僕は「魔物娘」研究家 -Monster Girl Encyclopedia-
1 :
とある魔物娘研究家 ◆5QD1GWS6wg :
これは僕が魔界レスカティエに潜入した時の記録。
今、人間として生きているのが不思議なくらいです。
立ち入れば最後、どんな人間も淫猥な世界へ堕ちる事でしょう。
これを読む貴方も決して例外ではありません。
――そんなレスカティエへご招待いたします。
レスカティエの近くまでは馬車で飛ばせました。
しかし、これ以上近づくと危険といわれ馬車から降ろされてしまいました。
徒歩でレスカティエへ向かう事になります。
歩くこと1時間ほど。
レスカティエに到着致しました。
街は薄暗く空気が重苦しく…否、甘い感じがします。
頭の中がそういう欲望で満たされてゆく。
歩き疲れた体が、疲労を感じるどころかむしろ元気になっていきます。
しかも四方八方から聞こえる水音と嬌声が、精神を犯してくるのです。
理性が吹き飛んでしまいそうですが、ここは研究家の根性で耐えてみせます。
この街は漂う魔力が高すぎる…異常だ。
街の中心にある城から放出されているようです。
街を見回りつつ中心部へ向かいます。
あそこにいるのはサキュバスですね。
高い能力を持つ上級の悪魔でり、魔物の代表的な存在でもあります。
お話を伺ってみましょうか…?
シービショップたんとちゅっちゅしたいおおおおおおおお
>>4 >シービショップたんとちゅっちゅしたいおおおおおおおお
「あら、かわいい子…っていきなりどうしたの?
私はサキュバスなんだけど?まあいいわ、私の魅力がわからないなら
体で教えてあげましょうか…♪男がいなくて寂しかったのよ♪
ふふ…さあ覚悟しなさい…動けなくなるまで○○てやるわよ♪
そしたら、一緒に住みましょ………?」
文献通り、相当好色な魔物のようです。
奇声をあげようが何をしようが、彼女達が幻滅する事はまず無いみたいです。
彼女達の男性への関心を無くすのは難しいでしょう。
「ほらぁ…私の体もっとよく見て?好きなようにしてもいいのよ?」
サキュバスはその美しく豊満な体を使い男を魅了する。
大きな胸を突き出し腰をくねらせ、性的に興奮させようとしている。
なるほど…実に悪魔らしい悪魔だ。
>>4さん、誘惑に乗らないでくださいね。
誘惑に乗り彼女と交われば即堕落してしまうでしょう。
なんでお前は平気なんだよ
色んな魔物が住んでる街なんだろうか
恍惚(こうこつ)嬌声(きょうせい)
>>6 僕は魔物達のあしらい方を心得ています。
パーフェクトではありませんが自信を持っています。
魔物の魔力に対する抵抗力もあります。
僕は…元は研究家等ではなく、某聖騎士団に入っていました。
戦闘経験もあり魔物との戦い方も知っているのです。
ただサキュバスのような上級悪魔が相手だと分が悪いですね。
襲われた時には貴方達を「見捨てる」事もあるかもしれません。
逆に僕が魔物娘に屈服してしまった場合は、構わず逃げてくださいね。
>>7 その通りです。
元々は魔界ではなく宗教国家「レスカティエ教国」という名前でした。
魔王の娘である「リリム・デルエラ」の侵攻により魔界へと堕ちました。
ざっと見た感じでは多くが歓楽街になっているようですね。
淫らな施設が多く建っているようで、まさに魔物の国でしょうか。
「難しい事は考えなくていいの、この国にあるのは快楽と欲望だけ。
苦しむ事も怯える事も悲しむ事もない…ここは素晴らしい世界よ。
私はサキュバスになってから、自分に素直になったの。
あぁ…この幸せ貴方にも味わってほしいわぁ…ねえ一緒にいい事しない?
きっと笑顔になれるわよ♪」
っ…僕は人間らしい生き方を捨てたくはありません。
>>7さんもそうですよね。
「ふふふ♪人間はいっつも、表面上だけそういう事を言うのよね。
本当は欲望に溺れて辛い事なんて、ぜーんぶ忘れたいくせにさ…♪」
ドラゴンとかかっこいいのはいないんですか?
さて、僕達の匂いを嗅ぎつけて魔物達が集まってきているようです。
場所を移しましょうか。
>>10 ええ、存在します。
魔王の影響により魔物娘化していますが。
旧魔王時代の時のように…本来の姿である巨大なドラゴンの姿へ変身する事ができます。
小さな町くらいならあっという間に燃やし尽くされるでしょう。
きっとこのレスカティエにも生息しているはずです。
先ほどのサキュバスよりは理性的でしょうし、
ドラゴンを探してみるのもいいかもしれませんね。
「我を呼ぶのは誰だ」
本当にいましたね、地上の王者が目の前に…
美しさと同時に恐ろしささえ感じます、僕では敵いそうにない。
これがドラゴン…
「誇り高きドラゴンを容易く呼び捨てにするなたわけが!
ふん…それはともかくそこの人間よ、私の事をかっこいいと言ったな?
私はかっこいいか?ん?答えようによっては悪いようにしないぞ…?」
全然理性的ではないようですね。
娘ってところで想像してたのとは違うんですが、今の姿もかっこいいですね
ドラゴンに変身っていうのも第二形態みたいですし、
町一つ燃やし尽くせるパワーがあるってところもいかしてます
えっ。普通に話せてるんだと思ってたんですけど、これで理性的ではないんですか?
>>12 今でも力を持つ魔物は沢山存在します。
ですが、ほぼ全てが魔王の魔力を受けていますので人間より好色で
美しい女性の姿をとっているのです、それが魔物娘と呼ばれています。
「そうか、私がかっこいいか!はっはっはっ!気に入った!
お前を私の夫にしてやってもいいのだぞ?このドラゴン様の夫だぞ?
拒否するというのならばそれもいいだろう、無理やり屈服させるのも悪くない。
巣にお持ち帰りして毎日○してやるぞ、お前の○○○を○○○に…♪」
ドラゴンは人間を嫌っていたのではないのですか?
「私のように若いドラゴンはお前達の事を嫌ってるわけではないぞ。
あ…い、いや…別に好きってわけでもないがな…
で、でもな…き、キライって…わけでもないし…その…」
このように、ドラゴンは自制心もありかなり理性的でしょう、珍しいほどに。
ですが今にも貴方を誘惑し連れ去ろうとしています。
「ゆ、誘惑とはなんだ!ただ声をかけてみただけではないか!
私をサキュバスみたいに言うな人間風情が!も、燃やすぞ!」
15 :
名無しになりきれ:2012/12/11(火) 19:22:31.13 0
何歳だよ
勉強になります
ドラゴンさんも、ありがとうございました。会えてよかったです
後半何を言ってるかよく聞こえませんでしたけど、色々見て回ってる途中なので、また今度
他にも、上級の魔物とかかっこいい魔物がいるんでしょうか?
>>15 僕は19歳です。
若いのにこんな危険な事をしているのは珍しいですか?
この研究は世の中に必要な事です、しかし僕はそんな事はどうでもいい。
魔物を知る事により得られるものが大事だと考えています。
「ずいぶんと熱心なのだな、お前のようなおかしな人間は久しく見ていない」
僕は何も変わらないただの人間ですよ、ドラゴンさん。
>>15さんもこの研究に協力してくれるとうれしいです。
「ちなみに私の年齢は95歳だ、人間の歳と一緒にするなよ?」
>>16 「ふふ♪また私に会いたくなったら巣を訪ねるといい、待っているぞ」
無理やり誘拐でもするんじゃないかと思いましたが。ふう…一安心です。
えー、上級の魔物と言うとですね…ワイバーンやバフォメット。
ベルゼブブにヴァンパイアなどが存在しますね。
どれも魔物らしい強力なパワーの持ち主で、ここレスカティエ侵攻にも助力しました。
その力は聖騎士団に入っていた僕でも、軽く組み伏せられるくらいでしょう。
東の国のジパングには「龍」という魔物もいるらしいです。
あとこの街の中心部の城には間違いなく強力な魔物が複数います。
噂では元勇者の魔物もいるんだとか。
>元勇者の魔物
魔王オディオですね、わかります
話のわかるドラゴンさんでしたし、誘拐なんてしませんよ、きっと
研究家さんでも太刀打ちできない魔物となると、会いに行くのはやめといたほうがいいですね
ヴァンパイアやベルゼブブって有名ですし、元勇者もきになりますし、1回くらいは見てみたかったですけど
>>19 いいえ、彼とはまったく違う存在なのです。
憎しみに満たされた人間が魔王となる話は聞いた事がありますが。
あの城にいる元勇者は愛と快楽に満たされているのです。
勇者の使命により愛する人と会えなくなり、
魔物が攻めてきた時に即堕落してしまったのだとか。
たしか…名前は「ウィルマリナ・ノースクリム」
現在の名が「魔界勇者 サキュバス・ウィルマリナ」
しかし憎しみも愛も快楽も否定してしまったら
人間や世界そのものを否定するようなものですし…
魔とは難しいものですね。
>>20 …そうですね。
今まで何度も襲われたので誤解していたのかもしれません。
ありがとうございます、やはり貴方をここへ連れてきたのは正解だった。
はい、僕では勝ち目はありません、しかし。
だからと言って引いているようでは研究家の名が廃ります。
「クンクン…穢れなき新鮮な血の匂いがする…クンクン…
…ククク♪すぐ近くにいるぞ…♪魔物に汚されていない清潔な人間が♪」
おや、またもやグッドタイミングですね!いやバッドでしょうか。
ヴァンパイアさんがこちらに来ているようです。
お腹が減っているのでしょうか、涎をたらしている。
お礼を言われるようなことは何も
それどころかこんな危険なところまで案内してくれてありがとうございます
なんて言ってる場合じゃないですよね
これ、見つかったらヴァンパイアさんに食べられてしまうんじゃないでしょうか
>>23 お腹が減って我慢できず襲いかかってくる魔物にはこれです。
ホルスタウロスミルク、とても美味として知られるミルクです。
ミルクは血液からできていますし最適でしょう。
「見つけた…♪かわいい子がイチ…ニィ…ククク…♪どの子から吸おうかしらぁ。
あら…?それってホルスタウロスミルク?良いもの持ってるのね、よこしなさい」
貴女にあげるつもりだったのですよ。
それはプレゼントするので、貴女と少しお話をしたいのですが。
「ン…このミルク美味しい♪私とお話し?別によろしいですけど。
坊やの血と精も飲んでみたいですわ……だめ?」
おお、さすが研究家さん!
すごいアイテムを持ってますね
そう言えばヴァンパイアさんって、ミルクだとか、男性の血も欲するんですね
清い女性の血だけが好物だと思ってました。これも魔王の影響なんですか?
26 :
とある魔物娘研究家 ◆5QD1GWS6wg :2012/12/12(水) 16:58:43.13 0
>>25 はい。魔王の影響と思われます、魔物が人を傷つける事が少なくなりました。
事実、魔王であるサキュバスは人間を殺すような事はしません。
しかし、野放しにしていれば、いずれ世界は魔物だけの世界に…
「私は女性の血も好きよ、だけど汚されてない童貞や処女の体液はもっと好きなの。
あれほど甘美で心も胃も満たされる飲み物は他に無いですわ。
そして…穢れ無き人間を汚すのは、さらに私を満たしてくれるのです♪
人間を汚すのは、一族で流行っているんですの♪ふふ…貴方たちも堕ちてみない?
最高に気持ち良いはずよ♪」
堕ちるというのは…魔力を注ぎ魔物へと変化させる…
男性ならインキュバスに、女性ならヴァンパイアに変えてしまうという事でしょうか。
「そういう事♪そして汚した人間の奴隷を飼うのがステータスみたいなものですの」
そうなれば人間らしい生活もできなくなるのでしょうね。
男性も対象でしたか……人間を汚して奴隷として飼うっていうのは怖いですけど
それが魔物っぽいと言うか、貴族とか高貴な生まれって感じもして、
ドラゴンさんとは違ったかっこよさがありますね。怖かっこいいというか
魔物だけの世界は困りますけど、どうしたらいいんでしょう
>>27 「怖かっこいい?悪くはないけど綺麗とか可愛いって言ってほしいですわね。
ドラゴンは所詮トカゲ…爬虫類ですもの、流れてる血からして別ものです。
あら?私の奴隷に興味があるのかしら?怯えなくてもいいのよ。
私専用で貴方だけを可愛がってあげるから、何も心配する事はないわ♪」
このように、魔物娘は一人の男性だけを愛し続ける純粋な心を持つ生き物でもあるのです。
「説明ご苦労様、一度惚れた男は絶対に逃がしませんわ」
…魔物だけの世界にしないためには、魔物娘の誘惑に屈しない事です。
そうすれば魔物の魔力によって魔物化する事もないでしょう。
ここレスカティエを支えていた教団も魔物と抵抗する意思を見せています。
「教団は魔族の敵ですわ、私達を容赦なく殺すもの…
私達は人間を殺した事なんて一度もないのに!いつか全員精奴隷にしてやりますわ…」
すみません。ヴァンパイアさんはお綺麗です
え、えっとまだ他にも見て回りたいので、奴隷の話はその、また今度で。会えて良かったです
一途な魔物さんらしいし、きっといい旦那さんと結ばれると思います
魔物だけの世界にしないのは賛成ですけど、教団の人は酷いですね
殺してしまうなんて。魔物さん側が殺したりしてこないなら、住み分けができればいいのに……
ここにDQ5の主人公連れて来たらどうなるんだろうな
>>30 「フフフ、素直でいい子なのね♪からかいたくなっちゃうわね。
貴方は従順な可愛い奴隷になりそうなのに、残念……
寝床に忍び込んで無理やり襲っちゃおうかしら?」
教団は…いえ多くの人間が前時代の事を思い出すのでしょう。
魔物は本来人間を襲い喰らう悪魔でしたから、
今でも魔物は人間を殺す生き物だと思い込んでいる人も多いはずです。
「住み分けなんてしなくたって、私達が人間の住処を全て無くしてやりますわ。
魔物と"元人間"が永遠に愛し合う、それだけで十分です。
そうすれば争いも憎しみも悲しみもない…幸せな世界がそこに作られるはずなの」
>>31 「…私を倒してもレベルは上がらないわよ、むしろ吸い取る側だもの」
魔物娘に精を吸われた人間は力が落ちるのでしょうかね。
「そういう行為に消費する体力は無尽蔵に上がるはずですわ。
受ける快感もどんどん上がっていって最高にいい気持ちになれるのです」
なるほど。この街には上級の魔物が多いですし
抵抗していた勇者達も全て堕落してしまいましたし…
誰か一人を呼んだところで、国を奪還するのは難しいと思いますが、どう思いますか?
「魔物娘を殺すのではなく、満足させれば仲魔にできるかもしれないですわね。
そうすれば戦力も違ってきますわね…可能性はゼロではないわ」
前時代から残ってる考えを変えないといけないんですね
変えたとしても、魔物さん側も人間を堕としてしまおうって考えがあるわけですから、
それも変えていかないと、
人間としての尊厳を失わない為にと暴力に頼ってしまう人が出てしまいますよね
ヴァンパイアさん達もどうにか考えを改めてもらえたら被害が少なくなると思うんですけど……
>>34 「教団には主神のご加護がありますし、私達は魔物だもの。
人間同士で争いが続くように、人間と魔物の争いも終わらないわ。
それに………フフ、抵抗する人間を汚すのもまんざらでもないしね」
神は魔物に味方する者の前には姿を現さないと聞きます。
神が妥協するまでこの戦争は続くのでしょう。
でもご安心ください、魔族の侵略はここレスカティエで止まっています。
「今は休息をとって英気養っているだけ…人間との子が増えて
私達の子孫が育てば、また多くの男性が必要になって戦争が始まるわよ。
だって、魔物娘は人間の精がないと生きていけないんですもの」
今の魔物にとって人間は必要不可欠ですからね。
子孫繁栄のためにも生き延びるためにも。
神様が妥協するまでですか……悲しいですね
あなたの為に祈らせて下さい…エーメン…
…もしや、あなたはかの有名な研究家の方では?
あなた程の研究者なればお屋敷に図書館並みの蔵書を誇る自慢の書斎をお持ちではありませんか?実はそこに納めるべき魅惑的な書物があるので是非とも寄贈したいのですが?
つ『淵みに棲むもの』
フフフ
是非お受け取り下さい…
さぞや、あなたの研究のお役に立つ事と存じますよ…
カッ(神父の目が見開いた瞬間、黒目のあるべき場所に暗黒の深淵が見える。気が付くと
>>1の手元には書物だけが残り神父の姿は消えていた)
魔物娘?
ああ、数えるのも馬鹿らしくなるくらい殺してきたぜ
お陰でアンデットとゴーストにとり憑かれちまったよ
レスカティエと聞くと、城に軟禁状態のリア充もげろ男が名物と聞きましたが
ワームさんと土木業を開業したいです