人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって既に半世紀が過ぎている
地球の周りの人工都市は人類の第二の故郷として人々はそこで子を産み、育て、そして死んでいった
宇宙世紀0079、地球から最も遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り地球連邦政府に独立戦争を挑んできた
この1ヵ月半あまりの戦いで人類は総人口の約半数を死に至らしめた人々は自らの行為に恐怖した
----
ああ、君か……ようこそ、我が軍へ
いや、楽にしてくれて構わんよこの戦争の行く末は君の働きにかかっていると言っても過言ではあるまい
さてと、では早速だが君に働いてもらうとしようか、まずはこの書類を書いて欲しい、全てはそこからだな
ははは、健闘を祈るよ
【入隊志願書】
【名前】
【所属】 (連邦/ジオン)軍
【階級】
【年齢】
【性格】
【容姿】
【長所】
【短所】
【備考】
【機体】
【武装】
【備考】
【ルール】
一般兵の役割は ◆G.M.XxWrcQが行います
決定リールはなし
◆G.M.XxWrcQに対する攻撃はコンマ以下で成功かどうかを判断します
荒らしは禁止
過度な無双はやめましょう、空気を読んで
その他ローカルルール準拠です
age
質問、世界観は一年戦争基準ですか?
ヅダやヒルドルプのような一部隊でしか使われなかったMSでもいいんだすか
>>5 はい、一年戦争基準です
ですが一部隊のみの機体や、自分専用のパーソナルカラーを施した機体などもOKです
【名前】 メッシュ・ラムザ
【所属】 ジオン軍
【階級】 少尉
【年齢】 28
【性格】 お調子者
【容姿】 少し長めの黒髪オールバック、黒い瞳、長身
【長所】 射撃が上手い
【短所】 めんどくさがり
【備考】 Zガンダムで登場したキグナン・ラムザの兄
基本的に宇宙勤務で、現在はソロモンに駐留しており、一小隊を任せられている
【機体】 MS-06F ザクU(メッシュ隊仕様)
【武装】 ヒートホーク
MMP-80マシンガン
クラッカー
【備考】 メッシュ・ラムザが隊長を務めるメッシュ隊仕様のザクU
従来型との相違点は、肩部シールドがダークブルーに塗装されている点と
ザク・マシンガンに変わってMMP-80マシンガンを装備している点であるが
その他の性能等については変わりがない
メッシュ機のみ指揮官機を示すダークブルーのブレードアンテナが付いている
こんな設定でもいいかな?
>>9 申し訳ないですけど
あと何名か参加していただけるまで待機して頂いてよろしいでしょうか?
>>1&ラムザ少尉
あー……見かけちゃったから参加するわ
テンプレ作るんでちょっと待ってちょ
できました。
【名前】アルエット・シャンテ(Alouette chanter)
【所属】ジオン軍
【階級】伍長
【年齢】22
【性格】皮肉屋
【容姿】亜麻色髪のサイドテール やや童顔 アニメ声
【長所】声が可愛いと褒められます♪
【短所】ときどきウザいって言われますwwwww
【備考】オペレーター
サイド1「エデン」出身
大学卒業後そのまま入隊。研修を得てソロモンで勤務。
メッシュ隊のオペレーター兼補充パイロットとして配属される。
Alouetteは「雲雀」、chanterは「歌う」のフランス語。
【機体】ありません。
【武装】だからないってば。
【備考】…………
>>12 了解です、よろしくお願いします
ラムザ少尉とアルエット伍長がよければとりあえず練習も兼ねて
一度RPしてみたいのですがよろしいでしょうか?
>>12 よろしくな、アルエット伍長
メッシュ隊の活躍でジオンの勝敗は変わる
だからしっかりとオペ頼むぜ?
>>13 自分はいつでも準備完了であります!
……で、ウチの小隊員のザクは俺が動かしていいのかな?
アル伍長のオペである程度使ってくれてもいいけど
主な戦場はうちゅうになりますか?
>>14 分かりました
そうですね、それはラムザ少尉とアルエット伍長にお任せします
>>15 いえ、色んな時、色んな場所が戦場になりますよ
同じ時間別の場所とかでもいいですし
すいません、食事中でした。
>>13 トリップがジムの人
オンラインセッションのようにはいきませんが私も大丈夫ですよー
>>14 メッシュ・ラムザ
了解です、少尉。
モブ隊員の方につきましては基本的に少尉の指揮下にありますのでそのあたりはご随意に。
必要とあらば私も前線に加わることもやぶさかではありません。
ジオフロのシャルロッテ少尉(わかるかな?)みたいなキャラだと思ってください
>>15 陸戦機予定
(そこは宇宙と書いて「そら」じゃないのっ――!?)
>>16 トリップがGMの人
コホン、失礼しました。
とりあえず、初回シナリオの5W1Hを教えていただけませんか?
Who(誰が?)=ここにいる4人
What(何を)=平和的に宴会でも構いませんが……おそろくMS戦のお話でしょうね
When(いつ)=一年戦争の具体的にどの日付か
Where(どこで)=地球のどの地域か、あるいはソロモン宙域の周辺か
Why(なぜ)=それぞれの行動や作戦の目的
How(どのように)=それは私や少尉が決めないといけませんね……
【名前】アンナ・ライシェ
【所属】ジオン軍
【階級】曹長
【年齢】25
【性格】自信家
【容姿】ブロンドのショートボブ、左目に眼帯
【長所】MSの操縦技能
【短所】スピード狂な面が有り、ときたま暴走したりしなかったり
【備考】元々戦闘機乗りだったが、なんとなく受けた転科適応試験にあっさり受かり
MS乗りに転身、その後各部隊を転々とし、メッシュ隊に配属された
【機体】陸上運用試験型ヅダ
【武装】ヒートサーベル
ザクマシンガン
白兵戦用ピック付シールド
【備考】
陸戦用に開発がすすめられたヅダ
従来のヅダと比べて脚部が強化され、ホイールユニットも装着されている。
陸戦用の機体ではあるが、宇宙での運用も可能とぶっとんだ機体ではあるが
ザクに毛が生えた程度の機動力まで落ちる。
また、ヅダである以上、これもあの問題を抱えているといっても過言ではない
こんなあるあねーよな機体でも大丈夫ですかね?
宇宙(そら)←コレは…忘れていたんだ!!!(集中線)
>>19 アンナ・ライシェ
す、すいません…強いるつもりは、なかったんですっ!!!(集中戦)
っていうか軍曹……
陸wwwwヅダwwwwwwwwwww
個人的にはそういう発想大好きです。ど、どうでしょうか……ジムの人!?
訂正。曹長でした。
イメージ的にはヅダとドムの間をイメージしてみたりして
しねごみ
宇宙世紀0079年、9月17日
>>メッシュ・ラムザ少尉、アルエット・シャンテ伍長両名
宇宙軍司令ドズル・ザビ中将より伝令があります
両名、及びメッシュ隊の各員はこれよりキシリア少将率いる突撃機動軍に転属
地球へと降下し、北米で貴小隊に加わることとなったアンナ・ライシェ曹長と合流
以後はガルマ大佐の指示に従って作戦行動を行なってください
以上です
>>アンナ・ライシェ曹長
伝令だ
貴官には今後メッシュ隊に所属してもらうこととなった
メッシュ隊は明日地球へ降下、この中隊に編入されることになる
明日の内に顔合わせくらいは済ませておけ、以上
【というわけで、ラムザ少尉、シャンテ伍長はソロモンを離れる描写を】
【ライシェ曹長は伝令を聞いたあとの描写を入れ、その後合流してください】
【全員の合流が確認され次第次へ進みます、レス期限は2/10です】
>>19 全くもってOKです
というより大雑把に言えばリックディアスやらサザビーみたいな時代が全然違う機体や
後は劇中に出ている人物をまんま使ったりしなければいいですよ
sageた方がいいのかな?
----
>>24 メッシュ・ラムザ少尉、了解であります……っと
さーって、我が小隊員の諸君、我々は地球に降りるらしい
家族がいるヤツはお土産に何が欲しいか聞いておけ、絶対持って帰ってやるんだぞ
ん……アル伍長も準備を忘れないようにな、そそっかしそうだもんなぁ、伍長は、さ
あ、あと、書類とかの用意頼んでもいいか? さっきの人に言ったらきっぱりと断られちまったんだが
----
>>19 アンナ・ライシェ曹長か、我が隊にようこそ
……とはいっても、地上勤務はキミの方が先任かな?
まぁ、堅苦しい部隊じゃないから作戦時以外は楽にしてくれ
あ、そうそう……曹長の操縦技術、期待してるからな
----
こんなんでいいのか?
天ぷら作るからまってろ
>>24-26 状況設定 ラムザ少尉
内容確認しました。翌朝レスします。
>>27 日本食ですか?
じゃあ私そば茹でますね〜w
名前 スザク キリング
所属 連邦軍
階級 小尉
年齢 18
性格 コソコソするのが好き
容姿 銀髪ロンヘア 細長い
長所 コソコソし過ぎて敵にバレない
短所 味方にも気づいてもらえない
備考 慌てると面倒くさいヤツになるらしいです
機体 RGM-79[G]ジムスナイパージャミングカスタム
武装 ロングレンジビームライフル
備考 ジャミング機能付き
31 :
名無しになりきれ:2012/02/06(月) 22:06:40.54 0
性別は?
>>32 は、早い!早いよスレッガーさん!
こういう時は乙って言った方が勝ちなのよね
ばい三白眼の軟弱者
宇宙世紀0079年9月19日
>>スザク・キリング少尉
少尉、よく来てくれたな
……で要件なんだが、現在北米が丸々ジオンの占領下に置かれてしまったのは少尉も知っての通りだ
そこでだ、現在敵方の前線基地とも言える北米
……主に東海岸における敵軍の数が知りたい、上層部はそうお考えのようだよ
連邦軍は明日、ジオンに対し威力偵察をしかける事となった
少尉はそれを後方から支援してくれ、ある程度のデータが取れたら撤退しても構わない
MSは少尉のを除いて、鹵獲機3機しか出せないがよろしく頼む
>>29 参加了解です!
よろしくお願いします
>>31 ……テンプレに性別の欄作り忘れた……!
すみません、新規の方は性別の欄自分でいれてください……申し訳ない
今いらっしゃる方は次に自キャラの設定を貼るときに加えといてください……
>>32 避難所、ありがとうございます!
次からはこういった私のレス、及びみなさんの質問などは
避難所で行わせて頂きます!
【宇宙世紀0079年 9月17日】【ソロモン】
えらいことになった。
ソロモンから地上部隊への転属が決まったのだ。
いやだ。いやだ、前線。
これじゃ何のために故郷から近いソロモン勤務を志望したのかわからない。
もしかすると地上での人手が足りていないのだろうか……。
風の噂では連邦側もMSを生産し各地で目撃情報が出ているとか。
信憑性はともかく、今回の人事は今後の戦局を見据えた上のものであるのは間違いないだろう。
最近上司になった少尉について。
思ったより感じのいい人だったのでほっとしている。
出身はまだ聞いていないが、私は本国(サイド3)の人が基本苦手だ。
特にザビ家の人たちは好きになれない。
スペースノイドの自治独立には賛成だったけど、開戦後のやり方があまりにも極端だ。
たとえ自分の住み処じゃなかったとしても、コロニーは私たちの故郷なのに……
明日は早い。もう、寝よう。
【宇宙世紀0079年 9月18日】【北米】
ラムザ隊一同、無事地球に降下。
北米の制空権は今のところ心配なさそうだ。
末端の下士官が気にすることじゃありませんけどね。
部隊に新しいメンバーが加わる。アンナ・ライシェ曹長。
変わったMSに搭乗されているようなのでちょっとだけ話を聞く。
>>26 ラムザ少尉
少尉、旅行に行くんじゃないんですから
それに……いつから私はドジっ娘キャラにされてしまったんですか?
仕度ぐらいちゃんとできてます
書類、ですか?
わかりました。後でまとめて伝送しておきますね。
【降下中】
へえ……これが地球。こんなに近くで見るの、初めて。本当に青いんだー。
あ、少尉!オーロラ!オーロラですよ!?……綺麗ですね
>>19 ライシェ曹長
アルエット・シャンテ伍長です。よろしくお願いします (・_・ゝ
ところで曹長、何ですかこのMS
ザク……じゃないですよね?
【名前】ダン(ガンダムキャラでありがちなフルネーム不明キャラ)
【所属】連邦
【階級】少尉
【年齢】30
【性格】真面目
【容姿】Zのロベルトあたりと区別がつきにくい
【長所】真面目
【短所】堅物
【備考】根っからの軍人、命令に忠実であり、融通が利かない
【機体】フライマンタ
【武装】対空ミサイル、爆弾
【備考】フライマンタは対地、対空、どちらにも対応できる
あ、雑魚キャラですから死ぬ気満々です!
>>41 「ば…化け物だああああああああ」
とか
「は…早い!何てスピードだ」
とか言って散っていくキャラを昔からやってみたかったんです
駄目っすか?w
>>37 いや……何と言うかな
まぁ、死ぬなってことだよ言わせんな恥ずかしい
ああ、いや、準備ができてるならいいんだ、ハハハ
お、やってくれるか、悪いな
いやぁ優秀な部下を持つとらk……いや、ありがたいねぇ
【降下中】
へぇ、伍長は地球は初めてか
ほぅ、オーロラねぇ
……同じオーロラでも俺はカクテルの方が好きだな
>>連邦のお二方
避難所の方にも書いたが、よろしくな!
始めに視界に入ってきたのは、キラキラと輝きながら迫ってくるガラスの破片だった。
その次に血の雫が視界の中へゆっくりと入ってくるのが見える。
あぁ私は夢を見ているのか、おそらくこれはあの時見た光景だ。
あいまいな意識の中で状況を判断すると、視界がゆっくりと動き始めた。
慣性の法則に従って体が放り上げられているからだ。
本来ならば、一瞬で終わってしまう光景が、精密なスローモーションで再生されたかのように
ゆっくりと動いて見えるのは、記憶に残るほど、この光景が美しかったからだろう。
だが、その光景も長くは持たず、魔法が解けたように徐々に元の時間の早さに戻り始める。
次に私の目に映ったのは
「ウッ!!!」
反射的に私は目を覚ました。
高いところから飛び降りる夢を見た時と同じ原理だ。
「またこの夢か」
顔の傷をなぞりながら、そう呟くと
私は辺りを見回し、ある事に気がつく
「またコックピットで寝てしまったか」
いくらこの機体に愛着が沸いているとはいえ、
メンテナンス中に寝てしまうのは問題だ。
とりあえず、その問題は後にしよう。
「確か今日は新しい隊に移る日だったな」
果たして何度目の異動になるだろうか?
ここまで回数が多いとなると、私の評価が相当高いのか
転々と盥回しにされているのかがわからなくなる。
きっと前者だろう。
と結論づけ、私は途中までしか終わっていない作業を手短に済ませ
食事でも取ろうとコックピットから出た、その時
見慣れない顔がこっちに向かってくるのが確認できた。
おそらく、これからお世話になる隊長と同僚だろう。
見下ろすように挨拶するのはイメージが悪いかも知れない。
そう思い、私はコックピットから降り、乱れた制服を正した。
「本日づけでメッシュ隊になったアンナ・ライシェ曹長であります。」
と堅苦しい挨拶をしてみたが、どうやら気さくな人間らしく
余計な気遣いだったのかも知れない。
「まぁ楽しみにしててください。面白いものを見せてあげますよ」
私は笑みを浮かべ隊長にそう返す。
とりあえず、挨拶も済んだところで、食事に向かおうとした所を
アルエット伍長が私を引きとめた。
「ヅダって言うらしい、実のところ私もよくわからないんだよ
降下作戦のときにな、なぜか上官から押し付けられてな
まぁ…細かいところはわからないが、性能は段違いだよ
断言していい、宇宙最速がシャアザクなら、地上最速はコイツで間違いない」
私は自信満々でそう伍長に説明すると今度こそ食事に向かうことにした
「隊長、ブリーフィング前に飯食ってくるわ」
【重要】避難所に連絡事項アリ
>>44 ラムザ少尉
>「へぇ、伍長は地球は初めてか」
ええ――生まれも育ちもコロニーなもので
>「ほぅ、オーロラねぇ
> ……同じオーロラでも俺はカクテルの方が好きだな」
そ、そうですか(なんだかなー……この人)
>>46 ライシェ曹長
>「ヅダって言うらしい、実のところ私もよくわからないんだよ」
私の質問に対し、ライシェ曹長はそう答えた。
>「降下作戦のときにな、なぜか上官から押し付けられてな
> まぁ…細かいところはわからないが、性能は段違いだよ
> 断言していい、宇宙最速がシャアザクなら、地上最速はコイツで間違いない」
「赤い彗星よりも? それは……凄いですね」
曹長の表情にはパイロットとしての矜持と自負、そして自機に対する信頼に満ちていた。
私はヅダと呼ばれたその機体を改めて見上げてみた。
曹長をしてここまで言わせる機体に対して、頼もしさを覚える。
――しかし、それほどの機体ならば何故上層部はザクではなくヅダを選ばなかったのだろうか?
>「隊長、ブリーフィング前に飯食ってくるわ」
「あ、私も行きます。隊長も一緒にどうですか?」
脳裏に浮かび上がった疑問の欠片は地球の埃っぽい大気に流れて消えていった。
MS達に見下ろされる中交わされた、作戦前の1コマである。
勇敢なる地球連邦軍兵士の諸君、私はエルラン中将である
この度、諸君らに現在ジオンの勢力下にある北米、ニューヤークの強行偵察任務を与える
この作戦の総指揮権はビッグトレーのジュダック中佐に任せてあるので各員奮闘するように、諸君の武運を祈る
以上だ
「戦車隊、フライマンタ隊、順次発進します」
ビッグトレー艦内で通信兵のそんな言葉を聞きながら
ジュダック中佐は内心、不愉快な気分でいた
何故このような放っておいてもいいような所へ自分が送られるのか
先ほどから考えているのはそんなことばかりであった
「鹵獲機体部隊はどういたしますか?」
「どう、とは?」
ジュダックのあからさまに苛ついている様子を見、通信兵は慌てて姿勢を正した
「は、ハッ! ど、どこに配置なされるのでしょうか!」
「フン、戦車隊の後ろにつけておけ」
「りょ、了解!」
通信兵はそう答え、MS隊に支持を出す
その様子を見ながら、ジュダックは深々とため息を吐いた
だからだろうか、戦車隊の戦闘の車両がジオンの索敵網を跨いだ事に気づかなかったのは
【連邦軍各機に配置支持】
【フライマンタ:編隊を組み前線へ移動】
【ジム・スナイパー:射線が通る位置で後方待機、パイロットスタンバイ】
メッシュ隊の諸君、聞こえるか?
私は地球方面軍司令、ガルマ・ザビ大佐である
たった今、このニューヤークに向かい連邦軍の攻撃部隊が向かってきているという情報が入った
規模はそれほど大きいものではないが、MSも何機か配備されているらしい
君たちには直ちにこれの迎撃を頼みたい、できるな?
要件は以上だ、では、健闘を祈る
南アメリカから発進した我が隊は、順調な飛行を続け、今、遂にニューヤーク強行偵察作戦の作戦エリアとなる空域へと侵入を果たしていた
ミノフスキー粒子はまだ戦闘濃度ではないためレーダーは有効なはずだから、ステルス性能など無い既にフライマンタに乗る我々は既にジオン側に気づかれているはずである
今にスクランブルした敵航空隊がやってくるはずだ
その頃には、敵によってミノフスキー粒子がばら撒かれ、敵機とのドッグファイトは旧世紀の複葉機のような空中格闘戦となる
幸いにしてスペースノイドの戦闘機パイロット達は大気圏内での戦闘に不慣れな者が多く、また、敵の大気圏内用戦闘機であるドップは設計が宇宙で行われた物であるため完成度が低い
熟練のパイロットある我々ならば十二分に対応可能なはずだ
「…間もなく敵が来るぞ、全機、警戒を怠るな」
戦闘を行く俺の機体の後ろに並ぶ味方機に、俺は警戒を促すと、レーダーから目を放し、周囲に目を凝らす
さあ、どっからでも来い頭でっかち共
ごめんなさい、緊張して何か酷い出来になりました
【ダン→作戦エリアに侵入、迎撃に来るだろう敵空戦隊を警戒】
「迎撃命令、ねぇ……」
起動準備に入る自機のコクピットの中で独り言を呟く
先ほどガルマ・ザビ大佐から与えられた指示は、こちらに出向いてきた連邦を叩けとの事だった
実戦は初めてではない、が、地上戦となれば話は別だ
……それに、敵のMSもいるらしい、MS戦など模擬戦以外での経験が無いというのに、である
なんて事を考えているうちに、ザクの起動は終わったようだ
それじゃあ、出撃といきますか
俺は回線を開き、隊の全員に告げた
「メッシュ・ラムザだ、俺は先行する敵を叩く
……総員、生きて帰れよ」
【メッシュ・ラムザ → 出撃、連邦の戦車隊の方面へ】
――――ニューヤーク郊外、南方にて――――
一機の白い気影がジオンの警戒区域へと可能な限り姿を見られぬよう、注意深く進む。
しかし、如何に遠方、陽も落ちているとは言え、広い平地に広葉樹林くらいしか身を隠せそうな物のない、この土地ではMSの巨体は俺でさえ肝が冷える
「…はぁ〜…いくらモルモット隊なんて名前だって、この扱いは無いんじゃないか?」
と、発信を切ってある通信機相手に呟く
何でも、ようやく連邦製の『まともな』MSが形になり、そうガンタンクではない。まともな人型だ
噂では既に戦艦クラスのビーム兵器さえMSサイズで携行出来るほどの技術が確立されたとか、何とか
その最新型RXこと「ガンダム」を量産する際、データ採取の効率化を図るため、試作機に空間兵装を除いただけの高いヤツと、
そこから更に機構の簡略化を行い工程と採算を下げた量産機RGM-79こと「ジム」の生産が軌道に乗り始めているとの事だ
後者のRGM-79をより地形に対応するべくD型兵装を試すとの事で
今回そのお鉢が俺に回り、今の相棒となっているわけだ
正直な所、特性上、山岳地帯だったら…と思うが
相棒は今回が初の実戦となるから平坦な位で都合が良いんだろう
>>53 ――視界の左方から高速で飛来し、敵警戒区域へと進撃する見覚えのある機影。
「フライマンタ!…って事はあっち(前線)もそろそろ接触するのか
戦車隊なり、なんなりと早く合流しなきゃ」
――――フライマンタ隊の軌道を頼りに、ようやく戦車隊の殿が見え始める…
【ヤマト作戦エリアに侵入】
――ジオンサイド
>>53-54 「敵さんがいらっしゃったぞ、盛大にお出迎えしてやれェ
ミノフスキー粒子撒布、ドップ隊前進!」
前線に到着したガウ攻撃空母の内部で様々な指示が飛ぶ
直後、ミノフスキー粒子が戦場を覆い、レーダー類や長距離通信機器等が機能障害を起こす
と、同時に編隊を組んだ15機のドップがガウを離れ12時方向から向かってくるフライマンタの迎撃を始める
そして、その内の一機がダンの機体に対しヘッドオンを試みようとしていた
>>55-56 「了解です隊長、援護します!」
メッシュ隊のもう一機のザクUのパイロットはそう言ってラムザのザクUに追従する
その前方には戦車隊と、連邦で運用されている3機のザクU
「隊長! 先にザクをやりましょう、戦車の足止めは任せて下さい!」
言うやいなや戦車隊に向かってMMP-80マシンガンの掃射を始める
彼はまだその戦車隊の後方から迫る白い機体の存在に気づいていなかった
――連邦サイド
>>55 鹵獲ザクUのパイロットは臆していた
何しろ、MSに触ること自体が初めてのような者たちである
得体のしれない物で前線に出るというのはこの上ない恐怖であろう
戦車隊が攻撃を受ける中、ラムザ機に対し様子見をしていた彼らであったが
しばらくしてついにシビレを切らした一機がラムザ機に突撃を始めた
その様子を見て、残りの二機も出遅れたものの、従う
「くっ……クソッ、宇宙人は宇宙に帰れよォ!」
そんな叫びが孤独なコクピットの中で木霊した
【状況変化】
【>>スザク・キリング少尉、待機命令解除、交戦中の敵機に対する攻撃を開始してください】
「ジャミングシステム正常に作動っと…待機命令か…味方が押されてるのが見えるのに…ん?」
通信が入った
「…了解!狙撃システム起動!目標敵ザク!よぉぉく狙ってぇぇ…発射!」
彼のジムが放ったビームは、見事敵ザクに直撃!
「よっしゃぁぁぁ」
彼の雄叫びがコックピットに響く
自分勝手に撃墜描写入れたのですがいいですかね?
>>59 スザク!!!!(ルルーシュ声で)
わかってて自分勝手にとか言っちゃってる時点で全然よくないんだぜwww
ほいよ つ
>>3
【宇宙世紀0079年 9月19日】【ニューヤーク】
前日のうちに各手続きを済ませる。
基地にて当直勤務。特筆事項なし。
迎撃任務を受けた私はガウの搭乗員となった。
>「メッシュ・ラムザだ、俺は先行する敵を叩く
> ……総員、生きて帰れよ」
了解、孤立しないように気をつけてください
隊長――御武運を
【配置報告】【上空からの連邦の動きを警戒】
>>58 「くっ、クソッ……一体どこから!?」
スザクが攻撃を仕掛けたザクUのパイロットは、狼狽した
スザクの放ったビームは見事に目標に直撃、ザクUの左腕部を吹き飛ばし、確実にダメージを与えている
いきなり、何もないはずの所から飛んできたビームが自機に損害を与えた、それだけで彼が怯える十分な理由となる
結果、彼は引きの選択肢を選んだ
「ガウ、本陣、聞こえるか! こちら西ルート進行中のザクU!
……ビーム攻撃を受けた、敵の位置は不明、一時後退する!」
>>62 【一瞬、ほんの一瞬だけ、レーダ上の、前線よりはるか後方の地点にMSの存在を示す光点が浮かぶ】
【そして、その直後に僚機からビーム攻撃を受けた、との通信が入る】
【先ほどの光点には自分以外のガウクルー全員が気づいていないようだ】
【しかし、気のせいだったかもしれない】
【進言:コンマダイス判定発生】
【何も言わない:現状維持】
>>63 ミノフスキー粒子が散布されているのでレーダーと通信機は使えないのでは?
>>57 「来たな!」
俺は機首を持ち上げ、高度を上げ始め、ヘッドオンを試みようとするドップから上へ逃れる
後続の僚機編隊も同様に高度を上げはじめるはずだ
加速性と運動性に優れるものの上昇性能に優れないドップを高度を上げて引き離そうと言うこんたんだ
我々の編隊をドップが追撃してきたら、先頭を行く俺の編隊の左に展開しているA編隊が急降下しつつ格闘せんに持ち込んで足止めし
上昇する我々を追おうとするドップを攻撃、数を減らす
我々はある程度高度をあげたら右のB編隊が上空からA編隊と戦うドップ隊に襲い掛かり、この2編隊でドップの相手をする
残る我々は地上の戦車隊の元へ向かい、上空からそれらと戦っているだろう敵MS部隊を空爆
打撃を与えた後に再びドップとの戦いに戻りこれにとどめをさすと言うのが我々の作戦だ
>>63 「ちっ」
短く舌打ちをする。撃墜出来なかったのが相当悔しかったようだ
「次は外さねぇ。移動するか…」
彼のジムは静かに移動する
在日ってほんと暇なんだなw
「さぁて戦争の時間だ」
機動準備中のコックピット内で背伸びをしながら意識を変えていく
無駄な自意識や良識の類を頭の隅っこに押し込み、余計な迷いなど出ぬよう心がける。
だが、それ以上に大事なことがある。
私は顔を両手で叩き、自分の悪い癖を出さないよう心がける。
作戦成功の為、そして、自分の命の為にも戒める。
「隊長、当たり前のことを言わないで下さいよ」
メッシュの通信に対し、私はそう軽く返した。
決して連邦の連中を軽んじている訳ではない。
余計な緊張は逆に動きを悪くしかねない。
スポーツと同じ理屈だ。大事なのはどのような状況下でもいつも通りを実行できるか
それに限る。その為、堅苦しく返すよりも先ほどのような返しのほうが私にとっては気が楽だった。
メッシュ機に追従するように進んでいると、ようやく敵部隊の姿を確認することが出来た。
「戦車部隊と鹵獲MS、見たことの無いのが何機か…なるほど確かに規模は大きくなさそうだ」
視認できる範囲で敵の姿を確認すると、僚機のザクが戦車部隊に攻撃を仕掛けた。
「隊長、先に行かせてもらいますよ」
そう隊長に告げると脚部のホイールユニットを展開し、高機動モードに移行する。
次の瞬間、大型スラスターによる驚異的なGが私を抱擁する。
あっという間に隊長機を抜き去り、その機動力で持って敵戦車隊の中を突っ切る。
「さて、まずは借りた物を返して貰わないとなぁ!」
ヒートサーベルを抜き、向かってくるザクに狙いを定める。
そして、私はすれ違いざまにザクの脚部を狙って切りつけた。
>>65 ダンに従うフライマンタの攻撃により、ドップが一機、煙を上げながら失速し墜ちていく
彼の狙いは上手くいったようだ
しかし、上空を飛ぶフライマンタの急降下に気づいた腕の無いザクがマシンガンで彼を狙う
幸い、錯乱しているようで狙いは甘いが……?
>>68 サーベルが装甲を溶断する音と共に、ザクの胴部から切り離された片足が中空を舞う
数瞬の間を置いて片足だったものは爆散するが、ザク自体の撃破には至らなかったようだ
最早移動する手段を失ったザクは最後の足掻きとばかりにヅダに向けて手にしているマシンガンを掃射する
「…混戦だな」
離れた所から見守って居る
「ふむそろそろか…狙撃システム起動…目標敵の新型(アンナのヅダ)」
ロックオンしようとしているのだが速過ぎて狙いが定まらない
「ちっ、1か8か…いっけぇぇぇ」
[アンナ機を狙い発射]
>>57 戦車隊は敵方のザクのマシンガンによる絨毯射撃により足を止められている
俺は敵の視覚に入らないよう戦車隊に接近するが… (見苦しいがレスを分けます
71の続き
>>69 自軍のザクは陣形を無視するような形で敵の指揮官と思わしきザクに向かって前進している
攻撃を成立させるのは恐らく敵指揮官機だと感じていたが…
――その時、自軍のザクのバランスが崩れた(続く
ザクの脚が切断されたのだ…しかし敵さんは俺の予想を越えていた
やったのは指揮官機ではなかった
ソイツは細身で、ザクとは明らかに違う雰囲気を纏っていた
まさしく斬って捨てるといった風に戦場を疾駆する (続く
73の続き
>>70ザクを斬ったその直後一筋の閃光が蒼い機体に延びていく
(ここしかない!)プルパップ式の銃身を左手で支え構える
>>69の軌道の先を伺いブースターを狙ってトリガーを引くと無数の弾丸が襲いかかる
>>57 >>62 >>68 >>69 >>71-74 御武運を――
出撃時にアル伍長に言われた言葉を思い出す
恐らく、運というものが本当にあるのなら、この戦闘での俺の運はかなり悪いんだろう
そんなことを思い、俺は高揚と緊張の狭間で自嘲気味に笑った
『隊長! 先にザクをやりましょう、戦車の足止めは任せて下さい!』
そう言いながら小隊員の一人が戦車の牽制を始める
目前にはこちらに躊躇いがちに吶喊してくる三機のザク――いや、二機か
『隊長、先に行かせてもらいますよ』
後ろにいたはずの彼女のそんな声が聞こえた瞬間、ヅダが
蒼い雷光と見紛う程の素早さで敵に肉薄し、彼らの内の一機の脚部を奪い去った
「流石に、やるなぁ」
世辞など一切ない、本心から感嘆の声が出た
もちろん、あの機体の性能もあるだろうが、それを御しきれるだけの力量があるのは確かなようだ
「さて、俺も負けてられんか……隊長職を下ろされかねないからな」
それだけを呟いて、MMP-80マシンガンをフルオート・モードでザク二機に向けて放つ
そして、ある程度の弾幕を張った後、セミオートに切り替え、隙の大きい一機のコクピットに狙いを付け引き金を引いた
ふと、嫌な予感がして放った弾丸の行く末も見ず、別の方向に機体を向ける
すると、アンナのヅダに白い見慣れないMSが、手にしたマシンガンを乱射しながら突撃していた
ヅダならよけ切れるのかもしれない、だが、自然と身体が動く
気が付けば俺は、ヅダとマシンガンを持った白い新型との間に機体を滑り込ませていた
ヅダに直撃コースを取りそうな玉はシールドで受け、MS自体の装甲で受ける
多少の傷は負ったが、戦闘続行には問題にならない程度だ
「お前の相手は俺がしてやるよ、白い新型君!」
相手に聞こるはずもない大きな独り言を呟いて、お返しとばかりにMMP-80マシンガンをぶっぱなした
「くっ、撃ってきたか!」
マシンガンを連射するザクに、しかし俺はひるまず、前進する
120mm砲弾は上空で炸裂するわけではないから早々当たるものでもない
俺は下部のハッチを開き、敵の上空を飛びながら地上のザクやマゼラアタック目掛け、文字通りの爆弾の雨を降らせた
レーザー誘導の爆弾が、地上の敵に空から容赦なく襲い掛かっていく
僚機とX字編隊を組んだままなので、僚機の降らせるものも含めれば、それなりの範囲に爆弾を落とせるはずだ
>>75 連邦のザク二機はラムザの射撃で完全に連携を崩していた
そこへ彼の狙いすました攻撃が来る、が
運良く、いや、ラムザにとっては運悪くというべきか
ラムザ自身が感じた嫌な予感によって狙いがブレ、弾は命中することがなかった
九死に一生を得た連邦兵は、しかし、激昂していた
敵に情けをかけられた、確実に仕留められる状況でそれをせず、別の方へ去った機体に対し、そんな思いを抱いたのだ
二機はラムザの機体を追い、ヤマトと相対するラムザの背後からヒート・ホークで斬りかかった
>>76 損傷したザクを駆るパイロットは、ある程度弾を撃つと、廃墟と化したまま放置されている建物の陰に機体を隠した
結果的にそれが良い方へ作用した
彼が動いたその直後から爆炎と煙で辺りが見えなくなるほど激しい爆撃が開始されたのだ
物を無理やり破壊する荒々しい音と振動をその身で感じながら、ザクのパイロットは反撃の機を窺った
死ね在日ゴミ
>>63 消耗戦力
レーダーに高出力ビームによる熱源反応。
モビルスーツか……?しかし、その光点も一瞬にして消える。
直後、友軍のザクから被害報告が届いた。
「!! ……ビーム兵器?」
連邦に宇宙艦以外そんなものを使える機種があっただろうか。ない。
可能性としては先の偵察によって肉眼で確認された5機のモビルスーツか……。
私はパイロットに詳細を確認するも通信が途絶えてしまった。もはやノイズしか聞こえてこない。
ミノフスキー粒子が濃くなってきているのだ。これでほとんどの通信機器やレーダーは精密なガラクタとなった。
かろうじて使用できるのは短距離(といってもこの戦域はカバーできる程度)の【レーザー通信】のみとなる。
人類が宇宙での生活を実現したこの時代に、私たちは航空機や戦車、歩兵が姿をさらして戦う中世までタイムスリップさせられるのだ。
私はカメラで外の様子を観察した。鹵獲された白塗りのザクUが曹長のヅダと交戦している。
「連邦にくだったか……その姿、視るに忍びない!」
お約束ジオニズム。すいません。言ってみたかっただけです。
残念ながらお目当ての機体はここからは確認できなかった。
しかし、友軍のザクUが被害に合ったのは間違いない。
私はガウの艦長に進言しようと席から振り向き――――
【進言を選択:判定の基準は50%ぐらい?】
【名前】アンナ・ライシェ
【所属】ジオン軍
【階級】曹長
【年齢】25
【性格】自信家
【容姿】ブロンドのショートボブ、左目に眼帯
【長所】MSの操縦技能
【短所】スピード狂な面が有り、ときたま暴走したりしなかったり
【備考】元々戦闘機乗りだったが、なんとなく受けた転科適応試験にあっさり受かり
MS乗りに転身、その後各部隊を転々とし、メッシュ隊に配属された
【機体】陸上運用試験型ヅダ
【武装】ヒートサーベル
ザクマシンガン
白兵戦用ピック付シールド
【備考】
陸戦用に開発がすすめられたヅダ
従来のヅダと比べて脚部が強化され、ホイールユニットも装着されている。
陸戦用の機体ではあるが、宇宙での運用も可能とぶっとんだ機体ではあるが
ザクに毛が生えた程度の機動力まで落ちる。
また、ヅダである以上、これもあの問題を抱えているといっても過言ではない
こんなあるあねーよな機体でも大丈夫ですかね?
宇宙(そら)←コレは…忘れていたんだ!!!(集中線)
「ふむ……アルエット・シャンテ伍長、どうしたというのかね?」
何かを言いたげに振り返った彼女に対して、ガウ攻撃空母の艦長は問いを投げかけた
彼女は先ほど見た光点、そしてザクのパイロットから聞いたことを彼に話した
艦長は数瞬の間、驚いたような表情を見せていたが
彼女の情報を疑わず、それを真実として判断を下した
「なるほど……よし、マゼラアタック4機とザク一機を向かわせよう、シャンテ伍長、彼らの誘導を頼む」
【通信判定:成功率50】
>>75 引き金を引いた直後、敵指揮官機が、こちらの射線へ飛び込み弾道を逸らしながら突進、機関銃を構えている。ほんの僅かではあるが引き金を引く気配がした
が、その直後、機関銃からマガジンが滑り落ちた
先のこちらのザク達への牽制の際に撃ち尽くしていたのだ
「ちょっとこっちに運が向いてきたって事か?」
とは言え状況は悪い。何故なら俺の攻撃を止められたのは布陣に隙がなかったから、そしてこちらの連携はお世辞にも良いとは言えないからだ
「ザク二機でならコイツを抑えておけるハズ、なら…!」
シールドを構え敵ザクの突進に合わせて左側のブーストを溜め右足で踏み込む
そして相手の右半分、とりわけ頭部をめがけてカチ上げると同時にブーストを開放する。機体を回転させながら敵指揮官機の脇をすり抜けると片膝を付いて制止した。
>>77 すると既に構えられた機関銃の銃身は航空部隊を狙うザクに向けて放たれた
「そんな破れかぶれの射撃じゃかすり傷一つつけられねぇよ!」
バランスを崩し、倒れながらこっちを狙うザクにそう吐き付けると
私はブースターの出力を上げ、ザクの射程外へ消えた。
「さぁて、次はどいつを狙うかな」
一機斬り伏せたのか気分がいい、この状況下で口元に笑みが浮かばせながら
私は次の獲物を品定めしていたその時であった。
「んっグゥ」
その心の隙をつくように放たれたビームが当たり、
その勢いでバランスを崩し、私は土煙を上げスピンしてしまった。
その隙を狙うように、敵の新型が背後から私を狙う。
「クッソ!」
運よく先ほどのビームがあたったのは、機体ではなく手に持っていたヒートサーベルのみ
動けない訳ではない。
コイツの機動性ならば辛うじてよけることは可能だ。
私は無理やり体勢を立て直し、なんとか動こうとした瞬間、新型の銃が火を噴く
しかし、当ったのは私ではなく、割り込んできた隊長のザクであった。
「人がいいですよ隊長」
まさか、庇われるなんて思っても見なかった。
まだそういう人間がいたのかとふとそんな考えが過ぎり私は頭を振った。
今はそんな暢気なことを言っている場合ではない。
前方には、ビームと爆撃が迫り、後方では新型と揉み合う隊長にザクが迫る。
「隊長!敵、航空機が爆撃を仕掛けてきます!」
そう叫びながら、私は大げさに土煙を上げて機体を急旋回させる。
と同時に折れたヒートサーベルを航空機に向かって投げつける。
当てるつもりはない、少しの牽制にでもなれば避ける時間が増えるかもしれないと思ったからだ。
「うらぁぁぁぁぁぁぁ」
新型は隊長に任せ、私はその背後に迫るザクに狙いをつける。
ザクマシンガンを構え、突撃するように乱れ打つ。
当るか当らないとか今はどうでもいい、とにかく隊長から注意を逸らさなくてはいけない。
>>81 ガウの艦長
>「なるほど……よし、マゼラアタック4機とザク一機を向かわせよう、シャンテ伍長、彼らの誘導を頼む」
判定基準は結構ゆるかったらしい。
艦長は私の進言を受け止め、すぐさま戦力を割くよう指示を出してくれた。
私はレーザー回線を開き近場にいるザクとマゼラアタックに協力を要請する。
00-49【通信失敗】
50-99【通信成功】
【判定結果は67】よって【通信成功】
送信は成功したようだ。
通信の内容は3点。
友軍のザクU一機とマゼラアタックによるビーム兵装を持った敵モビルスーツの索敵と牽制。
自分が確認した光点の位置情報。そして――具体的な対処内容。
もっとも、敵が同じ位置に留まっている可能性は極めて低い。
前衛の隊長たちの負担となるのは間違いないが……やってもらうしかないだろう。
>ザクU及びマゼラアタックへ
敵は強力なビーム兵器を所持しています
見つけても積極的な交戦は避け、飽く迄牽制に留めてください
>スザク・キリング少尉へ
【避難所に詳細連絡】
>>77 >>82 >>83 『人がいいですよ隊長』
アンナ曹長がそう言った事で彼女の無事を確認する、声の調子からすれば怪我も無さそうだ
その事実に内心、安堵の息を吐き正面の新型を捉え、マシンガンのトリガーを引く
が、それに応えたのは重厚な発射音ではなく、俺の不安を煽るような弾切れのアラートだった
「チィっ、ホントに運が向いてねぇな!!」
俺は今や用済みとなったマシンガンを破棄し、ヒートホークによる接近戦を試みようと――
「何だと!?」
――して、失敗した
攻撃を阻まれ、退くと思っていた新型が、逆にバーニアを吹かし突っ込んできたのだ
驚きに一瞬腕が止まる
その隙を見逃さず、新型はシールドバッシュを仕掛けてくる
メインカメラ損傷、白いのは視界外へ抜け、咄嗟に現在位置を掴み兼ねる
反射的にブーストをかけ、手近な廃墟の陰に隠れようとして
『隊長!敵、航空機が爆撃を仕掛けてきます!』
アンナ曹長のそんな警告を聞いた
所々が欠けた視界で、黒煙が昇る空を見上げると、確かに数機のフライマンタが今にも空爆をしようと待ち構えている
更に、後ろから鳴り響くロックアラート……白いのか、さっきのザクかは分からないが、これは万事休すか?
「……いや、悪いが……諦めが良い質じゃないんでねぇ!」
萎えかけた心を奮起させ、機体を駆る
愛機を反転させると、正面に現れたのは二機のザクだった
白いのは……居た、だが、射撃武器を持たない今の状況ではどうしようもない
そして、敵のザクはアンナ曹長の攻撃に怯み、こちらへの攻撃を中断している
「ッ、たぁぁぁあああぁああ!!」
俺はアンナ曹長が向かっていない方のザクのヒートホークを、マシンガンの砲身で逸らし、一か八か、マニピュレータでの直接攻撃を行なった
【名前】ラグト・ゼクセン
【所属】ジオン軍
【階級】伍長
【年齢】21歳
【性別】男
【性格】至って真面目。自己犠牲な一面もある。
【容姿】長いプラチナブロンドで目は赤。美青年。
【長所】どんな無茶を言われても『NO』とは言わず、それを解決する最大限の努力をする。
【短所】上記の理由で無理しすぎ、過労で倒れたりする。
【備考】一般兵。
【機体】MS-05B ザク1
【武装】120mmザクマシンガン(短銃身版)
280mmバズーカ
ヒートホーク
【備考】ザクマシンガンをカスタムしてある以外は変わらず。まだまだ貴重なザク2を支給される程、偉くないです。下士官の一番下だし。
「ん?」
ジャミングシステムは生きているのにレーダーに反応があった
「ふぅん、敵さんにも賢い人いるんだ」
射撃時の一瞬ジャミングシステムが停止する瞬間を発見されたのだ
「今やられたらマズいな…よし!」
ロングレンジビームライフルを地面に置いた
「久しぶりにやるか!」
そう叫ぶと腰からビームダガーを引き抜いた
[
>>87敵ですが宜しくですw]
【名前】ラッシュ・レイモンド
【所属】連邦軍
【階級】軍曹
【年齢】27
【性格】適当
【容姿】後ろで編んだ黒髪の黒人
【長所】いつでも明るい
【短所】大雑把
【備考】元は歩兵だったがMS適正があったのでMS科に編入した
【機体】陸戦型GM
【武装】100mmマシンガン ML 陸戦シールド ビームサーベル
【備考】ノーマルの陸戦事務
>>82 フライマンタを狙っていたザクのパイロットは、自機を掠める銃弾でこちらを狙うジムの存在に気が付いた
敵機はどうやら落ち着いてこちらを狙えていないようだが
それでも、自分が今死にかけたという事実が彼を硬直させる
「くっそ、冗談じゃねぇぞ!」
後方に退避しながら、彼はコックピットの中で叫ぶ
片腕を損傷した状態で敵のMSと相対して、勝てるとは思わない
今はただ、味方の支援が受けられるところまで下がらなければ
>>83 メッシュの機体しか眼に入っていなかった二機のザクは
その奥から来る見慣れない機体の攻撃にたじろいだ
幸い、敵機はがむしゃらにばら撒いていただけなのか、銃撃は当たらなかった
しかし、敵の機体はそのまま突っ込んでくる
迎撃の為、片方のザクがヅダの前に立ち塞がり、ヒートホークを構えたまま、そのモノアイでヅダを睨んだ
>>84-85 >>88 ガウから連絡を受けたザクのパイロットは同じく指令を受けた4両のマゼラアタックと共に、指定ポイント付近の探索を行なっていた
そして、1両のマゼラアタックを駆っていた兵士が少し離れた場所に白いMSを発見する
彼はすかさず、ガウに対し短距離通信回線を開いた
「あ〜、目標発見! と思われる、地点はB-22! これより接触を図る」
その一言がトリガーとなり、4両のマゼラアタックが同時に砲撃を開始した
だがしかし、ザクはその敵機を捉えきれてはいなかった
>>86 ヅダに向かわなかった方のザクは、メッシュに再び切りかかろうとしていた
しかし、その手にしたヒートホークをメッシュのマシンガンで弾かれる
「っ!?」
反応が遅れ、ザクは大きく仰け反りその胸部をメッシュの眼前に晒すことになる
流石に、コクピットを無防備にし続けるのはマズイ
そう思った連邦兵は咄嗟にザクの右手でコクピットを庇う
結果、メッシュの攻撃を防ぐことに成功した
だが、その拳がザクの関節部を的確に捉えたため、右腕が使い物にならなくなる
「……クソがァ!!」
プライドを傷つけられ、機体に傷を負わされた連邦兵は
苛立ちをぶつけるように至近距離でマシンガンを放った
【
>>89 参加了解です】
【今後のことを確認しますので、
>>90の避難所の方へお越し下さい】
>>91 「敵が密集している!あそこを叩くぞ!」
地上からの複数の砲声に視線を向ければ、そこには何らかの標的目掛け、砲列を並べるマゼラアタック数機とザクの姿があった
あの有力な敵集団を叩ければ、大きな戦果になる
「続け!」
後方の僚機編隊を促し、地上の目標を捕捉!
マゼラとザク目掛けて爆撃を行う!
在 日 諜 報 部 隊
>>91 マゼラアタック
地上部隊からの返信が届いた。
届いたが――音声が再生されない。受信を確認したのみだ。
「……?」
計器に異常は見られない。
他の部隊からの短距離レーザー通信は今も正常に受信されている。
だとすれば、原因はあちら側にあるのだろう。益々以て不可解な敵だ。
現場に向かったザクとマゼラアタック達は大丈夫なのだろうか……?
しかし、彼らに抑えてもらわなくてはこの空母も危ない。
相手はそれだけの火力を有しているのだから。
旋回したガウから地上の様子を垣間見る。
メッシュ機とアンナ機が知らない機体と対峙していた。
連邦のモビルスーツだ。噂は本当だったらしい。
【ジャミングによって詳細受け取れず】【ガウから地上を観察】
放った銃弾は掠りもしなかったが、敵の注意を引き付けることには成功したようだ。
敵機のザクは私の目の前に立ちはだかり、その手にはヒートホークが握られている。
ヒートサーベルが無事ならば間合いの差でこちらが有利に動けるが今はそれがない。
幸いにも私の乗るヅダにはもう一つ格闘用の武器がある。
「こいつならどうだ」
シールドについている二本のピックを突出させ、接近戦に備える。
お互いの得物の範囲は同程度と見ていいだろう。おそらく勝負は一瞬、些細な迷いは死に直結する。
「おッ…ちろー!!!」
私は更に速度を上げ、ピックを構えたままザクに向かっていった
>>93 新型に対し砲撃を行なっていたマゼラアタックとザクをいきなり轟音と爆炎が包み込んだ
「ぐあっ……!何だ!?」
「爆撃だ!ぐっ、航空隊は何をしている!?」
フライマンタ隊が投下した爆弾の一つは一両のマゼラアタックの付近に着弾し、その砲塔を使い物にならなくする
だが、完全な破壊には至らなかった
そして、爆撃を終え、一時離脱をするフライマンタ隊の後を5機のドップが追っている
>>95 マゼラアタックに乗る若き兵士は思わず唇を噛んだ
どうやら、こちらの通信はガウには届いていないようだ、ガウからの確認が帰ってこない
ということは、彼らはこちらが敵を発見したか否か、それすらわかっていないことになる
要するに、増援は期待できない
「くそ、くそっ、答えろよ!! こちらマゼラアタック、目標発見って言ってるだろう!?」
【通信判定:30%の確率でジャミングの隙を突いて通信が通ります】
>>96 ヅダが突進に合わせ、ザクがヒートホークを振り下ろす
だが、ザクのパイロットはヅダの加速能力を侮っていた
「ッ――――」
ザクが得物をヅダに叩きつける数テンポ前に、ヅダの構えたシールドが、ザクのコクピットを穿っていた
コクピットをピンポイントで潰されたザクはリング上でKOされた人間のように膝から崩れ落ちる
その機体は爆散することはなく、ザクを見下ろすように立つヅダの足元で砲火と月光に照らされていた
在
日
工
作
舞
台
が
発
狂
舞台?部隊だろw
在
日
特
殊
工
作
員
が
躍
起
w
101 :
名無しになりきれ:2012/02/23(木) 16:21:32.87 O
↑こいつつまらんwww
ゲ
ハ
在
日
8
強
中
>>91 敵方のザクに攻撃命中は成らずも損傷の為か後退していく
「…これでいい、けど!」
>>97 しかし一方で新型の攻撃により敢えなくも斃れる友軍のザク――――
……敵エース級二機、専属のザク一機、そしてそのすぐ後ろにほぼ無傷のマゼラアタックの部隊…
こちらは自機と被弾したザク一機、無傷とは言わないが戦える戦車部隊…
(…当てにしていた航空支援も後方からの援護も無い今、このまま向かい合うのは危険なのは俺でも判るな…俺の事は前線の奴等は知らないけど、言わないよりはマシか)スピーカーを開く
「戦車隊聞こえるか!?後退しつつ味方MSを狙う指揮官機を狙ってくれ!俺は一時注意を引く!」
言うが早いか小銃を構えマガジン内の全弾を横凪ぎにバラまいて敵MS部隊を狙う
>>97 「糞、ほとんど当たらない!」
空爆する機体の数が少ないため、思ったよりもずっと敵に損害を与えられなかった事に、俺は悪態をついた
「ならもう一度だ!」
俺は機体を翻し、再び地上のザクやマゼラを攻撃せんとする
鹵獲したザクも新型も練度不足であてにできない上に、61式戦車では敵のモビルスーツを撃破する事が難しい以上、我々以外に勝負を決める事ができる者はいない
徹底的にやらなければ…
【マゼラ&ザクへ再攻撃、功を焦り、ドップに注意がいっていない】
>>97 マゼラアタック
「あれ?」
ほどなくして再びレーザー通信の受信を確認。
私はイヤホンに耳をすませ……
【00-29】聞こえる
【30-99】聞こえない
>>91 「へへっ、賭けは上手くいったみたいだな」
マニピュレータで殴る、この原始的とも言える攻撃はどうやら功を奏したようだ
狙い通りコクピットを潰すことは出来なかったが、敵のザクの右腕から火花が散っている
ある程度の損傷を与えたと考えていいだろう
「って、ッ――!」
油断していた! まさかこれほどの至近距離でマシンガンを撃ってくるとは――!
連射される弾丸が未だに伸びきったままの左腕を肩から根こそぎ奪っていく
そして、一瞬の間、宙空を漂った左腕が爆発し、その爆風に煽られ、機体がバランスを崩す
「……マズイな」
俺のザクは仰向けに倒れ、連邦のザクに見下ろされていた
>>105の続き
【聞こえない】
――何も聞こえてこなかった。
ただ砂嵐のようなノイズだけが自分の鼓膜を震わせるばかりだ。
それにしても妙だ。
索敵を要請した友軍から何の返事も受け取れないこの状況。
ミノフスキー粒子散布下において唯一有効なレーザー通信の不調。
これらの情報から導かれる可能性としては……
「ジャミング……?」
敵はおそらく光学的な手段によってレーザー通信を妨害する兵装を備えているのかもしれない。
その推測に対する裏づけとしてどうだろう。
マゼラアタックに同行させたザクUから索敵結果の応答が「ない」。
撃墜された?否。シグナルは健在だ。
「いる」のだ。彼らの……すぐそばに。
>ザクU
ガウより入電。聞こえますか?
敵モビルスーツは光学的迷彩手段により付近に潜伏している可能性があります。
マゼラ隊の誘導に従って応戦してください。
自分にできるのはこれぐらいだ。
通信判定
00-49 【成功】
50-99 【失敗】
激突の衝撃でコックピットはいやおう無く揺れた。
激しく揺れ動く視界の中、攻撃の成否や自分の安否を認識する余裕は無かった。
揺れが収まり、先ほど食べた食事が戻りそうな感覚を感じたとき
初めて敵機の沈黙と自身の無事を把握することが出来た。
「こいつは使わせていただくぞ」
崩れ落ちるザクの手に握られていたヒートホークを奪い取る。
とすぐさま隊長に向かっていったザクに狙いをつける。
出来るなら先ほどと同じように機動力を生かして接近戦に持ち込みたいのだが
先ほどの衝突の際に安全装置が作動してしまい、ブースターはうんともすんともしない。
そんな中、敵の攻撃を受け、隊長のザクが倒れてしまった。
「隊長ぉぉぉぉ!!!」
私はシールドを構え、新型の銃撃をなんとか凌ぎながら隊長を狙うザクの背後に接近する。
「うぉぉぉぉぉぉ!」
私は無我夢中でヒートホークを振り下ろした。
「ちっ マゼラアタックか…」
ジャミングは光学的にカメラなどに映らなくなるわけで目視されれば流石に見えてしまう
「ザクはほっといてマゼラさんを落とすかな!」
マゼラアタックに向けてビームダガーで突いた
>>103 戦車隊の足止めを行なっていたメッシュ隊のパイロットは、白い機体が自機に向かっていることを認め、舌打ちをした
「こっちに来たか」
あの機体が先ほど、自分の隊長であるメッシュ・ラムザと互角の――もしかしたらそれ以上かもしれない――戦いを繰り広げていたのは確認している
その様な相手に勝てる気はしない、彼がそう思った瞬間
「ぐぅっ!?」
ヤマトが放った弾丸がコックピットを捉え、彼の身体は自機の爆発に呑まれ、消えていた
――――
一方、突然現れた白い機体から指示を受けた戦車隊は困惑していた
だが、その指示をした機体が、今までこちらを足止めしていたザクを葬ったのも事実
一瞬の迷いの後、戦車隊の隊長はヤマトの指示に従うことを決定した
「こちら戦車隊、了解した、これより全隊攻撃をあの二機に集中しよう」
言うが早いか、10両以上の戦車が一斉にメッシュとアンナに砲撃を開始した
>>104 再度爆撃体勢に入るフライマンタに、追っていたドップが狙いをつける
どうやら、こちらには気づいていないようだ
「よぉし、あんまり動くんじゃねぇぞ」
ニヤリと微笑み、彼は4機の僚機と共に30mmバルカン砲の斉射を行なった
>>105 >>107 本当に、マゼラアタックからの通信がガウに届いていないようだ
砲撃を続けながら思わず舌打ちをしてしまう
機器の不調か、それとも、何らかの外因か
だが、彼にそんなことを考えている余裕はなかった
「通信が届かないなら、俺らでやってやりゃいいんだろうが!!」
そう叫ぶと、損傷した一両のマゼラアタックを残し、前進する
そして、敵を捉えきれていないザクも、それに従った
そんな中損傷したマゼラアタックは、ガウに情報を送信するため、転進、ジムスナイパーのジャミング範囲から逃れようとしている
>>106 >>108 「ハッ、終わりだな、隊長機!」
こちらを見上げるように倒れたメッシュのザクに左手で構えたマシンガンを突きつけながら連邦兵が笑った
そして、引き金を引こうという時、後方からロックオンされたことを示すアラートが鳴る
咄嗟にバーニアを吹かし、左方向に飛ぶ
だが、アンナの振るったヒート・ホークがザクの頭部を捉え、溶断した
「次から次へと……!」
メインカメラが壊れたことで不明瞭になった視界の中、アンナのヅダを視認し、連邦兵は叫び、再び腰だめにマシンガンを構える
しかし、その銃口から弾丸が出ることはなかった、弾薬が切れていたのである
>>109 「回避行動……うわっ!!」
スザクのビームダガーが一両のマゼラアタックの後部を捉え、その車内で悲鳴が上がる
何とか爆散は免れたが、このマゼラアタックは固定砲台以外の役割を果たせないようになってしまった
急に黒煙を上げ始めたマゼラアタックを見て、ザクのパイロットは驚愕し、恐怖する
その恐怖が、彼の指にある指令を与える、敵を撃て、と
彼は闇雲に手にしたザク・マシンガンを撃った
狙いも、相手のいる場所の推測もせず、ただただ、周囲に弾丸を散蒔いたのだ
>>108 隊長と思われるザクを援護すべく新型がこちらの射線に潜りつつ味方のザクに切りかかる。
しかし、最初の雷光の如き速度ではない。
ブースターからは火が見えない所を見ると先刻の白兵戦での衝突に依る異常だろう
>>110 こちらの掃射に巻き込まれ爆散する敵方のザク
「ごめんな。こんな状況じゃなりふり構えない!」
空のマガジンが滑り落ちる。敵の新型に銃口を向けたまま予備のマガジンを装填する
今一度、通信を開き生き残ったザクへ提案を投げかける
「一度落ち着ける所まで後退しよう!…お互いの命と交換で偵察なんて割りに合わないだろ?」
向こうの新型もこれ以上刺激しなければ深追いはしないハズ――――
【味方ザクとアンナのヅダの様子を伺いつつ後退の準備】
112 :
名無しになりきれ:2012/02/28(火) 00:26:53.72 0
一先ず保守
>>108 >>110 >>111 俺のザクのコックピットを正確に捉えていたザクマシンガン
だが、その銃口から放たれる弾丸が俺の身体を引き裂く事はなかった
敵のザクはこちらを狙うのをやめ、俺から見て右の方へと少し移動する
そのザクと俺の間に割り込む機体があった、ヅダ――アンナ曹長だ
「すまないな、アンナ曹長……助かった」
急いで機体を起こしながらアンナ曹長に礼を言う
自機の状況は……最悪だと言えるだろう
だが、そんなことは気にしてはいられまい
そのまま周囲の状況を確認する
――ここは一度退いて、体勢を立て直すべきか
そう考え、アンナ曹長と、もう一人の隊員に指示を出そうとしたとき
視界の端でその小隊員のザクが新型の攻撃を食らい爆散するのを見た
「ッ――」
解っている、これは戦争で、俺も何人も殺している
俺は冷静に、とても冷静にアンナ曹長への通信回線を開いた
「曹長、三番機がやられた――口惜しいが、退くぞ」
俺は小隊長だ、軍の勝利もそうだが、隊員を一人でも生かす選択をしなければならない
地上への再攻撃の姿勢をとる俺
よし、食らえ!
そう思い爆弾を投下しようとした、その時、銃声と、窓ガラスの割れる音が響いた
何が起こった!?
視線をめぐらせようとするが、体が…体が動かない
く…くそ…対空警戒が…お…おろそかに…
駄目だ…寒い…たいおんが…
ぁ…ああ…
≪ダンの機体はコックピットに機銃とエンジン周りに機銃を受け、エンジンが爆発、煙をあげながら、墜落、パイロットは戦死した≫
【予定通り戦死致しました、皆さん短い間でしたが色々ありがとうございます】
「また味方が落ちた…」
1対多数だと援護にもいけない
「悔しいな味方が死ぬのを黙って見ていないといけないのは…」
落ちた機体がダン機だと分かったの作戦終了後だった…
残り35レス
「クソッ仕留め損ねた」
メインカメラを潰されながらも逃げるザクを恨めしそうに睨みながら
そのザクからの攻撃に身構えた。
しかし、銃弾は発射されることはなかった。
「これで貸し借り無しですよ隊長」
隊長にそう返し、私は先ほど仕留め損ねたザクを睨みつける。
相手は弾切れだ。今度こそ仕留める。
そう思った瞬間、三番機が新型の攻撃で爆散する。
「…あの新型!!!」
私は自身の内から込み上げる感情に従い、ザクから新型へ狙いを変える
だが、そこから仕掛けることは出来なかった。
「……了解」
隊長からの撤退命令が出た。
ここで引き下がるのは口惜しかったが、状況が状況だ。
三番機が抑えていた戦車隊の砲撃がこちらに向かってくる中
翼をもがれた私と手負いの隊長の二機であの新型と戦うのは酷だ。
「次は必ず墜としてやる」
新型を睨みながらそう呟くとすぐさま視線を戦車隊に移す。
「そんなモンでやられると思うなよ」
私は戦車隊に対して威嚇射撃を行ないつつ命令どおり撤退を始めた
>>110 一進一退の攻防は続く。
味方のザクUが一機撃墜され、マゼラアタック隊の損耗も激しい。
幸いこちらが指令を出したザクのシグナルはまだ健在だ。
相手の正体が未だ掴めていないのは不安だけど、これ以上場に留まらせるのはまずいような気もする。
かといって、マークを外せば敵はまたビーム兵器で狙撃を再開するだろう。
>>ザクU(B)へ
ザクU、聞こえますか?
敵はその近くに何らかの手段で潜んでいるようです。
あなたも自機の位置を隠しながら応戦を続けてください。
(地上部隊のザクならある程度は配備されているか?)
スモークグレネードはありますか?何でもいいです、目くらましを!
「敵が引く…」
敵が撤退していくの確認した
「その前に…よいしょ」
足下に居る動けないマゼラアタックに向かってビームダガーで突いた
120 :
スザク ◆EbOvTO7hH2 :2012/03/04(日) 19:28:39.67 0
「ん?」
敵のザクがマシンガンを乱射してきた
「どこ見てんだ…よ!」
よけて撃ってきたザクに向かってビームダガーを振った
>>117 敵新型は隊長機の前に立ち、弾幕を張りつつ後退していく
新型の砲弾の一部は戦車隊の付近に着弾し砂煙を上げ
また或いは戦車隊のすれすれを通っていた事を風切り音が伝える
俺は敵の銃撃の中、盾を構えてやり過ごしつつも戦車長から状況の確認を試みる
>>110 「…ところで、指揮官はアンタ…じゃない貴方で?」
破損したザクの離脱を手伝うべく、敵新型の足元に銃弾を数発撃ち込んで砂煙を狙う。尚も通信を続け
「…他に味方は居るんですか?それとも偵察を強行すべきですか?」
【友軍に指示を仰ぐ】
>>111 >>113 >>117 「ハァ?」
僚機……と思われる白い機体からいきなりの撤退命令が下る
ザけんな、俺はまだヤレる!
撤退を提案してきた機体にそう言い返し、前方を見る
すると、先程までこちらを攻撃していた二機の敵MSもそれぞれ撤退を開始していた
彼とて馬鹿ではない、損傷した機体で単騎敵陣に突っ込む気など毛頭ないのだ
「チッ……了解、こちらザク二番機、後退を開始する」
結果、彼は僚機の指示に従い、その場を戦車隊に任せ後退を始めた
>>114 機銃を浴びた戦闘のフライマンタが黒煙をあげ減速、墜落していく
「ッシャア! 敵一機の撃墜を確認!」
ドップのパイロットは自らの戦果に歓声を上げつつ、機首を上げ、高度を取る
「ドップ全機、これより地上部隊の援護に回るぞ!」
墜ちていくダンの機体をその場に残し、5機のドップは地上部隊の攻防が激しい区域へと移動を開始した
>>118 >>120 ガウからの指示を聞き、ザクのパイロットは我に返る
「す、スモークグレネード!? い、いや……携行はしていない」
だが、オペレーターは目くらましをしろと言った、なら
「こ、この野郎ぉ!!」
ザクのパイロットは自機が持つマシンガンの銃口を下に向け、引き金を引く
マシンガンの弾が地面を抉り、大きな土煙をたてる
これなら、イケるはずだ
自機スレスレを抜けていった敵機の攻撃に気づかず、ザクのパイロットは安堵していた
>>117 >>121 「ん? あ、あぁ、前線の指揮は私が執る事になっているが……それより、貴官はどこの所属だ……ヒィッ!!」
戦車隊の隊長は名も知れぬ友軍の交信に不満げな表情を見せた
だが、アンナのヅダが彼の搭乗するすぐ近くの戦車を破壊したことで、その表情は吹き飛ぶことになった
急に弱気となった戦車隊長は、ヤマトの問いに対し
彼に所属を問うた時よりも幾分か情けない声で答える
「わ、我々はエルラン中将、ジュダック中佐の指示で偵察を行なっておるのだ! 彼らの指令無しに退けるかァ!」
>>117 >>118 >>121 >>122 アンナ曹長が弾幕を張ってくれているお蔭で割とスムーズな退却が出来ている
見れば、敵のザクと白い新型も退いていくようだ
こちらを追うのは今の所、戦車だけとなる
アンナ曹長一人に任せても何の問題もないだろう――あの二機が引き返してこない限り
今のうちに本部へ連絡でもとっておいた方がいいだろう
俺はそう思い、ガウへの通信を開く
「ガウ、アル伍長! 聞こえるか? 俺だ、メッシュ・ラムザ少尉だ
敵の攻撃でやられた、アンナ曹長と共に一時後退する」
ふと見ると、右側後方に半壊したドーム状の建造物が見える
あそこでしばらく身を隠すか……?
機体を退かせつつ、通信回線を切り替え、アンナ曹長に話しかける
「アンナ曹長、右後方のドームが見えるか? 一度あそこで弾を凌ぐぞ!」
>122
「ちっ見えねぇ」
砂煙のせいで何も見えない
「一回下がって味方と合流するか…」
ロングレンジビームライフルを拾い味方が居ると思われる地点に移動を開始する
>>122 目くらましが功を奏したか、別働隊のザクUは無事のようだ。
しかし、自らの視界も塞いでしまったためその間に敵機に逃げられている可能性もある。
「ガウよりザクUへ、先ほど長距離のビーム光を確認しました。
敵は狙撃機の可能性があります。そのまま――」
そこへ隊長からの通信が入る。
>>123 >「ガウ、アル伍長! 聞こえるか? 俺だ、メッシュ・ラムザ少尉だ
>敵の攻撃でやられた、アンナ曹長と共に一時後退する」
「りょ、了解!」
……一時後退?声からして元気そうだが被弾したのだろうか?
しかし、まずいことになった。再びにらみ合いになればまた狙い撃ちにされる危険性がある。
かといって
「――通信を続けます。あなたの僚機は現在後退中です。
深追いせず、友軍と合流してください」
かといって、得体の知れない新型相手に味方を孤立させるわけにもいかない。
私の一存で決めるには……少し荷が重過ぎる。
今は隊長とライシェ曹長を信じよう。
>>123>>125 敵MSの姿が暗闇に紛れていく、銃撃による火花で僅かに新型が確認出来るだけだ
砲撃が落ち着いた頃を見計らい通信を開く
「俺はヤマト・フランツ軍曹。オーガスタ研究所、モルモット隊のテストパイロット…って言っても予備だけど。整備兵をやってた。
新型の開発を急ぎたいって話で今回の援護で回されてきたんだ」
周囲を警戒…特に音に集中する
確かに後ろから新型を狙撃した味方がいるハズだが、それきり音沙汰がない
代わりに暗闇からはキャタピラの金属音とMSの足音が聞こえてくる
「戦車長、味方の戦車隊は今ここで健在の奴等だけですか?」
ジムの足を止めて振り返ると僅かだが、赤い光の球が尾を引いている
鹵獲されたザクの配備数は知っている、それに後退した奴は頭部はない
――間違いない。敵のザクだ――マシンガンを構え、モノアイに照準を合わせる
「…周囲にはマゼラアタックも展開されていると思われます。援護砲撃と照明弾をモノアイへお願いします!」
トリガーが引かれ複数の薬莢が弧を描きながら宙を舞い炸薬により白い機体が照らされる
,━━━ヽ
┃ ┃
┃ ― ― ┃
[| ´ ∪ ` |] 楽しそうだね
| ー |
\__o__/
/~ ∨ `ヽ
砂塵を巻き上げ、何機か戦車を墜とせてはいるが、
それでも退却のための僅かな時間稼ぎしかならない。
「しつこい奴だな」
新型の射撃により砂塵が舞い上がり、視界を覆われる。
味方機が撤退したのを機にコッチに攻め込むつもりなのか?
ともかく、これ以上ここで粘っても得をしないのは確かだ。
「了解、目標地点まで撤退する」
私は新型があげた砂塵に紛れ、隊長の後を追ってドームの中に身を隠した。
「…ハァ〜」
ドーム内に逃げ込んだ瞬間、腹の中に溜め込んでいた何かを吐き出すように深く息をついた
ここまで苦戦するとは毛頭考えていなかった。
いつもはもっと圧倒していた気がしていたのに、何で今回に限ってこうなってしまうのだろう。
何者かの狙撃でいつもの得物を破壊されたからか?
いやそれ以上にブースターが止まったのが致命的だった気がする。
「んな訳ねぇだろ、慢心してたからじゃないか」
反省するように呟き、隊長に通信する
「隊長、機体のほうは大丈夫で?私は一応動きますが、
さっき戦闘でブースターがイカれたみたいだ。弾薬の残も怪しい」
とりあえず、隊長の様子を伺いつつ、自分の状態を報告する。
,━━━ヽ
┃ ┃
┃ ― ― ┃
[| ´ ∪ ` |] 架空の世界でこれほどまでの長文レス
| ー |
\__o__/
/~ ∨ `ヽ
「味方はどこだ?」
砂煙がだんだん薄くなり味方を発見する
「およ?新型かな?」
見たこと無い機体だったので戸惑ったが敵を発見するとすぐに戦闘体制になった
「狙撃体制よし」
呟くと通信回線を開いた。
「新型!応答しろ!今から狙撃する!射線に入るなよ」
狙いを定めて発射した
>>124 >>125 >>126 >>130 「りょ、了解!」
味方の後退と、その味方機への合流を命じられたザクのパイロットは、命令通り、後退しようとする
……が、機体の向きを変えた直後、ザクの僅か左を眩い閃光が通り過ぎた
通信にあった、敵新型のビーム狙撃、それが彼の真横を駆け抜けたのだ
彼は声も上げず、恐怖に怯え、全速力を以って撤退を開始した
その先にもう一機の連邦の新型がいるとも知らずに
>>126 敵の2機が姿を隠し、戦車隊を率いる男は僅かに息を吐く
と、そこに白い機体からの通信が入る
「あぁ、そ、そうだ」
オーガスタから来たという男の問いに対し、彼は咄嗟にそう答えた
といっても、それは嘘ではない、しかし、戦場の空気が彼の言葉を詰まらせていた
それも仕方のないことだ、いつまで経っても戦場に渦巻く死に慣れる事はない
だが、一息を吐く間もなく、援護要請が入る
「う、うむ、了解した」
言われたとおりに彼は撃った、そして撃たせた
何かから逃げるように、こちらへ急速に迫るザクを、である
そのザクは白い機体と、こちらの砲撃に怯んだように一瞬、足を止めた
その隙を新型は見逃さない
ヤマトが放った弾丸が、ザクの装甲板に次々と穴を開け、ザクは爆散した
テスト
>>128 ドームの中に逃げ込み、アンナ曹長が無事続いてくれた事を確認し、ようやく自分が汗に塗れている事に気が付いた
きっとこの汗は密閉されたコックピット内部の熱気のためだけによるものではないだろう
意識すると中々不快なものではあったが、どうしようもない
と、そこにアンナ曹長から通信が入る
『隊長、機体のほうは大丈夫で?私は一応動きますが、
さっき戦闘でブースターがイカれたみたいだ。弾薬の残も怪しい』
俺は機体の状況を確認した
メインカメラが損傷し、視界不良
左腕は吹き飛び、マシンガンも喪失している
右腕部のマニピュレータは敵機へのパンチのせいか精密動作不可になっており、ヒートホークも握れるか怪しい
足回りの故障こそないが、改めて見ると爆散しなかったことが不思議に思えるほどの被害だ
「動くのは問題なさそうだが、戦闘は無理、だろうな、全く、不甲斐ない」
ははは、と俺の口から乾いた笑いが漏れる
だが、機体が万全ではないのは敵さんも同じだろう
このまま退いてくれればいいのだが……
>>131 こちらの火砲が届くか届かないかの刹那だった
>>130 >「新型!応答しろ!今から狙撃する!射線に入るなよ」
ザクの僅か右側から何かが閃き、俺の相棒のシールドを貫いていた
シールドは着弾の衝撃によりジムの手から外れ歪みながら吹き飛び
かすっただけの左肩のアーマーは溶け始めている
――敵の狙撃手!?あのザクは新型だったのか――
戦車隊の放った照明弾が辺りを照らす
ほんの一瞬だが深緑の塗装に長大なライフルを構える姿が見えたがその姿は周囲の景色に溶け込んでゆく
が、俺の目は誤魔化せない。照明弾によりMSの影とジオンの象徴とも言えるモノアイ(注ビームライフルのスコープレンズ)がハッキリと見えている
ザクの爆発を合図にブーストを吹かす
頭部のバルカンをモノアイ目掛けて撃ちながら爆炎に向かい突撃
範囲スレスレを抜けつつ右方向へ切り替えしつつ、さらにマシンガンを撃ちながら機体を敵影に向けてさらに加速
背部の筒――ビームサーベルを左手で抜き放ち、モノアイ目掛けて降りかぶる
「…あっ」
俺が放ったビームは一直線に 敵…では無く味方に着弾してしまった
それどころか味方が攻撃を仕掛けようとしているではないか
「…!?」
間一髪機体には当たらなかったがロングレンジビームライフルは炎の中に吸い込まれていく
「!応答しろ!俺は味方だ!」
通信回線を開き返事を求める
復旧あげ
「もっと自信持ってくださいよ隊長、隊長が本当に不甲斐ないんだったら
お互いもうとっくに死んでますよ」
自虐気味に笑う隊長に私は自分なりにフォローをいれ、ドームの外の様子を探る。
戦闘はまだ続いているようだが、近くではないようだ。
皮肉にも友軍が囮なったお陰でどうにかなったと考えるべきか
「隊長、ガウからの指示は無いんで?まさか一晩ここで過ごせって訳じゃないだろ」
今のウチの小隊の戦力はほとんど無いに等しい
敵は近くなくともこのドームの存在に気づかれたら最後だ。
出来ればもう暫く様子を見てから回収ポイントまで逃げれたらいいが
私はそんなことを考えながら、外の様子を写すモニターを眺めていた。
>>135 >「!応答しろ!俺は味方だ!」
命中はしたが手応えは薄い
見ればモノアイ(注ビームライフル)を潰されただけの筈…だが抵抗の素振りも見えない
と言っても機体は見えないのだが
ビームサーベルを振り抜きつつ『影』の周囲を旋回しつつ滑り込み
影の主と思わしき景色に対し切っ先を向けてスピーカーを開く
「お前の存在は味方からは聞いてない。大人しくマゼラ隊共々降伏するんだ
この周囲は既に包囲している」
この『ゴースト』に近づく際に置き去りにしたマゼラアタック隊にマシンガンを向けて投降を呼びかける
>お前の存在は味方からは聞いていない
「いや俺もお前知らねぇよ…ったくロングレンジビームライフルどないすんねん。もう使えんやん」
と、合っているのか間違いなのか分からない関西弁で言った所でもうビームライフルは無い
「とにかく、俺は味方だ砂煙が晴れて敵だったら撃て」
そう宣言するとエンジンを切った
「これで動けねぇ。敵だったら撃て」
無効レス(戦闘に関係なし)
25(今レス含め)
GMさぁ〜ん返事してぇ〜
保守
保守
144 :
スザク ◆xmgQic7EFE :
渾身の上げ