンチャー…ちょっとエッチなファンタジー世界雑談カップリングスレ
恋愛アジト…イチャイチャラブラブのファンタジー世界冒険エロスレ
冒険者ギルド…恋愛アドベンチャーの後継スレで正統派ギルド運営冒険スレ
総合…硬派なファンタジー世界質雑スレ(連合後も存続に成功し独立した現行スレ)
酒場…酒場を舞台としたライトなファンタジー質雑スレ
F総合…ファンタジー度★★★★★、TRPG度★★★☆☆、馴れ合い(恋愛)度★★★☆☆、エロ度★★☆☆☆、質雑度★★★★☆
ドキ恋…ファンタジー度★☆☆☆☆、TRPG度★☆☆☆☆、馴れ合い(恋愛)度★★★★★、エロ度★★★☆☆、質雑度★★☆☆☆
アジト…ファンタジー度★★★☆☆、TRPG度★★★★☆、馴れ合い(恋愛)度★★★★★、エロ度★★★★★、質雑度★★★☆☆
ギルド…ファンタジー度★★★★☆、TRPG度★★★★★、馴れ合い(恋愛)度★★★☆☆、エロ度★★☆☆☆、質雑度★★☆☆☆
F酒場…ファンタジー度★★★★☆、TRPG度★★☆☆☆、馴れ合い(恋愛)度★★☆☆☆、エロ度★★☆☆☆、質雑度★★★★★
G総合…ファンタジー度★★★★☆、TRPG度★★★☆☆、馴れ合い(恋愛)度★★★☆☆、エロ度★★★☆☆、質雑度★★☆☆☆
新酒場…ファンタジー度☆☆☆☆☆、TRPG度★☆☆☆☆、馴れ合い(恋愛)度★★★☆☆、エロ度★☆☆☆☆、質雑度★★★★★
クリストフとシェンリーは幸せなキスをして終了
あとヘイラム
−− Fin −−
みんなどこへ行っちまったんだ……
なんだか初夏の陽気だよ。少し暑いくらい。
>>120 俺様はずっといるよ、
>>120さんの心の中に!なんてね!
俺様みたいな旅暮らしには関係ないけど、組織に属している人たちは忙しいのかもしれないよ。
春先は改組とか異動とかあるし、慣れない仕事を覚えるのに大変だからね。
どのギルドに顔出しても、この時期はみんなせわしなくてさ。
そういえば、この街のハンターギルドにも新人っぽい子が入ったっけ……結構、かわいかったぜ!
う〜む、いかんな…
>>120 すまぬな…ちと野暮用があってな、クリストフを宿に運んだ後そちらに取り掛かったのだが…
これが中々に厄介でそちらに掛かり切りになっていた。
随分と間を開けてしまったが…まだいるぞ。安心なされよ。
ふぁぁ…長く眠っていたみたい…もう、春も過ぎて…爽やかな…おてんき…
>>120 私は…空をお散歩したり…街を見て回ったり…
夜になると…宿に帰って部屋で休んだり…してました…
クリストフも、ヘイラムも…忙しそう…私も…お手伝いしなきゃ…ダメだったかな…
>>121 おかえりなさい、クリストフ。
ユーレイさんと…会ったの?クリストフ…すごく…疲れてる…ゆっくり、休んでね…
…ねぇ、私も…お仕事…してみたい。
ハンターの仕事…何をすればいいかわからないけれど…いい、かな?
>>122 ヘイラムも…おかえりなさい…おつかれさまでした…
この辺りにあった…嫌な気配が…なくなっています…ふたりの…おかげ、かな…
私だけ…のんびり…遊んでました…ごめんなさい…次からは…私も、連れて行ってくれますか?
風があるせいか、たんぽぽの種子がすごく飛んでるよ!
あちこち漂ってるよ。飛びすぎだよ!
>>122 ヘイラム
あ、おはようヘイラムさん。
なんだかお世話になったみたいで……クシシ。
ヘイラムさんは体の具合は大丈夫?
俺様は傷口が完全にふさがるまでは無理しないようにしようかな。
とりあえず、あの事件は終わったってことで、いいよね。
またアイツが出てきたら俺様泣きそう!
そういえば、結局アイツの本当の名前って、どんなだったんだろうね。
>>123 シェンリー
もう、本当に大変だったぜ!(主にヘイラムさんが)
燃やされそうになるわ、憑かれそうになるわでさ。
それはそうと、仕事がしたいの?
ハンターは戦闘以外だと、退屈だったり、血なまぐさい作業が多いんだよね。
僻地で延々と待伏せたり、狩った獲物を解体したりさ。
簡単なところだと装備の確認とか買い出しかなぁ……あとギルドに顔出して仕事の斡旋受けたり。
ああ、そういえばハンターギルドで人員の短期募集してたから、そっちに出向いてみるのもいいかもしれないな。春だし!
南風…びゅうびゅう…そんなに羽ばたかなくっても、飛び立てそうです。
>>124 クリストフ
燃やされたり…憑かれたり…?やっぱり…いたんだ…幽霊さん…
憑かれたら、どうなってたのかな?クリストフが、クリストフじゃなくなってたのかな…やだな。
うん、二人を見ていたら、私も誰かの役に立てたらいいなって…思ったの。
あ…でも…人間以外でも募集してるのかな…やっぱり…変装しないと…ダメ、かな…
獲物…あ、そっか…ハンターは…狩りをしないといけないんだね…
んー…狩りはする必要がなかったし…苦手、かな…誰かが怖がったり…痛い思いをするの見るのは…辛いから…
だけど…それが、相棒のお仕事だったら…お手伝いしたい。
大切な人が…危ない目にあうのは…もっと嫌だから…
募集してるなら…いってみるね。
……なんだかジメジメしはじめたぞ。
朝飯に出たパン、昼までとっとこうと思ったけど、もう食べちゃわないとかなぁ。
酸っぱくなっちまう前に。
>>125 シェンリー
> 憑かれたら、どうなってたのかな?
酒場の爺さんが言ってたんだ。アイツは憑りついたヤツの魂を喰っちまうって。
だから俺様も散々中身を喰いつくされて、空っぽになってたかもね。
でもアイツ、魂食った後に身体を乗っ取ることはできなかったみたいなんだよね。
だから何十年もずっとふらふらしてた。肉体にも魂を受ける器があって、それがかみ合わないとうまく嵌らないのかもね。クシシ。
> ハンターは…狩りをしないといけないんだね…
命を奪って命をつなぐ。因果な商売なのさ!
でもそんなこと言ったら、ハンターだけが特別ってわけでもないけどね。
例えば、この魚料理だって同じ原理で俺様の腹の中に入るわけだし……むぐむぐ。
> 募集してるなら…いってみるね。
風薫る五月。港街のハンターギルドはそこそこの賑わいを見せていた。
この街のギルドは、規模のわりに大きな建物だ。
入口の大きな扉を開ければ食堂然とした広い空間。そして奥には立派なカウンターが鎮座している。
フロアに雑然と配置された使い古しの机と椅子には、今も様々な出自の人間たちが腰をかけて活発に論を交わしていた。
窓際の席では、客とハンターが仕事の詳細を詰めているし、奥の席では、ギルド員が何か書面の作成に忙しく手を動かしているのが見える。
カウンター席に至っては、若いハンターの苦情に耳を傾けているギルドマスターの渋面が目に入った。
竜の少女がギルドの敷居をくぐると、それを目ざとく見つけたマスターは、苦情処理を強引に切り上げて少女に声をかけた。
「よう!あんた、赤毛の坊主の言ってた娘さんだな?」
それまで苦情を申し立てていた男は肩を竦めて、くれぐれもよろしく頼む、と念を押して去っていく。
それを見送るマスターの顔はやれやれといった風情だ。
マスターは厳つい髭面を歪ませて、いやいやどうも助かった、などと呟きながら、少女に手近なカウンター席を勧めた。
「どうだい、立派なカウンターだろう?
ここは元々酒場だった建物を、うちのギルドが買い取ったんだ。
実務の作業机はボロっちいくせに、妙なところは充実してやがる」
マスターはカウンターの奥に引っ込むと、近くに並べてあった木製のジョッキをひっつかんだ。
最奥は大きく丈夫な棚になっていて、そこには果実酒やジュースで満たされたの大きな樽が幾つも並んでいる。
その樽から伸びたハンドルを回すと、下部にある注ぎ口から内容物が注がれる機構だ。
ジョッキにジュースをなみなみと注ぐと、マスターは慣れた手つきでそれを少女の前に差し出した。
「ここ2、3日は妙に暑いよなぁ。まぁ、飲んでくれ」
そんな前置きをして、髭面の大男は話を始めた。
「……実は先月入ったギルドの新人が風邪こじらせちまってな。
アンタがよければ、そいつが復帰するまでのあいだ、ちょいと手伝って欲しいことがある」
難しいことじゃあないと思ってるんだが。マスターはそう付け加えた。
>>126 クリストフ
空っぽになって…何も分からなくなるの?その…影は…体が欲しかった…でも、体は取り戻せない…
とても…怖くて…危ないけれど…かわいそうかも…成仏できたなら…良かった、よね…
私ね、ホントは…何も食べなくっても平気…食べなくても、殺さなくても生きていけるの。
居場所を見つけるために…お仕事をして、他の命を奪おうとしてる…
………それが、人として、生きるってこと、かな…
……紹介してくれたんだ、えっと…カウンターにいる、髭のおじさんに声をかけたらいいんだね?行ってきます。
(宿を出た少女は晴れやかな初夏の陽気の中、フードつきの外套をすっぽりと被り表通りへと足を運ぶ)
(途中すれ違う人々の奇異の視線から逃げるようにしてギルドへと向かう)
大きい建物だなぁ…みんな、忙しそう…ここにいたら、元気が出る…気がする…
(ざっと店内を見渡してみれば、獣人など亜人のハンターも見受けられる)
……ここなら、大丈夫…かな…
(ホッと一息ついてフードを脱ぐとマスターと見られる髭の男が声をかけてきた)
あっ、はい…何か、仕事はないかなぁっと思って…あの…私は…シェンリーといいます…
ありがとうございます…
(緊張した面持ちでジョッキを受け取ってちみちみと飲みながらマスターの話に耳を傾ける)
まぁ…風邪で…えっと…私も…相棒が、寝込んでるから…働きたいです…なんでも、します…
(多少過保護も問題か…)
>>122クリストフ
〉ヘイラムさんは体の具合は大丈夫?
起きていたか。(安堵の表情を浮かべ近くの椅子に座る)
ああ、私は大丈夫だ。私にできたことは殆どなかったしね。
君は暫くは無理をしない方が良い。傷もあるが…今まで働きづめだったのではないかな?
〉そういえば、結局アイツの本当の名前って、どんなだったんだろうね。
実はあの後しばし老爺と話したのだが…あの男、どうも流れ者だったらしい。
君と同じかそれよりも若い時に町にやって来て通り名はともかく本当の名前は老爺も知らないようだったよ。
…近くの教会に丁重に葬って頂いた。まさか蘇りはしないだろう。
〉〉123シェンリー
〉ヘイラムも…おかえりなさい…
ただいま。クリストフのおかげで何とか上手くいったよ。
〉私だけ…のんびり…遊んでました
なに、子供は遊んでいれば良いよ。(若干ふざけた様子でシェンリーの頭を撫ぜる)
とは言え…(思案顔になる)…そうだな。良いとも。やはり皆でいる方が安全だし安心できる。
ハンターギルドに行ってみるのかい?何事も経験、行って頑張ってみると良い。
…実は私はまだ用があってね…悪いがギルドにはついて行けないんだ。
二人が戻る頃には戻っている筈だから心配は無用、さあ行っておいで。
おいっ、助けてくれっ、商人たちが魔物に荷物を狙われた!
あ〜っくそっ、もう少しで街だったってのに…。
朝晩で気温がずいぶん違うなぁ。
一応、羽織るもの持って出掛けるないと。ぶるっ。
>>128 シェンリー
> 居場所を見つけるために…お仕事をして、他の命を奪おうとしてる…
竜の生き方と、俺様たちの生き方は、きっと違うんだよ。
でもどうにかして似たようなところを見つけられれば、一緒に生きやすくなるかもしれないね。
……ハンターギルドの仕事っていっても千差万別あるから、気に入らなかったら蹴っていいんじゃないかな。
ギルドマスターの話によると、若い方が頼みやすい仕事っていってたから、力仕事じゃあないと思うんだけどね。
> まぁ…風邪で…えっと…私も…相棒が、寝込んでるから…働きたいです…なんでも、します…
ハンターギルド。昼を過ぎて暫く経つが、まだ喧騒は絶えない。
「いやぁ、そんな大層なことを頼むつもりじゃあねえんだがね」
髭面のマスターはそう言うと、カウンター下の引き出しをごそごそやった。
やがて一枚の羊皮紙を手に取って机に広げる。
「嬢ちゃん、この国の字は読めるかい?」
マスターによれば、これは正式な仕事の依頼票だという。そこには、討伐対象とその報酬が記載されている。
普段なら仕事として受けてもいい内容だったが、問題はこれを持ってきた人物だった。
「これをもってうちにきたのは、10歳かそこらの娘なんだよ。上客の召使いってわけでも無いんだ。
この依頼が本当かどうか、裏をとらなきゃならねぇんだが、その娘がどうにもなにも話さねぇんでな」
ギルドの厳つい男が話を聞こうにも、何も話すことはなかったという。
このまま無視をしてもいいが、依頼票には落ち度がないし、報酬も既に持ち込まれている。
仕事の背後関係を調べて、妙なからくりがなければ、このまま遂行してもいい案件だった。
「俺たちゃ、どんなにでけぇ化け物でもふん縛ったたり、ぶちのめしたりはして見せるんだけどよ。
小せえ子供をあやすのだけは、どうにもならなくてよう」
大男は、すこし困った顔で竜の少女の答えを待っている。
>>129 ヘイラム
> 傷もあるが…今まで働きづめだったのではないかな?
へっへー。でも暫く分は稼げたよ。
冒険者稼業じゃ何があるかわからないし、平素よりお金を稼いでおくのが俺様の信条なんだ。
金が入っても怠け癖がついちゃうとすぐスッカラカンになっちまうからね……。
> …近くの教会に丁重に葬って頂いた。まさか蘇りはしないだろう。
死にぞこなうのは、嫌だなぁ……。しかも何十年も。
俺様が逝くときは、ふかふかのベッドの上で、友人や家族に看取られながらがいいよ。
ああ……でも今の稼業を続けてたら、冷たい土の上で行き倒れるのが関の山なんじゃないかって、思わないでもないな。
それか化け物の腹の中。クシシ。
>>130 おっ、こんなときこそ流れの冒険者に任せてくれよな!
じゃあまず、魔物の種類と規模を教えてくれ。それから隊商の関係者も呼んできてよ。
情報無しでつっこんで返り討ちにあったら目も当てられないし……無報酬で働くのもぞっとしないでしょ?
ちなみに俺様は後ろで後方支援に回るから!……え、なんでそんなに偉そうなのかって?
だって、自信なさげなヤツと自信満々のヤツ、仕事をまわすとしたらどっちだい? クシシ!
>>129 ヘイラム
こども……私って…こども、かなぁ……ん…
(むくれたような困ったような微妙な顔をするが頭を撫でてもらったら心地良さそうに目を閉じる)
もし…置いていかれたら、寂しいです…ずっと待ってるのも…不安だし…
私ね…戦うことは…できないかもだけれど…自分のことくらいは…守れると…思います…
……うん…!いってみたい…
(こくこくと頷いた竜少女の目は好奇心に輝いている)
私…頑張りたいです。
ヘイラム…気をつけてね。
>>130 商人さんの荷物が…?荷物が届かなかったら…困ってしまいます…
えっと…私じゃ…役に立てない…かな…ごめんなさい…
もう、他のお仕事…引き受けちゃいましたから…終わったら…そっち…行ってみます…
>>131 クリストフ
うん…いっしょに生きていけたら…いいなぁ…
でも…やっぱり…私ね、街とか…村とか…同じところに…長い間居たら…ダメみたい…
今も…精霊さんが…辛そう…どこか…棲家を見つけて…時々、人里に来る、くらいなら…一緒に居れるだろうけれど…
……断ることもできるんだ…うん…がんばる……
はい…少しなら…読めます…
(広げられた羊皮紙に目を通す)
えっと…んー…?
(とても困った顔で小首を傾げる、やはり読めなかったようだ)
ごめんなさい…細かいところまでは分からなくって…
その…女の子から…仕事のこと、聞けば…良いんでしょうか…
お話…聞きに行きます…女の子が居る場所…教えてくださいませんか?
(まっすぐにマスターを見据えてゆっくり頷く)
さて…
>>130 この近辺にも出るのか。
私が昔家を飛び出した頃には稀だったが…最近はどこに行ってもこの手の話を聞く
一体何故だ…?
>>131クリストフ
>平素よりお金を稼いでおくのが俺様の信条なんだ。
お、しっかりしてるね。急に金が要り様になった時に無かったら困るか。
敢えて言うけれど休める時にしっかり休むのもまた一人前の戦士のたしなみだよ。
事情は知っているが今は養生すると良い…
>ふかふかのベッドの上で、友人や家族に看取られながらがいいよ。
討ち死にするよりはそっちの方が良い。戦場で死にたいという者もいるが…私はそこまで狂ってはいない。
…っと失礼。君もいつかは身の振り方を考えなければならないね。
若いうちは案外勢いでどうにかなるかもしれないが年を取ってからは大変だろうて。
>>132シェンリー
>置いていかれたら、寂しいです…
「待つのが女の仕事」と言う者もいたけれど…同僚の中には肩を並べて共に戦った女性もいた。
ただ…無理だけはしないで欲しい。自分の身は必ず守ること、いいね?
そうでなければ…仲間が悲しむ…(何処か悲しげに呟く)
>私…頑張りたいです
じゃあ行って来ると良い。
ああ、私も気を付けよう。と言っても斬り合うわけじゃないよ。
〔二人が出て行くのを見送り〕
あの子は初めて随分と逞しくなった。初めて会った時にはギルドにはとても行きそうに無かったが…
さてと、こちらも用を済ますか…
まだ雨季にも入ってないってのに、この暑さはなんだよう。
中央の気象予報管は、今年は冷夏ですって言ってたのに!
>>132 シェンリー
> 今も…精霊さんが…辛そう…どこか…棲家を見つけて…時々、人里に来る、くらいなら…一緒に居れるだろうけれど…
行く先々でも影響があるんだよね。
腕輪の抑制の元でもなお抑えられないというなら、それが龍たる力、竜たる宿命ってことなのかな。
本人が望まなくとも、その血が支配と服従を欲しているとしたら……
人生も竜生も、そう簡単に上手くいくようにはできてないみたいだ。
> ……断ることもできるんだ…うん…がんばる……
一応、シェンリーのことは話してあるから、あんまり警戒しなくてもいいよ。
この街のギルドはデカいし歴史もあるから、ちゃんと人を見て依頼してくると思うけど……
それでも、変だと思ったら断っていいんだぜ。
ギルドの連中だって相当の手練れだ。
もしこの話が無かったことになっても、2度目、3度目の手を打つ知恵はあるんだからね。
> お話…聞きに行きます…女の子が居る場所…教えてくださいませんか?
街の外にある大きなトリネコの樹の洞(うろ)。それが彼女の滞在場所だった。
木の洞といっても比較的大きな空間で、農夫が雨宿りに使ったり、
夜、町から締め出されてしまった旅人が、一晩の仮宿にすることもある。
彼女は何も話さなかったが、例の依頼票の「連絡先」欄には、規定通りにきちんと場所が明記してあった。
そこには、街の誰もが知っている大木の名前が書かれており、実際、そこにいけば彼女に会えるのだ。
その木は、樹齢何百年とも何千年とも言われる古木で、かなり遠くからでも見ることができた。
だから、付近の住民や行商たちからランドマーク(目印)としても使われている。
巨木の見える方角を確認しながらまっすぐに進めば、誰もが確実に、その木の下へ辿り着くことができるのだ。
「……」
そこに居たのは、歳の頃10歳ほどの少女だった。
大木の上の方、力強く伸びた太い枝に腰かけて、足をぶらぶらとさせている。
髪の毛は伸び放題だが、美しく艶があり、その素肌は水を弾くような瑞々しさがあった。
大きな2つの眼はどこを見つめるわけでもなく、そこら中をぼんやりと眺めている。
"あら、今度は人間ではない者が来た"
少女の唇は一切動くことはなかったが、竜の娘には確かに聞こえた。
木の枝が風に揺れるざわめきに紛れて、話しかける少女の声を聞いた。
木の上の少女の瞳は、いつの間にかあなたをじっと見つめている。
>>133 ヘイラム
> 敢えて言うけれど休める時にしっかり休むのもまた一人前の戦士のたしなみだよ。
さすがヘイラムさんの言うことには含蓄があるなぁ!
じゃあしばらくお布団にくるまってヌクヌクと……ってアツゥイ!
暑いよヘイラムさん!
もう日差しが夏だよ!夏の陽気だよ!
下の食堂で氷菓でも頼もうかな……いや、この時期じゃあまだ卸してないかな……。
> 若いうちは案外勢いでどうにかなるかもしれないが年を取ってからは大変だろうて。
そうだよなぁ。
俺様だってもう全身ボロボロだし……。
いい話があれば、ハンターギルドのギルド員にでも収まって安穏と暮らすのも悪くないかな。
でもまぁ、それはもう少し先のお話さ。行きたい場所はまだまだたくさんあるんだからね。
雨季になりました。一番好きな季節……湿気がじめじめして、気持ちいいや。
>>133 ヘイラム
待つのが女の仕事…女の人でも……元気な人はたくさんいるのに……
私も…空を飛び回ったり、色んな街や人を見てまわるのは好き、です。
はい。自分の身は……自分で、守れると思うから……きっと大丈夫。心配しないでくださいね……
(にへらっと力の抜けるような笑みを浮かべる)
斬りあい……ヘイラムは、軍人さんだから……それがお仕事だから……仕方が無いよね……
だから私、それで……嫌いになったりは、しません……
>>134 クリストフ
支配……ふくじゅう?ん……したくない、けれど……しないといけなくなる……かもしれない……
早く棲家を見つけないと……誰も居ない、ところ……
警戒はしてないよ?クリストフが勧めてくれたところだから…きっと、安心だなって思います。
ちょっと、緊張してるだけ……
トリネコの樹の、うろ……そこが、待ち合わせ場所…ですね?大きな木だから…分かります…それでは…
(ギルドマスターにぺこりと一礼して踵を返し指定された場所へと向かう)
ここなら、どこからでも見えるから……迷わない…依頼主さんって、親切な人……
(巨木の方向に真っ直ぐ進んで行く、そう時間も掛からないうちに巨木の根元に辿り着く)
(太い幹に手を当てて、空に広がる枝葉を見上げ感嘆の声を小さく上げる)
わぁ…やっぱり近くで見たら…迫力が違うや…とても強くて、逞しい、木……
(ほどなくして枝に腰掛けた少女を見つける。不思議に思って眺めていたら不意に声が聞こえる)
……やっぱり、あなたが依頼主…さん?こんにちは、私は…ギルドの紹介できました…シェンリーと、いいます…
(どこか遠くを見ていたような少女の瞳が此方に向くとシェンリーは会釈して声を発した)
(それほど声を張り上げた様子はなかったが、竜娘の澄んだ声は枝に腰掛けた少女へとしっかり届いた)
水龍にはいい気候かもだけど、俺様は、蒸すのは苦手なんだぜ!
はあっ……ストールが息苦しいぜ!
>>135 シェンリー
> 早く棲家を見つけないと……誰も居ない、ところ……
滝や泉があるところがいいのかな。
それでいて人があんまり来ないところ……以前に行った飛龍渓谷がそんな感じだったけど、あそこは危ないから誰も寄らなかったんだよな。
だとしたら遠方探索の仕事、引き受けてもいいかもしれない。
たまにあるんだよね。動物学者とか植物学者、考古学者が未踏の領域の護衛を探してるって話がさ。
> 警戒はしてないよ?クリストフが勧めてくれたところだから…きっと、安心だなって思います。
ダメダメ!知り合いの紹介だからいいかな、大丈夫かな……ってのが一番危ないんだから!
知人を巻き込むのは詐欺師がよく使う手なんだよ。
だからこれに限らず、よく聞いて、自分でよく考えて判断するんだからね!
なにか疑念や躊躇いがあって、その場で決められないときは、一旦保留して周りに相談するのがいいよ。
誰かに話すことで事態を整理できるし、第三者からの客観的な意見が聞けるからね。
> ……やっぱり、あなたが依頼主…さん?こんにちは、私は…ギルドの紹介できました…シェンリーと、いいます…
"こんにちは、シェンリー。竜の娘。
私はスル。この森の娘。この古くて大きな【柱】(スル)が、私"
天高くそびえる巨木を中心に、港町の周囲を取り巻く新緑の森林にて。
トネリコの精(ドリアード)の少女は朗らかに返事をした。
だがその口唇はいささかの動きを見せることはない。
なぜなら彼女は、風にそよぐ木の葉のざわめきで語るのだから。
そしてその微かな囁きは、ごく限られた者にしか届かない。
"ねぇ、私は人のことにはとても詳しいのよ。
町が栄える様子を、ずっと昔から見てきたからね。
洞の中で旅人たちが話すのを、ずっと昔から聞いてきたからね"
だから彼女は、羊皮紙を用意して、黒インクで文字を書いたという。
だから彼女は、報酬に金貨と銀貨を用意したという。
ずっと人の営みを眺めてきた彼女にとって、これは人の規範に則った頼み方だったのに。
"私はきっと間違ってはいないはずだわ……。なのにあの人たちは、いったい何が不満なのかしら。
この木の下でぎゃあぎゃあと騒ぐけれど、私の言葉には、一切耳を貸そうとしないの"
木の精はいかにも不満そうな表情を竜の娘に見せた。
私たちを齧る蟲を追っ払って欲しいだけなのに。そうぼやきながら。
水晶玉に映し出されたのは、小さな墓地。
―――この建築様式、アルデバランですの?
―――少し、時間を巻き戻しますわ
水晶玉に映し出されたのは、赤髪のハンターを襲う・・・『影』。
―――この術式、まさか
―――もっと、時間を巻き戻しますわ
―――これは何十年前かしら?
水晶玉に映し出されたのは、雪の港町。
酒場で、黒い瞳の美しい魔女に乱暴しようとする、下賤な男。
―――間違いありませんわ、あの方は・・・!
―――ウフフ
―――魔女の美しい顔に傷をつけようなどと、なんて野蛮。いえ、
―――なんて醜いのでしょう
―――あの大陸も、ですのね。すべての美しいものを保護せねばなりませんわ。だって・・・
豪華な寝室に灯る、明かり。
枕に乗せた水晶玉を眺めるのは。
一糸まとわぬ白く透き通る肢体を妖艶にしならせながら。
紫の髪と、金色の瞳の、これまた美しい・・・魔女。
「だって、私の身ひとつで美の女神として全人類に崇められるには…荷が重すぎますもの」
次の瞬間、紫の髪の魔女がいたのは、ハンターギルド近くの教会。
「さっきのハンターさんがいらっしゃるのは…あの宿かしら?」
魔法って…すごいと思います…式を作って…精霊さんにお願いしたりして…ちからを、動かすんだもん…
私は…無理やり捻じ曲げて終わり。だから…嫌われちゃうの。
>>136 クリストフ
んん……棲家は見つけなきゃいけないけど……このまま、旅してたいとも思う……よく、分からない……
えっと…ヒトは…居ても大丈夫…だけど、精霊さんが居たら……うまく、共存できないかも……
どうしても……邪魔してしまうから……
学者さんのお仕事…?ハンターって…そんな仕事もするんだ…かっこいいなぁ…
えっと…クリストフは…私をだますつもり…だったの?
お金もそんなに持ってないし…私なんてだましても…なにも、いいことはないと、おもうけれどな…
んー…それじゃ…私、自分で考えて…判断します…ありがとう、クリストフ。
相談できるひと……クリストフの他じゃ……ヘイラム?ヘイラムにも…相談しました…完璧…です…
(竜の少女は木の葉のざわめきに耳を傾ける)
木の精霊さん…だったんだ…とっても…大きいですね…
へぇー…ずっとずっと昔から、ここに……ヒトって…すごく、忙しそうで…一生懸命だから…みてると…楽しいよね…
(意外と饒舌な少女の話にこくりと頷く。木の精の話を聞く中で彼女に対して羨望にも似た感情が生まれていることに気付いた)
私も……旅に出る前は……見てたの。ヒトの暮らしを……
だけど……どうしても出て行かなくちゃいかなくなって……うぅん、いまは、関係ない、かな…
えっと……依頼の仕方は…間違ってなかったと思います……どうしてか分からないけれど…あの人たちは…あなたの言葉が聞こえないって…言ってました。
だから、怒らないであげて…?
(スルの不満顔におどおどしつつもハンターギルドを弁護しようとたどたどしく言葉を紡ぐ)
大丈夫…私は…分かりますから…えっと…むしさん?むしを…追い払ったら…いいのでしょうか…
(大きな大きな幹の周りをぐるりと見回ってそれらしい生き物を探す)
先日、お母様のご友人のマラカスダンサーがお子様をご出産なされましたのよ…。
あのノヴァ大陸ご出身のダンサーは御声に聖なる癒しの加護をお持ちで…
3歳にも満たなかった私が初めてお目にかかった頃は…マラカスと踊るかたわら、魔法の紙芝居に声を吹き込んでおられましたの。
お生まれになった赤ちゃんは可愛い女の子ですの。次の世代を担う新しい命…神秘的ですわね…。
>>135 シェンリーさん
> 支配……ふくじゅう?ん……したくない、けれど……しないといけなくなる……かもしれない……
安心なさって、あなたを必要とする大地が自ずと招き入れますわ(ニコッ
大気が流れなければ豊かな自然は息吹かない。
雨が降らなければ草木は生い茂らない。
大地に命がなければ農作物は育たない。
あなたは、この碧い惑星の生命を育むことができますのよ…。
テルスは広いんですもの
一緒に探しましょ…龍の力を生命の源と認めてくれる島を。龍のありがたみをわかってくれる人々を。
シェンリーさんはお優しい方ですもの、決してペールオロフのようにはなりませんわ。
申し遅れました、私アメンシェプス3世と申しますの…よろしくお願いします(ニコッ
>>136 クリストフさん
そこの方、この世ならざる者に襲われたんですって?災難でしたわね
それにしても、この国は湿度が高くて蒸々しますわ…。砂漠でしたら屋内にさえいれば暑くありませんのに…。
…竜神信仰もありませんのね…。天候を操る竜神を破壊の神として畏れる一方、大気と水の恵をもたらすゆえに大抵の国では一都市や二都市は農耕の神として崇める地方がありますのよ…。
さしづめ、大昔あった土着信仰が新参者ルシルフルの蛮行で失われましたかしら?クスクス…
あら、ごめんあそばせ
(紫髪の美女の一糸まとわぬ裸身が発光し、南方風のドレスを着ていた。本人の美の自信を裏付けるに十分すぎるほどの、神々をもメロメロに魅了するほどの、絶世の美女。)
私は砂漠の魔女アメンシェプス3世…(髪ファサッ
親しみをこめて『美しいアメン様』とお呼びいただいて構いませんわ…
あら…美しすぎて見惚れてしまわれたかしら?無理もありませんわ、神々さえも私の美貌にメロメロですもの…(くるりとターン
本題に入る前にお伺いしますわ。(装飾する魔法のジュエリーをひとつ外して差し出す)あなた…タダでは情報を教えない主義でして?
ごめんなさいね、あまりギルドで依頼していい史料探しじゃありませんの…。
……遍歴の魔女についてどこまで御存知?
名前: アメンシェプス3世
性別: 女
年齢: 14歳
種族: 魔女
概要: 南方砂漠から女だけの大神殿の娘。5000年前の古代女神を信奉する。類稀な美貌と妖艶な魅惑を兼ね備える絶世の美女。
服装: 古代エジプト女王風のセパレートドレスを着用し、いたるところに宝飾品を装飾する。
ボトムスは赤いラメ光沢のスカート。この魔法のスカートは浮力になる。
トップスはほぼトップレスに近く、黄金のメニトから両肩へ半透明なレースがたなびく。
両手: 爪に紫のネイルチップ。
ティアラ: 黄金のジュエリーチェーン状のティアラを飾る。ティアラ中央は金のフレームとルビーの円盤で象った横長な『真実の目』
シューズ: 爪先の反り返った黄金のヒール
マジックアイテム: 小さな水晶玉を紫のマットに乗せる。
髪の色: ビビッドパープル
髪型: 膝裏まで届く長髪。先端30cmほど若干カールする。
瞳の色: 金色。しかし瞳の金色より睫毛の紫が目立つ。
容姿の特徴・風貌: 小顔美人で真珠のようにきめ細やかな玉肌。
身長: 148cm
スリーサイズ: 104/51/84
魔法: ウィッチクラフト全般
趣味: 水晶占い 特技: 遠隔呪術 使い魔: アーペイ
性格: ナルシスト
好きなもの: 美しいもの
嫌いなもの: 醜いもの
決め台詞: 「美しい私に見惚れなさい…」「神々が私の美貌にメロメロですわ」
声: 村川梨衣
ステータス
タイプ:ゴースト とくせい:いたずらごころ タマゴグループ:ふていけい
種族値:HP95/こうげき50/ぼうぎょ50/とくこう115/とくぼう115/すばやさ105
技構成:シャドーボール/おにび/かなしばり/みがわり もちもの:オボンのみ
野望:
世界中の女性に永遠の若さと美しさを授け、女同士で子をなす魔法を開発し、選りすぐりの美女と財宝を持ち帰ってハーレムを囲うのが目的。
さすがにもう夏着でいいよね。サマーセーターにハーフパンツにサンダルで……うう、まだ火傷の跡がヒリヒリするぜッ。
とりあえずマスター、冷たい飲み物頂戴!
>>138 シェンリー
> 学者さんのお仕事…?ハンターって…そんな仕事もするんだ…かっこいいなぁ…
学者の随行なんて聞こえはいいけど、実際は雇い主の御用聞き、使い走りさ。
護衛から宿の手配、買い物身支度旅支度、炊事洗濯馬の世話、その上資材の荷物持ち……なんでもござれだよ。
基本的に雇い主の意向が第一になるから、その人の裁量次第になるし、期間もわりと長めになる。
> えっと…クリストフは…私をだますつもり…だったの?
そ、それはものの例えだよう!
世事の心構えというか……こっちの世界じゃ最初はいい顔して実は、なんてのは日常茶飯事だからさ。
シェンリーだって、そんな経験あるだろう?
その話はちゃんと筋が通ってるか、理に適っているか、下心はないか……考えることはいくらでもある……あっ、もう行くの?
はぁ……俺様、どうにも疑り深くていけねぇや。クシシ。
> あの人たちは…あなたの言葉が聞こえないって…言ってました。
"昔はよく、話したものだわ"
トネリコの精は、太く豊かに茂った木の枝に腰かけたまま、街を眺めた。
"彼らが私に話しかけてきたのよ。だから、私もそれに答えた。……でもそれは、私の勘違いだったのかしら"
街が発展するに従って、内地の森は切り開かれた。木材は人々の家となり、薪となり、船の一部になった。
元々樹木がひしめき、わずかな陽光の侵入も許さなかった暗黒の森林は、人の振るう鉄の前に、その魔力を失っていった。
だが、スルはそれでもよかった。
人々の適度な間伐によって、森は日差しの満ちる力強い緑土となったから。
迷いの森の主たる力は消えたが、壮健なる木々がより深く、大地に根付くことができたから。
もう話せないんだわ。
古木の主は言った。あの頃の力は既に無くなっていたのだった。
貴方が羨ましいわ、シェンリー。
> 大丈夫…私は…分かりますから…えっと…むしさん?むしを…追い払ったら…いいのでしょうか…
古木の周りをちょこまかと動くシェンリーを後目に、スルはクスクスと笑った。
"もっともっと大きなヤツよ、竜の娘。遠目から見ても、アイツの黒い殻が蠢くのがわかるくらい、大きいのよ。
なんでも食い散らかす悪食で、きっとアイツはずっと遠くから来たのよ"
スルは語った。人の2倍もあるような体躯の、固い甲殻に身を包んだ、恐ろしい蟲のことを。
今は森の北に住み着いていて、何も食べるものがないときはずっと、森の樹の皮を延々と齧っている。
そして行商の荷馬車などが通らんものなら、人と物品を漏れなく齧りつくすと。(
>>130)
"昔、旅人が私に語って聞かせた、ミュルミドン(蟻人の兵隊)のようだわ。でも彼らは、森の木々を朽ちさせたりはしなかったけれど"
一陣の強い風が吹いた。木の枝の上には、もう少女は居なかった。
"ねぇ竜の娘。貴方に人の言葉が分かるというなら、このことを伝えて頂戴。
アイツらは森を喰い尽くすって。そして森を食べたその後は、人だって街だって、なんでもアイツのおなかに収まっちゃうってことをね"
シェンリーの目の前には、いつの間にか古い短剣が落ちていた。木製の柄には、古式の美しい装飾が施されていて、その中にはこう文字が彫ってある。
「湾岸に居を築く開拓民より、イルミンスル(偉大なる柱)へ捧ぐ」
これはずっと昔の開拓民が、この古木に奉納した物品のようだった。
これをギルドに持っていけば、例の依頼主の正体をつまびらかにすることができるかもしれなかった。
>>139 アメンシェプス3世
> そこの方、この世ならざる者に襲われたんですって?災難でしたわね
そうそう、そうなんだよ!
肉体を失くした影法師が、あろうことか俺様の体を奪おうとしてきたんだぜ。
仲間と協力して、魔法の炎で燃やし尽くしてやろうと思ったんだけど、それが失敗でさ。
アイツ、燃えたまま俺様に入り込んできて……ご覧のとおり全身煤だらけ。口から煙だって吐けらぁ。
……あれ、俺様、夢でも見てるのかな? アンタ、まるで服を着てないように見えるけど。
> 私は砂漠の魔女アメンシェプス3世…(髪ファサッ
ゲーッ!アンタ、魔女なのかよう!
っていうか胸元、もっと隠した方がいいぜ!
アンタの地方じゃそれが普通かもしれないけど、こっちじゃあそんな格好するのは、夜の酒場のダンサーくらいなんだぜ!?
見惚れるも何も、目のやり場に困っちまうよ!
……そうそう、びっくりして名乗り忘れるところだった!
俺様はクリストフ。クリストフ・ルシエ。旅のモンスターハンターなんだ、よろしくね。
> ……遍歴の魔女についてどこまで御存知?
御伽話にでてくる、力の強い魔女のことでしょ?俺様が知ってるのはそれくらいだけど……。
もしかして、今回の事件は遍歴の魔女の仕業とでもいうのかい?
それとも、アンタ自身がその遍歴の魔女だとでもいうのかい?
アンタ……いやおっp……いやアメンさんに有用な情報は持ってないから、この宝石は貰えないけど……そもそも、その遍歴の魔女って本当に実在するのかなぁ。
奪って…奪われて…ぐるぐる、世界の中で回っていく…それが、星の営み……
とても悲しいけれど…やらなきゃいけないことがあるって…やっと、分かった気がします……
>>139 魔女
あなたは……誰、ですか……?不思議なかんじ……ヒト、だけど…ヒトじゃないみたいで…かみさまとか、そんなかんじ……
いのちをはぐくむ?うぅん、私は……そんな、すごいひとじゃないです……
だって…雨も、風も、お日様も…みんな、あるから……自然と、雨は降るし…風も吹きます…
私ができることは……そこにあったものを無理矢理動かすこと……だから、おかしくなっちゃう。
うぅ…違うの…ただ、私が…ずっと居ても大丈夫なところ…守り神も、精霊さんも…いないとこだったら…いいです…
感謝とか…されたら、嬉しいけど…ありがたみなんて…そんな、大げさ…です…
アメンシェプス……アメンさん…でいいでしょうか…?私は、シェンリーといいます……
(竜の娘は、神秘的な雰囲気を醸し出す少女とも大人ともつかない彼女を、じっと不思議そうに見つめている)
>141 クリストフ
学者さんが…学者のお仕事に集中できるように…全部、してあげないといけないんだね…
私には…できそうにないなぁ…クリストフみたいに…テキパキ動けないし……
空のお散歩していたら…はぐれちゃいそうだし…怖いヒトだったら……いや、だし……
へへっ、分かってるよ…私がクリストフを騙しちゃったね…へへへ…
んー……よく、分かりません…騙されるくらいなら…嫌な思いしないから…も騙されても…仕方ない…かな…
クリストフ、無茶しちゃダメ…だからね…
(木の枝に腰掛けるスルを見上げ、彼女の視線を追いかけるように街へと顔を向ける)
言葉は聞こえるけれど…こっちの言葉伝わらない……それって…悲しい…です……
姿が変わってしまったから……力も、なくなったのでしょうか……
(木の精の心情を考えると何とも言えない寂しさに駆られ、複雑な面持ちでスルの顔を見つめた)
……あっ…虫じゃなくって…蟲…魔物って言われてる…生き物のこと…ですか…?
そんな大きな蟲が……きっと、街のヒトたちも…周りの動物たちも…困ってる……
その蟲たちは…生きるために…食べる、けれど…それで…困ってるヒトが…たくさんいる…
蟲は……私と同じ……そこにいるだけで…誰かを、困らせてしまう……そんな子達は…退治されても…仕方がないのかな…
(誰に語りかけるでもなく自らへの問いかけが口から零れ出る。以前から思い悩んでいた疑念が頭を巡り竜の娘は胸を痛める)
でも……私は…あなたを、助けたい……
(一陣の風にシェンリーの長髪がなびく、気がつくとスルの姿をくらまし目の前に古い短剣が落ちていた)
そっか……これは……あなたの、思い出の品なんですね……これを見せたら…街の人たちも、あなたのことに気付いてくれます…
分かりました……蟲退治、承ります……
(両手で短剣を拾い、大切に懐へしまうと大樹に手を当て意識を研ぎ澄ます、樹木から伝わる地脈の流れから蟲の居場所を探る)
……近くに…潜んでる…茂みの奥で……齧ってる……
お母様が仰りますの…私の声がエスカ・メーリエに似てるって
>>142クリストフさん
> もしかして、今回の事件は遍歴の魔女の仕業とでもいうのかい?
その遍歴の魔女が直々に仰っておられましたわ…無礼な男に天罰をお下しになったって♪クスクス…
昔、あの方が港町をお訪ねになった日、酒場で暴漢に襲われそうになったんですって。当然あの方のお怒りを買った下郎は、呪いで肉体を失いましたの。
身の程知らずがその後どこに行ったかは、あの方も御存知ではありませんでしたわ。いわく何十年も昔の話と仰ってましたのに…まさか私の代までのさばるなんて思いもよりませんでしたわ。
あの方にとって下々の者たちの命など何とも思っておられませんけど…件の影法師が随分と悪さをしていたそうなのでご報告に参りましょうと存じ上げましたのに、あの方の放浪癖ときましたら…
手がかりをお持ちでないなら、これ以上は問い詰めませんわ(ジュエリーをつけ直す)
それより、当代の人間が二の舞にならないことを祈りましょうかしら…♪(周囲に目を流す)
美しい私に触れようなんて身分不相応な男はミイラにしてさしあげましてよ…(外野で鼻の下をのばすモブ男達に色仕掛けのポーズ+ウィンク)
> アンタの地方じゃそれが普通かもしれないけど、こっちじゃあそんな格好するのは、夜の酒場のダンサーくらいなんだぜ!?
ダンサー?こんな方々かしら?
(水晶玉が召喚され、ゆっくりとテーブルに着地する。)
(水晶玉に映し出されたのは、今夜酒場で踊る予定の踊り子の舞姿。)
そうですわね…ここに来た当初の目的に参りましょうかしら。
この国の女性たちにも永遠の若さと美しさを差し上げて信者の獲得に。
…そして、もうひとつ…この国で最も美しい踊り子を雇いに。
ところで、先ほど仰ったお仲間って、この方ですの?
(水晶玉にハーフエルフの武人が映し出される)
>>143シェンリーさん
シェンリーさんは呼び捨てで呼んでくださると嬉しいですの〜(ギューッと抱きつく)
> だって…雨も、風も、お日様も…みんな、あるから……自然と、雨は降るし…風も吹きます…
そのお気持ち、わかりますわ…力をコントロールできない過渡期は御辛いでしょう…(肩を撫でる)
あなたのルビーの瞳…綺麗ですわぁ〜(龍娘の頬を優しく撫でる。互いの瞳に互いが映る。)
吸い込まれそう…いつまでも見つめていたい…(紫のネイルチップが頬から首筋、鎖骨を流れ、妖艶な唇が頬に近付く)
ねぇ…(耳元で囁く。シェンリーの背中を優しく撫でる。)
あなたのこと…もっと教えてくださらない?
昨夜、人妻でいらっしゃるニャルラトホテプさんを寝取る夢を見ましたの。
他にも魔法の紙芝居の声のお仕事をなさっている沢山の女神たちを神殿に囲って、熱湯ジャグジー我慢比べに入れて反応を拝見しましたわ。
徐々に湯音が上がるにつれて次々とギブアップしてキャーキャー悲鳴を上げながら冷水に駆け込む女神たち…無防備な全裸の女神たちがキャーキャー逃げ惑う女体はそそりますわぁ〜(ウットリ)
最後まで粘ったのはリーファさんでしたわ。そのリーファさんがジャグジーから飛び出してニャルラトホテプさんの勝ちが決まった直後、ご当人も一目散に飛び出してお二人仲良く冷水に飛び込みましたのよ。ウフフ…
形の良い母性を冷水にぷかぷか浮かばせながら、ゆでダコに火照った顔で「むぅ〜、アメンのいぢわる」って頬を膨らます姿が可愛くってぇ〜キャッキャッ
いいえ、断じて人妻好きでも年上好きでもありませんわ。どちらかと申し上げますと同い年の姫君たちが…
145 :
名無しになりきれ:2014/07/01(火) 20:08:37.49 0
ここも終了ww
146 :
名無しになりきれ:2014/07/01(火) 21:38:47.77 0
>>アメンなんとか
久々に来たな巨乳荒らし
今すぐ消えてね
前にもKYな魔女かなんか居着いたよな
魔女といえば、旅の途中で会ったカウベルさんは元気にしてるかなぁ。
キャンプで飲んだ甘いチャイの味を思いだすぜ。
>>143 シェンリー
> 空のお散歩していたら…はぐれちゃいそうだし…怖いヒトだったら……いや、だし……
空を飛べるって、冒険するにはすごく有利なことなんだよな。
上空から地形を把握できるし、悪路も高低差もなんのそのだし。
シェンリーが探検家になったら、後世に名を残しそうだね。
でも竜の探検家って、こっちの世界の印象じゃあ少し矛盾してるけどね。
ドラゴンは巣に籠って宝物を守るイメージがあるからさ。基本インドア派なんだよ。クシシ。
> へへっ、分かってるよ…私がクリストフを騙しちゃったね…へへへ…
だ、騙されたッ!この俺様がッ!
……自分だけは大丈夫、って思っているヤツも結構危ないんだよなぁ。
俺様も説教臭さを醸してる場合じゃなかったぜ、気合を入れなおさないと……。
でもまぁ、ヘイラムさんに相談したってのはいい判断だよ。旅慣れてるし、何事にも経験豊富だからね。
> (両手で短剣を拾い、大切に懐へしまうと大樹に手を当て意識を研ぎ澄ます、樹木から伝わる地脈の流れから蟲の居場所を探る)
竜の娘にはわかった。
倒木を齧り尽くしたかの蟲が、さらなる餌を求めて蠢いている。
生餌の匂いにつられて、黒の甲殻が俊敏に動き始めている。
このままギルドに帰り、彼らに託すのもひとつの手であったが
あるいは直接、自分自身が介入するという選択肢も、またひとつの手であった。
これはある種の決断であった。
この事件がいかように変化変遷を迎えるのかは、ただ、未来を吹く風のみが知っている。
>>144 アメンシェプス3世
> その遍歴の魔女が直々に仰っておられましたわ…無礼な男に天罰をお下しになったって♪クスクス…
御伽話の人物が本当にいるなんて、にわかには信じ難いけど……。
確かに否定できる証拠もないか。
実際、今の魔法体系にはない強力な魔法のスクロール(巻物)が、未だに遺跡から発掘されるってことはよくあるからね。
昔のことはあまりわかっていない。わかっていないことを断言はできない、ということだぜ……!
> 美しい私に触れようなんて身分不相応な男はミイラにしてさしあげましてよ…(外野で鼻の下をのばすモブ男達に色仕掛けのポーズ+ウィンク)
まったく、昼間から酒場で呑んだくれてるような連中はこれだからな!
その点、俺様はほら、怪我の療養中だからね。
酒は百薬の長って、東方の旅人が言ってたんだ。本当だよ?
(……隙を見て触らなくてよかったぜ!)
> そうですわね…ここに来た当初の目的に参りましょうかしら。
不老不死の魔法……?
もしそんなことができたら、アンタに服従する人は後を絶たないだろうぜ!
なんたって人間の永遠のテーマだからね。
時の権力者や、中央の錬金術師や、古今の魔法使いがずーっと取り組んできた、究極の命題だよ?
上手くすれば信者どころか、国を動かすことだって……。
ところで、アンタのその美貌、やっぱり魔法で……?
ほ、ほんとは何歳なんだい……?
> ところで、先ほど仰ったお仲間って、この方ですの?
うん、そうそう。
今は用事でここにはいないけど、いろいろと世話になってるんだ。
しかし、ふーむ……稀代の魔女アメン3世にはなんでもお見通しってわけか。
逆に、アンタにでも思いも及ばない、知らないことってのはあるのかい?
70年も前の旧石器時代の海なんか舞台にしても今の時代に合いませんことよ。
イージスとして蘇った6隻を主人公に絞って天空の槍を迎撃なされてはいかがかしら?
>>148 クリストフさん
> 御伽話の人物が本当にいるなんて、にわかには信じ難いけど……。
最初に影法師の件を教えたご老人がいらっしゃいましたかしら…いえ、奴の手がかりをいくら調べてもあの方にはつながりませんわね
この国にも未発掘の遺跡がありまして…?
> 上手くすれば信者どころか、国を動かすことだって……。
ご明察ですわ。ウフフ…
既にティムルークとヒノモトの女性たちは…あらごめんなさい、信者の方々のお名前はお母様に口止めされてますの。
世界中の女性が美女になったら、殿方にとっても目の保養ではなくって…?
たとえば…?明日この酒場の奥様が、明日この国のお妃様が、明日あなたの故郷のお母様が、もしかしましたら…?クスクス…
まだ完璧じゃありませんわ…1年毎に魔法をかけ直さないと美しさを持続できませんの。もちろん男に効果はございませんわ。
魔の眷属の力を差し上げると申しましても、格上の怪異に襲われたら他殺で死んでしまう危険性も警戒しなければいけませんのよ。
そ・の・か・わ・り♪術式はとーっても簡単でしてよ…私のオーラの余波を浴びるだけ…。
> ところで、アンタのその美貌、やっぱり魔法で……?
極上の美でしょう…?このきめ細やかな美肌、均整に満ちた小顔、艶やかな睫、小さく潤う唇…
でも、レディに歳をお聞きになるのは今日で最後になさって…(紫のネイルをたててメッ)
私が年上に見えまして…?この時代に転生したばかりで二次性徴も完成してませんのに…
そう…私はこれからもっと美しくなりますわ。一族に生まれもった、この魔力で…
> しかし、ふーむ……稀代の魔女アメン3世にはなんでもお見通しってわけか。
お褒めのお言葉と好意的に承りますわ♪
「あの方」の行方を存じ上げましたら、わざわざここまで参りませんわよ…。ご自身にプロテクトをおかけなさってますの…
(いつの間にか、酒場で見慣れないセイレーンが働いていた。)
(緑のディアンドルと白い三角巾、右目の泣き黒子はマスターの妻の面影を感じる。おばさんのビール腹とは似もつかぬ細い括れとナイスバディだが…)
(クリストフに注文を置く際、セイレーンは「酒は百薬の長ねえ、アンタも懲りずナマいうよ」と聞き覚えのある声色。「そんだけ元気ありゃもう大丈夫さね」)
>>146-147 どなたと勘違いなさって…?私の美貌を妬んで、昔ここにいらした魔女を何か逆恨みかしら…?
>>143 シェンリーさん
今なさっているクエストがひと段落つきましたら…二人きりでお話しましょ(竜娘の長髪を滑らかに掬ってキス)
魔女の人と、女の人の魔法使いって、何が違うんだろう……イメージ、なのかなぁ……?
>>144 アメンシェプス3世
呼び捨て、ですか?ごめんなさい…ううっ…えっと…それじゃあ、あめんっぷ
(もじもじと申し訳なさそうに名を呼び直そうとしていたら抱きつかれてふらつく)
腕輪があるから…大丈夫です…長く居すぎると…よくないけれど…
あの……魔女の人……ですよね?やっぱり…目とか、鱗とか、髪とか……魔法の素材に……?
(自分に触れようとするアメンを龍娘は怯えを帯びた目でじっと見返していた)
ふたりきりは……ちょっと……苦手、かも……
>>148 クリストフ
そうかも…だけど、学者の先生も、置き去りにしちゃいそう……
たんけんか、かぁ……探検家って、探検するお仕事…なんだよね?地図をかいたり…するのかな…
他のヒトが…来れるように…準備をする、お仕事……それって……元々、そこに住んでたヒトたちの…邪魔にはならないの…?
あ、私も…おうちがあったころは…あまり…外に出ることは…なかったかな……外に出たら……大変だったし……
宝物は……持ってなかったけれどね……
クリストフは……頼りになるけれど、ちょっと危なっかしいです……
ケガして帰ってくるし……無茶、するし……
ヘイラムさんは、大丈夫、でしょうけれど……お仕事、大変そう……
……あっち……
(森に害成す蟲は貪欲に餌を求め動き出していた。蟲の動きを察知したシェンリーはヒトの形をした体に不釣合いな巨大な翼を広げ力強くはばたく)
(スルの依頼を受けた時からシェンリーの意思は既に決まっていた。自らの欲望を成す為に、他の存在を排除する)
(棲家を追われてから極力世界に干渉しようとしなかった龍の娘は、これからの自らのあり方を決める大きな決断をした)
あなたたち…ですね…?森を荒らして…街を脅かす…甲虫…
(地面から足を離し、低空で滑空しながら木々の隙間を器用に潜り抜け甲虫達の前に姿を現した)
151 :
名無しになりきれ:2014/07/03(木) 23:48:39.33 0
荒らしに構うな
潰れるぞ
魔女たちの間に伝わる神話に、こんな伝説がございます。
遥か昔のこと、極北のとある国の王が、月の民の美しい姫に恋をしました。
しかし、国には王に片思いする預言者がおりました。預言者は王の従者たちを洗脳し、王を裏切り、月の民に宣戦布告しました。
戦乱の渦に巻き込まれた極北の王と月の姫は命を落としてしまいます。預言者とその背後にいた邪神は、月の姫の命と引き換えに「幻の銀水晶」によって封印されます。
長い時を経て現代。封印から復活した邪神は、かつて王国のあった氷の海を襲撃し、同じく現代に蘇った王の命と「幻の銀水晶」を狙いました。
そんな折、邪神の野望を打ち砕いたのは。
転生して海軍の女戦士となった月の姫と、惑星の守護女神たちでした。
それが、今からわずか22年前の物語と聞き及んでますわ。
>>150 シェンリーさん
> 魔女の人と、女の人の魔法使いって、何が違うんだろう……イメージ、なのかなぁ……?
魔法使いと魔女の違い、教えて差し上げましょう…
1%でも力があって技術を習得したら、人間であろうと龍人であろうと誰でも「職業」としての魔法使いになれますの。種族は関係ございませんわ、アヴィオール王立魔法士官学校出身の国家魔術師は恐らく大半がこのタイプですわね。
対して「種族」としての魔女は、大きく分けて2種類おりますわ。
片方は、魔力によって人間が別の生物にメタモルフォーゼした存在…中でも既存の分類学では種族を特定できず外見は限りなく人間に近いものを魔女と呼びますの。その子孫もまた然り、高次元の生物ゆえに魔力も人間の比ではございませんわ。
最後に、古代の神々や魔族の末裔が時代を下って現在「魔女」と呼ばれる場合がございますわ。あまりに古い家柄ゆえに、神話や御伽噺にご先祖様の名が挙がる家系もいますのよ。
もちろん例外もたくさんございますけども…生物学的に人間でないものを「魔女」とお呼びいただいて差支えありませんわ。
> あの……魔女の人……ですよね?やっぱり…目とか、鱗とか、髪とか……魔法の素材に……?
[[エコー]]<そうですわぁ〜私たちは衆生を平気で神々の生贄に奉げる悪ぅ〜い魔女ですのよぉ〜
と、いうのは冗談ですわ♪♪
安心なさって…
そんな魂胆でしたら、自ら誇って魔女を名乗るはずがありませんもの…。美しいあなたを失うマネはいたしませんわ…(龍娘の長い髪を撫でる)
さっき酒場でクリストフさん達に申し上げましたのは、神殿が新規信者を集めるため大々的に宣伝してますの…。
今頃は、永遠の若さと美しさが手に入るときいて街じゅうの女性たちが駆け寄ってくる頃ですわ…。
美しくありたいという願いは人間の女性も永遠のテーマでしてよ…。神殿は種族を問わず、すべての女性に美しくあってほしい…そのために女性たちは古代の女神を信奉しますのよ。
もっとも、長命な龍族にはご不要かしら…
そのプロセスで砂漠の魔女一族は祖先から受け継いだ古代の女神の加護によって若さと美しさを差し上げますの。ですから薬学は専門外…家来の神官たちに任せておりますわ。
私の故郷はここから南の遥か彼方、広い砂漠の果てにございますの。
1万年前、御存命であらせられた女神に守られたあの地は砂漠ではなく、雨と土に恵まれた緑豊かな大地でしたの。
突然、何者かの凶牙にかかり、女神が崩御なされました…女神の恵を失った大地はたちまち死に絶え、砂漠と化してしまいます。
砂漠の外の東端に長い大河が残りました…けれども、限られた水源をめぐって争いがおこるであろうことは目にみえていましたわ。
女神の子孫たちは、御自ら受け継いだ魔力で砂漠にオアシスを蘇らせましたの。こうして再生したオアシス都市群の中心が、現代私達一族が住む神殿ですわ。
広大な砂漠はまだ完全にオアシスが再生したわけではなく、人の住めない余った土地が大半ですわ。今、お母様が着手しているプロジェクトがありますの。
お母様は、流砂地帯にもうひとつの大河を創造なさる予定ですの。海から雨水をひいて水源を確保して、河流を開通して…あらごめんなさい、私ばかり喋ってしまって
シェンリーさんのお生まれになった国は…どんなところでして?
> たんけんか、かぁ……探検家って、探検するお仕事…なんだよね?地図をかいたり…するのかな…
砂漠にもまだまだ、未探索のピラミッドが眠ってますわ…。
ピラミッドの隠された地も、かつては人が住んでいましたの。大地が砂漠化するまでは…
荒涼とした果てしない砂漠に緑を取り戻すには…失われた神々の遺産が必要ですの。
その探索をギルドに依頼に来たのも、ここに来た目的のひとつですわ。
シェンリーさん…翼を広げた御姿も美しいですわ…
153 :
名無しになりきれ:2014/07/04(金) 20:05:50.39 0
黙って消えろ蛆虫
うざすぎこのあらし
名前:ジェド・シェリドリンド
年齢:19
性別:男
身長:174
体重:60
スリーサイズ:-/-/-/
種族:人間
職業:自称勇者
性格:豪快
特技:二段斬り
長所:意外と知的
短所:行動に出るのが早く、ちょっとエッチ
装備品右手:フランベルジェ
装備品左手:
装備品鎧:チェーンアーマー
装備品兜:チェーンヘルム
所持品:たいまつ等
容姿の特徴・風貌:長髪で黒髪の青年
趣味:日記(伝記)を付けること
恋人の有無:なし
好きな異性のタイプ:様々
最近気になること:新しい仕事がほしい
将来の夢(目標):ジェド戦記という本を出版する
簡単なキャラ解説:ロマンチストの青年。
ややナルシスト風だが、現実的。
ちょっと良いかな?
俺はジェド。よろしく頼むぜ。
女は俺が守る! 特にアメンシェプスは大歓迎だ。
苦しいことがあったら相談してみな。
>>152 俺は魔女とか、神話とか、御伽話とか好きだぜ。
好きなだけ聞かせてくれよ。
(アメンシェプスの手を取り、頭を優しく撫でる)
>>153-154 お前らマジで討伐するぞ?
(フランベルジェを抜く)
争いはイクナイ
>>152 ドシュ…
(アメンシェプス◆HLVf1UBoZYの首が何者かによって刎ねられ、即死)
すみません
ちょっと解剖しますねー
(アメンシェプス◆HLVf1UBoZYの死体は特殊部隊によって引き取られ、
引き取り先で解剖された
真っ先に切り取られた2つの巨大な乳房は不要として酒場の前に放棄された)
>>159 お、何だこれ…
(2つの大きな肉塊を発見する)
とりあえずまだ虫もついてないし、新鮮なうちに下ごしらえだけでもしておくか…
結構脂っこいけど、まだ使えそうだな…
(とりあえずナイフを使い、皮や尖った部分は切断し、すぐに調理できる状態にしておく)
ほい、肉なんだけど、ちょっと買い取ってもらえるかな?
お、まいど!
(酒場のレストランで謎の肉を買い取ってもらう。1個あたり60Gで合計120Gになった)
さて、…
逃げるか…!!
(ジェドが逃亡)
あっついぜ……ジッとしてるだけで茹っちまいそうだぜ。
こういう季節ばかりは北の大地に思いを馳せるけど、冬場に金属鎧が肌に張り付く話を思い出したら、そこを拠点にしようとは思わないんだよね。
>>149 アメンシェプス3世
> この国にも未発掘の遺跡がありまして…?
きっとあるさ、巷の冒険者が失業しない程度にはね!
未踏の遺跡は近隣の国や、そのお抱え学者たちの関心事のひとつなんだ。
知識層は未知の新技術を開発するより、過去の記憶から掘り起こした方が遥かに効率がいいって考えているんだよ。
ま、マテリアル・ゴーレムを動かす技術なんて十数年前から一向に解析が進んでないって話だから、どっちもどっちのような気もするけどね。
> まだ完璧じゃありませんわ…1年毎に魔法をかけ直さないと美しさを持続できませんの。
なんだか東方の旅の薬売りみたいだな、クシシ!
これは聞いた話なんだけど、東方では旅の薬師が一年中全国を回るんだって。
それでね、最初は各家庭にタダで薬箱を配るだけ配って、効果があったと思った客に次の巡回で消費分を販売するんだってさ。
これが結構成功してるみたいで……つまり、最初は損覚悟でリピータの顧客を増やすってことだよ。
>>150 シェンリー
> 他のヒトが…来れるように…準備をする、お仕事……それって……元々、そこに住んでたヒトたちの…邪魔にはならないの…?
邪魔になるときもあるし、時には現地の部族と争いに発展することもあるぜ!
もちろん、友好的に交流することもあるけどね。
動物とか、精霊とかの話になると俺様はわからないけど……人は好奇心の生き物だから、きっと知らないものを知らないままにはしておけないんだよ。
今流布してる薬とか医学とか錬金の類の知識は、もともと南の大陸からこっちに渡ってきたものだし
知識の交換って意味では、いろんなところに出かけていくのはいいことだと思うんだけどね。へへ、血が流れるかもしれないし、良し悪しかなぁ。
> クリストフは……頼りになるけれど、ちょっと危なっかしいです……
なっ……俺様無茶なんかしてないぜ!
俺様の行動は、ちゃんと勝算があってやってるんだから!
この怪我だって最小限だぜ。むしろこの傷を代償にして、命を永らえさせたんだからね!
まぁ……次からは、シェンリーにもちゃんと相談したり、力を貸してもらおうかな。
そっちの方が安全は確保できそうだし、むやみに傷が増えないだろうしさ。クシシ。
>>150 シェンリーの続き
> あなたたち…ですね…?森を荒らして…街を脅かす…甲虫…
光り射す森の中、羽ばたく竜の娘と、蠢く黒蟲どもは出会った。
蟲は大きな馬ほどもある体躯を地に這わせ、大地を蹴って素早く疾走していたが、
翼竜との邂逅を経て、その無骨な6本足の動きを止めた。
"これは何事か、竜の娘"
蟲たちは大きく強力な顎をガチガチと擦り合わせながら、娘に誰何した。
蟲は言葉を持たぬ。
だがそれはただ「人には分からぬ」ということに過ぎぬ。
現にこうして、異なる種の二者は、見事に意思を疎通している。
"我らは遠く北より下りし、黒甲冑の騎士団。
娘、貴様はこの森の者ではないな。だとして我らを妨げる理由は何か"
4匹からなる黒衣の騎士のうち、ひときわ大きな一匹が声を荒げた。
"我らは竜は喰わぬ……退け娘。
退かねば征くぞ、轢いて征く。
よく見よ、我らは敗残兵。我らに退路、既に無し。我が前にのみ道は在る"
痛ましくも勇ましい進軍のうちにある、彼らの鎧を見よ。
無数の刃にて散々に傷つけられ、ところどころ落ち窪んだ、黒き鎧を。
かの騎士を触覚を見よ。
かの騎士の前脚を見よ。
かの騎士の後脚を見よ。
それらは既に、彼らには無い。北方の激しい戦いがそれらを奪ってしまった。
"我らはまだ戦わねばならぬ。
新たな女王(クイーン)を戴き、新たな城砦(ネスト)を築かねばならぬ"
ガチガチガチ。騎士の大顎はより大きく蠢動した。
竜の娘よ。
我らが鎧は風の白刃にも、雷の大槌にも、炎の旋風にも、よく耐えうるぞ。
我らが顎は、鉄をも砕き、竜の鱗に守られし、その喉元にも容易く喰らいつくぞ。
さぁ如何にせん。
さぁ如何にせん。
>>157 まったくだぜ!激しく同意だぜ!
……なのになんで俺様はこんなに武装してるのかって?
それは戦うためだぜ!
いやいや、矛盾なんてしてないんだぜ。
俺様が争う気がなくても、相手はそうじゃないかもしれないからな。
生きている以上、闘争は不可避だぜ。
意味のない争いに身を投じる気はないけど、そうでないなら、そのときのための備えをしとかないとさ。
荒らしの相手はするな
ロリ巨乳荒らしって
暖かくなってくると急に沸くよな
真っ白な羽 紺碧の彼方へ 輝く夢を映すから 信じて
>>150 シェンリーさん
> 呼び捨て、ですか?ごめんなさい…ううっ…えっと…それじゃあ、あめんっぷ
シェンリーさん可愛いですわぁ〜
もっと…お呼びになって、私の名前、アメンって♪
>>161 クリストフさん
> なんだか東方の旅の薬売りみたいだな、クシシ!
その東方の薬師の方、相当アタマのキレる実業家ですわね。
それだけ大量の薬を生産するということは、相当大きなアトリエをお持ちですわね。この国の城より大きいほどの…。
薬を全国に配るにも恐らく配下の雇われ魔女を箒に乗せて…いえ、東方ですから筋斗雲かしら?
いずれにせよ広大な施設と大量の人員がうかがい知れますわ。もはやひとつの独立国家同然ではなくって?
かくも大いなる力を持っていらっしゃる薬師…会ってみたいですわね。
> この怪我だって最小限だぜ。むしろこの傷を代償にして、命を永らえさせたんだからね!
お怪我、本当に治りますの?これこそ例の薬師を頼んだほうが得策ではなくって?
> 邪魔になるときもあるし、時には現地の部族と争いに発展することもあるぜ!
あまり穏当な話ではございませんわね。元々その神殿の力にあやかっていた原住民たちが、その秘法を力で強奪されてしまうなんてあってはならないことですわ。
パトロン側は現地の方々から遺跡探索権を「いただいている」のですから、神々に敬意を表して現地の方々の生活を保証しなければなりませんわ。秘法の恩恵を最も受けねばならない方々なのですから。
私もお母様も、そんなパトロンでありたいと心がけてますわ。砂漠のピラミッドに眠る神々は私たち魔女のお得意様ですもの。
> 未踏の遺跡は近隣の国や、そのお抱え学者たちの関心事のひとつなんだ。
マテリアル・ゴーレム?ただのゴーレムとは違いますの?ゴーレムとは無機物に魔力の魂を与えてミイラ男のように労働力として使役するものと聞き及んでおりますが…
世知辛い世の中ですわね…高度な文明が滅びてしまったばっかりに世界を支える支柱を失い、今では文明水準が落ちてしまい…
先人の遺産を頼りたいお気持ち、痛いほどお察し申し上げますわ。神々の楽園をとりもどしたい。人々の生活を豊かにしたい。争いのない世の中をとりもどしたい。
ただ、影で操るパトロンのしがらみで、古の力を奪い合って国家間で争いが起きては元も子もございませんわね。国々としてもそんな事態は避けたいでしょう…。
万が一別々の依頼主に雇われた冒険者どうしが同じ遺跡で鉢合わせてしまったら…考えるだけでぞっとしますわね。
今クエストに出ていらっしゃる竜族の方…気になりませんかしら?
(水晶玉がシェンリーの姿を映し出す。何者にも汚されぬ白く気高い美しさ。木漏れ日を浴びて銀河のように天に煌めく大きな翼。)
(神木に守られし豊かな緑を脅かす昆虫兵団と戦っているようだ。高貴なる竜族が屈するとも思えないが、敵は随分と頑丈な甲殻のようだが…?)
いつか、ご自分に自信を持たれて、存在する価値がある龍だと…神々がくださった宝物だと誇って心から笑える日が来るのでしょうか…。
>>157 私は戦いたくありませんわ。高貴な私は野蛮なことが嫌いですの。自らの手を汚すなんて私の美しさが台無しですわ。
もちろん武器など持ちませんわ。しなやかな美しい手にタコができてしまいますもの。
とはいえ、私だって人間ごときに美しい顔を傷つけられるほどヤワじゃございませんことよ。
敢えてどなたとは申しませんが、ここを通りがかるまでに、魔女に触れようなどと身分不相応な不届者に遭遇いたしましたけれど、
[[ アメンには こうかが ないみたいだ・・・ ]]
何をなさりたかったのかしらねぇ?人間風情が、魔女に逆らってどうなるか御存知なかったのかしら?
美しく高貴なる私は【ゴーストタイプ】…人間の醜い【いあいぎり】では私に触れることすらできませんわ。もちろん、精神年齢の低いザコが大好きな【とげキャノン】も【はかいこうせん】も【さばきのつぶて】も当然…。
もっとも、たとえ何か有効打を持っていたとしても、【みがわり】で逃げるだけ…。美しい魔女の力をナメないでいただきたいですわね。
百歩譲って人間ごときに花を散らすとしても、ヤツを神の生贄に捧げるだけで簡単に復活できることくらい分からなかったのかしら?最初に私の出身と家柄をよく読むべきでしたわね
そんなことより…ヤツ自ら証拠を提示なさいましたわね。今までストーカーのように粘着していた短文レスは、全て同一人物
ロールサイクルの遅いこの大陸で3度にも渡って同じ時間帯に連レスなさるから簡単に特定できましたけど…ご丁寧に休日を返上してまで連レスなさって…ウフフ…
お独り寂しく茶番を演じ終えたご気分はいかがでしたかしら。ご安心なさって、7月4日20時台の連レス時点で既に魔女の呪いがかかってますわ。
あの子は【おにび】…知能の低いザコキャラには御似合いですわね、生物から筋力を奪う呪い。もうヤツは腕を動かす筋力も残ってませんわ。
もはや両腕を失って無力と化した平民の悪意は私に届かない。【今後ヤツのいかなるレスも意味を成さない】
たとえ五体満足だったとしてもモブキャラごときが魔女に触れる手段なんか持ち合わせるわけがありませんわね。ならもう要りませんわよね、あんな腕。
所詮は下々の賤民どもの中でさえヒエラルキーの低いモブキャラが何匹束になろうと無駄でしてよ。
お分かりいただけたかしら?種族の違い、身分の違い、そして美しさという絶対的な違いを。美しき華は絶対…それが神の定めたルールですわ。
今後ヤツのレスには反応しませんわ。せいぜい私を殺したとか魔女狩りとか何とでも虚言を遠吠えているがいいわ。
それにしても、この大陸の賤民はなんて野蛮、なんて醜いのでしょう。
…さようなら、醜いザコキャラさん。美しいアメン様に刃向った人間は、神を敵に回したから両腕を失いましたのよ。ご覧なさい、私の完璧な美を!容姿端麗!眉目秀麗!神々が私の美貌にメロメロですわ!
そうそう…あの呪いにはもうひとつ効果がね…ありますのよね…
【おにび】に憑依された者は、8日後に…クスクス…
それから、もう一人の方。
敢えてどなたとは申しませんが、ご自身がコテハンを名乗った以上、【短文レスはやめなさい】
なな板はチャットじゃありませんのよ。みんなで共有の限りあるレス数が無駄遣いですわ。
ロール対象外のお知らせやギルドクエスト依頼などの業務放送、字数オーバーや投稿ミスなどやむをえない場合を除いては、通常のロールレスはなるべくある程度まとまってから発言なさい。
じめじめ…肌にまとわりつくような湿気が、気持ちいい…けれど…
嵐が来そうな、予感……
>>152 アメンシェプス三世
アメンって……色々な、お話を知ってるのですね…すごいなぁ……
街角でおしばいを見たり…聞かせてもらったら…胸がドキドキして、あったかくなります。
私もね?最近、少しだけれど、字が読めるようになりました。
だから、本をたくさん読んで……素敵なお話とたくさん出会えたらいいなって、思います。
それじゃ…アメンは…人間じゃ、ないんですね……
今までの旅で出会った…カウベルさんや、エレ……あの人たちも魔女って呼ばれてたけど……
ちょっと、不思議な感じがしていました……
……アメンは……どっち?
冗談ですか…ほっ…
でも、それなら…どうして…触るのですか?魔女の…ぎしき?
美しいって……なに?川や湖、飛竜渓谷の大きな滝を見てたら、きれいって思うけど…
女の人の美しさって……どういうこと、なのでしょうか……ごめんなさい、さっきから聞いてばかり、ですね。
アメンは…砂漠から来たんですか…砂漠は…カラカラで、砂で髪の毛がザラザラするから…あまり、好きじゃありません…
アメンのお母さんって…すごい人…なんですね……
私は…ここから、お日様の昇る向き…東っていうんだっけ?そっちに…ずっと飛び続けて……
海を越えた先の…山、です……ふもとにある、小さな湖に…住んでいました。
>>157 うん…争いは…痛くて、苦しくて、悲しい、です。
だけど、この世界で生きていたら……争わないといけないことが、たくさんあるんですよね…?
ほんとは…逃げ出したい…誰も傷つけたくない…けれど、逃げてしまったら…大切なものが…なくなってしまう…
そんなときは、戦わないと……もっと、悲しい……
>>161 クリストフ
知らなかったことが、どんどん分かってきて…ちょっとずつ、世界が明るくなっていくのは…とっても楽しい…
……だから、私も……旅するのが……とっても楽しい。
悲しいことも多いけれど…もっと、たくさん…嬉しいことや、楽しいことも…多いから…
もしもね、旅先で出会ったヒトと…仲良くなれなくて…嫌われてしまったら…ショック…だけど…旅の連れが居たら、平気、かな。
やっぱり……私、探検家は向いてないや……今みたいに……ずっと、旅が続けられたら……幸せ、だよ。
なにかをすると、良い事も悪い事も起こるのは…世の中の決まり、なんだね……
南を探検するヒトがいなかったら……争いは起きなかったかもだけど……クリストフは、大切な武器と出会えなかったかもしれない……
あっ……ごめんね?クリストフが怪我したら…悲しいから…ちょっと、言い過ぎたかも……
せいいっぱい、頑張ったから…助かった…そのくらいのケガですんだ…偉い、ね…頑張ったね。
帰ってきてくれて、ありがとう……
うん、私にも……相談してくれたら、嬉しいよ。何か、助けになれるかもだから……
>>162 蟲達と出会ったシェンリーは翼を折り畳み静かに大地へと降り立つ。
黒い巨躯を見つめる龍娘の瞳は憂いを帯び、儚げな雰囲気がより強調されている。
眼前の黒蟲が再び行進を始めれば、その華奢な体は容易くへし折れてしまいそうだ。
「私は……シェンリーと、言います……あなたたちに……帰ってもらいにきました。」
森を蹂躙する蟲を撃退する、固く決意して飛び立った筈だが、いざ対象を目の前にすると意志が揺らいでしまう。
世界の調停者としての役を担った龍神にとって、本来ならば人間も獣も蟲も同等の存在である。
物事を暴力で解決することを極めて嫌う彼女は、目の前のヒトを説得するという手段を捨てきれないでいた。
もしかしたら和解できるかもしれない、一縷の望みをもって黒騎士の言葉に耳を傾ける。
「そう……ですか……私は、木の精霊の頼みで、ここにいます……あなたたちを、追い払ってくれ、と。」
龍の娘は悟った。
黒蟲が眼前のモノを食らい尽くすのは彼らの本能であり、それを言葉で阻止するのは不可能であることを。
「ごめんなさい……私は……あなたたちを通すわけには、いきません。」
彼らも生き延びる為に必死なのだ。
部外者たる自分がどちらかに肩入れするのは龍としては許されざる行為なのかもしれない。
しかし人間と交流し、人間としての心を育んだ彼女にとって、言われるがままに道を譲るのは認められない。
もしもここで彼らを往かせてしまえば森や街の被害はより甚大なものとなるだろう。
それは森の精に対する裏切りであり、ハンターギルド、そして紹介者である旅の相棒の顔にも泥を塗ることになってしまう。
己の使命を全うしようと蠢く蟲の騎士達も、いずれは本職のハンターにより駆逐されることになる筈である。
それまでの間にどれだけの命が奪われるか……取るべき手段は一つしかない。
「風も…雷も…火も…通さない、ですか…ごめんなさい…辛くて、苦しい時間が…長くなるかもしれない…。」
龍の娘が纏う空気が一変する、どこか儚げだった雰囲気は消え失せ神々しくも荒々しい気が森の広間に満ちる。
全身から発せられた膨大な魔力は空間をも歪め、穏やかだった森を異質なものへと変貌させていく。
大地が悲鳴を上げるかのように揺らぎ、草木や石ころの一つまで、この空間に存在する全てのモノが黒蟲を敵と見なし、彼らの生存本能に強く危機感を煽らせる。
禁断の聖域と化した森の上空はいつしか分厚い黒雲に覆われていた。
「私を……噛み砕いてしまえば……助かる、から……。」
稲光が視力を奪い、轟音が耳を劈く。
一条の稲妻が狙い澄ましたかのように蟲達を貫いた。
一度だけではない、幾度となく雷鳴は轟き、無数の雷の束が執拗なまでに黒騎士達へと降り注いでいく。
龍娘は雷に焼かれる彼らを、その目に焼き付けるかのように見つめている。
その紅玉の瞳は深い哀しみの色を湛えていた。
いあ いあ はすたあ!
はすたあ くふあやく ぶるぐとむ ぶぐとらぐるん ぶるぐとむ!
あい あい はすたあ!
本格的に熱くなってまいりましたわね…。紫外線にやられてシミができないよう、お肌のケアは万全になさい…。
>>167 シェンリーさん
> アメンって……色々な、お話を知ってるのですね…すごいなぁ……
あの物語はお母様から言伝で教わりましたの。お母様の世代が幼かった頃は月の王女と惑星の守護女神たちは憧れのマトだったと聞き及んでますわ。
月の王女は現在はテルスの王とご結婚なされて正式に女王にご即位してカウベルさんほどの娘さんがいらっしゃいますわ。
ただその新王女殿下、お会いしたことがございますけど私より一回り年上ですのにお体がまったく成長なされなくて…まさか今後1000年ずっとあの御姿のまま…なんてコトはございませんわよね?
ちなみにカウベルさん世代の幼少時代は恐らく、10歳ばかりの娘が古の魔術師の力を借りて、失われた52枚のカードを集める…という魔法の紙芝居をご覧になったのではないかしら。
私の世代は…レースだらけの華やかなドレスを着た光の天使たちが、闇世界からの襲撃を迎え撃つため(主に拳で)戦う、という神話群が今人気ですわ。
物心ついて間もない私が最初に見たのは蝶を操る天使でしたかしら。青いバラは秘密のしるし♪光の天使たちの神話は今現在も放映されてますのよ。
> 嵐が来そうな、予感……
ここアルデバランでは西の帝国でも特に整備の進んでいない田舎で台風の被害が甚大らしいですわね…
雨乞い神官たちも今回の台風には手を焼いていらっしゃるとか。
> 海を越えた先の…山、です……ふもとにある、小さな湖に…住んでいました。
シェンリーさんのお生まれになった水源ですもの、きっと素敵な秘境なのでしょうね…
湖のご出身ですのね…。察するに湖の水源は山の雪解け水…。東の海の彼方…湿地…人間たちがヒノモトと呼ぶ国かしら?
> じめじめ…肌にまとわりつくような湿気が、気持ちいい…けれど…
多湿な気候がお好きでいらっしゃるのはそのおかげですのね。湿気は湿気で必要なスキンケアがございますけど、乾燥で髪がパサつくよりは数段マシですわ。
私も緑豊かな大地がうらやましい…
> 街角でおしばいを見たり…聞かせてもらったら…胸がドキドキして、あったかくなります。
この大陸で街角の演劇と申しましたら、コメディア・デラルテの類かしら?
たとえば、どんなお芝居をご覧になりまして?
> アメンは…砂漠から来たんですか…砂漠は…カラカラで、砂で髪の毛がザラザラするから…あまり、好きじゃありません…
砂漠も緑化に成功したら楽園ですわ…。
緑化には幾年もの手順を踏まねばなりませんの。まず、砂漠に後半に渡って雨を降らせます。すると、まず痩せた大地にも強い植物を植林できますの。
雨と植物がきでましたら、今度は草食性の動物が集まってきますわ。もちろん、それを追って肉食性の動物も。
動物たちが死んだら、その死肉を求めて微生物たちがやってきます。こうして微生物のはたらきで動物の死体や植物の枯葉が溶けて土の中に染み込んで、土の栄養になりますの。
土が栄養豊かな肥えた大地になりましたら、今度は一般的な田畑や大型の果樹園が繁殖しますの。こうしてひとつの生態系の出来上がりですわ。
そこから農業を営むには加えて水源から水を引く水道設備の整備が必要になりますけど、まず最初に私たちがすべきは水源の確保ですわ。
海から雨水をひくにはお母様の魔力でも骨が折れますの…こんな時、天候系の水龍がいらっしゃってくれたら…
答は急ぎませんわ…。時間はたっぷりございますから、ゆっくりお考えになって…。
> ほんとは…逃げ出したい…誰も傷つけたくない…けれど、逃げてしまったら…大切なものが…なくなってしまう…
心優しいあなたは命の重さを秤にかけることはできないでしょう…。
シェンリーさんの魅力はそれでよくってよ。どうかあなたはそのままで、優しい心でいらして…
> 私もね?最近、少しだけれど、字が読めるようになりました。
> だから、本をたくさん読んで……素敵なお話とたくさん出会えたらいいなって、思います。
シェンリーさぁ〜〜ん!なんて健気ですのぉ〜(ぎゅーっと抱きしめる)
もしよろしかったら、お好きな本を朗読してさしあげましてよ♪
シェンリーさんの知りたいことなら何でも教えて差し上げますから、何でもお聞きなさってぇ〜
この巨乳荒らし
前にも3回ぐらい犯罪暦あるぜ
ただ荒らすだけ荒らして出ていった
◆HLVf1UBoZY さん何が目的ですか?
175 :
名無しになりきれ:2014/07/13(日) 00:58:51.95 0
荒らし行為
↑おい
↑おい
177 :
176:2014/07/13(日) 21:46:10.41 O
ミス
本当に困るんだよあいつ
前科何犯だよ
これ以上は避難所でやろうぜ
他のコテがレスしにくい環境はよろしくはないし
うう……今宵はぐっと冷えるなぁ。
いつもの蒸し暑さとはまるで無縁だぜ。こういう日に限って薄着なんだから嫌になっちゃうよ。ブルッ。
>>165 アメンシェプス3世
> いずれにせよ広大な施設と大量の人員がうかがい知れますわ。もはやひとつの独立国家同然ではなくって?
財政難の小国がこの事業をバックアップして一財築いたっていうから、その表現も大げさじゃないかもね。
先行投資で後から回収なんて、なかなかできないし。
アイデア一発勝負しようにも、まずは先立つものがないとね……身一つのハンター稼業には敷居が高いや。
> お怪我、本当に治りますの?これこそ例の薬師を頼んだほうが得策ではなくって?
いやぁ、その薬師の話は前に仕事した東方人からの聞きかじりでさぁ。
なんでもその薬は反魂の霊薬なんていって、死人も蘇るほどの効き目らしいよ、クシシ!
だもんで、俺様はありものの薬品でなんとかするしかないわけで……。
でもこの火傷用の軟膏、結構効くんだよ。もうそろそろ包帯取ってもいいって、かかった町医者に言われてるんだ。
> マテリアル・ゴーレム?ただのゴーレムとは違いますの?
"ただの"ゴーレムさ!
この辺で見つかるゴーレムって、体の素材が石とか鉄とか水晶とか、いろんなモノで組成されてるんだ。
だから俺様の学んだところじゃ、それらを全部ひっくるめて、マテリアル・ゴーレムって言ってるのさ。
動物の死体を継ぎ接ぎしたフレッシュ・ゴーレムなんてのも発見されてるけど、そっちの研究は表向き、禁忌に指定されてるよ。
> 今クエストに出ていらっしゃる竜族の方…気になりませんかしら?
シェンリーのことなら、簡単なギルドオーダーに出向いてるはずだから危険はないはず……でも、あれ?
例の依頼がモンスターハントなんて俺様、聞いてないぜ!
シェンリーがやられるなんて万が一もなさそうだけど……あのギルドマスター、無茶させすぎなんだぜ!
>>170 急に風が吹いてきたぞ……あんまりよくない感じがする。
こういうのを凶風って言うのかな。
風の精霊がスーッと流れていくのは好きだけど、こう強くて生ぬるい風には嫌な思い出があるんだ。
その日、俺様は敵の風下に立った。火薬の臭いに気がつかれないように。
普通の魔法使いは風上を確保して、風の精霊の勢いを有効に使おうとするけど、俺様はそうしなかったんだ。だから勝った。
>>167 シェンリー
> 南を探検するヒトがいなかったら……争いは起きなかったかもだけど……クリストフは、大切な武器と出会えなかったかもしれない……
おお、確かに。
俺様のフリントロック銃は外国の錬金術とこっちの冶金技術が合わさった物だかんね。
夕飯に食べた果物とか、料理に入ってる香辛料も外国産はいっぱいあるし……やっぱり異文化交流も捨てたもんじゃないよね、むぐむぐ。
> せいいっぱい、頑張ったから…助かった…そのくらいのケガですんだ…偉い、ね…頑張ったね。
クッ、なんか大人の対応をされた気もするけど……もっと褒めてもいいんだぜ、クシシ!
ほら、肉を斬らせて骨を断つってやつだよ。まぁ、今回は肉をコンガリ焼かれちゃったんだけどさ……。
医学薬学は南や東の方が進歩的って話だから、そっちの世話にもなりたいなぁなんて……あ、この話は町医者のおっちゃんには内緒だよ!
> 稲光が視力を奪い、轟音が耳を劈く。
乱立する光の柱が、その輝きを急速に霧散させてゆく。
緑の森の一角に、ただ死の痕を残して。
あの凶悪で力強い黒騎士たちは、今や物言わぬ骸と成り果てた。
体躯を流れた青の血潮は残らず蒸発し、甲殻の堅固なる組成は脆くも崩れ、鎧というよりはむしろ黒炭の様であった。
女王を戴かぬ騎士たちの物語は、遠く異国の地にて終わりを告げた。
なんとも奇異なる縁(えにし)にて、
騎士たちの命運は、その斃れたる地よりさらに遠く遠く、東の異邦より現れた龍姫によって、終わりを告げたのだった。
今、古木の統べる森林を、一陣の風が吹き抜ける。
その風は、森に立ち込める熱気と死臭を、ふうっと軽やかに一掃する。
また風は、細かく木々を揺らして、木の葉のざわめきを其処彼処に生じせしめる。
それは例の、木精の囁きかもしれぬが、その真相を知ることができるのは、ごく一部の、よい耳を持つ者だけであった。
--
【ハンターギルド依頼票】
依頼の概要:もりをかじる むし の たいじ
依頼者名 :とねりこ の き
依頼者住所:とねりこ の き の うろ
依頼の詳細:むし は もりをかじる ひと も かじる はやく おいはらって
手付金 :ぎんか 1まい
報酬 :きんか10まい
署名欄 :ギルドマスター・ウォール"石頭"モーリスの名において、旅のハンター・シェンリーがこの依頼を完遂したことを証明する。
■ もりをかじる むし の たいじ → 【済】
--
緑の香りがしますわ…トネリコの香り…
(水晶玉に幼竜と古木を映し出す)森があなたに語りかけますわ…「ありがとう」と…
>>167 シェンリーさん
> それじゃ…アメンは…人間じゃ、ないんですね……
そうでしてよ…繁殖的にも雄個体のほとんど生まれない女系生物ですの。
シェンリーさんの娘さん…(ネイルチップがシェンリーの下腹部をなぞる)白金の髪と翼…白磁の肌…あぁ〜どんな可愛い女の子がお生まれになるかしらぁ〜あぁ〜////
> 今までの旅で出会った…カウベルさんや、エレ……あの人たちも魔女って呼ばれてたけど……
> ちょっと、不思議な感じがしていました……
ある一族は高度な知的生命体を祖先に持ち、ある一族は人間よりすぐれた高次元生物に進化し…魔女とはそういう生物ですわ。
私も高貴で美しい生物が好きでしてよ。たとえば……白竜(耳元に息)
> ……アメンは……どっち?
後者ですわ。詳しい説明は追々…
> でも、それなら…どうして…触るのですか?魔女の…ぎしき?
砂漠の国のスキンシップですわ♪(シェンリーの腰に手をまわす)
> 美しいって……なに?川や湖、飛竜渓谷の大きな滝を見てたら、きれいって思うけど…
シェンリーさんは天候操作系の竜ですわね。ご明察ですわ。全ての生物は、ご自分の生物を育むものを「美しい」と認識しますの。
川も湖も滝も、全て万物の生命の源たる水。ゆえに誰もが水とそれを司る竜を信仰しますの。
逆に炎熱性のドラゴンは溶岩流を雄々しくたくましい奇跡の輝きと見るでしょうから、一概に全ての生物の美的感覚が一致するとは限りませんけど。
では、美女はどうでしょうか。美女と呼ばれる美しさは、古の生命の女神の似姿ですの。この星の生命を育んだ、母なる女神…。
> 女の人の美しさって……どういうこと、なのでしょうか……ごめんなさい、さっきから聞いてばかり、ですね。
美女の基準は遥か昔、この星に生命を与えた女神の外見が元になってますわ。
女神が生態系に恵を与え、命を育んだゆえに、太古の女神そっくりの女性を本能的に「神々しい」と見えますの。
神殿で祀っている主神はその生命の女神の末娘ですわ。もちろん母神も祀ってますけど
ご安心なさって…シェンリーさんの神聖なる裸は私以外の誰にも見せませんわ…。
>>180 クリストフさん
> 医学薬学は南や東の方が進歩的って話だから、そっちの世話にもなりたいなぁなんて……
加えて南では薬学と医学と美容に応用してますわ。ええ、お世話になってますとも、美肌が傷つかないため。砂漠で乾燥肌を防ぐため。この花の薫も香水ですのよ。
> 東方の薬師
世界的に高名な錬金術師であらせられるみたいですわね。お話をうかがう限り東方でも屈指の名家の方かしら。ある程度は特定できそうでしてよ。
製薬事業に救われ世界的なシェア…。政治的な集団が軍事力で支配するより、このように人々から必要とされる国が長続きしますのね。
誰かから奪わなくても生み出せる世界になったら…シェンリーさんも…
> この辺で見つかるゴーレムって、体の素材が石とか鉄とか水晶とか、いろんなモノで組成されてるんだ。
なるほど〜鉱物全般からゴーレムを作っていらっしゃるから総称してマテリアル(物質素材)ですのね。
魔法士官学校では専攻なされまして?
> 動物の死体を継ぎ接ぎしたフレッシュ・ゴーレムなんてのも発見されてるけど、そっちの研究は表向き、禁忌に指定されてるよ。
死体を労働力として復活させるのが違法ですって?魔力の暴走で何か事故でも起こしまして?
確かに美女が亡くなったらアヌビスに納棺させて手厚く埋葬して魂の転生を待つのが道理ですけど…醜い男共なんか只の商品。臓器は高く売れますし、自我が無く忠実に働いてくれるだけ生前の男共より金になりますわ。
南方の砂漠では合法でしてよ。今生きてる人間は誰一人血を流しませんもの。庶民や軍人の遺族から死体を買い取って、ミイラ男として復活させて色々なお得意様に売ってますの。
遺族の方々は邪魔者が消えてお金まで手に入る。お得意様は口答えひとつ言わぬ労働力と兵力が手に入る。神殿は大儲け。みーんな得しましてよ☆☆
あ、『表向き』は禁忌ですのね!こんなお得な商売やめられませんものね〜
アメンシェプス3世 ◆HLVf1UBoZY
頼むから
消えてください
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荒らしさん
う〜む…すっかり遅くなってしまったぞ。
万が一のための後詰だった筈なのだが…
>>157 真っ当な精神を持ったものなら…争いは望まぬ。
だがどうしても互いに譲れぬことがある。
残念だが…ヒトがヒトである以上、避けられられぬのかもしれぬな…
>>``蟲``退治
シェンリーが蟲と出会った頃。町の通りを歩く二人の男がいた
一人は生地の薄い袖が短いコートを着た騎士風の男、もう一人は体格の良い貴族風の男だ。
「どうなるかと思ったが此度は誠に上手くいった。いや本当に助かった。」
「…次からはもっと事情を説明してくれ。あんな危険な相手には覚悟して望みたい。」
「まあ勘弁してくれぬかヘイラム。寧ろ服を新調させたのを感謝して欲しいくらいだ。」
「それだけ切り刻まれたのだが…相変わらず調子のいいことを言ってくれるな…」
そうであろうと相手が応じ、それにつられて二人で笑い出す。
ヘイラムは思う。初めて戦場に出た時もこうだったと。この男と途中から合流したレリア…亡き妻の3人で危難を乗り越えたのだ。
そのことを口に出そうとしたその時―
「お、おい、なんだあれは…トリネコの木の所だ!」
周囲の町民が騒ぎ、茫然と空を見つめる。視線の先には黒雲が立ち込め(
>>168)、異様な雰囲気に満たされつつあった。
ヘイラムにはそれが何か分かった。だがしかしあれは…
「ほう…あれは自然に出来るものではないな。…おぬしの報告書にあった竜の娘か?」
「……」
「聞きしに勝る素晴らしい力だ…やはりあの力、国土の復興のために是非とも借りたいものだ。
……いや何も言うな。おぬしの考えは分かっておるとも…ゴホン、それでは儂はラディウスに戻るとしよう。」
「食事をとりながらフルドに勧誘する為について来たのではなかったのか?」
「気が変わった。…初陣の後、儂らは正常だったか?」
「…成程。夕方殺しをして晩にはその手で平然と食事をしている…慣れない者にはまともではない、か。」
「いかにも。それに直ちに領事館を掌握せねばならぬし、おぬしの件の調整にはまだ時間がかかる。」
「ああ…もうしばしの間、息子のことを頼む…」
かつての相棒だった男と別れた後、ヘイラムは森に向かって走った。
初陣の兵士は時に恐慌状態に陥っていることがある、また強大な魔力に己を見失うこともあった。
戦いは多少なりとも人を変える。その変化が如何なるものか心配になったヘイラムであった。
なんだか、落ち着かないや。
>>170 あの、やめて、ください……。
いやな風が吹いて……気持ち悪いです。
あなたに……呼ばれたヒトが出てきたら……喧嘩になってしまうかもしれないです……。
喧嘩するつもりがなくっても……なんだか、お互いに……気持ち悪くて……。
イヤなら……私がどこかに行けば良いんだろうけれど……みんなも居るし……きっと、ガツン、って。
>>171 アメンシェプス三世
台風の……被害……。
私は……嵐とか、起こすのは……キライです。
嵐もないと……ダメ、だけれど……ヒトが困ってるところをみるのは、イヤ、でした……。
えっと、湖じゃなくて、泉って言ったら良かったでしょうか……。
水、湧き出ていました……だから、泉、かな?言葉って、難しいですね。
わたしがみたお芝居は……ドラゴンと、お姫様と、騎士さんの、お話でした。
ドラゴンが、お姫様をさらって……騎士さんが助けに来て……それで、戦っていました。
それでね?ドラゴンと騎士さんは……仲良しになって……えっと、ドキドキしました……へへ。
砂漠だったところを……緑の森に戻すのですね……。
私が……やったら……きっと、ダメ、だと思います……。
役に立てたら嬉しいけれど……土地を変えるのは……よくないって……思うから……ごめんなさい。
スキンシップ……毛づくろい?アメンのところでは……これが、ふつう……ですか?
でも、この国じゃ……普通じゃないみたいだから、やめたほうが、いいと思います。
んっ……うーん?抱きつくのも……えっと……ごめんなさい……イヤ、です。
美しいものがよくて……醜いものは、悪い、ですか?
どうして……?私が……アメンから見て、醜かったら……今みたいに、お話はしてくれないのですか?
>>181 クリストフ
色んなところに行って……たくさんのことを知って……作って、楽しんで……変わっていく……。
それが、人間さんの……いいところ、かな?他のヒトは……昔から、あまり変わらないから……。
だけど……私も……変わった、よね?自分でも、うまくいえないけれど……変わったって、思うの。
なんだか……ちょっと、嬉しい。
私の……生まれたあたり……かな?
人里の近くだったけれど……あまり、お話したことはなかったし……お薬のこともわかんない。
でもね、私……ヤケド、治すこと……できるの。
人間の力じゃないし……クリストフは……イヤって思うかも、しれないから……黙ってたんだけど……。
イヤじゃなかったら……治せるの……ダメ、かな?
(シェンリーを中心に広がった異様な空間は消失し、森は元の静寂を取り戻していた)
(不穏な黒雲に変わってどんよりとした灰色の雲が空を覆い、龍娘は自らの手で作り出した骸を前に呆然と佇んでいる)
……仕方なかった、なんて……ただの言い訳……。
私は……私が望んだことを……したから、その……結果。
(一陣の風が吹き、物言わぬ屍となった騎士を撫で、木の葉を揺らす)
ありがとう……私も……ちょっと、落ち着きました……。
この短剣、あなたの宝物……ギルドのマスターさんに……渡さなきゃ……。
(優しい風に白金の長髪がなびき、彼女の強張っていて表情は少し和らぐ)
(雨雲は晴れて暖かな日の光が森を照らす、蟲達の亡骸があった地面にぽっかりと大穴が開き、彼らの上に柔らかな土が被せられた)
>>184 ヘイラム
あっ……ヘイラム?そんなに慌てて、どうかしましたか?
(蟲を埋葬したシェンリーは街に戻るべく森の中を歩いていた、そこに見慣れた人物が駆け寄ってくる)
あの……お仕事は、終わったんですか?私も……少し、お手伝いをしてきました……。
ハンターのお仕事って……とっても、大変。
(シェンリーの表情から少しばかりの疲労は見て取れるが、錯乱しているようには見えない)
ねぇ、戦うって……こんな感じ、なのでしょうか……。
譲れないものがあって、逃げられないときに……力を使って……すごく、すごく、疲れます……。
>>185シェンリー
アメンシェプス3世 ◆HLVf1UBoZY は無視してください
東の大陸に「宦官のパラドックス」という逸話がございます。
かつて、ひとつの小国がございました。小さな都に、大きな遊郭がございました。男たちは遊郭で美女と遊べることを夢見ました。遊郭に行くにはお金が必要です。
しかし、かの国では職を得るには宦官となって去勢せねばなりませんでした。去勢しては美女と遊びたいという欲望も失いますわ。国の男たちは当初の目的から外れてしまいますの。
矛盾した悪習をかかえては、国の主な収入源だったはずの遊郭事業が衰退してしまいます。義憤に駈られた陸続きの国の王は、幻術によって小国の王を催眠し、傀儡政権としてはじめて遊郭優遇政策が始まりますの。
遊郭の国を征服した幻術の国は、確か錬金術が盛んな高収入国でしたわね。もしかすると…
あら?水晶が…
(水晶玉に映ったのは、森へと馳せ参じたハーフエルフの姿
>>184)
あの方は…先程の
>>144>>142 >>180 クリストフさん
> 例の依頼がモンスターハントなんて俺様、聞いてないぜ!
占ってみましたところ、依頼内容が曖昧だったようですわ。小さなお子様が依頼にいらっしゃったから、まさかこんな大事になるとは御存知なかったとか
> いやぁ、その薬師の話は前に仕事した東方人からの聞きかじりでさぁ。
…その東方の人、筋肉質で少し御歳召した方かしら…?あの男に関して記載した図書館の書物が何故か呪われた文字になっていましたそうな…
情報源の素性が分からないことにはどこまでが本当か…ただ、この西大陸と砂漠でまだ噂が広まっていないということは、薬師の本拠地は仙界にアトリエを構えていらっしゃるのかしら…?
反魂の霊薬が本当かは存じ上げませんが、もし本当でしたら相応のノウハウを長年培っていらっしゃるお家柄に違いございませんわ。いずれこっち側にも事業を拡大なさるのではないかしら。
> でもこの火傷用の軟膏、結構効くんだよ。もうそろそろ包帯取ってもいいって、かかった町医者に言われてるんだ。
お怪我が回復なされたら、平常通りハンター業務に差支えありませんかしら?
>>167 シェンリーさん
> えっと、湖じゃなくて、泉って言ったら良かったでしょうか……。
察するに竜族にゆかりのある地ですのね。竜特有ゆえに通常の自然現象では有り得ない水の引きかたをしていらっしゃるとお見受けいたしますわ。
シェンリーさんのご両親は高名な竜神様であらせられますかしら…?
> わたしがみたお芝居は……ドラゴンと、お姫様と、騎士さんの、お話でした。
王道ですのね。ドラゴンの背後には彼を操っていた敵国の王がいて、最初は王の手下として姫をさらったドラゴンは、
騎士と戦っているうちに国王に疑念を抱き、やがて王を裏切って騎士の味方につき、共に王を打ち破る…という話の本筋かしら。ドラマのスパイスとして姫をめぐる三角関係もうかがえますわね…ウフフ、当たってますかしら?
魔女は劇中に登場しましたかしら?
> 台風の……被害……。
思ったより早期に台風が消滅しましたわ。雨乞い神官が風の相殺に成功したみたいですわね。
被害が最小限に収まって不幸中の幸いでしたわ。
アメンシェプス3世 ◆HLVf1UBoZY
消えてください
安かろう悪かろうってのは、たいてい本当のことさ。
真っ当な値で仕入れた物は、真っ当な値でしか売らないんだからね。
だから物凄い低価格で売ってるものは、それでも利益がでちゃうような代物なんだよ。
>>182,188 アメンシェプス3世
> 砂漠で乾燥肌を防ぐため。この花の薫も香水ですのよ。
そういやアンタは砂漠の出身だったね。
俺様も一度行く機会があったんだけど、砂まみれになって大変だったよ!
暑かったけど、この港町とは違って多湿じゃなかったのが救いだった。
それにしても、保湿効果のある香水なんてあるんだね。
こっちの貴族や好事家が高値でも飛びつきそうだな。販路拡大できたら一儲けできそうだよ。
> 魔法士官学校では専攻なされまして?
俺様の兵科は魔法兵だったから、そういう座学は広く浅くなぞっただけなんだ。
如何に上手く魔法を使うかとか、歩兵戦の戦術とか、会戦のときの動きとか、実践訓練が主だったよ。
ところで……俺様が元軍属だってよく分かったね。
その水晶球で"見た"のかな……?
> あ、『表向き』は禁忌ですのね!こんなお得な商売やめられませんものね〜
まあね。
こっちの考え方では、死者は弔うもの、死者の魂はなべて安らぐべきものなんだ。
この考えを統治者や権力が否定すれば、広く大きな反発を生むんだよ。だから禁止してる。きっとね。
そんなわけで、国を挙げてこの研究をやってるって話は聞かないけど……ときどき、死者の研究をしてる魔法使いや錬金術師が捕まることがあるんだよね。
こういう連中は"ネクロマンサー(死霊使い)"って呼ばれていて、大概おっかない人体実験に手を染めてるんだってさ。ぶるっ。
> お怪我が回復なされたら、平常通りハンター業務に差支えありませんかしら?
そのつもりだよ。
それに俺様、こんな怪我なんてしょっちゅうなんだぜ。
この通り五体満足なら仕事に差し支えないさ。
まぁ……差し支えがでる前に十分儲けたいところではあるけどね。クシシ。
>>184 ヘイラム
あれ、あそこの通りを歩いているのはヘイラムさんかな?
見慣れない人と一緒だけど……仕事仲間だろうか。
そう言えば、ヘイラムさんって各地で色んな人と会ってるっぽいよな。
ただ顔が広いだけかもしれないけど、本当は何してるのかなぁ。
>>185 シェンリー
> だけど……私も……変わった、よね?
ふーむ、そう言われれば変わったかもしれないな。
暫く一緒に過ごすと、その人の変化には鈍感になりがちだけど……口数も自己主張の機会も、グンと増えた気がするし。
まぁ俺様は、おとなしめな娘も、活発な娘も、どっちも同じくらいイイと思うけどね!
それに比べて俺様は……なんかあんまり変わってない気がするなぁ。身体は少し逞しくなったかな。
> でもね、私……ヤケド、治すこと……できるの。
な、なんだってーッ!?
それならお願いしようかな……って思ったけど、もうすっかり良くなったんだ。
腫れも赤味もひいたし、キレイなもんだよ。
じゃあさ、今度何かで火傷したら頼もうかな。寝ぼけて焚き木に足を突っ込んだときとかね、クシシ!
> この短剣、あなたの宝物……ギルドのマスターさんに……渡さなきゃ……。
港町のハンターギルド。
ひっきりなしに出入りする客とギルド員の喧騒は、以前に顔を出したときとまったく変わっていない。
「なるほどなぁ。だとすると、あの無口な依頼人の娘は、トネリコの木の精だったってわけか」
竜の娘から短剣――古トネリコに奉納されたという宝剣――を受け取ったギルドマスターは、
その厳つく大きな指先を慎重に刃先に這わせて、短剣の出来を丹念に調べている。
「あの木は古くから不思議な力があるってんで、この辺の連中の信仰の対象になってるんだ。
俺は若い頃は旅ガラスで、ここに居ついたのはここ十年か二十年ってところだから、そこまでよく知ってるわけじゃないんだがな」
先程までここに居たトネリコ信仰の神官は、シェンリーの持ち込んだ短剣が、およそ100年前に奉納した宝剣であるということを保証した。
短剣の柄に掘る彫刻は毎年、職人が図案を変えていく。だからその彫りの様式を見れば、奉納の年代がある程度推測できるのだという。
「わかった。この短剣を以て、この件の依頼人の裏は取れたってことにしよう。証拠としちゃあ充分に過ぎらぁ。
今回お前さんに依頼した仕事は完了だ。お疲れさん!」
だがマスターの言葉はそれだけでは終わらない。
「でもよ、それだけじゃあねえってことも分かってるぜ。
依頼票にある"むし"とやらを全部やっちまったって話だが、既に何人かの木こりが目撃している」
黒い甲殻を持つ巨大な蟲。その何匹かが森に居ついたという話は、ハンターギルドにも届いていた。
既に何組かの隊商が積荷をやられて、命からがら街に逃げ込んだ行商たちが訴えを出していたからだ。
よし。
ギルドマスターは大きく頷くと、トネリコの精が用意した依頼票をカウンターに広げた。
そして、太く無骨な指先を器用に動かして、その羊皮紙に何かを書き込むとシェンリーにその内容を説明してみせた。
「"この依頼はお前さんによって完璧に遂行されたことを、ギルドマスターであるこの俺が保障する"。ここにそう署名した。
さぁ、依頼票の額面どおりの報酬を確認したら、ここにお前さんのサインを頼むよ。確かに受け取りました、ってな」
どさり。カウンターの上に古びた革袋が置かれた。
その中に詰まっているのは、無論、古木トネリコの精が手ずから用意した報酬金である。
手付金として、銀貨1枚。正規の報酬として、金貨10枚。
それから別途、ギルドマスターからの依頼の報酬として銀貨5枚が支払われる。
ハンターの流儀としては、まずは袋の中にきちんと報酬分の貨幣が入っていることを確認しなければならない。
そして納得の上、報酬の受け取り証明に自分のサインを残すのだ。
これでハンターギルドの依頼は完了となる。
◆HLVf1UBoZY は無視で
裏切り者死すべし、慈悲はない…とはいかんのだよな…まさか領事が「火」の持ち出しを企てるとは…
>>186シェンリー
(シェンリーの姿を見て安堵の表情を浮かべ、歩調を緩めて近づく)
やあシェンリー…どうやら特に怪我をした訳ではなさそうだね。
>ねぇ、戦うって……こんな感じ、なのでしょうか……。
(その様子から何かを無力化ではなく殺めた事を感じ取る)
…疲れたろう。でも先ずはギルドに行きなさい。それから話してあげよう。
(ギルドに入り離れた場所で
>>191を聞き、先にギルドを出てシェンリーが出てくるのを待つ)
さてと、さっきの話だけど…慣れない事だったり緊張することだったりすると疲れるよ。
ただ…君と私では疲れの性質が違いそうだ。
君はかなり辛い思いをしていると見たよ。その事が重くのしかかっているようだ。
どういった経緯なのかは知らないが…自分のやった事をどう考えているかな?
>>190 そういえばクリストフは私が(使いの)元弟子と会っているのを二回ほど見ているな…聞かれたらどう言おうか…
>>188 (酒場への道を歩きつつ)
さっきから誰かに見られている気がするな…敵意ではないようだが…何者だ…
疲れた、かな……ちょっと、お昼寝したいきぶん。
>>188 アメンシェプス3世
親のことは、分かりません……覚えているかぎりでは……あそこにずっと、一人、でした。
高名……んー……あまり、知られていない所、だと、思います……。
山と…小さな、ムラがあるだけでしたから……。
違うの、お姫様を助けに来た騎士サマを……ドラゴンが好きになって……騎士サマも……ドラゴンが好きになって……。
最後は、洞窟で……二人で、静かに暮らして……めでたしめでたし、でした……。
あ、お姫様は……ちゃんと、おうちに帰れましたよ?
ドラゴンが……人間になるために、魔女さんに、手助け、してもらっていました。
>>190 クリストフ
オトナシメと、カッパツ……娘さんには、二種類あるんだ……。
私は今、どっちだとおもう?
あ、クリストフは……変わってない、ね。
今も、あまり……口元、見せてくれない。腕とか、太くなった?
ヤケド、治ったんだ……良かった……。
私は……ヤケドとか、ケガとか、したこと……ないけれど、とても痛くて、辛そうだったから……。
それが、なくなったなら……私も、嬉しい。ねぼけてたときは……しらない!へへっ!
(道中でヘイラムと合流し港町のハンターギルドに向かった)
こんなに……たくさん?えっと……それじゃ、確認、しますね……。
(カウンターの上に置かれた皮袋の中を覗き込んで金貨と銀貨の数を数える)
ん、たしかに……ありました……なまえ、書けばいいんですね……?
(ペンを手に取り書名欄に「しぇんりー」と慣れない手つきで書き残した)
ありがとう、ございました……お世話になりました……。
(皮袋を大事そうに両手に抱えぺこりと頭を下げてギルドを後にした)
>>193 ヘイラム
お金たくさん……貰っちゃいました……。
(ギルドから出てくる、その両手には皮袋が抱えられていた)
疲れた……けれど、なんだか……変な感じ、です……。
遠くから来た蟲達が、森や、人を齧っていて……でも、蟲達は沢山かじって新しい住処を作らなきゃだめで……。
お話しても……無理、だった……
だから……放っておいたら、森も、街も、齧り尽されちゃうから……。
もしかしたら……ダメなこと、だと思いますし……とても悲しいけれど……後悔は、してない、です……。
でも……今は、宿に戻って……休みたい、です。
Follow Me! 愛・愛・愛を引き連れて
素直なBRAVE 踏み出せば
描ききれない
地図のカケラ
>>170 …どこの邪神をお呼びかしら?
信仰する神は選びなさい。生命と知恵を与える豊穣の女神ならともかく、独裁や侵略のために破壊の神に生贄を奉げる者は、同じ破壊の力によって相応の神罰が下りますわ。
件とは無関係ながらも、邪神より地雷なのが一神教ですわ。一見もっともらしい教義ほど本心は多人数の流血…
>>190 クリストフさん
> 俺様も一度行く機会があったんだけど、砂まみれになって大変だったよ!
街を一歩離れるとおハダの天敵だらけですもの。都会っ娘は屋内で商談がイチバンですわ。
そう!そのテがございましたわ!高価なこの香水をお買い上げのお得意様になっていただくには、まずこの国の上流階級のご邸宅に有効な広告手段からですわ!
ヒントをくださったお礼に売上利益の一割を差し上げましてよ〜♪
> 如何に上手く魔法を使うかとか、歩兵戦の戦術とか、会戦のときの動きとか、実践訓練が主だったよ。
アヴィオールが魔法を軍事利用することは存じ上げてましたけど、そんな体育会系の士官学校だったとは…意外ですわ。
ゴーレム師や薬師のような理系魔術師は多いに超したことはございませんけど、政府の都合だと呪術祈祷師や占い師が増えすぎると王権を脅かしかねない…そんなところかしらね。
ま、あなた見るからに体育会系ですものね。軍に志願なさるほどお金に困っていらした、やむを得ない事情が?
> そんなわけで、国を挙げてこの研究をやってるって話は聞かないけど……ときどき、死者の研究をしてる魔法使いや錬金術師が捕まることがあるんだよね。
そんな方々がいらっしゃるなら、死刑囚の10匹や20匹くらい売って差し上げますのに…
>>193 ヘイラムさん
(ギルドからの帰路。…いつの間にか男の頭上に「彼女」はいた)
はじめまして♪元フルド武将ヘイラムさん。
まあお待ちになって、取って食うつもりはございませんわ。
(ダンサーのようにくるくるターンしながらゆっくりと低空まで高度を下げる)
私、アメンシェプスと申しますの。南方の砂漠で色々な事業をいたしております実業家の娘ですわ。
以後お見知りおきを(会釈)
お近づきのしるしに「エメラルドタブレット」をお買い上げになりませんこと?(2枚の小さな四角い手鏡を召喚する)
遠く離れた息子さんと手っ取り早く連絡をとりあいたい方にオススメ!
こうやって鏡を指でなぞって手紙を書くと…このとおり!もう一枚のタブレットに一瞬で手紙が映し出されますわ☆
緊急の連絡で伝書鳩を飛ばす時間も惜しい時、ちょっとしたご用事でお聞きになりたいことがある時、とっても便利でしてよ!
魔法をお使いなさらない方でも、お手紙を送るには別のタブレットのヒエラティックコードを指で触るだけですからとっても簡単ですわ。
初回購入価格の2枚セットで金貨98枚でいかがかしら☆
>>194 シェンリーさん
> 親のことは、分かりません……覚えているかぎりでは……あそこにずっと、一人、でした。
ごめんなさい、悪いことをきいてしまいましたわ…
秘境でしたのね。
> 違うの、お姫様を助けに来た騎士サマを……ドラゴンが好きになって……騎士サマも……ドラゴンが好きになって……。
そのドラゴン、雌個体でしたのね!
シェンリーさんは、ドラゴン以外の生き物になってみたいと願ったことはおありかしら…?
アメンシェプス3世 ◆HLVf1UBoZY
出てけよ
糞荒らし
>>195 ドシュ…
(アメンシェプス◆HLVf1UBoZYの首が何者かによって刎ねられ、即死)
>>193 ヘイラム
……。
……秘匿されれば暴きたくなるのが人間ってものだぜ!
……。
……とは言え実際のところ、人の秘密を覗きこんで良い事なんて無いよな。
藪蛇なんて言葉もあるし、俺様だって、昔のことを根掘り葉掘りされるのは嫌だもんね。
ていうかヘイラムさんの場合、下手に首突っ込むとそのままそっ首落とされそうな予感がプンプンするんだよなぁ……。
>>194 シェンリー
> (皮袋を大事そうに両手に抱えぺこりと頭を下げてギルドを後にした)
おーい、ギルマスに話は聞いたよ!
大変だったみたいだけど、とにかくお疲れ様。
それにしても……その革袋の重そうな感じ、結構入ってるねぇ。クシシ!
シェンリーは報酬で買うものとか、もう決めてる?
ねぇねぇ……って、なんかヘロヘロみたいだね。
> オトナシメと、カッパツ……娘さんには、二種類あるんだ……。私は今、どっちだとおもう?
やっぱりオトナシメなんじゃないかなぁ。
雰囲気的に静と動、どっちかなって考えたら、物静かな佇まいだしさ。
カッパツなヤツはグイグイくるからね。
あの砂漠の魔女みたいにね!
> 私は……ヤケドとか、ケガとか、したこと……ないけれど、とても痛くて、辛そうだったから……。
竜の身体が羨ましいぜ……。
人間なんか油断すると、ちょっと熱いスープ啜っただけで舌を火傷するんだ。
神様も人間のこと、もうちょっと頑丈に作ってくれればよかったのにさ!
> それが、なくなったなら……私も、嬉しい。ねぼけてたときは……しらない!へへっ!
(その笑い方は……元気娘の笑い方だぜ……!)
(なにか感慨深いものを感じるぜ……)
>>195 アメンシェプス3世
> 街を一歩離れるとおハダの天敵だらけですもの。都会っ娘は屋内で商談がイチバンですわ。
だよねー。日に焼けた肌も健康的でいいけど、向こうじゃコンガリ程度じゃ済まないからね。
しかし暑い日が続くなぁ。こっちも多少乾燥してくれれば無駄に汗かくこともないのに。
……うわぁ、俺様の襟元から湯気がでてきたよ!息苦しい!
> そんな体育会系の士官学校だったとは…意外ですわ。
王国には、同じく国営で魔法研究所っていうのも別にあるんだよ。
学術分野の研究はそっちの方で詳しくやってるんじゃないかな。
そうそう、この研究所で発案されたファストキャスト(魔法の高速詠唱技術)の手法は凄く評価が高いんだぜ。
だもんで、士官学校上がりの魔法兵は、全員が身に付けさせられるんだ。
> ま、あなた見るからに体育会系ですものね。軍に志願なさるほどお金に困っていらした、やむを得ない事情が?
そんなところだよ。
王国は魔法技術を防衛の要に置いているから、魔法の才能のある者を身分問わず取り上げてくれる制度があるんだ。
学校に入って生活の質はぐっと上がったけど……でもやっぱり、性には合わなかった。
だから、色んな人に迷惑かけちゃったんだよね。
> そんな方々がいらっしゃるなら、死刑囚の10匹や20匹くらい売って差し上げますのに…
その方法が確立したら、人攫いで生贄を調達する連中が減って、逆に平穏になったりしてね……。
いやいや!闇で動いてるヤツなんか、どうせ金の当てなんかないんだ。
二束三文で買いたたけなきゃあ、元の木阿弥になるだけさ……たぶん。きっと。
〜ハンターギルド〜
「ごく最近の話なんですがね」
ひょろりと背の高い学者風の男が、俺様に切り出した。
「街外れに国有の地下墓所があるでしょう?
あそこの隣にですねぇ、墓所とは別の、大規模な地下遺跡――おそらく図書館跡――が発見されたんですよ」
「へぇ〜」
港町にあるハンターギルド。
俺様は此処に、シェンリーの仕事の顛末を聞きに来ただけのはずだった。
用向きは全くそれだけだったのだが、なんだかんだあって結局、それだけでは終われなかった。
なぜか今、俺様は、このギルドにやってきた依頼客の話を聞くことになっていた。
「ですが残念なことに、その遺跡は既に、盗掘にあっていたようでして」
「じゃあ金目のモノとか貴重な書類は、とっくに持ち出されちゃってるんじゃない?」
「いやまぁ、仰る通りなんですが……その事実を確認することにも難儀しております」
……ギルドはいつも人でごった返しているのに、今日に限って俺様以外のハンターは見当たらない。
なにか大口の依頼があって、ベテランハンターのお歴々を大勢引っ張っていったのだろうか。
ギルドマスターも別件で忙しいらしく、扉をくぐった俺様の顔を見るや否や開口一番、
"悪いが今、人がいねぇんだ。そこの依頼人の話、ちょっと聞いてやってくれ"というわけだった。
「実はですね……なんとその盗掘者と思しき者たち自身の死体も、図書館内に残されておりまして」
淡々と話し続けるこの男は、学術ギルドの調査員とのことだった。
長身痩躯の上に色白で、まさに机仕事一本ですといわんばかりの風体である。
無造作に伸ばした長い髪を後ろで纏めて、目元は切れ長に細く、どこか涼しげに話を続けている。
「盗掘団の中で仲間割れでもあったのかな」
「ええ。我々も当初、その可能性を考えました。
ですが、彼らの盗掘物はその場に放置されたままだったんですよ。金縁装丁の立派な書物から、銀細工の小物までがね。
それに彼らの死因と思われる傷がですね……これがどう見ても、人の業ではない」
なるほど。これでこの人がハンターギルドに来た理由が、大体掴めたのだった。
森の動物たちに活気が戻りましたわ…
先週、この国のアルラウネ園を拝見しましたの。
アルラウネ、可愛いですわね。見るのははじめてですけど、人懐っこくて甘えん坊ですわ。
でも、ガーデナーの方が仰るには栽培が難しくて、安易な気持ちで飼うと枯れてしまうから売る相手を選んでいらっしゃるんですって。
生育環境が揃っている湿地が羨ましい…
>>194 シェンリーさん
> (皮袋を大事そうに両手に抱えぺこりと頭を下げてギルドを後にした)
おかえりなさい、シェンリーさん。
もしよろしかったらお夕食おごりましてよ♪
ねえ、夜が明けたらもういちど、あのトネリコの木を訪ねてみません?
今日は任務でいらしたから森の生きる姿をあまりご覧になってませんの…。シェンリーさんが守った森がどんなところか、私も興味がありますわ…。
それに、森の動物たちもささやかなお礼がしたいそうですし…ウフフ。
>>198 クリストフさん
例の薬師は今後この西大陸にも販路を拡大なさるでしょう…クスクス、近いうちに神殿も業務提携を交渉いたしましょうかしら
> あの砂漠の魔女みたいにね!
カッパツ?優雅と仰ってくださらない?ウフフ…
ま、褒め言葉と承りますわ♪
> シェンリーは報酬で買うものとか、もう決めてる?
詳しい話は後で伺いましょ…予想外に重労働でしたからお疲れですのね。
おかえりなさい、シェンリーさん。
宿に戻ってゆっくり休みましょ
> 人間なんか油断すると、ちょっと熱いスープ啜っただけで舌を火傷するんだ。
なんたってドラゴンの血を浴びると不死身になるって伝承があるくらい高い生命力ですもの、たとえ鱗が傷ついても超速再生で治りますわ。
それにしても実体がある生物って難儀ですのねぇ?人間の肉体って刃物や拳や弾丸をすり抜けられないんですって?そういえば、この大陸に来てから道行く人は地面に足をつけて歩いてますわね?
> いやいや!闇で動いてるヤツなんか、どうせ金の当てなんかないんだ。
私も最初はそう思いましたわ。でもね、摘発されるのが実行犯だけで、その背後には裏金で司法を黙らせるほどの金持ちパトロンがいらっしゃる場合はいかがかしら?
神殿がお得意様にしたいのは、法に触れても捕まらない「社会の黒幕」なら潤沢にお金を落としてくれるからですわ♪
でも誰彼かまわず手当り次第に殺す生贄は醜いですわ。国の未来を担う美の女神が罷り間違って巻き込まれたらどうしますの!
> 王国は魔法技術を防衛の要に置いているから、魔法の才能のある者を身分問わず取り上げてくれる制度があるんだ。
魔力を持つ者を重宝するアヴィオールなら心配ありませんけど、世の中には悪質な国もいるそうですわ。市民をわざと失業させることで軍隊の捨て駒兵しか職業選択肢をなくす悪質な国が。
> そうそう、この研究所で発案されたファストキャスト(魔法の高速詠唱技術)の手法は凄く評価が高いんだぜ。
アヴィオールの技術はそんな方向に進化しましたのね。
>>199 盗掘…でして?
(学者らしきヒョロ長い男に訊き返す)
遺体の死亡推定時刻は?話をうかがう限り、事件はここ数日の話かしら?
何者かもわからない犯人がまだ潜伏しているかもしれない遺跡を探索して、調査団もよく生きて帰れましたわね
アメンシェプス3世 ◆HLVf1UBoZY
黙って消えろって言ってんだろ
カス以下の荒らし
ワビサビ
味わい深い
>>200アメンシェプス3世 ◆HLVf1UBoZY
カチャ…
このところひどい天気が続く…
皆くれぐれも体調には気を付けられよ
>>194シェンリー
>お金たくさん……貰っちゃいました……。
それに見合うだけのことはやっているよ。
(試すように笑みを浮かべて)…暫く預かっておこうかい?
>後悔は、してない、です……。
ならば良かった。
それに君は私の思いつく限りでは最善の判断をしているよ。
ただ…今回感じたことはこれからも大切にする事。私に言えるのはこれだけだよ。
おっと宿はここだ、ゆっくり休むと良い…(話している内に宿を通り過ぎかけていた)
>>195アメンシェプス
君は南方の民か…ああ、よろしく(軽く会釈して返す)
さて商品だが…興味深い品ではあるね。だが買うことはできない。
まず手持ちがない。それに私には過ぎたものだ。君には悪いが…
して…何用かな?
>>198クリストフ
>昔のことを根掘り葉掘りされるのは嫌だもんね
あまり根掘り葉掘り聞かれるのはいい気はしないね。相手が昔何者であろうと今目の前の相手とは違うかもしれない。
それに少なくとも今こうして話している君はハンターで私は只の変わった旅人に過ぎない。
それでいい…
>そっ首落とされそうな予感がプンプンするんだよなぁ…
ははは…昔の私ならそうするさ……もしかしたらもうしていたかもしれないな。
…怖がらなくていい。今はそんなに思い切ったことはしないよ。
>>202 ええとなんだったか…ああそうだ、東方の島国の美の考え方だ。依然教えてもらったことがある。
質素を美徳とする考え方だったか。遊牧の民以西の飾り立てる文化に慣れた目にはとても新鮮だった。
>>203 本の挿絵にあった高価な素材を使わずに作られた家と庭園…なんとも言えぬ美しさだった…
ただ疑問なのはワビサビを教えてくれた者が東方の芸術品を一つ所に飾ってこれがワビサビだと言っていた
本当にあれで正しいのだろうか…?
206 :
シェンリー ◆onIkYTAR5nuu :2014/08/08(金) 21:29:04.76 0
嵐で……海が、大荒れです……漁師さんも、商人さんも、しばらくお休み、ですね。
>>195 アメンシェプス3世
んー……うぅん、謝らないでください。
今まで……気にしたことがなかったし……気にされたこともありませんでしたから……。
親って……どんなかんじ、なのでしょうか。
私は……人間に、なりたいって、思うことがあります……。
そうしたら、みんなの中に居ても……おかしくないし、どこに居ても怒られなくてすみそうだから……。
だけどね、今は……人間にならなくってもいいや。
自分を……無理矢理、別のモノに変えちゃったら……きっと、悪いこと、起こりそうな気がします。
……空、飛べなくなるのはいやだし……。
がんばって、角とか、尻尾とか……隠せるように、なりたいです。
>ねえ、夜が明けたらもういちど、あのトネリコの木を訪ねてみません?
ちょっと……お散歩でしたら……大丈夫です。
だけど、少し、驚かしてしまったかもしれないし……怖がらせてしまうかも……。
>>198 クリストフ
あっ、クリストフ……ただいま。
たくさん貰っちゃった、きんか、とか……ぎんか、とか……。
どうかってものに変えないと……食べ物とかは、買えないんだよね?
(おぼつかない足取りでクリストフに近寄ってぎゅっと縋りついた)
んー……ハンターのお仕事って、たいへん……。
疲れてないけれど、疲れたような……変な感じ。
うん……のんびり、してた方が……好き。
だけど、近頃は……お話したりするのも、楽しいってことに、気付いたから……ちょっと、カッパツになったかも……。
アメンは、すごく……カッパツ、ですね。グイグイって感じがします……。
クリストフは……カッパツ?かな?
えっと……違うの、私が頑丈すぎるだけだから……気にしないで?
熱いスープは……誰でもヤケドするから……人間は、変じゃないです。
焚き火に突っ込んでも、ヤケドしないの……ドラゴンくらいだから……。
……クリストフが……じーんってしてる……。
「あげ」で行きました。
>>199 クリストフ、おでかけするの?私も、行く。
今日は……他のハンターさん達が、いないね……。
嵐が来ても、ハンターさんには……関係ないのかな……大変。
遺跡?飛竜渓谷にあった、竜人さん達の、住処みたいな所、なのかな……。
こんな、人のたくさん居るところにも……あったんだ。
ずっと人が住んでるのに、どうして……忘れられちゃったんだろう……。
ん。すごく……嫌な予感がする……クリストフ、受けるの?
私も……連れて行って?
>>202 あ、それ……知っています……山の、水が綺麗なところに生えてる……辛いの、ですね?
この辺りは……山が少ないから……あまり、みかけません。
>>203 美味しい?んー……人間さんは、食べてるみたいですが……私、食べたことないです。
味わい深いのですか?私も、食べてみたいです……。
>>205 ヘイラム
んー……どうして、笑ってるのですか?
えっと、これは……自分で、使い方……考えたい、です……。
たくさんあるみたいだから……使って、あまったら……預かってもらおうかな……。
最善の判断……ヘイラム、ありがとうございます。
私も……一番いいって思ったこと、やったんですが……それは、私の都合だったから。
ヘイラムに、そういってもらったら……すごく、安心します。
……うん、この気持ち……ずっと、忘れられないし……忘れたらいけない気がします。
ヘイラムも、クリストフも……この気持ち、ずっと抱えながら……戦ってきたのでしょうか……。
えっとね、私……もう、大丈夫です。ありがとう、ヘイラム。
ずっとお休みしてたら……置いていかれちゃう。
アメンシェプス3世 ◆HLVf1UBoZY
もうくるなよ
アメンたん、気にしないで顔出してくれよ?
一人のアホアンチがなんか暴れてるだけだからさ
リーファさんの出番が少ない。絶望的に少ない。
>>205 ヘイラムさん
> して…何用かな?
シェンリーさんに会いに行くのに理由が要りまして?ウフフ…
>>206 シェンリーさん
> んー……ハンターのお仕事って、たいへん……。
よくがんばって森を守りましたわね…
森を脅かした生物も、昔だれかに故郷を追われて住処を求めてここまできたのかもしれませんわ。
もっと早くに私たちが故郷を守ってあげられたら、侵略という憎しみの連鎖を断ち切れましたのに…。
だから…ね。第2第3の侵略者を生じさせないために、この青い星の生態系を一緒に守りましょ
流血沙汰に見舞われたことでギルドからも手当がつきましたわね…予想外の事態とはいえ生者の命を預かった額にしては安すぎる気がしますけど。
ま、使い道はゆっくりお考えくださいな。私たちは永き命を生きる生物としてはあまりに幼い…時間はたっぷりありますから…。
> 親って……どんなかんじ、なのでしょうか。
親、ですの?
私がこの時代に転生できたのは、お母様のおかげ…。ご先祖様のおかげ…。一族がその高貴な遺伝子を何百代にも渡り受け継いできたから、今の私がいますの。
そして、砂漠の魔女一族の遠いご先祖様には、前世の私自身…。今を生きる私自身の行いが、子孫の遺伝子の質に影響を及ぼし、やがて来世の私に跳ね返ってくるのではないでしょうか。
ご先祖様を敬うと同じくらい、まだ見ぬ子供たちと子孫を、家族を、大切にしなければならない…そう自戒しますわ。
…ちょっと難しいかしら?
> 私は……人間に、なりたいって、思うことがあります……。
思いますの。
シェンリーさんが人間社会に溶け込む前に、人間たちが龍族を広く理解すべきではないかって。
力を制御しようと奮闘なさるように、同じくらい歩み寄って龍族を生態系の善き隣人と認めることが大切な気がしますの。
さしあたり今できることは…そうですわね
> がんばって、角とか、尻尾とか……隠せるように、なりたいです。
私も協力いたしますわ。
> だけど、少し、驚かしてしまったかもしれないし……怖がらせてしまうかも……。
心配いりませんわ…シェンリーさんは心優しいから鳥たちも歌ってくれますわ。
私のほうが受け容れていただけるか怪しいかも…
> クリストフは……カッパツ?かな?
あの人は私より倍もカッパツでしてよ♪アグレッシブを通り越して無鉄砲と申し上げたほうが正しいかしら。
私のコレはお家柄かしら。色々な事業を売り込むために広く喧伝してきた結果ですわ。
先人は仰いましたわ。財宝は美女を飾ってくれる、財の輝く数だけ格別なアートにしてくれる、って。(カラシリスを彩るジュエリーが眩しい)
:アメンシェプス3世 ◆HLVf1UBoZY
お前に口出しする権利ねーから
この時期、先祖の霊魂が現世に還ってくる地方があるらしい。行きは馬、戻りは牛を用意してお帰りいただくらしい。
それからお供えとして黒くて甘い糖衣につつまれたライスボールを作るらしいんだけど……
それを喉に詰まらせて死んじゃう人が毎年、いるらしい!
>>200 アメンシェプス3世
> そういえば、この大陸に来てから道行く人は地面に足をつけて歩いてますわね?
俺様の知ってる世界じゃあ、それが普通だよう!
それになんでもかんでも透過しちゃうなんて、こっちじゃ幽霊や亡霊の類なんだぜ。
ってことは……アメンシェプスも若干透けてるの……か……?
> 市民をわざと失業させることで軍隊の捨て駒兵しか職業選択肢をなくす悪質な国が。
そんなに人手が足りないのかな。
素人が剣を持ったって、そうそうすぐには使えるようにならないのにさ。
精兵を作るには相応の費用と訓練が……。
いや、人海戦術って選択肢もあるのかな。人があまりにも多い国だとしたらだけど。
> アヴィオールの技術はそんな方向に進化しましたのね。
王国は伝統的に魔法を重んじる国なんだ。
だから魔法技術の研究には一日の長があるけど……最近はそれに囚われ過ぎてると思うんだよね。
視野狭窄っていうやつ?
何かに気を取られてるヤツの足元をすくうのなんて、わりと簡単にできちゃうものだし。
> 遺体の死亡推定時刻は?話をうかがう限り、事件はここ数日の話かしら?
> 何者かもわからない犯人がまだ潜伏しているかもしれない遺跡を探索して、調査団もよく生きて帰れましたわね
〜ハンターギルド〜
日頃の喧騒の中であれば掻き消されていたであろう、ちょっとした質問の声。
だが今日の静謐なハンターギルドにおいては、室内にいる誰の耳にも、その声は届いたのだった。
「死体は1か月前後、その場に放置されていたようだ。
……まぁ、私が検分したわけではないのだけどね」
その学者は躊躇なく話し出した。
自分の持っている情報は惜しみなく開示するタイプらしい。
男は長々と喋り続けたが、要約すればこうだ。
調査隊は結局、その死体を発見して間もなく遺跡から撤退した。
犠牲者の服やマントに付いた、【こそぎ取られたような傷跡】が、遺跡内の危険を示唆していたから。
「好奇心は猫を殺すって言うだろう?
学者も稀に、そんな風に命を落とすことがある。だから、臆病なくらいがちょうどいいのさ」
学者風の男は独り言ちると、机に置かれた木製のジョッキに口をつけた――ギルドの酒樽から供せられたブドウジュースだった。
>>202 あ、俺様それ知ってる!
ワビサビは、東方の礼儀作法だよ!
ドーモ、
>>202サン。クリストフです。慈悲はない。
イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!
グワーッ!グワーッ!アバーッ!
サヨナラ!
哀れクリストフ=サンは爆発四散!ワザマエ!
>>203 確かに奥深いよね。
色とか形とか材質とか肌触りとかさ。
これひとつでその人の人格とか性格、一種のこだわりさえ表現できる可能性を秘めている。
ただ惜しむらくは……普通俺様たちはこれを見ることができないってことだよね……。
>>205 ヘイラム
> それに少なくとも今こうして話している君はハンターで私は只の変わった旅人に過ぎない。
結局いつも通りが一番平和ってことだね!
さて、俺様もいつも通りハントの仕事でも請けようかな。
実はこの近くでおっきな図書館跡が見つかったて話があってさぁ。
ずーっと地下まで階層が連なってる地下図書館なんだって。
そこには魔物が徘徊しているようなんだけど……その魔物について、今情報を集めてるところなんだ。
> ははは…昔の私ならそうするさ……もしかしたらもうしていたかもしれないな。
ハハハハ ヘイラムサン ハ ジョウダン キツイナァ
ウフフフ
アッ オレサマ キョウハ ツカレテイルカラ ハヤクネルネ!
ヨフカシハシナイデ アマリ ヒツヨウノナイコトハ ミキキシナイヨウニ スルネ!
>>206 シェンリー
> どうかってものに変えないと……食べ物とかは、買えないんだよね?
細かい買い物をするときは、崩した方が便利だよ。
特に大きい金貨はね。
そうだなぁ、俺様の手持ちと交換してもいいけど……露店のはずれに両替商人がいるから、行ってみる?
手数料はかかるけど、一括で交換するんだったら便利だよ。
> (おぼつかない足取りでクリストフに近寄ってぎゅっと縋りついた)
おっ……?
体重預けてこれ位なら、なんだかんだいってシェンリーって軽いよね。
この小柄な体であれだけ大きな力を出せるんだから、大したもんだよ。
人間はデカけりゃデカいほど強いからね。
竜はこう、力をギュッと凝縮できるものなのかね。
> クリストフは……カッパツ?かな?
声出していかないと、取れる仕事も取れないからね!
でもさ、俺様だって本来はもっとおとなしい性格だったんだよ?
静かで心優しい少年だったんだよ。
……でも商売仇の癖の強いオッサンやオバ……オネエサンたちが、俺様をこんな風に変えていったんだよ……!
全部社会のせいなんだよ!
(
>>217の続き)
> こんな、人のたくさん居るところにも……あったんだ。
> ずっと人が住んでるのに、どうして……忘れられちゃったんだろう……。
〜ハンターギルド〜
地下に隠れた図書館は幸運にも、破壊の手を免れたのだと、その学者は言った。
「この街ができるずっと昔に、この地に栄えた小王国があったようです。……だがその国は滅んでしまった。
苛烈で強大な騎馬民族への服従を拒んだために、全てを破壊されてしまったのです。
城も城下も、文化も文明も、人も血統も、全てを根こそぎにね」
学者は小さな竜娘の呟きをも聞き逃すことはなかった。
もしかしたら普段、こうして自分の知識を開陳する機会は少ないのかもしれない。
話続ける男の顔はなんとなく楽しそうにも見えた。
「人が絶えれば歴史も絶えるもの。
世界にはこうして忘れ去られた国や文化が数多くあったはずなんです。
そういったものを掘り起こして、含蓄された知恵を詳らかにするのが学術ギルドの使命のひとつでもある」
そう言い切ると男は身をグイと乗り出して貴方たちに迫った。
「歴史から消えかかっていたこの遺跡は、今や広く人の知るところとなりました。
それは我々だけでなく、盗掘者やその類の集団にも平等にね」
時間がない。
彼らに先んじなければ、この書庫に埋もれた多くの有用な知識は、ただのヴィンテージに成り下がる。
体系ごとに整理された蔵書は、バラバラに分解されて各地の故買屋へ流出し、ただ好事家の目を楽しませるだけの装飾品に変わる。
「先だって持ち帰った書物によれば、この遺跡の最下層には【最高の知識】が蓄えられているとのことです。
それは兵法書(タクティカル)か、技術書(テクニカル)か、医学書(メディカル)か、あるいは魔法書(グリモア)なのか。
真偽のほどはわかりませんが……ねぇ、興味がわいてきませんか」
【ハンターギルド依頼票】
依頼の概要:地下遺跡の安全確保
依頼者名 :学術ギルド支部長・トーラス・ヘイズ
依頼者住所:学術ギルド当街支部
依頼の詳細:大規模な地下図書館跡が発見された。内部には古書や希少な蔵書が数多く存在していると思われるが、
盗掘者の変死体(腐敗具合からして古くはない)が見つかったため、遺跡内には未だに危険が潜んでいると思われる。
この原因を特定し、遺跡内の安全を確保して欲しい。詳細は面談で説明する。
手付金 :銀貨10枚
報酬 :金貨15枚
署名欄 :(依頼完了後に記入)
219 :
名無しになりきれ:2014/08/16(土) 21:01:00.13 0
アメン無視で
この時期に家族の元に帰ってきた個人の魂を船に乗せて彼らの来た土地へと送り出す土地があると聞いた
彼らの目には…今の世界はどう映るのであろう?
>>207シェンリー
>えっと、これは……自分で、使い方……考えたい、です……。
よし合格だ。ちゃんと多少の用心深さも学んでいるようだ。
人間の中には今のようなことを言ってお金をだまし取ろうとする者もいる。だからちょっと試したんだよ。
>……それは、私の都合だったから。
確かに今回の場合は君のやり方が最良だった。だけど…やはりこの話もしておこうか。
昔、罪なき人々を殺す者を憎み、人々を救いたいが為に感情を殺した男がいたんだ。
人間というよりは機械のように躊躇いなく無慈悲に戦い、自陣に不利益な存在と見れば味方でも容赦なく殺す男だった。
全ては勝利のため、最後にはより良い結果に繋がると信じてね。
だが全てが終わり、ようやく自分が憎んだ者達と同じ存在に成り下がり、多くの憎しみを生み出した事に気が付いた時、
男はもはや平常ではいられなくなった。戦争が終わった時、彼もまた死んだんだ。
君にはこの狂った、愚かな人間と同じになって欲しくない…私からはこれだけだ。私は皆がギルドに戻ってくるまで待っているよ。
(宿に入るヘイラムの姿はひどく老けて、疲れて見えた)
>>213アメンシェプス
ふむ…運命の神の属神の末裔が私の命を奪いに来たのかと思ったが…ま、良しとしようか。
>>217クリストフ
>そこには魔物が徘徊しているようなんだけど……その魔物について、今情報を集めてるところなんだ。
(リンゴジュースを飲み干し)…成程。では私の推測を言おうか。
地下図書館の構造から考えると図書館ができたのは恐らく統一帝国時代…
ならば魔物は……一に閲覧禁止書架の守護精霊か何かが上層に上がって来た可能性
二に図書館の外壁を突き破って地中生息生物が紛れ込んだ可能性
三に……いやこれは無いか…すまない二までだ。
素人考えで申し訳ないがこんなところだ。
その様子なら受けるつもりではないかな?受けるならば私も手伝おう。人数は多い方が良い。
>アッ オレサマ キョウハ ツカレテイルカラ ハヤクネルネ!
(少々言い過ぎたな…)………少々早いのではないか?そちらの方が良くはあるが…
私も少々疲れた。今日は寝るとしよう。
みなさん、ご先祖様の供養はなされましたかしら?
私は1ヶ月早く7月18日に行って参りましたわ。あの日は南方砂漠の暦で大晦日に相当しますの。
あなたがこの時代に転生できたのも、ご先祖様が遺伝子を後世へ繋いでくださったおかげですわ。賜った命に感謝して、血統を守ってまいりましょう。
>>207 シェンリーさん
> あ、それ……知っています……山の、水が綺麗なところに生えてる……辛いの、ですね?
ほぼ生の魚と一緒に食べたことがございますけど…正直、胃に悪いですわ。
せっかく空腹でスシバーにおうかがいして魚も美味しかったのに、アレのせいで胃に負担がかかってあまり食べられませんでしたわ。
調べたところによると生魚による寄生虫の感染を防ぐためにアレを塗ってるそうですけど…
アスタキサンチンたっぷりの美味しい魚は火を通しても十分おいしくてよ。本当に上質な食材は調理法を選びませんの。
シェンリーさんはマグロをお食べになったことはおありかしら?あの甘くて柔らかい食感がたまりませんわぁ〜♡♡♡
>>220 ヘイラムさん
私がイマカラムに見えまして?ウフフ…それだけの心当たりがおありかしら?
(水晶玉に色々と映った…気がした。この男からは過去も未来も何かしら見えすぎる。)
ご安心なさって…私は美の女神の末裔ですわ。こんなに美しい私を指して死神だなんて失礼しちゃいますわ(美貌を自慢するようにくるりとターン。長い紫髪が雅やかに流れる。)
>>216 クリストフさん
> それになんでもかんでも透過しちゃうなんて、こっちじゃ幽霊や亡霊の類なんだぜ。
霊って生命体なのかしら…?いや、死者の記憶をエネルギー生命体に移植した意味では生きてますわね。そこからどうやって肉体を取り戻すかは別問題として。…彼等は私と違って体温がないから変温動物かしらね?
前々世の私は優秀な遺伝子をもった受精卵にしか憑依できませんの。そうやって前々世の私は前世へ、そして今この時代へ、絶えず転生を繰り返してますの。
私の名の由来、ご理解いただけたかしら…?
胎児に憑依して生まれてから一生涯離れませんゆえ分類的には半神半人…およそ人間と動物の息がかかったものは透過できますわ。自然界の植物と魚と鳥と竜は無理ですけど…。
> 素人が剣を持ったって、そうそうすぐには使えるようにならないのにさ。
奴等の真の目的は私もうかがい知れませんわ。ただひとつ申し上げることは、その国の権力者は自国の経済の発展を快く思ってませんの。そう、自国の経済なのに。
私は戦の経験なんかございませんから詳しいことはわかりませんわ。自然界にはサムライアリという昆虫がおりますの。
奴等は働くことを知らず、戦うことしか知らない。では誰が働くかと申しますと、他の蟻の幼虫を誘拐して奴隷としてコキ使いますの。等価交換の取引は成立しませんわ。
トネリコの森に現れた者共より何倍も悪質な蟻ですわ。
> だから魔法技術の研究には一日の長があるけど……最近はそれに囚われ過ぎてると思うんだよね。
現代は安価なゴーレムで兵力をまかなえる時代といっても、
誰かがゴーレムの術式そのものをコード単位で封じると無力化する。その解呪に対してゴーレムもプロテクトをかけたりコードを変えて防ぐ。すると相手は今度はファイアウォールを解除する新しい呪文を開発する…
それは血を吐きながら続ける悲しいマラソンですわ…。
> \カワイイヤッター!/
セクシーなオイランめいたアメンは今年のアリアケも奥ゆかしいウキヨエのモデルとして引っ張りだこ。実際そのバストは豊満であった。
>>218 ヘイズ
その件には関わりませんわ。私は別件で依頼を申請に来ただけですから。
…と申しましても、今はとても依頼を引き受けてくださる方がいらっしゃる状況ではございませんわね。あはぁ…
いえ、あなた方は悪くありませんわ。私はただスカウトマンを雇いたいだけですから…。別のギルドをあたりますわ…。
それにしても、これだけ人が出払うなんて…他の方々はどこへいらっしゃるのかしら?…なんて、あなたが知るはずありませんわね…
222 :
名無しになりきれ:2014/08/20(水) 00:30:12.86 0
消えてください
糞アメン様
アメン気持ち悪すぎ
ふぅっ、大変。
>>213 アメンシェプス3世
生態系を守る……へへっ、アメンって……正義の味方、みたいですね。
私には、真似できそうにないなぁ……。
自分のことで、精一杯ですから。
……うーん、ごめんなさい……よく、わからないです……。
今、生きているのは、周りのおかげってことは、分かるけれど……。
つまり……ご先祖様に、ありがとうって、思ってないと……ダメ、なのですね?
>心配いりませんわ…シェンリーさんは心優しいから鳥たちも歌ってくれますわ。
それなら、いいけれど……うーん……うん、わかりました。
また、お散歩……いきましょう。
空のお散歩も好き、だけど……ゆっくり歩くのも……好き、です。
>先人は仰いましたわ。財宝は美女を飾ってくれる、財の輝く数だけ格別なアートにしてくれる、って。(カラシリスを彩るジュエリーが眩しい)
宝石、たくさん持っていますね。アメンは、キラキラしているけれど、その宝石で、もっとキラキラになるのですね。
>>217 クリストフ
>そうだなぁ、俺様の手持ちと交換してもいいけど……露店のはずれに両替商人がいるから、行ってみる?
この前も行ったことあるから、今度は一人で行ってみたい。
帰り道で……美味しいもの、買ってくるね。
>竜はこう、力をギュッと凝縮できるものなのかね。
小さくなってるときは、軽いの。
大きくなったら……重さは、クリストフ百人分くらい、かな?
私もね、大きくなったら、力も強くなります。じゃないと、空、飛べないもん。
小さいままでも、人間さんたちよりは……力は、あると思うけれどね。
クリストフがカッパツになったの、シャカイ?のせいだったんだ……。
ギルドでも……大きな声で話さないと、聞こえないもんね。騒がしくて、みんな、カッパツだもん。
それじゃ、静かなところで、ゆっくりしてたら……また、おとなしくなるのかな?
〜ハンターギルド〜
……みんなみんな、殺して、壊されてしまったんですか……その、地下の図書館以外は……。
そうしなきゃ、生きていけなかったのかな?どうして、そこまでするんだろう……。
……怖い……。
えっと……学者さんは……色んなこと、調べて、知るのがお仕事だけど……遺跡は危ない。
だから、ハンターに、その……昔のものを、とってきてもらうんですね。
……きっと、昔のものがみつかったら、みんなの役に立つ、けれど……。
(シェンリーは相棒に目配せした、その瞳は不安の色を湛えている)
>>220 ヘイラム
あ、えっと、ヘイラムを疑ったんじゃなくて……私が使いたかったから……。
ヘイラムにも、美味しいもの、買って来るつもりだったし……。
それに、お金は、簡単に人に渡しちゃダメって、みんな普段から言ってくれますし。
>昔、罪なき人々を殺す者を憎み、人々を救いたいが為に感情を殺した男がいたんだ。
……その気持ち、今なら……分かる気がします……。
どうすることが正しいかなんて、誰も分からないですから……その、男の人も、すごく悪いわけじゃないって、思うの。
だけど、一方に味方したら、その反対側の人たちは、不幸になってしまう……。
本当に……難しい、です。
ヘイラム……大丈夫、ですか?あの……私も無理しないから、ヘイラムも、無理、しないでくださいね。
ギルドのハンターを総動員した緊急の依頼…一体何が起こっているのかしら?
何やら大金のカオリがしますわぁ〜(水晶玉に何か見えないか覗き込む)
>>224 シェンリーさん
> 生態系を守る……へへっ、アメンって……正義の味方、みたいですね。
そんな大層な女じゃありませんわ…私ができるのはバックアップの支援だけ…。
色々な財権と取引したり投資したり、ミイラ男やマジックアイテムを売ったり。
ただ、ミイラ男だって本来は労働力目的…。砂漠の緑化は、しいては争いの原因を根絶することができますの…。
人間はなぜ争うのでしょうか。簡単ですわ。食べ物とそれをもたらす農地を奪い合ってますの。
この星の全土が食べ物に恵まれているとは限りませんわ。私の住む砂漠は東端の河畔を除いては大半が人の住めない不毛の土地ですの。
大河のように農作物が溢れたり、神殿都市のように女神の加護に守られたり、貿易都市のように経済が潤っているのはごく一部の恵まれた地だけ。より外に住む多くの人たちは食べ物に飢えている。
こういった人たちが賊と化して、周辺諸国の土地や食べ物を奪いに来ますの。最初から何も持っていないから。失うものが何もないから。他人から奪わないと飢え死ぬから。もとを正せば戦争の原因は貧困ですわ。
世界中から砂漠がなくなって、大昔のように誰もが食べ物が困らなくなったら…最初から持っているものを他人から奪う必要もありませんから戦争なんか起こりませんわ。もちろん、戦争特需なんかより金回りも格段によくなる。
ゆくゆくは我らが女神を完全復活させて、世界中の人々を帰依させられたら…とまあ、そんな算段ですわ。
> つまり……ご先祖様に、ありがとうって、思ってないと……ダメ、なのですね?
竜族のご先祖様って進化前の姿をなさっているのかしら…?代の古い方ほどご長命で、全ての竜をお産みになった方がまだどこかで生きておられる…?
それとも竜族は一代の生涯だけで劇的に突然変異するから親と子とで姿形がまったく違うとか…?そもそも大昔の竜は本当に翼や尻尾があったのかしら?現在のように恐竜に近い姿だったのかしら?
いえ、ドラゴンがどんな動物から進化したかは諸説ありまして…。
> また、お散歩……いきましょう。
やったぁ♪シェンリーさんとデートですわぁ☆(キャピキャピ)
森林浴、きっとお気にめしましてよ。
ウフフ…楽しみですわぁ〜
> 宝石、たくさん持っていますね。
ありがとうございます♪シェンリーさんに褒めていただけて、毎日の美容とシェイプアップの甲斐がございましたわ♡♡♡(頬に両手をあてて大喜び)
> この前も行ったことあるから、今度は一人で行ってみたい。
はじめての御遣いですわね♪クリストフさんのことですから、隠れて後をつけていらっしゃるのではないかしら?ウフフ…
私?さあ、どういたしましょうかしら…(水晶玉が街全体を見下ろす)
> 小さくなってるときは、軽いの。
やっぱり人の姿のほうが燃費がいいからですのね。エネルギー代謝もよくて?
竜の姿もかつては人々から美しいと崇められたでしょう過去が鮮明に見えますわ…。
> クリストフがカッパツになったの、シャカイ?のせいだったんだ……。
人の世は自然界ほど効率的ではありませんのよ…。先ほども申し上げたとおり、今の人間には貧困という層がいらっしゃいますの。戦いに身をやつしてしまった方々も、お金が欲しかったのですわ…。
それにしても、その威勢のいいギルドハンターたちが今日はすっからかんですわね。マスターの方もいらっしゃりませんわ。よほどの急用でいらっしゃるみたい。
…シェンリーさん、学者の依頼をお受けになりますの…?
ごめんなさい、私は戦闘要員ではございませんから、水晶玉から見守って差し上げますわ。テレパシーでなら会話できますから…困ったことがおありでしたらご遠慮なくお呼びになってくださいね。
アメンシェプス3世 ◆HLVf1UBoZY
黙って消えてくれ
ようやく涼しくなってきたかな。
もう少し立てばもっと気温も下がるかしら。
……エールで火照った体を、秋の夜風で冷ますのが最高なんだよね!
>>220 ヘイラム
> 地下図書館の構造から考えると図書館ができたのは恐らく統一帝国時代…
「建築様式からおおよその時代を推定できるのですか?」
ハンターギルドのテーブルに図書館の図面を広げていた学術ギルドの代表者は、少し驚いたような顔でヘイラムに視線を向けた。
そして、その見解は学術ギルドの見解と一致しています、とも告げた。
「博識ですね。
どこかの学舎で学ばれていたのですか?それとも個人的に教師を雇い入れていたとか……」
このままだと依頼話が脱線する気がする……そんな懸念を抱いたクリストフは、話題の軌道修正を試みた。
それにあのヘイラムの身辺に手を突っ込むのは、なんとなく危険な香りがする。
「あのねぇ、冒険者稼業を長くやってると、それくらいはわかるようになるの!」
そしてヘイラムには目線でねっ、ねっ、とアピールする。
そんなクリストフに対してギルド員は、あからさまな疑念の視線を送るのであった。
その目は雄弁に語っている。なんてあからさまに嘘くさい少年だ……と。
> ならば魔物は……
「私としては其の三の意見も拝聴したかったのですが」
学術ギルド員は、ヘイラムに二杯目のリンゴジュースを勧めながら言った。
「貴方が仰る"一"の可能性が高いと思っています。
盗掘者が負った傷は、咬んだり、引っ掻いたりといった馴染みのある傷跡ではなかったので……」
なんとなく蔑ろにされてたような気がして、クリストフは若干不貞腐れた。
この学者は目の前の若い冒険者よりも、傍らに立つ熟練の冒険者の知識により関心を抱いたようだった。
「あの削られたような、こそぎ取ったような傷跡は、変わった形状の刃物か特殊な武器によるものだと考えていますので」
> その様子なら受けるつもりではないかな?受けるならば私も手伝おう。人数は多い方が良い。
「おお、有難い!知は力なりとは言いますが、その言葉がこれほどピッタリ来る機会もないでしょうね」
学術ギルド員は嬉しそうに微笑んだ。
そして自己紹介もそこそこに、依頼の説明を続けている。
……というか、既にクリストフが受けることを前提にして話が進んでいる。
ちょっと待ってよ、俺様は引き受けるなんて一言も言ってないんだからな!
なんとなく面白くないクリストフは、そんなことを言ってギルド員を困らせてやろうかと思ったが、結局やめた。
きっと、この場にいる皆に「子供っぽいヤツ」と思われるからだ。
それに――いみじくもヘイラムが指摘したように、クリストフは既に、この依頼を受けることに決めていたからだ。
>>221 アメンシェプス3世
> 私の名の由来、ご理解いただけたかしら…?
と言うことは……アメンは一人でもう3世代目を過ごしてるってことなのか。
じゃあアメンの母さんはもっと、母さんの母さんはもっともっと、ずーっと生き続けてるってことなんだよね。
でもさぁ、アメンは長く生きてる割に性格はなんとなく子供っぽいような……。
いや、なんでもないよ!
長く過ごしているだけあって、知識が豊富で聡明だなぁって、言おうとしたんだよ。
……ホントだよ?
> 自然界にはサムライアリという昆虫がおりますの。
ゲーッ、えげつないアリも居たもんだね。
力無き者が蹂躙されるのは、蟻も俺様達も同じなのか……。
略奪は生命の宿命なのかなぁ。
いや、奪われる方にとっちゃあ、そんなものは受け入れられないんだけどさ。
> それは血を吐きながら続ける悲しいマラソンですわ…。
イタチごっこってやつだね。
でもだからこそ、そこに商機はあるのかもしれないよ!
それに競争が技術革新をもたらすのは真理だからね。
きっと激化したゴーレム開発の末、俺様たちと姿形の変わらない精巧なゴーレムができるはずなんだ。
そしたらいろいろカスタマイズして、隣を歩かせたりして……。
ハッ、それだと俺様の性癖が白日のもとにバレちゃうぜ!
> それにしても、これだけ人が出払うなんて…他の方々はどこへいらっしゃるのかしら?
「さっきハンターギルドのマスターから説明されたんですがね」
学術ギルド員のトーラス・ヘイズは先程からずっと喋りっぱなしだった。
彼は、自分の知っていることを他人に言わずにはおれぬ性質であった。
「先日、ある冒険者が凶暴な巨大蟻を討伐したことをご存じですか?
なんでも、その蟻は徒党を組んでいたようで。
念のため、他に蟻の仲間がいないかどうか、森一帯を人海戦術で調べているそうですよ」
>>224 シェンリー
> 帰り道で……美味しいもの、買ってくるね。
それ本当……?だったらやったぜ!
シェンリーに奢ってもらう日が来るなんて、想像もしてなかったなぁ。
じゃあ気を付けていってきなよ!
……。
な、なに?
なんでずっとこっち見てるの?
別に俺様、シェンリーの後をつけようなんて思ってないから!
砂漠の魔女の予言は嘘なんだからね!
> 大きくなったら……重さは、クリストフ百人分くらい、かな?
うっそだぁ!
俺様をからかってるんじゃあないかい。
そんなにおっきい生物なんて見たことないし、いくら竜とはいえそんな……。
……マジで?嘘でしょ?
> ギルドでも……大きな声で話さないと、聞こえないもんね。騒がしくて、みんな、カッパツだもん。
そうなんだよなぁ!
周りが煩いから声を大きくする→すると周りの連中も聞こえなくなるから声大きくする→全体でさらに声が大きくなる を延々繰り返してるからね。
腹から声ださないと商談もできないんだぜ?
そんな感じだから、一通り話終わったらもうクタクタでさぁ。
目と目で通じあえたらどんなに楽なことか!
>(シェンリーは相棒に目配せした、その瞳は不安の色を湛えている)
よっしゃあ、決めた!俺様、この仕事請けたぜ。
盗掘屋が先に入っちまったのは気に入らないけど、前人未到の遺跡最奥には、俺様達が一番乗りだい!
クシシ……怖い?
でもその代わりに、凄く面白いものが見られるかもだぜ!
> ……みんなみんな、殺して、壊されてしまったんですか……その、地下の図書館以外は……。
「見せしめでしょうか」
学術ギルドの男は、竜の亜人をあまり怖がらせないように、静かな声で言った。
彼らに服従せぬ国はどうなるのか。それを最も分かり易い形で、他の諸国に見せつけたのだ。
「恐怖で人々を縛るのは、なかなか効果的な方法です。
こんなことをされてしまうのであれば、安易に対抗しようという気も失せてしまいますからね」
実際、この騎馬国家は、反抗する者に対して徹底的な破壊の手を加えた。
しかしその一方、軍門に下った者に対してはかなりの寛容さをもって接したのだという。
「この飴と鞭の政策のせいもあってか、その国は後に大帝国を築くことになるんですが……。
まぁ、無駄な反撃の芽を摘んだお蔭で、流れなかった血もある、と考えることもできるわけです」
男は依頼の前金の支払いのために、銀貨を規定枚数、机に並べ始めていた。
流通している様々な銀貨の中でも、特に信用度の高いアルス銀貨。その表と裏には、男の言うように全く異なった図案が採用されてる。
「どんな事実にも表と裏がある。……まるでこのコインのようです」
〜 地下魔法図書館跡 〜
王立地下墳墓の石壁が崩落した。
だが、その先にあったは単なる土の壁面ではなかった。
失われた文明の、失われた図書館だったのだ。
薄暗く黴臭い王立墳墓とはうって変わって、図書館の中は明るく風通しがよい。
そこかしこに吊るされた空のランタンの内部には、古き契約により封じられた光の精霊が煌めいている。
ところどころに設置された通風孔からは、遠き盟約により縛られた風の精霊が、絶えず新鮮な空気を循環させている。
日光による日焼けや、湿気からくるカビ、もしくは虫食いから完璧なまでに守られた空間。
現在も機能を続ける魔法図書館には数えきれない程の蔵書が、良好な状態で保存されている。
館の内部は古い革の装丁や羊皮紙の濃厚なにおいが充満し、本にあまり親しくない者でもその膨大な格納数量を予感することができた。
しかしながら、入ってすぐ目につくのは、古本の山というより、頑丈に建て付けられた書架の群れだ。
その中に数多の古書を格納しながら、一種のしきいの壁のような役割を果たしている。
そして、網の目のような細い道を彼方此方に形成し、館内をまるで迷宮のような佇まいに変貌させていた。
その奥。
更に奥。
石の階段をずっと大地の深い方へ下っていくと、貴方は声を聞いた。
「早くお逃げなさい。ここは王の血族にのみ許されている」
当時最高の賢者たるダーインは、今や不滅の化け物にその脳髄を移されて、永遠を生きるハメになった。
4つ足で体毛深く、様々な動物の要素を詰め込んだような奇妙な体躯と、シワくちゃの老人の顔を持つ。
「本の番人が来る前に、お逃げなさい。
アレは一度抜き放ったら最後、血を見るまでは絶対に鞘には戻らぬ魔剣のような存在なのだ」
ダーインはしわがれ声で、だがはっきりとそう言った。
今日の私は機嫌がよくってよ…。
2ついいことがございましたの。
ひとつは、この大陸で始めた事業が大金のなる木に成長しましたの!オホホホホ、儲かって儲かって笑いが止まりませんわぁ〜
そして、もうひとつ。贔屓にしていた画家の新作が完成しましたのよ〜
いいモデルを描くといい名画に仕上がりますわぁ〜
>>228 クリストフさん
> でもさぁ、アメンは長く生きてる割に性格はなんとなく子供っぽいような……。
あらぁ、そこは「前世の記憶を引き継いでも子供らしい心を忘れない」って仰ってくださらなぁい?
今日の私は機嫌がいいから褒め言葉として受け取って差し上げましてよ…。
前世の肉体が滅びても、私の神霊は生き続けますの…。そして相応しい母体が受精卵を宿した時、私は新しい赤児として転生しますわ…。
それゆえ一族は教わりますの。「先祖と子孫を大切になさい」と…。
砂漠の魔女は女神の絶えざる生まれ変わり…美の女神が私に転生するように、お察しのとおり、お母様は星の女神のアヴァターラですわ…。
> 力無き者が蹂躙されるのは、蟻も俺様達も同じなのか……。
力無き者…?(ジーッ)
あなた、そんじょそこらの巨大昆虫なんかより余程しぶとい生命力の相が見えますのは目の錯覚かしら…?
かつての騎馬国家には労働者も商人もいませんでした。その代り、周辺国家を武力で脅して奴隷にしましたの。そして奴隷に農耕をさせて、工業をさせて、採掘などなど…
街に工場や商店が溢れかえった今でも、こうした騎馬国家は制服した国に不平等条約を結ばせて多額の金を要求しますわ…。
神殿は世界各国の士族階級も労働者も商人も、もしくは平民も、全員を取引先としていますから、どれか1つが欠けても困りますの。カネは天下の回り者と申しますものね。
消費者の存在比バランスを守るために、何を売るにも匙加減が大切でしてよ♪
> でもだからこそ、そこに商機はあるのかもしれないよ!
軍事組織が金を惜しまないのはよく存じ上げますわ。神殿でも魔導兵器やミイラ兵は飛ぶように売れますから、莫大な収入源のひとつであることに間違いはございませんわ。
と申しましょうか、敵方双方に魔導兵器を売りながら少しずつ性能を上げるとかアクどい商法もいたしておりますから…
ただ、戦争経済一辺倒ではモノカルチャー経済に陥りかねないのもまた事実ですわ。
ちょっと昔と今の話をしましょう…
モノを作りすぎると在庫が余って借金地獄になるのは御存知ですわね?景気が冷え込むと誰もモノを買わなくなり、さらなるデフレでモノが売れなくなり、経済がどんどん貧しくなっていく…。
だから昔の人は金回りをよくするために軍需産業に力を入れて戦争しましたの。
でも、戦争特需はその場しのぎにしかなりません。人間が戦争をすればするほど、この惑星の生態系環境は破壊されますわ。資源が枯渇するどころか、最終的には人の住めない死の星になってしまいますわ…。
そこで現代の商人たちはこう考えるに至りましたの。「では、悪くなった金回りをよくするために安価で平民の生活を豊かにする商品を開発してはどうか」と。
モノが売れないなら、新しい消費者に売ればいい。人が何がを欲しいという需要は失われることはない、問題は商人たちが一番乗りでそれを掴めるか。
そういった新しい起業家が売れそうなら先行投資で金を貸せば儲かるのではないか、と。このような経済形態を現代では「資本主義」と呼びますの。限りなく人間に近いゴーレムはその最たる例ですわ。
数値上は不景気とされる現代でも街ゆく人が飢えに苦しまないのは、以上のように金が回っているからですわ。
…もっとも、クリストフさんがどんなゴーレムを作ろうと個人の自由ですから私からはとやかく申し上げませんわ。先々代ティムルーク王が前世の私の抜け殻を金貨9785.4億枚はたいて買ったのも存じ上げてますから…
>> ヘイズ
> 念のため、他に蟻の仲間がいないかどうか、森一帯を人海戦術で調べているそうですよ
あー・・・そんなコトでしたの・・・(ゲンナリ)
(水晶玉に映ったのは、とてもビジネスチャンスとは程遠い汗臭い光景だった…。)
ではもうここに長居は無用ですわ…。別件で色仕掛…もとい営業回りに参りますので…。
消えてくれ
雲が……流れてる……風が、とっても気持ちいいです。
お日様の光をたくさん浴びて、大きくなったあとで……木の実がたくさんみのって……動物達も、幸せそうで……。
この季節も、素敵ですね。
>>225 アメンシェプス3世
住むところと、たべるものがないから……そこを奪い合う。
だから、住むところを増やしてしまうんですね……やっぱり、人間さんって、すごいや。
砂漠に住む人たちも……それで、幸せになれるのかな。
私、なにがいいかってのは、分かりませんが……素敵だって、思いました。
……でも、砂漠にしか住めない動物たちは……どうなるのかな……。
ごめんなさい、アメンは……ヒト、だから……ヒト意外のこと、考えてたら……とっても、大変ですよね。
ヒト同士で、争うより……いいかも、しれませんね。
> 竜族のご先祖様って進化前の姿をなさっているのかしら…?代の古い方ほどご長命で、全ての竜をお産みになった方がまだどこかで生きておられる…?
わたし……他のドラゴンさんとは、少ししか会ったことなくて……ごめんなさい。
私は……気付いたら、居ました。親は……分からないけれど……ただ、気持ちのいい水に包まれてて、色んなヒトや動物さんがやってきて……。
それでね?声が聞こえたから……起き上がりました。
> やったぁ♪シェンリーさんとデートですわぁ☆(キャピキャピ)
でーと?……そんなに、たのしくはないと、おもいますが……うーん……わかりません。
>>229 クリストフ
……つけない?付けたかったら、付けても……いいけれど……。
きっと、何もないとおもう……道も、たぶん、大丈夫。
それに……なに、買ってきたか分かっちゃったら……楽しみが、なくなるでしょう?
> ……マジで?嘘でしょ?
うぅん、本当。
大きすぎるから……街に入れないし……あ、でも、今は大丈夫、かな。
腕輪のお陰で、大きくならないから……クリストフより、重くならないよ?
> 腹から声ださないと商談もできないんだぜ?
へー……そうやって、クリストフは、大きな声で話せるようになったんだ……。
魔法で……空気の流れを変えて……声を届けたり、相手の声だけ、聞こえるようにしたり……できないのかな……?
そうしたら、大きな声、出さなくっても……しっかり、お話できるとおもう……。
目で、何が言ってるか分かったら……すごい、よね?静かにしなきゃいけないときでも……お話できる……。
素敵、だなぁ。
> よっしゃあ、決めた!俺様、この仕事請けたぜ。
やっぱり、うけるんだ……。
(小さくため息を漏らして俯くものの、すぐにクリストフを見つめてコクリと頷く)
……私も……行きたい。一人だけ、凄いもの、見ようなんて……ずるいよ。
何があるかわからないけれど……気をつけてれば……大丈夫、だよね……。
>学者のヘイズ
うぅぅーん……自分の思い通りにしたくて……ならなかったら、ミナゴロシ……。
国、が大きくなると……そうしないと、いけなかったのでしょうか……。
だけど、そのお陰で……泥沼な争いにならなくって……でも、それなら、初めから……奪わなくても……。
(学者の話に耳を傾けていた竜娘は難しそうな顔で小首を傾げる)
国って……もう、一つの生き物、みたいです……ふしぎ……。
表と裏、両方……知るのは……私には、荷が重いかも……。
>>229 〜 地下魔法図書館跡 〜
(目に飛び込んで来たのは街の風景とも、自然の景色とも、風化しきった朽ち果てた遺跡とも違った未知の光景)
(不安と恐怖で縮こまっていた竜娘も、見たことがない光景に心が躍りいつもより言葉多めに相方へと話しかける)
はぁっ……地面の底なのに……明るくて……風が吹いてて……。
精霊さん、かな?閉じ込められてるけれど……ずっと、ここを照らしてるなんて……すごいや。
本を……しまうために、ここまでしたんだよね?すごいなぁ……。
今まで、見たことないや……来て、良かった……。
この壁にしまってあるの……ぜーんぶ、本、なんだよね……?
あの学者さんたちは……これ、みんな調べるつもり、なのかなぁ?気が、遠くなりそうだね。
……泥棒さんが倒れてたのって……どのあたり、だったんだろう……。
探してたら……すごく、時間がかかりそう……一番大きな道から、奥に、行ってみようかな?
……おじい、さん?逃げろって……あの、それは……できないです。
ほんの、ばんにん……おじいさんとは、違うヒト、なのでしょうか……。
(目の前に現れた妙な姿をした老人が現れる、少し驚いただけで別段怖がる様子もなく首を横に振るが)
(その後にやはり困ったような視線をクリストフに向けた)
幾分過ごしやすくなったもののまだ昼は暑い日が多い…
…が、その分夕方の涼しさは格別。今の時期は夕涼みをしつつ虫の音を楽しむのも良い…
>>221アメンシェプス
>…それだけの心当たりがおありかしら?
知人のほとんどを鬼籍に入れたならばいつ迎えに来てもおかしくない。
尤も、まだ生きて屍の山の間を歩き続けねばならぬし、そうなると言われているよ。
>こんなに美しい私を指して死神だなんて失礼しちゃいますわ
なんとも大した自信だ…おっと、これは失礼。
だが古来美しいものには棘があると言う。そして虫は甘い匂いにひかれて花に食われる。あながち外れていないと思ったが…
>>224シェンリー
>ヘイラムにも、美味しいもの、買って来るつもりだったし……。
…まさか君に何か買ってもらえる日が来るとは。
ふむ…楽しみにしているよ。
気を付けていくと良い。お金も落とさないようにね。
>無理、しないでくださいね。
ハハハ…言われてしまったか。大丈夫、以前に比べたらかなり良くなったよ。
さて、私も支度をするとしよう。(何か入った袋を持って部屋に行く)
>>227クリストフ
>どこかの学舎で学ばれていたのですか?
>私としては其の三の意見も拝聴したかったのですが
「そのような大層なものではありませぬ。昔これと似たようなものを見、その中を歩いたこともある故。」
ヘイラムは学者に向き直り事も無げに答えた。
ラディウスやセイン、ペリフェレイアのような統一時代に建設され、堅固な防備で城壁内に外敵の侵入を今日まで許していない都市や
古代文化が戦国期にも良く残っていた旧東帝国諸国、とりわけ騎馬民族と同盟を結び、戦火を逃れたかつてのフルド専制公国領では
今も統一帝国様式の建築物を見ることができた。
勿論これだけでは敵の姿を考える証拠としては弱い。ヘイラムは言葉をつづけた。
「海に近いこの辺りで大規模な地下施設を作るのには高い技術と莫大な資金が必要なはず。
その為に必要な条件をすべて満たしているのは統一時代のみだ。
それに態々地下に作ってまで情報を保護しようとしたならば、当然侵入者対策も施されているはず。これで納得いただけたかな?」
この話そのものは祖国の酒場で好事家たちによって神学論争と共に論じられる話題の一つだった。
若い頃は帝国が危険な情報を隠して守護者を置いていると誰かが言うと、土竜が守護しているのか?と言ってやったものだったが…
言いかけた最後の一つは私事に関わることだった。これ以上余計な疑念は抱かせないほうが良い。
そう、すでに何者かが侵入して図書館をわが物としているなど…
>>230〜 地下魔法図書館跡 〜
それは懐かしいようで全く異質なものだった。
様式はペリフェレイアの宮殿に、目の前に広がる光景も地下にあるということを別にすれば大図書館に確かに似ていた。
だが室内に満ちている魔力がその光景を全く異なるものにしていた。
古い書物のにおい以外に時の経過を示すものがないのだ。時間がこの建物が完成した瞬間に止まってしまったかのようだった。
何百年、あるいは何千年もこのような状態に維持できる術を今の人間は持っていない。
周囲をよく観察しながら奥へと進む。何かあればすぐに対応できるようにしなければならない。そして…
>本の番人が来る前に、お逃げなさい。
現れたのは異様な風体の老人だった。どうやら警告のようだ。こちらからも話しかける。刺激を与えないために剣は抜かない。
「ご老人、忠告に感謝します。なれど一つお尋ねしたい。番人とはいかなる存在であろうか。」
これが最大の問題だ。学者に一応の説明はされたが、もし室内の精霊を操るような存在だったら手におえない。
食人花は誰にも服従しませんわ。
>> ヘイズ
〜 魔女の声がテレパシーで語りかける 〜
『ひとつ申し忘れましたわ』
(ハンターギルドで見かけた魔女の声がする。頭の中に直接話しかけているようだ…)
『忙しくて直接お会いできないのが残念ですわ、こんな形でもお許しいただけますかしら?
私、世界各地で魔法道具を売ってますの。この大陸はまだ事業を展開したばかりで、デマンドを調査中でして…
学者たるおまえの頭脳を買って、この大陸の文化と風習、そして…今までにどんな古代遺産が発掘されたかおしえてくださらないかしら?
もちろん、タダでとは申しませんわ』
(ヘイズの目の前に、魔法の鏡が召喚される)
『地下図書館を探索していらっしゃる方々の現況を御覧に入れる、って交換条件でいかがかしら?』
(鏡がクリストフ、ヘイラム、シェンリーの姿を映し出す)
>>233 シェンリーさん
> ……でも、砂漠にしか住めない動物たちは……どうなるのかな……。
ヒヨケムシ、デスストーカー、高度な生物でしたらデスワームかしら?
南方砂漠も最初から砂漠だったわけではなくってよ…
大地に栄養と水がなくなり、過酷な生活を余儀なくされた生態系の中で勢力を拡大できたのは暗殺者たちだけでしたの…。
奴等だってそんなヤワな生物ではございませんわ…。
森林棲虫たちの勢力が返り咲いたらそれはそれで、奴等も新しい環境に適応して進化しますわ。
もしかしたら農家にとっては、害虫や害獣を「暗殺」してくれる益虫たりうるかも…。
水は時として洪水や津波という形で災いをもたらすでしょう、それでも水は生きるもの全てにとって命の源ですわ。それは砂漠の生物たちも同じ…。
もっとも、住処を追われたら追われたで珍種マニアにでも売りつけますわ。
それに、今のままでも人の住めるに十分な河畔やオアシス、神殿都市などは殊更に気候を変える必要はございませんわ。文化的にも景観を保持しなければいけませんものね…。
> 私は……気付いたら、居ました。親は……分からないけれど……ただ、気持ちのいい水に包まれてて、色んなヒトや動物さんがやってきて……。
水、ですか…。さすが白き水龍、名画に描かれるアフロディーテに類する優雅な生まれ方ですわぁ〜
想像すると暦の12年周期の元日召集のような光景で微笑ましいですわね…。
あ、12年周期と申しますのは暦の周期のひとつで、ある神が9度目の転生を果たしたお祝いに訪問した12種の動物の順番が名付けられてますの。竜は5番目ですわ。
私が次また転生しましたら、シェンリーさんもいらしてくれたら…なんて、お互い生まれたばかりなのに気が早すぎますわね
みんながみんなというワケではございませんが、調べたところドラゴンが親の顔を知らないという例はそう珍しいことではないそうですわ。
高度に進化した龍ほど産み落としたタマゴをどこかに隠して飛び去りますの。これは生まれた時からある程度以上の知能と力がおありですから親に育ててもらう必要がないという定説ですわ。
中には産卵から孵化まで何百年、何千年とかかる種もいらっしゃるとか。ゆえに龍のタマゴは祠などで信仰されますの。
綺麗ですわぁ〜…♡(鏡に映した自分の美貌に見惚れる)
美しい私はもっと煌びやかに輝き、もっと美しく咲き乱れますわ…
>>235 ヘイラムさん
> 尤も、まだ生きて屍の山の間を歩き続けねばならぬし、そうなると言われているよ。
そう…… これ以上は問いませんわ。
(水晶玉を次元の狭間に収納する)
> だが古来美しいものには棘があると言う。そして虫は甘い匂いにひかれて花に食われる。あながち外れていないと思ったが…
食虫植物?食人花とお呼びなさい…♪
たらふく肥えたアルデバラン人たちを美味しく食しておりますわ…♡甘ぁ〜い蜜をちょーっと滴らせるだけで…(豊満な胸を自慢げに持ち上げながらウィンク)
人間から養分を吸い取って…(くるりとターン。長髪が弧を描き、体中に装飾した財宝が輝く。)
美しい食人花は、より美しく咲きますのよ…♡
>ラディウスやセイン、ペリフェレイアのような統一時代に建設され、堅固な防備で城壁内に外敵の侵入を今日まで許していない都市や
>古代文化が戦国期にも良く残っていた旧東帝国諸国、とりわけ騎馬民族と同盟を結び、戦火を逃れたかつてのフルド専制公国領では
>今も統一帝国様式の建築物を見ることができた。
〜 魔女の声がテレパシーで語りかける 〜
『ヘイラムさん、聞こえまして?私です、アメンですわ』
(遠く魔女の声が心に直接呼びかける。もちろんここに魔女はいない。別の場所から遠隔で念話を送っているようだ。)
(実際にはアメンは一通りの営業回りと契約取り付けを完了し、神殿に帰ってホロスコープ室で魔法の鏡に地下図書館を鳥瞰していた。)
(無論、このテレパシーは学術ギルドのヘイズとも中継をつないでいる。)
『王侯貴族と商人から金品を巻き上げているうちに、ある社会構造の特徴に気付きましたの。
アルデバランは内陸に入れば入るほど鬱蒼とした森が生い茂り、北部に回り込むと零下の雪に閉ざされ。
面積が狭い割には旧統一帝国のようなまとまりがありませんの。主要三国のほかにもあちこちに小国が分立してゴチャゴチャしているのが現状ですわ。
そして王家の法的拘束能力が弱く、地方の諸侯にまであれこれ口を出すことができない。貴族領の自治権限が大きいのも私どもの商売が円滑に進んで助かりますわ。』
(ただ…、と魔女は続ける。)
『旧統一帝国が騎馬民族に制服されたといっても、とっくの昔に領地は奪還した…なのにこの大陸は三国に分裂したまま。
騎馬民族は旧統一帝国の高い技術力を手に入れながら、それを捨てた…。役に立つモノを利用しないなんて、征服者にとっても自分で自分の首を絞める自殺行為のはず。
高度な文明を吸収することで、奴等もさらなる高みへ進化して栄華を極めることもできましたのに…なぜ?
……こんな廃墟になって技術さえ手遅れなほど忘れ去られるまで、なぜ統一帝国は復活できませんでしたの?』
夜はもうタオルケット一枚じゃ寒いなぁ。
宿屋に掛け布団、出してもらわなきゃ。
あったかお布団でぬくぬくするの大好きだもんね!
>>231 アメンシェプス3世
> お察しのとおり、お母様は星の女神のアヴァターラですわ…。
いや察してないし!
俺様全然「察した!」って顔してないし!
……うーん、アメンのライフサイクルについてはピンと来ないけど
少なくとも、家族とずっと一緒に居られるっていうのは、いいよね。
これは昔聞いた御伽噺なんだけど、不老不死を得た主人公が家族や恋人との死別を繰り返して、また独りになるっていうのを繰り返していくんだ。
そのうち主人公は、独りになるのがどんどん恐ろしくなっていって……そしてね、延々と繰り返す悲しみに絶望した主人公はやがて……ぶえっくしょい!
> あなた、そんじょそこらの巨大昆虫なんかより余程しぶとい生命力の相が見えますのは目の錯覚かしら…?
だろう?
俺様みたいなハンターは、しぶといのが自慢なんだからね。
まず生き残ることが最優先。その日の飯の種で死んじまったら、笑い話にもならないのさ!
名誉に命を懸けちゃう人たちとは下地が違うんだよ。それじゃあお腹は膨れないんだから。
> 先々代ティムルーク王が前世の私の抜け殻を金貨9785.4億枚はたいて買ったのも存じ上げてますから…
う……王様はそれを買って何をするつもりだったんだろう……。
モツを抜いて剥製にしたりとか……?なんだか嫌な話聞いちゃったなぁ。
これに比べれば俺様デコレートのゴーレム話なんて普通の性癖と言っても過言じゃないね!
>237 アメンシェプス3世
> 学者たるおまえの頭脳を買って、この大陸の文化と風習、そして…今までにどんな古代遺産が発掘されたかおしえてくださらないかしら?
「ほう、お若いのに強い求知心を持っておられる!まったく感心なことです」
学術ギルド員のトーラスは嬉しそうに言った。
「ですが私に教師の才能があるかと申せば……さほどでもないのです。口惜しいことだ。
貴女のためを思えばこそ、短時間で最大の学習効果を望めるこちらをお勧めいたしますよ」
男は懐から何枚かの羊皮紙を取り出した。そこには「学術ギルド賢者学院/生徒求む」とある。
「歴史の勉強をお望みとあらば……こちらのコースはいかがでしょう。ここの講師とは知己ですが、なかなか見どころのある男でね。
代金は講義1コマ払いと季節払いがありますが……この魔法の鏡での代替するのであれば……ああ、これはこちらからむこうに干渉することは可能ですかね?」
学者といえど、商機があれば逃してはならないのだ。
>>233 シェンリー
> それに……なに、買ってきたか分かっちゃったら……楽しみが、なくなるでしょう?
確かに! じゃあそのお楽しみのお土産の中身、今から推理することにしようかな。
考える際のヒントは、目抜き通りに並んだ露店……シェンリーの嗜好……それが俺様向けの手土産であるということ……。
シェンリーは甘い物好きだし俺様も好きだし、やっぱ甘味かな?
いやちょっと待てよ……漂うこの匂いは……これはお酒の匂い!
分かった!シェンリーが買ってきたのはぁ、俺様が大好きなエール樽だ!
……いや、違ったぁ!この匂いは!今俺様自身が酒臭いんだったぁ!ヒック!(酔っぱらってひっくり返る)
> 魔法で……空気の流れを変えて……声を届けたり、相手の声だけ、聞こえるようにしたり……できないのかな……?
俺様には空気の流れを変えることはできないけれど、言葉に空気に乗せて聞こえるようにはできるよ。
例えば、こんな風にね!
ヒソヒソ
"どう?聞こえてる"
ヒソヒソ
"これは小声でも話ができるけど、大声出すより俺様が疲れちゃうのが難点かな"
ヒソヒソ
"あ、それと!これは俺様が一方的に話すことしかできないっていう、構造的な弱点を抱えているんだよね。クシシ"
ヒソヒソ
(
>>241の続き)
> ……おじい、さん?逃げろって……あの、それは……できないです。
〜 地下魔法図書館跡 〜
「儂が此処に封ぜられしより幾星霜。若者が年寄りの言うことを聞かぬのは変わらん喃」
老人の顔を持つ奇妙な四足の動物は静かに溜息をついた。しかし言うほど厭そうではない。
久しく交わす言葉はその内容に関わらず、この魔獣(キマイラ)にとって孤独を癒す甘露であった。
「儂はダーイン。
儂はこの図書館の司書。あるいは索引。あるいは索引に引かれるべき全ての図書。あるいは図書館そのもの。
つまり儂は、この図書館の蔵書の一切を記憶しておるのだ」
この魔獣は全ての本の所在に精通している。そして、ある本の書架番号を即座に言い当てることができる。
それが棚の何列何段何番目に納むるかも、果てはその本の内容の一言一句まで、漏らさずに暗誦することができる。
「もしお前様が、この館に蓄えられた知識を手に入れたいというなら、儂はどんなことでも教えてやれるだろう。
ただし古今東西、何事もタダでとはいかぬ」
取引だ。老人は言った。
「お前様がたが来る前に、先だってここへ来た者がいる。
あの青年が上手く逃げられたのかどうか、まずは儂に教えてくれぬか」
まず彼の顛末を聞かせて欲しいのだ。老人は目を瞑ると、静かに返答を待った。
> ほんの、ばんにん……おじいさんとは、違うヒト、なのでしょうか……。
「その通り」
シワくちゃの魔獣は頷いた。
「奴は敵を排除する館の守護者。そして儂を此処に縛り付ける獄卒でもある」
魔獣はふぅっと息を吐く。
古代の言葉を現代の言葉に変換するには、いくら賢者と謳われた老人とはいえ、時を要する。
そしてゆっくり思案した後、しっかりとした口調で、だがやや断片的に語った。
「奴は砕けぬ魔鋼の鎧を纏い」
「巨人に比肩する怪力を持ち」
「恐れ知らず」
「そして最悪なのは」
「少々狂っていることよ」
老人の顔は口元をへの字に曲げると、今度は堂々と、まったく残念そうに嘆息した。
>>235 ヘイラム
> それに態々地下に作ってまで情報を保護しようとしたならば、当然侵入者対策も施されているはず。これで納得いただけたかな?
「なるほど、納得致しました。論理に筋が通っておられる」
糸目の学術ギルド員はその目を更に細くして満足げに言った。
「あらゆる遺跡調査員が貴方ほどの知識を有していることを望みますよ。
いやぁ、彼らにはそれがただの紙切れなのか、それとも貴重な財産なのか、判別するのが難しいようでね」
男は少し皮肉っぽく言った。
そして付け加えた。
安全を考えて私は同行できませんが、統一時代の知恵が、貴方と貴方の仲間たちの大きな力になることを祈っております、と。
> ご老人、忠告に感謝します。なれど一つお尋ねしたい。番人とはいかなる存在であろうか。
「よろしい、長耳の子よ。礼儀と年長への敬意を知るものよ。その問いに儂は答えよう。
……だが」
老人は冒険者たちのやってきた階段の方へ顔を向けた。
「だが、なるべく手短にいたそう」
――音だ。音がする。
階段の奥、暗闇の内より、地下の空気を震わしめる音がする。
それは人間や動物の足音と言うよりは、何か恐ろしく重い物体が、鈍重にも這いよってくるような、低くくぐもった響きである。
それは駆動音であり、金属の軋みである。
「館の守護者ダーインスレイフ。あらゆる魔をはじき、あらゆる刃を跳ね返す、魔鋼の自動人形」
「炎で炙ったり、雷で打ったりしてはならぬ。魔鋼は全てを跳ね返す。
槍で突いたり、剣で切り結んではならぬ。奴の右腕:螺旋の刃は、生半な鎧を貫き、致命の傷をもたらすのだ」
「よいか。
ただ合言葉を言え、妖精の血を引く者よ。
儂にはこれを言葉にできぬ。古き呪い(ギアス)によって、それはできぬ。
しからばこれは、お主が自身で発せねばならぬ」
老人は自分の指を一本喰いちぎると、傷口から溢れる血糊でもって、石畳に文字を書いて見せた。
"Drawing Dainsleif, Sheathe Your Sword"
(抜き放たれしダーインスレイフ、己が剣を収めよ)
それは既に失われて久しい言葉であった。
それは既に書の中でのみ弄される古の文字であった。
そして、以前進入した盗掘者の若者に、これを読むことはできなかったのだ。
「動きを止めたら核を斬れい。
さもなくば再び動き出し……儂もお主も、陽光届かぬ石牢で、更に百年、いや千年の余生を過ごすことになろうぞ」
図書館のおぼろげな照明は、ついにガーディアンの姿を曝した。それはありていに言って、巨大な無人の甲冑であった。
白金の体にはルーンの紋様がびっしりと刻まれており、彼が一歩を踏み出す度に全身が悲鳴のような軋みをあげる。
右腕の先はランスの穂先のような円錐だが、ランスと違うのはそれが高速で回転することである。
ウィーン……!
大気を劈く轟音を発しながら、魔剣ダインスレイフは冒険者たちにその切っ先を向けた。
クスクス…また一人、天界の同胞が魅了しましたわ…。
人の心は縛るものじゃなくってよ…。
悩殺するものですわ…。
>>240 クリストフさん
ま、そういうワケで心はいつまでも子供ってワケですわ…。
といいましても、お母様に限って申し上げると「永遠に乙女」といったほうが正しいかしら。だってお母様ったら、例の紙芝居を見て泣いてましたもの♪
月の王女と惑星の守護女神たちの伝説…お母様の世代はみんな夢中だったと聞き及んでますから、それを基にした紙芝居は色々な思い出が蘇って感慨深かったのかも
> ……うーん、アメンのライフサイクルについてはピンと来ないけど
前世でめぐりあえた肉親と来世でまた会えるのはありがたいですわ…。でも、私がその御伽噺の主人公だったら…どうしましょう
文明の進化の中核になって、自分と対等な立場になれるほどの高度な文明にまで仕立て上げたら退屈しなくってよ。
たとえ人の命は短くても、それを差し引いてもおつりが出るほどの娯楽を絶えず提供できるほど技術が進化したら、ね。
ああでも、どんなに私が美しくても2万年も3万年も同じ顔を見続けたら星人たちも見飽きてしまわれるかしら?やっぱり私は転生が性に合いますわ。
> 名誉に命を懸けちゃう人たちとは下地が違うんだよ。それじゃあお腹は膨れないんだから。
まったくの同感ですわ…。
こうして何度も生まれ変わりながら天界と現世を交互に往復するからわかりますの。
死を美化して自己犠牲を教え諭す者を、はたして「生前の行いがよかった」などと讃えましょうか?
あなたのそのタフさは誇るべき賞賛ですわ。ハンターが何度倒れても立ち上がることで、まだ死ぬべきではない民の命を守っていらっしゃるんですもの。
> これに比べれば俺様デコレートのゴーレム話なんて普通の性癖と言っても過言じゃないね!
有名な女神から型を採ったガーゴイルでしたら、それに類するものはありましてよ…。
さすがに巨像は権威を高める目的しか使い道がないにしても、等身大の女神像はマルチプルブッキング日に要所要所で私の代役になりますし、
ミニチュアの女神像も広く民に信仰心を集める役に立ちましてよ…。南方砂漠ではフィギュアがあなたを鑑賞する!…いえ冗談ですわ。
> う……王様はそれを買って何をするつもりだったんだろう……。
聞き及んだところによると、ゾンビになってもなお美しいから…その…側女に…とか。
先々王が崩御なされてから抜け殻の行方は…王室は隠蔽なされてますわ。
神依が抜けて魔力が弱体化したとはいえ、かつて魔女だったモノですから…取り扱いには十分注意していただきたいですわ…。
> ヘイズ
〜 鏡越しに魔女が語りかける 〜
『ちょいとお待ちになって…』
【スケジュール帳と台帳と計算板を交互に演算する。】
【売上拡大に成功して大量の資本が入ったばかりだ。歳出には十分の余裕はある。】
【問題は時間か…。事業が有名になった以上、色々なところに挨拶回りに行って同化する必要がある。】
【今の魔女に講義を受ける時間があるかといえば……いや、もう事業は軌道に乗ってるんだから挨拶回りは等身大女神像たちに代役を任せても大丈夫だ。】
【それよりは、元手に乗りついた今は先行投資の時だ。大陸の販路研究のため…悪くない。】
『その話、乗って差し上げましてよ…』
【講義1コマ払にしよう。書類が、ゆっくりと鏡の中に吸い込まれる。】
『代金と書類は学術ギルドの受付に支払ったらいいかしら? そ・れ・と・も…今直接?』
自然から恩恵を受けることは多いが…やはり恐ろしいものだな…
>>238アメンシェプス
>美しい食人花は、より美しく咲きますのよ…♡
(冷めた目でその様子を眺める。)
…人の為、国の為と唱えながら結果として守ろうとしたものを衰退させた例は多い…注意することだ。
>…なぜ?
その問いを全て説明するには歴史書がいる…それだけ長いものなんだ。極力要点のみにしよう。
まず騎馬民族についてだ。
彼らは勇敢で先祖伝来の暮らしを大切にする誇り高い部族でもあった。
東西両極の生活様式よりも草原を祖霊と共に駆ける暮らしの方が彼らにとって価値があり特権的なものだったそうだ。
それに既に衰退していた古代文明を騎馬民族は略奪によってとどめを刺してしまった。有用性に気が付く前にね。
次の問いだが…
ヒトは程度の差こそあれ誰でも欲や不満を持ち、見栄や意地を張りたがる。これが帝国を分裂させた最大の要因となった。
統一帝国を維持していた有力皇族が奇病で力を失ったせいで諸侯の増長を押さえられなくなったんだ。
勿論統一帝国を復活させようという試みはあったが…結果、分裂はさらに進み、東の帝国の嫡流は絶えてしまった。
万人が認めることのできる力ある指導者がいなくなってしまったことも統一を妨げた要因の一つだろうね。
>>239 >動きを止めたら核を斬れい。
「承知した。」
賢者の言葉によればコアを物理的な力で破壊すれば守護者は止まる筈だ。
ヘイラムは仲間を庇うように守護者の前に立ちはだかり、剣を抜きつつ口を開いた。
「波状攻撃を仕掛ける。クリストフ、動きが止まったら直ぐに銃を使え恐らく(粉塵)爆発などはせぬだろう。
二手目は私が仕掛ける。万が一のことがあれば…むっ!」
螺旋の刃を紙一重のところで躱し距離をとる。刃はそのまま床に叩き付けられ大穴を開けた。
が、刃が床から抜かれるとそのあとは見る間に修復されていった。ヘイラムはその様子に驚嘆しつつ言葉を続ける。
「…万が一の場合、シェンリーでもクリストフでもいい。三手目を仕掛けろ。短剣を置いておく。」
もしコアを破壊しきれず守護者が動き出した場合、一人で倒すのは無理だろう。
自分が盾となり…代わりを誰かに任せるしかない。
「では始めるぞ…"Drawing Dainsleif, Sheathe Your Sword"!」
気象予報官が触れ回ってるんだ、また大きな嵐が来るって。
ちぇっ、短い間に2回もくるなんてツイてないよ。
宿屋の補強材、こないだ外したばかりなんだぜ……。
というか、宿泊客に仕事させるってどういうことなのさ!
>>245 ヘイラム
> では始めるぞ…"Drawing Dainsleif, Sheathe Your Sword"!
〜魔法図書館・最奥〜
歴戦のヘイラム=レイセウスは、合言葉(コマンド・ワード)の発語を戦いの端緒と捉えた。
しかし実際のところ――発語の時点で戦いは終わっていた。
魔鋼の守護者は、彼の言う処に忠実に従って、その剣を収めたのだから。
<<高速回転する螺旋構造(ドリル)>>は、今や完全に動きを止めた。
ダインスレイフは<<歯車(ギア)>>の軋みを伴いながら、ゆっくりと胴体中央の覆いを開いてゆく。
暫くして魔鋼の檻が完全に取り払われると、ガーディアンはその中枢に光る球体……魔力集積核を露わにした。
"保守状態へ移行。
ただし戦時の限定仕様として、30秒以内に次の命令が無い場合は哨戒状態へ強制遷移する"
ダインスレイフのメッセージは全て古代語で発話されており、恐らくこの場において、その意味を理解した者は少なかった。
「戦いは終わり……我らが王国の栄華は潰えた。
では一体、ヤツは誰から、誰のために此処を護るつもりなのだ、長耳の子よ」
ヘイラムの傍ら、しわがれ声のキマイラにてダインスレイフの生みの親、ダーインは言った。
「守る者を失った守護者。そして誰にも鑑みられぬ知恵。これ程滑稽なものはない。
永遠の四半分を生きる者よ。お主のに慈悲の一片でもあろうものならば、もう<<仕事>>は終わったのだと、ヤツに思い知らせてやってくれ。
この取り残された空間を、正しい時の流れに還してくれ」
守護者ダインスレイフの<<核(コア)>>は、その身を魔法の光で満たしながら、命令を待っている。
――あるいは、その身の運命を、待っている。
>>244 アメンシェプス3世
> 月の王女と惑星の守護女神たちの伝説…
あっ、それって味方に黒礼服の王子がでてくるヤツかな。だったら俺様知ってるかも。
主人公たちが幻の宝石を探し求めるんだよね。
アメンもそのお話、好き?
……レアものの銀水晶、実際にあったらどれだけの値がつくのかな。クシシ。
> どんなに私が美しくても2万年も3万年も同じ顔を見続けたら星人たちも見飽きてしまわれるかしら?
でもさぁ、どんどん姿形が変わっちゃったら、それが一体誰なのか分からなくなっちゃわない?
傍から見ても判別できないし……俺様たちには魂の色が見えないんだよ。
自分だけが認識できればいいってんなら、別に問題ないけどさ。
……あ、でも家族の見分けはつくんだっけ。
家族が相互に代替わりしても、自分の身元を保証してくれる証人はいるわけか。なるほど。
> あなたのそのタフさは誇るべき賞賛ですわ。
そうだよ!頑丈なのはいいことなんだよ!
俺様なんて、こんな細腕としなやかボディでよく頑張ってる方だと思うんだよね。
結構体柔らかいからね。
それがいいのかね。
> 『代金と書類は学術ギルドの受付に支払ったらいいかしら? そ・れ・と・も…今直接?』
〜ハンターギルド〜
そのまま当地のギルドへご足労頂くのがよろしいでしょう。
学術ギルド員のトーラス・ヘイズは言った。
「事務手続きや受講の説明などは彼らの領分です。中途半端に私を通すよりはスムーズかと」
それから。男は続けざまに言った。
「当分の受講料はこの魔鏡の使用で肩代わりというお話でしたので……。
さぁ、これをお持ちください」
男はナイフで器用に切り取った羊皮紙片に、自前のインクと羽ペンでさらさらと何某かを書きこんだ。
内容は明白であった。
学術ギルド支部のギルドマスターの名において、アメンシェプス3世の当面の授業料は既に納付済みである、という旨の一筆である。
「この紙片は充分な証明になります。
実はこのインク、ギルドの特別製でしてね。受付に見せればすぐに私のお墨付きだと分かりますよ」
男は嬉しそうにインクの秘密を語った。
だがそれは、大方の他人にしてみれば、全くどうでもいいことであった。
(
>>248のつづき)
〜魔法図書館・最奥〜
アメンシェプス3世によりもたらされた遠見の魔鏡は、地下図書館の最奥を映しだす。
数百年もの間、人を遠ざけた堅牢なる秘密の空間を、地上の一室で覗き見ている……この得難い経験にヘイズは感動していた。
そして、その感情が更なる熱を帯びるのに、さして時間を必要とはしなかった。
「見てください。3人と対峙する、あのゴーレムの腹の中。
あの凝集光はおそらく、核です。
ゴーレムの心臓部。賢者の石とも言いますが、我々の世界にもこれを研究している者がいました」
ヘイズは知っている。
ある国家で"ドール"と呼ばれる戦闘兵器の開発があったこと。そしてそれは結局、失敗したこと。
キリング・ドールを満足に動かすには、魔力を高密度に集積する核が必要だったのだ。
そう、今彼の目に映し出されているような、目も眩まんばかりに魔力の光を纏う魔力集積核が。
「これ程の光量を持つ核を私は見たことがありません。
おそらくゴーレムを運用するだけに留まらず、地下施設全体を管理するだけの力がある」
ヘイズの指先は震えていた。
そして、鏡の中のヘイラムが剣を抜いたとき、その指は強く握られて拳となった。
「ああ……彼はあの小さな光球を破壊するでしょうね。仲間と、他ならぬ自分を守るために」
男は息をのんで、ぐっと歯を食いしばった。額には汗が浮かび、男の体全体が熱を持った。
そしてその何秒か後に大きく息をつくと、アメンシェプス3世に向かって謝意を述べた。
「偉大なる砂漠の魔女殿。私は貴方に感謝しなければなりません。
それは2つの理由によります。
1つ目は、この素晴らしい光景を私に見せてくれたこと。
2つ目は、私の命を守ってくれたことです」
つまり、この魔鏡が無かったら、私は彼らに随行していた。
そして私は、この瞬間に立ち会った時、きっとヘイラム卿の手を止めていた。
そして私は、聡明なあの騎士に斬られてしまっていた。
「私は昔、あの手の研究に携わっていたことがありまして……つい、熱が入ってしまいました。
貴女にもそういうことはありませんか?
忘れていた情熱が不意に燃え上ってしまうようなことは」
そう言うヘイズは、既に冷静さを取り戻したようだった。
そしてことの成り行きを見守ろうと、再び魔鏡を注意深く見つめた。
(鏡の前でコスプレして踊る)
イメチェンだって大成功
シュシュにフリル チュニックで
乙女チックにはじまる ショータイム
>>245 ヘイラムさん
> まず騎馬民族についてだ。
『砂漠北部で悪さしている邪教徒と同じかしら…?このテのパターンから推測するに、騎馬民族の王は旧統一帝国を征服して領土を拡大したかったからではなく、
戦争を命じた本当の理由は、自国の臣民をわざと疲弊させて弱体化させることで己の独裁体制を保身したかったのではなくって…?
蓋し暴力に媚び諂う心の小さかった王は、自国の領土が拡大するにつれて臣民の生活が豊かになると、いつか己へ自己犠牲的な忠誠を誓わなくなるのではと疑った…。
ゆえに周辺諸国の兵に自国民を殺させて人口を減らし、また戦争にかかる費用で民を貧困と飢餓に苦しめることで、王のために死ぬ生き方しか選択肢をなくした…。
という私の推測、当たってますかしら…?
ウチの国がそんな奴等に攻め込まれなくて助かりましたわ…。ただでさえアンデッド技術を悪用する邪教徒の犯行には迷惑を蒙ってますもの…。
口ぶりから察するに、旧帝国は感染症の流行で内側から崩壊していたのか、高度な技術のノウハウを受け継げる後継者を育成できなかったか、
キッカケはどうあれ異民族に付け入る隙を許してしまったばっかりに、神々より賜った聖なる英知を台無しに……勿体ない話ですわ…。』
> 賢者の言葉によればコアを物理的な力で破壊すれば守護者は止まる筈だ。
『その自動人形は古代語で命令を叫んで手綱を引けるようですわ。
中心に魔光を放つ物体が見えるでしょう…?これは無機物に永遠のエネルギーを与える力…神々の英知でしてよ…。
研究者に解析させて応用できたら、神代の技術をひとつ復活…アヴィオールのテクノロジーを進化につなげられますわ。
現状、ゴーレム技術はコストパフォーマンスが悪くて一般労働力への普及が進んでいませんの。
永久機関の開発に成功した暁には、人々は永きにわたる重労働の時代から解放されますわ。
生け捕りにして持ち帰れませんかしら…?』
>>248 クリストフさん
> ……レアものの銀水晶、実際にあったらどれだけの値がつくのかな。クシシ。
そんなものが手に入ったら…喉から手が出るほど欲しいのは間違いありませんわ。
ただ、願う者もそれなりの力あるものでなければいけないんじゃなくって…?
私の世代は…、可愛い衣装をまとった光の天使たちが、闇の住人たちの襲撃から世界を守る…
そんな神話に馴れ親しんでますわ…。
氷川姉妹にどんな運命が待ち受けたとしても、私は応援しますわ…。再会の先に、優しい幸運が芽吹くと信じて…。
今年は敵の女幹部のほうが可愛く見えるのは気のせいかしら…?
> これは昔聞いた御伽噺なんだけど
知恵の女神と化した女王が未来のユートピアを創造するという例も、別の御伽噺から引用しましたの…。
決して望んで手に入れた力ではなかった…それでも女王は、己にその運命が訪れたことに意味があるのではと信じましたの。
「守れるものがあるのではないか」と…。
>> ヘイズ
> 受講
『ご厚意いたいいりますわ…。
今後この鏡はご自由にお使いになって…。』
(鏡に映る魔女が嬉々として書類を受け取る。近々、学術ギルドの受付に足を運ぶことになろう。)
> 賢者の石
(魔法の鏡が地下図書館の最深部、ゴーレムとその核を映し出す。)
(古代語の作用によって止まってはいるが、それも短時間のような。)
(これが動き出すと、また現地の3人に危害を加えかねないのか。)
『大きな魔力を感じますわ…小手先の術式とは桁の違う、神の奇跡…』
(砂漠の魔女も鏡の様子を見守る。)
(賢者の石。永遠の魔力を保有する神の宝。)
(例えば、あれを開発して都市機能をオート化できたら。)
(例えば、永久運動の可能な自動人形とミイラ男を作れたら。)
(例えば、自分たちの魔力を補給できたら。)
『奴が再起動するまで少し時間がありそうですわ…。
ハーフエルフを説得して生け捕りにできないか説得してみますわ…。
あれも腕の立つ男…圧倒的な力は、使い手の心次第では誰も犠牲にしない逆刃の刀になりましてよ…。』
> 忘れていた情熱が不意に燃え上ってしまうようなことは
『殿方って、探究心で童心に帰りますのね…。』
(自室から鏡を眺める魔女が、クローゼットを開く。)
(その中は、神話に騙られる光の天使たちそっくりの、キラキラ華やかなドレスで埋め尽くされていた。)
『美の女神の生まれ変わりとして記憶を引き継いで、何度も転生してまいりました…。
それでも未だに、いえ…だからこそ、天使の華やかな衣装を着て楽しみますの…。
世界中から最上の素材を仕入れて、最上のジュエリーを買い占めて、最上の染織技術で、最上の職人を雇って、最も美しい衣装を作らせますの…。
それを、最も美しい私が着る…。私の美貌を世界中の老若男女を問わずご覧になっていただく…。美の女神の女体(カラダ)がそうさせるのかしらね…♡
女の子は誰だって、お姫様になりたくってよ…。美しい私を美しく飾ること…それが、財を欲する唯一絶対の理由ですわ…。』
(煌びやかな衣装のうち一着、かぼちゃ型スカートが特徴的な黄色いドレスを着飾る。額には、ハートのティアラ。)
(いつの間にか、「いた」。学術ギルド支部長執務室に、髪がオレンジに変色したアメンの姿が。)
「レイヤーって素敵でしてよ…♡ 美しい私は天使にもミューズにもなれますの…♡」
(輝く綺麗な爪を、透き通る唇におしあて、長く雅やかな睫がウィンクした。)
(…オリジナルの天使より、一部分だけ桁違いに母乳満点な絶世の美女が。)
うわ、相手されて調子に乗り出したキメェ
遅くなっちゃった……ごめんなさい……。
>>235 ヘイラム
……落しません、お金。せっかく、貰ったんですから……。
もうそろそろ……人のシャカイにも……慣れてきました……心配、無用です。
(むくれたようでほんの僅かに頬を膨らませてヘイラムを見上げた)
>>237 アメンシェプス3世
アメンって……頭が、いいのですね。
んー……そこに住むヒトたち、虫や、動物も、みんな……変わっていくから……大丈夫、ですか。
すごく、いろんなこと、見ています……すごいなぁ……。
頭がごちゃごちゃしてきたから……わたしには、ちょっと難しいかもしれません……。
生態系、新しく出来ると……いい、ですね……。
アメンは、わたしよりも……ドラゴンのこと、知っています……。
私は、自分がなんだか……よく、分からないもん……。
でも、それでもいいかなって、思います……ありのままでも、受け入れてくれるヒトが、いるから……。
>>241 クリストフ
>シェンリーは甘い物好きだし俺様も好きだし、やっぱ甘味かな?
ぎくっ……あ、えーっと……そう、かもしれないし……そうじゃないかもしれないよ?
食べ物だって限りません、私、そんなに食べなくても……平気だもん。
食い意地、張ってないよ?
クリストフ、お酒……私は、買えないみたいだから、それはないし……まだ買ってきてないし……あっ。
だ、だいじょうぶ……?クリストフが、お酒みたいな匂いになってる……クリスト酒?
> "どう?聞こえてる"
あっ、ほんとに聞こえる……すごいや……風の精と、お話してるみたい……。
ん……けっこう、疲れるんだ。うーん……ヒトの使う魔法、とっても、複雑だね……。
>>242 〜地下魔法図書館〜
ダーインと名乗った老人の言葉にシェンリーは驚愕で目を見開いた。
この広大な図書館の蔵書全てを暗記しているなんて、どれほど頭のいいヒトなんだろう……。
人間の英知というものに触れた気がして素直に感動していた。
「すごいや……ダーインさん……あ、えっと……本を読みに来たんじゃないけれど、ちょっとなら……いいかな。」
緊張も解れてきたのか紅玉の瞳を好奇心で輝かせ何を聞こうかと考えていたところ、取引き、という聞きなれない言葉に少し身を引く。
「あ……お金でお買い物ととおなじ、ですね?交換って、こと……。」
少し考えたところ、身近なものと当てはめることができてホッと一息つく。
しかし問われた内容を聞いて俯き加減に口篭り、たどたどしく言葉を紡ぐ。
「私達が来る前にきた人たち……にげられなくて、殺されてしまいました……。
だから、その……原因を探して、解決するために……ここに、きました……。」
老人の口から語られた図書館の守護者、その姿は今まで見てきたどんな生き物ともかけ離れすぎていたため
まるで想像が付かない。
「とてもかたくて……巨人みたいで……狂ってる?」
その時だった、金属が激しく擦れるような、不快な音と共にとてつもない重量が動くのを感じた。
鈍重で堅牢でありながら、精霊にも匹敵する魔力を内包したモノが近寄ってくる。
確かに動いているはずなのだが、生命の鼓動や思考、意思といったものも全く読み取れない。
得たいの知れない相手に幼い竜人は恐怖を感じていた。
>>246 轟音と共に現れた魔鋼の巨人、ダインスレイフ。
その異様な姿を見た竜の少女は戦慄する。
魔鋼の体は火も雷も弾くといい、その腕に有る回転する槍は魔力障壁共々竜の鱗も貫かんばかりの勢いであった。
その怪物に生身のヒトが挑むのは無謀にも見え、掠れた声でヘイラムに呼びかける。
「あ……だ、ダメ、です……あんなの、殺されちゃう……。」
しかし歴戦の戦士たるヘイラムは果敢にも巨人に挑みかかる。
その後姿を見送りながら地面に置かれた短剣に目をやると守護者を見据えた。
ヘイラムがダインスレイフを止められなかった場合、自分に何が出来るのだろう。
魔力で生成した火も雷もダメとなれば、残された手段も多くはない、それでいてヘイラムを巻き込まずに済むものといえば……。
「水……。」
大気中の水蒸気が露となり、それが凝縮し肥大化、中空に水球が浮かび上がる。
もしも自動人形が戦闘を開始した場合は、これを高圧で打ち出した水の砲弾を見舞うつもりであった。
>>247 「……止まった?」
魔鋼の守護者に流れていた膨大な魔力が切断され、中心部にのみ収束していく様子がシェンリーには見えた。
恐らくヘイラムの発した言葉が原因だったのだろうが、それを理解する知識も、判断力も竜娘は持ち合わせていなかった。
水球を霧散させて眩い光を放つ球体を呆然と眺めている。
「ヘイラム……その、光の玉、潰したら、きっと……動かなくなります……。
魔力が、血の変わりになって……体を動かしてて、今は止まってるけれど……もうすぐ、動きそう、です。」
自分達の身を危険に晒すものである以上、潰すことに越したことはない。
しかし一片の戸惑いや、躊躇が湧かないのは何故だろう?以前殺した蟲達とは違って。
思考はあるが意思はなく、血潮の代わりに魔力が流れる鋼の体。これは、命と呼べるものなのだろうか?
「ダーインさん……命って……なんですか?生き物って……なに?それが……知りたい、です。」
この世に父性がある限り、男の邪悪さは世の全ての美を猟奇的に惨殺しようと躍起に狂うでしょう…
それでも私は寛大ですから…、心の中に0.0000000000000000000000000000001%でも父性のある男全員を今すぐ一匹残らず根絶するほど短気ではございませんわ…。
何を申したいかといいますと、今の私はすこぶる機嫌が悪い。
先ず隗より始めよというでしょう?
サスペンスでもない二次元に無差別殺人と快楽殺人を求める男は、お手本を見せて現実世界のお前たちが自ら命を絶ってからにしなさい!
>>253 シェンリーさん
> 生態系、新しく出来ると……いい、ですね……。
私は…、いえ私たちは、命の価値に優先順位を無意識のうちにつけているのかもしれませんわ…。
前世からそれが当たり前すぎて、今まで気づかなかったから…。
以前、シェンリーさんが仰いましたね…「美しいものがよくて醜いものが悪なのか」って…。
私の心がこうなったのは、私個人のペルソナではございませんわ…。
砂漠の国は、かつて母神を殺され緑を奪われた迫害の歴史がございます…。
歴史が落とした影は世代をこえて今でも、「醜いもの」に対して強い恨みと憎しみの感情を民族レベルで共有してますのね…。
民族性が、私個人の自我を縛る鎖になる…
「嫌なら見るな」なんて綺麗言ですのよ…悪性の邪教徒を野放しにしては、与り知らぬところで増殖した奴等はいつか私たちを四面楚歌に追い詰めるでしょう…。一方で、私たちの同胞が殖えたら脅威が遠ざかって喜ぶ…。
そんな民族の娘でも…、ひとりの竜神の子の外見ではなく分け隔てない慈しみ深い優しさに触れて胸が高鳴りましたわ…。
私の本当の「心」は、どこにありますの…?
> でも、それでもいいかなって、思います……ありのままでも、受け入れてくれるヒトが、いるから……。
それでもいい…そうかも…しれませんわね…。
己のルーツが有名になりすぎることは誇りこそすれ驕るには些か窮屈だと、今までの私なら知りませんでしたわ…。
ドラゴンでもない、美姫でもない、シェンリーさんという優しい心が私に手を差し伸べてくれたからでしょうか…。
シェンリーさんと出会えて、私の中で熱い何かが灯りましたの…。
> (むくれたようでほんの僅かに頬を膨らませてヘイラムを見上げた)
お二人さん、なんだか親子みたいでしてよ…(微笑ましく笑う)
前世で長女を授かった時分も、娘を外に出すのが心配であれこれ気を遣って煩かったかしら…
ヘイラムさんにはお子様がいらっしゃいましたわね…。
> ……クリスト酒?
―――プフッ
上手いですわねぇ〜(なでなで)
あんなにお酒を飲んでいたら、ご自身が発酵なされても不思議ではない気がしますわ。
世の中には色んなアルコールがあって、麦を蒸留したり、林檎などの果実を蒸留したり、リュウゼツランを蒸留したり、はては米やコーヒーまで発酵の材料にしたりと作り方は様々ですけど、
あ、蒸留というのは水とアルコールの沸点の違いを利用して、より度数の強いリカーを精製する過程のことですわ。
毎朝上演している15分の演劇で、のちに創業者となる男(を演じる役者)が麦で実験していたでしょう?
>>247 魔力集積核の放つ光。それはヘイラムにとっても魅力的なものだった。
この魔石を持ち帰り解析し、もし模倣することができれば…
魔道研究においてアヴィオールを凌ぐことも可能かもしれない
かつて業火に焼き尽くされた土地を蘇らせられるかもしれない
心なき鋼鉄の軍勢を築き上げれば魔物の討伐にも大きな助けとなる
祖国の再建はもちろん、かつての栄光ある帝国を復活させることすら可能かもしれない
……確かに、正しく使えば素晴らしい物となるのだろう。では正しい目的にのみ使うと誰が保証できるというのか?
力を得た人は往々にしてその力を他者に対して使おうという誘惑に駆られる。
それなりの力と知恵、そして強い願望を持っていれば尚のこと誘惑を抑えるのは難しくなる。
力は短期的には最も単純な解決方法となる…
――だからこそ、破壊しなければならない
人はまだこの魔石の存在と可能性が持つ誘惑に勝てない。ヘイラム自身勝てないだろう。ならば…
>この取り残された空間を、正しい時の流れに還してくれ
魔石に魅せられた一瞬の後、賢者の言葉に軽くうなずき――渾身の力を込め、魔石を真一文字に切り裂いた。
>>250アメンシェプス
>私の推測、当たってますかしら…?
面白い説だとは思う。現実的な指導者と言われている男のイメージに合わない気がするが…
実はこの問題に関しては理由がよく分かっていないんだ。
通説としては「征服した土地の残党を追って連鎖式に拡大」というものなんだが…反論は多い。
征服欲に駆られたとか、住民の反応が楽しくてならなかったとかいう説もあるくらいだ。
だけど統一帝国という当時は概念上のものを特別視していなかったのは確かだと聞いているよ。
>生け捕りにして持ち帰れませんかしら…?
悪いがそれはできない。アヴィオールをこれ以上発展させる訳にはいかない。
それにまだ人間には過ぎた力だ。特に今どこかが手に入れれば戦争が起きかねない。今は駄目だ。
>>253シェンリー
>(むくれたようでほんの僅かに頬を膨らませてヘイラムを見上げた)
ハハハ、これは失礼だったかな?これなら安心してもよさそうだ。
自分で何か買うために歩くと町はいつもとは違う表情を見せてくれるはずだよ。
いろいろ見て回ってみると良い。
日が落ちるのも早くなってきたね。
俺様の首巻も本来の威力を発揮する季節だよ。
さて、今日はどのマフラーをつけよっかな!
>>250-251 アメンシェプス3世
> (鏡の前でコスプレして踊る)
アメンは衣装持ちだなぁ。
俺様は旅暮らしが長いせいで、あんまり服持ち歩けないんだよね。
夏服、冬服、そして多量のマフラーとストール……。
俺様もイケメンコーデで誰かのハートをキャッチしたいぜ!
> 今年は敵の女幹部のほうが可愛く見えるのは気のせいかしら…?
敵の女幹部……ある意味それは俺様たちの憧れでもある。
こう、かるーく手玉に取られて、掌の上で遊ばれちゃう感じね。
それに加えてカワイイときたらもう、ふたつの属性の間に生じる妖艶状態の圧倒的破壊空間はまさに小悪魔的萌嵐の小宇宙!
……でもこんな「理想の敵女幹部」とは、俺様の想像上の存在に過ぎないのではないでしょうか……。
> ハーフエルフを説得して生け捕りにできないか説得してみますわ…。
〜学術ギルドの一室〜
「なるほど……やはり我々は同じ人種のようですね」
つい、"そのあと"の利潤について考えてしまうのは。
学術ギルド員のトーラス・ヘイズはそう言って笑った。
「賭けてもいいですが、彼はアレを破壊しますよ」
そうでなければ、彼らの稼業で生き延びることは難しい。
突発的な事態に直面したとき、生存確率が一分でも高い方に飛びつくのが彼らだ。
その嗅覚こそが、彼らの根底を成しているのだ。
「まぁ……壊してしまうでしょうねぇ……」
だが、そうは言ったものの、どこか残念そうな顔をしているのは、このトーラスの同じだったのだが。
> 「レイヤーって素敵でしてよ…。美しい私は天使にもミューズにもなれますの…」
「おお、魔女殿は幾つもの素晴らしい召物をお持ちだ」
トーラスは偽りなく言った。
「ですが……その鑑賞会は、またの機会と致しましょう」
ギルドの執務室には、今や何人か殺気だった男女が詰めてきている。彼らはギルドの財務役や各機関への顔役たちだ。
例の地下図書館。この魔鏡によりもたらされた情報を鑑みれば、その内部に貴重な品々が納められていることは間違いない。
であれば、盗掘屋に先んじて、その調査計画を早々に進めなければならない。
「砂漠の魔女アメンシェプス3世殿。このたびは色々お世話になりました。
私はこれで奥に引っ込みますが、我ら学術ギルドは貴方を快く歓迎いたします。学びの際はいつでもご利用ください」
――支部長、本部の承認が下りる前に遺跡を調査する予算は、もうウチには残っておりません。
開口一番、財務役の厳しい咎めだてが始まる。学術ギルドの戦いは始まったばかりであった。
>>253 シェンリー
> 食べ物だって限りません、私、そんなに食べなくても……平気だもん。
甘さが口いっぱいに広がって……OCです……!
お菓子はさぁ、ご飯とは別腹なんだから、どんどん食べればいいんだよ。
お茶請けにもいいし、お酒のお供にもなるし、いいことづくめだぜ。
まぁ……食べすぎるとお腹に余計なモノがつくけどね……。(ぷにぷに)
> だ、だいじょうぶ……?クリストフが、お酒みたいな匂いになってる……クリスト酒?
酒は飲んでも飲まれるなって、それ一番言われてるけど……。
そんなすぐには辞められないよぉ、クシシッ。
どれ、クリスト酒の味はどんなだ? ペロリ……。
……えっへっへ、こんなしょっぱかったら、調味料くらいにはなるかもね!
いや、まだ発酵が足りないのか……発酵が。ヒック。
> あっ、ほんとに聞こえる……すごいや……風の精と、お話してるみたい……。
その例えはまさにドンピシャかな。
そこゆくシルフにお使いを頼んでいるようなものだからさ。
風の吹く先に、ちょっと俺様の言葉を運んでねって、そうお願いしているんだ。
だから双方向通信は、そのときどきの風向き次第ってわけ。
……結局、誰かとお話したければ横着しないで顔を突き合せろってことなんだろうね。
> 私達が来る前にきた人たち……にげられなくて、殺されてしまいました……。
〜魔法図書館〜
「そうか。そうなるであろうな。
彼らはこの儂に今の言葉をもたらした恩人でもあったが……残念だ」
賢者ダーインは深く溜息をついた。
「彼らはきっと盗賊の一味だったろう。
だが儂にとってはしばらくぶりの客人よ。他者と言葉を交わしたのも、いつぶりだろう。」
近づく機械仕掛けを横目にしながら、賢人は続ける。
「此処には何もない。此処の全ては頭の中にすっかり入っている。
だから此処にいようが、此処にいまいが、儂にとっては同じことよ。
だが外には何もかもがある。外には知らぬ景色が、知らぬ言葉が、知らぬ者たちが……」
老人は部屋をぐるりと見回すと、ぼやいた。
「儂はもう、此処には厭いたわ」
> 「ダーインさん……命って……なんですか?生き物って……なに?それが……知りたい、です。」
「遥か古より連綿と続く、生と死と、継承の流れ。
親は子をもうけ、自らが死に絶えてもその子らが同じように親となる」
四足のダーインは言った。
「その潮流に身を浸す者たちを、儂らは生命と定義づけた。
……だがな、それは儂らが勝手に決めつけた、言葉遊びのようなもの」
なぁお嬢さん。古代の賢者は続ける。
「もしお嬢さん、あんたが何かに命の息吹を感じたのなら、それはもう生きていると言っていいのじゃないかな。
それで何の不便もなかろうよ」
とすると……お嬢さん、他ならぬ儂は生きているのかな。死んでいるのかな。
渋面の皺くちゃは少し困り顔になった。
>>257 ヘイラム
> 魔石に魅せられた一瞬の後、賢者の言葉に軽くうなずき――渾身の力を込め、魔石を真一文字に切り裂いた。
〜魔法図書館〜
施設のすべてを賄う核(コア)の崩壊とともに、全てが失われていく。
ガーディアンのモノアイは光を失って、物言わぬ鉄塊と化した。
館内を隈なく流れる清浄な風は動きを止めて、至る所を照らしていた光は勢いを弱めていく。
"古きものを新しきが打ち破るは必定……感謝するぞ、今世の勇者よ"
かつての賢者は、かつて話されし言語で語った。。
それはまさに、今消え去りつつある古代文明の断末魔のようであった。
静寂。
一見、何も変わらないように見えた。実際、目に見えての変化はなかった。
数刻前からそこに在るものは、今もそこに在った。
だが確実に違っていた。
「……これで長らく止まっていた時間が、やっとのことで動きだしたよ」
図書館の環境保全魔法はその機能を停止して、この大きな地下空間は、文字通りただの大きな箱になった。
数日もすれば、辺りは暗闇に包まれて、立ちこめる湿気が黴と微生物に最適な空間を作る。
破壊的な守衛はもはやその役目を終えて、野生動物や、他ならぬ人間の手が此処其処に入るに違いなかった。
「敗れた者は大地に帰り、朽ち果てていく……これがよかろう。
我が退屈も、ま、これであと暫くと言ったところか。善しや善しや」
キマイラの生命維持も止んだ。
永遠の時間のかわりに、今後は寿命と、空腹と、少しばかりの自由が、彼を苛むことになる。
「さて、儂の如き異形が、大手を振って歩ける世の中とは思わぬ。
また檻が待っていると思うと辟易するが……その前に、聞いておかねばならんな」
名前を。お前たちの名前を。
それを儂の脳髄に刻んで、この忘れられた図書館の物語を終わりにしようと思うのだ。
〜後日談〜
「ねーねー、結局図書館に眠る"最高の知恵"ってなんだったのさ」
クリストフはせっついて聞いた。静かにしていたら、そのまま黙殺される可能性もあったからだ。
学術ギルドの一室で、ギルド支部長のトーラス・ヘイズは書類の山に忙殺されているのだが、それでもクリストフはねちっこく食い下がる。
「……おおかた、あの老キマイラのことでしょうねぇ。
彼の頭の中には図書館の全てと、多分あの守護機械の設計図が入っています」
トーラスは書類から目を離さずに律儀に答えた。
ちなみにあの賢者ダーインは、学術ギルドの預かりとなって、今は別所で保護……という名目で収監されている。
彼の人に対する安全性、というか敵愾心の無さが証明されるまで、まだ暫くかかるだろう。
「え、あのゴーレムの設計図? それってすごいことなんじゃあ!?」
「いやぁ、それがですね。彼の知識を引き出すには合言葉(コマンドワード)が必要のようです。
選ばれた人間のみが知識を得られるように、セーフティロックがかかっているというわけですね。
なので結局、合言葉が分からなければ何もわかりません」
「それっていつ頃わかりそう?」
「ヘイラムさんのお話を聞くに、きっと古代語の命令文であろうと予想しています。
今はあのキマイラ……ダーイン卿の審問と、図書館の蔵書を詳しく解析して推論を立てている段階です」
「あの蔵書全部調べるの? すっごい時間かかりそうだねぇ」
いちいち質問をはさんでくる魔法使いの少年にうんざりしたのか、トーラスは少し疲れたように言った。
特別製の眼鏡を指でクイと直し、やっとのことで目の前の少年に視線を向ける。
「ところでご覧のとおり、私は忙しいのですが……何の御用でここに?」
普段人当たりのいいトーラスであったが、表情には疲労の色が濃い。
インクの枯れた羽ペンをトントンと机に打ち付けて、少年の発言を促す。
対するクリストフは、分厚い羊皮紙を彼の前に置くと言った。
「いやね、これ、前の仕事の契約書。完了欄にアンタのサインがないと、俺様たちの報酬が支払われないんだよ」
「ああそうでした、そうでした。今処理中の書類が終わったらそちらにサインしますので、もう少し待っていてください」
「トーラスさん、さっきも同じこと言ったんだよ!? いつまで待てばいいんだよぉ……」
とある港町の日は暮れていく。
〜地下遺跡の安全確保・おわり〜
……さて
>>261 >……その前に、聞いておかねばならんな
…フルドのヘイラム。賢者殿……いや、どうか息災で…
(夕暮れ時、酒場の隅の席で一人物思いにふけるヘイラム)
古きものを新しきが打ち破るは必定、か…
過去の栄光に拘泥している民の一人がその遺物を破壊するとは皮肉なものだ…
だが…過去に潰される前に、前を向かねばな…祖国も、私も…
264 :
名無しになりきれ:2014/11/12(水) 12:38:59.77 0
さて、次はどうする?
雪だー!
>>263 ヘイラム
なんだか急に寒くなったよね。
俺様は少し暖かいよ。さっき少し呑んだから。
そういえば、ヘイラムさんは酒精はやらないんだよね。
……じゃあ人肌で温めよう!(ピト)
>>264 "――さて、どんな厄介事に巻き込まれるか見てみましょう"
って、さっき俺様が召喚した光の精霊(Ghost)が言ってたんだ。
俺様たちの商売は、他人様のトラブルにすすんで首を突っ込んでいくようなもんだから……まぁそういう言い方もできるかな?
全く困ったもんだね、小さき光よ……。クシシ。
266 :
シェンリー ◆onIkYTAR5nuu :2014/11/19(水) 21:53:09.93 0
舶来の、お酒……。
(一升瓶を両腕に抱えてそわそわ)
あ、雪。
>>256 アメンシェプス
なにか、あったのですか?落ち着いて……どう、どう……。
怒ったら、ビヨウにワルイ、らしいです。
>私の本当の「心」は、どこにありますの…?
うーん……ごめんなさい、あなたの問いに答えることは、できないです……。
アメンが言ってくれたように……えっと、全部、ひっくるめてあなた自身だから……
醜いものが、キライでも……いいんじゃないでしょうか……。
綺麗なもの、わたしも、すきだもん……。
>あ、蒸留というのは水とアルコールの沸点の違いを利用して、より度数の強いリカーを精製する過程のことですわ。
材料があって、ジョウリュウができれば、お酒が……できる?
頑張って、みようかな……。
>>258 ヘイラム
ただいまっ。
(拠点としている宿屋の一室に息を切らせて駆け込んできた)
(その表情はどこか得意気だ)
お土産……プレゼント、買ってきました。
(ゴソゴソと袋を漁って取り出したのは小さな木彫りの女神像だった)
旅のヒトの安全祈願の、お守り、だそうです。
ヘイラム……遺跡では、あの人形……斬ってくれて、ありがとうございました。
とても、怖かったから、安心しました……。
>>259 クリストフ
>お菓子はさぁ、ご飯とは別腹なんだから、どんどん食べればいいんだよ。
おお……美味しいから、ついつい買いすぎて、無駄遣いしちゃいそう。
お財布の中身、少し減っちゃったから、気をつけて使わないと、ダメ、だね。
(などと言いながら次々と甘味をテーブルに並べてとても嬉しそう)
ねぇ、ねぇ、クリストフ。こっちこっち。
(部屋のすみっこにいそいそと移動して手招き)
これ、お酒……ヘイラムには、内緒だよ?くしし。
報酬、また、貰えなかったんだね……私は、お金以外の報酬、貰えたから……満足だけどね。
そういうわけには、いかないよね?やっぱり、たいへんだ……。
>>264 どうなっても……どきどきしたり、わくわくしたり……今も、しています。
へへ、棲家にじっと居たときよりも……何倍も、楽しいです。
>>262 (大神殿の寝室で、魔女は一部始終を見届けた。)
(コアが破壊されたこと。)
(古代図書館の封印が解かれ、急激に老朽化が進んでいること。)
(1体の老キライマだけが、学術ギルドに幽閉されたこと。)
(『本部の承認が下りる前に遺跡を調査する予算は、もうウチには残っておりません。』)
(硬直状態を脱するどころか負のスパイラルに陥る文明。)
(『まだ人間には過ぎた力だ。特に今どこかが手に入れれば戦争が起きかねない。』)
(文明の進化がもたらすデメリット。)
(人は、永遠に枯れない花にはなれない。)
(そして神々は、永遠に人生の先輩として振る舞わねばならないプレッシャーに耐えられなかった。―――あの老キマイラのように。)
(だから美の女神は、何度枯れても新しい命として芽吹いてまた美しく咲くと決めた。)
(人の世に永遠が無いからこそ、美あるところに文明が必要なのだ。)
>>259 クリストフさん
ミスマッチもキャラのうちですわ…。
もちろん限度がございますけど…フフフ…(水晶玉に映し出したのは、ウェイトレスに女装した少年ハンターだった…。)
> 敵の女幹部……ある意味それは俺様たちの憧れでもある。
私にその要素がなくてあてつけかしら…?
悪の魔法使いっぽい雰囲気なら「あの方」が誰より…その産物のとばっちりを受けて大火傷を負ったのはどこのどなた?
それでもクリストフさんの理想にはご不満?
…クスクス、ごめんあそばせ、ちょっとからかいすぎましたわ
>>266 シェンリーさん
あらごめんなさい、私としたことが取り乱してしまいましたわ…
こうしてシェンリーさんとお話するのも1ヶ月ぶりかしら…
え?、メタ発言?キニシナイキニシナイ
> 材料があって、ジョウリュウができれば、お酒が……できる?
南方砂漠のナツメヤシ園に大規模な蒸留所がございましてよ…。
実は蒸留酒は椰子を蒸留したアラックという酒が発祥で、私も前世では祭儀用に飲みましたわ…。
酒の製法に興味がおあり…?
> アメンが言ってくれたように……えっと、全部、ひっくるめてあなた自身だから……
そう、でしたわね…。
名も知らぬ昆虫のために涙を流せるあなたの心優しさに惹かれて…。
雪か…早いものだ。
>>264 さてどうなるやら。鬼が出るか蛇が出るか…
…まあ何とでもなればよい。力を尽くして当たるのみだ。
>>265クリストフ
>……じゃあ人肌で温めよう!(ピト)
よしよし…(頭を軽く撫でる)…暖炉に火を入れるとしようか。
…これで良し。あとは時折薪を焼べればいい。
しかし珍しいね。賞金稼ぎはそうそう人に気を許さないと聞いているが…さては酔ったな?
>>266シェンリー
>お土産……プレゼント、買ってきました
おかえり。
…旅人の守護神の像かい?ふむ…丁寧な良い仕上げだ。職人技と言うにふさわしい…
こんな良いものを有り難う。大切にするよ。
>ありがとうございました。
私にできることをしたまでだよ。
それにもし、あれが止まらなければどうなったやら…運が良かったよ。
…調べ物がある故少し出てくる。暖炉の火に気を付けてくれ。
うおーっ、寒いぜ! 火にあたりたいぜ!でもすごく寒い日の焚き火は注意だぜ!
手の感覚がなくなってると、ついつい火に近づきすぎて火傷しちゃうんだぜ!
>>266 シェンリー
> (などと言いながら次々と甘味をテーブルに並べてとても嬉しそう)
へぇ、結構たくさん買ってきたねぇ……どれもうまそう!
でも嗜好品ってさ、買い過ぎると懐にくるし、食べ過ぎるとお腹にくるから危険だよな。
お腹に余計なお肉が乗っちゃうからね。でも俺様はそういうのも好きだけどね、柔らかくて。クシシ。
> これ、お酒……ヘイラムには、内緒だよ?くしし。
クッシッシ……シェンリーもわかってきたねぇ!
おおっ、こいつは東方の珍しいやつだ! やった、ありがとう!
ヒヤでも美味しいけど、今の季節はやっぱり温めて飲もうかな。マスターに頼んでこよっと!
おっと、シェンリーも一献どうだい?
> 報酬、また、貰えなかったんだね……
もらってきたよ! 一筆貰うのに1時間も2時間もかかったよ。
偶に報酬を出し渋る依頼主もいるんだけど、それとは別の面倒臭さがあったよ……。
でもほら。貰えるものはちゃんと貰っとかないとね。
冒険も素敵だけど、この金貨に彫られたアルス帝の横っ面も素敵だからね。
……これ1枚で、お菓子何袋分になるのかなぁ。
>>267 アメンシェプス3世
> ウェイトレスに女装した少年ハンター
おっ、これはいつぞやの……!
……割とマッチしてるんじゃないかな? ほら、この身体のラインと脚線美を見てよ!
巨は身を屈めるべし、貧は胸を張るべしっていう古の原則に則っているんだよ!
こう見えて俺様、こういうので結構稼いできたからね。仕方ないね♂
> 私にその要素がなくてあてつけかしら…?
いやいや、そんなことはないよ!
アメンは属性の宝庫だから、それ以上要素をつけ加えることはないんじゃないかな。
なんだったら俺様の魔法"elemental analyzer"で、実際にアメンに付随してる属性を見てみる?
どれどれ……。
▼tags : witch merchant immortal shrewd busty enchantress loli lez
--powerd by X-Xvideos
ほら、たくさんある!
それに悪女属性は大概、敵役に備わっているものだからね。
敵役は絶対負けるでしょ? 滅ぶまでの僅かな時間を華美に過ごす退廃さがいいと思うんだよね。
死を背にしてゾクゾクくるような、あの感覚だよ。ダガーをぴたぴた頬に当てられたときの、「ひんやりして気持ちいいな」って感じ。
>>268 ヘイラム
> よしよし…(頭を軽く撫でる)…
さすがヘイラムさんは子供の扱いを分かっているねぇ。
そうやってしばらく撫でてやったら、そのうち寝ちゃうんだからね。クシシ。
(-ω-)zzz
> 暖炉に火を入れるとしようか。
Σ(゚д゚)!? アッ……俺様を薪代わりにくべようとしたわけじゃないのか。びっくりさせないでよね!
ちなみに俺様の頭は燃えるような赤毛だけどね。
こいつを暖炉に突っこんで燃やせたら、かなりの燃料代を節約できるのにね。
> 賞金稼ぎはそうそう人に気を許さないと聞いているが…さては酔ったな?
少しだけだよ、少しだけ。熱燗で少しだけ。寒い日はちょっと入れておくと温かいんだもん。
それにハンターだって、ずーっと気張ってたら疲れちゃうからね。
やっぱり暖炉は暖かいや……今日はここで眠っちゃおうかな……zzz。
どんな大怪我でも治せるけど、副作用としておしっこが我慢できなくなるポーション
置いときますね
271 :
名無しになりきれ:2014/11/29(土) 17:47:06.67 0
わぁ……海風が、突き刺すみたいに冷たいや……。
これはね、風の精霊が、冷たい空気を運んできてくれてるんですよ。
元気な、風の子……。
>>267 アメンシェプス
一月ぶり……おそく、なりました。
砂漠の国のお酒……アラック、それが、始まり……なんですね。
んー……少し、少しだけ、興味ある、かも……。
作れるようになっても、飲み過ぎないようにしなきゃ……。
ねぇ、アメンの国の、砂漠って……かみさまが居なくなっちゃったから……
砂漠に、なっちゃったのですか?
少し、気になりました……。
>268 ヘイラム
はい、似たようなものが、いくつもあったけど……。
これは、作ったヒトの……気持ちが篭ってて、素敵だなって思いました。
元は、木だけれど……ヒトの形にしてるから……悪いこと、身代わりになってくれる、みたい。
えっと、お菓子も買ってきたから、ヘイラムにも、あげますね。
……へへ……喜んでくれて、私も嬉しい、です……。
うん、いってらっしゃい。暖炉の火、しっかり守ります……。
>>269 クリストフ
うん……ついつい、買いすぎちゃいそう……。
だけど、たまには、いいよね?
私も……たくさん食べたら、柔らかく、なるのかな。
角とか、柔らかくなったら……垂れ下がって、前が見えなくなったりしそう。
気をつけなきゃ……。
>おっと、シェンリーも一献どうだい?
うん、飲みたい……。飲んじゃダメって言われてるけれど……。
なぜか、飲みたくなるの……不思議だね。
へへっ、大変だったね……あのヒト、話し出したら止まらなさそうだもん。
お金って、ヒトの顔が、彫ってあったりするんだ……このヒト、王様なの?
あ、クリストフ……寝ちゃった?
……よしよし(ヘイラムを真似て頭を軽くなでる)
>>270 すごい、お薬……怪我を治すのって、けっこう、大変なんですよ?
切り傷とか、骨折れてるのとかは……まだ、大丈夫だけれど……
死にそうなケガは、治すと、疲れます……。
でも、おしっこ……?わるい、どくを、それで……出すのでしょうか……?
土地を追われた者は沼地に棲む。
人の絆は絶えて久しく、生きるよすがを失って、彼はまさに怪物となる。
沼辺からくる奴には注意するんだな。
孤独に内側を食い荒らされて……そと見は人でも、なか身はうつろ。
それはほんものの魔物なんだよ。
>>270 行商はいっつも大袈裟言うからなぁ。
前に買った蝦蟇の油なんて、切り傷に全然効かなかったんだから。
だからさ、ちょっと試飲してもいい? 前の仕事でちょこちょこ擦り傷あるし……ゴックン。
……おっ、みるみるうちに傷が塞がっていくよ! こいつは買いだな!
うっ
あっ……ちょっとまっ
>>272 シェンリー
> 角とか、柔らかくなったら……垂れ下がって、前が見えなくなったりしそう。気をつけなきゃ……。
うーむ。
そこは柔らかくならないんじゃないかなぁ……。
むしろブヨブヨになった俺様の腹を貫かんばかりの鋭さで反り返っているよ……。
そういえば鹿の角って季節で生え変わるよね。つんつん。
> お金って、ヒトの顔が、彫ってあったりするんだ……このヒト、王様なの?
そうそう。この金貨を鋳造したときの王様だよ。金貨にはその時代の王様の顔がよく彫られるんだ。
特にこのアルス時代の貨幣は、金や銀の含有量が安定してるって評判でさ。そのぶん価値も割増で勘定されんだよね。
逆に金の量をケチって造られた金貨もあって、それは取引や両替のとき、そのぶん割引されちゃったりする。
だからこれはいいものだぜ。クシシ。
私を描いてくださったwikiの方、ありがとうございます♥ 愛してますわぁ〜♥
>>268 ヘイラムさん
> …旅人の守護神の像かい?ふむ…丁寧な良い仕上げだ。職人技と言うにふさわしい…
木彫りの人形ですのね。ほんとよく出来てますわ…。
シェンリーさん、いい買い物をなされましたわねぇ〜
>>269 クリストフさん
> もらってきたよ! 一筆貰うのに1時間も2時間もかかったよ。
学術ギルド、随分と立て込んでますのね…。あの老キマイラの解析が実を結ぶかが今後の鍵、ってところかしら。
私?個人的にお世話にはなりますけど投資は先送りますわ。ひとつの国に肩入れすると貨幣経済のバランスが揺らいで結果的に市場が縮小しますもの…。
…プレミアものの金貨をお持ちですのね
> 巨は身を屈めるべし、貧は胸を張るべしっていう古の原則に則っているんだよ!
猫背はお乳で括れが隠れるからダメ、って古の原則じゃなくって?まあ背筋をS字にのばすのが美しい理由はそれだけではございませんけど。え?違う?
…こういうコトかしら?(谷間をムギュッと降ろしてウィンク)
> ▼tags : witch merchant immortal shrewd busty enchantress loli lez
そんなこともできますのね。軍学校で学んだ兵法の一環かしら?
そのX-Xvideosというカテゴリアーカイブ源、もともとは女神の交霊とサキュバスの召喚に使うための接続資料じゃなくって…?
確かに、存在するだけで美しい私がこれ以上属性を追加する必要はございませんわね(ファサッ)
>>272 シェンリーさん
> ねぇ、アメンの国の、砂漠って……かみさまが居なくなっちゃったから……
……かつては、ナツメヤシをはじめ色とりどりのフルーツが国中で採れましたの…。
今では、女神の力を限定的にとどめた神殿都市近辺と…旱魃を免れた大河流域…それ以外では殆ど作物が育たなくなりましたわ…。
神殿は人が住めなくなった土地をタダで占めて、緑化事業を進めている最中ですわ…。
女神の子孫たる魔女一族が魔力を増す周期は、緑地面積も回復しますの…。
枯れた花は、やがて新しい種から芽が出てまた咲くものですわ…。
> 元は、木だけれど……ヒトの形にしてるから……悪いこと、身代わりになってくれる、みたい。
(木で思い出した)トネリコの精霊さん、元気でいらしてるかしら…?
> 角とか、柔らかくなったら……垂れ下がって、前が見えなくなったりしそう。
ないない(クリストフ
>>273と揃って首を横に振る)
> あ、クリストフ……寝ちゃった?
> ……よしよし(ヘイラムを真似て頭を軽くなでる)
私も撫でて差し上げましょうかしら…(綺麗な白い手とネイルアートでなでなで)
フフ…両手に花の夢見心地はいかが…?
沼地って……そんなに居心地悪いのかな……。
わたしは、嫌いじゃないんだけどなぁ……。
>>273 クリストフ
> むしろブヨブヨになった俺様の腹を貫かんばかりの鋭さで反り返っているよ……。
クリストフのおなか、そんなに、ぶよぶよしてないよ。つんつん。
これって……栄養を、蓄えてるんだよね?しばらく食べなくっても、平気だね。
……うそ、ちゃんと、食べて。
私の角……生え変わったこと、ないや。鱗なら……たまに、生え変わるけど。
そういうの、「ひとかわむけた」って、いうんだよね。
へー……同じ金貨でも……価値が違うんだ。
金って、綺麗だもんね。やっぱり、金がたくさんのほうが、みんな欲しいんだね。
アルス金貨、覚えました。
大切に使おうね。
>>274アメンシェプス3世
どうして、神様……いなくなっちゃったんだろ。誰かに、追い出されてしまったんでしょうか。
だけど……アメンが、頑張るから……大丈夫、ですよね。
神様って……なんだろうね、私、あまり……よく分かって、ないや……。
アメンも、神様に、なるのかな……?
きっと、あの人形も……森の木から切り出されたものですから……。
スルさんの、力も宿ってます……。
へへ、町の人たちに、思い出してもらって、喜んでくれてるんじゃないでしょうか……。
やれやれ…本命の方は労多くして益少なし……まあ無駄足でなかっただけ良しとしよう。
……さてさて両手に花とは一体何があったのやら…?
>>269クリストフ
…起きたかい?
>かなりの燃料代を節約できるのにね。
残念だが薪にはならないなあ。嫌な臭いが部屋に充満するだけだ。
…そう言えば燃料代がかかるな…しまった…後で交渉しなければ…
>少しだけだよ、少しだけ。熱燗で少しだけ。寒い日はちょっと入れておくと温かいんだもん。
少しだけ、な……少々息が酒臭いぞ……まあ仕事でしらふなら良いのか…?
…ここで寝ても良いけど風邪をひかないように気をつけなさい。
>>270 ほう…それは素晴らしい薬だ。何、副作用など他の薬と一緒に使って打ち消せばよい。
ぜひ一つ土産に頂きたいところが…え、クリストフが飲んだ…ふむ…残念だ。
>>272シェンリー
暖炉の火を番をさせて悪かったね。
>これは、作ったヒトの……気持ちが篭ってて、素敵だなって思いました。
そう、これを作ったのは手を抜かない立派な職人だと分かる。なかなか見る目があるよ。
>お菓子も買ってきたから
お、またこれは美味しそうなものを…ではひとつ頂こうか。…これはまた美味…
…ところでシェンリーは東にいた時にもお菓子をもらったりしていたのかい?
>>274 アメンシェプス
>木彫りの人形ですのね。ほんとよく出来てますわ…。
まったくだ。手作業で作る物だと作り手の気持ちが表に出る。
良く気付けたものだよ。
さてと…手紙を読まねばならぬがその前に…(封筒から黒い豆を幾つか取り出す)
これを鍋に入れて沸かすとしよう。…皆の分作れると良いが。
底冷えする夜に
末端からつめたく凍っていく感覚は
まるで死神の抱擁みたい
投稿者:クリストフ・ルシエさん(5点)
>>274 アメンシェプス3世
> ひとつの国に肩入れすると貨幣経済のバランスが揺らいで結果的に市場が縮小しますもの…。
なんだかアメンは魔女っていうより、大商会の若頭みたい。
俺様、少し大きな買い物になると、今でも手が震えるんだ。
隊商がたくさんの商品を仕入れてるのを見ると、商人ってのは本当に胆力が必要な職業だなって思うよ。
……まぁなんにせよ、後ろだての組織が大きいってのは心強いよね。
狩猟ギルドがなければ流浪のハンターなんて、武器を携えた浮浪人だからね。クシシ。
> …プレミアものの金貨をお持ちですのね
このコインは仕事の報酬として貰ったんだよ。
貴族連中がこぞって使う高品質の金貨……アルス金貨ってんだ。あのギルドの普段の取引先が窺い知れるよな。
知は力なりって昔から言うけど、誰がどんなことを知りたいと思って金を払ってるんだろう。
なんたって、こいつと引き換えにしようって情報だ。純粋に学問への献身ってわけじゃないんだろうね。
>>275 シェンリー
> クリストフのおなか、そんなに、ぶよぶよしてないよ。つんつん。
クックックックッ……
ふひっ!
クククク……クシシッ!
……ふぅ。
> 鱗なら……たまに、生え変わるけど。
へぇ、シェンリーも脱皮するのか。
……竜の成長って、人と比べてどれくらいのスピードで進むんだろう。
10年経ったら、俺様と同じ位には背伸びるのかな。
それとも、まだまだ見た目は今と変わらないのかな。
> やっぱり、金がたくさんのほうが、みんな欲しいんだね。
みんな、綺麗で希少なものをありがたがるからね。
もし世界が金であふれていたら、金貨のない世界になったんじゃないかな。
宝石とか貝殻とか別の鉱物とかね。宝石は硬くて加工が難しそうだけどね。クシシ。
>>276 ヘイラム
> 残念だが薪にはならないなあ。嫌な臭いが部屋に充満するだけだ。
ああそうだった! 人はそんなに燃えないんだった。
人が燃えるのは、戦争や略奪で村ごと焼き討ちにあうときくらいかな。
それか火吹きの魔物にコンガリやられるときか。
うひー……想像すればするほど、どんどん酔いが冷めていくぜ!
> …ここで寝ても良いけど風邪をひかないように気をつけなさい。
こういうときのためのマフラーとマントだよ。
こうやって体に巻いて外の空気を遮断すれば、内側はぽっかぽかなんだから。
あれ、そういえばなぜか頭の上も暖かいぞ。
帽子をかぶってるわけじゃあないのに、これは風邪でもひいたかな……。
> これを鍋に入れて沸かすとしよう。…皆の分作れると良いが。
むっ……!
鍋を取り出す音とか、食器がかちゃかちゃ言う音って、いいよね。
いくら眠り込んでても、そういう音だけには耳ざとくなっちゃうよね。
ヘイラムさん、なんか作るの? 夕食? 煮物? 鍋物?
まとめwikiの絵・・・綺麗ですわぁ〜
>>275 シェンリーさん
> 沼地って……そんなに居心地悪いのかな……。
シェンリーさんは間違ってませんわ。沼地に樹木が生い茂るのは栄養と水を大量に含んでいる証拠ですの。
沼の中は嫌気性バクテリアにとっては御馳走の山でしてよ。微生物たちが沼から栄養を造り出し、樹木が吸い取り、豊かな緑が生い茂る。
その緑が大地と動物たちに生きる糧をもたらしますの。
生命の源たる水を司る竜の生育に適しているのも頷けますわ。
もし人間が忌避する理由があるとしたら・・・氾濫しすぎた水と樹木が仇となって土地開発が難しいからじゃないかしら?
贅沢な悩みですわね・・・
> 私の角……生え変わったこと、ないや。鱗なら……たまに、生え変わるけど。
ドラゴンの角は爪と同じで折れたら新しく生えてくるみたいですわ。
芯から少しずつ肥大するから芯側ほど新しい角質で、当人もとい当竜の知らぬ間に絶えず更新して新鮮さを保ってますのね。
表面の古い角質を落とすため磨くなり削るなりしてらっしゃるとか。
> 金って、綺麗だもんね。やっぱり、金がたくさんのほうが、みんな欲しいんだね。
財宝やアクセサリーにも宝石を覆う額として使いますわ(ジャラジャラ)
> どうして、神様……いなくなっちゃったんだろ。
私たち一族の太祖は・・・・・・
・・・殺されました・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・
大地母神を冥府に縛り付ける封印は思いのほか強く、解放するために必要な魔力が「ある閾値」を超えて・・・大地母神の復活は難しいですわ・・・。
私の最初の輪廻は、その地母神の末娘でしたの・・・。亡き母の意思を継いで、命を育みましたわ・・・
でも私の司る神性は「美」・・・亡き母のような豊穣の女神にはなれませんでした・・・。
恒久的な美を求めて美の女神を信奉してくださるご婦人方はよしとして、殿方という生き物は臍曲がりで・・・永遠に美しい女より若い女を選びますの。
神の体だけで回せる加護に限界を感じた私は、豊穣周期が下降すると子孫の胎児に降霊して新たな処女として生まれ直すようになりましたの。以上が輪廻の始まりですわ。
私は・・・再び神になりますわ。そして命溢れる大地を取り戻しますわ。
あのトネリコの精には、どうか生きていてほしい・・・。
森を、守りたいですわね。
>>277 クリストフさん
> 底冷えする夜に
> 末端からつめたく凍っていく感覚は
> まるで死神の抱擁みたい
冬や乾季は死神がもたらす、あるいは死神が女神を一定時間封印するからもたらされる、というパターンも見られますわね。
たかだか3ヶ月しか封印のできない死神なんて大した力じゃございませんけど。
>>276 ヘイラムさん
その人形には、森の神の加護が宿ってますわ・・・。
シェンリーさんが守った、あの森ですのよ。
冬の海って、好き……空気が澄み渡ってて、穏やかな気持ちになるから……。
>>276 ヘイラム
>暖炉の火を番をさせて悪かったね。
うぅん、火があったかく燃えてるのは……見ていて好きだから、平気、ですよ?
ドラゴンのブレスや、魔法使いさんの使う火は……怖いけれど……小さく燃え続けて、暖かさをくれる暖炉は、大好き。
眠く……なっちゃいそうでしたけどね。
>…ところでシェンリーは東にいた時にもお菓子をもらったりしていたのかい?
美味しかった?良かった……ヘイラムは、お菓子食べてるとこ、あまり見ないから……
気に入ってくれるか、心配だったんだよ。
えっと、うーん……今みたいに、たくさんは……食べなかったけれど……もらったことは、ありました。
全然、違う感じのお菓子だけれど……甘くて、美味しかったです……。
>>277 クリストフ
>……竜の成長って、人と比べてどれくらいのスピードで進むんだろう。
わかんない……だって、私と同じヒトたちは……周りには、少なかったから……。
だけれど、山のヒト達とかは……すごく、すごく長く生きてるのに、お爺さんじゃないヒトもいたり……。
でもね、私は……ずっと、長生きしなくてもいい、かなぁ……。
だって、お別れ、しなくちゃいけなくなっちゃうもん……。
>10年経ったら、俺様と同じ位には背伸びるのかな。
へへ、実は……もう、クリストフより、ずっと大きいの。
……本当だよ?信じてない……?
>みんな、綺麗で希少なものをありがたがるからね。
そうなんだ……綺麗でも、ありふれたものは、みんなありがたがらないんだね。
他のヒトが持ってなくて、自分がもってることが……いいこと、なのかなぁ。
小石一つでも……その小石は、世界に一つしかないのにね。不思議……だね。
>>278 アメンシェプス
>贅沢な悩みですわね・・・
人間さんの凄いところは、住んでる場所の、環境を、変えちゃうところ……ですから。
変えにくかったら……面倒、だから……すまないのかな。
うーん、人間さんの、おうちとか……立てにくそうだもんね……。
>ドラゴンの角は爪と同じで折れたら新しく生えてくるみたいですわ。
そうなんだ……折れたら、また生える……けど、折れると、とても痛そうだから……いや、です。
知らないうちに、あたらしくなっていってる?うーん……自分じゃ、分からないけれど……。
そうだったら、生まれ変わってるって、こと……ですよね?つの……。
>私は・・・再び神になりますわ。そして命溢れる大地を取り戻しますわ。
ひどい……みんな、助けて……尊敬、されてたのに……どうして、殺されなきゃいけなかったんだろう……。
えっと、つまり……若くないと、男の人はついてくれないから……
生まれ変わるように、なったんだ……すごい、ですね……。
アメン、頑張って……ください、ね。
この町の人たち……スルさんのこと、思い出したし……カンシャ、わすれてないですから……。
彼女も、寂しくなくなったって……思います。
きっと、これからも……静かに、暮らしてくれるって、思ってます……。
冬は死の季節、眠りの季節と呼ばれるが…我らには生そのものだった。
>>277クリストフ
>人が燃えるのは、戦争や略奪で村ごと焼き討ちにあうときくらいかな。
恐ろしい言葉ばかり出てくるな…
戦いとなると嫌でも一度は見るものだとは言え…何度も見たいようなものではないね。
実は今しがたの手紙の内容も似たような話でね…正直気が重いよ。
>あれ、そういえばなぜか頭の上も暖かいぞ。
ふむ…ズバリ言うとそれは風邪ではないな。
まあそれほど心配するようなことでもあるまいよ。
フフフ…この幸せ者め
>ヘイラムさん、なんか作るの?
この豆から黒くて苦い飲み物が作れるんだ。
こうやって砕いてからお湯に入れて暫くすると出来上がり。
東方から伝来したカフカだかカッファだか言う木の実が原料だけど
こちらではあまり流通していないらしくてね…できたら飲むかい?
>>278アメンシェプス
>その人形には、森の神の加護が宿ってますわ・・・。
森の神の…私にも加護があればよいが。
それにしても砂漠の民とは…失礼ながら君の一族は数百年前に死に絶えたものと思っていた。
正直驚いているよ。
>>279シェンリー
>暖かさをくれる暖炉は、大好き。
そうかそうか。
そういえば魔法使いや竜の火は力と破壊を表している言われている。
でも暖炉の火はその性質は少なくてむしろ命をつなぐ優しい火と言われることがあるそうだよ。
>お菓子食べてるとこ、あまり見ないから……
そういえば最近はあまり食べていないね。これでも昔は食べていたんだよ?
昔帝国の都に派遣された時には休暇日にはよく菓子屋に行ったものだった。
>違う感じのお菓子だけれど
ふむ…一体どんな感じなんだろうか…いつかは食べてみたいものだ。
もう年の瀬かぁ、早いなぁ。
あっという間だったけど、この一年で俺様はどれだけ成長できたかな。
……背はあんまり伸びてない気がする。
>>278 アメンシェプス3世
冬の全部が嫌ってわけじゃないんだけどね。
窓辺から雪がしんしんと降り積もるのを眺めたり、暖炉の炎の揺らめきをじっと見るのは好き。
寒い中帰って来て、温かいスープを飲むのも好き。色んな服を着られるし、ぬくい朝の布団の中もいいよね。
そうそう、貯蔵庫から干し肉をおろすのもこの季節なんだよな。これも好き。あむあむ。
……そう考えると結構好きな季節かもな、冬って。
旅人としては、行き倒れるとだいたい凍死するのがシビアだけどさ。クシシ。
>>279 シェンリー
> でもね、私は……ずっと、長生きしなくてもいい、かなぁ……。
出会いと別れは、竜でも人でも不可避だけど、シェンリーが人間とずっと付き合っていくなら、深刻な問題だよね。
そうだなぁ……もし同族の友人がいたら、そういうのも分かち合えるかもしれないな。
でも旅の竜人なんて、俺様だって聞いたことがないくらい希少だし……
まぁ、そういう友達が見つかるまでは、俺様たちが話し相手になるから安心してよね。クシシ。
> へへ、実は……もう、クリストフより、ずっと大きいの。
あっ、その封印の腕輪を外せばグングン元の姿に戻っていくわけか……大きな竜の姿に。
一瞬外して、ちょっと成長したらまた嵌める、ってやればいい具合に大きくなるかな……?
何がいい具合なのかっていうのはさ、秘密なんだけどね。秘密。
> 小石一つでも……その小石は、世界に一つしかないのにね。
なるほど……確かにそういう視点もあるよね。
たださ、こういうのには人を引き付ける魔力が必要なんだよ。
小石だって、土の精霊ノームの欠片……俺様が学んだ四大魔法の解釈だとそうなってるから、ある種の魔力は備わってそうだけど……。
人を惑わすような、そういう力が必要なんだよね。多分。
>>281 ヘイラム
> 冬は死の季節、眠りの季節と呼ばれるが…我らには生そのものだった。
ヘイラムさんは冬が好きなの?
俺様も嫌いじゃないよ。外を歩くのはしんどいけどね。
なにかいいことがあったのかな。この季節に。
> 実は今しがたの手紙の内容も似たような話でね…正直気が重いよ。
もしかして知り合いのいる町や村がやられたの?
だとしたら、お気の毒だったね……。
最近はどこの政情も安定してると思ってたけど、盗賊団の仕業かな。それとも職にあぶれた傭兵連中か……。
いずれにしろ、冬の寒さ以上にたちが悪いや。ぶるっ。
> この豆から黒くて苦い飲み物が作れるんだ。
珍しいものなら是非!
色んな場所の色んなものを知ることができるのが、俺様たち旅人の素敵なところだからね。
だから味あわずにいられないんだ……それが例え、黒くて苦いものだったとしてもね……!
でもそんな貴重品、よく手に入ったね。貿易商に友達がいるの?
メリ〜クリスマぁ〜ス!
(南半球丸出しの露出度の高いサンタ娘コスで出現)
今年いい子にした子供たちは私が「ギュッ」と挟んでさしあげましてよ…♪
>>281 ヘイラムさん
> それにしても砂漠の民とは…失礼ながら君の一族は数百年前に死に絶えたものと思っていた。
あの時は、輪廻のサイクルが…
故郷を救いたいのはお互い様ですわ…。
>>283 クリストフさん
> 冬の全部が嫌ってわけじゃないんだけどね。
あら、脳筋かとばかり思っていたらそんな風流心も持っていらっしゃりますのね…フフ…
ハンターにさえそだれけ心に余裕があるなら、この国は大丈夫ですわ…。
>>279>>280 シェンリーさん
> 冬の海って、好き……空気が澄み渡ってて、穏やかな気持ちになるから……。
知り合いの雪女も同じことを仰ってましたわ…。
雪女も神代からの系譜を遡ると水龍と同じ水の眷属…彼女とは気が合うかもしれませんわ…。
> ドラゴンのブレスや、魔法使いさんの使う火は……怖いけれど……小さく燃え続けて、暖かさをくれる暖炉は、大好き。
争いを好まないシェンリーさんらしいですわね…私も神殿の聖火台を眺めると落ち着きますわ…。
> 全然、違う感じのお菓子だけれど……甘くて、美味しかったです……。
今度、神殿都市の名菓を持って参りますわ…。散亥峰のお菓子、どんな味だったか教えてくださらない?
> 人間さんの凄いところは、住んでる場所の、環境を、変えちゃうところ……ですから。
つくづく感心しますわ…。
生きるために本来生息の難しい環境にまで生息するなんて…。
これが生物の進化の本質なのかもしれませんわね。
> 知らないうちに、あたらしくなっていってる?うーん……自分じゃ、分からないけれど……。
実のところ、神話の生き証人たるドラゴン族は種類の多さに比して全体の個体数は少ないから詳しいことは解明されていませんの。それに、神に近い種族ゆえ遥か神代から永きを生きている個体もいらしゃいますから…。
ごめんなさい、お力になれなくて…
> 生まれ変わるように、なったんだ……すごい、ですね……。
………っ(シェンリーに抱きつく)
少しだけ……
……少しだけ……、このままで…いいかしら…?
うわキツ
あけましておめでとう! 皆、今年もよろしくね。
補給アイテムは歓迎だけど、旅路にモンスターを登場させるのは少し手加減してね!
さて、俺様の年始は……どうしようかな。
そんなに信心深いわけじゃないけど、礼拝の行列に紛れようかな。
おみやげに小さなホーリーシンボルを買うんだ。クシシ。
>>284 アメンシェプス3世
もう少し……もう少しめくれれば……!
あっ
> ハンターにさえそだれけ心に余裕があるなら、この国は大丈夫ですわ…。
クシシ、さすがアメンはわかってるね! でも俺様は旅人さ。
このアルデバランの大地には、陸続きにいろんな国があって、それぞれ違った価値観を持っているんだよ。
伝統と格式を重んじるけど、それに縛られて偏狭なアヴィオール人に会ったかい?
真面目で堅物な職人気質、だから頑固で気難しいフォマルハウト人には?
思慮深く敬虔で、でもどこか高慢ちきな神聖帝国の人は気に入るかな?
決して一枚岩ではないけど、機会があったら諸国漫遊ってのも、文化の違いが感じられて楽しいよ。
俺様の出身は……いろいろあってあんまり覚えていないんだ。
多分、アヴィオール王国近くの寒村の生まれ。それがよくここまで生き残れたなって、たまに思うよ。
雪に埋まってしまった
誰か助
じゃーん! 正月にすごいマジックアイテムを買ってきたよ!
売ってたシスターの説明によると、これはデーモン属の邪気を払うように特別に祝福された矢なんだってさ。
うーん……しかし改めて見ると、この矢、先が尖ってないから射っても刺さらないんじゃないかなぁ……。
>>287 僅かに声が聞こえる……これは落雪事故だな!
でも雪は音を吸ってしまうから、埋まってる場所を特定しずらいんだよね。
ここかな?(ザクザク)
ここかな?(ザクザク)
ここかな?(ゴスッ)
おお居た! アンタ、大丈夫かい?
寒くないかい? 近くの宿で温かいスープでも飲むかい? それとも俺様の人肌でぬくぬくするかい?
先ずは新年のあいさつを…今年もよろしく致す。
私はもちろん新年の祈祷には行った。教会の宗派は違ったが…まあよかろうて。
>>283クリストフ
>なにかいいことがあったのかな。
冬は好きだね。
私の故郷は北部以外はそれ程雪が積もらないから積もった日にはもう大変な騒ぎだった。
それに私がここにいるのは雪のおかげなんだよ。冬将軍が命の恩人という訳だ。
>政情も安定してると思ってたけど
また貴族の反乱があったらしくてね…国王は反乱を鎮圧したその足で今度は蟲の群れと衝突したらしい。
どちらでも鎮圧までに大勢の民が犠牲になったそうだ。
手紙の内容は討ち漏らした蟲が西に逃げたから注意しろというものだったよ。
政情が安定したといってもどの不安要素は抱えているし職にあぶれた傭兵は盗賊と大差ない。
魔物も各地で以前より狂暴化している。今の情勢のままであればよいが…
>珍しいものなら是非!
よしわかった。もうちょっと待っているんだ。ちょっと時間がかかるんだ。
珍しいものだけど故郷ではこちらより流通していて、これを扱う店もあってね
手紙は主教(神父)なんだが…わざわざ買いに行ってくれたようだ。…ご丁寧なことに請求書まである…
>>284 アメンシェプス
>故郷を救いたいのはお互い様ですわ…。
そうだな。…だがその道のりは容易ではない。3大国の干渉は防いでいるが…なかなか厳しい。
見事に復興を成し遂げつつある君の国を見習いたいものだよ。
>>287 (
>>288後)そこにいたか!今雪から出してやるぞ。
む……よっ!(渾身の力を込めて雪から引きずり出す)
…どこか悪い場所はないな? ひとまず宿で体を温めていくと良い。
こういう晴れた日にはよく気を付けて歩くのだぞ? そうでなければ…(ドサッ)…こうやって…雪が頭に落ちてくることがある。
みなさん……あけまして、おめでとうございます……。
新しい年も、楽しい年に、なる気がします……。
>>281 ヘイラム
>でも暖炉の火はその性質は少なくてむしろ命をつなぐ優しい火と言われることがあるそうだよ。
ヘイラムって……暖炉の火、似合うよね?
暖かい感じ、するもん……クリストフは、パチパチしてる花火で、アメンは……ランプのあかり、かな?
……へへ、わかりにくいね?うまくいえないや。
>ふむ…一体どんな感じなんだろうか…いつかは食べてみたいものだ。
食べたいなら……連れて行ってあげても、いいです?
んーっと……まっすぐ、おもいっきり飛んだら、半日くらいで、着くかも……。
……しっかり掴まってれば、つれていける、かも。
>>283 クリストフ
あ、クリストフ、今年も、よろしくね?
>まぁ、そういう友達が見つかるまでは、俺様たちが話し相手になるから安心してよね。クシシ。
うん、ありがと……クリストフがおじいさんになったら、お世話、してあげるね?
旅の……竜人……かぁ……竜人じたい、あまり、見たことないね……他の、亜人さんなら、よく見かけるけれど……。
ねぇ?私って、竜人?こっちの言葉だったら……。はじめて、しったかも。
>あっ、その封印の腕輪を外せばグングン元の姿に戻っていくわけか……大きな竜の姿に。
違うよ?えっと、好きなときに、元にもどったり、戻らなかったりできるの。
わたし……今の姿のほうが、すき、だから……戻らなくっていいけれどね。
だって、おしゃれ、できないし……。ひみつ、なんだ……また秘密かぁ……むー。
>人を惑わすような、そういう力が必要なんだよね。多分。
珍しいもので、綺麗なもの……そういうのに、引き付けられるんだね。
んー、わたしは、いらないや。宝石、みたいなもの……ぐぐってやったら、できるし……。
>>284 アメンシェプス
仮装……おまつり?
>今度、神殿都市の名菓を持って参りますわ…。散亥峰のお菓子、どんな味だったか教えてくださらない?
ほんとに?嬉しいな……もってきてくれるの、楽しみにしてます。
さん、がい、ほう……?あ、わたしの、もといたところ……そういうんだ……。
山って普通に呼んでたから……分かりませんでした……えっとね、味はね?ほんのりあまいの。
>ごめんなさい、お力になれなくて…
大丈夫……あまり、気にならないから……。
んー、色々な人や、動物がいるけれど……みんな、星の一部だもん……。
たぶん、そんなに変わらないと思います。
>……少しだけ……、このままで…いいかしら…?
(抱き付かれると少し驚き目を見開いたが優しく微笑んで背中をポンポンとたたく)
うん、だいじょうぶです……んーっと……なんていったらいいか、わからない……ごめんね?
>>287 おー、埋まってた……だいじょうぶ、ですか?えっと……いがいと、平気そうですね……。
あなたは、がんじょう、なんですね。
あけましておめでとうございます
年末年始もお元気でしたかしら?
この空間を呪いの障壁に封印されて私は大変でしたわ…。
>>286>>288 クリストフさん
> 俺様の出身は……いろいろあってあんまり覚えていないんだ。
もし将来、第二の人生を歩めるとしたら…何になりたい?
以前拝見した元素分析魔法…あの力、使い方次第では大きな可能性を秘めていますの。
> うーん……しかし改めて見ると、この矢、先が尖ってないから射っても刺さらないんじゃないかなぁ……。
その矢、実は人間が呪われるケースを想定してますのよ。矢が尖っては宿主の人間まで殺めてしまいますわ。邪悪な魔力だけを浄化するために人間には牙を剥かない構造でしてよ。
件のシスターは可愛かったかしら?
>>289 ヘイラムさん
> そうだな。…だがその道のりは容易ではない。3大国の干渉は防いでいるが…なかなか厳しい。
メルキトとアルデバランの中間に位置し、四方をアルデバランと騎馬民族と魔族に囲まれた不安定な立地条件…緯度の高いゆえに寒冷な気候…
寒冷な気候?もしや(水晶玉を覗く)
素朴な疑問なのですが…純血のフルド人の民は人口の何割いらっしゃいますかしら?
>>290 シェンリーさん
あけましておめでとうございまぁす!今年もよろしくお願いしますね、シェンリーさん(ギュッ
あら、ごめんなさい、私ったら久々にお会いできてつい嬉しくて…
> んーっと……まっすぐ、おもいっきり飛んだら、半日くらいで、着くかも……。
…ハーフエルフって風邪ひくのかしら
> 旅の……竜人……かぁ……竜人じたい、あまり、見たことないね……他の、亜人さんなら、よく見かけるけれど……。
かつて旧東帝国領だったとある地方では、竜人族は人間社会に解け込んで権謀術数の効く一族だったと聞き及びますわ…。
ある個体は美男子で、敵国の武将の母を口説いて武将を陥れましたの。誤算だったのは武将の恋人が高位の魔女で、死んだ武将を復活させたことで逆に竜人を闇討ちにしたのが顛末でしてよ…。
別の個体も美女の姿で男をハニートラップに陥れるとか…神代の昔から考えることは皆同じですわね。
…蝶人をご覧になったことは?
> だって、おしゃれ、できないし……。ひみつ、なんだ……また秘密かぁ……むー。
ク・リ・ス・ト・フ・さ・ん! シェンリーさんに何を教えてますの何を! (ボソッ)マア…ドウカンデスケド
シェンリーさんは可愛いから似合うドレスが沢山ございましてよ〜
な〜にを着せましょうかしら〜ルンルン♪
> んー、わたしは、いらないや。宝石、みたいなもの……ぐぐってやったら、できるし……。
高い魔力で動力源に魔石なら猶更ですわ…それこそ賢者の石のように…
て、握力だけでそこまで!?
なんてうらやま…もとい恐るべし竜神
> んー、色々な人や、動物がいるけれど……みんな、星の一部だもん……。
さすがシェンリーさん!
シェンリーさんを産んだこの星に転生できて幸せですわぁ〜
> (抱き付かれると少し驚き目を見開いたが優しく微笑んで背中をポンポンとたたく)
(しばらく抱きついた後…)
ありがとうございます…落ち着きましたわ…
嬉しい…シェンリーさんに背中を撫でてもらえるなんて夢みたい…
> ほんとに?嬉しいな……もってきてくれるの、楽しみにしてます。
そう思って、材料を人数分調達して参りましたわ♪
酒場の厨房をお借りして作って差し上げますね
バスブーサっていう、セモリナ粉とヨーグルトとアーモンドを使うお菓子ですの♪
雨音は好き。小さな滴が何かをたたく音って、結構安らげるんだよね。
もっとも、そのなかを外出しようとは思わないんだけどさ。クシシ。
>>289 ヘイラム
> それに私がここにいるのは雪のおかげなんだよ。冬将軍が命の恩人という訳だ。
珍しく降った雪を上手く活用した……?
水筒の中に雪を詰めておくとそのうち水になるって活用くらいしか思い浮かばないよ! そのまま食べると口のまわりが凍傷をおこすんだ。
> 手紙の内容は討ち漏らした蟲が西に逃げたから注意しろというものだったよ。
そういえば、少し前にこっちの行商襲った蟲がいたよね。ギルドの仕事の流れでシェンリーが担当したやつ。
だとしたら、随分長い距離を旅してきたもんだね……。
> 手紙は主教(神父)なんだが…わざわざ買いに行ってくれたようだ。…ご丁寧なことに請求書まである…
食えない神父さんだなぁ! でもほら、そういう人柄の方がお互い気を使わなくて楽なんじゃない?
それにさ、もっと顔見せろってことかもしれないよ。旅暮らしが長いと、友人と会う機会も少なくなるからね。
>>290 シェンリー
> うん、ありがと……クリストフがおじいさんになったら、お世話、してあげるね?
俺様が爺様になるまで生きられたら、頼むよ!
でもさ、そのときはシェンリーも若干老けてよね。よぼよぼの俺様に気を使ってよね!
> ねぇ?私って、竜人?
うーん、竜だし人だし、竜人かなって。 いや……東方にいる竜人は、竜頭に固い鱗を持った亜人って聞くけど、確かにシェンリーは竜人っぽくはないな……。
つまり……竜人ってより人竜かな? え、そういう問題じゃない?
> わたし……今の姿のほうが、すき、だから……戻らなくっていいけれどね。
竜の姿も一回くらいは見てみたい気もするけど……いやいや! そんなことしたら大騒ぎになるか。
鱗もいいけど、俺様肌色も大好きだかんね。クシシ。
> んー、わたしは、いらないや。宝石、みたいなもの……ぐぐってやったら、できるし……。
しっ……! 今の話、あまり人の多いところでは言っちゃダメだよ。さもないと、悪逆非道の輩に狙われることになるぜ。
(そして……もし俺様が食うに困ったら、シェンリーに土下座することになりそうだぜ!)
>>291 アメンシェプス3世
> もし将来、第二の人生を歩めるとしたら…何になりたい?
それって、俺様がハンターを引退した後の話ってことかな。
うーん、魔法の知識を生かして私塾の先生になるか、ハンターの経験を生かしてギルドの世話になろうかなぁ。
……ま、借金返すまでは暫くこの生活が続きそうだよ。クシシ。
> 件のシスターは可愛かったかしら?
そうそう、長い黒髪と凛とした雰囲気があってね、すごく可愛かっt……とかいうとアメンが押し掛けそうだなぁ。
そういやあの紅白の修道服、東方の着物なのかな。こっちじゃあんまり見ない形だったよ。
> 邪悪な魔力だけを浄化するために人間には牙を剥かない構造でしてよ。
なるほど。さすがは砂漠の魔女、物知りだね。魔を祓う矢だとは言っていたけど、そういうことだったのか……。
――スッ。(矢をアメンシェプス3世に向ける)
どう……? 何か感じない……? 祓われてるんじゃない……? 邪な下心とか……!
モルフォチョウの羽には構造色と呼ばれる綺麗な光沢がございますの。色素はなくとも鱗の櫛形で青のスペクトルを角反射するそうですわ。
このように鱗の反射角で光のスペクトルが異なる構造色に輝く蝶は他にもたくさんいましてよ。
アグリアス、トリバネアゲハ、コウトウキシタアゲハ、ルリモンアゲハ、ラジャブルック、オオルリアゲハ、ミイロマイタイなど様々ですわ…。
>>292 クリストフさん
> そういえば、少し前にこっちの行商襲った蟲がいたよね。ギルドの仕事の流れでシェンリーが担当したやつ。
蟲は一匹見つけたら何とやら…と申しますわ…。最初に飛び散った時点で何十万匹といらしたのかしら…。
…美しくありませんわ。
> でもさ、そのときはシェンリーも若干老けてよね。よぼよぼの俺様に気を使ってよね!
竜族の寿命を何だと思ってますの!シェンリーさんの美が損なわれるなんて有り得ませんわ!
> つまり……竜人ってより人竜かな? え、そういう問題じゃない?
古より神として奉られし竜族の御子ですもの、幼くして人に変身する術を会得してお手の物ですわ。
ご本人も仰ってましたけど、本来の姿より人サイズの小さな姿のほうがエネルギーも軽くってよ。
現世に溶け込むため人の姿を借りるもの…そう、ヒトならざる誰もが…
> 竜の姿も一回くらいは見てみたい気もするけど……いやいや! そんなことしたら大騒ぎになるか。
トネリコの森から感じたあの神気…酒場にも届いたでしょう…?
シェンリーさんの肌色……ってクリストフさん!何を想像なさいますの!
> しっ……! 今の話、あまり人の多いところでは言っちゃダメだよ。さもないと、悪逆非道の輩に狙われることになるぜ。
万が一そんなことになったら…シェンリーさんを泣かせた奴等全員…!
……そうならないことを祈りますわ。
今回はサーバエラー中につきレスを分割してお送りいたしますわ。お許しになって…。
> そういやあの紅白の修道服、東方の着物なのかな。こっちじゃあんまり見ない形だったよ。
トップス白、ボトムス赤のコーデは細身小顔に見せる方法として結構使われましてよ…。東方のそれは神殿都市ほど露出度やシースルー性はないと聞き及びましたけど…。
ヒノモトの巫女のはじまりは神話の時代に天界で起きた事件に端を発しますの。
…かの国の主神が太陽の女神だって御存知?太陽の女神は紅白の巫女のように長い黒髪と凛とした美貌、そして豊満な御胸の持ち主と聞き及びます。
神代の昔、高貴な女神は…粗暴な弟に、娘同然の眷属神を殺されてしまいますの。弟は厳罰に処した上で天界を追放されます。
一方、太陽の女神はショックで引きこもってしまわれました。
ヒノモトは四方を海に囲まれた水の島々…女神の魔力でバランスを保っていた諸島はたちまち生態系が崩壊し、死の島と化してしまいますわ。
神々は知恵をしぼって女神を立ち直らせる方法を考えましたの。そして、ひとつの賭けに出ましたわ。
神々は屋外で宴席を催しました。外で神々が騒ぎ立ててうるさいので太陽の女神が覗き込むと、ひとりの踊りの女神が全裸で踊ったとされます。
こんな時に何をしているのかと太陽の女神が問うと、神々の一人が「踊りの女神があなた様より美しく胸の大きな娘を連れて参りましたぞ」と答えました。
誰のことかと外に出て身を乗り出すと、神々は鏡を差し出しました。小さな諸島に光をもたらせる美しい女神、それは太陽の女神ご自身しかいなかったのです。
こうして太陽の女神は復帰し、諸島に光が戻りました。
以来、ヒノモトでは巫女が女神に奉納舞を奉げる習慣がおこったそうですわ。
> ――スッ。(矢をアメンシェプス3世に向ける)
(矢の力でアメンの服が破けて弾け飛ぶ)
キャーッ//// クリストフさんのエッチ////
ふむ…中々安定せぬようだ
>>290シェンリー
>ヘイラムって……暖炉の火、似合うよね?
昔は鍛冶場の炉で一度は燃え尽きたような存在だ。これからはそうでありたいよ。
>クリストフは、パチパチしてる花火で、アメンは……ランプのあかり、かな?
良い例えだね。何を言わんとしているのかは分かるよ。
では君は例えたら何になるだろうか……蝋燭は違うか…
…ヒノモトの「行灯」だろうか?…尤も、絵から得た印象でしかないが…
>んーっと……まっすぐ、おもいっきり飛んだら、半日くらいで、着くかも……。
あー…遠慮しておくよ。私には空を飛ぶのは少々刺激が強すぎる。
いつかの楽しみにとっておくよ・・・もしかしたら都に店ができるかもしれないし
東方に出向く機会があるかもしれない。兎に角飛ぶのはやめておくよ。
>>291アメンシェプス
>素朴な疑問なのですが…
実はフルド人は民族じゃなくて国民を指す言葉でね、純血という考えはないんだ。
ただ敢えて言うならば…王国の中心部ではラディウスの民と土着のポタミ人の混血が6割ぐらいで純血はそれぞれ二割未満かな。
両親ともにラディウスの民と海峡の民の系譜が主でその中に別の民族が入っている人間も多いはずだよ。
王族はラディウスの民の血筋をある程度重視しているようだが…君のところもそうなのかい?
>…ハーフエルフって風邪ひくのかしら
私だって風邪はひくさ。純粋なハーフエルフだったのは何世代も前の話で今は多少寿命が延びている程度だよ。
病は得るし風邪もひく。
>(矢の力でアメンの服が破けて弾け飛ぶ)
君の服を作ったのは邪な魔力でしかないということではないか。まあその恰好では寒かろうて(傍にあった毛布を渡す)
ふむ…だが確かに人に化けた悪魔を見つけるのには有効かもしれぬな。
>>292クリストフ
>珍しく降った雪を上手く活用した……?
あれは冬の初め、我が方は劣勢で険しいが最短ルートの山道を使って北の専制公領に逃げるのが精一杯だった。
天候が怪しかったが敵も同じ道を使った。すると例年より早い大雪で冬季戦の備えがなかった敵軍は大打撃を受けてしまった。
あの時は諸侯が反乱の気色をみせていたから敵も焦っていたんだろうが…打つ手がなくなっていた我々は命拾いしんだ。
他にも見張り以外が暖を求めて一か所に固まってたから夜襲を仕掛けやすかったのも冬将軍の功績の一つと言えるね。
>少し前にこっちの行商襲った蟲がいたよね。
多分それと同じ集団だろう。この土地の住民からすると厄介者でしかないが…
北の大地から逃れ来たり、東で打ち破られ、西で果てる…こう言うと気の毒ではあるね。
一時的な希望を取り戻す機会すらなく倒れるというのは悲しいことだよ。
>食えない神父さんだなぁ!
しかも私が寄付した金から差し引いていないあたりしっかりしている。これは差し引いてくれと書いたら怒られそうだ。
この老人には下町に住んでいた頃から世話になっていてね、もしかしたら心配しているのかもしれないな。
…さて…そろそろいいかな。(容器から飲み物をカップに移す)コーヒーだ。はいどうぞ。
近頃の世の乱れ…闇の勢力が息を吹き返したか…
近頃はなんだか風が強いや。
そのへんにタンブルウィードが転がってたら、吹っ飛んできて顔に直撃するくらいの勢いだよ。
>>293 アメンシェプス3世
> 竜族の寿命を何だと思ってますの!シェンリーさんの美が損なわれるなんて有り得ませんわ!
いやぁ、そのあたりも変幻自在なんじゃないかって思ってさ。クシシ。
それにほら、俺様、精神が黄金だったらそれでいいと思ってるからね! 心映えだよ心映え!
> 以来、ヒノモトでは巫女が女神に奉納舞を奉げる習慣がおこったそうですわ。
へぇ〜! こっちじゃ踊りって言うと、お祭りのときに皆で騒ぐイメージだなぁ。
貴族連中は夜な夜な舞踏会を開いてるって言うけど、俺様たちには縁遠い話だし……。
> (矢の力でアメンの服が破けて弾け飛ぶ)
は……
祓われるのはそっちじゃねぇーッ!
>>295 ヘイラム
> すると例年より早い大雪で冬季戦の備えがなかった敵軍は大打撃を受けてしまった。
冬の戦いか……想像するだに大変そうだよ。防寒具や燃料がないと従軍する兵士もすぐに疲れちゃうし、病気も流行りそう。
それに大雪で道が荒れると輜重にも影響があるからね。どんな精兵でもパンが無ければ戦えないもんな。
> …さて…そろそろいいかな。(容器から飲み物をカップに移す)コーヒーだ。はいどうぞ。
おお、これはいい香りだね。では、いただきます。ズズズ。
これは芳醇なアレが舌で踊って云々……イヤヤッパリニガイヨ……。
んー、でも眠気がすっかり飛んだ気がするな。よし、ちょっとギルドに顔出してこようかな!
>>296 確かに、色濃い闇の気配を感じる。
くんくん、くんくん……このあたりから濃厚に……。
ハッ、もしかしてアンタ、まさか……!
い、いや、俺様じゃないよ、マジで!
やっと、落ち着いたかな……よかったぁ。
>>291 アメンシェプス3世
はい、これからも、よろしくお願いしますね。
むぁっ……アメンって、よく……抱きつきますね?さむがり?
(ぽーっと不思議そうにアメンを見つめた)
寒そうな、服装です……コートとか、着たら……あったかいよ?
>…蝶人をご覧になったことは?
蝶人?蝶の……人?蝶みたいな羽が生えた……妖精さんなら、みたことあるけれど……。
えっと、人間さんと、同じくらいに大きな人、なのかなぁ……。
>な〜にを着せましょうかしら〜ルンルン♪
あまり……うごきにくいのは、着たくないかなぁ……。
いまのふくが、一番気に入ってます。
>そう思って、材料を人数分調達して参りましたわ♪
おー、さすがです(ぱちぱち)
>>292 クリストフ
>俺様が爺様になるまで生きられたら、頼むよ!
ん。んぅー……生きられると、おもう。だって、私がいるもん……。
もっと、頼っても、いいんだよ?えっと、老けるの……頑張ります……。
>つまり……竜人ってより人竜かな? え、そういう問題じゃない?
おー、そうだ……人魚も、上半身がひとで、下半身が、魚だから……わたしも、人竜、かな。
なんか、違うような……ま、どうでもいいや。
>鱗もいいけど、俺様肌色も大好きだかんね。クシシ。
クリストフ……人間だから、とうぜん、だよね……うろこずきなら、ちょっと変わってる人になるや。
>しっ……! 今の話、あまり人の多いところでは言っちゃダメだよ。さもないと、悪逆非道の輩に狙われることになるぜ。
ああ……そうでした、危なかった……また、逃げないと、ダメになるところだった。
ハンターさんは……罠とか、使って……大きい相手も、倒しちゃう……。
……ん?私も、ハンターの仕事、したんだ……いま、かんがえたら、変な感じ……。
>>295 ヘイラム
>昔は鍛冶場の炉で一度は燃え尽きたような存在だ。これからはそうでありたいよ。
燃え尽きたんだね……真っ白な、灰になった……。
だけど、蘇りました……まさに、不死鳥……?
>…ヒノモトの「行灯」だろうか?…尤も、絵から得た印象でしかないが…
あん、どん……ひるあんどん……あはは、なんだか、のんびーりしてるかんじで、好き、です。
言葉の響きが、好き……。
>東方に出向く機会があるかもしれない。兎に角飛ぶのはやめておくよ。
ヘイラムも、クリストフも……いつも、飛ぶの、お誘いしても……お断り、しますね。
翼がないから、飛ぶのは、いやだって、ことなんでしょうか……。
んんー……だけど、ほんとはすごく気持ちよくて、楽しいから……教えたいんだけどなぁ……。
残念、です……。
私の住んでいたところ、東方って、呼んでるのかな?
えっとね、東方に行っても……あまり、うろうろしないほうが、いいかも。
街はムラ以外や……街道以外はね、危ないの。
特に……ヤマは……人間さんが黙って入ったら、とっても、怒られる……。
>>296 闇が強くなったら、どうして……争いが増えるんだろ……。
真っ暗で、静かなところにいたら……私は、落ち着いた気持ちになって、眠くなってくるのになぁ。
闇の勢力って……夜が、好きなヒト達のことなのでしょうか?
夜も、騒がしくなって、それで……縄張り争いとか、増える、とか……。
永遠に美しいものはないと学びました…。大切なのはその美をどうやって後世に遺すかだとも学びました…。
私達は、世代を超えてもっと美しくなれますわ…。
>>297 クリストフさん
> いやぁ、そのあたりも変幻自在なんじゃないかって思ってさ。クシシ。
変幻自在なシェンリーさんだからこそ!わざと身をやつすメリットがございませんわ!
> 貴族連中は夜な夜な舞踏会を開いてるって言うけど、俺様たちには縁遠い話だし……。
神殿都市も似たようなものですわ。神殿はいつでも外大陸の賓客をもてなしましてよ…。
私?この大陸では外大陸からの賓客は珍しいそうで…服飾や顔立ちで珍しがられ歓迎はしてくださいますけど、まだ宮廷進出の足掛かりを掴んで途上ってところかしら…
> 祓われるのはそっちじゃねぇーッ!
ウフフ…祓われるべきはあなたの邪念でしたわね…(大きすぎる胸は細い腕では隠しきれない)
> 冬の戦いか……想像するだに大変そうだよ。防寒具や燃料がないと従軍する兵士もすぐに疲れちゃうし、病気も流行りそう。
こちらの兵力に雪女やその混血がいらしたら、あるいは…
>>296 あの呪詛には散々喰わされましたわ…。
美しい私をコケにした罪、万死に値しますわ…!
>>295 ヘイラムさん
> …ヒノモトの「行灯」だろうか?…尤も、絵から得た印象でしかないが…
シェンリーさんは天井を照らすシャンデリアに見えますわ…。
ランプのあかりって千夜一夜物語のジーニかしら?今の世代の何代か前にジーニとの混血記録もございましたわ…。
> 実はフルド人は民族じゃなくて国民を指す言葉でね、純血という考えはないんだ。
予測した通りですわ…。フルド王国は…いや旧東帝国も、単なる多民族国家にはとどまらない特殊な立地条件にあった…。
命ある者すべては進化の可能性を秘めてますの。混血、異種勾配、突然変異、そして性淘汰…これら全ての要素がまじりあって生命は新しい世代を産みますの。
古の美の女神の血統も大切ですけど、より美しい子孫を産むためにはより優秀な遺伝子を積極的に取り込むのも砂漠の魔女一族でしてよ…。
そのためにも私達一族には女の子同士で遺伝子を勾配する秘術の開発が必要ですの。どちらか片方が男の遺伝子では隔世遺伝に期待せねばならず効率が悪い…。
生命の進化は時として美の女神さえも超えてきますの。今この世代に生まれた私も、かつての私より美しい自信がございますわ…。
話をフルドに戻しましょう…
アルデバラン東は寒冷な気候…。雪国では人も汗腺が薄い方向に進化する傾向にあり、美女の出生率が高い…
加えて、レイセウス家が純粋なハーフエルフだったのは何世代も前、と仰いましたね…四方をアルデバランと騎馬民族と魔族に囲まれた不安定な立地条件…エルフを含む多民族国家ゆえの混血はもちろんのこと、永らく戦乱が絶えず性淘汰圧が伝統的に激しかった…。
不安定の戦乱の渦を生き残った選ばれしアルデバラン人、北方民族、騎馬民族、はては魔族の男たちが、より美しい女を選り好んで混血した。その歴史の繰り返しで美女の遺伝子が生き残った…。
フルドは性淘汰による混血を繰り返して進化したから美女が多くなくって?
ミトロス王陛下は自国の秘めたる可能性にお気付きかしら…?
…FRD48
> 君の服を作ったのは邪な魔力でしかないということではないか。まあその恰好では寒かろうて(傍にあった毛布を渡す)
ありがとうございますわ
あらまぁ、お気に入りの衣装が闇の呪詛だらけだったなんて存じ上げませんでしたわぁ〜(棒)衣装選びは慎重にしなきゃいけませんわぁ〜(大嘘)
>>298 シェンリーさん
> えっと、人間さんと、同じくらいに大きな人、なのかなぁ……。
天界には蝶の羽が輝く天使がいらっしゃいましてよ…天使族の中でも特に珍しい個体ですわ。ただ飛べるだけじゃない、美しく輝く羽…素敵ですわぁ〜
> おー、さすがです(ぱちぱち)
さっそくご馳走いたしますわ♪
(酒場のマスターに話を持ちかける)おじさま、今宵の限定メニューをお客様に差し上げてよろしくって?
久方ぶりに少し昔の記録を見直してみたが…今も昔も珍道中は変わらぬな。…それが面白い、実に良い。
まあそれはともかくとして…皆、コーヒーでもいかがかな?
>>296 大方功績が欲しいある国の王の強硬策あたりが原因だと思うがね…
ただそれでは全く説明がつかぬものがあるのも確か。疫病とアンデッドなど…人間の王の行いの範疇ではない。
>>297クリストフ
>冬の戦いか……想像するだに大変そうだよ。
そう、だから冬に大きな戦いが起きたりすることはあまりなくて冬の方が戦時も静かなんだ。
基本的にはどの国も冬季戦は避けて進軍を停止、補給経路の整った拠点を持つか撤退するかのどちらかを選ぶね。
冬が来て解雇された傭兵が越冬地で乱暴狼藉を働くなんて話も時々耳にするよ。
そういえば君はアヴィオール出身だったが…あの国は冬季戦に関しては得意なのではないのかい?
>でも眠気がすっかり飛んだ気がするな。
そうだろうそうだろう。夜番の時には良い眠気覚ましに、休憩時間には軽食をとりつつ飲んでいたんだ。
こっちでいう紅茶のようなものになる。今は菓子があるからなお良い。
>>298シェンリー
>まさに、不死鳥……?
不死鳥かあ。ちょっと大げさかな?
どうも完全に燃え尽きたわけじゃなくて灰の中にまだ火種が残っていたみたいだよ。
旅に出てその事に気が付いた。まだやるべきことがある、まだ終われないと。
>言葉の響きが、好き……。
気に入ってくれたようで良かった。
あの柔らかい光は昼は目立たないが…いやよそう。こんなことを言うのは野暮だ。
>いやだって、ことなんでしょうか……
聞くところによると紙と木で人間が飛ぶ為の道具を作っている人もいるそうけど…やっぱり足場がないのは不安だよ。
それに君に任せるのは申し訳なくてね。飛ぶなら自力でやってみたいよ。
ふむ……クリストフぐらいの頃、一緒に戦った大草原の遊牧民にもよそ者が一人でうろついていたら死ぬと言われたよ。
ただ彼らは怒られるとは言わなかったな…山には番人か何かがいる、ということかな?
>>301アメンシェプス
気候の認識は出身地の違いによる差異だとして…美女が多いかについてはあまり考えたことがないんだ。
>ミトロス王陛下は自国の秘めたる可能性にお気付きかしら…?
ただ陛下は君の言う可能性については良くご存じだ。我が国はその利点も弊害も嫌と言うほど経験している。
王の先祖、怜悧なるヨハネス公は大陸各国の情報と自身の姪を指揮官の一人に嫁に出したことで騎馬民族と同盟を結んだ。
それに君が言っていたが競合する他の亡命政権同士が色仕掛けを仕掛け合って勝手に共倒れしてくれたことも我らの利になった。
逆に戦争や内乱の理由になったことも山ほどある。そんな訳で王家はこの事に関してはかなり用心している。
その割には反乱の理由になっていたりするが…少なくとも婚姻相手の親族を婚姻成立後に贔屓したという話は無かったはずだよ。
>ランプのあかりって
特定の形を保つことはあってもあくまでそれは仮の姿、風に揺れ形を変えることはあっても消えずに確かに存在している
そういう意味では君の変幻の姿を現していると思ったが…本当の意味は本人のみぞ知る、だ。
これからが一番寒くなる時期だから油断しないようにしなきゃね。
マフラーぐるぐるだぜ。クシシ。
>>298 シェンリー
> もっと、頼っても、いいんだよ?えっと、老けるの……頑張ります……。
本当? でも一回頼っちゃうと癖になっちゃいそうだな。だとすると、控え目なのがいいよね。
じゃあね、俺様が風邪ひいたときはお姉さん風になって野菜スープを口に運んでくれさえすればそれで!
> うろこずきなら、ちょっと変わってる人になるや。
ううむ。じゃあ逆にシェンリーは鱗男子にグッとくる可能性も?
実はさ、金属片を鱗状に配置したスケイルアーマーって防具があるんだけど、一回俺様着てみようかなと思ってるんだよ。
あの鎧、わりと軽くてメンテも簡単なんだ。クシシ。
> ハンターさんは……罠とか、使って……大きい相手も、倒しちゃう……。
どちらかというとシェンリーを狙う輩は未成年略取を念頭に置いてきそうだけどな……。
シェンリーなら大抵なんとかなると思うけど、わざわざ目立って敵をつくることもないぜ。
>>300 アメンシェプス3世
> 変幻自在なシェンリーさんだからこそ!わざと身をやつすメリットがございませんわ!
逆に色んなバリエーションを楽しめると思えば、それはメリットじゃないか!
俺様たちは着飾ることで変化は出せるけど、肌の張りとか骨格までは誤魔化せないからね。
いや……永続する変装の魔法なんて開発されれば可能かもしれないけども……。
> 私?この大陸では外大陸からの賓客は珍しいそうで…服飾や顔立ちで珍しがられ歓迎はしてくださいますけど、まだ宮廷進出の足掛かりを掴んで途上ってところかしら…
異国の貴重品や知識は皆の求めるところだから、大きな資金力があるアメンは皆に引く手あまただろうね。
夜な夜な開かれるパーティーで、俺様もただ飯お腹いっぱい食べたいよ……!
あ、でも利権を巡った権謀術数に巻き込まれるのは勘弁だな。ま、その辺気楽なのが平民のいいところか。クシシ。
> ウフフ…祓われるべきはあなたの邪念でしたわね…(大きすぎる胸は細い腕では隠しきれない)
そ、そうかなぁ。人間、見慣れてくるとその分、ありがたみは薄れていくものだね。クシシ……。
> こちらの兵力に雪女やその混血がいらしたら、あるいは…
そういう軍団があったら冬季戦はかなり有利に戦えそうだね。天候を味方につけてさ。
もっとも、大規模戦になってくると兵士ひとりの力量というよりは部隊の数や練度が問われてくるから、専用の訓練は欠かせないだろうな。
>>302 ヘイラム
> 冬が来て解雇された傭兵が越冬地で乱暴狼藉を働くなんて話も時々耳にするよ。
仕事にあぶれた傭兵部隊って、練度が高くて手に負えないんだよね。
そうそう、傭兵といえばどこかの傭兵隊長が戦争で手柄をあげて小国の王様になったって話も聞くな。
いつだって暴力と金と名誉は密接に結びついてるんだなぁと思ったよ。クシシ。
> そういえば君はアヴィオール出身だったが…あの国は冬季戦に関しては得意なのではないのかい?
うーん、俺様に関して言えば、特別なことはあまり学ばなかったよ。
ただ、雪の多く降る地方の連中は雪の深い山間でソリやスキーを使って機動力をあげたり、奇襲する方法があるって言ってた。
王国も結構広いし、配備される土地によって戦術に特色が出るのかもしれないな。
> そうだろうそうだろう。夜番の時には良い眠気覚ましに、休憩時間には軽食をとりつつ飲んでいたんだ。
ああ、甘味と一緒に食べれば苦味も中和されるかも!シェンリーとアメンが持ってるお菓子もらってこようっと。
そういえば、紅茶みたいにミルク入れてもいいのかな。ま、その辺は実際やってみればいいか!(ダボダボ)
>>301 アメンシェプス三世
へぇー……蝶々の羽の、天使さん……私の羽も、きらきらしてたら……新鮮、かも。
目がちかちかしちゃいそうだけどね……。
おー、アメンの……頼み方、常連さんっぽい。限定メニュー、楽しみです。
>>302 ヘイラム
>どうも完全に燃え尽きたわけじゃなくて灰の中にまだ火種が残っていたみたいだよ。
じゃあ、暖炉にいれて……薪をくべたら、まだまだ、たくさん……燃え上がるんだね……。
ヘイラム、まだ、これからやることたくさんあるし……おわったあとも、楽しいこと、たくさんしましょう?
>あの柔らかい光は昼は目立たないが…いやよそう。こんなことを言うのは野暮だ。
えー、目立たなくっても……ふわふわって、ともってたら、すごく面白いとおもうのになぁ……。
だめ、かな……。
人も、魔法とか、道具とか使ったら……飛べるようになる?
じゃあじゃあ、いつか……一緒に、飛べるときがきたら、嬉しいです……。
えっとね、山はね?ヒトがはいっちゃいけないところなの……。
とても、場の力が強くって……山のヒト達も、すごくたくさん、気配を放ってるから、おかしくなってしまうの。
それにね?誰だって……自分の住処に、勝手に入ってこられたら、怒るでしょう?
だから、狙われるの。
>>303 クリストフ
>じゃあね、俺様が風邪ひいたときはお姉さん風になって野菜スープを口に運んでくれさえすればそれで!
お姉さん風かぁ……えっと、ヒトっぽい姿になるの、これ以外じゃ……なれない、かなぁ……。
ごめんなさい。お姉さんっぽいのが、良いのに……。
>ううむ。じゃあ逆にシェンリーは鱗男子にグッとくる可能性も?
んー……グッとくるって?鱗が生えてるヒト……ちょっと、話しやすくは、なるかも。
だけど、クリストフには似合いそうにないなぁ……そのまんまでも、話しやすいし、いいや。
鎧だったら、着ても……いいよ?鱗っぽい鎧、強そう。
>シェンリーなら大抵なんとかなると思うけど、わざわざ目立って敵をつくることもないぜ。
うん、目立つのは、好きじゃないし……ひっそり、しずかにしてるの、好きだし……。
そうするね?
バスブーサが焼き上がりましたわぁ〜
(厨房で作ったお菓子を酒場の面々に振舞う)
召し上がれ♪
>>302 ヘイラムさん
> ただそれでは全く説明がつかぬものがあるのも確か。疫病とアンデッドなど…人間の王の行いの範疇ではない。
とは言い切れないのが世の恐ろしさでしてよ…。そこまでやりかねない残虐な独裁者を知ってますわ…。
たとえば、一党独裁で情報と言論を統制する恐怖政治の帝国
たとえば、一方的に国を騙り悪の限りを尽くすテロリスト一味
民に禁欲と自己犠牲を強いる権力者など、その末路は決まってますわ…。
> どうも完全に燃え尽きたわけじゃなくて灰の中にまだ火種が残っていたみたいだよ。
お望みでしたら、ランプの香油も分けて差し上げましてよ…
…フルドの美しい姫君たちがお望みでしたら
FRD48。国の再建をかけた今だからこそ、大陸各地をスポンサーにつけるには「宣伝効果」は重要ですわ…国を挙げて美女たちに歌と踊りを教えて差し上げてはいかが?
>>303 クリストフさん
> じゃあね、俺様が風邪ひいたときはお姉さん風になって野菜スープを口に運んでくれさえすればそれで!
お姉さんなシェンリーさんをお望みでしたら、私がシェンリーさんをそう仕立て差し上げましてよ…
肌の張りとか骨格だってこの通り♪
(お姉さんに変身するアメン。ヘイラムに貰った毛布ですら隠しきれないほどはちきれんばかりのナイスバディに…)
> いや……永続する変装の魔法なんて開発されれば可能かもしれないけども……。
?
この大陸の変身魔法は制限時間がありますの?
> もっとも、大規模戦になってくると兵士ひとりの力量というよりは部隊の数や練度が問われてくるから、専用の訓練は欠かせないだろうな。
その訓練が泡沫と帰す末路も数えきれないほど見てきましたわ…
どんなに統率のとれた大群でも、「あの御方」がお少し幻惑をお唱えあそばされるだけで乱すなど造作もありませんわ。
大局を左右するのは羽をもがれた集団や組織ではない、ひとりの優秀な個ではなくって…?
>>304 シェンリーさん
> へぇー……蝶々の羽の、天使さん……私の羽も、きらきらしてたら……新鮮、かも。
シェンリーさんも十分輝いて見えますわぁ〜♪
いかんな・・・
>>303クリストフ
>暴力と金と名誉は密接に結びついてるんだなぁと思ったよ
金のために剣を振る一方で剣を振るために金が必要なこともあるね。
名誉の為だけに剣を振る人間は吟遊詩人の歌の中ぐらいだ。
しかし小国の傭兵王とはすごいな…さぞ有能な人物だったに違いない
>特別なことはあまり学ばなかったよ。
ふむ…土地柄或いはと思ったが…そうか。
国土が広いとどうしても戦術に幅が出るから基礎訓練にとどまっているようだ。
土地ごとに特色は確かにあるね。現地出身の者達には随分と驚かされた。
>ま、その辺は実際やってみればいいか!(ダボダボ)
ハハハ…入れすぎると甘みの方が強くなるから気をつけるといい。
いろいろな飲み方があるよ。それこそコーヒーと同じだけのミルクを入れたり
砂糖を少量入れて苦みを軽くしたり豆を何種類も混ぜたり…占いに使う人もいるよ。
>>304シェンリー
>おわったあとも、楽しいこと、たくさんしましょう?
……私は君たち若い世代が楽しいこと…幸せに暮らすことができればそれで十分。
それが最大の望みだよ。
>だめ、かな……。
いやいや違う違う、そんなつもりで言ったんじゃない。それ自体悪い事とは思っていないんだ。
ただ…いつかその事が重要な日が来る、私にはそんな気がしてならない。そういうことだよ。
ゴホン、まあ遠い先の話だろうがね…
>人も、魔法とか、道具とか使ったら……飛べるようになる?
正直私には何も力のない人間が飛ぶなんて恐ろしいことにしか思えないが…おそらく来るだろう。
今も魔法で箒に乗って飛んでいる人がいるくらいだ、いずれ普通の人間でも空を飛べる日が来てもおかしくない。
>自分の住処に、勝手に入ってこられたら
なるほど山は山の生き物の家の様なものということだね?う〜む…聞けば聞くほど不可思議な場所だ。
危険に満ちているが…それでも暮らしている人間はいる…とても魅力的な場所に思える。
…ではそこから来た君の目にはこの世界はどう写るのだろう?聞いても構わないかな?
>>305 アメンシェプス
>世の恐ろしさでしてよ
フフフ…いかにもその通りだ。ただ件の話は方法と起こった場所が異常だった。何せ今までに例のない話だったからね。
今まで死者を歩かせたネクロマンサーは数あれど疫病を発生させてそこからアンデッドを作るほどの力を持った者はほとんどいなかったんだ。
その周辺情報もいろいろある…慎重にならねばならない。
>歌と踊りを教えて差し上げてはいかが?
随分と熱心なことだ…何か望みでもあるのかい?残念だが私は一振りの暴力装置、君の助言を活かすことは決してできない。
よしんばそれが可能な立場だとしても…容れないだろうね。
とてもじゃないがお金を払っただけの効果が得られるとは思えない。少なくとも時代が変わって世界が様変わりするまでは無理だろう。
うぅ……今日はぐっと冷え込むよ。雪も降ってきた。
>>304 シェンリー
> お姉さん風かぁ……えっと、ヒトっぽい姿になるの、これ以外じゃ……なれない、かなぁ……。
もし皆でこのまま旅を続けて俺様の上背が伸びていったら、見た目の犯罪集がすごそうだ!
いや、子連れに見られるかも? まぁ、それはそれでいいかな。クシシ。
> 鎧だったら、着ても……いいよ?鱗っぽい鎧、強そう。
というわけで、スケイルアーマーを手に入れたぞ!
▼装備する
E:スケイルアーマー
どうかな?(ジャラジャラ)
やっぱりそこまで重くないし、白兵戦のときは心強そうだ。(ジャラジャラ)
……。(ジャラジャラ)
▼装備をはずす
スケイルアーマー
……小札(スケイル)が擦れる音の問題で常用は少し考えよう。隠密行動が阻害されちまうぜ。
> うん、目立つのは、好きじゃないし……ひっそり、しずかにしてるの、好きだし……。
そうしようそうしよう! ……とはいえ、別にシェンリーが悪いわけでもないんだよね。
人間と貧困がすべて悪いのだ。つまり、誰にも分らないようにこっそりやれば……いや、いかんいかん!
>>305 アメンシェプス3世
> バスブーサが焼き上がりましたわぁ〜
アメンも自分でパンを焼いたりできるんだなぁ。
食事はお付きの召使いにお任せってイメージがあったけどね……もぐもぐ!
> お姉さんなシェンリーさんをお望みでしたら、私がシェンリーさんをそう仕立て差し上げましてよ…
しかし魔法で姿形を変えてしまったら、それは既にシェンリーではないのではないか?(哲学)
アメンの魔法をもってすれば、道を歩く犬の外見を猫に変えることもできるかもしれないけど……それはもはや犬なのか猫なのか……。
> この大陸の変身魔法は制限時間がありますの?
よく知れ渡っているものはそうだよ。一時的に変装できるdisguise(変装)って魔法は知ってる。
永続して変身できるのは……もしかして存在しているのかもしれないけど、
誰かに独占されているか、悪用を恐れて秘匿されているか、まだどこかに眠っているのかもね。
> 大局を左右するのは羽をもがれた集団や組織ではない、ひとりの優秀な個ではなくって…?
確かに竜や伝説的な魔法使いがいたら、戦局は一気に変わるだろうなぁ。
でも俺様の先生曰く、今は小さな者たちの時代なんだってさ。昔勢威を誇った強者たちはお互いに争ってその力を削いでしまった。
だから彼ら大きな者たちは目立たぬように、的にならぬようにひっそりと隠れて、ライバルの隙を窺がってるんだって。
>>306 ヘイラム
> しかし小国の傭兵王とはすごいな…さぞ有能な人物だったに違いない
男と生まれたからには王を目指せ、なんて煽り文句もあるよね。
ヘイラムさんは目指した? 俺様は喰いっぱぐれなければそれで十分になっちまったよう。
> 土地ごとに特色は確かにあるね。
土地勘に根差した戦術ってやつだね。
俺様の士官学校時代は……だだっ広い平野に展開して会戦とか、市街戦を想定して小隊を組んで進軍する訓練をやったなぁ。
まぁ、これは一般課程みたいなもんだね。クシシ。
> ハハハ…入れすぎると甘みの方が強くなるから気をつけるといい。
おっと、少し入れ過ぎちゃったかもだけど、味がまろやかになって飲めるようになったよ。
俺様みたいな若輩の舌には、純粋なコーヒーは刺激が強すぎるみたい。ヘイラムさんの言うように、甘味と一緒に嗜むのが吉だね!
星のプリンセス復活まで一週おあずけ…?
あぁーん22日が待ちきれませんわぁー!
>>306 ヘイラムさん
> 金のために剣を振る一方で剣を振るために金が必要なこともあるね。
問題は後者ですわ。
これから兵器が高度化するとコストも高くなり、また術式も複雑化するゆえ高位の魔術師でしか操れなくなる。
人間が戦う時代は終わりますわ。
傭兵さえ王になる現代、況や未来の魔女は…
> 今まで死者を歩かせたネクロマンサーは数あれど疫病を発生させてそこからアンデッドを作るほどの力を持った者はほとんどいなかったんだ。
天寿を全うした老人や止むを得ず死んだ人間をアンデッドとして復活することは厭いませんわ。でも…
生きて未来があったはずの人間から夢を奪うなんて許せない…!ましてやそうまでしてアンデッド兵を徴発するなんて言語道断ですわ!
>>307 クリストフさん
バスブーサはお気に召しましたかしら♪
> でも俺様の先生曰く、今は小さな者たちの時代なんだってさ。昔勢威を誇った強者たちはお互いに争ってその力を削いでしまった。
…確かに、シェンリーさんもその一人かもしれませんわ…不本意ながら。
でも、私には見えますの…いずれ人間も仲間割れる時代が来ますわ…。
> もし皆でこのまま旅を続けて俺様の上背が伸びていったら、見た目の犯罪集がすごそうだ!
その前に背が伸びるかお気になされたらいかがかしら…?
> 人間と貧困がすべて悪いのだ。つまり、誰にも分らないようにこっそりやれば……いや、いかんいかん!
神殿都市なたオープンにいくらでも可愛い服を着せて差し上げて大歓迎ですわぁ〜♪
クリストフさんのリクエストにお応えして一味違うお姉さん風コーデと演出にしましょうかしら
キュアマーメイドのコスとか
> 食事はお付きの召使いにお任せってイメージがあったけどね……もぐもぐ!
その者に教わりましたわ。
ほら、今日はそのためにネイル塗ってませんのよ(白い爪を見せる)
>>307クリストフ
>ヘイラムさんは目指した?
いいや、私は誰も見た事のないような世界を旅してみるのが夢だった。
人も、土地も、星の輝きすらも故郷とは違う世界を見たいと思っていたよ。
…もはやそんな望み、許されるものではないがね。
>俺様の士官学校時代は……
私のところも似たようなものだったよ。ただ徴募兵の指揮と歴史については特にしっかりと教えられた。
他国人を敬うようきつく言われている者もいたな。
>味がまろやかになって飲めるようになったよ
それならいいが…何もいれずに飲むのも慣れればよいものだよ?
では私も一つ頂こうかな…ふむ、これは美味。国でラバニと合わせてコーヒーを飲んだのを思い出す。
…さてと、一休みしたところで…私ももう一度行ってみるとするか。
>>308アメンシェプス
>問題は後者ですわ。
今ですらカタフラクトやらクリバノロフォイやらは金喰い虫だと聞いているのに恐ろしい話だ…
しかし他国に先んじて進んだ技術を導入すれば一時なりとも優位に立つのは確か…さてどうなるやら。
>夢を奪うなんて許せない…!
ふむ…意見が一致したな。多くの人物がそう考えているよ。だがそうは考えていない輩にも何人も出会った。
一部の高貴な存在のみが世界を動かす。より下位の民はそのための道具に過ぎないと。
私は誰にもそれぞれの一生があるということを忘れてはならないと思っているが…
なんだかつい最近まで年明け気分だったけど、光陰矢の如しだよねぇ。
……ちょっとのんびりしすぎかな。クシシ。
>>308 アメンシェプス3世
>でも、私には見えますの…いずれ人間も仲間割れる時代が来ますわ…。
小競り合いはしょっちゅうあるけど、確かに今は世情が安定してるよね。。
3つの大国が上手い具合に均衡を保ってるからかな。
少なくとも、俺様が死ぬまでの間くらいはこの小康状態が続いて欲しいぜ。クシシ。
> その前に背が伸びるかお気になされたらいかがかしら…?
えっ、のびるよ。
背はのびるって。
……のびるよね?
> その者に教わりましたわ。
ほうほう、それは殊勝だな!
アメンのとこのバスプーサといい、ヘイラムさんとこのコーヒーといい、シェンリーのとこのお酒といい、冒険者は異国情緒に囲まれることが多いよね。これも旅の楽しみのひとつかなぁ。
え、俺様には何かないのかって?
えーと……このガンパウダー(火薬)を一舐めすると意識がぶっとぶぜ。
もちろんおすすめはしないケドネ。
>>309 ヘイラム
> 人も、土地も、星の輝きすらも故郷とは違う世界を見たいと思っていたよ。
今よりもっと遠くへ?
船に乗って別の大陸を目指したり?
へぇ、ヘイラムさんって堅実そうな見た目によらず結構な冒険心の持ち主だったんだねぇ!
> 他国人を敬うようきつく言われている者もいたな。
知らない人や文化って、自分がそれについて知らなきゃ知らない程、おっかなく感じるんだよなぁ。
だから異国でも同郷の連中が互助会とか組合作ってたりする。
でもその人が受けたような教育が普及すれば、異国人間の軋轢も多少は軽減するのかも。クシシ。
> それならいいが…何もいれずに飲むのも慣れればよいものだよ?
飲み続ければそのうち舌が慣れるのかなぁ。クンクン……。
いい香りだけど、混ぜものナシはもうすこし背が伸びたら再挑戦することにするよ。
もう少しは伸びると思ってるんだけどね。まぁ……ヘイラムさんには届かないかもしれないけれども。
南風が吹いてる……もうすぐ、春、ですね。
>>305 アメンシェプス3世
これが、アメンの国のお菓子かぁ……いただき、ます。
(バスブーサを手にとってまじまじと見つめ匂いをかいだり少し舐めたりしたあと一口かじる)
むぐむぐ、ん……あまい、けれど、そぼくな味わい……美味しいです……あむあむ。
(ほわっと頬を綻ばせまるまる一つ綺麗に平らげた)
ごちそうさま。美味しかったです、ありがとう、アメン。
ん、キラキラじゃ、アメンが……一番だよ?
自信に溢れてて、とっても、素敵に見えます……。
私、輝くと……眩しくなって、大変だから……輝かなくっても、いいや。
>>306 ヘイラム
>……私は君たち若い世代が楽しいこと…幸せに暮らすことができればそれで十分。
私はね?今、とっても幸せだよ?ヘイラムは……まだ、幸せそうじゃ、ない、ですね?
たまに、つらそうにしているから……。
ヘイラムも、楽しくなれば……きっともっと、楽しくなる、だろうし……。
えっと、それじゃ、私の望みは、あなたたちも、幸せに暮らせるようになること、かなぁ。
>ただ…いつかその事が重要な日が来る、私にはそんな気がしてならない。そういうことだよ。
ん、んー……?分かりません……ヘイラムは、たまに、難しいことを言うから……困ります。
>今も魔法で箒に乗って飛んでいる人がいるくらいだ、いずれ普通の人間でも空を飛べる日が来てもおかしくない。
知ってます、お掃除する道具で、飛ぶなんて……面白いですね。
あ、でも……人間さんがみんな飛べるようになったら、鳥さんとかにぶつかって、危ないかも。
>…ではそこから来た君の目にはこの世界はどう写るのだろう?聞いても構わないかな?
えっと……ここでは、ヒトが……とても、多くて、強い、ですね。
魔法で精霊さんを働けさせちゃうし、山も切り崩して住処にしちゃうし……。
だけど、それでも良いって私は思います。みんな、生きるためにやってるんだもん。
でも、それは……他の生き物達も同じだから……いつか、起きるんじゃないでしょうか。
住処を取り戻しに……たくさん、たくさん、やってきて……。
悪いことじゃない、これも、営みの一部……だけど、考えたら、胸が痛いや……。
>>307 クリストフ
>いや、子連れに見られるかも? まぁ、それはそれでいいかな。クシシ。
今じゃ、兄妹とかに、見られてるのかなぁ?んー……そんなに、似てる?
腕輪……取ったら、元の姿に……戻れるの。犯罪人に間違えられそうになったら、とってね。
そしたらね、クリストフ……おとぎ話に出てくるような、竜に乗った騎士さんに、見られるかもしれないね?
>というわけで、スケイルアーマーを手に入れたぞ!
ジャラジャラってするね……他のよろいも、カシャカシャするから、向いてないかも?
これ……どうする?持ち歩くの、大変そうだね。
せっかく、手に入れたのに……私が、着ようかなぁ。
>人間と貧困がすべて悪いのだ。つまり、誰にも分らないようにこっそりやれば……いや、いかんいかん!
じーっ……へへ、ダメ……ですよ。無理矢理、連れ去るの……禁止です。
クリストフは、そんなこと出来ないし、しないって思ってる。
えっと、私ね?こっちの国に来る前につかまったとき、不思議な感じでした。
ぐるぐるーって、おまじないがかけられた布でミイラみたいに巻かれて……鉄の馬車に乗られたの。
暗くて、息苦しいから、逃げ出してきちゃった……だから、連れ去られるのは、もういいや。
たまには海でも行かないか?
あぁーんキュアトゥインクル可愛すぎますわぁ〜!
(魔法の鏡で同じシーンを何度も再生する)
(現在、アメンの部屋は星のプリンセスの絵が所狭しと飾られている。壁紙と天井も星空バック。そして棚にズラリと並べられるプリンセスの人形。)
決めましたわ!きららちゃんをこの寝室に招き入れますわ!毎晩添い寝しますの!
お覚悟はよろしくて?
>>309 ヘイラムさん
> いいや、私は誰も見た事のないような世界を旅してみるのが夢だった。
「だった」なんて仰らないで。
限りある人間の生…たとえその半生が叶わなくても、楽しみは老後にとっておくものですわ。
だから申し上げますわ。
長生きなさい
>>310 クリストフさん
> 小競り合いはしょっちゅうあるけど、確かに今は世情が安定してるよね。。
「国」単位同士の争いはいつの時代も起こり得ますわ…。
ですけど、それはあくまで人間が「個」を捨てて「組織」の一部に甘んじることが前提になっているからこそ…。
いつまでも国や主君に脅迫されるだけの奴隷でいられますかしら…?
> アメンのとこのバスプーサといい、ヘイラムさんとこのコーヒーといい、シェンリーのとこのお酒といい、冒険者は異国情緒に囲まれることが多いよね。これも旅の楽しみのひとつかなぁ。
ふふっ
私も女の子ですもの、やっぱり甘いものには目がありませんわ…。
…プロポーションを維持するためグッとこらえてますけど
> もちろんおすすめはしないケドネ。
や め な さ い!
冗談でも仰っていいことではありませんわ。お役人に捕まりましてよ!
>>311 シェンリーさん
> これが、アメンの国のお菓子かぁ……いただき、ます。
お気に召していただけて光栄ですわ♪
>じーっ……へへ、ダメ……ですよ。無理矢理、連れ去るの……禁止です。
(……水晶玉越しに誰かと連絡している)
私ですわ。―――ええ。―――ちょっと調べていただきたい事案がございますの。―――ええ。―――ええ。
―――絶対に特定なさい。
>>313 海?いいですわねぇ〜!
この時期でも温かい南の島に参りません?
水着新調しなきゃいけませんわぁ〜
315 :
ヘイラム ◆Iqg2k4nNWI :2015/02/28(土) 02:07:34.65 0
偶にはこちらに来るのもよかろうて。季節は巡る、その節目に
>>310クリストフ
>結構な冒険心の持ち主
昔は周囲の環境から逃げ出す事ばかり考えていたよ。
ここに居続けるよりもっと別の未来があるのではないか、そんな事をよく考えていた。
それに根が同じ場所よりも見た事のない場所の方が面白そうだともね。
>軋轢も多少は軽減するのかも
確かに異教や異文化との関係の面では役に立っているが…
悲しいかな、同一文化の強く平和な場所に住む者達の目にはこれが裏切りに見えるらしい。
君も異文化、異種族やそれと関わる者に初めて接し時に不気味に感じたことがあるのではないかな?
>飲み続ければそのうち舌が慣れるのかなぁ。
お金に余裕がなければそのうち慣れてしまうものだよ。
何せ他の物を入れられないのだから。
背は…ふむ…………まあ…何とかなるのではないかな…
>>311シェンリー
>幸せに暮らせるようになること
…努力するとしよう。
君も今幸せならばそれを大切にするんだ。そしてそれを失う覚悟もしなければならない。
失ってからの時間の方が長く感じられる筈、その時後悔しないように…
>鳥さんとかにぶつかって、危ないかも
確かに誰もが飛ぶようになれば空が混雑してしまうね。
今でも馬車にひかれかけたりする人がいるのにそれが空で起こったら大変なことになる。
>悪いことじゃない、これも、営みの一部
自然の摂理か…何事も永遠に続くことはない、何かを守ることは何かを除くことか。
仕方のないことかもしれないが…受け入れられることでもないね。
いや…ありがとう。私の考えの至らない良いものを教えてもらった。
>>313 海か、ふむ…面白そうだ。漁師や住民から海魔の実態について現地調査するのも良し。
沈む夕日を眺めるのも良し。船は…後ろから吹く風が辛いが…まあこれも良しだ。
>>314アメンシェプス
>長生きなさい
その点については問題ない。少なくとも常人よりも長いよ。
それどころか私は生き抜かねばならない。己が失態で失いかけたモノを守らねばならない。
幾多もの夢を生贄にさせてまで守ったそれを投げ出すわけにはいかないんだ。
そこのテーブルに置いてあった懐中時計がひとりでに動くのを見たんだ!
ほんとだって、ほんとほんと。この家に取りついたブラウニーの仕業かな?
>>311 シェンリー
> 腕輪……取ったら、元の姿に……戻れるの。犯罪人に間違えられそうになったら、とってね。
そしたら別の意味で有名になっちゃうかもね、クシシ!
それに俺様、追われてもとっつかまる前に逃げちゃうからさ。いつかみたいに。慣れてんだ。
だからシェンリーがその腕輪を外す機会なんて、そうそうないんだからね。
> せっかく、手に入れたのに……私が、着ようかなぁ。
着るならサイズ調整するよ。
でもさ、こいつを羽織るまでもなくシェンリーの鱗の方が固そうだし、切れ味もよさそうだよ。
つんつん。
> ぐるぐるーって、おまじないがかけられた布でミイラみたいに巻かれて……鉄の馬車に乗られたの。
そこまで準備してくるなんて、本格的に狙われてたんだな。
ただの奴隷商ならそこまではしないから……とにかく逃げおおせられてよかったよ。
力づくで何かしようって連中は大抵ろくでもないぜ。
その点俺様ね、強引になにかしようなんて考えないよ。ただちょっと土下座するだけだよ。
>>313 冬の海っていうのも趣があっていいよね。波止場に打ち付ける波の飛沫がすごく冷たいけどさ。
水も空気が澄んでて、日の出も日の入りも、すごく綺麗に見える気がするよ。
……でも個人的には夏の海の方が好きかな。ていうか、砂浜で戯れる小麦色の肌がね。クシシ。
>>314 アメンシェプス3世
> ですけど、それはあくまで人間が「個」を捨てて「組織」の一部に甘んじることが前提になっているからこそ…。
一人で生きるのもなかなか大変だからね……。
とはいえ、みんなが自分の身を自分で守れるくらいに富めるようになれば、
アメンの言うように世の中が変わるかもしれないな。
> …プロポーションを維持するためグッとこらえてますけど
へぇ、アメンほどの魔法使いでも甘いものは控えるようにしてるんだな。意外!
じゃあそんなアメンに協力して、残りのやつは俺様がコーヒーと一緒にいただくよ。
いっただきぃ!(パクパク)
> お役人に捕まりましてよ!
……いやぁ、実を言うとそういうことがあるってのを聞いただけで、
自分で試したことはないんだけどね。クシシ。
純度の高い火薬の精製方法だとそういうことが起こるらしい。
死の恐怖から逃れるために、開戦前に戦場で一舐めする連中がいるって話があってさ。
>>315 ヘイラム
> それに根が同じ場所よりも見た事のない場所の方が面白そうだともね。
わかるなぁ。皆、自分の居場所に満足してるとは限らないからね。
俺様も例に漏れずだったけど……実際根なし草になると、寄る辺なくってさ。
少し、今の立場になる前を羨ましく思う時があるよ。都合いいとは思いながら。
> 君も異文化、異種族やそれと関わる者に初めて接し時に不気味に感じたことがあるのではないかな?
なにも知らない土地に行くと、すごく寂しくなるんだ。
孤独で、世界から俺様だけが爪はじきにされてる感覚だよ。
だから今はちゃんと行く先の情報は集めるし、可能ならガイド役の人を見つけてるんだ。
> 背は…ふむ…………まあ…何とかなるのではないかな…
なんで目線を逸らすの!?
俺様、絶賛成長期だし、あと人差指一本分は伸びるってふんでるんだよ。
まぁ……ここのところ暫く、目線の高さは変わってないんだけどさ……。
こんな時だから相談しようと思ったんだが避難所もwikiも死んでないか…?
この季節になったらワクワクします。
風も生まれ変わって、みんな目を覚まして……新しい出会いを見つけられるかもしれないから……。
>>313 お日様が……海に沈んでいくところって、とっても、綺麗です。
いつもね、夕暮れになると海を見に行って、ぼーっと眺めてたら……とても暖かい気持ちになります。
そんな眺めが毎日見られるこの街はね、大好きです。
>>314 アメン
今日のアメンは、いつもよりも輝いて見えます……。
おとぎ話の、お姫様みたいな服だね……とっても、似合っています。
>お気に召していただけて光栄ですわ♪
誰かの為に、作ってくれたものって……とっても美味しく感じますね?
アメンの、気持ちが伝わってくるから、一段、と……美味しいや。
私もね?なにか、作れたら、いいけどなぁ。
―――絶対に特定なさい。
なんの話ですか……?アメン、少し、怖い顔です……。
(音もなく近付いて後ろから水晶を覗き込む)
>>315 ヘイラム
>失ってからの時間の方が長く感じられる筈、その時後悔しないように…
ん……そう、考えたら、とっても苦しくなります……。
ヘイラムさんは……たいせつなこと、幸せを……なくしてしまったのですか?
きっと……私じゃ、想像できないくらい……辛い……。
(そういうと申し訳なさそうにうなだれた)
>いや…ありがとう。私の考えの至らない良いものを教えてもらった。
あ、えっと……うぅん、ただ、そう思っただけだから……。
人間さんはみんな、一生懸命に頑張って……すごいこと、しているから……これから先も、大変な事、乗り越えられるかもしれないです。
私もね?ヒトに混じって暮らしてるし……もし、そうなった時、どうしたらいいかよくわからなくなっちゃってるし……。
教えるなんて、とんでもないです。
>>316 クリストフ
>それに俺様、追われてもとっつかまる前に逃げちゃうからさ。いつかみたいに。慣れてんだ。
あ、クリストフは……逃げるのうまいもんねぇ?
私だけだったら、どうしていいか分からなくなって、つかまっちゃってたかも……。
あのね?私……探したり、追いかけるのは、得意なんだって……気付いたんだ。
だから、クリストフが、逃げ出しても……後から見つけられるや。
>でもさ、こいつを羽織るまでもなくシェンリーの鱗の方が固そうだし、切れ味もよさそうだよ。
ん、よく見たら……羽とか、尻尾とか、窮屈そう……。
ねぇねぇ、くさりかたびらと比べて、鱗のさわり心地は……?
(感想を期待して尻尾がバッタンバッタンと左右に振られ床に打ち付けられている)
>そこまで準備してくるなんて、本格的に狙われてたんだな。
んー……仕方がない、かなぁ。私が……悪かったもん。
棲家をなくして、はぐれた聖獣は……危ないから……捕まえて、フウインってこと、しないとダメなんだって。
それか、ヒトのシキになって、嫌なお仕事させられたり……とか……。
>その点俺様ね、強引になにかしようなんて考えないよ。ただちょっと土下座するだけだよ。
土下座……あれは、お願いするときの、やり方なんだ。
なぜだかわからないけれど……見てると、すごくかわいそう。
(口元に手を当ててくすっと小さく笑った)
>>317 隠れ家が……なくなってしまいましたね。
新しいところ……探さないと、ダメかなぁ?