某港町にて
俺は見たんだ。灰色に塗られた帆のない船を。蒸気船かとも思ったがあんな
沖を航海できないしそもそも煙を吐いてなかった。
聞いたことのない奇妙な音を響かせて去って行った。
その船には東方の言葉が書かれていたな。意味はわからんが。
とにかくあの船は魔王軍の翼竜隊を火を噴き出すでっけえ矢みたいなので
全部落とした。ありゃ一体何だったんだ・・・。
>>436 (号外を見ながら)
ヤバイな。
敵がもし今例の謎兵器を実用化段階までこぎつけてるんなら、この時とばかりに使ってくるぞ…。
…正規軍が動く前に、俺が敵の陣地に入り込んで兵器をぶっ壊してやらにゃあな。
>>439 (酒場みたいなところで情報提供者の男に)
……何?
東方の妙な船?
……もしかしたら、例の半島の爆発、魔王軍の仕業じゃねえのか?
その船の仕業かもしれねえな…。
って事は、公表できねえような人間側の新兵器…禁呪か、それとも、異世界の兵器を持ってきたか…。
よし、金を出すから俺をそこに連れてってくれや。
>>435 …まったく、貴様という奴は下衆な話しかできん男だな。
我が祖国グラン・ブリタニアで国民の多くが信奉する教えでは、同性愛は禁じられているのだ。故に、わたしもその教義に準ずるのみよ。
…尤も、不邪淫を勧めるべき教会でもそういった不埒な行いが横行しているとは私も聞き及んだことがある。…困ったものだな。
なに?童貞かだと?馬鹿にするな。わたしとて遠に成人を迎えた一端の男だ。故郷には馴染みの娼婦の一人や二人もいる。
ただ、旅に出る時には大願果たすまではと女断ちを誓ったがな。煩悩程度御せられねば到底魔王討伐などという偉業果たせまい。
>>436 …我々の使命は競争ではない。もしもリュウの軍勢が魔王を討ち果たすならば、それはそれで喜ばしいことではある。
彼らの武運を祈るとしよう。
>>438 …そうですな。勇者殿の精神性はまさに勇者と呼ぶべき高潔な信念を持ち合わせていると言えましょう。
そしてその力量も、やはりその名に相応しきレベルに達しつつあると言えましょう。
しかし、背中を預けられるかと言うと、それはまた別問題ですな。やはり希望としては、もう少し落ち着きを持ち、物事に動じない胆力を手に入れて頂きたく存じますな。
とはいえ、これらは長年の経験により得られるものだとわたしは実感していますので、焦る必要はありませんよ。ゆっくりと、そして確実に手にしていくのです。
ふむ…スノキアへは陸路で行けなくもないのですが…急ぐのであれば、やはり海路を取るとしましょう。
幸い、ここいらでは船を出しているようですしね。
>>439 なに?見たこともない船?
…技術力で言えばクロイツ帝国のものと考えられるが…しかし東方の文字というのが解せぬな。
彼の国は技術漏洩を防ぐために徹底した情報統制を行っている。そのような国が今更東方の国に技術協力を仰ぐだろうか…
なんにせよ、魔王軍と敵対関係にあるのならば好都合だ。過剰に警戒することもあるまい。
442 :
女勇者 ◆uJIk60tg.A :2014/04/28(月) 10:30:04.74 0
二二二二二二l | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 引っ越し!引っ越し!!
| | ♪ _________ ♪ | ∧_∧ さっさと引っ越〜し!!しばくぞッッ!!!!
| | |◎□◎|. | <`Д´ >つ─◎
| | /´ ̄ ̄ ̄ ̄/⌒ヽ.| /´ ̄し' ̄し' \ ///.
 ̄ ̄| | | ̄ ̄ ̄| 、_人_ / 彡 ◎ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | _) ◎彡.| | ハ゛ン
| | | | ´`Y´ .| | ハ゛ン
t______t,,ノ t_______t,ノ
443 :
号外:2014/05/02(金) 23:40:41.66 i
スノキアより東、林業が盛んなケルベナ地方で森林に住んでいた鳥系のものを中心とした魔物の群れを、武装した周辺の村人達が襲撃。
特に魔物による被害は無かったが、魔物達は全滅させたとの事。
周囲には魔物の怨念による瘴気が蔓延している為あまり近寄らない様に
>>443 ウルトラマンコスモス
「この怨念だけでも浄化していこう。直接の手出しはダメだけど、せめてこの位はやっておかないと。」
また勇者失踪か…根性が足りねえぞゴラァッ!
446 :
女勇者 ◆uJIk60tg.A :2014/05/10(土) 22:47:02.79 0
海かー、海って行ったらさ、バカでっかい水溜りなんでしょ?
すげーなー、世界って広い!
>>439 あたしもみたことあるよ!とってもでかい鉄の要塞みたいなもんでしょ?
ただ水に浮かんじゃいなかったし火も噴出してなかった。
あと、鉄の鳥みたいなのがたくさん飛び出してた。
それと何か関係があるのかねぇー。
サムラーイブレードに鉄の要塞…東方っていったいどんなとこなんだろうか。
>>441 ……そんなに褒めてもなんにも出ないよ。
うーん…あああ!むずむずする!聞いてるこっちが恥ずかしくなってくるや!褒めるなー!
落ち着きかぁ、昔っから落ち着きがないってよく言われてたんだよね。
これでも大人しくしてるつもりだったんだけど…まぁ、確かに…魔物とか見たら未だにビビるもんね。
海!!私一度も海ってみたことがないんだよね!
行商人やら旅人に話は聞いてたんだけど、陸と陸の間にある水溜りって!
海路で行こうよ海路で!決まりね!
>>443 被害が出なくてよかったぁ…ってか村人つえーな。
軍隊でも苦戦する魔物達をやっつけちゃうなんて、日頃から訓練でもしてたんだろうか…
たまたま村人が強かったからよかったけれど、もしも普通の村が襲われちゃ一たまりもないだろうね。
急がないと…ダメだよな。
>>445 失踪じゃないよ!情報収集に行ってたんだ!うん!
……あー、えっと、よっしゃ!気合入れていくぞっ!
____
/ ./ /| こちら毒蛇
_| ̄ ̄ ̄ ̄.| .|___ 魔王軍駐屯地への潜入に成功した
/ |____.|/ /
 ̄ ̄~ |し |  ̄ ̄
し⌒ J
>>446 東方の島国に一度行ったことがあるけど非常に科学技術が発展した国だったよ。
さすが世界で初めて電気を主エネルギーとした国だ。え?電気とは何かって?
使い方次第で変化する魔法みたいなものだよ。熱になったり、動力になったり、
物を浮かせたりね。
母の日かぁ…母さん、元気にしてるかな…
手紙でも書いたら喜んでくれる…かな。
>>447 潜入?ねぇ、頭かくして尻隠さずってまさにこういうことだったんだね。
余計に目立ってると思うんだけど……あっ、余計なお世話だった?
ごめんごめん、とやかく言わないから任務を遂行してくださいな。
>>448 カガクって鉄を金に変えたり、不死身になる薬の研究してるような胡散臭いもんだったような…
あまり大声でそういう話してたら教会に異端だーってしょっぴかれるよ?
へぇ、電気ねー、魔法の力を使わないで色々なことが出来るなんて不思議…
東方の国ってこっちとは常識からして違いそうだよね。離れすぎてて。
向こうからしちゃ魔法が摩訶不思議な力に見えたりするんだろ
そういえば王立魔法図書館の封印指定図書が盗まれたって噂からもうすぐ1年になるのか……
まさかな、まさかな…
>>450 そんときあたしはただの街娘で、変な事件とは関わり無いって思ってたけど。
まさかってなんだよ!はっきり言ってくれないと気になるじゃんか!
……指定図書とやらにスノキアを吹っ飛ばした爆弾の作り方が書いてあったとか?
まさか、まさかね…盗まれたってこと事態ただの噂だし。
魔界への入り口 魔界殿近辺
人類連合軍最前線拠点
「全軍突撃!」
槍や剣を持った兵たちが雄叫びとともに走り出した。
「戦況報告!第1師団壊滅!第2師団同じく壊滅!第3師団、魔王軍と交戦中!!」
「どのように攻略すればいい・・・」
魔界殿の詳細はよくわかっていない。入り込めた者が一人もいないのだ。
変わらぬ戦況を目の前に、作戦が浮かばない。どうしたものか。いっそ負けを認めるか。
そんな思いが頭を過る。その時だった
「師団長!上空より何かが接近中!」
「翼竜隊か!?双眼鏡を!」
「なんだあれは。鉄でできているみたいだ。まさか鉄の鳥・・・?」
「未確認飛翔体、急速接近!信じられない速度で─」
突如、魔王軍の前線拠点で爆発。一時的に破られた結界が一瞬にして修復された。
「火を噴く鉄の矢・・・?一体あれは・・・?」
鉄の鳥はさらに3本の矢のようなものを射出。それは一瞬フラついた後、目標を見定めたかのように
向きを変えて魔王城に激突。爆発した
「ま、魔界殿健在!傷一つありません!」
鉄の鳥は上昇を開始。そのまま消えていった
「なんだったんだ、あれは」
(勇者一行はスノキアへと海路で向かうために港町に駐留していた)
ふぅー、食べた食べた!海の魚がこんなに安い値段で食べられるなんてね、旅してるといいこともあるもんだなー。
>>452 (宿屋にて号外が張り出された掲示板を見て)
ついに魔界への入り口が発見されたみたいだね。
今、人類軍と魔王軍が全面衝突中かぁ…
魔王の元に行くならあたしも向かうべきだろうけど…うーん、流石に大軍を突破するのは無謀だね…
どこから繋がってるかもわからないし、今は目の前の事件に集中しよっと。
謎の鉄の鳥ねぇ…やっぱり異世界の武器なのかな。
やったらと異世界からの漂流者やらが多いのは魔界とのゲートが開いたせいかも。
ま、考えても仕方ないや、今日はねよーっと
こちら毒蛇
魔王軍基地の最深部と思われる部屋に到達した
その内部で、肩から筒を生やしたゴーレムを発見
五感共有で映像を送る
オークが あらわれた!
オークは 酒場の カウンター席に すわった!
オークは10G支払い、ブランデーを注文!
オークは 店の主人と 談笑している
コマンド?▽
>>443 鳥系の魔物?
村人がぶっ殺した?
どこの村だそりゃ。
襲われたから殺ったって感じじゃねえな、しかしこの記事じゃ。
…まぁ、魔物何ざぶっ殺すに越したことはねえがな。
>>450 関連性があるかもしれねぇってか?スノキアの爆発とよ。
なるほどなぁ、まぁ、魔族なら人間が使い切れねえようなもんでも使えるだろうしなぁ…。
まあ、関係があるかもな。
頭の片隅にでもいれとくよ。
>>454 (酒場のようなところで、五感共有で送られてきた情報を見て)
ご苦労さん、報酬弾む、すぐ脱出してくれ。
こいつはやべぇな…、こんなでかい砲使われたら、そりゃ大爆発も起きるだろうて…勇者ちゃんとさっさと合流して、この基地を叩き潰しとこう。
>>455 ……(視界共有中にオークが酒場に入ってきたのを見て無言でそっと剣に手をかける)
……(オークが普通に金払って酒飲み始めたので剣を置く)
☞勘定を払って店を出る。
…………(尾行に気を配りつつ、勇者等のもとに向かう)
>>453女勇者
(勇者の泊まる宿に入ってきて)おう、勇者ちゃん、久しぶり。
情報屋がとんでもねぇゴーレム持った魔王軍の基地を見つけ出したんでな、こいつが動き出す前に叩き潰さなきゃならねえと思って知らせに来たんだ。
場所は……(地図出して示す)ここだ。
明日でいいや、早いとこ行って、叩き潰そうぜ。
>>454 ん…なんだこれ、幻?幻聴?妖精さん?
あー…どういう原理かしらないけれど、誰かがテレパシーみたいなもん飛ばしてるみたいだね。
便利だなこれ、おーおー見える見える。すげー。
……魔王軍の基地みたいだ、魔物でいっぱいだし……あれは…大筒かついだゴーレム……
アレが大爆発の原因ってこと?
>>455 うわっ!?な、え?まるで常連さん……
魔王が現れるまでは一部のオークやゴブリンは人間と共存してたって話は聞いたけれど…
実際に見てみると違和感バリバリだなぁ…
一部、魔王の支配を逃れた魔物って、普通の亜人みたいに溶け込んだりしてるんだね。
あいつらもある意味魔王の被害者って感じなのかな。
でも、こんなご時勢に堂々と人間の町に来るなんて、すごい根性だな。
下手すりゃ襲われるよ。
>>456 おっちゃんお帰り。うん、ちょうどあたしにも飛んできた所だよ。
もちろん、あんなもんが街を襲ったら外壁も堀も意味ないだろうし…一刻も早く潰さないと…。
(地図に視線を落として)
どっちみちスノキアに渡らないといけないみたいだね。
海路だとすぐらしいから、もちろん船で行くんだよね?ね?
>>443 どうやら各地でも反魔王軍への気運が高まっているようだな。
こうして人類同士が結束を深めればこそ、この暗黒の時代を終わらせることも夢ではない。
>>445 そう急くものではない。勇者殿にも相応の事情というものがあるのだ。
どうか長い目で見守ってやってはくれまいか。
>>446 勇者殿、わたしは人を褒める事は特に苦手としています。
ましてや世辞など以ての外です。ただ、ありのまま。わたしが見た通りの評価をしているだけです。
その言葉があなたにとって褒められていると捉えられるのなら、そういうものだとお受け取りください。
ほう、勇者殿はこれまでに海に行ったことはなかったと…成程、内陸の出であったようですな。
よろしい、何事も経験です。是非とも海路を行くこととしましょう。
>>447 斥候か…今後のためにも情報収集を怠らないことは良いことだ。良い戦果を期待しておくぞ。
>>448 いつの間に東方の国でそのような技術革新が…!?初耳だぞそんなことは…
わたしが見た中でも最も進歩的な技術がクロイツの内燃機関だったというのに、クロイツ以上に徹底した情報統制が行われていたとでも言うのか?
いったい何という国なのだ…そこは…
>>450 そういえばかつては別の冒険者の一行が魔王討伐へ尽力していたと聞く…
彼らは今どこで何をしているのだろうか…
封印指定図書…噂では異世界の技術が記されていたとか…確かにそれがあればクロイツ以上の技術力を獲得することも可能やもしれぬ…
>>452 連合軍がとうとう魔王軍本陣へと攻勢をかけたか…
我等も遅れを取れぬ、急がねばな…
>>454 …魔王軍はこのような新兵器まで…うかうかしてはおれんな。
他に有益な情報が得られそうならば引き続き斥候を頼む。無茶はするなよ。
>>455 (オークが立ち去った後に店主に話しかける)
……店主。今のオークは何者だ?いやに親しげであったようだが…魔王軍とは関係ないのか?
>>456 貴様か。どうだ、何か進展はあったか?
(魔界殿へ向かう勇者一行。しかし、凄まじい数の魔物が立ちはだかる。
その数、2000匹)
ここは俺に任せろ!
(どこからかテレポートしてきた男は最上級者級向けの杖を天へと向けた)
黙示録第17章!”終末の閃光”!敵性生物を一掃せよ!
(上空に突如出現する分厚く黒い雲。雲が天を覆い尽くした数秒後、強烈な雷が
魔物たちを焼き払う。砂埃が消え去ると前方には魔物のいない空間が開いていた)
行け!勇者達!我々”魔術師連合”もすぐに追いつく!
皆の者!虫けら共を焼き払え!
>>458 ん…うぅーん…自意識過剰だったかな。
ありのままを言ってくれてるなら真っ当な評価ってことだよね。
あたしって自己分析苦手でさー、人にどう見られてるとか考えたことないんだよね。
うん、海水魚とか海の絵は見たことあるけれど、海に行くのは始めて。
極々普通の貧乏家庭だったからさ、毎日食べていくだけで精一杯。
道具屋やってたから食いっぱぐれることはなかったけどね。
あんまりのんびりは出来ないけれど、船旅とかやばい、ワクワクしてたまんない。
海にも魔物って出るのかなぁ、出たら釣りが出来ないなー
>>459 な、なんだよこれ…ってかシャシンって何さ、えらくリアルな絵だなぁ…
ふーん…まるで夢物語の世界じゃんか!東方やばい!
でも東方なんてとっても遠いんでしょ?船で行くにしても陸路で行くにしても、命がけの旅になるとか。
あ、うちの道具屋でもたまーに東方からの品を仕入れたりしてた!良質な絹糸とか、陶磁器とか…それ見てる限りじゃ、こんな街は想像できなかったなぁ。
>>460 ――という夢をみたのさ!あたり一面敵だらけってところを、イケメンな魔術師がズババーって!
完全に破壊するのは無理でも、しばらく動かせないようあのゴーレムに工作しておくか…
rァどうぐ
rァばくやく
よし、これで時間稼ぎ位は…
\ン…?ダレダ!!/
見つかったか!
\HQ!HQ!テキハッケン、オウエンヲオクレ!!/
>>461 魔王軍でさえ近づけない巨大要塞都市の中心部を写真機で撮影したんだ。
写真機ってのは風景を切り取って複製する・・・いわば機械仕掛けの絵描きだな。
俺たちの国でも最先端の技術だ。
奥にでっかい船が見えるだろ?あれは東方の国が開発した
超弩級空中戦艦EIWA。EIWAっていうのは俺たちの言葉で
永久(とわ)の平和を意味するらしい。皮肉だよね。
>>459>>463 な、なんと…これは本当に現世の光景なのか?
確かに彼の国については秘密が多いとは聞いていたが…しかしこれは…
うーむ…とても信じられるものではないが…だが、もしも本当にこれだけの技術力を有しているのであれば、
思った以上に魔王軍との戦いも有利に進められそうであるな。
>>460 ほうほう、それはきっと勇者殿の願望が夢に現れたものでしょう。
しかし、他力本願ではなりませぬ。困難も苦難も、あくまでも己の力で乗り越えねば意味がないのです。
>>461 ふむ…今後は多少なりとも他人の眼から見られた自分の姿を意識することも必要ですな。
何しろ今やあなたは勇者なのです。人々から託された期待を裏切るような真似は見せられますまい。
スノキアへ向かうには釣り船では無理がありますな…どの道船釣りは諦めください。
連絡船で行くのが一般的ではありますが…海の魔物を心配しておいでで?
ならばクリッパー…快速船がよろしいでしょうな。少々値は張りますが、並の海魔など到底追い付けない速さで進みます。すこぶる痛快ですぞ。
>>462 む、流石に見つかったか…だが、あの男の風体を見るに、潜入任務はお手の物と見た。無事逃げおおせる事だろう。
(港町の酒場にて)
スノキアへ行きたいだって?ああ、あんたらもしかして勇者一行か?
こいつは驚いた。まさか本物に出会えるとはな。
で、だ。肝心の移動手段だが、ここに来る直前、凄まじい広さを持つ
石の広場がなかったか?あれは俺たちの町が誇る飛行船の飛行場なんだ。
スノキア行き定期便が・・・今は爆発で本数減らしてるが一日3本は出てた
はずだ。スピードは遅いが安いしなにより安全だ。飛行船には結界が張り巡らされてる。
9割方の魔物は侵入すらできないぜ
466の攻撃!(剣)
466「この豚野郎!!」
オーク「ぐばぁ!!」
>>457>>458 おう、そっちでも調べがついてたか。
そいじゃ話が早え、さっさと行こうぜ。
しかし、まぁ、正面から切り込むんだ、こっちもそれなりの武器をもってかねえとな…。
鋼鉄の剣じゃ刃こぼれしちまって途中で使いもんにならなくなっちまう。
>>459 …いやこれお前さ、東方じゃねえよ。
多分これ、宇宙人にさらわれてそこ東方だと思ってんだよ、お前が。
これもう…神の国になってんじゃねえか。
>>460 ま…魔界殿何かめざしてたか?
確か俺達の目的地ってスノキア…。
…何だフィクションか。
>>462 持ちこたえてろ、今いっからよ!
…ったく、一杯ひっかけてから本当は行きたかったんだが。
>>463 いや、だからお前、それ絶対別の国っつーか別の星っつーか…。
まぁ…半島事件とは関係なさそうだな、東方は。
>>465 飛行船〜!?
駄目だ駄目だ!
おらぁは乗らねえぞ、乗るならな、おい、ナイト、お前だけ乗れ。
俺と勇者ちゃんは海路を行く。
…あのな、俺達を襲ってくる魔物っつーのは、その残りの一割だ。
身動きのできねえ空の上で、魔王軍の四天王とでも遭遇してみろよ。
俺達はいいかもしれねぇが…な?
船紹介してくれ、船。
これだけの港だ、わざわざ新しい技術ひけらかさなくても、いい船揃ってんだろ?
>>466 おお、こっちじゃオークと戦ってら。
いいぞやっちまえー!
って…さっきの事もあるしな、465が正しいとは限らんわな。
まあ、俺関係ねえし、おっちゃんしーらねっと。
468 :
女勇者 ◆uJIk60tg.A :2014/05/17(土) 21:37:10.95 0
上げてみるよ!
>>462 ああっ!?危ないっ!もういいから逃げて!
情報をくれただけでも万々歳だから、どうか無事に帰ってくるんだよ!
……こっちからの声も届けられるのかなぁ…
端から見たらひとり言ブツブツ言ってる変人みたい、ちょっと恥ずかしい。
>>463 へぇー、すごいね、これもう絵描きとかいらないんじゃないかな。
旅が終わったら、その写真機ってやつ買いたいな…とんでもなく高そうだけど。
空中戦艦!?そんなバカでっかいもんが空に浮かぶのかい?ほぇー……想像もつかないや。
まるで山が飛んでるみたいだ、これがあればドラゴンも怖くないよね。
永久の平和か…うん、強力な戦争の道具に永和なんて名前が着いてるなんておかしい話…
でも、あたしが魔王を倒したらそんな戦艦も用無しになるさ。
……まさか他の国に対して使ったりしないよね?
>>464 勇者っぽい振る舞いか…きりっと凛々しくすればいいのかな?
あ、そういえばさ、ライオネルの使えてる王様、キングアーサーって世界で一番勇者に近いって言われてるよね?
その人みたいな振る舞いを心がけたら間違いないんじゃないかな!
キングアーサーってさ、どんな人だったか聞かせてほしい!
ちぇー、いいよ、海釣りはまたの機会にする。
そうだね、本で読んだけれど海の魔物って船を丸呑みにするくらい大きいんでしょ?
あたし泳げないし…もし襲われたら船員さんとかも守らなきゃいけないし、正直言って不安。
よし!それじゃ快速船でいこっか。えーっと、一人分の乗船代はいくらなんだろ…300G?ちょっと痛いけれど早く着くならこれでいいよね?
>>465 飛行船!?すごい、そんなものまであるんだ…うーん、迷う…迷うけど…
そう、だね。せっかくだけど今回は海路で行くよ。
おっちゃんの言ってるように、もしも空で強敵と出くわしたら海以上にどうしようもないからね。
それに早く行けるって点で考えたら快速船のほうが早いだろうから。
空の旅も気持ち良さそうだねー、スノキア以外にも発着してるなら次は飛行船、乗ってみるよ。
>>466 ち、ちょっと!何やってんだあんたら!ケンカか!?
そこのオークは暴れるつもりはなかったみたいじゃないか、魔物でも全部が全部悪いってわけじゃないんだ!
無差別に迫害してたらこっちが悪魔だって罵られても文句は言えないよ!とにかく剣を収めて!
>>467 鋼鉄以上の金属っていったら魔法金属くらいしかないね。たっかいよー?
てかあたしの剣、鋼鉄製どころか銅製なんだけど……
聖水使って破邪の力を乗せたし、名前まで付けたから手放し辛いんだよね…
(腰に差した愛剣を見る、よく使い込まれてはいるが激戦の末に刃はボロボロになっている)
もしもの時はレーヴァティンがあるけどそうポンポン使うわけにもいけないし、そろそろ変え時かなぁ…
実は魔王なんて存在しない。我々人類は何者かによって
戦争経済のコマにされているのではないかという噂がある。
戦争ってのは儲かるからな。攻撃してくる魔物も
魔法使いや魔術師が作り出した合成生物かもしれない。
ま、なんにせよ戦争を引き起こしてる奴がいるのは確かだ。
頑張れよ。話を聞いてくれたお礼にこれをやろう。
【勇者達は快速船の回数券を手に入れた!】
快速船は一週間に3本でている。次の出航は明後日の午後8時だ。町でのんびりしていくといい。
>>465 悪いが我らが勇者殿は海路を希望しておられるのでな。
飛行船とやらはまたの機会にな。
>>466 両者には両者の因縁があるのだろう。
門外漢たる我らの口出しする余地はないな。
>>467 なっ…!?大馬鹿者!貴様が勝手に決めるな!
そもそも、わたしは貴様を未だ認めてはいない。傭兵風情などな…
貴様のような無頼漢と我らの希望たる勇者殿を二人きりなどにさせておけるものか!
…だが、長年の経験によるものか?貴様の危惧も尤もな事だ。そこは素直に認めておこう。
どの道勇者殿は海路を望んでおられる。ならば選ぶ道も既に決まっている。
>>468 ほう、我が王に倣って勇者の在り方を学びたいと…それはいい心掛けですぞ。
いやはや感心しました。それでは喜んで我が主キング・アーサーの伝説をお話ししましょう!
…どこから話したものか…やはりここは、我が王が王たる所以ともなった聖剣エクスカリバーについてからにしましょう。
“グラン・ブリタニアを収める者にのみ抜ける”とされていた聖剣カリバーン。まだ騎士見習いであった我が王アーサー…当時はアルトリウスと言う名でしたが、
彼はその剣を目にした瞬間に『この剣を抜くべく自分はこの世に遣わされたのだ』と感じ取り、見事剣を封印石から抜き果たし、キング・アーサーの名と称号を得たのです。
彼が王となりしばらくたったのち、次々と人を喰らい人民を震え上がらせた恐怖の怪物、クェスティング・ビーストがグラン・ブリタニアに現れました。
クェスティング・ビーストとは頭と尾がヘビ、胴体は豹で尻はライオン、足は鹿という異形にして、身の丈10メルテルを越す魔獣でした。奴のためにいくつもの村が壊滅させられたと聞きます…
無論、我が王はこのような魔獣の跳梁を許すような人物ではありませんでした。すぐにラウンドナイツ…当時は6人程度しかおりませんでしたが、彼らを引き連れ、怪物退治に出発したのです。
道中、同じく怪物討伐を目的とする騎士、サー・ペリノアに決闘を挑まれました。『自分に負けるようではとても怪物を倒すことはできまい』とね。
戦いは熾烈を極め、とうとう互いの剣を折るほどでした…それでも戦いを続けようとするペリノアに、我が王は言い放ったのです。
『この決闘の勝者はあなたで構わない。わたしの使命はただ、民を脅かす怪物を討ち果たすことのみである。そのために同じ志を持つ者同士が死ぬまで争うことなどあまりにも愚かだ』と…
この言葉に感銘を受け、王の器を知ったペリノアは、息子のパーシヴァルらと共に、我が王の臣下となったのです。今では彼らも栄光のラウンドナイツに名を連ねております。
その光景を見て心打たれたのはサー・ぺリノアだけではなく、事の次第を見守っていた我が養母、湖の乙女ニュミエもそうでした。彼女は折れたカリバーンを精霊の力により精製し直し、
大いなる力を賦与したのちに我が王の元にもたらされました…それが、真実の聖剣エクスカリバーなのです。そしてわたしとボールス、ランスロットの三人もその時にキング・アーサーに仕える事となったのです。
その後エクスカリバーは結集したラウンドナイツの協力の元、クェスティング・ビーストを見事討ち果たし、獅子王ヴェルフェン率いる獣人族との戦い、熊王アスカーネン率いるバーバリアンとの戦の際にも振るわれ、
グラン・ブリタニアを幾度も勝利に導きました。それ故、エクスカリバーはいつしか抜けば勝利を必ずもたらす剣…すなわち「約束された勝利の剣」と呼ばれるようになったのです。
しかし何より重要なことは、この聖剣は正義と真実を強く心に宿した者にしか扱えないということです。それ以外の者が振るおうとすれば、剣は重石のように重くなり、決して持ち上がることはないのです。
そのような剣を我が王が戦の度に軽々と振るえることは、キング・アーサーの心には常に正義と真実の炎が燃え盛っている何よりの証!故に誰もが『キング・アーサーこそが真の勇者である』と、疑う事はないのです。
確かに、これ以上の材質の武器を店で探すとなれば残るはミスリルぐらいなものですが…長年使い続けた武具には愛着が湧くものです。
自分の手に良く馴染んでいるのならば尚更です。となれば…研ぎ師に注文してみるのが良いでしょう。腕の良い研ぎ師ならば元以上に切れ味を高めてくれるものです。
もしくは手持ちの素材と一緒に鍛冶屋で精錬し直してもらうのも手ですな。勇者殿はどちらがお好みで?
>>469 …わたしはただの騎士だ…たとえそれが事実であったとしても、わたしにできることなどただ、無辜の民草が平和に暮らせることを祈って剣を振るうことぐらいだ…
たとえ誰かに利用されているのだとしても…目の前で苦しむ人々を守るために戦う。それこそがわたしの唯一信じる正義なのだ。
船の切符はありがたく頂戴致す。貴公も達者で過ごすが良い。
情報収集なら今17番埠頭に停泊してる豪華客船に行くといいぞ。
世界中の人間が乗ってるからな。
>>468 銅製だぁ!?
銅製の剣で魔王軍の四天王と…。
勇者ちゃんってのはヴァルキリーかよ。
よし!飲もう!(前後の因果関係不明)
…うぃー…ひひひ、ひとしきり、のの、飲んだとこでさっそーく買い物いこーかね!
魔法剣高いだ?知ってるよ大丈夫だ!おっちゃんはまだぼけてねーぞ!ひっく!
おっちゃんのいうそれなりとはー…なんでしょーか!か?
せーかいは剣を何本ももっていく事でーす!
【おっさんは鋼鉄の剣を3本買った】
まぁ、足りなくなったら連中から奪うわ。
>>469 だとしても戦うしかねえべな。
……まぁ、相手が人間だったってんなら、まずは問答無用でぶん殴って電気アンマかましてカンチョウ食らわしてやるよ。
どんな高尚な理由つけても、やっていいことと悪い事があっからな。
回数券、ありがとうよ。
まぁ、俺の活躍に期待しててくれや、きっとこう、俺の圧倒的な活躍に、勇者の時代は終わりを告げてハンターの時代になり、各地にハンターズギルドが作られるようになったりすっからな!
はっはっは。
>>470 おめぇってのは中々話の分かる奴だよな。
そこは評価してやんぜ。
…最もよ、何で今まで勇者ちゃんが銅の剣使ってんのに黙ってそのまんまにしてたかってのは、あるがよ。
まぁ、おめえの事だ、何か言ったんだが聞き入れられなかったか、金が無かったかってとこだろ。
おらぁな、できる事しなかったせいで人が死ぬのはやべえ嫌いなんだよなぁ…。
>>472 例の東方の連中はいっかな?
いや、鎖国してんだったな。
まぁ、おっちゃんは身なりがきたねえし堅苦しいとこ行きたくねえなぁ…。
だが、まぁ、やる事はやらねえと…。
ちょいと待ってろ。
(おっちゃんが宿の一室に籠り、しばらくして…)
よおし、行くぞ(綺麗に身なりを整え、上等な礼服に身を包んで)。
あ?この服か?
俺も一応宮仕えだからな、この位持ってんだよ。
男B:おい、なんだ!?魔王軍か!?
(一人の男が上を指さして叫ぶ。どうやら観光客のようだ。
だが、別の男が首を振った)
男A:あれは飛行船だよ。空を飛ぶモンは珍しいから仕方ないがな。
男B:すげえ・・・あんなのに乗ってみてえなぁ・・・
スノキア王国の大樹海の奥地。そこにはダンジョンがある。
ダンジョンの最深部に辿りついたのは大剣士と呼ばれた男のみ。
最深部には見たこともない機械が置かれており、そこには
スノキア連邦共和国 世界歴2115年と書かれたガラス板が存在するという。
現在の世界歴は879年。まさか未来の機械だというのか・・・。
ま、そんな伝説がスノキア王国の樹海村に伝わってるのさ。
ロマンだろ?
(男はぐいっと酒をあおった)
>>469 根も葉もないただの噂話なんだろうけど…もしそうだとしても、住人からしたら魔物は脅威以外の何者でもないしね…
もしも噂が本当だったら、その魔法使いやら魔術師やらを倒すのが私の役目になるんじゃないかな。
ん?戦争が儲かる…まぁ、確かに武器防具屋とか道具屋とかは儲かるかもしれないけどさ、命には代えられないよ。
もしも焼き討ちなんかに遭ったら儲けも何もかもパーだろうしさ、一部の凄い金持ちくらいしか得しないよ。
えっ、ほんとにくれるの?ありがとう!
出航は明後日の八時かぁ…鍛冶屋でも覗いてみるかな…
>>471 ……な、ながいっ(小声)
ねぇ、せっかくだけれど…ちょっとお手洗いに行きたいんだけど…
うんうん、大丈夫だよ!王様の行動理念は頭に入ってきたから!
一つ!正義の心、忘れるべからず!
一つ!常に民の味方であれ!
一つ!私情より大義を何よりも優先すべし!
真実の聖剣エクスカリバー…いくらあたしでも名前くらい聞いたことあるよ。
その剣を振るえる事自体が王者の証であり真の勇者たるゆえんだって。
そんな武器と同格の剣を背負ってるんだから、もっと自覚持たなきゃなぁ…
話を聞いてて、使う武器云々よりもやっぱり王様自体が凄すぎるね、騎士の中の騎士だよ…ライオネルが心酔するのも分かる気がするなぁ。
王様のおかげでブリタニアは魔王軍の被害も最小限に押し止められてるって感じだねぇ。
ありがと、くわしい王様の伝説はまた伝記でも買って読ませてもらうよ。
そうそう…これ…
(皮袋からほんのりと青く発光する金属片を取り出す)
青騎士と戦った後、あいつの鎧だか槍だかの欠片が落ちてたから拾ったんだけど、これってもしかしてミスリルじゃない?
これと剣を鍛冶屋にもっていったら精錬し直してくれるかな?
>>472 こんなご時勢でも娯楽を忘れないなんてある意味逞しいというかなんというか…
豪華客船なんてあたしには一生縁のない所なんだろうけど、停泊中の船にお邪魔するくらいは許してもらえるかな、勇者特権で。
鍛冶屋に剣を預けたあとに少し寄ってみるかな。
>>473 ヴァルキリーってなにさ?
だからあたし飲めないって言ってるじゃんか…まったくもう。
(バクロスに呆れた視線を送りつつ朝食代わりのミルクとパンを口に運ぶ)
酔った勢いで奮発しすぎちゃダメだよ、おっちゃんのポケットマネーだったらいいけど…すっからかんになっても酒代は出せないからね。
武器も消耗品だってことかぁ…うーん…あたしは鍛冶屋に行ってみる。ちょっといい物が手に入ったからさ!
おっちゃんにもそんな格好できるんだ。意外な一面…そういうとこは気を遣わなきゃダメかなぁ。
一応洗濯は済ましておいたんだけどね、今の格好じゃ間違いなく浮く。
>>474 飛行船が出航したかー…壮観…
(大きな船が悠々と空へ飛び立っていく様子を一般の観光客と同じように口をあんぐり開けて見上げる)
結界まで張ってあるんだもんなぁ、すごいなぁ。高速飛行船とかもそのうちできるんだろうねぇ。
>>475 へー、樹海の奥まで行くだけでも大変そうなのに、さらにダンジョンまであるんだ。
誰がそんな所にそんなものを作ったんだろうね。
未来に作られたものが何で今ここに存在してるんだろ…スノキアって不思議なところ。
俺はある日、村を救うために獰猛な魔物を退治した。
村人は大いに喜び、俺のために宴を開いてくれた。
だが、今でも忘れることができない。野獣の子供の
悲しそうな鳴き声は。
(とある戦士の日記)
>>476 (別の男が会話に入り込んできた)
その伝説知ってるぞ。んで、関係ありそうなもう一つの話もな。
大剣士とは別の男がダンジョンに挑戦した。ところが、いつまでたっても
帰ってこない。捜索は打ち切られ、5年の月日が流れたある日、行方不明に
なったその時とまったく変わらない状態でひょっこり現れたらしい。
大きな町の病院で検査してもらった結果、健康状態良好。栄養失調などの症状は
一切見られず、だそうだ。面白いだろ?なぜそんなこと知ってるのかって?
スノキア出身だからよ。前の爆発があってこっちに避難してきたのさ。
早く仕事探さねーとな。
>>472 ほう、それは良い事を教えてもらった。
しかし、豪華客船か…わたしとしてはああいった華やかな場所はどうにも肌が合わんのだがな…
>>473 フン、大方わたしが融通の利かない石頭だとでも思っていたのだろうが…
自と他の足りぬ部分、見習うべき部分は素直に受け入れねば成長はない。わたしはそうしてこれまでも生き抜いてきたのだ。
そして、戦いは何も武器の強さで決まるわけではない。武器を使いこなすにはまず使い手自身が成長せねばな。
無闇矢鱈と強い武器を求めていたとしても力量が伴わぬであれば本末転倒だ。とはいえこの先は現状の装備では心許ないのも確かだ。
ここいらで一つ強力な装備に換えてみるとしよう。
ほう、馬子にも衣裳とはよく言ったものだ。では行ってきてくれるか?
豪華客船などの宴席には我が王の護衛として幾度か経験があるにはあるのだが…
わたしはああした煌びやかな場所や、そこに集まる富豪や貴族連中はどうも苦手でな…
>>474 空の旅か…機会があればそれもよいかもしれんな。
>>475 …俄かには信じがたい話だが…伝説と言うものは往々にして荒唐無稽なもの。
直接この眼で確かめてみるまではわからんものだ。だが、本当ならば実に興味を惹かれる話ではある。
>>476 や、これは失敬。何分、我が王は真に偉大な方であるからして、その偉業を話し始めるとついつい止まらなくなってしまうのがわたしの悪い癖ですな。
しかし、話を聞いただけでも勇者殿にも我が王の御心を感じ取れたようですな。流石は勇者殿です。
ただ、人間は一人一人異なるものです。いくらキング・アーサーを理想として近づこうとも、決して本人にはなれぬものなのです。
ならば、その気高き志のみを同じくし、なおかつ別の人間として勇者たりえる姿を模索する…その姿勢こそが真に重要なことであると、わたしは思います。
ほう、これはあの時の…ふむ、ミスリルと同じく魔法金属ではあるようですが、少々異なっているようですな…
いずれにせよ、素材としては申し分ないでしょう。後は鍛冶屋の腕を信じて、より強い剣に生まれ変わることを期待しましょう。
>>477 …人に仇なす魔獣を倒すことは紛れもなく正義だ。…人間の側からすればな…
だが、我々がその人間であることも紛れもない事実。
必要以上に気に病むことはない、貴公は正しい行いをしたのだ。
今はただ、村人たちの感謝の言葉だけを拠り所にするしかあるまい…
>>478 ふむ…それはまた奇妙な話よ…しかし興味も湧いた。
可能ならばわたしもそのダンジョンに挑戦してみたいものよ。
>>474 !?
やばい!勇者ちゃん、ここは身を隠すんだ!!
…ふう。
危うく乗りたくなっちまうとこだったぜ。
あれ以上みてたら危なかったな。
>>475 おおかた115年の冒険者が描いたガラス板だったんだけど、
1を間違って2みたいに書いちまったから、慌てて横に正しく115って書いたら2115になっちまったってオチだろ。
機械?んなの見たことねえだけで他のとこじゃ一般的なもんなんじゃねえのか?
そいつの見聞が浅かったとか。
>>476 おっちゃんの国の危険手当は高いぞー。
今から傭兵団作れそうなレベルだ。
何?格好が浮く?
よしじゃあ洋服屋に行こう、おっちゃんが見繕ってやる。
っと言いたいところだがおっちゃんもそういうのはなぁ…。
まぁ、店の奴に任せればいいだろ。
代金は俺が出すぞー。
>>477 …?
お前が殺したのは魔獣だろ?何で最後に野獣の鳴き声が気になってんだ?
え?間違った?ああ、だろうな、おかしいと思ったんだよ。
で、最後ちゃんと子供の方も殺しといたんだろうな?
情けなんかいらねえぞ、いやむしろ、邪魔だ。
根絶やしにしなけりゃならねえ連中なんだから徹底的にやっておけ。
畜生に遠慮何ぞいらねえよ。
>>478 何だそりゃ。
単に捜索隊がさぼってただけじゃねえのか?
ってか肝心のその男はなんて言ってたんだよ。
>>479 お前な…魔王倒した後はそういう連中とかかわらなきゃいけねぇ場面がどうしても出てくるんだぞ?
そういう場面で勇者ちゃんを欲深い貴族連中から守るのもお前の仕事じゃねえのかよ。
それとも何か?魔王倒したらトンズラか相打ちかしか考えてなかったか?
ちんこ
おい、あれ・・・
間違いない。雷剣サンダーボルトだ。
なんであんな若造が伝説の剣持ってんだよ・・・。
(その時、少年をギャング集団が取り囲んだ)
おい坊主。いい剣持ってるじゃねーか。
こっちによこしな
(大の大人7人が15歳くらいの少年を取り囲む。だが少年は目の前の男にだけ手をかざした)
あれまずくないか?
おい若造!悪いことは言わねえから渡しちまいな!
(次の瞬間、少年から何かはわからないが何らかの力が放たれる。ギャング達は恐怖の表情を
浮かべながら尻もちをつき、腰を抜かしたのかそのまま座り込んでしまった)
今のなんだ?
なんかの能力か?それとも魔法か?
483 :
女勇者 ◆uJIk60tg.A :2014/05/20(火) 23:12:34.22 0
なにいってんだこいつ
トリップ変更したよ。
>>477 ……はぁ、今まで考えないようにしてたけれど、魔物にも家族は居るんだよなぁ……
でも、もしこの手記の戦士が魔物を倒さなかったら、村人全員食い尽くされてしまってたかもしれない。
間違ったことはしてなかったと思う……
うーん…魔物からしたら勇者なんて無慈悲な殺戮者だろうね…
なんて感傷に浸ってる場合じゃない、あたしは人間なんだから…間違ってない…
>>478 へぇー、まるで時間を飛び越えてきたみたいだね。
もしそうだったらとっても怖い話、一瞬で五年の月日が流れちゃうなんて…
下手したら周りに知ってる人はみんないなくなってるかもしれない。
そんな目に遭うくらいだったら、怪しげなダンジョンに突っ込むのはごめんだね。
……魔王に対抗するための古代の秘法とか、武具が隠されてるなら否が応にも踏み込むしかないだろうけど。
そんなことよりスノキアは今どんな状態なんだ!?号外だと陸地がまるまる吹っ飛んでしまったって見たんだけど、ホントなの!?
>>479 とにかく凄い人なんだなーってことは伝わった。
他の国と比べたらやっぱり、差が分かるね、あたしたちはいい王様に恵まれてるよ。
ほんと、感謝しなきゃダメだよな。
まぁ…ねぇ、全部を全部真似るなんてあたしにはとても無理な話だよ。
表面だけ真似てもそれはただの物真似でしょ?大事なのは信念や志ってことだね!
と、とにかくもうちょっと落ち着くように気をつけようかな…あはは…
やっぱり!魔法金属だったんだね!持ってるとぽわぽわして力が湧いてくるような気がする。
気のせいかな?
>>480 そういや国勤めなんだった、高給取りの筈だね。
傭兵団は言い過ぎなんじゃないの?人一人雇うのってめちゃくちゃ大変そうじゃん。
んー…やっぱやめとく。かさ張るし。
今のあたしは勇者なんだから、こう、変に着飾っちゃ不安に思われるかもしれないでしょ?
勇者は勇者らしく、いつもの格好で正々堂々といくぞー!
えっ、お金出してくれるの!?それじゃあね…魔王を倒してからおごってもらおうかな、うん、そうしよう!
>>482 (金属片と銅の剣を鍛冶屋に預け、豪華客船へと向かう最中にこの状況に出くわした)
ちょっと待ったぁ!
大のオトナが寄って集ってなにやってんだよ!街の中でばっかりデカイ顔して情けなくないのかあんたら―っと!?
な、なんだアイツ…只者じゃなさそう…
(啖呵を切りつつ駆け寄ったは良いが形勢は逆転、ギャングの男が腰を抜かした)
あんた、魔法使いにしても気功師にしても、街中でそんな空気を出すのはやめたほうがいいよ。
(少年の発する異様な気配に警戒しつつなるべく穏やかに話しかける)
>>480 馬鹿な。魔王と刺し違えるのであれば御の字と言ったところだ。
魔王を討ち果たすは勇者の剣のみ。騎士たるわたしはただ、勇者の盾となり散るも覚悟の上よ。
…尤も、何より我が身が可愛い貴様のような傭兵風情には到底理解できまいがな。無論、理解してもらおうとも思わぬ。
それにだ、よしんば決戦後に生き残ったとしても、その後もわたしが勇者殿の護衛を務める任を続けるかどうかも分からん。
我が王より賜りし命は魔王討伐まで勇者を護り抜くこと。むしろ魔王を倒すほどに勇者殿が力をつけたならば、わたし程度の地位の騎士など外される方が自然であろう。
いずれにせよ、勇者殿に邪な考えあって近づく者があれば、わたしなどより余程そうした手合いとの交渉に長けた人物が付くこととなろう。
それこそ貴様の方がそうした事には得手ではないのか?…とはいえ、確かに貴様の言う通り、苦手だからと言って避けて通るも騎士の本懐に悖る。ここはやはりわたしも付いて行くとしよう。
>>481>>483 む、あれは悪魔ドッペルゲンガー…勇者殿、お気を付けください。
奴らは他人そっくりに成り済まし、あわよくば変身した本人の命を奪おうと狙ってきます…
戦闘能力自体は高くないのですが、厄介なことに変わりはありません。ご警戒ください。
>>482 雷剣サンダーボルト?寡聞にして聞き覚えのない武具の名だが…
それはどういったものなのだ?その名の通り雷の力を宿す剣なのか?
>>484 うむ、流石は我らが勇者殿は聡いお方だ。
まったくその通りです。見習うべきはその精神。真に身に着けるは己だけが持つ証なのです。
いずれは勇者殿も我が王に比肩する程の名を得られるものと信じておりますぞ。
それまでは、不肖このライオネルがお側で助力いたしましょう。
それは気のせいではありますまい、恐らくはこの金属は魔界より産出された物でしょう。
ならば我らの知らぬ力が秘められていると考えられます。必ずやあなたの剣はより強力な効果を賦与されて帰ってくることでしょう。
>>485 雷剣サンダーボルト
電気を操る力を手にすることができる魔剣のことだ。
どこかの国の魔術師が開発したらしいがそれ以外は一切不明。
破壊の魔剣レーヴァテインに次ぐ剣ともいわれている。
まあ、流石に国二つを滅ぼした破壊の剣にはかなわんだろうがね。
誠に申し訳ありませんが本日の快速定期便スノキア行は
天候悪化のため全便欠航となっております
(突如、若い女性が立ちはだかる)
魔の者と現の者が手を取り合う日が近づいている。
我には見えるのだ。永久の平和が訪れようとしていることを。
勇者殿、お早く、スノキアへ行くのだ・・・!
はっ。私は何を・・・?・・・あなたはもしや勇者様!?サインください!