「命令だ、廃墟の街で生き残れ」【TRPG】

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154空木 現 ◇WnJolnC5NpEZ:2012/03/27(火) 07:44:01.66 0
どうも、自己紹介を始めた辺りから妙に視線を感じる。輪からだ。
何だろうな? あたしが話してるからあたしを見るのは普通と言えば普通なんだが、どうもそれ以上の何かを感じる。
まあ、あえて口にするほどじゃなかったから言いたい事は言っちまったが。


さて、問題は音だ。

>「へー、そうなんだ。僕には聞こえなかったよ。それより、りんごちゃんのスリーサイズ」

>「あの、空木さん……私も聞きました
>何の音かは分からないけど……人がいるかもしれませんし……お二人とも、行ってみませんか……?」

>……ジーザス。神は死んだ。

輪が抗議の姿勢を見せたり絶望を謳ったりしてるのは無視する。
そういうことかよ、スケベ。
ま、このまま話が進んでてもりんごが言ったとは思えないが。

さて、りんごは音の場所に行こうという。手がかりも何もない現状、あたしも同感だった。
一先ず頷いて同意し、立ちあがろうとして……輪の奴に止められる。
出鼻をくじかれて鼻白むあたしに、輪は滔々と語りかけた。


>「おいおい、いくらりんごちゃんの意見でも、僕は反対だぜ。
> 音のする場所になんて『絶対に行くべきじゃない』。
> むしろ、出来るだけ早く音のした場所から逃げるべきだと思うよ」

>「だって、考えてみてよ。仲間を集めろっていう指示の後にいきなり聞こえてきた特徴的な音。
> ……普通に考えれば、僕たちをその場所に引き寄せようとしてるか、
> 誰かが助けを求める……もしくは『何か』への抵抗の為に出した音だろ?だから、行く価値なんて無いよね」

どうも言う事が癇に障るが、一応筋は通っている。
つまりこいつは、自分の身の安全を第一に考え、この場を離れようとしているって訳だ。
「自分」、に、「達」とつくかどうかは……微妙なところだ。こうやって危惧を口に出すって事はつけてくれてるのかね?

>「まあ、もし現たんもそっちに行きたいっていうなら流石に僕も従うけどね。
> ただしその時は僕は現たんを一番前に置いて歩かせてもらうぜ。

ふむ。
あたしは、返答しようとして……。
155空木 現 ◇WnJolnC5NpEZ:2012/03/27(火) 07:44:39.82 0
>――――現たんか、りんごちゃんがおっぱいを揉ませてくれるなら前を歩くけど」

「そうか、黙れ」

笑顔で人が殺せたら、今のあたしは世界も滅ぼせるだろう。

「あたしは音の方の行くのに一票な。
どうせ、拐われた時点でどこも危ないのは一緒だろ?
だったら、あたしはちょっとでもなにかありそうなとこに行く」

別に、輪の奴にムカついて反発した訳じゃない。
反発した訳じゃないか?

「んじゃ、あたしとりんごは行くからな、輪は帰っていいぞ」

……ま、ちょっとは覚悟しておけ。

そういう訳で、あたしたちは音のした方に(半分以上勘で)移動し始めた。
156GM ◆utqnf46htc :2012/03/29(木) 23:03:58.76 0
【一日目 1stセクション 『他の放浪者と合流せよ』 ラストターン:終了】

“管理棟”の中で私は満足気に捕食者と接触したプレイヤーの姿を見ていた
捕食者はプレイヤーが去ったことを確認すると、南へ進み始める
恐らくは未だエネミーの存在を知らないプレイヤーに接触しに行くのだろう
空を見れば、大分日は傾き夜が広範囲を占めている
そう、夜である
ふむ……そうだな、見知らぬ街で一夜を過ごすことになる彼らに、少しプレゼントをあげようか
そんな考えが浮かび、私はスピーカーのスイッチを再び入れた

「プレイヤーの諸君、元気かな?
君たちにいくつか伝えていないことがあったのでね
その内の一つを教えてやろうと思う
このゲームの参加者は8名だ
諸君が今何名で行動しているのかはこちらでも大体把握しているが、今見える範囲にいるプレイヤーが全てではない、ということだな」

無論、こちらの手駒はこの人数には数えていないが
それは言わなくともいいだろう

「さて、そろそろこの街にも夜が訪れる
諸君も“安全な”寝床の確保をした方がいいだろうな
では、ご機嫌よう」

【一日目 2ndセクション 『寝床の確保をせよ』 1ターン目:開始】
157犬吠崎 基哉 ◆FaqptSLluw :2012/03/30(金) 19:38:05.72 0
「年上か、やれやれ。予想通りの反応どうもありがとう。」

年齢より上に見られるのはいつものことだ。今更どうとも思わない。
むしろ実年齢を当てられる人に会ってみたいものだ。

>「あれ?何で触れないんだろう……?」

「さて、今後の事だけど・・・おや、寺・・・さえかちゃん、どうかしたのか?」

テーブルの上に置かれた武器に手を伸ばし、不思議な動作をしている。
まるでパントマイムで、そこに壁があるような。

「武器に触れない?そんな、馬鹿な。」

さえかに倣うようにテーブルのボウガンに手を伸ばす。
しかし、その手はまるで反発する磁石のように弾かれてしまった。

「参ったな、これは・・・。」

そう呟いて頭を掻く。
本当はこの手榴弾を二人にも配っておこうと思っていたのだ。
作戦が端から丸つぶれである。どうしようもない。
どこか不自然な廃墟となった街、車や武器の取り除かれた環境。不可視の壁、そして今回の件。
一体このゲームの主催者は、こんな不可思議な力まで使って何をさせようというのか。
まるで説明の付かないこれらの事象を思い、ため息をつく。
そのとき、ブツッというスピーカーの起動音に気づいた。
思わず立ち上がり、体を硬直させる。
158犬吠崎 基哉 ◆FaqptSLluw :2012/03/30(金) 19:38:51.44 0
>「プレイヤーの諸君、元気かな?
>・・・・・・。」

「参加者は8名、か。私たち以外にもこの街にはあと5人も人間がいるということだな。
どう思う?斉藤さん。私は出来ることなら合流したほうがいいように思うが。
とはいえ、今日はもう遅い、日も落ちてしまった。
今日はここに泊まり、他の参加者を探すのは明日のほうがいいように思う。」

放送を聴き終え、そう意見を述べる。
少なくとも夜間に動き回るのは得策ではないだろう。
問題は、他の参加者が同じ境遇なのか、ということくらいだろうか。
境遇が違えば立場も変わる。同じ境遇であることを祈るばかりだ。

結局暗い雰囲気のまま終わってしまった食事の片付けを済ませ、私は腰を落ち着かせた。
夜はまだ長い。手持ち無沙汰になった私は、何気なくそばにいたさえかに話しかけた。

「なぁ、さえかちゃん。調子はどうだい?
若いとはいえ、今日の出来事は体にこたえたろう。先に休んでもいいんだぞ?」

そう言いながら、大きく背伸びをする。
私自身も少々疲労している。だが、まだ十分に動けるだろう。
さて、夜は長い。これからどうしよう。
などとぼんやりと考えていたときだった。
がさがさと、荒々しく植え込みを踏み越えるような音が聞こえた。
変だな、庭になにかいるのか?
そう思った次の瞬間。
派手な音を立てて、居間の窓ガラスが破られた。

【とりあえず接敵させてみました】
159斉藤涼 ◇u4WvgvsX6I :2012/03/31(土) 21:37:51.32 0
第一声、謎の人物は愛想よく『元気かな?』と声をかけてくれた。
つづいて親切に状況の説明、結びには泊まる場所の心配まで!
抑揚無いしゃべり方の癖に愉快げな雰囲気が滲み出ており、
いいように遊ばれております、という私達の状況がさらに浮き彫りになっていく。
その苦々しさに、私は少し唇を噛む。

>「参加者は8名、か。私たち以外にもこの街にはあと5人も人間がいるということだな。
どう思う?斉藤さん。私は出来ることなら合流したほうがいいように思うが。

「私達、バリバリの後衛陣ですもんね。
アタッカーを補助する役割の人間が近距離戦はきついだろうなあ。」

>・・・とはいえ、今日はもう遅い、日も落ちてしまった。
今日はここに泊まり、他の参加者を探すのは明日のほうがいいように思う。」

「ええ、そうしましょう。万が一の為に見張り役、決めときます?
さえかちゃんに夜番は酷だよね。今日はぐっすりおやすみなさい。
犬吠崎さんもお疲れでしたらどうぞ遠慮なく私に任せて。5日くらいぶっ通しで起きとけますよ。」
犬吠崎さんには美味しい夕食をご馳走になった訳だし、寺下さんには皆の雰囲気を和やかにしてもらった。
私もなにか役に立てればと思った。
労う意味も兼ね、顔から疲れを拭いきれていない二人を半ば押し切るかたちで休ませた。
ああいうのは慣れと精神力の問題だから、自分の場合、睡眠時間には割りと融通が効く。
「そうと決まれば歯磨きとシャワーか。ちょっと探してきます。」

他人様宅で勝手がきかない間取りをふらふらし、私は脱衣所を見つけた。
不透明なガラスの引き戸を開ける。大きめの浴槽がある。
コックをひねって湯を出し、まだぬるいその流れにぼんやり指を遊ばせる。
 ここは案外リビングから近いらしく、
二人の会話をうっすら聞き取ることが出来た。
寺下さんに出合ったときの犬吠崎さんの横顔から、
女性が苦手なのかな、もしくは子供嫌いかな、
との推測は、思い過ごしだったのかもしれない。
だけど、おずおず、という雰囲気が拭えないのは確かで、
この調子では5分も会話が持ちそうにない。助け舟を出そうと思う。
お風呂沸きましたよ、
私は彼らを呼ぼうと肺に空気を溜め――

右から左に突き抜ける、甲高い破壊音が、
割れたガラス片を、躊躇なく踏みつける足音が、

――口から発せられる予定だった大声を無理矢理押し止める。
湯を張り終えた私はきっちり蛇口を閉めて、風呂の温度を確認した。
「あっつー。」もうこれ限りなく熱湯に近い。こんなんじゃ誰も入れない。
冷めるまで待とうか?

それとも。

【捕食者から見えない地点で。】
160新都風太郎 ◆EvYA7I4OTA :2012/04/01(日) 15:19:38.57 O
どのくらいの間、気絶していたのだろう
寒さで起きた時には辺りはすっかり夜になっていた
気絶する前はまだ日も高かったはずだ
つまり何時間かここに気絶していたが、命は落としてなかった
運がよかったと一息ついたところで放送が始まった

>「プレイヤーの諸君、元気かな?・・・」

今は一人ぼっちだが他に7人いる事がわかって少し安心した
だがこのまま一人だと就寝時に襲われかねない
そんな不安は行動に出ていた

「おーい!誰かいないかー!いたら返事してくれー!」

半分悲鳴じみたような声が住宅街に響いていく…

【西の端の辺りで他の参加者に呼びかけていく】
161木下楓 ◇KtZlIMA3xM:2012/04/02(月) 00:44:31.48 O
「あれが仲間か…」
前方に近づいてくる三人を確認した
本当に仲間なのか?
敵の罠じゃないのか?
そんな事を思いつつ話かけた
「アンタらも誘拐されたのか?」少し話してみると仲間だと分かったので敵の情報(>>128>>143>>146)を話した
162寺下さえか ◇dgnO87z0hsva:2012/04/02(月) 19:33:06.94 0
――――>「プレイヤーの諸君、元気かな?」

三人の間に重苦しい空気が流れる中、追い討ちをかけるように無機質な放送が流れてくる。
さえかは無意識に身を固くしたまま、青い顔で放送を黙って聞いていた。

>「参加者は8名、か。私たち以外にもこの街にはあと5人も人間がいるということだな。
どう思う?斉藤さん。私は出来ることなら合流したほうがいいように思うが。」

放送が終わり、口火を切った犬吠埼に視線を向ける。

>「私達、バリバリの後衛陣ですもんね。
アタッカーを補助する役割の人間が近距離戦はきついだろうなあ。」
「で、ですね……あはは……」

そもそも戦闘用員にすらなりえない彼女にとっては耳に痛い話だ。

>「とはいえ、今日はもう遅い、日も落ちてしまった。
今日はここに泊まり、他の参加者を探すのは明日のほうがいいように思う。」
>「ええ、そうしましょう。万が一の為に見張り役、決めときます?」

斎藤が出した提案に、さえかは真っ先に挙手しようとした。役立たずよりかはマシだと思ったからだ。

「あの、だったら私が……」
>「さえかちゃんに夜番は酷だよね。今日はぐっすりおやすみなさい。
犬吠崎さんもお疲れでしたらどうぞ遠慮なく私に任せて。5日くらいぶっ通しで起きとけますよ。」

がっくし。肩透かしを食らった気分だ。挙げかけた手は空振りに終わった。
不機嫌そうに手持ち無沙汰でソファーに座り込み、賞状筒をいじるさえか。
その隣に犬吠埼が腰を落ち着けた。斎藤は浴室を探すべく離脱したため姿が見えない。

>「なぁ、さえかちゃん。調子はどうだい?
若いとはいえ、今日の出来事は体にこたえたろう。先に休んでもいいんだぞ?」
「いえ、まだ起きてます。眠れないです……し……ぅ〜」

かっくんかっくんと船を漕ぎながら言った所で説得力は皆無だ。必死に睡魔と戦っている。
163寺下さえか ◇dgnO87z0hsva:2012/04/02(月) 19:33:49.63 0
また目覚めて1人だったとしたら……?
ぼんやりと根底に残る言語化しきれない感情が、彼女の意識を夢の世界に連れて行かれないようにしていた。
おそらく2人は、さえかは完全なる非戦闘員と認識しているだろう。
生き残る過程において、戦えない者は足手まといであり、真っ先に切り捨てられる対象だ。
さえかにとって、切り捨てられるとは最大の恐怖だ。
この先、1人だけでは絶対に生きていけないことを身を持って思い知らされているからこそ、孤独が一番恐ろしい。

(寝ちゃだめだ……寝ちゃ、駄目……)

膝を強く抓って眠気を覚ます。

そのような状態だったので、目覚まし代わりに居間のガラス窓を叩き割られる直前まで、その気配に全く気づかなかった。

「ひっ……きゃあっ……!」

咄嗟に自分の口を塞いだ。目の前で起きた強烈な展開に恐怖し、同時にその恐怖を悟らせてはいけないと直感で判断したのだ。
相手は体格からして男か。仮面で顔は分からない。着こなしたスーツと手に持ったバスタードソードがとても不釣り合いだ。
さえかの脳裏に、スピーカーの声の主と犬吠埼の言葉が蘇る――――参加者、敵の存在。
彼が自分達の命を脅かす敵か、或いは自分達と同じ参加者で、錯乱した精神状態であるだけなのか。
判断はつかないが、油断ならない状況であることに変わりはない。
さえかは考える。こんな時、非戦闘員でお荷物の自分に出来ることは何か。
切羽詰まった空気で冷静な判断を下すことに慣れない少女は、短絡的かつ愚かの極みの策に出た。
犬吠埼と黒ずくめの間に割って入り、犬吠埼を庇うように両手を広げたのだ。

「どなたですか?私の知り合いに、散歩のコースに余所様の家の居間を通るような人は居ないんですけど。
 もしかして、放送で仰ってた参加者の方ですか?そうでないなら、今すぐ右回れして帰って下さい」

黒ずくめを睨みつけ、震える声で挑発的な態度を取る。よくもまあこんなにポンポン言葉が出るものだ。
さえかは賞状筒を強く握る。目の前の男を敵として認めた場合、それを投げて気を逸らさせるつもりだ。
その隙に犬吠埼がどこかへ避難するなり、武器を手にとってくれればいい。
今のさえかには、これだけしか手段はなかった。

【挑発、おかしな素振りを見せたり敵とみなせば賞状筒を投げる】
164野時 輪 ◆oJasuFoks6 :2012/04/03(火) 21:13:17.96 0

>「そうか、黙れ」

……あ、やべ。現たんがキレた。
流石にいきなりおっぱい揉ませてはデリカシーなかったかなぁ。
ん?でも理不尽じゃないか?僕のメインはあくまでりんごちゃんであって、
現たんのおっぱいなんておまけ。ドッキリマンチョコのお菓子みたいなもんなのに。
……そうだよ!りんごちゃんじゃなくて現たんが怒るなんて、そんなのおかしい!
こうなったら断固抗議して、お詫びに足腰立たなくなるくらい揉みほぐしてや

>「んじゃ、あたしとりんごは行くからな、輪は帰っていいぞ」

「おいおい、冗談が過ぎるぜ現たん。この僕を置いていくなんて、いくら何でも……あ、ちょっと待って!
 りんごちゃん連れてかないで!りんごちゃんも僕をスルーしないで!
 ……ちょ、おま……本当に置いてかないで!フリーズ!フリーズ!僕はここにいるんだっ!!」

オーケー。僕も小学生じゃないからね。妥協と堕落を覚えるお年頃。
多数決には自分の意見を殺して従うさ。揉むのも我慢する。
とりあえず、身振り手振りでナカマダヨーとアピールしながら、二人の後を走って追う僕だったとさ。

……それにしても、現たんは猪突猛進だよねー。
好き好んで危険に突っ込んでいくなんて、よっぽど平和に育ったんだろうなー。
まあ、それはそれで面白いからいいんだけどね。

――――――

はてさて。この世界において出会いとは何時も唐突で、衝撃的なものだとは限らない。
どれだけ乞い願ってもそらから女の子は振ってこないし、曲がり角で転校生とぶつかったりもしないものだ。
つまり何が言いたいかというと、そんな劇的な出会いがあった時は、それが劇の一環だと疑うのが普通な訳で。

>「プレイヤーの諸君、元気かな?
>君たちにいくつか伝えていないことがあったのでね
>その内の一つを教えてやろうと思う
>このゲームの参加者は8名だ
>諸君が今何名で行動しているのかはこちらでも大体把握しているが、今見える範囲にいるプレイヤーが全てではない、ということだな」

さっき主催者とかいう犯罪者の垂れ流した情報を鵜呑みにすれば、
この妙な街には僕たち以外に五人の「被害者」がいる事になる。
そして現在、その情報を裏付けるかの様な状況に僕たちは陥っているのであった。
165野時 輪 ◆oJasuFoks6 :2012/04/03(火) 21:13:43.44 0
>「アンタらも誘拐されたのか?」

そう、そんな言葉と共に話しかけてきたその男は、木下楓と名乗った。
何やら僕らを疑いつつ、いきなり現れ話しかけてきたその男。そう、男だ。
もう、時点で僕のテンションゲージはガクッと下がっていた。
だって、男だぜ?僕の大好きなエロいゲームと少年マガゾンでは、
こういう時は男1人女の子沢山のハーレムって相場が決まってるのにっ!

まあ、そんな訳で。僕はこの楓とかいう男が第一印象から嫌いだった。

それ以外にも、ちょっと話しただけでこっちを信頼して
ペラペラ情報を話す所に胡散臭さを感じたりするけど、それはどうでもいい。
んー……どうでもいいけど、流石に僕もホイホイ殺されるのは勘弁だから、
とりあえずこの曲がり角でぶつかってきた男の中身でも調べてみようかな!

「……おいおい、こっちが軽く自己紹介しただけで、何親友気分にペラペラ話しかけてるのさ?
 楓くん。言っとくけど君って奴は今、すげー胡散臭いぜ?
 君は、一人だけボスキャラの手下に出会ったって言い。一人だけその手下と対峙して情報を得たって言い。
 ついでにいうと、一般人であると自称しているにも関わらず、その手下に銃なんて人殺しの道具を
 ためらいなくぶっぱなしたっていう最低な事を言った。
 まあ、なにが言いたいかって言えば――――君、誘拐犯の内通者じゃね?
 違うって言うなら、そのぶっそうな銃を、僕か現たんにでも手渡してくれよ。じゃないと、信用出来ないね。
 そうだろ?現たん、りんごちゃん」

一応ちょっと真面目に聞いてみたけど、さて……どういう反応になるかなぁ。
これを期に銃を渡してくれれば、もしくは怪しい反応をみせてくれれば面白いんだけど。
銃って結構便利だしね!
166空木 現 ◆WnJolnC5NpEZ :2012/04/07(土) 20:30:08.57 0
あたしは顔をしかめている。
輪の挙動に、ではない。確かに色々頭が痛いし、いちいち反応していたら日が暮れるほどツッコミ所が多いが、
それは単に気にしなければいいだけの話だ。

だが

>「プレイヤーの諸君、元気かな?

こっちの発言主の方は、気にしないの一言で済ますには色々と問題があり過ぎた。
そして、発言に含まれる内容も。

「さっきもそうだったが、いちいち癪に障る……。
 しかし、8人か。思ったより少ないな」

これより少ない事はあっても多い事はないだろう。多かったらいつかばれる。
しかし、少ない事を喜ぶべきか悲しむべきか。
親父の部屋に転がってた漫画じゃ42人だっけか。あれだってまともに機能したチームは3人が限度だったしな。
……3人、ね。いち(あたし)、にー(りんご)、さん(輪)……うーむ。
まあ、あれは漫画だし、な。

「それと寝床、ね。その辺りの家で大丈夫か?
 安全な、とか振りをされるのが不安でしょうがないが。
 ……鍵とか開いてるのか?」

開いてなければバフヘッドで強行突破、という手はないではない。
ただし、それは鍵がかからなくなるという危険と隣り合わせだ。

色々悩んでみたあたしだが、悩んでもしょうがない、とすぐに歩き出す。
……すぐに、それでは済まなくなる問題に直面する事も知らずに。
167空木 現 ◆WnJolnC5NpEZ :2012/04/07(土) 20:30:28.79 0
さて、木下楓氏である。
この、遭遇した男がさきほどの銃声の主、と考えて基本的には間違いなさそうだ。
ちゃんと銃も持ってるしな。でかいの。

輪がいきなり疑ってかかって色々詰問したが、その間にこっちは思考を整理する事が出来た。
極論って言うのは重要だね。思考の線引がしやすくなる。
さて、この状況であたしが取るべき態度は……そうだな、あれだ。警察が取り調べの時にやるとかいうやつ。
つまり、鞭と飴。

>そうだろ?現たん、りんごちゃん」

「だれがたんだ。確かに好きに呼べとは言ったけどな。
 ま、それはともかく、楓さん、だっけか。あんまり気を悪くしないでくれ。輪の奴はいつも極端に走るんだ。
 いきなり疑ったっていいことなんてないのにな、ったく」

ちょっと芝居がかった口調で言いながらちらりと輪を見る。
即席の目と目で通じあうに挑戦だ。色気はないが。

「ただ、こっちとしても色々疑わないとやってられない状況なんでね。
 もうちょっと詳しく話を聞かせてもらいたい所だな。
 たとえば、楓さんは銃を普段から撃ち慣れてるのか、とか。
 あと、預かるかどうかはともかく、その銃ちょっと見せてもらっていいかい?
 いや、あたしみたいな素人が見て分かるもんでもないだろうが、どんな代物なのか興味があってね」

軽く譲歩させることでこっちの狙いを達成させやすくする、と。
何が狙いかというと、とりあえず銃を持ってみる事だ。
いや、銃が好きとか言う子供じみた理由じゃなくてだな。
どのぐらい簡単な、あるいは難しい銃か、って事が知りたいんだ。ようは、あたし(達)が使えるかどうか。

「見せてもらうぐらいならいいだろ?」

言って、笑ってみせる。……ううむ、肉食獣のようになってしまったかもしれん。
168GM ◆utqnf46htc :2012/04/07(土) 21:01:45.03 0
【一日目 2ndセクション 『寝床の確保をせよ』 1ターン目:終了】

街の南部
とある民家に灯りが灯っていることを見つけた捕食者は
主の命に従い、その家に住まうプレイヤーへの示威を行うため、お邪魔することにした

「やぁ、どうもこんばんは」

窓を破り長剣に手をかけながら中にいた二人へと語りかける
……そう、二人だ
確かこちらにいるプレイヤーは3人の筈だが、合流していないのか、それとも、見えない位置にいるのか
なんて考え事をしていると、2人の内の女のほうが一歩前へ出る

>「どなたですか?私の知り合いに、散歩のコースに余所様の家の居間を通るような人は居ないんですけど。
>  もしかして、放送で仰ってた参加者の方ですか?そうでないなら、今すぐ右回れして帰って下さい」

「勿論、散歩という訳ではありませんよレディ
しかし、弱りましたねぇ……確かに、私はある種プレイヤーの一人と言えなくもないのですが
先ほどの放送で言われた頭数には数えられていませんし、かといって、引き返すわけにも……」

捕食者は、腕を組み、困ったような素振りをして
少しの間も置かずに顔を上げる

「まぁ、私は今すぐあなた方に手を掛ける気はありませんし、少しの間お邪魔させていただきませんかね?」

【一日目 2ndセクション 『寝床の確保をせよ』 2ターン目:開始】
169犬吠崎 基哉 ◆FaqptSLluw :2012/04/07(土) 22:23:10.50 0
突然の来訪者に驚きながらも、私は状況を冷静に分析していた。
目の前にいるのは、おそらく敵だ。そう判断する。

>「勿論、散歩という訳ではありませんよレディ
>しかし、弱りましたねぇ……確かに、私はある種プレイヤーの一人と言えなくもないのですが
>先ほどの放送で言われた頭数には数えられていませんし、かといって、引き返すわけにも……」

8人に数えられていない参加者。
手にした長剣が光を反射する。
考えが正しければ、目の前の男は私達に危害を加えるためにやってきたエネミーに他ならない。
しかし、この悠長な態度は何だ?
私たちを殺すつもりなら、今すぐ飛び掛ってきても不思議ではない。
不思議なことに、彼からは殺意というものが感じられないのだ。

>「まぁ、私は今すぐあなた方に手を掛ける気はありませんし、少しの間お邪魔させていただきませんかね?」

本当に悠長なことだ。
懐の手榴弾を改める。
いざというとき、この局面では手榴弾は役に立たない。
手榴弾は、半径5m圏内に致命傷となる爆発を起こし、20m圏内に脅威となる破片を撒き散らす。
この狭い室内では、自らの身を危険に晒すことに他ならなかった。
斉藤の持つボウガンなら、あるいは目の前の脅威を退けられるだろう。
幸い彼は風呂に行っていてこの場にいない。
敵の不意を突くのなら、彼に任せるのが適任だろう。
ならば、今この場は口八丁で切り抜ける他にない。

「なるほど、君は私達を狩る 鬼 なのか。把握した。
それで、私達はどうすれば勝ちと認められるのかな?
与えられた武器で君らを撃退すればいいのか、それとも他に勝敗を決する方法があるのかい?」

さえかの背後でまくし立てながら、退路を確認する。
背後にはキッチンへ繋がる通路が一つ。正面、男の背後にあるドアはこの家の中央にある廊下に接している。
幸い廊下へのドアは半開したままになっており、仮に背後から奇襲するなら絶好だろう。
その代わり、私達二人には逃げ場のない状況と言えた。

「私としては、争いは好まないたちでね。できればそんな物騒な剣は捨てて話し合いで解決したいところだ。
ところで君はカレーは好きかな?ちょうど作りすぎてしまったんだ。
君がよければご馳走しよう。いかがかな?」

そう言ってキッチンへ近づく。
包丁はなくとも、キッチンは武器として使える物の宝庫である。
ここから手を伸ばせば、コンロに置かれたままになっているフライパンへ手が届きそうだ。
いざとなれば、これを振り回すしか方法がないだろう。
できれば避けたい方法であったが、目の前にいる得体の知れない男に拮抗するには致し方ない。
170新都風太郎 ◆EvYA7I4OTA :2012/04/08(日) 20:46:51.91 O
「おーい!俺も参加者だー!聞いてたら返事してくれー!」

放送後からこうして他の参加者に呼びかける事どのくらいか
ずっと叫んで疲れてきてしまった
また、起きてから何も食べてないのでお腹も空いていた

「喉も疲れてきたし何か食べるとするか」

そう言って呼びかけるのを一旦中止して民家に入っていく

民家に入り電気を点ける
民家の中の探索する為でもあるが、電気の明かりで自分がいる事を教える為でもある
もしも参加者を狙う敵がいたとしたらその敵にも自分の居場所を教える事になる
だが、それならばさっき叫んでいたのも同じような事である
なので先程敵が現れなかった事に安心して電気を点けた

「さてと…食料食料…っと」

台所に入り食料を探していく
すぐに戸棚からカップラーメンや缶詰などの保存食が見つかったので近くの机に並べていく
また、冷蔵庫を開けたら野菜、肉、魚から卵や飲み物まであった
生憎自分は料理はあまり得意ではなかったので飲み物だけ取り出した
コップを洗い、そこに飲み物を注いで飲む

「ぷはー!生き返るぅー!」

などとおっさん臭い台詞を言う
飲んだ後、やかんを洗ってから水を入れ、コンロに置き点火する
沸騰までの間に箸を洗い適当な缶詰を開ける
最近の缶詰は缶切りがいらなくて便利だ、などと思った
171新都風太郎 ◆EvYA7I4OTA :2012/04/08(日) 20:47:17.58 O
そして缶詰の中身を缶詰から直接食べていく
適当に選んだ缶詰は鯖缶だったが、特に嫌いではなかったのですぐに完食した
鯖缶だったのでごはんが食べたくなったのでレンジで温めるごはんをレンジにセットする
レンジで加熱中にやかんの中の水が沸騰したのでコンロの火を止める
そしてカップラーメンのふたを開けて説明に従いかやくや粉末スープの袋を開けていく
その後、やかんのお湯を容器に注いでいった
注いだら電子レンジでの加熱が終わったので中からごはんを出す
そして今度はさんまの蒲焼きの缶詰を開け中身をごはんの上に乗せて食べ始める
半分ほど食べたところでカップラーメンの待ち時間が終わったのでふたを開けた
そしてカップラーメンも食べていく

―十分ほど経って食事を終えた
少し食後の休憩をした後、缶詰やカップラーメンなどの保存食をリュックに詰めていく

【西端のとある民家で食事して食料をストックした】
172楓 ◇KtZlIMA3xM :2012/04/08(日) 23:33:37.19 0


>その物騒な銃を僕か現たんに手渡してくれよ
>こっちとしてもいろいろ疑わないとやっていけない状況なんでね
その銃ちょっと見せてもらってもいいかい?
「ふむ 一利あるか…」
銃をぶっ放したなんて正直に言う奴なんか信じないよな
俺は話した後に後悔した
でも、嘘つくよりマシだよネ?
銃を渡さないと信じてくれそうにない
「分かった 銃を渡そう。でもちゃんと返してくれよ? …輪さんだっけ?あんたは信用出来ない。理由?現たんとか言ってキモイから」
そう言って俺は現さんに銃を渡した…
173楓 ◇KtZlIMA3xM :2012/04/08(日) 23:34:01.58 0
…筈なのだが、銃は地面に落ちた。
「おいおい、ちゃんと受け取ってくれよw」
(おかしい…ちゃんと手渡した筈だ…)
もう一度手渡してみると理由が分かった。
現さんが銃に触れていなかった
「?どうなってるんだ?まさか…他人の武器に触れないのか?」
この世界はどうなってるんだ?他人の武器は触れないのに、始め持っていた武器は触れる
どうなってるんだ?
[他人の武器に触れない事に気づく]
174斉藤涼 ◆u4WvgvsX6I :2012/04/09(月) 15:39:43.95 0
廊下の奥。気配を殺してリビングのドアには極力近づかない。
私はボウガン付属のスコープを覗き、三人の大まかな配置を掴んだ。
窓から飛び出した謎の黒尽くめさんは、獲物を逃がさないようにするためか
半開の扉を背にしていた。
それは私にとって大変都合がよい。動かない相手に矢を下すことが出来るのだから。
足を狙えば追ってきた時の速度は確実に削がれる。
倒すなんて高望みはしない。私は三人が確実に生き残れる方法を探す。

矢が飛んでくれば彼の意識は確実にこちらに向くだろう。
その隙に、黒尽くめさんが空けた窓の大穴から二人を逃がし、
私は玄関からとんずらこく、というかんじで。
犬吠崎さんがしゃべっている、ターゲットがそれに答える。
注意を逸らしてくれているのかな?

全て聞きおわった後、私は引き金を引く。

【物陰から敵の足を撃つ】
175冬城りんご ◆Niy5gFn5UE :2012/04/10(火) 20:20:58.04 0
空木さんと共に音のした方へと向かい
野時さんも結局着いてきたので、三人でそちらに向かう事となった
が、動き出して間もなく、例の放送が聞こえた
内容については……残念ながら、上手く頭が働かず、まともな判断ができない
というのも

今現在、銃を持った男が物騒な発言と共に
明確な敵の存在を告げてきた恐怖が私を襲っていたからだ

そのせいで、私は空木さんの陰に隠れるようにしか木下さんと向き合う事ができなかった
そんな中、野時さんは木下さんに向かって言う

>「まあ、なにが言いたいかって言えば――――君、誘拐犯の内通者じゃね?
>  違うって言うなら、そのぶっそうな銃を、僕か現たんにでも手渡してくれよ。じゃないと、信用出来ないね。
>  そうだろ?現たん、りんごちゃん」

続けて、空木さんも言う

>「見せてもらうぐらいならいいだろ?」

確かに、その通りだ、でも
他人を疑いたくないけど、もし木下さんが本当に内通者であった場合
それの発覚は私たちの死を意味するのではないか?
私は言うまでもなく、野時さんもとりわけ運動が得意そうでもない
空木さんも、運動神経はいいのだろうけど、銃に勝るほどだろうか……?
私の中に巣食う恐怖がそんなことを囁いてくる

>「分かった 銃を渡そう。でもちゃんと返してくれよ?」

どうやら今回はセーフだったようだけど
なんて、私が安堵と、人を疑ってしまった後悔をしていると、木下さんが驚いたような声を上げる

>「?どうなってるんだ?まさか…他人の武器に触れないのか?」

見ると、木下さんの手を離れた銃が空木さんの手に乗る寸前、弾かれたように軌道を変え、落ちた
まさか……
そんなはずは、ない、だろう
ハッと抱え込んでいる刀を見やる

「……の、野時さんこの刀……ちょっと預かって貰っていいです、か?」
176野時 輪 ◆oJasuFoks6 :2012/04/12(木) 20:26:21.16 0
>「だれがたんだ。確かに好きに呼べとは言ったけどな。
>ま、それはともかく、楓さん、だっけか。あんまり気を悪くしないでくれ。輪の奴はいつも極端に走るんだ。
>いきなり疑ったっていいことなんてないのにな、ったく」

さて、現たんは僕の巻いた疑心暗鬼の種を刈り取るようにしてそう言うと、ちらりと一度、僕に視線を向けてきた。
その瞳に込められたメッセージは……まあ、現状を考えれば意味は一つしかないか。
本当なら、現たんの意見を押し切ってでも追い詰めて、この楓とかいう奴の本性を露見させたかったけど、
そこまで考えているのなら僕からの反論はやめておく事にしよう。
僕は現たんへとパチンと肯定の意味を込めたウインクを決めて、彼女の行動を容認する事にした。


それにしても『ここは私に任せて!でも、もし傷ついたら責任とってお嫁さんにしてよねっ☆』なんて
現たんも大胆なラブコールをするんだからっ☆

>「見せてもらうぐらいならいいだろ?」

さて、そんな僕との意思疎通はさておき、現たんは楓君との武器確認の交渉に出ていた。
僕の立ち位置からだと彼女の表情は見えないけど、きっと人好きのする笑顔を浮かべているに違いない。
笑顔って他人を信頼させる武器の一つだからね。
……それにしても、現たんの後ろに隠れるりんごちゃん可愛いなぁ。
もふもふぐじゃぐじゃしたいなぁ……

>「分かった 銃を渡そう。でもちゃんと返してくれよ? …輪さんだっけ?あんたは信用出来ない。理由?現たんとか言ってキモイから」

そうして僕がりんごちゃんを愛でている最中、意外にも楓君は武器の確認を許した。
そのあまりのあっさり加減に僕のほうもちょっと呆然としてしまったけど……まあ、結果オーライか。
武器の意味を把握してなければ、この反応が当然な気もするし。何気に悪口を言われた気もするけど許してあげよう。
177野時 輪 ◆oJasuFoks6 :2012/04/12(木) 20:26:46.93 0
そして――――

「えっ……何ソレ。おいおい、現たん。君は手品師か何かだったのかい?」

楓君が現たんに差し出した銃は、傍から見て判る程に異常な軌道を描き、現たんの手から漏れ出てしまった。
何度も、何度も。
種も仕掛けも無い怪奇。僕の額に嫌な汗が浮かんでいるのを感じる。
正直、僕はここに来た事に関しては、さほど驚いてはいなかったんだ。
だって、この世界じゃ誘拐なんてもんは実は日常茶飯事だし、僕を逆恨みする様な常識の無い人も沢山いるだろうから。
通常の犯罪行為じゃあ驚く事はないんだけど、だけどこれは……紛れも無く、異常だろ。
驚愕している僕に、か細い可愛らしい声がかけられた

>「……の、野時さんこの刀……ちょっと預かって貰っていいです、か?」

声の主は、りんごちゃん。彼女は自分の武器である刀を、僕におずおずと手渡してくる。

「オーケー、りんごちゃん。君の荷物なら喜んで預かるぜ」

刀に触れる直前、僕は一瞬だけ手を止めてしまったけれど、直ぐに彼女の鞘を掴んだ。
掴もうとしたんだ。けど

「……触れない。これは一体何事なんだろうね?」

カシャンと音を立て、手渡された刀は地面に落ちてしまった。先程の楓君の銃と同じ様に。

……本当に、どういう事なんだろう。
楓君の銃だけが触れないのなら彼が内通者だっていう推測も立つけど、
りんごちゃんの刀までが同じ様に触れないというのは……全員の武器に同じ効果が
かかっている事を想定させられる。
これが『仲間』の殺し合いを防止させる目的なのか、或いは知恵による武器の奪取を阻害する為なのかは判らない。
ただ、この現状はまるで……

僕の頭の中で幾つかの仮説が頭を擡げる。けれど、それが正しいと決定付けるにはどれも材料不足だった。
一度ため息を吐くと、僕はその場の雰囲気を盛り上げるために満面の笑顔で継げる。
思考の迷路は行動を鈍らせるからね。どうせ答えが判らないなら、先送りにした方がマシだ。

「えーと……まあ、とりあえずだ。今のところ楓君が害が無いのは判ったよ。
 連動して、この街には敵と判断すべきモノが存在する事。
 それから『仲間』の武器には触れられないっていう奇妙な法則も判明した」

「だからさ、とりあえずそろそろ今日の宿を探して、ついでに食料も探して夕食にしようよ!
 放送の声と楓君の情報によると、敵は現在進行形で街を徘徊してるみたいだしね。
 安全な城を見つけるに越したことは無い筈さ!!」

僕は、手近にある堅牢そうな作りの建物を指差すと、とりあえず休息しようと提案してみた。

「楓君はどうでもいいけど、りんごちゃんも、現たんも、
 僕が守ってあげるから安心して僕と一緒の部屋で寝ようよ!」

そうして、ぐへへと満面の紳士的笑顔を浮かべながら、
現たんの背中をバールの側面で押して建物へと押し込もうとする。


……さて、ちょっと強めに押したこのバールは現たんに触れるかなぁ。
さっきは仲間は武器に触れないって言ったけど、僕がこの誘拐の主犯ならそんな事にはしない。
もし『害意』を含んでいるなら、武器で相手に触れられる。
そんなルールがあるとしたら……それは僕だけの胸に秘めておきたいよね!
178空木 現 ◆WnJolnC5NpEZ :2012/04/19(木) 00:47:17.52 0
即席アイコンタクトはなんとか輪に通じたようだ。
楓さん(どう見てもあたしらより年上の彼を呼び捨てるのはあれだよな)と応対しながら、あたしは内心胸をなでおろす。
まあ、「お前を山車にして何とかうまく話運ぶからお前は黙ってろ」ってぐらいだったから、普通は通じるよな。

……しかし、輪のウィンクは微妙だ。
なんか、彼女の出来た事のない軽い男が、女友達と何とか初デートに持ち込もうとして無理やりおどけてるような空気を感じる。
実際に輪がそういう男かどうかは知らんが。例えだ、例え。

そんなどうでもいい事を考えていると、楓さんの方も折れてくれたようだ。
キモい云々は、ま、半分ぐらいはジョークだろ。

「同感だな。ま、あんまり他人の事キモいとかいうと言い返されるぜ?」

そんな軽口をたたきつつ、あたしは銃を受け取ろうとして……



カシャン、と、金属製の物体が地面をたたく音がした。
一瞬何が起こったのか理解できなかったが、自分の掌とご対面して把握する。
どうも、あたしが銃を取り落とした、という事らしい。
らしい、というのは、あたしには銃に触った感触すら無かったからだ。

>「おいおい、ちゃんと受け取ってくれよw」
「ああ、悪い悪い。今度はちゃんと……おお?」

一度目は偶然、二度目は必然、三度目は運命。
なら、三度どころでなくあたしの手から浮かび上がるこの銃はなんだ?
ふと後ろを振り向くと、りんごが輪に日本刀を渡そうとして、そして輪はやはりそれを取り落としていた。

……実を言うと、あたしはあまり驚いていなかった。
宙返りの最中にテレポーテーションをさせるような「何か」だ。このぐらいの事はやってのけるだろう。
問題は、その事の説明。そして意味だ。

>「?どうなってるんだ?まさか…他人の武器に触れないのか?」
前者、説明としては、楓さんのいうような事が一番しっくりくる。
あたしたち「プレイヤー」には固有の武器(あたしにはバフヘッド、楓さんならこの銃、というように)が支給され、他のプレイヤーはその武器に触れない。
では、後者は。意味は、どういう事だろう。

考えがうまくまとまらない。体感時間で無為に時間が過ぎていく。
いつもみたいに、曲芸の練習みたいに、因果が明確なら得意なんだがな。
……それとも、あたしたちの演目でもあたしの得意技とは対極の事象の方が参考になるのだろうか。
そう、それは、あたしの親父の得意とする、奇術の類……。
179空木 現 ◆WnJolnC5NpEZ :2012/04/19(木) 00:49:06.28 0
>「えーと……まあ、とりあえずだ。〜

あたしの考え事は、輪の言葉で中断させられる。
そうだな……確かに、宿は重要だ。
考え込むにしても、それは屋根の下でも十分出来るだろう。

>〜。安全な城を見つけるに越したことは無い筈さ!!」

「そうだな、そんな安全なところが都合よく転がってるかはともかく、賛成だ。
 安全性はほどほどに妥協して、後は人力で何とかする、って線が妥当かね」

>「楓君はどうでもいいけど、りんごちゃんも、現たんも、
> 僕が守ってあげるから安心して僕と一緒の部屋で寝ようよ!」

「あたしとりんごが同部屋でもお前は部屋の外だ、安心しろ……っとっと」

いきなり輪が押してきて、あたしは軽くよろける。

「なんだよいきなり……この建物にはいるのか?」

……後から考えると、この時に逃した気づきのチャンスが多すぎた。
輪の行動、そしてその行動の結果の意味すること。
あたしは、だいぶ後までそれに気が付く事は無かったのだ……。

【1日目2ndセクション2ターン目:輪、りんご、楓と同じ建物に入る流れ?
                    風太郎にはいまだ気が付かず。】
180GM ◆utqnf46htc :2012/04/22(日) 00:17:23.71 0
【一日目 2ndセクション 『寝床の確保をせよ』 2ターン目:終了】
>「なるほど、君は私達を狩る 鬼 なのか。把握した。
> それで、私達はどうすれば勝ちと認められるのかな?
> 与えられた武器で君らを撃退すればいいのか、それとも他に勝敗を決する方法があるのかい?」

これは目の前の二人の内の男の方が言った言葉だ
彼は捕食者に問いかけながらも冷静に周囲を観察し、現状の打開を図ろうとしている
捕食者はそんな聡明なプレイヤーの様子に、少し好感を覚えつつ、彼の疑問に答えた

「おや? 貴方がたがどうすればいいのかは既にご存じだと思うのですが
我が主は既に仰られましたよ、『生き残れ』と」

捕食者はそこでクスりと笑い、続ける

「それが主の意向ですので、私から言うべきことはありませんね」

捕食者が仮面の下でこの上ない笑顔を浮かべながら言うと
男はまだ警戒を解けずにいながらも、一つの提案をしてきた

>「私としては、争いは好まないたちでね。できればそんな物騒な剣は捨てて話し合いで解決したいところだ。
> ところで君はカレーは好きかな?ちょうど作りすぎてしまったんだ。
> 君がよければご馳走しよう。いかがかな?」

「遠慮しておきます、主から『知らない人に食べ物を貰うな』と言われていますので」

と、捕食者がそう答えたところで

「ッ――!」

捕食者の背後から飛来したボウガンの矢がその右足に突き立った
背後からの奇襲、突き立った矢に対してそう判断を下した捕食者はスラリと長剣を抜き
男より数歩前へと出ている女の方に突きつけ、言う

「あは、こういう悪役じみたセリフは言いたくないんですがね、後ろのプレイヤーさん
この娘の命が惜しければリビングに来て話し合おうじゃないですか」

【一日目 2ndセクション 『寝床の確保をせよ』 3ターン目:開始】
181犬吠崎 基哉 ◆FaqptSLluw :2012/04/22(日) 19:45:57.55 0
>「遠慮しておきます、主から『知らない人に食べ物を貰うな』と言われていますので」

「知らない人、ね。これから殺そうという相手を知らない人と言う訳かい」

他愛のない会話、お互いに隙をうかがうための上辺だけの会話だ。
ふと背後を見ると、ドアの向こうからこちらを覗く人影がひとつ。
斉藤だ。どうやら状況に気づきこちらの様子を伺っているのだろう。
ドア越しにボウガンを構える様が確認できた。
背後からの襲撃なら、成功率は高いだろう。
状況を打破するには、彼に任せるのが一番だろう。
その時、何か鋭い音がして、黒い襲撃者がよろめいた。
見ると、足に矢を受けたようだ。
チャンスは今しかない。
襲撃者の気が逸れた一瞬の隙に、キッチンに手を伸ばしフライパンを手に取る。
私は喧嘩など生まれてこの方したことがない。
ましてや、長剣を構えた相手に有効な対処法など分かるはずもなかった。
しかし、相手に隙が出来たこの一瞬、どんな行動をとるのが正しいのかは判断できた。
男は背後に警戒してこちらをろくに見ていない。
今なら当てることが出来るはずだ。

>「あは、こういう悪役じみたセリフは言いたくないんですがね、後ろのプレイヤーさん
この娘の命が惜しければリビングに来て話し合おうじゃないですか」

「剣を構えて話し合いとは悠長なことだっ、なっ!!」

言うが早いか、さえかの手を後ろに引くと同時に、フライパンを顔面目掛けて投げつける。
当たったかどうかなど知らない。ここは逃げの一手だ。
さえかの手を引きながら、割れた窓ガラスから二人で飛び出した。
182斎藤涼 ◆u4WvgvsX6I :2012/04/23(月) 23:19:03.71 0
後ろから飛び道具だなんて卑怯なマネ、大変申し訳ありませんでした。
でも、不満があるなら私じゃなく、こんな状況に陥れた貴方の主とやらを恨んで下さい。

予想通り、犬吠崎さんらは窓から逃げ出したようだ。彼らが履物を所持している事、切に願わん。
そんな風に人の心配をしている暇も、玄関の靴を失敬する余裕も、今の私には皆無だった。二人に遅れをとるまいと、外に飛び出す。
狙った通り、矢は謎の黒仮面スーツの足に命中した。近距離で威勢が殺がれぬまま放ったのだ、傷穴はかなり深いと思う。
もし走れば傷が開く。それは後々致命的な痛手となるだろう。早急に正確な処置を施さねば、壊死すら免れない。
彼は戦闘のプロのようだし、そんな愚かしい選択はきっと取らない。
大丈夫、確実に撒ける。この街に車がないことも、ここに来て吉と出た。

 夜の道を走りに走って、私達はとうとう午前中に巡ったデパートまで着いた。周囲をぐるりと見回し、喪服謎仮面が闇に乗じていないことを確認する。
私は壁にもたれかかって息を整え、二人の様子を見た。「皆さーん、平気ですか?」
このゲームの主催サイドの正体を垣間見、あまつさえ話をし、寺下さんなどは剣先を突きつけられたのだ、精神的なショックは大きいに違いない。
私は場違いな雰囲気で笑いかける。あくまで周りに響かない程度に、しかし二人の緊張が解けるよう。
「犬吠崎さん、超カッコよかったですよ!さえかちゃんと手なんか繋いじゃって!
まるでお姫様と王子?うーん、騎士・・・いや、ルパンだ!カリオストロの城見てるみたいでした!」
彼の傍で佇む少女にも惜しみない賞賛を。
「さえかちゃんも!犬吠崎さんを庇ったところ、私ちゃんと見てましたから。君って案外頼もしいんだね!
もしかしてその賞状筒、なにかすっごい殺人兵器だったりするんですか?」
何気ない会話を続け、以前の調子を取り戻したところで、私はようやくゆっくり考えられるようになる。
最初から引っかかっていたこと。捕食者が私達を襲うタイミングが少しでき過ぎているような気がするのだ。
私は、目の前の二人をまじまじと見た。そして次に自分の手や足、服を注意深く観察した。
3人の安全が確認された今、次に気になるものは敵が来ない寝場所だ。しかし・・・
「大変でしょうが、まだ安心は出来ません。あくまで推測ですけど、もしかしたら私達の身体には発信機の類が埋め込まれているかもしれない。
そうなら位置なんて即バレです。・・・撒けたと思ったら大間違いだってこともあるかもしれない。」
183寺下さえか ◇7BWKYZ7ECI:2012/04/27(金) 17:02:42.54 0
実際の時間はそこまで長くなかっただろう。ほんの数分。
そのたった数分が、さえかにとっては途方も無く永遠のように感じた。

生来、まともに敵意すら向けられたことがない少女にとって、目の前の男は恐怖そのもの。
その挙動が、言葉の一つ一つに込められた殺気が、彼女の精神力を削っていく。
嫌だ、怖い、離れたい。今すぐ悲鳴を上げて背を向けて逃げ出してしまいたい。
でもそれを不可能にするのは、内で暴れ回る恐怖心。
初めて経験する恐怖がさえかの足の動きを麻痺させるには充分だった。

>「あは、こういう悪役じみたセリフは言いたくないんですがね、後ろのプレイヤーさん
この娘の命が惜しければリビングに来て話し合おうじゃないですか」

>「剣を構えて話し合いとは悠長なことだっ、なっ!!」

だから。男の背後でボウガンを構える斉藤も視界の中になくて。
気づけば喉元に刃先が突き付けられていて。頭の中が真っ白になって。
かと思ったらフライパンが飛んできて、わけもわからないままに腕を引っ張られて。

「はっ…………はっ…………」

午前中に斉藤さんと入ったデパートの前まで逃げてきた事に気付くまで、かなり時間がかかった。
呼吸をするたびに喉に痛みが走って、手を添えると僅かに血が出ていた。
おおかた、あの長剣の切っ先が、体を引っ張られた時に喉を引っ掻いたのだろう。
それでも生きている。そして自分は、役に立てなかった。恐ろしさに立ちすくんでいただけで。
斉藤さんが空気を軽くしようとしても、さえかの顔は青白いまま、ただ相槌だけを打って。

>「大変でしょうが、まだ安心は出来ません。あくまで推測ですけど、もしかしたら私達の身体には発信機の類が埋め込まれているかもしれない。
> そうなら位置なんて即バレです。・・・撒けたと思ったら大間違いだってこともあるかもしれない。」
「うッ……ううぅぅ…………!!」

また、あんな怖い思いをしなければならないというのか。
そう思うと恐ろしくて仕方なくて、会話の途中、はずみで、緊張の糸が切れる音を聞いた。
途端、さえかは堰を切ったように泣きじゃくり、その場にへたりこんでしまったのだった。

【完全なお荷物】
184名無しになりきれ:2012/05/04(金) 13:08:26.92 0
保守
185名無しになりきれ:2012/05/26(土) 13:30:37.00 0
大 絶 賛 新 G M 募 集 中 !!
我こそはこの世界の神なり!というそこのあなた!
ぜひぜひ手を上げてこのTRPGを盛り上げてくれ!!
GMやってみたいが、初めてが怖い、
世界観を一から築きげるのがめんどい、
そんな方にうってつけ!

ただ途中で投げるのだけはやめてくれ。
186木下楓 ◆sj1YWEzlbM :2012/05/28(月) 20:32:49.80 0
>>177
現さん御一行と共に建物に入ると、大量の空の缶詰めを散らかしている人がいた
「………」
俺は無言で、ハンドガンの安全装置を外し銃口を向け
「お前は誰だ?答えないなら撃つぞ?」
と脅し、自己紹介させた
187木下楓 ◆KtZlIMA3xM :2012/07/12(木) 01:04:02.73 0
age保守
…GM帰って来て
188名無しになりきれ:2012/08/09(木) 19:10:03.92 0
もう一度最初から始める気はないか?
仕切り直しで、やってみようじゃないか。

廃墟の中での生き残りを……。
189名無しになりきれ:2012/08/11(土) 08:20:35.55 0
もしするのなら、GMがいなくても話が進められるようなシステムにしねえと。
GM VS PC じゃなくて
PC VS PC にすればギスギスするだろうができるっちゃできる。
190名無しになりきれ:2012/08/11(土) 10:23:27.79 0
バイオはGM無しで結構やってたろ
偶に名無しがイベント投下して、あんな風に出来りゃいいんじゃね?
191名無しになりきれ:2012/08/11(土) 10:43:47.57 0
で…プレイヤーは集まるのですか?
とりあえず手上げてみろ。
192名無しになりきれ:2012/08/11(土) 13:18:51.90 0
いけないこともない 
というかやってみたかったりもする
193名無しになりきれ:2012/08/11(土) 13:36:34.12 0
まず一人ゲットー!
さあこの調子で次の人いってみよー!
194名無しになりきれ:2012/08/11(土) 13:43:28.48 0
短期でよければ俺もやってみたいなー
195名無しになりきれ:2012/08/11(土) 14:44:06.45 0
>>193
平気。
短期間やった後に休んで、また参加して〜を繰り返したらいいんじゃない?

さあはよ表れろ三人目ー!

参加する人はルールの提案とかよろしくな
196名無しになりきれ:2012/08/11(土) 14:45:34.72 0
197名無しになりきれ:2012/08/22(水) 15:45:23.46 0
なんかまだゴタゴタしてるみたいだな
198名無しになりきれ:2012/08/27(月) 22:55:21.31 0
再開のメドはまだ立たんのかな?
199 ◆bEj6eKPF8Dgw :2012/09/10(月) 21:24:46.92 0
廃墟と化した街に集められた何も知らない人々
そこで彼らを襲う者たち
ここは一体どこなのか、何故自分がこのような目に遭っているのか
それすらも分からないまま、人々は助け合い、殺し合う

彼らはこの街で、生き残ることができるか?

…………
………
……


貴方は気が付けば見ず知らずの場所にいました
手に持っているのは、いつどこで手に入れたのかすら分からない武器
この、廃墟としか言いようのない巨大な街で貴方はただ、生き残る事、脱出する事だけを考えてください。
助け合うでも、殺し合うでもいいでしょう、“生き残り”が少なくなれば、きっと答えが見える筈です。

ラウンド2 スタート
200 ◆bEj6eKPF8Dgw :2012/09/10(月) 21:27:42.71 0
ルール説明

1、参加者は全員、同じ場所からのスタート
2、開始から10分間は移動時間、処刑人、参加者両者殺し無し(ルール違反者以外)
3、全員の首に毒殺首輪装着、端末が外れて1時間後、即死系の毒注入
  補足、再び端末を装着すれば毒注入の時間はリセット
4、脱出には端末が2つ必要。2つ揃って脱出地点が表示される
  補足  その脱出地点から脱出出来るのは2つ揃えた1人のみ
  捕捉2 脱出者の端末、ルール違反者の端末は無効となる
5、端末は任意に着脱可能。
6、廃墟には多数の処刑人が潜んでおり、無差別に生存者を殺害
  補足  開始から10分はルール違反者及び進行に害をなした者以外の殺害はしない
  補足2 処刑人の殺害は許可されている。
7、ジョーカー端末の存在。ジョーカー端末所持者は端末を揃えても脱出できない。
8、ジョーカー端末は本人以外には分からない。
9、24時間以内に脱出しなければ強制的に首輪の毒を注入
10、端末への指令に違反した、若しくは達成出来ない者は処刑

ルール説明は以上。なお、ルールは随時追加、変更をする可能性あり。
その際は端末にて全員に連絡。

それでは、貴方に幸あれ


『全端末への送信を完了、全員の起床をもってゲームを開始します』
201名無しになりきれ:2012/09/16(日) 20:11:17.12 0
そして誰も起きなかったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
202名無しになりきれ:2012/10/29(月) 22:30:35.45 0
笑える
203名無しになりきれ
廃墟スレ廃れちゃって可哀想